JP5734709B2 - 光コネクタ及び電子情報機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタ、光ファイバの実装方法、及び電子情報機器に関する。
近年、スーパーコンピュータやサーバ等の分野では、LSI同士やLSIとメモリまたはストレージとの信号伝送レートが高速化の一途を辿っている。それらの高速化に伴い従来の電気配線では信号波形の劣化、消費電力の増大が大きな課題となってきている。それらの課題を克服する新たな接続方法として低消費電力で大容量の信号伝送が可能な広帯域光配線伝送路を用いた光インタコネクションが注目されている。
光インタコネクションによるLSIのボード間接続では、電気信号を光信号に変換する発光素子や、その逆の機能を有する受光素子が各ボード上に搭載され、それらを光ファイバや光導波路に代表される光伝送路で接続する形態が提案されている。スーパーコンピュータやサーバ等におけるハードウェアのシステム拡張や保全機能を具備させるため、LSIが搭載されたボードの挿抜時に、光伝送路も着脱する必要がある。このため、光インタコネクションの分野では光素子や光伝送路だけではなく、着脱可能な光コネクタの開発が求められている。
前述の用途で使用される光伝送路の本数は非常に膨大となる。これらの多チャネルの光伝送路を接続するための多心光コネクタは、主に光通信分野で数多くの発明が成されている。とりわけ、多心光コネクタとして現在多く用いられている方式は、MT(Mechanical Transferable)フェルールをベースとした突き当て方式である(たとえば、特許文献1参照)。フェルール内部に光ファイバを所定のピッチで整列させ、互いに対向するフェルールの一方に設けられたガイドピンと他方に設けられたガイド孔を基準として位置決めをしながら、嵌合時に低損失で、多心の光ファイバ同士を一括して突き合わせる方式である。
しかし、通信用途のMTフェルールをベースとするコネクタを用いて光インタコネクションを構成すると、非常に高コストになってしまう。特に、MTフェルールでは、フェルール端面からのファイバ突き出し量のばらつきに起因する接続損失のばらつきを抑制する必要があり、ファイバ端を端面から僅かに突き出た状態でそろえる高精度のPC(Physical Contact)研磨が行われる。この研磨工程により、光ファイバのコネクタへの実装は高コストとなっていた。研磨方式の場合は、光ファイバを通すファイバガイド孔全体に接着剤が充填されている。
他方、単一の光ファイバ同士を無研磨方式で接続する場合、光ファイバが熱変形によりフェルール内部に引っ込むことを防止するために、フェルール後部で弾性材料(変位変形吸収体)を光ファイバに密着させるとともに、光ファイバ先端をフェルール端面から予め突き出しておく構成が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。この構成によると、フェルール同士を付き合わせたときに、光ファイバが変位変形吸収体を弾性変形させながらフェルール端面と一致する位置まで後退する。しかし、この構成を多心MTフェルールに適用する場合は、研磨方式と同様に、ファイバ全体の突き出し量をあらかじめ一定に調整しておく必要がある。
特許第3363479号公報 特開平10−90558号公報
そこで、光ファイバ実装後の光コネクタ端面での研磨工程を省略しても、ファイバ突き出し量のばらつきを補償して低損失で光接続が可能な低コストの光コネクタと、光ファイバの実装方法、及び電子情報機器を提供する。
第1の観点では、光コネクタは、
複数の光ファイバをガイドする複数のガイド孔が形成されたファイバ保持部と、
前記複数のガイド孔を連結し、前記複数の光ファイバを収容する空間と、
前記ファイバ保持部の少なくとも一部を構成し、前記空間を変形させて前記複数の光ファイバの一部または全部を前記空間内で撓ませる変移可能な部材と、
を含む。
第2の観点では、光ファイバの実装方法を提供する。光ファイバの実装方法は、
一括して切断された複数の光ファイバを、光コネクタの複数のファイバガイド孔に挿入し、
前記光コネクタの非接続時には、前記複数の光ファイバの各々を、対応する前記ファイバガイド孔の内部に後退した状態で保持し、
前記光コネクタの接続時には、前記光コネクタ内部に形成された空間を変形させて前記光ファイバの各々を前記光コネクタの接続面まで突き出させるとともに、前記光ファイバを前記空間内で撓ませる、
工程を含む。
第3の観点では、上述した光コネクタを用いた電子情報機器を提供する。電子情報機器は、光伝送路を有するボードと、前記ボードに接続される1以上の電子部品搭載ボードと、前記ボードと前記1以上の電子部品搭載ボードの各々との間を接続する1以上の上記光コネクタとを含む。
上記構成により、光ファイバ実装後の光コネクタ端面での研磨工程を省略しても、ファイバ突き出し量のばらつきを補償して、低損失の光接続が可能になる。これにより、低コストの多心コネクタが実現される。
