JP2007250124A - 半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラム - Google Patents

半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】チップ内の各マクロセルごとの電圧マージンに対する潜在的能力を検出することで、製品に組み込む際の効率的なチップの選別をすること。
【解決手段】所定電圧の電圧値を段階的に変動させる電圧制御部100と、変動された電圧値ごとに、チップ内のマクロセルが冗長可能か否かの試験を実行する試験実行部101と、実行された試験の結果を記憶する結果記憶部102と、記憶された試験の結果に基づいて、冗長可能な電圧値を判定する判定部103と、判定された結果を出力する出力部104を備え、所定電圧のうちの下限電圧または上限電圧の電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行する。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体記憶装置のチップが所定電圧で正常に動作するか否かを試験する半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムに関する。
従来、SRAMなどの半導体装置において、異物などの固定不良の場合は電圧によらず不良なため、従来の冗長方式にて不良として扱うこと(REJECT)が可能である。ただし、電圧マージンでの不良の場合は、電圧により挙動が変動するため、通常はスペック値(MAX,MIN規格)を設けることによってREJECTをおこなう必要があった。
また、その際、メモリセルの中にはデータの書き込み又は読み出し動作の信頼性において余裕の無いマージナルなメモリセルを検出することができ、マージナルなメモリセルを冗長性のあるメモリセルに置き換えることによって、信頼性の高い半導体記憶装置を得るものが存在する。そのために、テストモード時に、意図的にマージナルな書き込みをおこなわせる手段を備え、その書き込みが正しくおこなわれたか否かを判断することでマージナルなメモリセルを検出できる(たとえば、特許文献1を参照。)。
特開平6−150696号公報
しかしながら、従来の方法では、チップ単体での試験と実機(チップが搭載された最終製品)試験の場合では環境など(たとえば電圧)が異なるため、チップ試験のスペックは満たしているが、最終製品の試験においてREJECTが発生する傾向があった。そこで、より厳しい電圧でチップの試験をおこない、潜在的な不良もチップの出荷段階でREJECTすることで、最終製品の試験歩留りが向上したり、市場での不良率も下げることができるが、スペックを厳しく試験をおこなうと本来のスペックより一般的に厳しくなってしまうために不良にさせなくてもよいチップまでもREJECTさせてしまうために、歩留りが下がってしまうという課題が存在していた。
この発明は、上述した従来技術による課題を解消するため、チップ内の各マクロセルごとの電圧マージンに対する潜在的能力を検出することで、製品に組み込む際の効率的なチップの選別が可能な半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムは、半導体記憶装置のチップが所定電圧で正常に動作するか否かを試験する際に、前記所定電圧の電圧値を段階的に変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行し、実行された試験の結果に基づいて、冗長可能な電圧値を判定し、判定された結果を出力することを特徴とする。この発明によれば、マクロセルごとに冗長可能な電圧値を知ることができる。
また、この発明にかかる半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムは、前記所定電圧のうちの下限電圧の電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップが冗長可能か否かの試験を実行する。この発明によれば、マクロセルごとに冗長可能な下限電圧値を知ることができる。
また、この発明にかかる半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムは、前記所定電圧のうち最下限電圧から高電圧側へ電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップが冗長可能か否かの試験を実行することを特徴とする。そして、試験を実行した結果、前記チップが冗長可能な場合に、以後の電圧値における試験をおこなわないことを特徴とする。この発明によれば、より少ない試験回数で冗長可能な電圧値を知ることができる。
また、この発明にかかる半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムは、前記所定電圧のうちの上限電圧の電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップが冗長可能か否かの試験を実行する。この発明によれば、マクロセルごとに冗長可能な上限電圧値を知ることができる。
また、この発明にかかる半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムは、前記所定電圧のうち最上限電圧から低電圧側へ電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップが冗長可能か否かの試験を実行することを特徴とする。そして、試験を実行した結果、前記チップが冗長可能な場合に、以後の電圧値における試験をおこなわないことを特徴とする。この発明によれば、より少ない試験回数で冗長可能な電圧値を知ることができる。
