JP2007250196A - 搬送装置及び真空プロセス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子線描画装置に用いられる搬送装置の簡略化を図る
【解決手段】搬送装置100を水平方向へ相互に摺動可能な第1スライドテーブル53A、及び第2スライドテーブル53Bを備える多段スライダ50と、第1スライドテーブル53A、及び第2スライドテーブル53BそれぞれをX軸方向へ駆動するレージトングアーム70とを含んで構成する。そして、開閉ユニット60によりレージトングアーム70を伸長又は伸縮されることで、複数のスライドテーブル53A、53Bそれぞれを一括して駆動する。これにより、複数のスライドテーブル53A、53Bを個別に制御することが不要となり、搬送装置100の駆動機構を単純化することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、搬送装置及び真空プロセス装置に係り、更に詳しくは、被搬送体を搬送する搬送装置、及び該搬送装置を備える真空プロセス装置に関する。
近年、情報のデジタル化に伴い、記録媒体としてのディスクの大容量化に対する要求が高まっており、CD(Compact Disk)や、DVD(Digital Versatile Disk)などの従来型ディスクに代わり、例えば波長が400nm程度の紫外光により情報の記録及び再生が行なわれる、次世代型の光ディスクの研究開発が盛んに行なわれている。
この次世代型光ディスクの原盤(スタンパ)の製造工程では、記録層に形成されるピットが従来型の光ディスクに比べて微細であることから、例えば、極細線描画が可能な電子線描画装置などがよく用いられている。この電子線描画装置は、例えば10−4Pa程度の高真空環境下で、レジスト材がコーティングされたシリコンウエハ等のワークに対し電子線を照射して、ワーク表面に微細パターンを描画するものである。
一般にこの種の電子線描画装置には、ワークに対して微細パターンの描画を行なう真空プロセス室と、大気圧環境下の外部からワークが搬入されるロードロック室と、真空プロセス室とロードロック室とに、例えばゲートバブルを介して接続されたトランスファ室とを備えた、3チャンバ1トランスファ構造が用いられている(例えば特許文献1、及び特許文献2参照)。そして、ロードロック室に搬入されたワークは、トランスファ室に配置された例えばフロッグレッグ型の搬送アームなどにより、真空プロセス室へ搬送されるようになっている。しかしながら、この構造を採用すると、生産性向上の観点からワークが大型化した場合に搬送アームのストロークを確保するために、トランスファ室が大型化するという不都合があった。
そこで、コンパクトで長ストロークに対応した搬送装置をロードロック室に配置することによりトランスファ室を省略した、2チャンバ1トランス構造を採用した電子線描画装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載の電子線描画装置は、搬送ストローク長を確保するため、複数のスライダからなるテレスコープ型の搬送装置を用いたものであり、搬送装置の占有面積に対し搬送ストロークを大きくとることが可能となっている。
しかしながら、特許文献3に記載の搬送装置では、複数のスライダの位置を制御するために、各スライダにプーリーを配備し相互にベルト結合するなど、各スライダを連動させるために複雑な駆動機構が必要となる。
特開平11−330199号公報 特開平9−2709450号公報 特開2004−165579号公報
本発明は上述の事情の下になされたもので、その第1の目的は、装置の簡略化を図ることが可能な搬送装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、装置の小型化及び低コスト化を図ることが可能な真空プロセス装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、被搬送体を搬送する搬送装置であって、相互に回動可能に交差させたリンクの対を、水平面内の所定方向へパンタグラフ状に複数連結させた伸縮機構と;前記伸縮機構の一端に固定され前記被搬送体を保持可能な移載スライダと、前記移載スライダに対し前記所定方向へ相対移動可能な少なくとも1つのスライダと、を有する多段スライダと;前記交差させたリンクの対の相対角度を変化させることにより、前記伸縮機構を伸縮させる駆動機構と;を備える搬送装置である。
