JP2007256372A - 光ファイバ接続部品 - Google Patents

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Wataru Sakurai
渉 桜井
Mitsuaki Tamura
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Abstract

【課題】 部品点数を減少させて製造コストを低減させるとともに、厚さを小さくして、省スペース化を図ることができる光ファイバ接続部品を得る。
【解決手段】 光ファイバ接続部品10の光ファイバ接続部品本体12に挿入されている光ファイバ11が、本体12内への挿入方向に対して直角の出力軸11aを有する。このため、従来のようにミラーやレンズを用いることなく、また、面倒な加工を行うことなく、光ファイバ11を基板20上の光電変換モジュール21に接続することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は光ファイバ接続部品に係り、例えば、光ファイバを基板上の光電変換モジュールに接続することができる光ファイバ接続部品に関するものである。
ブロードバンドの発展に伴い、ネットワークノード上のルーター、さらには情報家電にも高速化・大容量化の要求が増加している。これに対し、電気伝送の入出力部分でE/O変換を行い、光ファイバの広帯域性を生かして高速・大容量伝送を行う光インターコネクションの導入が考えられている。
しかし、通常、図10に示すように、光モジュール100では、光電変換素子101の受発光面101aが基板102と平行になるように実装されるため、発光素子101bからの光を光ファイバ103に結合する場合、若しくは、光ファイバ103の端面103aから出た光を受光素子101bへ結合する場合には、光をミラー104で曲げる必要があった。また、光ファイバ端103aと受発光面101aとが離れているため、間にレンズ105を入れて集光する必要もあった。このため、部品点数が多く、それらを実装する手間がかかるとともに、光モジュール100の厚さHが大きくなるという問題があった。さらには、各光ファイバ103の端面103a位置がそろっていないため、結合のチャンネル間でばらつきが大きいという不都合もあった。
そこで、厚さを小さくすることができる、面型光素子と平面光導波路と半導体装置とを実装する光モジュールが提案されている(例えば特許文献1参照)。
図11に示すように、特許文献1に記載の光モジュール110では、基板111上にVCSEL(vertical cavitysurface-emitting laser)実装用パッド112、LSI実装用パッドおよび光導波路113を形成する。光導波路113の一端は45度に傾斜して切断し、45度傾斜ミラー114とする。VCSEL115は発光部116を下に向け、光導波路上面を基準面として光導波路上面に当接させて実装する。発光部116が突起状になっている場合には、VCSEL115と光導波路113との間にスペーサ117を設ける。従って、VCSEL115から出射したレーザ光は、光導波路113の上面より入射し、ミラー114で反射して導波路コアに入射することになる。
特開2003−215371号公報
ところで、前述した特許文献1に記載の光モジュール110では、光導波路113の先端をミラー114とし、レンズ105を設けていないので、部品点数を減少させて実装も容易にすることができるとともに光モジュール110の厚さを小さくすることができた。また、光導波路113と接するように発光部116を設けているため、チャンネル間のばらつきも小さくすることができた。
しかしながら、特許文献1に記載の光モジュール110では、光導波路113の先端を45度に鏡面加工するとともに、切断面に金属を蒸着させて反射率を向上させているため、加工に高精度を要するとともに手間を要し、製造コストが高くなるという不都合があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易に部品点数を減少させて製造コストを低減させるとともに、厚さを小さくして、チャンネル間の特性のばらつきを小さくすることができる光ファイバ接続部品を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかる光ファイバ接続部品の第1の特徴は、光ファイバを基板上に接続する光ファイバ接続部品であって、前記光ファイバが、光ファイバ接続部品本体への挿入方向とほぼ直角な出力軸を有することにある。