実施形態の光コネクタが適用されるボード間光インタコネクトの構成例を示す図である。 実施形態の基本的な構成を説明するための図である。 実施例1の光コネクタで用いられるフェルールの四面図である。 図3のフェルールを構成するフェルール部材Aの構成図である。 図3のフェルールを構成するフェルール部材Bの構成図である。 図3のフェルールを構成するフェルール部材Cの構成図である。 光コネクタの相手方コネクタとの接続過程を示す図である。 光コネクタの相手方コネクタとの接続過程を示す図である。 光コネクタの相手方コネクタとの接続過程を示す図である。 光コネクタの相手方コネクタとの接続過程を示す図である。 フェルール部材のヤング率と変形量の関係を示すグラフである。 光ファイバの実装例を示す図である。 図7の構成における光ファイバの実装工程図である。 光ファイバ実装のための構造1を示す図である。 光ファイバ実装のための構造2を示す図である。 図7に示すオフセットの効果を示すグラフである。 実施例2の光コネクタで用いられるフェルールの四面図である。 実施例3の光コネクタで用いられるフェルールの四面図である。 図12のフェルールを用いた光コネクタ嵌合時の変形形状を示す図である。 実施例4の光コネクタで用いられるフェルールの四面図である。 図14のフェルールを用いた光コネクタ嵌合時の変形状態を示す図である。 実施例5の光コネクタの概略構成図である。 図16の光コネクタのハウジング蓋を閉めた状態を示す図である。 図15の光コネクタ同士を嵌合させた状態の図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図1は、実施形態の光コネクタ10−1、10−2が適用されるボード間光インタコネクトの概略図である。ルータ、サーバ等において、バックプレーン1に複数のボード2が並列に配置されている。各ボード2は、光コネクタ10−1と10−2により、バックプレーン1上の光伝送路7に接続されている。ボード2上には、LSI素子5、メモリ6、光モジュール3等の素子が配置されている。バックプレーン1から光コネクタ10−2、10−1、及びボード側光伝送路7を介して光モジュール3に入力された光信号は、電気信号に変換され、電気配線4によりLSI5やメモリ4に供給される。逆に、LSI5で生成された電気信号は、電気配線4を介して光モジュール3に入力され、光信号に変換されて、ボード側光伝送路7、光コネクタ10−1、10−2、バックプレーン1上の光伝送路7を通って、図示しないスイッチボードに供給される。
システム拡張時やボード2の保全時に、バックプレーン1に対してボード2を挿脱する必要がある。このとき、光コネクタ10−1と10−2を切り離すことによって、ボード2上の光伝送路7を、バックプレーン1の伝送路7から切り離す。また、光コネクタ10−1と10−2を接続することにより、ボード2上の光伝送路7をバックプレーン1の伝送路7に接続することができる。ここでは、便宜上、光コネクタ10−1を光ボードコネクタ、光コネクタ10−2を光バックプレーンコネクタとするが、適宜「光コネクタ10」と総称する。
図2は、光ボードコネクタ10−1と光バックプレーンコネクタ10−2が接続された状態を示す図である。図2(A)はコネクタ内部の嵌合状態を示す上面図、図2(B)は図2(A)のA−A’断面図である。光コネクタ10は、複数の光ファイバ15をガイドする複数のガイド孔16と、ガイド孔16を連通する空間22と、空間22を変形させて複数の光ファイバ15の少なくとも一部を空間22内で撓ませることのできる変形可能な部材11Bを含む。図2の例では、変形可能な部材11Bは、フェルール11の一部を構成する弾性部材11Bである。フェルール11は、光コネクタ10の内部で光ファイバ15を保持するファイバ保持部材である。図2の例によるフェルール11は、光コネクタ10の基部側部材11A、相手方コネクタと接続される接続側部材11C、及び基部側部材11Aと接続側部材11Cの間に挟まれる中間部材11Bを含み、中間部材11Bを変形可能な部材として用いている。フェルール11の各部材11A、11B、11Cは、内部に空間22a、22b、22cを有し、全体として空間22を形成する。
中間部材11Bは、光コネクタ10の接続時に弾性変形し、内部の空間22内で光ファイバ15を撓ませることができる。中間部材11Bの変形は、図2のように、部材自体の弾性を利用して変形させてもよいし、後述するように、部材の剛性を部分的に低下させて可撓性とすることで変形させる構成としてもよい。
複数の光ファイバ15は、一定間隔で互いに平行に配置されて、多心光ファイバアレイ15Aを構成する。光ファイバ15の数は特に限定されないが、たとえば12心の光ファイバアレイ15Aである。
実施形態の態様は、次の点で従来の一般的な構成、手法と異なる。すなわち、これまでの一般的な方法は、光ファイバ15を切断してフェルール11に実装した後に相手方コネクタとの接続面となる端面21に合わせて研磨していた。これに対して、実施形態では、複数の光ファイバを一括して切断した後に、切断による長さばらつきを含んだまま、フェルール11に実装する。実装後に、光ファイバアレイ15Aを接着剤12等により、基部側部材11Aの背面23に固定する。光ファイバの先端が不揃いのままファイバガイド孔16に挿入された場合でも、光コネクタ10−1と10−2を互いに押圧することで中間部材11Bが変形(たとえば弾性変形)するので、変形ストローク分だけ、各光ファイバ15を接続側部材11Cの接続面21まで突き出すことができる。これにより、光ファイバ15の先端を相手方コネクタ10の光ファイバ15の先端と正確に付き合わせて接続することができる。このとき、中間部材11Bの変形により、光ファイバアレイ15Aを構成する光ファイバ15の一部又は全部に撓みが生じても、撓みは空間22内で吸収される。
以下で、具体的な実施例に基づいて、光コネクタの構成をより詳しく説明する。
図3は、実施例1の光コネクタ10で用いられるフェルール11の四面図である。A−A’ラインに沿った方向が光信号の伝送方向、中央の上面図の両側に、相手方コネクタとの接続面21となる前面図と、光コネクタの基部側で背面23となる背面図を示す。上面図の下方に側面図を示す。