これによれば、搬送装置は、被搬送体が保持される移載スライダを含む複数のスライダからなる多段スライダと、駆動機構により伸長又は収縮されることで、移載スライダを水平面内の所定方向へ移動する伸縮機構を備えている。したがって、多段スライダの複数のスライダをそれぞれ連動させて駆動する必要がなくなるため、駆動機構を単純化することができ、結果として装置を簡略化することが可能となる。
本発明の搬送装置では、前記スライダは重力方向に配置され、前記移載スライダは前記重力方向の一側に配置されていることとすることができる。
本発明の搬送装置では、前記伸縮機構が収縮状態にあるときに、前記伸縮機構を伸長方向に付勢する付勢手段を更に備えることとすることができる。
本発明の搬送装置では、前記スライダは、前記対をなすリンクの交点に連結されていることとすることができる。
本発明の搬送装置では、前記移載スライダは、前記被搬送体を保持する保持機構を有していることとすることができる。
本発明の搬送装置では、前記対をなす2つのリンクは中空軸を介して連結され、前記保持機構は前記中空軸の中空部を介して配線されたケーブルによって供給される電気信号により駆動されることとすることができる。
本発明は第2の観点からすると、ワークに微細パターンを描画する真空プロセス装置であって、前記ワークに対し微細パターンの描画を行なう真空プロセス室と;前記真空プロセス室にゲートバブルを介して接続されたロードロック室と;前記ロードロック室に配置され、外部から前記ロードロック室に搬入された前記ワークを前記プロセス室へ搬送する本発明の搬送装置と;を備える真空プロセス装置である。
これによれば、真空プロセス装置は、本発明の搬送装置を備えている。したがって、搬送装置の簡略化を図ることが可能となり、結果的に真空プロセス装置の製造コストやランニングコストを削減することが可能となる。
《第1の実施形態》
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1には第1の実施形態に係る真空プロセス装置10の概略構成が示されている。この真空プロセス装置10は、例えば真空度が10−4Pa程度の環境下において、レジスト材がコーティングされたシリコンウエハ等のワークWに電子ビームを照射して、ワークWの表面に微細パターンを描画するプロセス装置である。
図1に示されるように、この真空プロセス装置10は、ワークWが載置される回転テーブルユニット30、電子ビームをワークWに照射する照射系40、回転テーブルユニット30に対しワークの搬入及び搬出を行う搬送装置100、回転テーブルユニット30及び照射系40を収容する第1真空チャンバ20、第1真空チャンバ20にゲートバルブ22を介して接続された第2真空チャンバ23、並びにこれらを統括的に制御する不図示の制御装置などを備えている。
前記回転テーブルユニット30は、水平な床面に載置された定盤21上に配置されている。この回転テーブルユニット30は、ワークWが載置される回転テーブル31、回転テーブル31を水平に支持するとともに、所定の回転数で軸32aを中心に回転するスピンドルモータ32、及びスピンドルモータ32を支持するとともにX軸方向に所定のストロークで駆動するスライドユニット33を備えている。
前記照射系40は、回転テーブルユニット30の上方に配置されている。この照射系40は、電子ビームを鉛直下向きに照射する電子銃41と、電子銃41から射出された電子ビームを、回転テーブル31上に載置されたワークWに照射する変調ユニット42を備えている。変調ユニット42は、一例として、コンデンサレンズ、アパーチャ、複数のフォーカスレンズを含んで構成され、電子銃41から射出された電子ビームを成形するとともに、回転テーブル31上のワークWの表面に集光する。
第1真空チャンバ20は、下端が定盤21の上面に隙間なく接した状態で定盤21上に設置されている。この第1真空チャンバ20は、略直方体状の第1部分チャンバ20aと、該第1部分チャンバ20aの上部に形成された円筒状の第2部分チャンバ20bの2部分を有し、第1部分チャンバ20a内に回転テーブルユニット30が収容され、第2部分チャンバ20b内に照射系40が収容されている。また、第1部分チャンバ20aの−X側の面には長手方向をY軸方向とする長方形状の開口20cが形成されている。
前記第2真空チャンバ23は、第1真空チャンバ20の−X側に接続されている。この第2真空チャンバ23は、+X側の面に開口20cとほぼ同形状の開口23aが形成されている。また、第2真空チャンバ23の上面には、ワークWより十分に大きい開口23bと、第2真空チャンバ23の上面をX軸方向にスライド駆動されることにより、開口23bを外部空間に対し開閉することが可能な蓋23cが設けられている。