このように構成された光ファイバ接続部品においては、光ファイバ接続部品本体に挿入されている光ファイバが、光ファイバ接続部品本体への挿入方向に対して直角の出力軸を有する。このため、ミラーやレンズを用いることなく、また、面倒な加工を行うことなく、光ファイバを基板上の光電変換モジュールに接続することができる。これに伴い、ミラーやレンズを用いる場合に比較して、容易に低コスト化および省スペース化を図ることができることになる。
また、本発明にかかる光ファイバ接続部品の第2の特徴は、上記本発明の第1の特徴において、前記光ファイバの出力軸部を形成する光ファイバ挿通孔と、前記光ファイバ接続部品本体への挿入部に前記光ファイバを固定する固定手段とを備えていることにある。
このように構成された光ファイバ接続部品においては、光ファイバは出力軸部及び光ファイバ接続部品本体への挿入部が、光ファイバ挿通孔及び固定手段によってそれぞれ係止されることで、屈曲した状態に維持される。
また、本発明にかかる光ファイバ接続部品の第3の特徴は、上記本発明の第2の特徴において、前記挿入部と前記出力軸部の間に樹脂からなる保護部を有していることにある。
このように構成された光ファイバ接続部品においては、保護部が光ファイバを破損等から保護することができる。また、保護部は樹脂固定によって容易に形成することができる。
また、本発明にかかる光ファイバ接続部品の第4の特徴は、上記本発明の第1から第3のいずれかの特徴において、前記光ファイバを前記基板上に位置決めする調心手段を装備していることにある。
このように構成された光ファイバ接続部品においては、調心手段により光ファイバを基板上に位置決めするので、容易に、且つ確実に光ファイバを基板上の例えば光電変換モジュールに接続することができる。なお、調心手段は、直接光ファイバを位置決めするものである必要はなく、光ファイバ接続部品と光電変換モジュールとの位置関係を決定するものでよい。
また、本発明にかかる光ファイバ接続部品の第5の特徴は、上記本発明の第1から第4のいずれかの特徴において、前記基板へ係止するための固定手段を装着可能にしていることにある。
このように構成された光ファイバ接続部品においては、固定手段を装着することができるので、固定手段を用いて光ファイバ接続部品を基板に係止することにより、接続した光ファイバ接続部品が脱落するのを防止することができる。
また、本発明にかかる光ファイバ接続部品の第6の特徴は、上記本発明の第1から第5のいずれかの特徴において、前記光ファイバの前記基板との接続面が研磨処理されていることにある。
このように構成された光ファイバ接続部品においては、光ファイバの接続面を研磨処理することにより、各チャンネルの光ファイバの先端を揃えることができる。これにより、光ファイバの先端と基板との距離を揃えることができ、チャンネル間の特性のばらつきをなくすことができる。
また、本発明にかかる光ファイバ接続部品の第7の特徴は、上記本発明の第1から第6のいずれかの特徴において、前記光ファイバがクラッド外径60μm以下の細径ファイバで、前記光ファイバ接続部品本体内において長手方向全体にわたって被覆付きであることにある。
このように構成された光ファイバ接続部品においては、クラッド外径60μm以下の細径ファイバを用いることにより、機械的歪が小さく、曲げロスを発生させないで、光ファイバ接続部品本体内において光ファイバを曲げて、出力軸の方向を光ファイバの挿入方向に対して直角に変換することができる。また、光ファイバが被覆付きであるので、被覆を除去する手間が不要になるとともに、取り扱い時における損傷を防止することができ、取り扱いが容易になる。
また、本発明にかかる光ファイバ接続部品の第8の特徴は、上記本発明の第7の特徴において、前記被覆がカーボンコートを含むものであることにある。
このように構成された光ファイバ接続部品においては、光ファイバがカーボンコートを含むものであるので、曲げに対し機械的強度を増すことができる。
また、本発明にかかる光ファイバ接続部品の製造方法の第9の特徴は、上記本発明の第1から第8のいずれかの特徴に記載の光を用い、光ファイバを基板に接続する光ファイバ接続部品の製造方法であって、前記光ファイバを出力軸となるファイバ挿通孔に挿通して固定する工程と、前記ファイバ挿通孔に固定した前記光ファイバを屈曲させて後端寄りを前記光ファイバ接続部品本体に固定する工程と、、前記光ファイバを前記ファイバ挿通孔より先端部を突出させて光ファイバ接続部品本体の接続端面を研磨する工程と、を備えたことにある。
