JP2008010924A - ネットワーク中継装置用自動再起動装置 - Google Patents

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立郎 黒澤
Hiroshi Satake
弘 佐竹
Hisayuki Akahira
久行 赤平
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Abstract

【課題】非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置を短時間で且つ容易に再起動させることのできるネットワーク中継装置用自動再起動装置を提供する。
【解決手段】サーバ13がインターネット14を介してルータ26の動作状態を監視すると共に非正常動作状態に陥ったルータ26の電源制御装置28に電話網16を介して電源の切断及び再投入を行わせる。このため、ルータ26の動作状態を人間が監視している必要がなく、非正常動作状態に陥ったルータ26に対する電源の切断及び再投入を手動で行う必要もない。しかも、ルータ26に対する監視と電源の切断及び再投入とを遠隔地から行うことができ、また、複数のルータ26に対する監視と電源の切断及び再投入とを一つのサーバ13で集中的に行うこともできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置を自動的に再起動して正常動作状態に復帰させるネットワーク中継装置用自動再起動装置に関するものである。
複数の商業施設やサービス施設等に設置されている専用の端末装置がインターネット等の通信網を介して情報管理センターに接続していてこの情報管理センターに自らの施設についての情報を実時間で提供したり情報管理センターに記憶されている情報を所定時間間隔で取得したりし、利用者もこの通信網を介して情報管理センターにアクセスして所望の施設に関する情報を検索したりその施設に対する予約等を行ったりする、情報提供システムが提案されて(例えば、特許文献1)現実に稼働している。この様な情報提供システムでは、ルータやルータ機能を有するDSLモデムや自らに内蔵されているルータ機構等(本明細書中ではこれらをネットワーク中継装置と総称する)を介して上述の専用の端末装置が通信網に接続している。
特開2001−331590
しかし、ネットワーク中継装置はフリーズしたりフリーズまではしなくても所望通りには動作しなくなったりすることが比較的頻繁にあり、これらの非正常動作状態では、端末装置が通信網を介して情報管理センターと正常な通信を行うことができない。この場合、その施設は情報管理センターに自らの施設についての情報を実時間で提供することができないので、その施設は予約等を正常に得ることができなくて利益機会を逸し、利用者も所望の施設を利用することができないという不便を被る。
ネットワーク中継装置は、非正常動作状態に陥っても、電源の切断及び再投入による再起動によって殆どの場合は正常動作状態に復帰する。しかし、電源の切断及び再投入を手動で行うことは煩雑であり、そもそもネットワーク中継装置が非正常動作状態に陥ったことにネットワーク中継装置の管理者が気づかない場合もある。従って、本発明は、非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置を短時間で且つ容易に再起動させることのできるネットワーク中継装置用自動再起動装置を提供することを目的としている。
請求項1に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置は、電力線を介してネットワーク中継装置に接続されていてこのネットワーク中継装置に対する電源の切断及び再投入を行う電源制御装置と、コンピュータネットワークを介してネットワーク中継装置に接続されていてこのネットワーク中継装置の動作状態を監視すると共に電話網を介して電源制御装置に接続されていて非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置の電源制御装置に電話信号で電源の切断及び再投入を行わせる監視装置とを具備している。
このため、ネットワーク中継装置の動作状態を人間が監視している必要がなく、非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置に対する電源の切断及び再投入を手動で行う必要もない。しかも、ネットワーク中継装置自体が非正常動作状態に陥ったために監視装置がコンピュータネットワークを介してネットワーク中継装置と通信することができなくても、監視装置は電話網を介する電話信号で電源制御装置にネットワーク中継装置の電源の切断及び再投入を行わせることができる。このため、ネットワーク中継装置に対する監視と電源の切断及び再投入とを遠隔地から行うことができ、また、複数のネットワーク中継装置に対する監視と電源の切断及び再投入とを一つの監視装置で集中的に行うこともできる。