前記ゲートバルブ22は、X軸方向に貫通する開口22aが形成された枠状部と、Z軸方向に摺動することにより開口22aを閉塞及び開放することが可能なゲート22bを備えている。そして、枠状部の+X側端及び−X側端それぞれは第1真空チャンバ20の開口20c及び第2真空チャンバ23の開口23aの周りの側壁に隙間なく接続されている。これにより、ゲートバルブ22は、ゲート22bを+Z方向へ摺動して開口22aを閉塞することにより、第1真空チャンバ20と定盤21とにより形成される空間(以下、真空プロセス室11という)、及び第2真空チャンバ23の内部空間(以下、ロードロック室12という)を気密状態とすることができるようになっている。また、ゲート22bを−Z方向へ摺動して開口23aを開放することにより、真空プロセス室11とロードロック室12とを連通することができるようになっている。以下、ゲート22bを摺動して開口22aを開放及び閉塞することを、単にゲートバルブ22を開放及び閉塞するという。
図2は搬送装置100の側面図である。図2に示されるように、搬送装置100は第2真空チャンバ23の底壁の上面に配置された多段スライダ50、多段スライダ50をX軸方向へ駆動するレージトングアーム70、及びレージトングアーム70の伸長及び伸縮を行う開閉ユニット60などを備えている。
前記多段スライダ50は、図2及び、搬送装置100の平面図である図3を総合するとわかるように、1対のリニアガイド52A、第1スライドテーブル53A、1対の可動子51A、1対のリニアガイド52B、第2スライドテーブル53B、及び1対の可動子51Bなどを備えている。
1対のリニアガイド52Aそれぞれは、第2真空チャンバ23の底壁の上面のY軸方向一側と他側の端部近傍に、長手方向をX軸方向として固定されている。そして、1対のリニアガイド52Aそれぞれには、前記可動子51AがX軸方向に摺動可能に装着されている。
第1スライドテーブル53Aは、長手方向をX軸方向とする板状の部材からなる。この第1スライドテーブル53Aは、下面−X側のコーナー部分それぞれが可動子51Aに固定されることで水平に支持されるとともに、X軸方向に移動可能となっている。
1対のリニアガイド52Bそれぞれは、第1スライドテーブル53A上面のY軸方向一側と他側の端部近傍に、長手方向をX軸方向として固定されている。そして、1対のリニアガイド52Bそれぞれには、前記可動子51BがX軸方向に摺動可能に装着されている。
第2スライドテーブル53Bは、長手方向をX軸方向とする板状の部材からなる。この第2スライドテーブル53Bは、下面−X側のコーナー部分それぞれが可動子51Bに固定されることで、水平に支持されるとともにX軸方向に移動可能となっている。また、第2スライドテーブル53の上面には、載置されるワークWの位置決めを行なう3つのワークチャック54A,54B,54Cが、該ワークWの外周に沿うように配置されている。
前記開閉ユニット60は、図3に示されるように、第2真空チャンバ23内部の−X側端部に配置された、Y軸方向を長手方向とする棒状部材からなるシャフト62と、シャフト62に装着された1対の可動子61A,61Bと、シャフト62を回転するモータ63を備えている。
シャフト62は、第2真空チャンバ23の−X側側壁に固定された1対の軸受け65に両端部が回動可能に支持された状態で、第2真空チャンバ23内部の−X側に、Y軸方向を長手方向として配置されている。このシャフト62の外周面には、長手方向中央部より+Y側の部分に雄螺子部62aが形成され、−Y側の部分に雄螺子部62aと同ピッチで、向きが逆の雄螺子部62bが形成されている。ここで、図3に示されるように、X軸に平行でシャフト62の長手方向中央部を通る直線L1(可動中心線L1)と、Y軸に平行でシャフト62の長手方向中央部を通る直線L2とを定義する。
1対の可動子61A,61Bは、Y軸方向に貫通する雌螺子部が形成された略直方体状の可動部61aと、可動部61aの+X側に固定されたZX断面がU字状の連結部61bの2部分からなる部材である。そして、可動子61A,61Bそれぞれは、可動中心線L1に関し対称となる位置で、雄螺子部62a,62bにそれぞれ螺合している。
モータユニット60は、第1真空チャンバ23の−Y側側壁の外面に固定され、第1真空チャンバの−Y側側壁に設けられた真空隔壁用の磁性流体軸受64を介して、シャフト62をY軸に平行な軸回りに所定の方向及び回転数で回転駆動する。
