JP4819000B2 - 光導波路保持部材及び光トランシーバ - Google Patents

光導波路保持部材及び光トランシーバ Download PDF

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Description

本発明は、電気信号と光信号との変換を行う光トランシーバのプリント基板に実装され
る光導波路保持部材と、この光導波路保持部材を用いた光トランシーバに関する。
従来より、高速、大容量の通信網や通信制御機器等の発達により光ファイバによる通信が主流となっている。例えばオフィスや家庭に設置された情報端末等にも光ファイバによりインターネット等の通信網を接続して信号の送受信が行われている。パソコンや周辺機器と光ファイバ(外部光ファイバ)の接続部には、電気信号と光信号を双方向に変換可能な光トランシーバが用いられている。このような光トランシーバは、外部光ファイバと光電変換素子との間に形成される光導波路を備える(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−051271号公報
上述のような光トランシーバは、光電変換素子が配設されるプリント基板の上に光導波路用の光導波路保持部材が実装される。通常、プリント基板はガラスエポキシ樹脂で構成され、一方、光導波路保持部材は、クラッド材料としての機能を確保するためにオレフィン系の樹脂で構成される。プリント基板側に配設される光電変換素子と光導波路保持部材側に配設される光導波路との間の光路の接続は、光電変換素子の受発光部と、光導波路の端部とを対向させ、それぞれの光学中心を一致させることによって実現される。光学中心同士の位置精度は、±数μmレベルが求められる。
ところで、光トランシーバは使用中に約80〜90℃程度まで温度が上昇する。また、プリント基板と光導波路保持部材の熱膨張率は相違する。このため、プリント基板と光導波路保持部材の接合位置とそれぞれの光学中心との間の距離によっては、熱膨張により光学中心同士の位置ずれが生じる可能性があった。すなわち、プリント基板及び光導波路保持部材の接合位置とそれぞれの光学中心との間の距離が熱膨張によって数μm以上ずれると、光トランシーバの性能に大きな影響を与える可能性があった。
そこで、本発明は、プリント基板側と光導波路保持部材側との光学中心同士の温度変化による位置ずれを抑制した光導波路保持部材及び光トランシーバを提供することを目的とする。
本発明の一局面の光導波路保持部材は、電気信号と光信号との変換を行う光トランシーバのプリント基板に実装され、外部光ファイバと前記プリント基板に実装又は形成される光電変換素子との間の光導波路を保持する光導波路保持部材であって、前記プリント基板に実装される筐体と、前記筐体の側壁の底部に形成され、前記筐体を前記プリント基板実装する際に用いられるフランジと、前記筐体に形成され、前記光導波路の第1端を前記光電変換素子の受発光部に接続する第1接続部と、前記筐体に形成され、前記光導波路の第2端を前記外部光ファイバに接続する第2接続部と、前記筐体の側壁の底部に形成される切欠部とを含み、前記側壁の底部は、前記切欠部により、前記フランジが配設される第1側壁底部と、前記フランジが配設されない第2側壁底部に切り分けられ、前記第1接続部の光学中心と、前記フランジの固定中心とは同一直線上に配列される。
また、前記光導波路及び前記第1接続部を前記光信号の送信用及び受信用に複数チャンネル数分有し、前記フランジは前記光導波路保持部材の側部に平面視左右対称に対をなして配設され、すべての第1接続部の光学中心と、前記フランジの固定中心とは同一直線上に配列されてもよい。
また、この場合に、前記フランジ及び前記第1接続部は、前記光導波路保持部材の平面視において左右対称に配列されてもよい。
また、前記フランジの固定中心は、前記筐体の前記側壁の長手方向の中心であってもよい。


本発明の一局面の光トランシーバは、前記第1接続部に対応する位置に前記光電変換素子が実装又は形成されるプリント基板と、前記のいずれかの光導波路保持部材とを備える。
本発明によれば、プリント基板側と光導波路保持部材側との光学中心同士の温度変化による位置ずれを抑制した光導波路保持部材及び光トランシーバを提供できるという特有の効果が得られる。
以下、本発明の光導波路保持部材及び光トランシーバを適用した実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバを示す図であり、(a)は全体を示す斜視図、(b)は一部を透過的に示す斜視図である。
本実施の形態の光トランシーバ10は、プリント基板11の上に実装される光導波路保持部材12を備える。この光導波路保持部材12は、接着部13A及び13Bによりプリント基板11に接着されている。
プリント基板11は、ガラスエポキシ樹脂製の基板に図示しない銅配線を形成したものである。このプリント基板11には、図1(b)に示すように、光電変換素子14が形成される。光電変換素子14は、図示しない銅配線及びコネクタを介して外部回路と接続される。なお、説明の便宜上、図1(b)には符号14のみを示す。