フェルール11は、基部側部材11A、中間部材11B、接続側部材11Cを含む。これらの部材は接着剤等で接続されている。基部側部材11Aと接続側部材11Cには、ファイバガイド孔16が形成されており、中間部材11Bは内部に空間22bを有する。この例では、基部側部材11Aと接続側部材11Cにもファイバガイド孔16と連通する空間22a、22cがそれぞれ形成されているが、光コネクタ同士の接続時に光ファイバが撓むことのできる空間があればよいので、中間部材11Bと接続側部材11Cの少なくとも一方に空間22が形成された構成としてもよい。また、ファイバガイド孔16の数は限定されず、12心、24心、48心、あるいはそれ以上の数でもよい。各部材11A、11B、11Cには、ガイドピン孔14が形成されている。ガイドピンの規格は、たとえばMTフェルールと同程度とする。
図4Aは、図3のフェルール11の基部側部材11Aの四面図である。A−A’ラインに沿った方向が光進行方向、中央の図が上面図、右側が中間部材11Bと連結する面を示す前面図、左側が背面23を示す背面図である。紙面で上面図の下方に側面図を示す。接続側部材11Aは、たとえばPPS樹脂、エポキシ樹脂等を用いて射出成形法により形成することができる。ファイバガイド孔16の寸法精度は、MTフェルールと同程度とする。光ファイバ15として、80μmのクラッド外直径、50μmのコア直径を持つ屈折率分布型GI50/80ファイバを用いる場合は、ファイバガイド孔16の直径はたとえば81μmとし、±1μmの公差を含むものとする。部材11AのA−A’ラインに沿った長さは、たとえば4mm、ファイバガイド孔16の長さは2mm、高さh1は3mmとする。
図4Bは、図3のフェルール11の中間部材11Bの四面図である。A−A’ラインに沿った方向が光進行方向、中央の図が上面図、右側に接続側部材11Cに連結する面を示す前面図、左側に基部側部材11Aと連結する面を示す背面図である。紙面で上面図の下方に側面図を示す。中間部材11Bは、矩形の空間22bを有する弾性体で構成され、一例としてネオプレンゴムを用いる。中間部材11Bは金属モールド等で形成することができる。空間22bのサイズ、形状は光ファイバ15の撓みを収容できるサイズ、形状であれば任意である。中間部材11Bの非接続時の光進行方向の長さ(A−A’ラインに沿った長さ)は、一例として2mmである。
図4Cは、図3のフェルール11の接続側部材11Cの四面図である。A−A’ラインに沿った方向が光進行方向、中央の図が上面図、右側が接続面21を示す前面図、左側が中間部材11Bと連結する背面の図である。接続側部材11Cは、基部側部材11Aと同様の材料及び製法で作製することができる。基部側部材11Aを接続側部材11Cとして用いることもできる。その場合は製造コストを低減できる。この例では、接続側部材11Cの光進行方向に沿った長さは4mm、ファイバガイド孔16の長さは2mm、高さh2は2.5mmである。接続面21の光進行方向と直交する方向の幅は、光ファイバアレイ15Aに適合する任意の幅であるが、一例として6.4mmとする。
図5A〜図5Dは、光コネクタ10の相手方コネクタ(不図示)との接続過程を説明するための図である。図5Aは、相手方コネクタに接続される前の光ファイバ15の実装状態を示す。図5A(A)は光コネクタ10の上面から透視した模式図、図5A(B)は図5A(A)のA−A’断面図、図5A(C)は図5A(A)のB−B’断面図である。図5A(A)では、図を分かりやすくするために、空間22の位置を白抜きで示している。以下の図5B(A)、図5C(A)、図5D(A)も同様である。
12心の光ファイバ15で構成される光ファイバアレイ15Aは、コスト低減のため、被覆が剥離された後、ファイバカッタで一括切断される。切断された光ファイバアレイ15Aは、基部側部材11Aのファイバガイド孔16から接続側部材11Cの接続面21まで挿入される。その後で、光ファイバアレイ15Aは基部側部材11Aの端面23に接着される。接着は、あらかじめ基部側部材11Aの端面23に板状の治具(不図示)を配置し、テープファイバを軽い力で治具に突き当てながら、エポキシ樹脂等で接着する。コネクタの心数に応じてテープファイバを随時実装することができるが、24心以上の場合、全てのテープファイバを挿入してから接着してもよい。
図5A(A)に示すように、テープファイバ(光ファイバアレイ)15Aの各光ファイバ15の長さは、切断工程のばらつきを含むため不揃いである。また、各光ファイバ15の先端は、フェルール11の接続側部材11Cの接続面21の位置よりも内部に後退している。たとえば、A−A’ラインの位置にある光ファイバ15−1は、B−B’ラインの位置にある光ファイバ15−2よりも短く、ファイバガイド孔16の中で、より多く後退している。フェルール11の中間部材11Bの光進行方向の長さL1は、変形前の長さであり、フェルール11内部の空間22で各光ファイバ15に撓みはない。
次に、図5Bに示すように、図示しない相手方コネクタとの接続が開始される。接続側部材11Cが相手方コネクタのフェルール(不図示)と突き当たり、物理的接触による押圧力が生じるため、中間部材11Bに光進行方向の力がかかる。これにより、中間部材11Bは変形を始める。中間部材11Bの変形により、接続側部材11Cも図中の左方向(基部側部材11Aに向かう方向)に押し込まれ、光ファイバ15の先端が接続側部材11Cの接続面21に向かって相対的に移動する。
切断後の長さのばらつきの中で最も長い突き出し量を持つ光ファイバ15−2は、図5B(C)のB−B’断面に示すように、中間部材11Bの光進行方向の長さがL2になった時点(L2<L1)で、ファイバ先端が接続面21まで進出する。このとき、短い突き出し量を有する光ファイバ15−1は、図5B(B)に示すように、接続面21からファイバガイド孔16の内部に後退している。