本発明によれば、マクロセルごとに冗長可能な電圧値を検出し、チップ内の各マクロセルごとの電圧マージンに対する潜在的能力を検出することで、不良となるチップの確率を下げることができ、また、製品に組み込む際の効率的なチップの選別が可能な半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明による半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の機能的な構成を示すブロック図である。半導体装置試験装置は、電圧制御部100と、試験実行部101と、結果記憶部102と、判定部103と、出力部104とを含む構成となっている。
電圧制御部100は、所定電圧の電圧値を段階的に変動させる。具体的には、たとえば、所定電圧のうちの下限電圧の電圧値を変動させる。その際、所定電圧のうち最下限電圧から高電圧側へ電圧値を変動させるとよい。さらにその場合に、試験を実行した結果、チップが冗長可能な場合に、以後の電圧値における試験をおこなわないようにするとよい。
また、所定電圧のうちの上限電圧の電圧値を変動させる。その際、所定電圧のうち最上限電圧から低電圧側へ電圧値を変動させるとよい。さらにその場合に、試験を実行した結果、チップが冗長可能な場合に、以後の電圧値における試験をおこなわないようにするとよい。
試験実行部101は、電圧制御部100によって変動された電圧値ごとに、チップ内のマクロセルが冗長可能か否かの試験を実行する。冗長可否の判断についての詳細は後述(図2を参照)する。また、結果記憶部102は、試験実行部101によって実行された試験の結果を記憶する(記憶された結果の一例については、後述する図3−2,図4−2,図5−2,図6−2を参照)。
判定部103は、結果記憶部102に記憶された試験の結果に基づいて、冗長可能な電圧値を判定する。具体的な判定処理の内容は、後述する図3−3、図4−3、図5−3、図6−3において詳説する。出力部104は、判定部103によって判定された結果を出力する。出力された情報は、チップ情報として記憶したり、表示画面に表示したりする。
図2は、この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の冗長判定処理の概要を示す説明図であり、(A)〜(C)の3つのチップについて各電圧で試験をおこなった結果である。図2において、各チップは、3つのマクロセルから構成され、一つのチップが3等分されているのは、そのことを示すためである。また、黒丸は1ビットごとに固定不良であり、白丸は1ビットごとに電圧マージン不良である。
チップ(A)は、1回目の試験(0.85V)では、固定不良、電圧マージン不良とも検出されない。2回目(0.80V)では、3つのマクロセルのうち、右側のマクロセルに1ビットの電圧マージン不良が検出されたことを示している。ただし、1ビットの不良であれば、冗長することによって問題は解消される。3回目の試験(0.75V)、4回目の試験(0.70V)も同様に、右側のマクロセルに1ビットの電圧マージン不良が検出されたことを示している。したがって、チップ(A)では、従来、0.85Vまで使用可能であるという判断から、0.70Vまで冗長することによって使用することができる。
チップ(B)は、1回目の試験(0.85V)では、固定不良、電圧マージン不良とも検出されない。2回目(0.80V)、3回目(0.75V)では、3つのマクロセルのうち、右側のマクロセルに1ビットの電圧マージン不良が検出されたことを示している。ただし、1ビットの不良であれば、冗長することによって問題は解消される。そして、4回目の試験(0.70V)では、3つのマクロセルすべてにおいて、2ビットの不良が検出されている。この場合、3回目(0.75V)までは冗長することによって利用することが可能である。これに対して、4回目(0.70V)では冗長することもできないので、この電圧では使用できない旨を出力する。したがって、チップ(B)では、従来、0.85Vまで使用可能であるという判断から、0.75Vまで冗長することによって使用することができる。
チップ(C)においては、黒丸は1ビットの固定不良である。固定不良は電圧には関係なく発生する不良であるため、電圧を下げてもそれ自体は変化が生じない。その点が、電圧マージン不良と異なる点の一つである。
図3−1は、この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の処理の内容を示すフローチャートである。図3−1のフローチャートにおいて、まず、下限電圧値として0.85Vにおいて試験を実行する(ステップS301)。ここで、試験の結果、FAILであった場合、すなわち不良が冗長できない数以上(たとえば2ビット以上)であった場合(ステップS301:FAIL)は、試験の出力結果として「0.85V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS302)、その後、何もせずに、ステップS317へ移行する。
ステップS301において、試験の結果、PASSであった場合、すなわち不良が0ビットであった場合(ステップS301:PASS)は、試験の出力結果として「0.85V:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS303)、その後、ステップS305へ移行する。
ステップS301において、試験の結果、冗長可であった場合、すなわち不良が冗長できる数以内(たとえば1ビット)であった場合(ステップS301:冗長可)は、試験の出力結果として「0.85V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS304)、その後、ステップS305へ移行する。