図2は、本実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバを示す斜視図である。透過的に示す光導波路保持部材12は、クラッド材料としての機能を有するオレフィン系の樹脂で構成され、フランジ12Aを備える。このフランジ12Aは、光導波路保持部材12の両側の側壁12Bの底部に配設されており、平面視略U字型の形状を有する。また、側壁12Bの底部中央には切欠部12Cが形成されており、側壁12Bの底部を側壁底部12D及び12Eに切り分けている。フランジ12Aは、側壁底部12D側に配設されている。
また、図2に示すように、光導波路保持部材12は、略90度湾曲した上面12Fを有しており、その中央には、光ファイバのコアとなるコア部材15が8本形成されている。上述のように、光導波路保持部材12はクラッド材料としての機能を有するオレフィン系の樹脂で構成されている。コア部材15が配設された後に、このコア部材15の上には、図示しないクラッド材料層が形成されることにより、光導波路保持部材12の上面12Fには、コア部材15をコアとする光ファイバが形成され、この光ファイバにより光導波路が構成される。
なお、一端15Aは、光電変換素子14に光学的に接続され、コア部材15の他端15Bは、図示しない外部光ファイバに光学的に接続される。光導波路保持部材12は、コア部材15の一端15A及び他端15Bにそれぞれ形成される素子側レンズ16及びファイバ側レンズ17を備える。素子側レンズ16及びファイバ側レンズ17の構成については、図3及び図4を用いて後述する。
図3(a)は、実施の形態の光導波路保持部材12をプリント基板11に取り付ける前の状態を正面側から示す斜視図であり、図3(b)は、実施の形態の光トランシーバ10に含まれる光電変換素子14を拡大して示す図である。
図3(a)に示すように、光導波路保持部材12は、一端15A側に一体成形される素子側レンズ16を有する。この素子側レンズ16は、例えば、直径が0.2mm程度であり、光電変換素子14の受発光部とコア部材15との間を光学的に接続する部材としての機能を有するレンズである。コア部材15の一端15Aと光電変換素子14の受発光部との間には、例えば500μm程度の空隙があるが、一端15Aから放出される光信号は、素子側レンズ16で集光され、光電変換素子14の受発光部に入射する。また、逆方向についても同様である。
図3(b)に示すように、光電変換素子14は、プリント基板11に形成される。光電変換素子14の受発光部14Aは、プリント基板11の上面と略同一面上に存在する。
なお、ここでは、受発光部14Aとして記載するが、実際には、図3(b)に示す一対の光電変換素子14のうちの一方が光信号を受信して電気信号に変換するための光電変換素子であり、こちらの光電変換素子には受光部が形成される。また、図3(b)に示す一対の光電変換素子14のうちの他方は電気信号を光信号に変換して発信するための光電変換素子であり、こちらの光電変換素子には発光部が形成される。ここでは、特に両者を区別せず、光電変換素子14及び受発光部14Aと示す。
図4は、実施の形態の光導波路保持部材12をプリント基板11に取り付ける前の状態を背面側から示す斜視図である。
図4に示すように、光導波路保持部材12は、他端15B側に一体成形されるファイバ側レンズ17を有する。このファイバ側レンズ17は、直径が0.2mm程度であり、図示しない外部光ファイバとコア部材15との間を光学的に接続する部材としての機能を有するレンズである。コア部材15の他端15Bと外部光ファイバとの間には、例えば500μm程度の空隙があるが、他端15Bから放出される光信号は、ファイバ側レンズ17で集光され、外部光ファイバに入射する。また、逆方向についても同様である。
図5は、実施の形態の光トランシーバ10と光導波路保持部材12の位置関係を概略的に示す平面図である。この平面図には、プリント基板11、光導波路保持部材12、フランジ12A、切欠部12C、光電変換素子14、及び受発光部14Aの位置関係のみを示す。なお、光導波路保持部材12は断面で示す。
図5に示すように、実施の形態の光トランシーバ10では、一対のフランジ12Aの長手方向(図中左右の方向)の中心と、すべての受発光部14Aの中心は、同一直線l上に位置するように配列される。これにより、フランジ12A及び受発光部14Aは、光導波路保持部材12の平面視において左右対称に配列されることになる。なお、上述のように、一対の光電変換素子14のうちの一方が光信号を受信して電気信号に変換するための光電変換素子であり、他方が電気信号を光信号に変換して発信するための光電変換素子である。
ここで、フランジ12Aの長手方向の中心は、光導波路保持部材12をプリント基板11に接着する際におけるフランジ12Aの固定中心である。
また、受発光部14Aは、送信用及び受信用の光電変換素子14の各チャンネル(ここでは4チャンネル型を示す)における光学中心である。
図1(a)に示すように光導波路保持部材12をプリント基板11に接着する際には、フランジ12A及び側壁底部12Dに接着剤を塗布して接着部13Aを形成し、光導波路保持部材12の背面側の底部及び側壁底部12Eに接着剤を塗布して接着部13Bを形成する。なお、光導波路保持部材12の正面側の底部には接着剤を塗布しない構成とした。