次に、図5Cに示すように、光コネクタ10同士がさらに押圧される。フェルール11の中間部材11Bがさらに変形して、光進行方向の長さはL3となる(L3<L2<L1)。中間部材11Bの変形に伴って、接続側部材11Cも基部側部材側11Aの方向へ押し込まれる。その結果、図5C(C)に示すように、最も長い突き出し量を持つ光ファイバ15−2は、フェルール11内部の空間22で座屈を起こす。他方、図5C(B)に示すように、最も短い突き出し量を持つ光ファイバ15−1は、ファイバガイド孔16を接続面21に向かって相対的に移動する。その他の光ファイバも、中間部材11Bの変形につれ、それぞれの突き出し量に応じて座屈を起こし始める。
最後に、図5Dに示すように、中間部材11Bが光進行方向の長さL4まで変形して(L4<L3<L2<L1)、光コネクタ同士の嵌合が完了する。全チャネルの接続後も、各光ファイバ15は嵌合による押圧力を受け、最も短い突き出し量を持つ光ファイバ15−1もフェルール11内部の空間22でわずかに撓む(図5D(A))。これにより、全ての光ファイバ15が確実に相手方光コネクタの光ファイバとPC(物理接触)接続することができる。
図6は、実施例1でフェルール11の中間部材11Bの材料として用いたネオプレンゴムのヤング率(MPa)と変形量(μm)の関係を示すグラフである。数値は、有限要素法で計算した値である。ネオプレンゴムのヤング率が1.58MPaのときに、中間部材11Bの光進行方向の変形量は600μmとなる。ヤング率5MPaのときは150μm近く、ヤング率10MPaで80μm以上の変形量となる。
切断による各光ファイバの先端部のばらつきは10ミクロン〜数十ミクロン程度であるが、フェルール先端の接続面21からのマージンを考慮して100μm程度を見込んでおくと、ヤング率が10MPa以下の材料を選択するのが望ましい。
上述したフェルール11を用いることで、マルチファイバの場合でも、全ての光ファイバでPC(物理接触)接続が可能となり、切断後の長さばらつきの影響を無効化できる。ファイバ切断時に高精度の切断技術やフェルールの端面研磨工程を省略することができ、コスト低減が可能となる。また、光ファイバ15の先端をフェルール11内に収納可能であるため、光コネクタ10の信頼性を長期にわたって維持することができる。また、光コネクタ10同士がフェルール11の接続面21から嵌合を開始することにより、光ファイバ15の先端が保護されるという効果を有する。
なお、すべての実施例を通して、光コネクタに用いられる光ファイバとして、通信分野で使用される溶融石英ファイバだけでなく、プラスチック光ファイバ(POF)や、コアのみが石英でクラッドをポリマーで形成したファイバ(H−PCF)等、様々なファイバを使用することができる。POF等の剛性が低いファイバでは、本発明の効果は更に増大する。
図7は、実施例1の光コネクタ10における光ファイバ15の実装例を示す図である。図7(A)に示すように、収容する光ファイバ15に初期の屈曲(挿入側すなわち基部側での屈曲)を与えることで、一列に配列された複数の光ファイバ15を、ほぼ同じ方向に大きく撓ませることができる。たとえば、光ファイバ15のアレイを、フェルール11の基部側部材11Aの側で、フェルール11の光進行方向の中心軸(C−C’ライン)を含み光ファイバ15の配列方向と平行な面からオフセットさせた位置で挿入する。光ファイバアレイの挿入位置を、接続側での光ファイバの配列位置に対して相対的にオフセットさせることにより、撓み吸収の効果を増大することができる。具体的には、相手方コネクタとの嵌合時に、すべての光ファイバ15をほぼ同じ方向に撓ませることができ、かつ1本1本の撓みを大きくすることができる。図7(A)の例では、基部側部材11Aにおいて光ファイバ15の挿入位置がフェルール11の高さ方向(紙面の上方に向かって)オフセットされているので、すべての光ファイバ15を上下方向にサインカーブ状に撓ませることができる。また、空間22内で隣接する光ファイバ同士が接触するのを防止することができる。
初期屈曲を与えるために、図7(B)に示すように、フェルールの基部側部材11Aの背面23において、ファイバガイド孔16aの形成位置を、両脇のガイドピン穴14(図3参照)を結ぶ直線位置(D−D’ライン)からフェルールの高さ方向にオフセットさせる。D−D’ラインは、光進行方向の中心軸を含み、かつ光ファイバの配列方向に水平な面と言い換えることができる。これにより、光コネクタの基部側のファイバガイド孔16aの配列と、接続側のファイバガイド孔16bの配列とが相対的にオフセットする。
図7(A)の例では、オフセット量Δを300μmとした。ここで、1kgf/cm2のフェルール押圧力があるときに、中間部材11B及び光ファイバ15の変位量(変形量)は光進行方向(長さ)方向に約32μmであり、この範囲内で光ファイバ15の切断後の長さばらつきが許容されることになる。オフセット量Δは、光ファイバ15の種類、ファイバ先端のばらつき量、フェルールの押圧力により、適宜設定することができる。
図7(C)は、フェルール内の空間22に挿入された各光ファイバ15を、接続側部材11Cのファイバガイド孔16bに通しやすくするための構成例である。図7(C)は、接続側部材11Cの上面からの透視図であるが、図示を分かりやすくするために、空間22cとファイバガイド孔16bを白抜きで示している。図中、サークルで示すように、空間22cとファイバガイド孔16bの連通部において、ファイバガイド孔16bの配列方向に沿った断面形状をU字型とすることで、ガイド機能を付与する。連通部分の断面形状はU字型に限らず、V字型、半円型など光ファイバ15の案内に適した任意の形状とすることができる。