つぎに、ステップS305において、下限電圧値として、0.85Vのつぎの段階的な電圧値として0.80Vにおいて試験を実行する(ステップS305)。ここで、試験の結果、FAILであった場合(ステップS305:FAIL)は、試験の出力結果として「0.80V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS306)、その後、何もせずに、ステップS317へ移行する。
ステップS305において、試験の結果、PASSであった場合(ステップS305:PASS)は、試験の出力結果として「0.80V:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS307)、その後、ステップS309へ移行する。
ステップS305において、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS305:冗長可)は、試験の出力結果として「0.80V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS308)、その後、ステップS309へ移行する。
つぎに、ステップS309において、下限電圧値として、0.80Vのつぎの段階的な電圧値として0.75Vにおいて試験を実行する(ステップS309)。ここで、試験の結果、FAILであった場合(ステップS309:FAIL)は、試験の出力結果として「0.75V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS310)、その後、何もせずに、ステップS317へ移行する。
ステップS309において、試験の結果、PASSであった場合(ステップS309:PASS)は、試験の出力結果として「0.75V:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS311)、その後、ステップS313へ移行する。
ステップS309において、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS309:冗長可)は、試験の出力結果として「0.75V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS312)、その後、ステップS313へ移行する。
つぎに、ステップS313において、下限電圧値として、0.75Vのつぎの段階的な電圧値として最も低い0.70Vにおいて試験を実行する(ステップS313)。ここで、試験の結果、FAILであった場合(ステップS313:FAIL)は、試験の出力結果として「0.70V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS314)、その後、何もせずに、ステップS317へ移行する。
ステップS313において、試験の結果、PASSであった場合(ステップS313:PASS)は、試験の出力結果として「0.70V:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS315)、その後、ステップS317へ移行する。
ステップS313において、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS313:冗長可)は、試験の出力結果として「0.70V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS316)、その後、ステップS317へ移行し、冗長判定処理をおこなう(ステップS317)。そして、冗長判定処理の結果を出力し(ステップS318)、一連の処理を終了する。
図3−2は、試験実行部101によって出力され、結果記憶部102に記憶される出力結果の一例を示す説明図である。図3−2において、出力結果は、各電圧値ごとに、PASSかFAILか冗長可のいずれかが記憶される。また、FAILが記憶された場合は、その後の電圧値における試験実行がおこなわれないので、出力結果は記憶されない。
また図3−3は、図3−1の冗長判定処理の内容を示すフローチャートである。図3−3のフローチャートにおいて、判定部103へ直前に出力された出力結果について判定する(ステップS351)。ここで、直前に出力された出力結果が冗長可である場合(ステップS351:冗長可)は、出力結果は「0.70Vで冗長可」であるので、0.70Vを冗長電圧と判定し(ステップS352)、一連の処理を終了する。
ステップS351において、直前に出力された出力結果がPASSである場合(ステップS351:PASS)は、出力結果は「0.70VでPASS」であるので、冗長しないと判定し(ステップS353)、一連の処理を終了する。また、ステップS351において、直前に出力された出力結果がFAILである場合(ステップS351:FAIL)は、それ以前の出力結果において、冗長可となったものがあったか否かを判断する(ステップS354)。
ステップS354において、冗長可となったものがあった場合(ステップS354:Yes)は、そのうち一番低い電圧を抽出する(ステップS355)。たとえば、0.80Vで冗長可、0.75Vで冗長可、0.70VでFAILであった場合、一番低い電圧である0.75Vを抽出し、その電圧(当該電圧)を冗長電圧として判定して(ステップS356)、一連の処理を終了する。
