JP2007251408A - 電話端末管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電話端末制御サーバ上でオペレータがログオンしたままの状態となり、オペレータがログオンしようとしても2重ログオンエラーとなり、ログオンできない状態を検出した場合に、適切にオペレータのログオン状態を解除する。
【解決手段】複数の電話端末の登録を受け付けて管理する制御サーバと、制御サーバに所定の時間ごとに登録要求を行う電話端末とからなる電話端末管理システムにおいて、前記制御サーバは、登録した電話端末からのログオン要求を受け付けて登録状態とともにログオン状態を管理し、前記電話端末からの端末登録要求を受け付けたとき、当該端末において状態が変化したことを検出すると、当該端末がログオン中である場合当該ログオン状態を解除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、好適にはコールセンタ等に用いられ、複数の電話端末とそれら電話端末について管理および呼制御を行う電話端末制御サーバとからなる、電話端末管理システムに関するものである。
顧客からの問い合わせを集中的にリアルタイムで受け付けて対応するために、特に大規模で顧客からの問い合わせが多い企業等ではコールセンタを設ける場合が多い。コールセンタにおいては、電話対応専門のオペレータが複数人数待機しており、顧客からの着信に対して対応を行う。ここで、コールセンタシステムは、オペレータ用のPC等の情報端末と、電話端末が各オペレータごとに用意され、電話端末は電話端末制御サーバによって集中管理される。(例えば、特許文献1参照)。
電話端末制御サーバは、各電話端末の起動状態を管理するとともに、オペレータのログオン状態を管理して、顧客からの着信をログオン中のオペレータの電話端末に接続する。
特開2001−168993
このとき、電話端末がなんらかの原因で再起動されてしまうことがある。その場合、電話端末の情報はいったん初期化されるため、オペレータは再度ログオンしなおす必要がある。ところが、電話端末制御サーバ上ではオペレータはログオンしたままの状態となっているため、オペレータがログオンしようとしても2重ログオンエラーとなり、ログオンできない状態が発生する。このため、オペレータはシステム管理者に連絡を取ってログオン状態を解除してもらう必要が生じ、作業の手間が発生するとともに、その間当該オペレータは顧客からの問い合わせの着信を受けることができないので、要員の無駄が生じてしまう。
このため、このような電話端末の状態変化を検出した場合に、適切にオペレータのログオン状態を解除することが必要であった。
このような課題を解決するために、本発明の電話端末管理システムは以下の構成を備える。
<構成1>
複数の電話端末の登録を受け付けて管理する制御サーバと、制御サーバに所定の時間ごとに登録要求を行う電話端末とからなる電話端末管理システムにおいて、前記制御サーバは、登録した電話端末からのログオン要求を受け付けて登録状態とともにログオン状態を管理し、前記電話端末からの端末登録要求を受け付けたとき、当該端末において状態が変化したことを検出すると、当該端末がログオン中である場合当該ログオン状態を解除する。
<構成2>
前記電話端末は、ユニークな端末IDを記憶しており、起動時にユニークな端末登録要求IDを生成し、端末登録要求時に前記端末IDとともに前記端末登録要求IDを送信し、前記制御サーバは、端末登録要求を受け付けると、端末IDが既に登録済みであるとき、受け付けた端末登録要求IDが登録時と異なる場合に、状態が変化したことを検出する。
<構成3>
前記制御サーバは、さらに当該端末登録要求が、前回の端末登録要求から所定時間を超過してなされた場合に、状態が変化したことを検出する。
<構成4>
前記制御サーバは、状態が変化したこと検出すると当該端末に対して状態変化フラグをオンにする端末監視処理部と、前記状態変化フラグを監視して、所定時間毎に状態変化フラグがオンである端末を検出して、当該端末がログオン中である場合当該ログオン状態を解除するログオン状態解除処理部とを備えた。
<構成5>
前記制御サーバは、ログオン状態を解除した電話端末に対して、ログオン状態を解除した旨を通知し、通知を受けた電話端末は、ログオン未の状態表示に切り替える。