このように構成された光ファイバ接続部品の製造方法においては、光ファイバを光ファイバ接続部品本体の出力軸となるファイバ挿通孔に挿通して固定し、この光ファイバを屈曲させて後端寄りを光ファイバ接続部品本体に固定する。これにより、光ファイバは、ファイバ挿通孔に挿通された出力軸の方向に対してほぼ直交する方向に光ファイバ接続部品本体に固定される。出力側のファイバ挿通孔から突出している光ファイバの先端側を光ファイバ接続部品本体に樹脂により固定した後、ファイバ挿通孔より先端部を突出させた光ファイバを、光ファイバ接続部品本体の接続端面と一体で研磨する。これにより、各チャンネルの光ファイバの先端面を同一平面上に取り付けることができ、容易に部品点数を減少させて製造コストを低減させるとともに、厚さを小さくして、チャンネル間の特性のばらつきを小さくすることができる。また、容易且つ短時間で製造することができることになる。
本発明によれば、光ファイバ接続部品本体に挿入されている光ファイバが、本体内において挿入方向に対してほぼ直角の出力軸を有するように曲げられたので、従来のようにミラーやレンズを用いることなく、また、面倒な加工を行うことなく、光ファイバを基板に接続することができる。これに伴い、ミラーやレンズを用いる場合に比較して、容易に低コスト化および省スペース化を図ることができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態にかかる光ファイバ接続部品を光モジュールに接続する状態を示す断面図、図2(A)は光ファイバ接続部品の断面図、図2(B)は(A)中B方向から見た光ファイバ接続部品の底面図、図3は図1中III方向から見た正面図、図4はクリップにより光ファイバ接続部品と光電変換モジュールとを固定した状態を示す断面図、図5(A)〜(D)は光ファイバ接続部品の製造方法を示す工程図、図6(A)は位置決め部品の平面図、図6(B)は(A)中B−B位置の断面図、図6(C)は(A)中C方向から見た正面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態にかかる光ファイバ接続部品10は、光ファイバ11を基板20上の光電変換モジュール21に接続するものであって、光ファイバ11が、光ファイバ接続部品10の光ファイバ接続部品本体12内において曲げられて光ファイバ接続部品本体12への挿入方向(図1中左右方向)とほぼ直角(図1中上下方向)な出力軸11aを有している。なお、以降の本明細書において、光ファイバ接続部品を「光電変換用コネクタ」、光ファイバ接続部品本体を「光電変換用コネクタ本体」と呼ぶこととする。
図1および図2に示すように、光ファイバ11は例えば12心のテープ心線13を単心分離したものであり、クラッド外径60μm以下の細径ファイバであることが望ましい。また、光ファイバ11の屈曲部11bの曲げ半径Rは、3mm以下とするのが望ましい。
このように、細径ファイバを用いることにより、機械的歪が小さく、曲げロスも発生させないで、光電変換用コネクタ本体12内において光ファイバ11を曲げて出力軸11aの方向を光ファイバ11の挿入方向に対して直角に変換することができ、光ファイバ11の先端面11cが光電変換モジュール21の受発光面である受発光素子22に正対できるようになっている。
図2(A)に示すように、テープ心線13はテープ状に被覆された状態でコネクタ本体12の途中まで挿入されており、その先は、テープ心線13から単心分離された光ファイバ11が、被覆付きの状態で挿入されている。このように、被覆付き光ファイバ11をコネクタ本体12内部に挿入するので、被覆を除去する手間が不要になるとともに、被覆により保護されるため、取り扱い時における損傷を防止することができ、取り扱いが容易になる。
また、光ファイバ11の先端面11cは、図5において後述するように研磨で仕上げられている。研磨することで、光ファイバ11の先端面11cの位置をミクロンオーダーで揃えることが可能となり、光電変換モジュール21の受発光素子22との距離のばらつきを低減することができ、チャンネル間の結合のばらつきを低減することができる。
なお、被覆付き光ファイバ11の被覆が、例えばアモルファスカーボンの薄層がクラッド領域の周囲にコーティングされたものを含むカーボンコートファイバであれば、さらに機械的強度が向上させることができて好適である。