請求項2に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、監視装置が、コンピュータネットワークを介してネットワーク中継装置へ応答要求を送信し、この応答要求に対するネットワーク中継装置からの応答の受信の有無によってネットワーク中継装置の正常動作状態と非正常動作状態とを判断する。コンピュータネットワークには応答要求とこの応答要求に対する応答とのためのプロトコルが既に存在しているので、コンピュータネットワークにおける既存のプロトコルを用いてネットワーク中継装置の正常動作状態と非正常動作状態とを判断することができる。
請求項3に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、ネットワーク中継装置がコンピュータネットワークを介して監視装置へ所定時間間隔のアクセスを中継し、監視装置が所定時間間隔のアクセスの有無によってネットワーク中継装置の正常動作状態と非正常動作状態とを判断する。このため、ネットワーク中継装置が本来の処理としてコンピュータネットワークを介して監視装置へ所定時間間隔のアクセスを中継していれば、所定時間間隔のアクセスの有無を調べる機構を監視装置に設けるだけでネットワーク中継装置の正常動作状態と非正常動作状態とを判断することができる。
請求項4に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、呼出信号が電話信号である。この様に、監視装置から電源制御装置へ呼出信号を送信するだけで電源制御装置に電源の切断及び再投入を行わせることができるので、ネットワーク中継装置が非正常動作状態に陥った時点から電源制御装置が電源の切断及び再投入を行う時点までの時間が短い。
請求項5に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、呼出信号に続く暗証信号が電話信号である。このため、監視装置以外の送信元から電源制御装置に間違い電話があっても、電源制御装置はネットワーク中継装置に対する電源の切断及び再投入を行わない。
請求項6に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、電話網と電源制御装置との間に電話回線分岐アダプタが介在しており、電源制御装置は電話網及び電話回線分岐アダプタを介して監視装置から暗証信号を受信したときにネットワーク中継装置に対する電源の切断及び再投入を行う。
電話回線分岐アダプタは電話網と電源制御装置と分岐電話線に接続されている何らかの電話線用機器との総てに対して電話信号を同時に送受信する。しかし、電話線用機器への呼出信号及びこの呼出信号に対する応答信号に反応しない様に電源制御装置を設定しておき、且つ、電話線用機器から送信される相手先の電話番号に含まれる可能性のない信号に暗証信号を設定しておけば、電源制御装置と電話線用機器とは互いに影響されることなく作動する。このため、電源制御装置専用の電話回線を新たに架設する必要がなく、また、監視装置以外の送信元から電話線用機器に間違い電話があっても、電源制御装置はネットワーク中継装置に対する電源の切断及び再投入を行わない。
請求項7に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置は、コンピュータネットワークを介してネットワーク中継装置に接続されていてこのネットワーク中継装置の動作状態を監視すると共に電力線を介してネットワーク中継装置に接続されていて非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置に対して電源の切断及び再投入を行う。このため、ネットワーク中継装置に対する監視と電源の切断及び再投入とを単独で行うことができて、ネットワーク中継装置用自動再起動装置を電話網等に接続する必要がない。
請求項8に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置は、コンピュータネットワークを介してネットワーク中継装置へ応答要求を送信し、この応答要求に対するネットワーク中継装置からの応答の受信の有無によってネットワーク中継装置の正常動作状態と非正常動作状態とを判断する。コンピュータネットワークには応答要求とこの応答要求に対する応答とのためのプロトコルが既に存在しているので、コンピュータネットワークにおける既存のプロトコルを用いてネットワーク中継装置の正常動作状態と非正常動作状態とを判断することができる。
請求項1に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、ネットワーク中継装置の動作状態を人間が監視している必要がなく、非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置に対する電源の切断及び再投入を手動で行う必要もない。しかも、ネットワーク中継装置に対する監視と電源の切断及び再投入とを遠隔地から行うことができ、また、複数のネットワーク中継装置に対する監視と電源の切断及び再投入とを一つの監視装置で集中的に行うこともできる。これらのために、非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置を短時間で且つ容易に再起動させることができる。