ステップS354において、冗長可となったものがなかった場合(ステップS354:No)は、つぎに、PASSとなったものがあったか否かを判断する(ステップS357)。ここで、PASSとなったものがあった場合(ステップS357:Yes)は、そのうち一番低い電圧を抽出する(ステップS358)。そして、抽出された電圧をPASS電圧と判定して(ステップS359)、一連の処理を終了する。一方、ステップS357において、PASSとなったものがなかった場合(ステップS357:No)は、そのチップは不良であるとしてREJECTして(ステップS360)、一連の処理を終了する。このようにして、冗長判定処理をおこなう。
図4−1は、この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の別の処理の内容を示すフローチャートである。図4−1のフローチャートにおいて、まず、上限電圧値として1.10Vにおいて試験を実行する(ステップS401)。ここで、試験の結果、FAILであった場合(ステップS401:FAIL)は、試験の出力結果として「1.10V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS402)、その後、何もせずに、ステップS417へ移行する。
ステップS401において、試験の結果、PASSであった場合(ステップS401:PASS)は、試験の出力結果として「1.10V:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS403)、その後、ステップS405へ移行する。
ステップS401において、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS401:冗長可)は、試験の出力結果として「1.10V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS404)、その後、ステップS405へ移行する。
つぎに、ステップS405において、上限電圧値として、1.10Vのつぎの段階的な電圧値として1.15Vにおいて試験を実行する(ステップS405)。ここで、試験の結果、FAILであった場合(ステップS405:FAIL)は、試験の出力結果として「1.15V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS406)、その後、何もせずに、ステップS417へ移行する。
ステップS405において、試験の結果、PASSであった場合(ステップS405:PASS)は、試験の出力結果として「1.15V:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS407)、その後、ステップS409へ移行する。
ステップS405において、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS405:冗長可)は、試験の出力結果として「1.15V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS408)、その後、ステップS409へ移行する。
つぎに、ステップS409において、上限電圧値として、1.15Vのつぎの段階的な電圧値として1.20Vにおいて試験を実行する(ステップS409)。ここで、試験の結果、FAILであった場合(ステップS409:FAIL)は、試験の出力結果として「1.20V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS410)、その後、何もせずに、ステップS417へ移行する。
ステップS409において、試験の結果、PASSであった場合(ステップS409:PASS)は、試験の出力結果として「1.20V:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS411)、その後、ステップS413へ移行する。
ステップS409において、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS409:冗長可)は、試験の出力結果として「1.20V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS412)、その後、ステップS413へ移行する。
つぎに、ステップS413において、上限電圧値として、1.20Vのつぎの段階的な電圧値として最も高い1.25Vにおいて試験を実行する(ステップS413)。ここで、試験の結果、FAILであった場合(ステップS413:FAIL)は、試験の出力結果として「1.25V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS414)、その後、何もせずに、ステップS417へ移行する。
ステップS413において、試験の結果、PASSであった場合(ステップS413:PASS)は、試験の出力結果として「1.25V:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS415)、その後、ステップS417へ移行する。
ステップS413において、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS413:冗長可)は、試験の出力結果として「1.25V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS416)、その後、ステップS417へ移行し、冗長判定処理をおこなう(ステップS417)。そして、冗長判定処理の結果を出力し(ステップS418)、一連の処理を終了する。
図4−2は、試験実行部101によって出力され、結果記憶部102に記憶される出力結果の一例を示す説明図である。図4−2において、出力結果は、各電圧値ごとに、PASSかFAILか冗長可のいずれかが記憶される。また、FAILが記憶された場合は、その後の電圧値における試験実行がおこなわれないので、出力結果は記憶されない。
