JP2007245212A - 埋設管加工装置、埋設管加工システム及び埋設管加工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】埋設管加工装置25は、既存本管250及び既存分岐管240からなる鋼製の既存埋設管の内部に樹脂製の新規埋設管を挿入することで老朽化した既存埋設管を更新する埋設管工事に用いられる。この埋設管加工装置25は、新規埋設管を構成する新規本管260の内部から当該新規埋設管260の分岐部を加工するためのものである。そして、この埋設管加工装置25は、新規本管260の内部から当該新規本管260の分岐部にレーザー光を照射する手段13と、レーザー光の照射位置を配管軸方向及び配管軸回りに移動させる移動手段22と、既存埋設管の分岐部を検出するためのセンサ140とを備える。
【選択図】図1
Description
(1)新規本管の内部に挿入される加工部と、この加工部にジョイントを介して折り曲げ可能に連結されたインターフェース部とを備え、前記加工部は、前記既存本管から分岐した前記既存分岐管に可撓性のある樹脂製の新規分岐管を挿通させるための孔加工を行うものであり、前記レーザー光照射位置にアシストガスを噴射する手段と、前記レーザー光の照射位置及び前記アシストガスの噴射位置を配管軸方向及び配管軸回りに移動させる移動手段と、孔加工時に前記加工部を前記新規本管の中心軸に概略一致させて固定する固定手段と、孔加工状況を監視するためのTVカメラとを備え、前記インターフェース部は前記移動手段の制御及び前記センサの信号を処理するように構成されていること。
(1)前記既存分岐管に挿通された可撓性のある新規分岐管のフランジを前記新規本管の分岐部の周囲内壁面に沿わせる押さえ治具を備え、前記レーザー光を照射する手段は、前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部の周囲内壁面に前記レーザー光を照射して前記新規本管の分岐部の周囲と前記新規分岐管のフランジとを融着可能に構成していること。
(1)前記新規本管の分岐部を穿孔した後に、前記既存分岐管に挿通された可撓性のある新規分岐管を挿通し、当該新規分岐管のフランジを前記新規本管の分岐部の周囲内壁面に沿わせるように押さえ治具を配置し、前記レーザー光照射手段により前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部の周囲内壁面に前記レーザー光を照射して前記新規本管の分岐部の周囲と前記新規分岐管のフランジとを融着すること。
Claims (9)
- 既存本管及び既存分岐管からなる鋼製の既存埋設管の内部に樹脂製の新規埋設管を挿入することで老朽化した既存埋設管を更新する埋設管工事に用いられ、
前記新規埋設管を構成する新規本管の内部から当該新規埋設管の分岐部を加工する埋設管加工装置であって、
前記既存埋設管の分岐部を検出するためのセンサと、前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部にレーザー光を照射する手段と、前記レーザー光の照射位置を配管軸方向及び配管軸回りに移動させる移動手段とを備えたこと、
を特徴とする埋設管加工装置。 - 請求項1において、新規本管の内部に挿入される加工部と、この加工部にジョイントを介して折り曲げ可能に連結されたインターフェース部とを備え、前記加工部は、前記既存本管から分岐した前記既存分岐管に可撓性のある樹脂製の新規分岐管を挿通させるための孔加工を行うものであり、前記レーザー光照射位置にアシストガスを噴射する手段と、前記レーザー光の照射位置及び前記アシストガスの噴射位置を配管軸方向及び配管軸回りに移動させる移動手段と、孔加工時に前記加工部を前記新規本管の中心軸に概略一致させて固定する固定手段と、孔加工状況を監視するためのTVカメラとを備え、前記インターフェース部は前記移動手段の制御及び前記センサの信号を処理するように構成されていること、を特徴とする埋設管加工装置。
- 既存本管及び既存分岐管からなる鋼製の既存埋設管の内部に樹脂製の新規埋設管を挿入することで老朽化した既存埋設管を更新する埋設管工事に用いられ、
前記新規埋設管を構成する新規本管の内部から当該新規埋設管の分岐部を加工するための埋設管加工装置及び分岐位置検出ターゲットを備える埋設管加工システムであって、
