JP2007250991A - 超格子構造を含む半導体構造および該半導体構造を備える半導体デバイス - Google Patents

超格子構造を含む半導体構造および該半導体構造を備える半導体デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】界面にかかる応力を低減し、かつ、キャリアの活性化率を向上させうる広い禁止帯幅を有する窒化物半導体からなる超格子構造を含む半導体構造および該半導体構造を備える半導体デバイスを提供することにある。
【解決手段】基板8と、基板8に堆積したGaN下地層9と、GaN下地層9上にIn0.17Al0.83N層とAl0.15Ga0.85N層を周期的に積層した超格子構造11とを含む半導体構造を形成した。
【選択図】図5

Description

本発明は、広い禁止帯幅を有する窒化物半導体からなる超格子構造を含む半導体構造、該半導体構造を備える半導体デバイスに関する。
窒化物半導体は、Al、Ga、In等のIII族元素のうち少なくとも一つ以上の元素と、V族元素である窒素との化合物であり、一般式Al1−a−bGaInN(0≦a+b≦1)で表される。窒化物半導体は、直接遷移であり、その組成により最大6.2eVから0.8eVまでの幅広い禁止帯幅を有する。また、広い禁止帯幅を有する組成においては、熱的安定性、絶縁破壊電界、飽和電子速度が大きい。以上の特性から、窒化物半導体を用いて、遠赤外から紫外領域での受光・発光デバイス、および、耐高温・高出力・高周波トランジスタ等の電子デバイスヘの応用が期待され開発が進められている。現状では、3eVから4eVの領域の禁止帯幅を持つ窒化物半導体が広く用いられているが、今後、より広い禁止帯幅を持つ窒化物半導体の応用が検討されている。例えば、発光デバイスとして、紫外・深紫外発光ダイオード(LED)のさらなる短波長化が様々な研究機関において検討されているが、そのためには、LEDの活性層とp型、n型のクラッド層として、より広い禁止帯幅を持つ窒化物半導体を用いる必要がある。また、電子デバイスとして、電界効果トランジスタ(FET)のさらなる高出力化が検討されている。チャネルの2次元電子ガス(2DEG)濃度の向上やゲートリークの低減が高出力化に必要であるが、そのために障壁層として、より広い禁止帯幅を持つ窒化物半導体を用いることが期待されている。
以上のように、紫外・深紫外発光デバイスの短波長化、あるいは電子デバイスの高出力化のためには、より広い禁止帯幅を持つ窒化物半導体を用いる必要があるが、従来、その広い禁止帯幅の窒化物半導体として、高Al組成のAlGaNが用いられている。しかしながら、高Al組成のAlGaNを用いてデバイスを作製したとき、GaN下地層とAlGaN層の界面の格子不整が大きくなることによる結晶性が劣化するといった問題が知られている。GaN下地層とAlGaN層の界面の格子不整は、Al組成が高くなるに従い大きくなり、Al組成1の時、すなわち、AlNにおいて最大2.4%となる。その結果、臨界膜厚は3nmまで低減し、臨界膜厚以上では、クラックやミスフィット転位の発生を招く。また、臨界膜厚以下でも、GaN下地層とAlGaN層の界面に大きな応力がかかり続けるため、デバイスの信頼性に影響を与える恐れがある。そこで、GaN層とAlN層を周期的に積層した超格子構造を形成することで、単層より臨界膜厚を向上させうる技術が開示されている(非特許文献3参照)。
また、高Al組成のAlGaNでのキャリアの活性化率が低下するといった問題も知られている。禁止帯幅の広がりやドーパントの自己補償効果により、高Al組成化に伴いAlGaNにドーピングされたドナー、アクセプターからのキャリアの活性化率が低下する。そこで、GaN層とAlGaN層を周期的に積層した超格子構造を形成することで、上記の超格子構造の分極効果によりキャリアの活性化率が向上する技術が開示されている(非特許文献1および2参照)。
P.Kozodoy et al.,"Enhanced Mg doping efficiency in Al0.2Ga0.8N/GaNsuper1attices"Appl.Phys.Lett.74(1999)3681. K.Kumakuraet al.,"Increased electricalactivity of Mg-acceptors in AlxGa1-xN/GaN superlattices"Jpn.J.Appl.Phys.38(1999)L1012. A.D.Bykhovskiet al.,"Elastic strainrelaxation and piezoeffect in GaN-AlN, GaN-AlGaN and GaN-InGaN superlattices"J.Appl.Phys. 81(1997)6332.