電話端末の状態変化を検出したときに、オペレータのログオン状態を解除することにしたので、システム管理者の作業量の削減と、オペレータ要員の無駄の発生を防止することができる。
本発明の実施例について、以下のとおり説明する。
<実施例1の構成>
図1は、本発明の実施形態を示す、電話端末管理システムのシステム構成図である。
図1において、コールセンタ1は、顧客から問い合わせの電話を受け付けて対応するための施設である。コールセンタ1には、複数の電話端末10と、制御サーバ20と、IP電話交換機30が備わり、それぞれはLANで互いに通信可能に接続されている。
IP電話交換機30は構外の公衆通信網に接続され、公衆通信網を経由して顧客電話機40からの着信を受け付けることができるようになっている。
なお、ここでは説明を簡単にするためにIP電話交換機を用いることとしているが、もちろん通常の交換機であっても構わない。その場合、交換機はLANには接続されずに、別途構内回線によって電話端末制御サーバや電話端末と通信を行うことになる。また、制御サーバ20にIP電話交換機30の機能を持たせることも可能である。
図2は、IP電話の端末である電話端末10の機能ブロック図である。
データ処理部110は、電話端末10の全体の制御を行う処理部であり、プログラムによって構成される。データ処理部110は、端末登録要求ID生成部111、端末登録要求送信部112、ログオン処理部113の各処理部を含み、また各処理部を適宜制御、連携させる。
端末登録要求ID生成部111は、制御サーバ20に対して後述の端末登録要求を行う際に指定する、端末登録要求IDを生成する処理部である。端末登録要求IDは、1回目の端末登録要求の際に生成されるユニークなIDであり、当該端末の端末IDや生成時の時刻情報等を基に生成される。
端末登録要求送信部112は、制御サーバに対して端末登録要求を行う処理部である。端末登録要求には、当該端末のユニークな識別情報である端末IDと、前記生成した端末登録要求IDが含まれる。端末登録IDは、記憶部120に記憶されている。また、生成した端末登録要求IDも、記憶部に記憶されるものとする。
記憶部120は読み書きが可能な不揮発性メモリとすることが望ましい。
ログオン処理部113は、当該端末を利用するオペレータのログオンを行うための処理部である。ログオン処理については、動作の説明において後述する。
通信手段140は、制御サーバ20やIP電話交換機30との通信を行うためのものであり、具体的にはLANコントローラーである。
操作入力部150は、テンキー部151とログオンボタン152からなる。テンキー部151は0〜9の数字と「*」「#」等電話機に一般的に備わるキーを含むものである。
ログオンボタン152は、オペレーターがログオン処理を開始するためのキーであり、ログオンボタンの押下によってログオン処理が開始される。
ログオン表示部160は、ログオン状態をオペレータに示すためのものであり、具体的にはLED等の発光部材である。ログオン表示部は、点灯、消灯、点滅により、現在のログオン状態をオペレータに通知する。
なお、ログオン表示部160としてのLEDは、前記ログオンボタン152上または隣接して設けるようにしても良い。そのようにすれば、ログオン状態の確認とログオン操作を1箇所の部材に注目して行えるため、オペレータにとって分かりやすく直感的に操作が可能となる。
また、LED以外にも、電話機に備わる液晶等、表示機能を持つものであれば、ログオン表示部160としての機能を果たすことができることは言うまでもない。
図3は制御サーバ20の機能ブロック図である。
サーバデータ処理部210は、制御サーバ20の全体の制御を行う処理部であり、プログラムによって構成される。サーバデータ処理部210は、端末登録処理部211、端末状態管理部212、ログオン管理部213通話振分部214の各処理部を含み、また各処理部を適宜制御、連携させる。各処理部はプロセスとして独立して動作する。
端末登録処理部211は、電話端末10からの端末登録要求を受け付け、管理DB240に登録する。このとき、端末登録処理部211は、当該端末に何らかの状態変化があったかどうかをチェックし、状態変化があった場合は、併せて管理DB240に登録する。状態変化のチェック処理については、動作の説明で詳述する。