光電変換用コネクタ10のコネクタ本体12と基板20上の光電変換モジュール21との間には、光ファイバ11を光電変換モジュール21の受発光面の受発光素子22に位置決めする調心手段を装備している。調心手段としては、例えば、図2(B)および図3に示すように、光電変換用コネクタ10本体12の下面12aに位置決め穴14を設けるとともに、光電変換モジュール21の上面21aに位置決め穴14に対向する位置決め穴23を設ける。そして、両位置決め穴14、23に位置決めピン15を挿入することにより位置決めすることができる。
位置決め穴14は、コネクタ本体12下面に露出する光ファイバ11の先端面11cの両外側に少なくとも2個設けるようにする。同様に、位置決め穴23は、受発光素子22の両外側に少なくとも2個設ける。さらに、コネクタ本体12側の位置決め穴14が露出する光ファイバ11の先端面11cと同一直線状に設けられるとともに、光電変換モジュール21側の位置決め穴23が受発光素子22と同一直線状に設けられる。これにより、両位置決め穴に位置決めピン15を挿入することにより、光ファイバ11の先端面11cを受発光素子22に正対するように位置決めすることができる。なお、位置決めピン15をコネクタ本体12または光電変換モジュール21の一方に植設しておき、他方の位置決め穴14、23に挿入することにより位置決めを行うことも可能である。また、位置決め穴14、23を、光ファイバ11や受発光素子22の位置とは無関係に設けることも可能である。
また、光電変換用コネクタ10は基板20等へ係止するための固定手段が装着可能となっている。固定手段の一例として、図4に示すようなクリップ30を挙げることができる。このクリップ30は、上部31と、この上部31の両端から伸びている脚部32とから、全体コ字状をしており、常時両脚部32、32をくっつけるあるいは離す方向に付勢されている。両脚部32は、一旦内側に曲げた後に外側に折り曲げられた係止部32aを有している。なお、クリップ30は、板材を折り曲げ加工して製造することができるが、棒状の部材を折り曲げて製造してもよい。
従って、クリップ30の両脚部32、32に光電変換用コネクタ10を内包し、脚部32の先端部を基板20に設けられている取付穴20aに挿入する。脚部32の係止部32aが基板20の取付穴20aに係止されると、クリップ30は基板20から脱落しない状態となる。これにより、光電変換用コネクタ10は基板20に固定されるので、光電変換用コネクタ10と光電変換モジュール21とを結合状態に保持することができる。
以上、前述した光電変換用コネクタ10によれば、光電変換用コネクタ10のコネクタ本体12に挿入されている光ファイバ11が、コネクタ本体12内において曲げられて挿入方向に対してほぼ直角の出力軸を有する。このため、従来のようにミラーやレンズを用いることなく、また、面倒な加工を行うことなく、光ファイバ11を基板20上の光電変換モジュール21に接続することができる。これに伴い、ミラーやレンズを用いる場合に比較して、容易に低コスト化および省スペース化を図ることができることになる。
次に、本発明にかかる光電変換用コネクタの製造方法について説明する。
まず、図6(A)および(B)に示すような最終的に光電変換用コネクタ10となる光ファイバ位置決め部品16を準備する。この位置決め部品16はプラスチック製であり、例えば寸法精度、耐熱性に優れたPPS、LCP等が好適である。位置決め部品16には、光ファイバ11の先端部を挿通して位置決めするための複数(例えば、12個)の光ファイバ挿通孔17が厚さ方向に貫通して設けられており、光ファイバ挿通孔17の図6(B)中上面には、約45度のテーパ面17aが設けられている。一連の光ファイバ挿通孔17の両外側(図6(A)において上下両側)には、前述した光ファイバ11用の位置決め穴14が設けられている。また、位置決め部品16の上面16bの左右両端(図6(A)において上下両端)には、途中から側壁16cが立設されている。位置決め部品16および側壁16cの高さH1は、例えば、2mm程度である。
図5(A)に示すように、テープ心線13の先端部の外被を除去して被覆付きの光ファイバ11に単心分離した後、位置決め部品16の光ファイバ挿通孔17に挿通する。挿通した光ファイバ11の先端部を位置決め部品16の下面16aに接着剤18で固定する。
図5(B)に示すように、光ファイバ11を矢印Aの方向へ曲げる。このとき、光ファイバ挿通孔17の上端にテーパ面17aが設けられているので、光ファイバ11を光ファイバ挿通孔17に容易に挿通できると同時に、光ファイバ挿通孔17に先端部を挿通させた光ファイバ11を急激に折り曲げることなくスムーズに曲げることができる。曲げられた光ファイバ11を左右の側壁16cの間に収めて、光ファイバ11が移動しないようにテープ心線13部分を仮押えする。