このように、本実施の形態の光トランシーバでは、一対のフランジ12Aの長手方向(図中左右の方向)の中心(固定中心)と、すべての受発光部14Aの光学中心は、同一直線l上に位置するように配列するので、光トランシーバ10の温度が(例えば、80〜90℃程度に)上昇することによって互いに膨張率の異なるプリント基板11及び光導波路保持部材12が熱膨張しても、受発光部14Aの光学中心と、素子側レンズ16及びコア部材15の一端15Aの光学中心との位置ずれを抑制できる。
また、接着度合いを上述のように調節したので、熱膨張時に光導波路保持部材12の背面側の底部及び側壁底部12E側からフランジ12Aの部分に加わる応力を低減させる。これにより、プリント基板11への光導波路保持部材12の接着強度を十分に確保しつつ、上述の位置ずれの抑制効果を保持することができる。
ここで、本実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバの効果の検証結果について説明する。
プリント基板11を構成するガラスエポキシ樹脂の線膨張係数は、1.3×10−6/℃であり、光導波路保持部材12を構成するオレフィン系の樹脂の線膨張係数は、7.0×10−6/℃である。従来の光トランシーバは、本実施の形態の光トランシーバのように、固定中心と光学中心との位置合わせは行われておらず、プリント基板及び光導波路保持部材の接合位置(固定中心)とそれぞれの光学中心との間の距離が10〜数10mm程度であった。ここで、この距離が10mmであり、常温(25℃)で受発光部と光導波路の一端との光学中心が一致されていたとしても、温度が85℃に上昇すると、プリント基板側における固定中心と光学中心との間の距離は約10.007mmになり、光導波路保持部材側における固定中心と光学中心との間の距離は約10.0038mmとなり、光学中心同士に約31μmの位置ずれが生じる。上述のように、光学中心同士は±数μmレベルで位置合わせを行う必要があるため、従来の光トランシーバでは、性能低下が生じる可能性がある。
図6は、本実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバの検証結果を説明するための座標を示す図である。
表1は、本実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバの検証結果を示す表であり、表2は、従来の光導波路保持部材及び光トランシーバの検証結果を示す表である。
Figure 0004819000
Figure 0004819000
図6に示すように、xyz座標を設定する。すなわち、x軸の方向は、図5に示す直線lの方向と一致する。また、y軸の方向は、光トランシーバ10を平面視した状態(すなわち、図5に示す状態)で、直線lと直交する方向である。z軸の方向は、x軸及びy軸に直交する方向である。なお、受発光部14Aと素子側レンズ16との間のz軸方向の距離については、素子側レンズ16の曲率を調整することによって対応可能であるため、x軸方向及びy軸方向の位置ずれで評価を行う。
表1及び表2に示す変位量(a、b)及び位置ずれ量(a−b)は、光導波路保持部材及び光トランシーバの温度が85℃における値であり、25℃のときの値に対する変位量及び位置ずれ量として表している。なお、単位はμmである。
また、それぞれの表における光学中心1乃至4は、図5に示すように直線l上に対称的に配列されている送信用と受信用の受発光部14Aのうち送信用の4つの受発光部14Aの光学中心を示しており、フランジ12Aに遠い側(すなわち、内側)の光学中心1から順に、フランジ12Aに一番近い側の光学中心4までが並んでいるものとして扱う。
表1に示す本実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバの値と、表2に示す従来の光導波路保持部材及び光トランシーバの値とを比べる次の通りである。
「x軸方向」
従来の光学位置のx軸方向の位置ずれ量は、0.5〜1.2(μm)であり、本実施の形態の光学位置のx軸方向の位置ずれ量は、−0.5〜−0.3(μm)に改善されている。x軸方向(直線lに沿った方向)における許容範囲は±数μm以内であるが、従来の値よりもさらに改善されることが分かった。
「y軸方向」
従来の光学位置のy軸方向の位置ずれ量が、−8.5〜−9.6(μm)であるのに対して、本実施の形態の光学位置のy軸方向の位置ずれ量は、1.1〜1.4(μm)に改善されている。従来の値は、許容範囲を上回っているが、本実施の形態で得られる値は、±数μmの許容範囲内に収まることが確認できた。
なお、ここには示さないが、切欠部12Cの有無が与える影響について検証を行ったところ、切欠部12Cを形成しない場合に比べて、切欠部12Cを形成する場合の方が光導波路保持部材12の背面側における応力が低下し、位置ずれ量が低下することが判明した。