請求項2に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、コンピュータネットワークにおける既存のプロトコルを用いてネットワーク中継装置の正常動作状態と非正常動作状態とを判断することができるので、ネットワーク中継装置用自動再起動装置を低コストで実現することができる。
請求項3に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、所定時間間隔のアクセスの有無を調べる機構を監視装置に設けるだけでネットワーク中継装置の正常動作状態と非正常動作状態とを判断することができるので、ネットワーク中継装置用自動再起動装置を低コストで実現することができる。
請求項4に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、ネットワーク中継装置が非正常動作状態に陥った時点から電源制御装置が電源の切断及び再投入を行う時点までの時間が短いので、非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置を短時間で再起動させることができる。
請求項5に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、監視装置以外の送信元から電源制御装置に間違い電話があっても、電源制御装置はネットワーク中継装置に対する電源の切断及び再投入を行わないので、正常動作状態にあるネットワーク中継装置を誤って再起動させることがない。
請求項6に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、電源制御装置専用の電話回線を新たに架設する必要がないので、ネットワーク中継装置用自動再起動装置を低コストで実現することができる。また、監視装置以外の送信元から電話線用機器に間違い電話があっても、電源制御装置はネットワーク中継装置に対する電源の切断及び再投入を行わないので、正常動作状態にあるネットワーク中継装置を誤って再起動させることがない。
請求項7に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、ネットワーク中継装置に対する監視と電源の切断及び再投入とを単独で行うことができて、ネットワーク中継装置用自動再起動装置を電話網等に接続する必要がない。このため、ネットワーク中継装置が遠隔地に存在していても、また、複数のネットワーク中継装置が別個の場所に散在していても、ネットワーク中継装置用自動再起動装置を低コストで実現することができる。
請求項8に係るネットワーク中継装置用自動再起動装置では、コンピュータネットワークにおける既存のプロトコルを用いてネットワーク中継装置の正常動作状態と非正常動作状態とを判断することができるので、ネットワーク中継装置用自動再起動装置を低コストで実現することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の第一〜第四実施形態を説明する。図1が、複数の商業施設やサービス施設等についての情報を提供するための情報提供システムであって、本発明の第一実施形態が適用されている情報提供システムを示している。この情報提供システム11の情報管理センター12内に情報管理用のサーバ13が設置されている。このサーバ13は、インターネット14に接続されており、モデム15を介して電話網16にも接続されている。モデム15はサーバ13に内蔵されていてもよい。
一方、各々の施設21では、一般に従業員用及び利用者用の複数台の端末装置22がLANケーブル23を介してハブ24に接続されており、ハブ24はLANケーブル25を介してルータ26に接続されており、ルータ26がインターネット14に接続されている。ルータ26は電力線27を介して電源制御装置28に接続されており、電源制御装置28は内蔵のモデムを介して電話網16に接続されている。端末装置22も電力線27を介して電源制御装置28に接続されていてもよい。図1中には一つの施設21しか図示されていないが、実際には多数の施設21における夫々の端末装置22がハブ24及びルータ26並びに電源制御装置28を介して夫々インターネット14及び電話網16に接続されている。
この様な情報提供システム11の稼働中に、サーバ13はインターネット14を介して各々の施設21のルータ26に対して順次に且つ定期的にpingコマンドを実行してエコー要求のICMPパケットつまり応答要求を送信する。このエコー要求のICMPパケットに対してルータ26からエコー応答のICMPパケットが返信されてくればつまり応答があれば、このルータ26は正常動作状態にあるとサーバ13は判断して次の施設21に対してpingコマンドを実行する。応答要求に対してルータ26から応答がなければつまり応答がタイムアウトすれば、所定回数まで応答要求を再送信するが、それでも応答がなければ、このルータ26はフリーズしているかまたはフリーズまではしていなくても所望通りには動作していないかの非正常動作状態に陥っているとサーバ13は判断する。