図5(C)に示すように、位置決め部品16の上面16bおよび両側壁16cの間に、エポキシ樹脂19を盛って、全体を直方体状に成形する。これにより、光ファイバ11はエポキシ樹脂19の中に埋没して固定される。つまり、左右の側壁16c及びエポキシ樹脂19は、光ファイバ11のコネクタ本体12への挿入部にテープ心線13を固定する固定手段となる。
図5(D)に示すように、位置決め部品16の下面16aを研磨して、全体の厚さを薄くして光電変換用コネクタ10を形成する。このとき、位置決め部品16の下面に突出している光ファイバ11および接着剤18も同時に研磨されるので、光ファイバ11の先端面11cは、研磨された位置決め部品16の研磨面16dと高精度で同一平面となる。研磨後の最終製品となる光電変換用コネクタ10の厚さH2は、例えば1.5mm程度である。
以上、前述した光電変換用コネクタの製造方法によれば、光ファイバ11の出力軸11aを光ファイバ11の挿入方向に対してほぼ直交する方向へ容易に設けることができるとともに、位置決め部品16の下面16aを、光ファイバ挿通孔17に挿通しこの光ファイバ挿通孔17より先端部を突出させた光ファイバ11ごと研磨する。これにより、各チャンネルの光ファイバ11の先端面11cを同一平面上に取り付けることができ、容易に部品点数を減少させて製造コストを低減させるとともに、厚さを小さくして、チャンネル間の特性のばらつきを小さくすることができる。また、容易且つ短時間で製造することができることになる。
図7に上記実施形態の変更例を示す。
上記の実施形態では、光電変換用コネクタ10は、図5および図6で説明した製造方法において、位置決め部品16の上面16bおよび両側壁16cの間に、エポキシ樹脂19を盛って、全体を直方体状に成形して、光電変換用コネクタ10を形成している。
しかし、光電変換用コネクタ10Aは、最終製品形態として、図7に示すように形成することもできる。なお、上記の実施形態と同一部分、部位には同一符号を付して説明は省略する。
図7において、光電変換用コネクタ10Aは、光ファイバ11のコネクタ本体12への挿入部に相当する位置決め部品16の両側壁16cの間と、光ファイバ挿通孔17に相当する出力軸部との間に、エポキシ樹脂を盛って保護部(図5(C)(D)の符号19参照)とし、光電変換用コネクタ10Aを形成している。つまり、光ファイバ11の屈曲部11bが外部に露出し、その他の部分が樹脂で保護された形態を採る。
このように構成することにより、コネクタ本体12を取り扱う際に光ファイバ11をその最低限の部分のみ樹脂で覆って接触等による損傷から防止することができる。
次に、別の実施形態について説明する。
図8(A)に示すように、光ファイバ11の先端部にレンズアレイ40を設けたり、図8(B)に示すように、光ファイバ11の先端面11cを丸くレンズ状に研磨したものを用いることもできる。これらの場合には、レンズ効果をもたせることができる。なお、すでに前述した部位と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
なお、本発明の光ファイバ接続部品は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態において、位置決め部品16に1列の光ファイバ挿通孔17を設けた場合について説明したが、実装密度を上げるために、光ファイバ挿通孔17を2列あるいは3列等にすることもできる。
また、位置決め部品16の形状として図6に示したように上面16bに側壁16cを立設した場合について説明したが、この他、図9(A)〜(C)に示すように、一対の側壁16cと、両側壁16cを連結する天板16eとを一体的に設け、位置決め部品16の上面16bに開閉可能に設けることもできる。この場合には、図5(B)の工程において、位置決め部品16上に折り曲げたテープ心線13を容易に仮押えすることができる。なお、図9(A)〜(C)において、すでに前述した部位と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