しかし、上述した非特許文献3で開示された技術を用いて、GaN層とAlGaN層を周期的に積層した超格子構造を形成することで、AlGaN層単層よりも、臨界膜厚が向上させることができるものの、キャリアの活性化率の低下については、一切示唆されていないことから、キャリアの活性化率が改善されないといった問題があった。また、臨界膜厚を向上させることにより、クラックやミスフィット転位の発生を抑制することができるが、GaN下地層とAlGaN層の界面に大きな応力がかかり続けるため、デバイスの信頼性に影響を与える恐れを否定できないといった問題があった。
一方、上述した非特許文献1および2で開示された技術では、GaN層とAlGaN層を周期的に積層した超格子構造を形成することで、上記の超格子構造の分極効果によりキャリアの活性化率が向上するものの、GaN下地層と超格子構造の界面にかかる応力については、一切示唆されていないことから、上記の応力が改善されないといった問題があった。そのため、広い禁止帯幅を有する高Al組成AlGaNを用いたデバイスでは、GaN層とAlGaN層からなる超格子構造とGaN下地層との界面にかかる応力を低減させつつ、キャリア活性化率の向上を獲得することが困難であった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、界面にかかる応力を低減し、かつ、キャリアの活性化率を向上させうる広い禁止帯幅を有する窒化物半導体からなる超格子構造を含む半導体構造および該半導体構造を備える半導体デバイスを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係る半導体構造では、InAl1−xN(0≦x≦1)からなる第1の層と、AlGa1−yN(0≦y≦1)からなる第2の層を周期的に積層した超格子構造を含むことを特徴としている。
また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の半導体構造において、前記第1の層および前記第2の層は、それぞれ所定のドナーがドーピングされたn型であることを特徴としている。
また、請求項3に記載のように、請求項1に記載の半導体構造において、前記第1の層および前記第2の層は、それぞれ所定のアクセプターがドーピングされたp型であることを特徴としている。
また、請求項4に記載のように、請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体構造において、前記第1の層および前記第2の層は、少なくとも1原子層以上の膜厚を有することを特徴としている。
また、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体構造において、少なくとも2周期以上積層したことを特徴としている。
また、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体構造において、前記第1の層の禁止帯幅が、前記第2の層の禁止帯幅より広いことを特徴としている。
また、請求項7に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体構造において、前記第1の層と前記第2の層との間に発生する分極の差が、少なくとも0C/mでないことを特徴としている。
また、請求項8に記載のように、基板上にGaNからなる下地層が堆積され、前記下地層上に前記超格子構造が堆積される請求項1乃至7のいずれかに記載の半導体構造において、前記基板面に平行な方向において、前記下地層の格子定数Bに対する前記第1の層の格子定数Aの格子不整(B−A)/Bの絶対値が、前記下地層の格子定数Bに対する前記第2の層の格子定数Cの格子不整(B−C)/Bの絶対値より小さいことを特徴としている。
また、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体構造において、基板上に堆積されたGaNからなる下地層上にInGa1−zN(0≦z≦1)からなるチャネル層が堆積され、前記チャネル層上にInAl1−xN(0≦x≦1)からなる第1の障壁層が堆積され、前記第1の障壁層上に前記超格子構造からなるキャリア供給層が堆積され、前記キャリア供給層上にInAl1−xN(0≦x≦1)からなる第2の障壁層が堆積されたことを特徴としている。
また、請求項10に記載のように、請求項9に記載の半導体構造を備える半導体デバイスであって、前記第2の障壁層の表面で所定の領域に、ソース電極およびドレイン電極を有し、前記ソース電極および前記ドレイン電極の間の所定の領域にゲート電極を有することを特徴とする半導体デバイス。