ルータ26のWAN側に固定のグローバルIPアドレスが割り当てられていれば、このグローバルIPアドレスをpingコマンドにおける相手先としての引数に指定する。また、インターネット14への接続の切断及び再接続のたびにルータ26のWAN側のグローバルIPアドレスがDHCPによって変更される場合は、DDNSによって付与された一意のホスト名をpingコマンドにおける相手先としての引数に指定する。ルータ26は、エコー要求のICMPパケットに応答するか、少なくとも送信元IPアドレスがサーバ13のIPアドレスであるエコー要求のICMPパケットに応答する様に、設定されている。また、pingコマンド以外に適切な応答要求があれば、その応答要求をpingコマンドの代わりに用いてもよい。
施設21の休業日または休業時間帯でルータ26の電源が切断されている場合はルータ26が応答要求に応答することができないので、サーバ13が各々の施設21の休業日及び休業時間帯に関するデータを有していてその該当日時には応答要求をしない。ある施設21のルータ26が非正常動作状態に陥っているとサーバ13が判断すると、サーバ13はモデム15及び電話網16を介してその施設21の電源制御装置28に電話をかける。電源制御装置28は、電話の呼出信号を受信すると、この呼出信号に対する応答信号を送信することなく、直ちに電力線27を介してルータ26に対して電源の切断及び再投入を行う。この電源の切断及び再投入によって、ルータ26が再起動して通常は正常動作状態に復帰する。端末装置22も電力線27を介して電源制御装置28に接続されていれば、ルータ26の再起動と同時に端末装置22も再起動する。但し、この場合は、端末装置22が電源の切断及び再投入によって正常に再起動する装置である必要がある。
ルータ26を再起動させると、サーバ13はこの施設21のルータ26に対して再び応答要求を送信する。この応答要求に対してルータ26から応答があれば、このルータ26は正常動作状態に復帰したとサーバ13は判断して次の施設21に対して応答要求を送信する。再起動させたルータ26から応答要求に対して応答がなければ、所定回数まで応答要求を再送信するが、それでも応答がなければ、再起動にも拘らずルータ26は正常動作状態に復帰していないとサーバ13が判断して、サーバ13は所定の電話番号へ電話をかけると共に所定の電子メールアドレスへ電子メールを送信して障害の内容を報告する。
図2は、サーバ13が電源制御装置28にかける電話の信号を示している。ルータ26に対する電源の切断及び再投入に際しては、ルータ26に対する電源の切断によってルータ26中のデータが消滅した後にルータ26に対する電源の再投入を行う必要がある。このため、電源制御装置28は電話の呼出信号17を受信して電源を切断した後に所定時間つまり図2中のオフの時間を経過してから電源の再投入を行い、この所定時間は例えば3秒まで調整可能である。以上の様な情報提供システム11では、ルータ26の動作状態を監視する監視装置を情報管理用のサーバ13が兼ねており、サーバ13と電源制御装置28とでこの第一実施形態のネットワーク中継装置用自動再起動装置が構成されている。
ところで、電源制御装置28が電話の呼出信号を受信しただけで電源の切断及び再投入を行うと、電源制御装置28にサーバ13以外の送信元から間違い電話がかかった場合にも電源の切断及び再投入が行われて、正常動作状態にあるルータ26が再起動する。その場合、端末装置22とサーバ13との通信が一時的に途絶して、送信中であったデータが消失する可能性がある。そこで、サーバ13が呼出信号に対する電源制御装置28からの応答信号を受信した後にプッシュ信号で何桁かの暗証信号を送信し、電源制御装置28はこの暗証信号を受信した場合にのみ電源の切断及び再投入を行う様にしてもよい。
次に、本発明の第二実施形態を説明する。各々の施設21の端末装置22は、情報管理センター12に記憶されている情報をこの端末装置22の表示画面に表示するために、既述の様にこの情報を所定時間間隔で情報管理センター12から取得している。本発明の第二実施形態では、この情報の取得のためのサーバ13へのアクセスを上述の第一実施形態におけるpingコマンドの実行の代わりに利用する。即ち、各々の施設21からサーバ13へ所定時間間隔でアクセスがあればルータ26が正常動作状態にあるとサーバ13は判断し、各々の施設21からサーバ13へ所定時間間隔でアクセスがなければルータ26が非正常動作状態にあるとサーバ13は判断する。
この様な判断をサーバ13が行うために、上述の様にルータ26のWAN側に割り当てられている固定のグローバルIPアドレスや一意のホスト名等である施設21の識別名と、この施設21の端末装置22からサーバ13へのアクセス時刻と、この施設21の電源制御装置28の電話番号等とが各行に要素として含まれている二次元配列のデータを含むファイルを、サーバ13が有している。そして、端末装置22からのアクセスを受け付けてその時刻で上記のファイル中における該当施設21のアクセス時刻を更新するプログラムと、上記のファイル中におけるアクセス時刻から所定時間間隔が経過したか否かを各々の施設21について順次に調べるプログラムとが、サーバ13上で作動している。