上述したように、開閉ユニット60では、シャフト62と可動子61A,61Bとにより、可動中心線Lに対し、可動子61A及び可動子61Bとが相互に逆方向に移動する送りねじ機構が形成され、モータ63によりシャフト62が回転されることで、可動子61A,61BはY軸方向に沿って相互に逆方向(近接、離間する方向)に移動するようになっている。
前記レージトングアーム70は、複数のリンクをパンタグラフ状に組み合わせることで構成され、X軸方向に伸縮自在なアームである。このレージトングアーム70は、該レージトングアーム70を伸長したときの平面図である図4(A)、及び図4(A)のAA線に沿った断面図である図4(B)を総合するとわかるように、円柱状のセンターピン80により相互に回動可能に交差された相互に対をなすリンクバー71に対し、センターピン80により相互に回動可能に交差された複数対のリンクバー72を、+X方向へ円筒状のアウターピン81により相互に連結することで構成されたレージトングリンクを含んで構成されている。1対のリンクバー71の−X側端部それぞれは、可動子61A,61Bの連結部61bにそれぞれ回転軸82を介して連結されている。そして、レージトングリンクの+X側の端部に位置するリンクバー72それぞれの端部には、アウターピン81を介してリンクバー73が回動可能に連結され、リンクバー73の+X側端部同士は相互にセンターピン80により回動可能に連結されている。
センターピン80及びアウターピン81それぞれは、センターピン80が可動中心線L1上に位置し、隣合うピン80,81同士の距離が等しくなるように配置されている。そして、中央にあるセンターピン80及び最も+X側にあるセンターピン80は、接続部材74A,74Bを介して、それぞれ第1スライドテーブル53A上面の−X側端部、及び第2スライドテーブル53B上面の−X側端部に接続されている。
なお、本実施形態ではセンターピン80及びアウターピン81それぞれは、レージトングリンクの揺動駆動を円滑に行うために、リンクバー71,72,73に対しニードル軸受けを介して連結され、フッ素系潤滑材が添加されている。そして、リンクバー71の−X側端を連結する回転軸82は、その上端と下端が可動子61A,61Bの連結部61bにより一例として玉軸受けを介して支持されている。
上記のように構成されたレージトングアーム70は、開閉ユニット60の可動子61A,61Bによって、互いに交差された複数のリンクバー71が開閉されることによりX軸方向へ伸長し、又は伸縮するようになっている。
次に、上述のように構成された真空プロセス装置10の動作について説明する。前提として、図3に示されるように搬送装置100のレージトングアーム70は収縮した状態にあり、図5に示されるようにゲートバルブ22が閉塞されることにより真空プロセス室11の内部は一例として真空度が10−4Pa程度に維持されているものとする。また、回転テーブル31上、及び搬送装置100の第2スライドテーブル53B上にはワークWが載置されていない状態であるものとする。また、レージトングアーム70が収縮した状態にあるときの第1スライドテーブル及び第2スライドテーブルの位置を、それぞれの待機位置とする。
ワークWが不図示の搬送系によりロードロック室12の上方に搬送されると、不図示の制御装置は蓋23cを−X方向にスライド駆動して開口23bを開放する。そして、ワークWが搬送系により搬送装置100の第2スライドテーブル53Bの上面に載置されると、蓋23cを+X方向へスライド駆動して開口23bを閉塞し、ロードロック室12を気密状態にする。なお、ワークWは、第2スライドテーブル53Bに載置される際に、ワークチャック54A,54B,54Cによりスライドテーブル53Bに対し水平方向の位置が規定されるようになっている。
次に、制御装置は気密状態となったロードロック室12内部を、不図示の真空ポンプを用いて、例えば真空プロセス室11内部の真空度と同程度の真空度(10−4Pa)になるまで真空吸引し、ゲートバルブ22を開放する。
次に、制御装置は、開閉ユニット60のモータ63を駆動してシャフト62を回転する。これにより、可動子61A,61Bはそれぞれ−Y方向及び+Y方向へ駆動され、レージトングアーム70が+X方向に伸長しはじめる。また、図4(B)に示されるようにレージトングアーム70のセンターピン80に接続部74A,74Bをそれぞれ介して接続された第1スライドテーブル53A、及び第2スライドテーブル53Bは、それぞれレージトングアーム70の伸長に同期して+X方向の移動を開始する。
図6(B)は、センターピン80の位置を黒丸で示し、アウターピン81の位置を白丸で示し、可動子61A,61Bの位置を白抜き正方形で示す図である。ここで、隣り合うピン80,81相互間の距離をLとし、レージトングアーム70のストロークをS、可動子61A,61Bが可動中心線L1からLだけ隔てた位置からの変位をyとする。また、説明の便宜上簡易的に可動子61A,61Bと隣接するセンターピンまでの距離をLとする。