また、請求項11に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体構造において、基板の上にAlGa1−gN(0≦g≦1)からなる下地層が堆積され、前記下地層上に前記超格子構造からなる第1のn型伝導層が堆積され、前記第1のn型伝導層上にAlGa1−hN(0≦h≦1)層からなる第2のn型伝導層が堆積され、前記第2のn型伝導層上にAlGaIn1−t−uN(0≦t+u≦1)層と、AlGaIn1−v−wN(0≦v+w≦1)層の超格子構造からなる活性層が堆積され、前記活性層上にAlGa1−iN(0≦i≦1)層からなる第1のp型伝導層が堆積され、前記第1のp型伝導層上に前記超格子構造からなる第2のp型伝導層が堆積されることを特徴としている。
また、請求項12に記載のように、請求項11に記載の半導体構造を備える半導体デバイスであって、前記第1のn型伝導層の表面で所定の領域に第1の電極を有し、前記第2のp型伝導層の表面で所定の領域に第2の電極を有することを特徴としている。
本発明により、InAlN層とAlGaN層とを周期的に積層した超格子構造を含む半導体構造とすることで、広い禁止帯幅を備えながら、界面にかかる応力を低減し、かつ、キャリアの活性化率を向上させることができる。また、上記の効果を有する半導体構造および該半導体構造を備える半導体デバイスを提供することができる。
以下に、本発明の実施形態について、図1〜図13を参照して説明する。図1は、本発明によるInAl1−xN層1とAlGa1−yN層2の超格子構造11の模式図である。ここで、第1の層であるInAl1−xN層1のIn組成xは0.17であり、第2の層であるAlGa1−yN層2のAl組成yは0.15である。図1に示したように、本発明の超格子構造11は、In0.17Al0.83N層1およびAl0.15Ga0.85N層2が周期的に積層されて形成されている。超格子構造11では4周期積層されている。また、超格子構造11の積層方向は、c軸を向く結晶方位となっている。ここで、In0.17Al0.83N層1の禁止帯幅はおよそ4.9eVであり、Al0.15Ga0.85N層2の禁止帯幅はおよそ3.8eVである。更に、In0.17Al0.83N層1およびAl0.15Ga0.85N層2の膜厚は、それぞれ3nmである。
図2は、Siドープした本発明によるInAl1−xN層1とAlGa1−yN層2の超格子構造11のバンドダイアグラムの模式図である。図1と同様に、In組成xは0.17、Al組成yは0.15である。図2においては、超格子構造11にSiを5×1018cm−3ドーピングした状態を示している。この場合、In0.17Al0.83N層1とAl0.15Ga0.85N層2の間には、およそ0.03C/mの分極が生じるため、In0.17Al0.83N層1の価電子帯バンドダイアグラム3および伝導帯バンドダイアグラム4は左肩上がりの方向に、Al0.15Ga0.85N層2の価電子帯バンドダイアグラム3および伝導帯バンドダイアグラム4は右肩上がりの方向に傾いている。そのため、Siのドナー準位5はフェルミ準位6に対して持ち上げられている。この時、超格子構造11での電子濃度は3.5×1018cm−3であった。一方、超格子構造11とほぼ同じ禁止帯幅を有するAl組成0.35のAlGaN層にSiを5×1018cm−3ドーピングした時の電子濃度は、1×1018cm−3であった。これより、本発明の超格子構造11を形成することで、Al組成0.3以上のAlGaN層とほぼ同じ禁止帯幅を備えつつ、キャリア活性率を向上させることが可能となる。これは、GaN層とAlGaN層の超格子構造を形成した場合に得られる分極効果によりキャリアの活性化率が向上するという効果と、同じ効果が得られたためと考えられる。
図3は、Mgドープした本発明によるInAl1−xN層1とAlGa1−yN層2の超格子構造11のバンドダイアグラムの模式図である。図1と同様に、In組成xは0.17、Al組成yは0.15である。図3においては、超格子構造11にMgを1×1019cm−3ドーピングした状態を示している。この場合、In0.17Al0.83N層1とAl0.15Ga0.85N層2の間には、およそ0.03C/mの分極が生じるため、In0.17Al0.83N層1の価電子帯バンドダイアグラム3および伝導帯バンドダイアグラム4は左肩上がりの方向に、Al0.15Ga0.85N層2の価電子帯バンドダイアグラム3および伝導帯バンドダイアグラム4は右肩上がりの方向に傾いている。そのため、Mgのアクセプター準位7はフェルミ準位6に対して引き下げられている。この時、超格子構造11での正孔濃度は5×1017cm−3であった。一方、超格子構造11とほぼ同じ禁止帯幅を有するAl組成0.35のAlGaN層にMgを1×1019cm−3ドーピングした時の正孔濃度は、1×1017cm−3であった。これより、本発明の超格子構造11を形成することで、Al組成0.3以上のAlGaN層とほぼ同じ禁止帯幅を備えつつ、キャリア活性率を向上させることが可能となる。これは、GaN層とAlGaN層の超格子構造を形成した場合に得られる分極効果によりキャリアの活性化率が向上するという効果と、同じ効果が得られたためと考えられる。