端末状態管理部212は、電話端末の状態を管理するための処理部であり、所定の時間(例えば10秒)毎に管理DB240を検索し、状態変化のあった端末を検出して、当該端末においてオペレータがログオン中であれば、ログオン状態を解除すべき旨をログオン管理部213に対して通知する。
ログオン管理部213は、端末ごとのオペレータのログオン管理を行う処理部であり、電話端末10からの要求に基づくオペレータのログオンおよびログオフ、端末状態管理部212からの通知に基づくオペレータのログオン状態の強制解除を行う。
通話振分部214は、ログオン中の端末に対して、顧客からの問い合わせの電話を振り分けるための処理部である。通話振分部214は、IP電話交換機30からの着信通知を受けると、管理DBを検索してオペレータがログオンしている電話端末10に振り分ける。なお、振分けはオペレータの負荷が一定となるように行われるが、これには既存の技術が用いられる。
サーバ通信手段220は、電話端末10やIP電話交換機30との通信を行うためのものであり、具体的にはLANコントローラーである。
タイマ230は前記の各処理部に対して、時刻情報や所定時間毎のタイミング情報を提供するためのものである。
管理DB240は、電話端末10の状態やオペレータのログオン状態を管理するためのDBである。
ここで、管理DB240に登録されるデータ項目の構成を、図4を元に説明する。
図4において、端末IDは、各電話端末10毎に予め定められるユニークなIDである。端末IDによって、どの電話端末であるかを特定することができる。
IPアドレスは、各電話端末ごとに割り当てられるIPアドレスである。IPアドレスは、予めユニークな値を振り分けておくこととしてもよいし、電話端末10が起動される毎に、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によって決定した値を格納することにしてもよい。
オペレータIDは、各電話端末10を使用するオペレータがログインするためのIDであり、実際には数字等、電話端末10にて入力可能な文字が格納される。すなわち、各電話端末10は、利用するオペレータが予め決められている。
パスワードは、オペレータIDごとのログインパスワードであり、実際には数字等、電話端末10にて入力可能な文字が格納される。
端末登録状態フラグは、オンのときに当該電話端末が登録済みであることを示すフラグである。
端末登録要求IDは、端末登録要求時に電話端末10から受け付けた端末登録要求IDが格納される。これは、端末登録処理の都度、受け付けた値で更新される。
端末登録時刻は、端末登録要求を受け付けたときの時刻情報である。これは、端末登録処理の都度、受け付けた値で更新される。
ログオン状態は、当該端末のオペレータIDによるログオンが行われたかどうかを示すフラグである。オンのとき、ログイン中であることを示す。オフであれば未ログインかあるいは、ログイン解除されたことを示す。
状態変化フラグは、当該端末に状態変化が検出されたときにオンになるフラグである。
なお、これらの項目は、端末IDごとに1つのレコードとして管理される。
IP電話交換機30は、顧客電話機40からの電話の着信を受け付けると制御サーバ20に通知する機能を持つ、交換機である。IP電話交換機30は図示しないゲートウェイ等を介して公衆回線網等の通信網を経由して、顧客電話機40と接続されている。
<実施例1の動作>
次に、本発明の動作について説明する。
図5は、本発明の動作を示すシーケンス図である。
図5において、「電話端末」は電話端末10にて行われる処理を、「制御サーバ」は制御サーバ20で行われる処理を示す。制御サーバ20で行われる処理には、さらに「端末登録処理プロセス」「端末状態管理プロセス」が存在し、それぞれ端末登録処理部211、端末状態管理部212に対応するプロセスである。「管理DB」は管理DB240へのアクセスタイミングを表現するために図示している。なお、そのほかに図示省略しているがログオン処理部113に対応するログオン処理プロセスも存在する。
まず、電話端末10での基本的な動作を説明する。
S101:電話端末10の電源がオンされると、所定の起動処理が行われる。