図8は、オフセットさせた光ファイバをフェルール11に実装する際の工程図である。まず、図8(A)に示すように、フェルール11の各部材11A、11B、11Cを、ガイドピン13とガイドピン孔14(図2、図3参照)により位置決めし、接着する。接続側部材11Cのファイバガイド孔16bはフェルール11の光進行方向の中心軸(C−C’)に沿って形成されている。他方、基部側部材11Aのファイバガイド孔16aは、フェルール11の高さ方向(紙面の上方)にオフセットした位置に形成されている。なお、図示はしないが、基部側部材11Aのファイバガイド孔16aは、基部側端面23の開口位置から内部の空間22に至る通路で、中心軸(C−C’)に向かって緩やかに傾斜する構成としてもよい。
次に、図8(B)に示すように、基部側部材11Aのファイバガイド孔16aから、テープファイバ(光ファイバアレイ)を挿入する。光ファイバアレイを構成する各光ファイバ15は、対応するファイバガイド孔16aを通って、フェルール11内の空間22を通過し、接続側部材11Cのファイバガイド孔16bに挿入される。このとき、各光ファイバ15の先端位置が不揃いであることは、図5Aと関連して述べたとおりである。
次に、図8(C)に示すように、基部側部材11Aの端面23で光ファイバアレイの根元を接着して、光ファイバ15の実装が完了する。
図9A及び図9Bは、図7のオフセット構造で光ファイバ15を通しやすくするための構成例を示す。図9Aの構造では、接続側部材11Cの空間22cに、テーパ形ガイド機構91を設ける。テーパ形ガイド機構91は、フェルール11の高さ方向に沿った断面でV字形状をしている。なお、ファイバガイド孔16bの配列方向に沿った水平断面では、図7(C)で説明したように、チャネル(光ファイバ)ごとにU字型のガイド形状が付与されていてもよい。図9Bの例では、接続側部材11Cに、ファイバ挿入確認用窓92を設ける。これにより、視認により光ファイバ15の挿入を確認することができる。
図10は、図7のオフセット構造の効果を説明するための図である。図中のグラフは、80μm外径の光ファイバを用い、同一荷重をかけたときに、光ファイバ15のオフセットがファイバ変形量にどのような影響を与えるかを示すものである。数値は有限要素法による計算で求めた。グラフにおいて、3種類の撓み長は、フェルール11内部のファイバ撓み吸収用の空間22の光進行方向の長さにそれぞれ相当する。同一の撓み長では、オフセットが大きいほど光ファイバの変形量(μm)が大きい。図7の構成で、空間22の光進行方向の長さ(撓み長)が6mm、荷重を1kgf/cm2、オフセットを300μmとしたときの光ファイバ15の変形量は、上述のとおり約32μmである。
このように光ファイバ挿入位置をオフセットさせることによって、光ファイバの撓み長を大きくすることができ、光ファイバ先端のばらつきの許容を大きくすることができる。
図11は、実施例2の光コネクタ30の図である。実施例2では、実施例1と同様に、フェルール31は基部側部材31A、中間部材31B、接続側部材31Cを含むが、複数の光ファイバをガイドするファイバガイド孔16を連通して光ファイバ(不図示)を撓ませることのできる空間42は、接続側部材31Cに形成されている。光ファイバの撓みを吸収する空間42の形状は、この例では上面が開口する矩形の空間とした。接続側部材3Aにおいて、光進行方向(A−A’ライン)に沿って、空間42の両側にファイバガイド孔16が形成されている。
接続側部材31Cに形成されているファイバガイド孔は、実施例1と同様に、直径80μmの光ファイバを実装する場合は孔径を82μmとし、±1μmの公差を含むものとする。図示される例では、光進行方向(A−A’ライン)に沿った接続側部材31Cの長さは8mmであり、ファイバ撓み吸収用の空間42の長さは6mmである。図示しない相手方コネクタとの接続面41の光進行方向と直交する方向の幅は、用いる光ファイバアレイに適合する任意の幅であるが、一例として、7mmとする。
中間部材31Bは、実施例1と同様に、フェルール31と相手方コネクタとの接触圧力により変形可能な材料で形成されている。たとえば、弾性材料であるネオプレンゴムを用いることができる。中間部材31Bの光進行方向の長さは、一例として2mmとする。基部側部材31Aは、実施例2では光ファイバを固定する用途で使用されるため、その形状に制限は無い。基部側部材31Aと中間部材31Bに、ファイバアレイを収容するための空間46a、46bがそれぞれ形成されている。フェルール31の各部材31A、31B、31Cは、ガイドピン孔14とガイドピン(図2参照)により位置決めされ、接着される。
このような構成の光コネクタ30も、実施例1と同様の効果を得ることができる。すなわち、光ファイバ先端の長さばらつきを含む状態で、光ファイバアレイ15Aをフェルール31に実装することができる。相手方コネクタとの嵌合時には、弾性部材として機能する中間部材31Bが変形し、すべての光ファイバ15を接続面41に揃う位置まで突出させる。中間部材31Bの変形にともなう光ファイバ15の撓みは内部の空間42で吸収されるので、2つの光コネクタのファイバアレイ同士を確実に接続することができる。
また、実施例2の構成において、図7のようなオフセット構成を採用してもよい。この場合、接続側部材31Cに光ファイバアレイを通し易くするために、図9A、図9Bに示した構成を組み合わせてもよい。実施例2の構成をオフセット構成と組み合わせることによって、撓みを大きくできるとともに、隣接する光ファイバ同士の接触を防止することができる。