図4は、所定の基板8にGaN下地層9を堆積し、GaN下地層9上にAlGa1−eN層10を堆積した半導体構造の模式図である。図5は、所定の基板8にGaN下地層9を堆積し、GaN下地層9上に本発明によるInAl1−xN層1とAlGa1−yN層2の超格子構造11を堆積した半導体構造の模式図である。図6は、GaN下地層9上のAlGa1−eN層10およびGaN下地層9上のInAl1−xN層1とAlGa1−yN層2の超格子構造11の禁止帯幅と格子緩和が生じる臨界膜厚の関係を表す図である。
図4に示す半導体構造では、基板8にGaN下地層9を堆積し、GaN下地層9上にAlGa1−eN(0≦e≦1)層10を堆積している。半導体構造の堆積方向は、c軸を向く結晶方位となっている。Al組成eを変化させることで、AlGa1−eN層10の禁止帯幅を変化させている。図6に当該禁止帯幅を変化させた時に格子緩和が生じる臨界膜厚を示している。また、図5に示す半導体構造は、基板8にGaN下地層9を堆積し、GaN下地層9上に超格子構造11を堆積している。上述したように、超格子構造11の堆積方向も、c軸を向く結晶方位となっている。超格子構造11では、In組成xを0.17で固定し、Al組成yを変化させることで、超格子構造11の平均禁止帯幅を変化させている。図6に当該平均禁止帯幅を変化させた時に格子緩和が生じる臨界膜厚を示している。この時、In0.17Al0.83N層1のa軸の格子定数は、GaN下地層9のa軸の格子定数とほぼ等しい。
GaN下地層9上のAlGa1−eN層10においては、AlGa1−eN層10の禁止帯幅の増加に伴い臨界膜厚は減少していき、禁止帯幅4、5eVではおよそ25nmであった。それに対し、GaN下地層9上の超格子構造11においては、同様に禁止帯幅の増加に伴い臨界膜厚は減少していくが、4.5eVではおよそ400nm、4.7eVにおいてもおよそ50nmであった。よって、GaN下地層9のAlGa1−eN層10に比べ、GaN下地層9上の超格子構造11は、同じ禁止帯幅において高い臨界膜厚を有することが分かった。これは、本発明の構造において、GaN下地層9とIn0.17Al0.83N層1が格子整合しているために界面にかかる応力が低減することと、GaNとAlGaNの超格子構造を形成することで、単層より臨界膜厚が向上する効果によるものと考えられる。
この結果から、半導体構造として本発明の超格子構造11を用いた場合には、同じ禁止帯幅を有するAlGaN層を用いた場合より臨界膜厚が向上し、クラックやミスフィット転位の発生を抑制することができるので、格子不整による結晶性の劣化を抑制できる。また、GaN下地層9と超格子構造11のIn0.17Al0.83N層1が格子整合しているため、GaN下地層9と超格子構造11の界面にかかる応力が低減するので、応力によるデバイスの信頼性の低下を抑制できる。
図7は、AlGa1−fN層を有する電界効果トランジスタに使用される半導体構造の模式図である。図8は、本発明による電界効果トランジスタに使用される半導体構造の模式図である。図9は、図7および図8に示す半導体構造において、キャリア供給層中のSi濃度とチャネルの2DEG濃度の関係を表す図である。
ここで、図7に示す半導体構造は、基板8にGaN下地層9を堆積し、GaN下地層9上にInGa1−zN(z=0)チャネル層12を堆積し、GaNチャネル層12上に第1の障壁層である第1のAlGa1−fN(f=0.33)障壁層13を堆積し、第1のAl0.33Ga0.67N障壁層13上に、SiドープされたAlGa1−fN(f=0.33)キャリア供給層14を堆積し、Al0.33Ga0.67Nキャリア供給層14上に第2の障壁層である第2のAlGa1−fN(f=0.33)障壁層15を堆積した積層構造である。当該半導体構造は、電界効果トランジスタ(FET)に使用される。なお、第1のAl0.33Ga0.67N障壁層13、Al0.33Ga0.67Nキャリア供給層14および第2のAl0.33Ga0.67N障壁層15の膜厚は、それぞれ3nm、15nm、4nmである。また、第1のAl0.33Ga0.67N障壁層13、Al0.33Ga0.67Nキャリア供給層14および第2のAl0.33Ga0.67N障壁層15の堆積方向は、c軸を向く結晶方位となっている。