また、前述した各実施形態では、光ファイバ接続部品は、光ファイバ接続部品本体に挿入された光ファイバを保持して基板上に接続する構成としたが、本発明では、この構成に代えて、屈曲部が形成された短尺な光ファイバを内蔵し、この内蔵光ファイバに対し、通常のコネクタ接続された光ファイバを光ファイバ接続部品の挿入端にコネクタ結合して接続するようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る光ファイバ接続部品は、光ファイバ接続部品の光ファイバ接続部品本体に挿入されている光ファイバが、光ファイバ接続部品本体内において挿入方向に対してぼほ直角の出力軸を有するように曲げられたので、従来のようにミラーやレンズを用いることなく、また、面倒な加工を行うことなく、光ファイバを基板に接続することができる。これに伴い、ミラーやレンズを用いる場合に比較して、容易に低コスト化および省スペース化を図ることができるという効果を有し、例えば、光ファイバを基板上の光電変換モジュールに接続することができる光電変換用コネクタ等として有用である。
本発明の実施形態にかかる光電変換用コネクタを光モジュールに接続する状態を示す断面図である。 (A)は光電変換用コネクタの断面図である。 (B)は(A)中B方向から見た光電変換用コネクタの底面図である。 図1中III方向から見た正面図である。 クリップにより光電変換用コネクタと光電変換モジュールとを固定した状態を示す断面図である。 (A)〜(D)は光電変換用コネクタの製造方法を示す工程図である。 (A)は位置決め部品の平面図である。 (B)は(A)中B−B位置の断面図である。 (C)は(A)中C方向から見た正面図である。 本発明の実施形態にかかる光電変換用コネクタの変更例を示す断面図である。 (A)および(B)は別の実施形態を示す断面図である。 (A)は別の位置決め部品の平面図である。 (B)は(A)中B−B位置の断面図である。 (C)は(A)中C方向から見た正面図である。 従来の光モジュールの例を示す断面図である。 従来の光モジュールの別の例を示す断面図である。
符号の説明
10 光電変換用コネクタ(光ファイバ接続部品)
11 光ファイバ
11a 出力軸
12 光電変換用コネクタ本体(光ファイバ接続部品本体)
15 位置決めピン(調心手段)
17 ファイバ挿通孔
20 基板
21 光電変換モジュール
22 受発光素子(受発光面)
30 クリップ(固定手段)

Claims (9)

  1. 光ファイバを基板上に接続する光ファイバ接続部品であって、
    前記光ファイバが、光ファイバ接続部品本体への挿入方向とほぼ直角な出力軸を有することを特徴とする光ファイバ接続部品。
  2. 前記光ファイバの出力軸部を形成する光ファイバ挿通孔と、前記光ファイバ接続部品本体への挿入部に前記光ファイバを固定する固定手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ接続部品。
  3. 前記挿入部と前記出力軸部の間に樹脂からなる保護部を有していることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ接続部品。
  4. 前記光ファイバを前記基板上に位置決めする調心手段を装備していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバ接続部品。
  5. 前記基板へ係止するための固定手段を装着可能にしていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光ファイバ接続部品。
  6. 前記光ファイバの前記基板との接続面が研磨処理されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光ファイバ接続部品。
  7. 前記光ファイバがクラッド外径60μm以下の細径ガラスファイバで、前記光ファイバ接続部品本体内において長手方向全体にわたって被覆付きであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光ファイバ接続部品。
  8. 前記被覆がカーボンコートを含むものであることを特徴とする請求項7に記載の光ファイバ接続部品。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の光ファイバ接続部品を用い、光ファイバを基板に接続する光ファイバ接続部品の製造方法であって、
    前記光ファイバを出力軸となるファイバ挿通孔に挿通して固定する工程と、前記ファイバ挿通孔に固定した前記光ファイバを屈曲させて後端寄りを前記光ファイバ接続部品本体に固定する工程と、前記光ファイバを前記ファイバ挿通孔より先端部を突出させ光ファイバ接続部品本体の接続端面を研磨する工程と、を備えたことを特徴とする光ファイバ接続部品の製造方法。

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