レージトングアーム70のストロークSは、可動子61A,61Bの変位y(0<y<L)と、隣接するピン80,81間の距離Lを用いると、次式(1)で示される。なお本実施形態では、kは9となる。
Figure 2007250196
すなわち、レージトングアーム70のストロークSは、可動子61A,61Bの変位yの2次関数の平方根に比例し、変位yをパラーメータとするストロークSの変化量は図6(B)に示される曲線のようになる。式(1)はレージトングアーム70の最もX側にあるセンターピン80に接続された第2スライドテーブル53Bの待機位置からの移動量と一致しているため、制御装置は、図6(B)の曲線に基づいて可動子61A,61Bの変位yをモニタしつつ開閉ユニット60を駆動することで、図7(A)及び図7(B)に示されるように、レージトングアーム70を伸長し第2スライドテーブル53Bに載置されたワークWを真空プロセス室11の所定の位置へ搬入することができるようになっている。
また、レージトングアーム70中央のセンターピン80に接続された第2スライドテーブル53Bの待機位置からの移動量S’は次式(2)で示される。
Figure 2007250196
したがって、第1スライドテーブル53Aと第2スライドテーブル53Aはとの間隔は次式(3)で示される距離SABを維持し、各移動量S’,Sを時間で微分して得られる速度S’/dt、及びS/dtでスライドアーム70に同期して移動することになる。
Figure 2007250196
ワークWが載置された第2スライドテーブル53Bが、真空プロセス室11の所定の位置まで移動すると、制御装置は開閉ユニット60を停止してレージトングアーム70の伸長を停止する。そして、次に不図示の上下動型移載チャックで、第2スライドテーブル53Bに載置されたワークWを把持し、第2スライドテーブル53BからワークWをとりあげて、回転テーブルユニット30の回転テーブル31上にワークWを移載する。
第2スライドテーブル53Bから回転テーブル31へのワークWの移載が終了すると、制御装置は開閉ユニット60を駆動してレージトングアーム70の収縮を開始する。そして、第1スライドテーブル53A,及び第2スライドテーブル53Bが待機位置まで移動すると、開閉ユニット60の駆動を停止する。
一方、回転テーブル31に移載されたワークWは、ゲートバルブ22が閉塞された後、回転テーブルユニット30により所定の回転数で回転されるとともに所定の速度でX軸方向へ駆動され、同時に照射系40から射出された電子ビームが照射される。これにより、ワークWの表面にスパイラル状又は同心円状の微細パターンが描画される。そして、微細パターンの描画が終了したワークWは、上述した手順と逆の手順で搬送装置100によりロードロック室12へ搬送され、不図示の搬送系により外部へ搬出される。
以上説明したように、本第1の実施形態に係る搬送装置100によると、搬送装置100は水平方向へ相互に摺動可能な第1スライドテーブル53A、及び第2スライドテーブル53Bを備える多段スライダ50と、第1スライドテーブル53A、及び第2スライドテーブル53BそれぞれをX軸方向へ駆動するレージトングアーム70を備えている。そして、開閉ユニット60によりレージトングアーム70が伸長又は伸縮されることで、複数のスライドテーブル53A、53Bそれぞれは、所定の位置関係を維持した状態で一括して駆動される。したがって、複数のスライドテーブル53A、53Bを個別に制御することが不要となり、搬送装置100の駆動機構を単純化することが可能となる。
また、例えば第1スライドテーブル53A、及び第2スライドテーブル53Bにプーリーを設けベルトにより連結して駆動する場合には、部品点数が増加して駆動機構が複雑になるだけではなく、可動部が増加することにより発塵量も増加するが、搬送装置100では駆動機構が単純化されたことにより、発塵量を効果的に減少させることが可能となっている。
また、図6(B)に示されるように、レージトングアーム70のストロークSは、その値が大きくなるにしたがって、増加量(曲線の傾き)が小さくなっている。これは、レージトングアーム70のストロークSが大きくなるほどX軸方向の分解能が高くなることを意味している。したがって、搬送装置100では、レージトングアーム70を伸長してワークWが載置された第2スライドテーブル53Bを真空プロセス室11内に進入させた際に、ワークWを高精度に位置決めすることが可能となっている。