S102:端末登録要求ID生成部111が呼び出され、端末登録要求IDが生成される。端末登録要求IDは端末IDや日付や時刻情報を元に、全電話端末10においてユニークで、かつ、当該端末においても生成する日時等にタイミング毎にユニークなIDが生成される。生成された端末登録要求IDは、記憶部120に記憶される。
S103:端末登録要求送信部112が呼び出され、制御サーバ20に対して端末登録要求が送信される。端末登録要求には、生成した端末登録要求IDと、端末IDとが含まれる。端末登録要求が行われると、制御サーバ20では後述するS201以降の処理を実施して、端末の登録を行った後、登録完了通知を行う。この登録完了通知は、登録が行われたか否かの情報であり、通常は正常応答が返る。
S104:端末登録が正常であれば、ログオン処理が可能となる。ログオン処理については後述する。
S105:登録完了通知で異常が返されたり、登録完了通知の応答が返らなかったような場合等は、エラーが発生したものとして、S102に戻る。これにより、端末登録要求IDは新たに作成されて、記憶部の情報が更新される。
S106:図示しない操作手段を操作することにより、電源断が指示されると、S107へ移行する。それ以外の場合は、S103に移行して、端末登録要求を繰り返し行う。なお、S103への移行は所定の時間(例えば5〜6秒程度)毎に行われる。すなわち、所定の時間毎に端末登録要求が繰り返されるように制御される。
S107:ログオフ処理ならびに端末の登録解除処理が行われる。端末の登録解除処理は、端末登録解除要求を端末IDとともに制御サーバ20に送信することにより行われる。なお、端末登録解除要求を受けると、制御サーバでは、当該端末の端末登録状態フラグ、端末登録要求ID、端末登録時刻等、端末登録要求時に格納した情報や、ログオン状態、状態変化フラグ等、最初から格納されていた情報以外の情報をクリアする。
S108:電源断される。
ここで、電話端末10と制御サーバ20との間での、ログオン処理の動作について説明する。
電話端末10のログオン処理部113は、未ログオンの状態で、端末登録要求に対する正常応答を受け取ると、ログオン可能になったと判断し、ログオン表示部160を消灯から点滅に切り替える。オペレータは、ログオン表示部160が点滅状態になったのを確認すると、電話端末の受話器を取り上げ、ログオンボタン152を押下する。ログオンボタン152の押下を受けて、ログオン処理部113は制御サーバ20のログオン管理部213に対してログオン要求を送信する。ログオン要求には、端末IDが含まれる。
制御サーバ20のログオン管理部213は、ログオン要求を受け付けると、電話端末10に対してオペレータID要求を行う。このとき、電話端末に対して、「オペレータIDを入力してください」等の音声通知を併せて行う。
電話端末10のログオン処理部113は、オペレータID要求通知を受け付けると、オペレータID入力モードに切り替わり、テンキー部151からのオペレータIDの入力を待つ。オペレータがテンキー部151によってオペレータIDを入力すると、ログオン処理部はオペレータIDを送信する。
制御サーバ20のログオン管理部213は、オペレータIDを受け付けると、管理DBを検索し、当該電話端末を使用するオペレータIDと一致するかを確認する。一致する場合はパスワード要求を行う。このとき、電話端末に対して、「パスワードを入力してください」等の音声通知を併せて行う。一致しない場合は音声等で当該オペレータIDでは現在の端末を利用できない旨通知する。
電話端末10のログオン処理部113は、パスワード要求通知を受け付けると、パスワード入力モードに切り替わり、テンキー部151からのパスワードの入力を待つ。オペレータがテンキー部151によってパスワードを入力すると、ログオン処理部はパスワードを送信する。
制御サーバ20のログオン管理部213は、電話端末10からのパスワードを受け付けると、管理DBを検索し当該オペレータのパスワードと一致するか否かを確認する。一致すれば、管理DBのログオン状態フラグをオンにし、電話端末10に対してログオン完了通知を行うとともに、音声で「ログオンが完了しました。受話器を置いて、着信をお待ちください」等のメッセージの通知を行う。
電話端末10のログオン処理部113は、ログオン完了通知を受け付けると、ログオン表示部160の点滅状態から点灯状態に切り替えるとともに、ログイン済みとなった旨の情報を記憶部に書き込む。
これによって、ログオン処理が完了する。