図12及び図13は、実施例3の光コネクタ50を説明するための図である。図12に示すように、光コネクタで用いられるフェルール51は、可撓性を有する単一の部材で構成されている。図12の例では、フェルール51の一部を薄肉化することで、部分的に剛性を低下させてその部分に可撓性を与えている。具体的には、フェルール51は、複数の光ファイバ(図13参照)15を受け取るファイバガイド孔16aが形成された基部側壁部51aと、相手側コネクタ(不図示)との接続面54側で複数の光ファイバ15を受け取るファイバガイド孔16bが形成されている接続側壁部51cと、基部側壁部51cと接続側壁部51cとを接続する側壁51bを有する。側壁51bは、他の部分と比較して厚さが十分に低減されており、接続面54が相手方コネクタと突き合せられ、押圧されたときに、撓むように設計されている。
基部側壁部51a、側壁51b、及び接続側壁部51cで、ファイバ撓み吸収用の空間52を形成している。ファイバ撓み吸収用の空間52は、図12の例では上面と底面がオープンになっている。一例として、フェルール51の嵌合前の光進行方向(A−A’ライン)に沿った長さは8mm、ファイバ撓み吸収用の空間52の長さは4mm、側壁51bの厚さは0.7mmである。接続側壁部51cのファイバガイド孔16bの列の両側に、ガイドピン孔14が形成されている。他方、基部側壁部51aには、ファイバガイド孔16aと、ファイバアレイ(不図示)を固定するための空間55が形成されている。ここでは図示しないが、空間55にファイバのガイド構造を設けても良い。光ファイバアレイをフェルール51に挿入した後、空間55内に接着剤が充填されて光ファイバアレイが固定される。このようなフェルール51は、任意の可撓性材料を用いて射出成形により一括成形可能である。
図13は、光コネクタ50が図示しない相手方コネクタと嵌合するときの状態を示す図である。嵌合前は、図13(A)に示すように、光ファイバアレイ15Aを構成する複数の光ファイバ15は、それぞれ対応するファイバガイド孔16aからフェルール51に挿入され、ファイバ撓み吸収用の空間52を通って、接続面54側のファイバガイド孔16bに挿入されている。各光ファイバ15の長さは切断時のばらつきを含むため、先端が揃っていない。また、すべての光ファイバ15は、接続面54からファイバガイド孔16b内側に後退した状態にある。
光ファイバアレイ15Aは、フェルール51の基部側壁部51aで接着剤12により固定されている。この状態では、フェルール51にも光ファイバ15にも撓みは発生していない。
相手方コネクタに接続されるときは、図13(B)に示すように、接続面54が相手方光コネクタのフェルールに当接され、物理的接触による押圧力を受ける。これにより、フェルール51の側壁51bが湾曲し、空間52の光進行方向の長さが減少する。各光ファイバ15は、接続面54に揃う位置まで、ファイバガイド孔16bの中を相対的に突き進む。各光ファイバ15は接続面54に達すると、接続面54で相手方の光コネクタと当接し、また、基部側で接着剤12により固定されているので、さらに押圧力がかかることによって空間52内で撓む。
空間52内ですべての光ファイバ15を同じ方向に撓ませるために、図7のオフセット構成を組み合わせてもよい。
このような構成により、単一の部材によって実施例1、2と同様の効果を奏することができる。実施例3のフェルール51は射出成形法で一括成形できるので、低コスト化に寄与する。
図14及び図15は、実施例4の光コネクタ70を説明するための図である。実施例4では、図14に示すように、フェルール71の一部を梁状の形に加工し、接続面61を含む接続側壁部72dを、梁状保持部72cにより保持する。図14において、A−A’ラインが光進行方向であり、中央の上面図の右側が相手方コネクタ(不図示)との接続面61となる前面図、左側が基部側の背面63となる背面図、紙面の下方が側面図である。上面図では、図示を分かりやすくするために、基部側のファイバガイド孔16aとファイバ固定空間65を便宜上白抜きで示してある。
フェルール71は、接続側壁部72dと、梁状保持部72cに加え、基部側壁部72aと、側壁72bを有する。梁状保持部72cは側壁72bと接続側壁部72dとを連結する。接続側壁部72dのファイバガイド孔16bの配列の両側に、ガイドピン孔14が形成されている。他方、基部側壁部72aには、フェルール71の基部側で光ファイバを通すファイバガイド孔16aと、光ファイバを固定するファイバ国定空間65が形成されている。基部側壁部72aと接続側壁部72dの間に形成される空間62が、ファイバ撓み吸収用の空間62となる。
この構成では、梁状保持部72cの厚さを小さくして剛性を低減することで、フェルール71に可撓性の性質を与えている。一例として、梁72cの厚さは0.5mm、接続側壁部の光進行方向(A−A’ライン)に沿った方向の長さとファイバガイド孔16bの長さは4mm、空間62の光進行方向に沿った長さは4mmである。
図15(A)は、フェルール71に光ファイバアレイ15Aを実装した光コネクタ70の接続前の状態を示す図である。相手方コネクタと嵌合する前は、光ファイバアレイ15Aを構成する複数の光ファイバ15は、それぞれ対応するファイバガイド孔16aからフェルール71に挿入され、ファイバ撓み吸収用の空間62を通って、接続面側壁部72dに形成されたファイバガイド孔16bに挿入されている。各光ファイバ15の長さは切断時のばらつきを含むため、先端が揃っていない。また、すべての光ファイバ15は、接続面61からファイバガイド孔16bの内部に後退した状態にある。
光ファイバアレイ15Aは、フェルール71の基部側で接着剤12により固定されており、フェルール71にも光ファイバ15にも撓みは発生していない。