一方、図8に示す半導体構造は、基板8にGaN下地層9を堆積し、GaN下地層9上にInGa1−zN(z=0)チャネル層12を堆積し、GaNチャネル層12上に第1のInAl1−xN(x=0.17)障壁層16を堆積し、第1のIn0.17Al0.83N障壁層16上に、Siドープされた超格子構造キャリア供給層17を堆積し、超格子構造キャリア供給層17上に第2のInAl1−xN(x=0.17)障壁層18を堆積した積層構造である。そして、超格子構造キャリア供給層17は、超格子構造11と同様に、InAl1−xN(x=0.17)層1(図1参照)とAlGa1−yN(y=0.15)層2(図1参照)が3周期積層されて形成されている。なお、第1のIn0.17Al0.83N障壁層16、In0.17Al0.83N層1、Al0.15Ga0.85N層2、超格子構造キャリア供給層17および第2のIn0.17Al0.83N障壁層18の膜厚は、それぞれ3nm、3nm、3nm、15nm、4nmである。また、第1のIn0.17Al0.83N障壁層16、In0.17Al0.83N層1、Al0.15Ga0.85N層2、超格子構造キャリア供給層17および第2のIn0.17Al0.83N障壁層18の堆積方向は、c軸を向く結晶方位となっている。
図9に示すように、図7に示した半導体構造においては、Al0.33Ga0.67Nキャリア供給層14中のSi濃度を0から10×1019cm−3まで増加させても、2DEG濃度はおよそ13×1012cm−2からおよそ15×1012cm−2とわずか2×1012cm−2しか増加しなかった。これは、Si濃度の増加による2DEG濃度の増加が効果的ではないことを示している。図7に示した半導体構造ではAl0.33Ga0.67Nキャリア供給層14のAl組成f=0.33が高く、禁止帯幅が広いため、Al0.33Ga0.67Nキャリア供給層14中のSiのキャリアの活性化率が低下したことが要因であると考えられる。
それに対し、図8で示した半導体構造においては、超格子構造キャリア供給層17がAl0.33Ga0.67Nキャリア供給層14とほぼ同じ禁止帯幅を持つにも関わらず、超格子構造キャリア供給層17中のSi濃度を0から10×1019cm−3まで増加させた時、2DEG濃度はおよそ13×1012cm−2からおよそ28×1012cm−2と増加した。その差は15×1012cm−2であることから効果的に増加した。これは、図2で示したように、超格子構造が電子の活性化率を向上する効果を有するためと考えられる。更に、図8に示した半導体構造において、第1のIn0.17Al0.83N層16の格子定数は、GaN下地層9およびGaNチャネル層12のa軸の格子定数と等しいため、第1のIn0.17Al0.83N障壁層16に内在する歪みによる応力は、図7に示した半導体構造より少ない。
以上のように、電界効果トランジスタに使用される広い禁止帯幅を有する半導体構造の超格子構造キャリア供給層17をIn0.17Al0.83N層1とAl0.15Ga0.85N層2を積層して形成することで、2DEG濃度が高い半導体構造を作製できる。また、Al組成0.3以上のAlGaN層とほぼ同じ禁止帯幅を備えつつ、キャリア活性率を向上させることが可能となる。また、臨界膜厚が向上し、クラックやミスフィット転位の発生を抑制することができるので、格子不整による結晶性の劣化を抑制できる。更に、超格子構造キャリア供給層17のIn0.17Al0.83N層1の格子定数は、GaN下地層9およびGaNチャネル層12のa軸の格子定数と等しいため、界面にかかる応力が低減し、応力によるデバイスの信頼性の低下を抑制できる。
図10は、図8に示す半導体構造を使用した電界効果トランジスタの構造模式図である。図10に示す電界効果トランジスタは、図8に示した半導体構造の第2のIn0.17Al0.83N障壁層18の表面の所定の領域に、Ti/Al/Ni/Auからなるソース電極20と、Ti/Al/Ni/Auからなるドレイン電極21とを堆積し、ソース電極20とドレイン電極21の間の所定の領域にNi/Auからなるゲート電極19を堆積して形成されている。これより、図8に示した半導体構造を使用していることから、2DEG濃度が高い高出力窒化物半導体電界効果トランジスタを作製することが可能である。これから、2DEG濃度が高いので接触抵抗を減少させることもでき、動作効率を向上させることも可能となる。また、図8に示した半導体構造が有する効果も獲得することができる。
図11は、本発明によるLEDに使用される半導体構造の模式図である。図12は、図11に示す半導体構造を使用したLEDの模式図である。図13は、図12に示すLEDの順方向電流電圧特性を示す図である。