以上の点を除いて、この第二実施形態が適用されている情報提供システム11も、図1、2に示されている第一実施形態が適用されている情報提供システム11と実質的に同様の構成を有している。サーバ13は本来の処理として端末装置22からのアクセスを受け付けているので、この様な第二実施形態では、ルータ26に対する応答要求もこの応答要求に対してルータ26から応答がない場合の所定回数までの応答要求の再送信も不要であり、情報提供システム11を低コストで実現することができる。
図3が、本発明の第三実施形態が適用されている情報提供システムを示している。この情報提供システム31では、電話網16に電話回線分岐アダプタ32が接続されており、この電話回線分岐アダプタ32が電話線33を介して電源制御装置28に接続されている。電話回線分岐アダプタ32は電話線34を介してファクシミリ機35等にも接続されているが、ファクシミリ機35等は元々電話網16に接続されており、従って電話回線分岐アダプタ32を電話網16に接続している電話回線は元々ファクシミリ機35等のための電話回線である。電源制御装置28と電話回線分岐アダプタ32とは一つの筐体内に一体的に形成されていてもよく、ファクシミリ機35の代わりに電話機が接続されていてもよい。以上の点を除いて、この第三実施形態が適用されている情報提供システム31も、図1、2に示されている第一実施形態が適用されている情報提供システム11と実質的に同様の構成を有している。
この様な情報提供システム31でも、ルータ26の動作状態の監視は図1に示した情報提供システム11と同様に行われる。しかし、ある施設21のルータ26が非正常動作状態に陥っているとサーバ13が判断すると、サーバ13はモデム15及び電話網16を介してその施設21のファクシミリ機35に電話をかけて呼出信号を送信する。この呼出信号に対してファクシミリ機35はサーバ13へ自動的に応答信号を送信する。サーバ13からファクシミリ機35への呼出信号及びファクシミリ機35からサーバ13への応答信号は電話回線分岐アダプタ32を介して電源制御装置28へも送信されるが、電源制御装置28は何れの信号にも反応しない。
ファクシミリ機35からの応答信号を受信したサーバ13はプッシュ信号で何桁かの暗証信号を送信する。電源制御装置28はこの暗証信号を受信すると電力線27を介してルータ26に対して電源の切断及び再投入を行う。この電源の切断及び再投入によって、ルータ26が再起動して通常は正常動作状態に復帰する。サーバ13から電源制御装置28への暗証信号は電話回線分岐アダプタ32を介してファクシミリ機35へも送信されるが、ファクシミリ機35はこの暗証信号に反応しない。
ファクシミリ機35からどこかの相手先へファクシミリを送信する場合には、その相手先の電話番号は電話回線分岐アダプタ32を介して電源制御装置28へも送信される。しかし、ファクシミリ機35から送信される相手先の電話番号に含まれる可能性のない信号(例えば4桁の「**56」)に暗証信号が設定されているので、電源制御装置28はこの送信に反応しない。一方、ファクシミリ機35が、サーバ13以外の送信元から呼出信号を受信し、この呼出信号に対して応答信号を送信し、この応答信号に続いてファクシミリ信号を受信すると、ファクシミリ機35はそのまま受信を続行する。サーバ13以外の送信元からのファクシミリ信号は電話回線分岐アダプタ32を介して電源制御装置28へも送信されるが、電源制御装置28はこのファクシミリ信号に反応しない。
以上の様な情報提供システム31では、ルータ26の動作状態を監視する監視装置を情報管理用のサーバ13が兼ねており、サーバ13と電源制御装置28と電話回線分岐アダプタ32とでこの第三実施形態のネットワーク中継装置用自動再起動装置が構成されている。この第三実施形態のネットワーク中継装置用自動再起動装置では、電源制御装置28のために新たな電話回線は架設されておらず、また、ファクシミリ機35に間違い電話がかかった場合にも電源の切断及び再投入が行われなくてルータ26が誤って再起動されない。なお、上述の様にファクシミリ機35の代わりに電話機が用いられてもよいが、電話機ではサーバ13からの呼出信号に対する応答信号を送信するために受話器を持ち上げる必要があるので、自動的に応答信号を送信するファクシミリ機35の方が好ましい。
図4が、本発明の第四実施形態が適用されている情報提供システム41を示している。この情報提供システム41では、自動再起動装置42がLANケーブル43及び電力線44を介して夫々ハブ24及びルータ26に接続されている。施設21には電話網16に連なる電源制御装置28が設置されておらず、情報管理センター12にもモデム15が設置されていない。以上の点を除いて、この第四実施形態が適用されている情報提供システム41も、図1、2に示されている第一実施形態が適用されている情報提供システム11と実質的に同様の構成を有している。
この様な情報提供システム41の稼働中に、自動再起動装置42はLANケーブル43、ハブ24及びLANケーブル25を介してルータ26に対して定期的にpingコマンドを実行してエコー要求のICMPパケットつまり応答要求を送信する。このエコー要求のICMPパケットに対してルータ26からエコー応答のICMPパケットが返信されてくればつまり応答があれば、このルータ26は正常動作状態にあると自動再起動装置42は判断する。応答要求に対してルータ26から応答がなければつまり応答がタイムアウトすれば、所定回数まで応答要求を再送信するが、それでも応答がなければ、このルータ26はフリーズしているかまたはフリーズまではしていなくても所望通りには動作していないかの非正常動作状態に陥っていると自動再起動装置42は判断する。