以上の検証結果より、本実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバによれば、フランジ12Aと、一対のフランジ12Aの固定中心と、すべての受発光部14Aの光学中心とを同一直線上に配列したことにより、受発光部14Aと素子側レンズ16との温度変化による位置ずれを抑制することができる。特に長手方向(y軸方向)の位置ずれ量を従来の光導波路保持部材及び光トランシーバに比べて大幅に抑制でき、温度変化に対する性能変動性を大幅に改善した光導波路保持部材及び光トランシーバを提供することができる。
以上では、フランジ12Aと、一対のフランジ12Aの固定中心と、すべての受発光部14Aの光学中心とを同一直線上に配列する形態について説明したが、上述のようにプリント基板11と光導波路保持部材12とは熱膨張率の異なる部材で構成されるため、厳密に言えば温度変化による位置ずれが生じる。光導波路保持部材12及び光トランシーバ10は、温度変化が伴う環境で用いられるため、所定の温度において受発光部14Aと素子側レンズ16との位置ずれが零となるように一対のフランジ12Aの固定中心と、すべての受発光部14Aの光学中心との位置決めを行ってもよい。ここでいう所定の温度とは、例えば、常温(25℃)又は使用環境における平均温度に設定することができる。
また、以上の説明では、プリント基板11に光電変換素子14が形成されている形態について説明したが、プリント基板11とは別に作成された光電変換素子14を実装するように構成してもよい。
また、以上では、光導波路保持部材12の上面12Fにクラッド材料層及びコア部材15を形成することによって光導波路を作製する形態について説明したが、光導波路保持部材12の上面12Fに光ファイバを実装することにより、外部光ファイバと光電変換素子14との間に光導波路を設けるように構成してもよい。
また、以上では、光導波路保持部材12の側壁12Bに切欠部12Cを形成する形態について説明したが、必ずしも切欠部12Cを形成する必要はなく、上述の検証結果で示したように、切欠部12Cを備えない光導波路保持部材でも光学中心同士の位置ずれを十分に抑制できる。
以上、本発明の例示的な実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバについて説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバを示す図であり、全体を示す斜視図、(b)は一部を透過的に示す斜視図である。 実施の形態の光導波路保持部材を示す斜視図である。 (a)は、実施の形態の光導波路保持部材をプリント基板に取り付ける前の状態を正面側から示す斜視図であり、(b)は、実施の形態の光トランシーバに含まれる光電変換素子14を拡大して示す図である。 実施の形態の光導波路保持部材をプリント基板に取り付ける前の状態を背面側から示す斜視図である。 実施の形態の光トランシーバと光導波路保持部材の位置関係を概略的に示す平面図である。 本実施の形態の光導波路保持部材及び光トランシーバの検証結果を説明するための座標を示す図である。
符号の説明
10 光トランシーバ
11 プリント基板
12 光導波路保持部材
12A フランジ
12B 側壁
12C 切欠部
12D、12E 側壁底部
12F 上面
13A、13B 接着部
14 光電変換素子
14A 受発光部
15 コア部材
15A 一端
15B 他端
16 素子側レンズ
17 ファイバ側レンズ
18 フェルール用ピン穴

Claims (5)

  1. 電気信号と光信号との変換を行う光トランシーバのプリント基板に実装され、外部光ファイバと前記プリント基板に実装又は形成される光電変換素子との間の光導波路を保持する光導波路保持部材であって、
    前記プリント基板に実装される筐体と、
    前記筐体の側壁の底部に形成され、前記筐体を前記プリント基板実装する際に用いられるフランジと、
    前記筐体に形成され、前記光導波路の第1端を前記光電変換素子の受発光部に接続する第1接続部と、
    前記筐体に形成され、前記光導波路の第2端を前記外部光ファイバに接続する第2接続部と
    前記筐体の側壁の底部に形成される切欠部と
    を含み、前記側壁の底部は、前記切欠部により、前記フランジが配設される第1側壁底部と、前記フランジが配設されない第2側壁底部に切り分けられ、前記第1接続部の光学中心と、前記フランジの固定中心とは同一直線上に配列される、光導波路保持部材。
  2. 前記光導波路及び前記第1接続部を前記光信号の送信用及び受信用に複数チャンネル数分有し、前記フランジは前記光導波路保持部材の側壁に平面視左右対称に対をなして配設され、すべての第1接続部の光学中心と、前記フランジの固定中心とは同一直線上に配列される、請求項1に記載の光導波路保持部材。
  3. 前記フランジ及び前記第1接続部は、前記光導波路保持部材の平面視において左右対称に配列される、請求項2に記載の光導波路保持部材。
  4. 前記フランジの固定中心は、前記筐体の前記側壁の長手方向の中心である、請求項1乃至3のいずれかの項に記載の光導波路保持部材。
  5. 前記第1接続部に対応する位置に前記光電変換素子が実装又は形成されるプリント基板と、
    請求項1乃至4のいずれかの項に記載の光導波路保持部材と
    を備える光トランシーバ。
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