図11に示す半導体構造は、基板8にAlGa1−gN(g=0)下地層22を堆積し、GaN下地層22上に第1のn型伝導層であるSiドープしたInAl1−xN(x=0.17)層1とAlGa1−yN(y=0.15)層2からなる超格子構造23を堆積し、超格子構造23上に第2のn型伝導層であるSiドープしたAlGa1−hN(h=0.15)層24を堆積し、Al0.15Ga0.85N層24上にAlGaIn1−t−uN(t=0.1,u=0.9)層とAlGaIn1−v−wN(v=0.07,w=0.93)層の超格子構造の活性層25を堆積し、超格子構造の活性層25上に第1のp型伝導層であるMgドープしたAlGa1−iN(i=0.15)層26を堆積し、Al0.15Ga0.85N層26上に第2のp型伝導層であるMgドープしたInAl1−xN(x=0.17)層1とAlGa1−yN(y=0.15)層2の超格子構造27を堆積して形成されている。また、GaN下地層22、超格子構造23、Al0.15Ga0.85N層24、超格子構造の活性層25、Al0.15Ga0.85N層26および超格子構造27の堆積方向は、いずれもc軸を向く結晶方位となっている。
図12に示すLEDは、図11に示した半導体構造において、所定の領域以外をMgドープしたIn0.17Al0.83N層1とAl0.15Ga0.85N層2の超格子構造27、MgドープしたAl0.15Ga0.85N層26、Al0.1Ga0.9N層とAl0.07Ga0.93N層の超格子構造の活性層25、SiドープしたAl0.15Ga0.85N層24および上部から任意の膜厚のSiドープしたIn0.17Al0.83N層1とAl0.15Ga0.85N層2の超格子構造23を除去し、除去した領域の一部の領域に第1の電極であるTi/Al/Ni/Au電極29が堆積され、除去されていない所定の領域の一部の領域に第2の電極であるNi/Au電極28が堆積されて形成されている。
また、図13では、比較のために、図12に示したLEDの構造において、SiドープしたIn0.17Al0.83N層1とAl0.15Ga0.85N層2の超格子構造23の替わりに、SiドープしたAlGa1−jN(j=0.3)層を堆積させ、MgドープしたIn0.17Al0.83N層1とAl0.15Ga0.85N層2の超格子構造27の替わりに、MgドープしたAlGa1−jN(j=0.3)層を堆積させた構造について計測した電流電圧特性も示してある。図13に示すように、上記の構造と図12に示したLEDと比較すると、図12に示したLEDの方が、同じ印加電圧に対して、およそ1.8倍電流値が高かった。これは、本発明によるn型およびp型の超格子構造では、単層のAlGaN層と比較して、キャリアの活性化率が高いことから素子抵抗が低減し、これより、同じ印加電圧に対する電流値が高くなったと考えられる。
以上のことから、図11に示すような本発明による超格子構造を含む半導体構造を用いることで、注入電流密度の高いLEDを作製できる。また、超格子構造23、27を、図1に示した超格子構造11と同様の構造で形成していることから、下地にGaN層を堆積させた場合であっても、超格子構造11と同様に、Al組成0.3以上のAlGaN層とほぼ同じ禁止帯幅を備えつつ、キャリア活性率を向上させることが可能となる。また、臨界膜厚が向上し、クラックやミスフィット転位の発生を抑制することができるので、格子不整による結晶性の劣化を抑制できる。更に、下地にGaN層22を堆積させた場合であっても、GaN下地層22と超格子構造23のIn0.17Al0.83N層1が格子整合しているため、GaN下地層22と超格子構造23の界面にかかる応力が低減し、応力によるデバイスの信頼性の低下を抑制できる。また、キャリア活性率が高いことから素子抵抗を減少させることもでき、動作効率を向上させることも可能となる。更に、禁止帯幅を広くすることができるので、紫外・深紫外LEDを作製することが可能となる。
なお、以上に述べた実施形態は、本発明の実施の一例であり、本発明の範囲はこれらに限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で、他の様々な実施形態に適用可能である。例えば、図1に示した超格子構造11において、各層の組成、膜厚、結晶方位を変えても、各層の膜厚が少なくとも1原子層以上であり、かつ、周期数が少なくとも2周期以上あり、かつ、これらの二層に生じる分極が0C/mとならない限りにおいては、本発明の効果に何ら影響を与えるものでなく、同様の効果を獲得できる。更に、ドーパントの種類およびドーピング濃度を変えても、本発明の効果に何ら影響を与えるものではない。