また図4−3は、図4−1の冗長判定処理の内容を示すフローチャートである。図4−3のフローチャートにおいて、判定部103へ直前に出力された出力結果について判定する(ステップS451)。ここで、直前に出力された出力結果が冗長可である場合(ステップS451:冗長可)は、出力結果は「1.25Vで冗長可」であるので、1.25Vを冗長電圧と判定し(ステップS452)、一連の処理を終了する。
ステップS451において、直前に出力された出力結果がPASSである場合(ステップS451:PASS)は、出力結果は「1.25VでPASS」であるので、冗長しないと判定し(ステップS453)、一連の処理を終了する。また、ステップS451において、直前に出力された出力結果がFAILである場合(ステップS451:FAIL)は、それ以前の出力結果において、冗長可となったものがあったか否かを判断する(ステップS454)。
ステップS454において、冗長可となったものがあった場合(ステップS454:Yes)は、そのうち一番高い電圧を抽出する(ステップS455)。たとえば、1.15Vで冗長可、1.20Vで冗長可、1.25VでFAILであった場合、一番高い電圧である1.20Vを抽出し、その電圧(当該電圧)を冗長電圧として判定して(ステップS456)、一連の処理を終了する。
ステップS454において、冗長可となったものがなかった場合(ステップS454:No)は、つぎに、PASSとなったものがあったか否かを判断する(ステップS457)。ここで、PASSとなったものがあった場合(ステップS457:Yes)は、そのうち一番高い電圧を抽出する(ステップS458)。そして、抽出された電圧をPASS電圧と判定して(ステップS459)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS457において、PASSとなったものがなかった場合(ステップS457:No)は、そのチップは不良であるとしてREJECTして(ステップS460)、一連の処理を終了する。このようにして、上限電圧における冗長判定処理をおこなう。
図5−1は、この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の別の処理の内容を示すフローチャートである。図5−1のフローチャートにおいて、まず、下限電圧値として一番低い電圧である0.70Vにおいて試験を実行する(ステップS501)。ここで、試験の結果、PASSであった場合(ステップS501:PASS)は、試験の出力結果として「0.70:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS502)、その後、何もせずに、ステップS514へ移行する。
ステップS501において、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS501:冗長可)は、試験の出力結果として「0.70V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS503)、その後、何もせずに、ステップS514へ移行する。
ステップS501において、試験の結果、FAILであった場合(ステップS501:FAIL)は、試験の出力結果として「0.70V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS504)、その後、ステップS505へ移行する。
つぎに、ステップS505において、下限電圧値として、0.70Vのつぎの段階的な電圧値として0.75Vにおいて試験を実行する(ステップS505)。ここで、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS505:冗長可)は、試験の出力結果として「0.75V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS506)、その後、何もせずに、ステップS514へ移行する。
一方、ステップS505において、試験の結果、FAILであった場合(ステップS505:FAIL)は、試験の出力結果として「0.75V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS507)、その後、ステップS508へ移行する。
つぎに、ステップS508において、下限電圧値として、0.75Vのつぎの段階的な電圧値として0.80Vにおいて試験を実行する(ステップS508)。ここで、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS508:冗長可)は、試験の出力結果として「0.80V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS509)、その後、何もせずに、ステップS514へ移行する。一方、ステップS508において、試験の結果、FAILであった場合(ステップS508:FAIL)は、試験の出力結果として「0.80V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS510)、その後、ステップS511へ移行する。
つぎに、ステップS511において、下限電圧値として、0.80Vのつぎの段階的な電圧値として最も高い0.85Vにおいて試験を実行する(ステップS511)。ここで、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS511:冗長可)は、試験の出力結果として「0.85V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS512)、その後、ステップS514へ移行する。一方、ステップS511において、試験の結果、FAILであった場合(ステップS511:FAIL)は、試験の出力結果として「0.85V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS513)、その後、ステップS514へ移行する。