また、第1スライドテーブル53Aと第2スライドテーブル53Bとの間隔は式(3)に示される距離SABを常に維持している。したがって、レージトングアーム70を収縮したときに第1スライドテーブル53Aの接続部74Aと第2スライドテーブル53Bとが衝突することはなく、伸長したときに可動子51A,51Bの移動範囲が、リニアガイド52A,52Bの長さを超えることはない。
また、本第1の実施形態に係る真空プロセス装置10は、搬送装置100を備えている。したがって、ロードロック室12と真空プロセス室11との間でワークWを搬送する搬送系を簡略化することが可能となり、結果的に装置の小型化及び低コスト化を図ることが可能となる。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態に係る真空プロセス装置を、図8〜10図に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一若しくは同等の構成部分には、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略し又は簡略するものとする。
図8は、第2の実施形態に係る真空プロセス装置のロードロック室12に配置された搬送装置100’のXZ断面を示す図である。図8に示されるように、第2の実施形態に係る真空プロセス装置は、搬送装置100’の多段スライダ50及びレージトングアーム70の配置が、上述した第1の実施形態に係る搬送装置100と比較して上下反対となっている点と、搬送装置100’が上下動機構90を介して第2真空チャンバ23の内部に設置されている点と、外部からロードロック室12へ、ワークWの搬入を行なうローダ110が付加されている点で真空プロセス装置10と相違している。
上下動機構90は、長方形板状の第1ユニットベース93、第1ユニットベース93を水平に支持する4つの直動ガイド91、第1ユニットベース93を鉛直方向へ駆動する駆動シャフト95、第1ユニットベース93の上面に4本の支持柱92を介して水平に支持された第2ユニットベース94を含んで構成されている。
そして、搬送装置100’の多段スライダ50は、第1ユニットベース94下面のY軸方向の一側と他側の端部に、リニアガイド52Aそれぞれが長手方向をX軸方向として固定されることで、上下動機構90に支持されている。そして、開閉ユニット60は、第1ユニットベース93の上面の−X側端部に配置されている。
上述したように上下動機構90に支持された搬送装置100’は、駆動シャフト95が上下動することで、垂直駆動するようになっている。
図9は、第2真空チャンバ23の内部を+X側から見た図である。図9に示されるように、ローダ110は、Y軸方向に移動するローダ本体110aと、ローダ本体110aに4本のリンクから構成された平行リンク111(図10参照)を介して連結されたテーブル110bを備えている。ローダ本体110aは、第2真空チャンバ23の−Y側側面に設けられた矩形状の開口23dに隙間なく嵌合する嵌合部を備え、一例として図9に仮想線で示される位置(待機位置)と実線で示される位置(搬入位置)との間を不図示の駆動機構により往復移動されるようになっている。そして、搬入位置では前記嵌合部が開口23dに嵌合することにより+Y方向への移動が停止されるとともに、テーブル110bが第2スライドテーブル53Bの下方にくるように設定されている。
次に、搬送装置100’によるワークWの搬送動作について説明する。前提としてローダ110は待機位置に待機しているものとし、搬送装置100’にはワークWがチャックされていないものとする。
ワークWはテーブル110b上に載置されると、ローダ110が+Y方向へ移動することにより、ロードロック室12へ搬入される。そして、図10に示されるように、不図示の駆動機構により、ローダ110の平行リンク111が実線で示される位置まで駆動されることで、ワークWはテーブル110bにより第2スライドテーブル53Bの下面に圧接される。そして、圧接されたワークWは第2スライドテーブル53Bに設けられたワークチャック54A〜54Cによりチャックされる。なお、ワークチャックとしては、一例として、図10に示されるように半径方向へ移動する3つのL字状部材からなる3つ爪チャックや、L字の長い部分を回転させる方式の回転式3つ爪チャックを用いることができ、また、真空吸着や静電吸着等によりワークWをチャックすることとしてもよい。
次に、ローダ110の平行リンク111が駆動され、図10中に仮想線で示される位置までテーブル110bが下降すると、ワークWは搬送装置100’により真空プロセス室11内の回転テーブル31の上方へ搬送される。