また、図5に示した半導体構造では、下地層としてGaN下地層9を用いているが、特にこれに限定されるものでなく、任意の組成のAlGaIn1−t−uN(0≦t≦1,0≦u≦1,0≦t+u≦1)層を用いても良い。この場合、下地層のa軸の格子定数とほぼ一致するa軸の格子定数を持つIn組成を有するInAl1−xN層を用いることで、本発明の効果と同様の効果を獲得できる。
また、図5に示した半導体構造では、超格子構造11のInAl1−xN層1のIn組成x=0.17とし、AlGa1−yN層2のAl組成y=0.15としているが、特にこれに限定されるものでなく、他の組成でも良い。この場合、基板面に平行な方向であるa軸方向において、下地層の格子定数Bに対するInAl1−xN層1の格子定数Aの格子不整(B−A)/Bが、下地層の格子定数Bに対するAlGa1−yN層2の格子定数Cの格子不整(B−C)/Bに比べて、小さくなりえるIn組成xおよびAl組成yの範囲においては、程度の差はあるものの本発明の効果と同様の効果を獲得できる。同様に、図8に示した半導体構造では、超格子構造キャリア供給層17のInAl1−xN層1のIn組成x=0.17とし、AlGa1−yN層2のAl組成y=0.15とし、第1のInAl1−xN障壁層16および第2のInAl1−xN障壁層18のIn組成x=0.17としているが、特にこれに限定されるものでなく、他の組成に変更することもできる。よって、図10に示した電界効果トランジスタにおいても、In組成xおよびAl組成yを変更できる。更に、図11に示した半導体構造では、超格子構造23、27のInAl1−xN層1のIn組成x=0.17とし、AlGa1−yN層2のAl組成y=0.15とし、AlGa1−hN層24のAl組成h=0.15とし、AlGa1−iN層26のAl組成i=0.15とし、超格子構造の活性層25のAlGaIn1−t−uN層のAl組成t=0.1とし、Ga組成u=0.9とし、AlGaIn1−v−wN層のAl組成v=0.07とし、Ga組成w=0.93としているが、特にこれに限定されるものでなく、他の組成に変更することもできる。よって、図12に示したLEDにおいても、各層の組成を変更できる。
また、図8に示した半導体構造において、結晶方位、膜厚、超格子構造の周期数および電極の金属材料を変えたとしても、本発明の効果に何ら影響を与えるものではない。同様に、図10に示した電界効果トランジスタにおいても、結晶方位、膜厚、超格子構造の周期数および電極の金属材料を変えたとしても、本発明の効果に何ら影響を与えるものではない。
また、図11に示した半導体構造において、結晶方位、膜厚、超格子構造の周期数および電極の金属材料を変えたとしても、本発明の効果に何ら影響を与えるものではない。同様に、図12に示したLEDにおいても、結晶方位、膜厚、超格子構造の周期数および電極の金属材料を変えたとしても、本発明の効果に何ら影響を与えるものではない。
本発明によるInAl1−xN層とAlGa1−yN層の超格子構造の模式図である。 Siドープした本発明によるInAl1−xN層とAlGa1−yN層の超格子構造のバンドダイアグラムの模式図である。 Mgドープした本発明によるInAl1−xN層とAlGa1−yN層の超格子構造のバンドダイアグラムの模式図である。 所定の基板にGaN下地層を堆積し、GaN下地層上にAlGa1−eN層を堆積した半導体構造の模式図である。 所定の基板にGaN下地層を堆積し、GaN下地層上に本発明によるInAl1−xN層とAlGa1−yN層の超格子構造を堆積した半導体構造の模式図である。 GaN下地層上のAlGa1−eN層およびGaN下地層上のInAl1−xN層とAlGa1−yN層の超格子構造の禁止帯幅と格子緩和が生じる臨界膜厚の関係を表す図である。 AlGa1−fN層を有する電界効果トランジスタに使用される半導体構造の模式図である。 本発明による電界効果トランジスタに使用される半導体構造の模式図である。 図7および図8に示す半導体構造において、キャリア供給層中のSi濃度とチャネルの2DEG濃度の関係を表す図である。 図8に示す半導体構造を使用した電界効果トランジスタの構造模式図である。 本発明によるLEDに使用される半導体構造の模式図である。 図11に示す半導体構造を使用したLEDの模式図である。 図12に示すLEDの順方向電流電圧特性を示す図である。
符号の説明
1 InAl1−xN層、2 AlGa1−yN層、
3 価電子帯バンドダイアグラム、4 伝導帯バンドダイアグラム、
5 Siドナー準位、6 フェルミ準位、7 Mgアクセプター準位、
8 基板、9 GaN下地層、10 AlGa1−eN層、
11 超格子構造、12 InGa1−zNチャネル層、
13 第1のAlGa1−fN障壁層、
14 AlGa1−fNキャリア供給層、
15 第2のAlGa1−fN障壁層、
16 第1のInAl1−xN障壁層、