ステップS514においては、冗長判定処理をおこなう(ステップS514)。そして、冗長判定処理の結果を出力し(ステップS515)、一連の処理を終了する。
図5−2は、試験実行部101によって出力され、結果記憶部102に記憶される出力結果の一例を示す説明図である。図5−2において、出力結果は、図3−2、図4−2と同様に、各電圧値ごとに、PASSかFAILか冗長可のいずれかが記憶される。また、PASSが記憶された場合は、その後の電圧値における試験実行がおこなわれないので、出力結果は記憶されない。
また図5−3は、図5−1の冗長判定処理の内容を示すフローチャートである。図5−3のフローチャートにおいて、判定部103へ直前に出力された出力結果について判定する(ステップS551)。ここで、直前に出力された出力結果がPASSである場合(ステップS551:PASS)は、出力結果は「0.70VでPASS」であるので、0.70Vが最低電圧であるので、このチップにおいては、冗長しないと判定し(ステップS552)、一連の処理を終了する。
ステップS551において、直前に出力された出力結果が冗長可である場合(ステップS551:冗長可)は、当該電圧を冗長電圧と判定し(ステップS553)、一連の処理を終了する。また、ステップS551において、直前に出力された出力結果がFAILである場合(ステップS551:FAIL)は、最高電圧である「0.85V」でFAILなので、このチップは不良と判断し、REJECTと判定する(ステップS554)。このようにして、冗長判定処理をおこなう。
図6−1は、この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の別の処理の内容を示すフローチャートである。図6−1のフローチャートにおいて、まず、上限電圧値として一番高い電圧である1.25Vにおいて試験を実行する(ステップS601)。ここで、試験の結果、PASSであった場合(ステップS601:PASS)は、試験の出力結果として「1.25:PASS」を判定部103へ出力し(ステップS602)、その後、何もせずに、ステップS614へ移行する。
ステップS601において、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS601:冗長可)は、試験の出力結果として「1.25V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS603)、その後、何もせずに、ステップS614へ移行する。
ステップS601において、試験の結果、FAILであった場合(ステップS601:FAIL)は、試験の出力結果として「1.25V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS604)、その後、ステップS605へ移行する。
つぎに、ステップS605において、上限電圧値として、1.25Vのつぎの段階的な電圧値として1.20Vにおいて試験を実行する(ステップS605)。ここで、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS605:冗長可)は、試験の出力結果として「1.20V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS606)、その後、何もせずに、ステップS614へ移行する。
一方、ステップS605において、試験の結果、FAILであった場合(ステップS605:FAIL)は、試験の出力結果として「1.20V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS607)、その後、ステップS608へ移行する。
つぎに、ステップS608において、上限電圧値として、1.20Vのつぎの段階的な電圧値として1.15Vにおいて試験を実行する(ステップS608)。ここで、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS608:冗長可)は、試験の出力結果として「1.15V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS609)、その後、何もせずに、ステップS614へ移行する。一方、ステップS608において、試験の結果、FAILであった場合(ステップS608:FAIL)は、試験の出力結果として「1.15V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS610)、その後、ステップS611へ移行する。
つぎに、ステップS611において、上限電圧値として、1.15Vのつぎの段階的な電圧値として最も低い1.10Vにおいて試験を実行する(ステップS611)。ここで、試験の結果、冗長可であった場合(ステップS611:冗長可)は、試験の出力結果として「1.10V:冗長可」を判定部103へ出力し(ステップS612)、その後、ステップS614へ移行する。一方、ステップS611において、試験の結果、FAILであった場合(ステップS611:FAIL)は、試験の出力結果として「1.10V:FAIL」を判定部103へ出力し(ステップS613)、その後、ステップS614へ移行する。