相手方コネクタに接続されるときは、図15(B)に示すように、接続面61が相手方光コネクタのフェルールに当接し、物理的接触による押圧力を受ける。これにより、梁状保持部72cにより保持された接続側壁部72dの全体が、基部側に押し込まれる。接続側壁部72dの移動により、梁状保持部72cが基部側に撓んで、空間62の光進行方向に沿った長さが減少する。各光ファイバ15は、ファイバガイド孔16bの中で、接続面61に揃う位置まで相対的に突き進む。各光ファイバ15は、基部側で接着剤12により固定され、接続面61側で相手方の光コネクタと当接するので、さらに押圧力がかかることによって、空間52内で撓む。
このように、梁状保持部72cが弾性変形を起こし、ファイバガイド孔16bを有する接続側壁部72dが、光の進行方向に向かって可動となる。この構成により、単一の部材によって実施例1、2、3と同様の効果を奏することができる。実施例4のフェルール71は射出成形法で一括成形できるので、低コスト化に寄与する。すべての光ファイバ15を同じ方向に撓ませるために、図7のオフセット構成を組み合わせてもよい。
図16は、実施例5の光コネクタ100の構成を示す。実施例1〜4のフェルール及び光ファイバを別部材であるハウジング内に収容して光コネクタとして用いてもよいが、実施例5の光コネクタ100では、フェルール81の一部をハウジングとして機能させる。
図16(A)に示すように、光コネクタ100は、複数の光ファイバ15を通すファイバガイド孔16を連通する空間82を有する。フェルール81は、ハウジングとして機能する基部側部材81Aと、相手側コネクタとの接続面84を含む接続側部材81Cと、基部側部材81Aと接続側部材81Cの間に位置する中間部材81Bを含み、空間82は、接続側部材81Cに形成されている。
中間部材81Bは、相手方コネクタとの接続時に接触圧力を受けて変形することのできる材料、たとえば弾性材料で構成されている。接続側部材81Cは、接続時の中間部材81Bの変形を見越して、基部側部材(ハウジング)81Aの接続側端面86よりも光進行方向に沿って前方に突き出ている。引接続側部材81Cの接続面84が、相手方コネクタの接続面に当接し押圧力を受けることにより、中間部材81Bが変形し、接続面84はハウジング81Aの接続側端面86と揃う位置まで後退する。接続面84の後退により、空間22は基部側に移動し、各光ファイバ15がファイバガイド孔16の中で、相対的に接続面84まで突き進む。各光ファイバ15が接続面84で相手方コネクタと当接することにより、相手方コネクタの光ファイバと接続する。余剰の光ファイバ15は、空間82の内部で撓む。
使用時には、図16(B)に示すハウジング蓋83を図16(A)の構成にかぶせて光コネクタ100とする。このとき、光ファイバアレイ15Aは、基部側部材81Aとハウジング蓋83とに挟み込まれて、固定される。すなわち、基部側部材81Aとハウジング蓋83とでメカニカルクランプを構成することで、光ファイバアレイ15Aを接着するための接着剤の使用や接着工程を省略することができる。
図17は、ハウジング蓋83をかぶせた組み立て後の光コネクタ100を示す。フェルールの基部側部材81Aとハウジング蓋83により、光コネクタ100のハウジング85を構成する。フェルールの接続側部材81Cの接続面84は、ハウジング85の接続側端面86よりも突き出ている。接続側部材81に形成されたファイバ孔16内で、各光ファイバ15の先端位置はばらついている。
図18は、図17の光コネクタ100−1を相手方コネクタ100−2に接続した状態を示す。図示の便宜上、ハウジング蓋83を省略してある。光コネクタ100−1のフェルール81の接続側部材81Cが、相手方コネクタ100−2と当接することにより、中間部材81Bが変形し、空間82が変形する。光ファイバアレイ15Aを構成するすべての光ファイバ15が相手方コネクタ100−2と接続する位置まで相対的に前進し、相手方コネクタ100−2の光ファイバ15と接続する。中間部材81Bの収縮により、光ファイバ15の余剰部分は、空間82内で撓む。この構成により、光ファイバアレイ15の長さばらつきにもかかわらず。光コネクタ100−1と100−2を確実に接続することができる。
なお、図示はしないが、光コネクタ100のフェルールの基部側部材81Aにラッチ機能を設けることで、光コネクタ100−1と100−2の嵌合をより確実にする構成としてもよい。
以上述べてきた実施例はほんの一例に過ぎず、本コネクタの原理を用いた構造例は他にも様々に考えられる。また、MPO(Multi-fiber Push-On)コネクタ等の汎用のハウジングを用いて本発明の構成を収納する光コネクタとしてもよい。また、本発明の光コネクタと接続する他のコネクタの伝送路としてPMTフェルールに収納されたポリマー導波路等も可能であり、様々な伝送路のコネクタ用途への応用が可能である。
また、実施例1では、フェルールを構成する基部側部材11A、中間部材11B、接続側部材11Cの各々に内部空間22a、22b、22cをそれぞれ形成していたが、光ファイバ15の撓みを収容できる限り、中間部材11Bにのみ空間を形成してもよいし、中間部材11Bと、基部側部材11A又は接続側部材11Cの何れか一方に空間を設ける構成としてもよい。また、実施例5では、空間22を形成する接続側保持部材81Cと、空間22を移動させる(各光ファイバを相対的に移動させる)弾性部材81Bとを別部材で構成したが、一体的に弾性部材で形成してもよい。