なお、ログオンボタン152が押されない場合は、電話端末10はログオン可能すなわちログオン待ちの状態のまま待機する。このとき、前記の所定時間が経過すれば、S102の端末登録要求が行われる。すなわち、電話端末10は起動されると定期的に端末登録要求繰り返して、制御サーバ上の端末登録状態を更新し、端末登録された状態であれば、オペレータはいつでもログオン操作を行うことができる。
次に、制御サーバ20での動作を説明する。
まず、端末登録処理プロセスすなわち端末登録処理部211の動作を説明する。
S201:電話端末10からの端末登録要求を受け付けると、端末登録処理部211は、当該端末IDをキーに管理DB240を検索して既存の情報を取得して図示しない一時期億部に記憶するとともに、受信した情報を書き込む。具体的には、端末登録状態フラグをオンとし、受信した端末登録要求IDを上書き格納し、端末登録時刻に端末登録要求を受信した時刻を格納する。以下のステップで、既存の値と今回受信した端末登録要求に基づく値との比較を行う。
S202:当該電話端末10の端末登録状態フラグの既存の値がオンだった場合、当該端末は既に登録済みであったことを示す。その場合は、S203へ移行する。そうでなければS207へ移行する。
S203:端末登録要求フラグの値が、今回受信したものと既存のものとで異なる場合、電話端末10で何らかのエラーを検出した結果、端末登録要求IDが新たに生成されたことを示す。このため、S205に移行して、当該端末がログイン中であるか否かを確認する。端末登録要求フラグの値が同じであれば、S207へ移行する。
S204:前回の端末登録要求時刻から今回の端末登録要求までの経過時間が、電話端末10にて端末登録要求を行う所定時間を一定以上(例えば1秒以上)超過している場合、電話端末10にて急に電源が切れたり、通信ケーブルが切断された等、何らかの異常が発生したことを示す。このため、S205に移行して、当該端末がログイン中であるか否かを確認する。端末登録要求フラグの値が同じであれば、S207へ移行する。
S205:既存のログオン状態のフラグがオンであれば、当該電話端末10のオペレータがログオン中であることを示す。この場合、S206に移行する。
S206:端末登録処理部211は、管理DBの状態変化フラグをオンにする。
S207:端末登録処理部211は、登録完了通知を電話端末10に対して送信する。
次に、端末状態管理プロセス、すなわち端末状態管理部212の動作を説明する。
S301:端末状態管理部212は、所定時間(たとえば10秒)毎に端末登録状態の確認を開始する。
S302:端末状態管理部212は、管理DB240を検索して、状態変化フラグがオンである端末を抽出する。
S303:状態変化フラグがオンの電話端末10があれば、S304に移行し、なければS301に戻る。
S304:抽出した端末のログオン状態フラグをすべてクリアすることによってログオン状態を解除するととともに、当該電話端末10に対してログオン状態を解除した旨の通知を行う。
なお、図5に示すとおり、電話端末10では、前記S304によるログオン状態解除通知を受けると、データ処理部110は割り込み処理を行い、制御をS102に戻す。
これにより、電話端末10では新たな端末登録要求IDを生成して、端末登録要求処理が行われるようになる。すなわち、電話端末10では、起動時とエラー等何らかの状態変化が検出されたときに、新たな端末登録要求IDが生成されて再度端末登録要求が行われるようになる。
また、このとき、電話端末10のログオン処理部113は、記憶部120のログオン済みの情報を削除し、ログオン表示部160を、点灯から消灯に切り替える。その後、通常と同じく端末登録の処理が行われるので、制御サーバ20から端末登録要求に対する登録完了通知が返却され、電話端末10のログオン表示部160は、前述と同様に点滅状態に切り替えられる。このように、オペレータは、ログオン表示部160が消灯状態ないしは点滅状態となったのを見て、再ログオンが必要なったことを知ることができる。
このようにして、電話端末10の状態変化を検出して、ログオン状態の解除を行うことが可能となる。これによって、オペレータは、2重ログインの発生による作業遅延を避けることができる。