ステップS614においては、冗長判定処理をおこなう(ステップS614)。そして、冗長判定処理の結果を出力し(ステップS615)、一連の処理を終了する。
図6−2は、試験実行部101によって出力され、結果記憶部102に記憶される出力結果の一例を示す説明図である。図6−2において、出力結果は、図3−2、図4−2、図5−2と同様に、各電圧値ごとに、PASSかFAILか冗長可のいずれかが記憶される。また、PASSが記憶された場合は、その後の電圧値における試験実行がおこなわれないので、出力結果は記憶されない。
また図6−3は、図6−1の冗長判定処理の内容を示すフローチャートである。図6−3のフローチャートにおいて、判定部103へ直前に出力された出力結果について判定する(ステップS651)。ここで、直前に出力された出力結果がPASSである場合(ステップS651:PASS)は、出力結果は「1.25VでPASS」であるので、1.25Vが最高電圧であるので、このチップにおいては、冗長しないと判定し(ステップS652)、一連の処理を終了する。
ステップS651において、直前に出力された出力結果が冗長可である場合(ステップS651:冗長可)は、当該電圧を冗長電圧と判定し(ステップS653)、一連の処理を終了する。また、ステップS651において、直前に出力された出力結果がFAILである場合(ステップS651:FAIL)は、最低電圧である「1.10V」でFAILなので、このチップは不良と判断し、REJECTと判定する(ステップS654)。このようにして、冗長判定処理をおこなう。
図7−1は、従来の試験における各マクロセルの最低動作電圧を示す説明図である。また、図7−2は、この発明の試験における各マクロセルの最低動作電圧を示す説明図である。図7−1において、4つのマクロセル(マクロセル1〜4)の判定電圧は、それぞれ、マクロセル1が0.85V、マクロセル2が0.80V、マクロセル3が0.75V、マクロセル4が0.70Vであり、図7−1に示すように、4つマクロセルがチップ内に存在する場合、出荷時には4マクロともスペック(判定電圧=0.85Vと仮定)内ではすべてPASSしている。
ただし、それ以下の電圧の場合にはどこまでPASSするかは不明である。そこで、上記実施の形態に示した試験をおこなうことによって、マクロセルのレベルでの動作領域を広げることにより、潜在的な不良をREJECTすることができる。すなわち、図7−2に示すように、マクロセル1の冗長後電圧は0.75Vであり、マクロセル2の冗長後の電圧は0.70Vである。したがって、図7−2に示した、4つのマクロセルからなるチップでは0.75Vまで動作することが容易に分かる。
このように、マクロセルの最低動作電圧が下がることで、チップとしての不良率をより低くすることができるという効果を奏する。したがって、現状のチップ内のマクロセルを同一基準にて試験をおこなう場合では、マクロセルの実力分布ではそのスペックがPASSしていればよい。ただし、スペック以上のセルを多数搭載することによって、潜在的な実力を上げておくことができる。これによって、そのチップが不良になる確率を下げることができる。
なお、本実施の形態で説明した半導体装置試験方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)半導体記憶装置のチップが所定電圧で正常に動作するか否かを試験する半導体装置試験方法であって、
前記所定電圧の電圧値を段階的に変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行する試験実行工程と、
前記試験実行工程で実行された試験の結果に基づいて、冗長可能な電圧値を判定する判定工程と、
前記判定工程によって判定された結果を出力する出力工程と、
を含んだことを特徴とする半導体装置試験方法。
(付記2)前記試験実行工程は、前記所定電圧のうちの下限電圧の電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行することを特徴とする付記1に記載の半導体装置試験方法。
(付記3)前記所定電圧のうち最下限電圧から高電圧側へ電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行することを特徴とする付記2に記載の半導体装置試験方法。
(付記4)前記試験実行工程は、試験を実行した結果、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能な場合に、以後の電圧値における試験をおこなわないことを特徴とする付記3に記載の半導体装置試験方法。
(付記5)前記試験実行工程は、前記所定電圧のうちの上限電圧の電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行することを特徴とする付記1に記載の半導体装置試験方法。
(付記6)前記所定電圧のうち最上限電圧から低電圧側へ電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行することを特徴とする付記5に記載の半導体装置試験方法。
(付記7)前記試験実行工程は、試験を実行した結果、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能な場合に、以後の電圧値における試験をおこなわないことを特徴とする付記6に記載の半導体装置試験方法。
(付記8)半導体記憶装置のチップが所定電圧で正常に動作するか否かを試験する半導体装置試験装置であって、
前記所定電圧の電圧値を段階的に変動させる電圧制御手段と、
前記電圧制御手段によって変動された電圧値ごとに、前記チップ内のマクロセルが冗長可能か否かの試験を実行する試験実行手段と、