ルータ26のLAN側には一般に固定のローカルIPアドレスが割り当てられているので、このローカルIPアドレスをpingコマンドにおける相手先としての引数に指定する。pingコマンド以外に適切な応答要求があれば、その応答要求をpingコマンドの代わりに用いてもよい。ルータ26が非正常動作状態に陥っていると自動再起動装置42が判断すると、自動再起動装置42は電力線44を介してルータ26に対して電源の切断及び再投入を行う。この電源の切断及び再投入によって、ルータ26が再起動して通常は正常動作状態に復帰する。端末装置22も電力線44を介して自動再起動装置42に接続されていれば、ルータ26の再起動と同時に端末装置22も再起動する。従って、この第四実施形態の自動再起動装置42は、ルータ26に対する監視と電源の切断及び再投入とを単独でつまりサーバ13等からの指令を受けることなく行う。
なお、以上の何れの実施形態でも端末装置22はルータ26を介してインターネット14に接続しているが、ルータ機能を有するDSLモデムや自らに内蔵されているルータ機構等によって端末装置22がインターネット14に接続していてもよく、自らに内蔵されているルータ機構によって端末装置22がインターネット14に接続している場合は端末装置22自体に対して電源の切断及び再投入を行えばよい。
本発明は、非正常動作状態に陥ったネットワーク中継装置を自動的に再起動して正常動作状態に復帰させるネットワーク中継装置用自動再起動装置の製造等に利用することができる。
本発明の第一及び第二実施形態が適用されている情報提供システムの概略図である。 本発明の第一実施形態における電話信号と電源の切断及び再投入との関係を示す波形図である。 本発明の第三実施形態が適用されている情報提供システムの概略図である。 本発明の第四実施形態が適用されている情報提供システムの概略図である。
符号の説明
13 サーバ(監視装置)
14 インターネット(コンピュータネットワーク)
16 電話網
24 ハブ(コンピュータネットワーク)
25 LANケーブル(コンピュータネットワーク)
26 ルータ(ネットワーク中継装置)
27 電力線
28 電源制御装置
32 電話回線分岐アダプタ
42 自動再起動装置
43 LANケーブル(コンピュータネットワーク)
44 電力線

Claims (8)

  1. 電力線を介してネットワーク中継装置に接続されていてこのネットワーク中継装置に対する電源の切断及び再投入を行う電源制御装置と、
    コンピュータネットワークを介して前記ネットワーク中継装置に接続されていてこのネットワーク中継装置の動作状態を監視すると共に電話網を介して前記電源制御装置に接続されていて非正常動作状態に陥った前記ネットワーク中継装置の前記電源制御装置に電話信号で前記切断及び再投入を行わせる監視装置と
    を具備するネットワーク中継装置用自動再起動装置。
  2. 前記監視装置が、前記コンピュータネットワークを介して前記ネットワーク中継装置へ応答要求を送信し、この応答要求に対する前記ネットワーク中継装置からの応答の受信の有無によって前記ネットワーク中継装置の正常動作状態と前記非正常動作状態とを判断する、請求項1に記載のネットワーク中継装置用自動再起動装置。
  3. 前記ネットワーク中継装置が前記コンピュータネットワークを介して前記監視装置へ所定時間間隔のアクセスを中継し、
    前記監視装置が前記所定時間間隔のアクセスの有無によって前記ネットワーク中継装置の正常動作状態と前記非正常動作状態とを判断する、請求項1に記載のネットワーク中継装置用自動再起動装置。
  4. 呼出信号が前記電話信号である、請求項1に記載のネットワーク中継装置用自動再起動装置。
  5. 呼出信号に続く暗証信号が前記電話信号である、請求項1に記載のネットワーク中継装置用自動再起動装置。
  6. 前記電話網と前記電源制御装置との間に電話回線分岐アダプタが介在しており、
    前記電源制御装置は前記電話網及び前記電話回線分岐アダプタを介して前記監視装置から暗証信号を受信したときに前記切断及び再投入を行う、請求項1に記載のネットワーク中継装置用自動再起動装置。
  7. コンピュータネットワークを介してネットワーク中継装置に接続されていてこのネットワーク中継装置の動作状態を監視すると共に電力線を介して前記ネットワーク中継装置に接続されていて非正常動作状態に陥った前記ネットワーク中継装置に対して電源の切断及び再投入を行うネットワーク中継装置用自動再起動装置。
  8. 前記コンピュータネットワークを介して前記ネットワーク中継装置へ応答要求を送信し、この応答要求に対する前記ネットワーク中継装置からの応答の受信の有無によって前記ネットワーク中継装置の正常動作状態と前記非正常動作状態とを判断する、請求項7に記載のネットワーク中継装置用自動再起動装置。
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