このような光コネクタを、図1のような電子情報機器に適応する場合は、バックプレーンボードと、種々の電子部品が配置、搭載された各ドータボードとの間の接続に用いることができる。この場合は、互いに対向する光ファイバ同士の接続が容易かつ確実で動作の信頼性の高い電子情報機器(ルータ、サーバ等)が実現される。
光通信の分野でのコネクタ構成に適用することができる。
10、10−1.10−2、30 光コネクタ
11,31、51、71、81 フェルール(ファイバ保持部)
11A、31C、81A 基部側部材
11B、31B、81B 弾性部材(変形可能部材)
11C、31C、81C 接続側部材
13 ガイドピン
14 ガイドピン孔
15、15−1、15−2 光ファイバ
15A 光ファイバアレイ
16、16a、16b 光ファイバガイド孔
21、41、54、61、84 接続面(接続側端面)
22、42、52、62、82 空間(ファイバ撓み吸収空間)
23、43、63 フェルール基部側背面
51b 薄肉化された側壁(変形可能部材)
72c 梁状保持部(変形可能部材)
83 ハウジング

Claims (13)

  1. 複数の光ファイバをガイドする複数のガイド孔が形成されたファイバ保持部と、
    前記複数のガイド孔を連結し、前記複数の光ファイバを収容する空間と、
    前記ファイバ保持部の少なくとも一部を構成し、前記空間を変形させて前記複数の光ファイバの一部または全部を前記空間内で撓ませる変形可能な部材と、
    前記複数の光ファイバの配列を含む光ファイバアレイと、
    を含み、前記複数の光ファイバの各々は、相手方コネクタとの非接続時に、対応する前記ガイド孔の内部に後退した状態で保持され
    前記変形可能な部材は、前記ファイバ保持部の一部を薄肉化して前記空間を画定する可撓部材であり、
    前記可撓部材は、前記光コネクタの基部側で前記複数の光ファイバを固定する第1の壁部から延びる側壁に対して、相手方コネクタとの接続面を含む第2の壁部を梁状に保持する薄肉化された梁状保持部であることを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記変形可能な部材は、前記ファイバ保持部の一部に用いられ、前記空間を光進行方向に沿って変形又は移動させる可撓性部材であることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 複数の光ファイバをガイドする複数のガイド孔が形成されたファイバ保持部と、
    前記複数のガイド孔を連結し、前記複数の光ファイバを収容する空間と、
    前記ファイバ保持部の少なくとも一部を構成し、前記空間を変形させて前記複数の光ファイバの一部または全部を前記空間内で撓ませる変形可能な部材と、
    を有し、
    前記変形可能な部材は、前記ファイバ保持部の一部を薄肉化して前記空間を画定する可撓部材であり、
    前記可撓部材は、前記ファイバ保持部の基部側で前記複数の光ファイバを固定する第1の壁部から延びる側壁に対して、相手方コネクタとの接続面を含む第2の壁部を梁状に保持する薄肉化された梁状保持部であり、
    前記梁状保持部と、前記第1の壁部と、前記側壁と、前記第2の壁部で前記空間を形成することを特徴とする光コネクタ。
  4. 前記ファイバ保持部は、基部側壁部としての前記第1の壁部と、前記梁状保持部と、接続側壁部としての前記第2の壁部と、前記側壁とを有し、前記梁状保持部は、前記側壁と前記第2の壁部を連結して前記第2の壁部を保持することを特徴とする請求項に記載の光コネクタ。
  5. 前記複数のガイド孔は、前記空間を挟んで前記光コネクタの前記基部側に設けられた第1のガイド孔列と、前記相手方コネクタとの接続面側に設けられた第2のガイド孔列とを含み、
    前記第1のガイド孔列は、前記第2のガイド孔列に対して前記光コネクタの厚さ方向にオフセットして配置されることを特徴とする請求項1または3に記載の光コネクタ。
  6. 前記第2のガイド孔列への前記光ファイバの案内を容易にするガイド機構が設けられていることを特徴とする請求項に記載の光コネクタ。
  7. 前記ファイバ保持部は、前記第2のガイド孔列に挿入される前記複数の光ファイバを確認するための確認窓を有することを特徴とする請求項に記載の光コネクタ。
  8. 前記ファイバ保持部の一部は、前記光コネクタのハウジングを兼ねることを特徴とする請求項1または3に記載の光コネクタ。
  9. 前記ファイバ保持部は、前記光コネクタの前記基部側で前記複数の光ファイバを保持する第1の保持部材と、前記相手方コネクタとの前記接続面で前記複数の光ファイバを保持する第2の保持部材とを含み、
    前記第1の保持部材は、前記光コネクタのハウジングを兼ねることを特徴とする請求項に記載の光コネクタ。
  10. 前記第1の保持部材と嵌合するハウジング蓋、
    をさらに含み、
    前記第1の保持部材と前記ハウジング蓋とで、前記複数の光ファイバを固定するクランプを構成することを特徴とする請求項に記載の光コネクタ。
  11. 前記第2の保持部材は、前記光コネクタの非接続時に、前記ハウジングの前面から突出していることを特徴とする請求項に記載の光コネクタ。
  12. 前記ハウジングは、ラッチ機構を有することを特徴とする請求項に記載の光コネクタ。
  13. 光伝送路を有するボードと、
    前記ボードに接続される1以上の電子部品搭載ボードと、
    前記ボードと前記電子部品搭載ボードの各々との間を接続する1以上の光コネクタと、を含み、
    前記1以上の光コネクタは請求項1〜12のいずれか1項に記載の光コネクタであることを特徴とする電子情報機器。
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