次に、ワークWは上下動機構90により搬送装置100’が下降されることにより回転テーブル31の直上まで下降され、ワークチャック54A〜54Cによるチャックが解除されることで回転テーブル31上に載置される。そして、ワークWへの微細パターンの描画が終了すると、ワークWは上述した手順と逆の手順で外部へ搬出される。
以上説明したように、本第2の実施形態に係る真空プロセス装置によると、真空プロセス室11に搬送されたワークWは、上下動機構90により搬送装置100’が下降されることで、第1の実施形態で説明した上下動型移載チャックを介することなく、回転テーブルユニット30の回転テーブル31上に載置される。したがって、真空プロセス室11の内部に、搬送装置100’から回転テーブル31へワークWを移載する装置が不要となり、真空プロセス装置10を小型化することが可能となる。また、発塵源が少なくなることにより真空プロセス室11のクリーン度を維持することが可能となる。
また、本第2の実施形態に係る真空プロセス装置では、搬送装置100’の開閉ユニット60が、第1ユニットベース93上に配置されているが、モータ93をロードロック室12の外部に配置する場合には、一例として図11に示されるように、シャフト62に対し、例えば1組のギア66とユニバーシャルジョイント67を介してモータ63の駆動力をシャフト62へ伝達するようにしてもよい。開閉ユニット60をこのような構造とすることで、シャフト62が上下動している場合にも、モータ63によりシャフト62を回転することができ、ワークWの上下方向の搬送と水平方向の搬送を並行して行なうことが可能となる。
なお、上記各実施形態に係る搬送装置100,100’では、レンジトングアーム70は、センターピン80により相互に回動可能に交差された複数のリンクバー72(以下、クロスリンクという)を含んで構成されているが、クロスリンクの数は3つに限らず、4つ以上でもよいし、2つ以下であってもよい。
また、レージトングアーム70のクロスリンクの数が複数ある場合などには、レージトングアーム70を収縮させたときにX軸方向の遊びが大きくなる場合がある。この遊びがある程度大きくなると、例えばスライドテーブル53A,53Bの待機位置に誤差が生じるため、位置決め精度が低下する場合がある。そこで、一例として、図12(A)及び図12(B)に示されるように、不図示の支持部材により固定された固定部材120aと、固定部材120aによりX軸方向へ摺動可能に支持されるとともに、バネ等の弾性体により+X方向へ付勢された摺動部材120bとを備える与圧ユニット120を、シャフト62中央部近傍に配置し、レージトングアーム70を収縮させたときに、リンクバー71を連結するセンターピン80を与圧ユニット120の摺動部120bで+X方向に付勢するようにしてもよい。このようにすることで、レージトングアーム70を収縮させた場合には、スライドテーブル53A,53Bは常に定位置に待機し、伸長時の位置決め精度を向上させることが可能となる。
また、上記各実施形態に係る搬送装置100,100’では、例えば第2スライドテーブル53Bや、第1スライドテーブル53Aにセンサや駆動機構を配置する場合には、一例として図13に示されるように、アウターピン81の中空部をガイドとしてケーブル83を配線することが可能となる。また、同様に駆動機構の駆動空気を供給するホースや、冷却水を供給するホースなどを配管してもよい。
また、上記各実施形態に係る搬送装置100,100’では、第1スライドテーブル53Aを中央のセンターピン80に接続したがこれに限らず、レージトングアーム70のストロークに合わせて適当なセンターピンに接続することができる。
また、上記各実施形態では、搬送装置100,100’が2つのスライドテーブル53A,53Bを有する多段スライダ50を備える場合について説明したがこれに限らず、例えば3つ以上のスライドテーブルを有する多段スライダを備えていてもよい。
また、上記各実施形態に係る搬送装置100,100’では、シャフト62と可動子61A,61Bを備える開閉ユニット60を用いたが、これに限らず、例えばラックアンドピニオンを用いる開閉ユニットを用いてもよい。
また、上記各実施形態では、搬送装置100,100’が、真空環境下にある2つの領域間のワークWの搬送に用いられる場合について説明したが、これに限らず、例えば不活性ガス等が充填された領域間の搬送等にも好適である。
以上説明したように、本発明の搬送装置は、物体の搬送に適しており、本発明の真空プロセス装置は、光リソグラフィを利用したリソグラフィ工程に適している。