17 超格子構造キャリア供給層、
18 第2のInAl1−xN障壁層、19 ゲート電極、
20 ソース電極、21 ドレイン電極、22 AlGa1−gN下地層、
23 SiドープInAl1−xN(x=0.17)層とAlGa1−yN(y=0.15)層の超格子構造、
24 SiドープAlGa1−hN(h=0.15)層、
25 AlGaIn1−t−uN(t=0.1,u=0.9)層とAlGaIn1−v−wN(v=0.07,w=0.93)層の超格子構造の活性層、
26 MgドープAlGa1−iN(i=0.15)層、
27 MgドープInAl1−xN(x=0.17)層とAlGa1−yN(y=0.15)層の超格子構造、
28 Ni/Au電極、29 Ti/Al/Ni/Au電極

Claims (12)

  1. InAl1−xN(0≦x≦1)からなる第1の層と、AlGa1−yN(0≦y≦1)からなる第2の層を周期的に積層した超格子構造を含むことを特徴とする半導体構造。
  2. 前記第1の層および前記第2の層は、それぞれ所定のドナーがドーピングされたn型であることを特徴とする請求項1に記載の半導体構造。
  3. 前記第1の層および前記第2の層は、それぞれ所定のアクセプターがドーピングされたp型であることを特徴とする請求項1に記載の半導体構造。
  4. 前記第1の層および前記第2の層は、少なくとも1原子層以上の膜厚を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体構造。
  5. 少なくとも2周期以上積層したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体構造。
  6. 前記第1の層の禁止帯幅が、前記第2の層の禁止帯幅より広いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体構造。
  7. 前記第1の層と前記第2の層との間に発生する分極の差が、少なくとも0C/mでないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体構造。
  8. 基板上にGaNからなる下地層が堆積され、前記下地層上に前記超格子構造が堆積される請求項1乃至7のいずれかに記載の半導体構造において、
    前記基板面に平行な方向において、前記下地層の格子定数Bに対する前記第1の層の格子定数Aの格子不整(B−A)/Bの絶対値が、前記下地層の格子定数Bに対する前記第2の層の格子定数Cの格子不整(B−C)/Bの絶対値より小さいことを特徴とする半導体構造。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体構造において、
    基板上に堆積されたGaNからなる下地層上にInGa1−zN(0≦z≦1)からなるチャネル層が堆積され、前記チャネル層上にInAl1−xN(0≦x≦1)からなる第1の障壁層が堆積され、前記第1の障壁層上に前記超格子構造からなるキャリア供給層が堆積され、前記キャリア供給層上にInAl1−xN(0≦x≦1)からなる第2の障壁層が堆積されたことを特徴とする半導体構造。
  10. 請求項9に記載の半導体構造を備える半導体デバイスであって、
    前記第2の障壁層の表面で所定の領域に、ソース電極およびドレイン電極を有し、前記ソース電極および前記度レイン電極の間の所定の領域にゲート電極を有することを特徴とする半導体デバイス。
  11. 請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体構造において、
    基板の上にAlGa1−gN(0≦g≦1)からなる下地層が堆積され、前記下地層上に前記超格子構造からなる第1のn型伝導層が堆積され、
    前記第1のn型伝導層上にAlGa1−hN(0≦h≦1)層からなる第2のn型伝導層が堆積され、前記第2のn型伝導層上にAlGaIn1−t−uN(0≦t+u≦1)層と、AlGaIn1−v−wN(0≦v+w≦1)層の超格子構造からなる活性層が堆積され、
    前記活性層上にAlGa1−iN(0≦i≦1)層からなる第1のp型伝導層が堆積され、前記第1のp型伝導層上に前記超格子構造からなる第2のp型伝導層が堆積されることを特徴とする半導体構造。
  12. 請求項11に記載の半導体構造を備える半導体デバイスであって、
    前記第1のn型伝導層の表面で所定の領域に第1の電極を有し、
    前記第2のp型伝導層の表面で所定の領域に第2の電極を有することを特徴とする半導体デバイス。
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