前記試験実行手段によって実行された試験の結果を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された試験の結果に基づいて、冗長可能な電圧値を判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された結果を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする半導体装置試験装置。
(付記9)半導体記憶装置のチップが所定電圧で正常に動作するか否かを試験する半導体装置試験プログラムであって、
前記所定電圧の電圧値を段階的に変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内のマクロセルが冗長可能か否かの試験を実行させる試験実行工程と、
前記試験実行工程で実行された試験の結果に基づいて、冗長可能な電圧値を判定させる判定工程と、
前記判定工程によって判定された結果を出力させる出力工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする半導体装置試験プログラム。
以上のように、本発明にかかる半導体装置試験方法、半導体装置試験装置および半導体装置試験プログラムは、RAMなどの半導体装置の試験に有用であり、チップの各マイクロセルの電圧マージンに対する能力を検出するのに適している。
この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の機能的な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の冗長判定処理の概要を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の処理の内容を示すフローチャートである。 出力結果の一例を示す説明図である。 図3−1の冗長判定処理の内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の別の処理の内容を示すフローチャートである。 出力結果の別の一例を示す説明図である。 図4−1の冗長判定処理の内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の別の処理の内容を示すフローチャートである。 出力結果の別の一例を示す説明図である。 図5−1の冗長判定処理の内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態にかかる半導体装置試験装置の別の処理の内容を示すフローチャートである。 出力結果の別の一例を示す説明図である。 図6−1の冗長判定処理の内容を示すフローチャートである。 従来の試験における各マクロセルの最低動作電圧を示す説明図である。 この発明の試験における各マクロセルの最低動作電圧を示す説明図である。
符号の説明
100 電圧制御部
101 試験実行部
102 結果記憶部
103 判定部
104 出力部

Claims (5)

  1. 半導体記憶装置のチップが所定電圧で正常に動作するか否かを試験する半導体装置試験方法であって、
    前記所定電圧の電圧値を段階的に変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行する試験実行工程と、
    前記試験実行工程で実行された試験の結果に基づいて、冗長可能な電圧値を判定する判定工程と、
    前記判定工程によって判定された結果を出力する出力工程と、
    を含んだことを特徴とする半導体装置試験方法。
  2. 前記試験実行工程は、前記所定電圧のうちの下限電圧の電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置試験方法。
  3. 前記所定電圧のうち最下限電圧から高電圧側へ電圧値を変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内の各マクロセルが冗長可能か否かの試験を実行することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置試験方法。
  4. 半導体記憶装置のチップが所定電圧で正常に動作するか否かを試験する半導体装置試験装置であって、
    前記所定電圧の電圧値を段階的に変動させる電圧制御手段と、
    前記電圧制御手段によって変動された電圧値ごとに、前記チップ内のマクロセルが冗長可能か否かの試験を実行する試験実行手段と、
    前記試験実行手段によって実行された試験の結果を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された試験の結果に基づいて、冗長可能な電圧値を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された結果を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置試験装置。
  5. 半導体記憶装置のチップが所定電圧で正常に動作するか否かを試験する半導体装置試験プログラムであって、
    前記所定電圧の電圧値を段階的に変動させ、変動された電圧値ごとに、前記チップ内のマクロセルが冗長可能か否かの試験を実行させる試験実行工程と、
    前記試験実行工程で実行された試験の結果に基づいて、冗長可能な電圧値を判定させる判定工程と、
    前記判定工程によって判定された結果を出力させる出力工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする半導体装置試験プログラム。
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