本発明の第1の実施形態に係る真空プロセス装置10の概略構成を示す図である。 搬送装置100の側面図である。 搬送装置100の平面図である。 図4(A)はレージトングアーム70の平面図であり、図4(B)はレージトングアーム70の断面図である。 真空プロセス装置10の動作を説明するための図(その1)である。 図6(A)及び図6(B)はレージトングアーム70のストロークを説明するための図である。 図7(A)及び図7(B)は、真空プロセス装置10の動作を説明するための図(その2、その3) 本発明の第2の実施形態に係る真空プロセス装置の搬送装置100’の断面図である。 第2真空チャンバ23の内部を+X側から見た図である。 ローダ110の動作を説明するための図である。 開閉ユニット60の変形例を説明するための図である。 図12(A)及び図12(B)は与圧ユニット120を示す図である。 レージトングアーム70に配線されたケーブル83を示す図である。
符号の説明
10…真空プロセス装置、11…真空プロセス室、12…ロードロック室、30…回転テーブルユニット、31…回転テーブル、32…モータ、32a…鉛直軸、33…スライドユニット、40…照射系、20…第1真空チャンバ、20a…第1部分チャンバ、20b…第2部分チャンバ、20c…開口、21…定盤、22…ゲートバルブ、22a…開口、23a…ゲート、23…第2真空チャンバ、23a,23b…開口、23c…蓋、23d…凹部、23e…貫通孔、50…多段スライダ、51A,51B…可動子、52A,52B…リニアガイド、53A…第1スライドテーブル、53B…第2スライドテーブル、54A,54B,54C…ワークチャック、60…開閉ユニット、62…シャフト、62a,62b…雄螺子部、61A,61B…可動子、モータ63、66…ギア、67…ユニバーサルジョイント、70…レージトングアーム、71,72,73…リンク、72A…伸縮機構、74A,74B…接続部、80…センターピン、81…アウターピン、回転軸、90…上下動機構、91…直動ガイド、93…第1ユニットベース、94…第2ユニットベース、95…駆動シャフト、100…搬送装置、110…ローダ、110a…ローダ本体、110b…テーブル、111…平行リンク、120…与圧ユニット、W…ワーク。

Claims (7)

  1. 被搬送体を搬送する搬送装置であって、
    相互に回動可能に交差させたリンクの対を、水平面内の所定方向へパンタグラフ状に複数連結させた伸縮機構と;
    前記伸縮機構の一端に固定され前記被搬送体を保持可能な移載スライダと、前記移載スライダに対し前記所定方向へ相対移動可能な少なくとも1つのスライダと、を有する多段スライダと;
    前記交差させたリンクの対の相対角度を変化させることにより、前記伸縮機構を伸縮させる駆動機構と;を備える搬送装置。
  2. 前記スライダは重力方向に配置され、前記移載スライダは前記重力方向の一側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記伸縮機構が収縮状態にあるときに、前記伸縮機構を伸長方向に付勢する付勢手段を更に備える請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記スライダは、前記対をなすリンクの交点に連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の搬送装置。
  5. 前記移載スライダは、前記被搬送体を保持する保持機構を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の搬送装置。
  6. 前記対をなす2つのリンクは中空軸を介して連結され、前記保持機構は前記中空軸の中空部を介して配線されたケーブルによって供給される電気信号により駆動されることを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
  7. ワークに微細パターンを描画する真空プロセス装置であって、
    前記ワークに対し微細パターンの描画を行なう真空プロセス室と;
    前記真空プロセス室にゲートバブルを介して接続されたロードロック室と;
    前記ロードロック室に配置され、外部から前記ロードロック室に搬入された前記ワークを前記プロセス室へ搬送する請求項1〜6のいずれか一項に記載の搬送装置と;を備える真空プロセス装置。
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