ところで、端末登録処理プロセスにおいて、S206のステップが実行されるのは、S203、S204にてなんらかのエラーに起因すると思われる状態変化が検出され、かつ当該端末がログオン済みである場合である。そのままログオン状態が継続すると、電話端末が復旧して再度ログオン要求がなされた場合に2重ログオンのエラーとなる。このため、ログオン状態を解除しておく必要があるが、端末登録処理部211は直接ログオン状態を解除するのではなく、状態変化フラグをオンにするのみで、実際のログオン状態の解除は、端末状態管理プロセスにて行う。このような処理を行うのは、端末登録要求は複数台の電話端末が所定時間毎に必ず送付してくるため、できるだけ迅速に処理して応答を返す必要があるためである。端末登録処理で個別にログオン状態の解除処理を行う場合、複数の電話端末10の解除処理が重なると処理性能を超えてしまい端末登録要求を取りこぼす可能性がある。そうなるとさらに解除処理の対象となる電話端末10が増大する恐れがある。別のプロセスで複数の電話端末に対して一括でログオン状態解除処理を行うようにすれば、端末登録要求の処理を効率よく行うことができ、また、データベースの検索処理の負荷も少なくすることができる。
実施例1のシステム構成図 電話端末の機能ブロック図 制御サーバの機能ブロック図 管理DBの構成図 実施例1のシーケンス図
符号の説明
1 コールセンタ
10 電話端末
110 データ処理部
111 端末登録要求ID生成部
112 端末登録要求送信部
113 ログオン処理部
120 記憶部
140 通信手段
150 操作入力部
151 テンキー部
152 ログオンボタン
160 ログオン表示部
20 制御サーバ
210 サーバデータ処理部
211 端末登録処理部
212 端末状態管理部
213 ログオン管理部
214 通話振分部
220 サーバ通信手段
230 タイマ
240 管理DB
30 IP電話交換機
40 顧客電話機

Claims (5)

  1. 複数の電話端末の登録を受け付けて管理する制御サーバと、
    制御サーバに所定の時間ごとに登録要求を行う電話端末とからなる電話端末管理システムにおいて、
    前記制御サーバは、
    登録した電話端末からのログオン要求を受け付けて登録状態とともにログオン状態を管理し、
    前記電話端末からの端末登録要求を受け付けたとき、当該電話端末において状態が変化したことを検出すると、当該電話端末がログオン中である場合当該ログオン状態を解除する
    ことを特徴とする、電話端末管理システム。
  2. 前記電話端末は、
    ユニークな端末IDを記憶しており、
    端末登録要求に用いるユニークな端末登録要求IDを生成し、
    端末登録要求時に前記端末IDとともに前記端末登録要求IDを送信し、
    前記制御サーバは、
    端末登録要求を受け付けると、
    端末IDが既に登録済みであるとき、受け付けた端末登録要求IDが登録時と異なる場合に、状態が変化したことを検出する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の電話端末管理システム。
  3. 前記制御サーバは、さらに当該端末登録要求が、前回の端末登録要求から所定時間を超過してなされた場合に、
    状態が変化したことを検出する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の電話端末管理システム。
  4. 前記制御サーバは、状態が変化したこと検出すると当該電話端末に対応する状態変化フラグをオンにする端末監視処理部と、
    前記状態変化フラグを監視して、所定時間毎に状態変化フラグがオンである電話端末を検出して、当該電話端末がログオン中である場合当該ログオン状態を解除するログオン状態解除処理部とを備えた
    ことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の電話端末管理システム。
  5. 前記制御サーバは、ログオン状態を解除した電話端末に対して、ログオン状態を解除した旨を通知し、
    通知を受けた電話端末は、ログオン未の状態表示に切り替える
    ことを特徴とする、請求項4に記載の電話端末管理システム。
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