前記分岐位置検出ターゲットは、前記既設分岐管の内径以上に膨張されると共にその内径以下に収縮されるバルーンと、前記既設分岐管の内径以下の外径を有して前記バルーンに取り付けられた検出対象と、を備えて前記既存分岐管の分岐部に設置されるものであり、
前記埋設管加工装置は、前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部にレーザー光を照射する手段と、前記レーザー光の照射位置を配管軸方向及び配管軸回りに移動させる移動手段と、前記既存埋設管の分岐部に位置される前記分岐位置検出ターゲットの検出対象を検出するためのセンサとを備えていること、
を特徴とする埋設管加工システム。 - 既存本管及び既存分岐管からなる鋼製の既存埋設管の内部に樹脂製の新規埋設管を挿入することで老朽化した既存埋設管を更新する埋設管工事に用いられ、
前記新規埋設管を構成する新規本管の内部から当該新規埋設管の分岐部を加工するための埋設管加工装置と外部に設置される吸引装置とを備える埋設管加工システムであって、
前記埋設管加工装置は、前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部にレーザー光を照射して穿孔する手段と、前記レーザー光照射位置にアシストガスを噴射する手段と、前記レーザー光の照射位置及び前記アシストガスの噴射位置を配管軸方向及び配管軸回りに移動させる移動手段と、前記既存埋設管の分岐部を検出するためのセンサとを備え、
前記吸引装置は穿孔時に発生する煙及び切片などを回収するように前記既存分岐管の開放端部に接続されるものであること、
を特徴とする埋設管加工システム。 - 請求項3または4において、前記既存分岐管に挿通された可撓性のある新規分岐管のフランジを前記新規本管の分岐部の周囲内壁面に沿わせる押さえ治具を備え、前記レーザー光を照射する手段は、前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部の周囲内壁面に前記レーザー光を照射して前記新規本管の分岐部の周囲と前記新規分岐管のフランジとを融着可能に構成していること、を特徴とする埋設管加工システム。
- 既存本管及び既存分岐管からなる鋼製の既存埋設管の内部に樹脂製の新規埋設管を挿入することで老朽化した既存埋設管を更新する埋設管工事に用いられ、
前記新規埋設管を構成する新規本管の内部から当該新規埋設管の分岐部を加工する埋設管加工装置と前記既存分岐管の位置を特定する分岐位置検出ターゲットとを用いる埋設管加工方法であって、
前記既存埋設管内に前記新規本管を挿入し、
センサ、レーザー光照射手段及び移動手段を有する前記埋設管加工装置を前記新規本管内に挿入し、
前記埋設管加工装置を当該新規本管の分岐部まで移動してから、前記センサによる前記分岐位置検出ターゲットの検出対象の検出結果に基づいて移動手段により前記レーザー光照射手段の照射位置を配管軸方向及び配管軸回りに移動させて位置を合せ、
前記レーザー光照射手段により前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部にレーザー光を照射して穿孔すること、
を特徴とする埋設管加工方法。 - 既存本管及び既存分岐管からなる鋼製の既存埋設管の内部に樹脂製の新規埋設管を挿入することで老朽化した既存埋設管を更新する埋設管工事に用いられ、
前記新規埋設管を構成する新規本管の内部から当該新規埋設管の分岐部を加工する埋設管加工装置と前記既存分岐管の位置を特定する分岐位置検出ターゲットとを用いる埋設管加工方法であって、
前記分岐位置検出ターゲットを前記既存本管内に挿入すると共に前記分岐位置検出ターゲットのバルーンを前記既設分岐管の内径以上に膨張させ、
前記バルーンが前記既存分岐管の根元部に当接して前記バルーンに取り付けられた検出対象が前記既存分岐管の中心に合致する位置まで前記分岐位置検出ターゲットを移動させ、
前記既存埋設管内に前記新規本管を挿入し、
センサ、レーザー光照射手段及び移動手段を有する加工部と前記センサの信号処理をするインターフェース部とをジョイントを介して折り曲げ可能に連結してなる前記埋設管加工装置を前記新規本管内に挿入し、
前記埋設管加工装置を当該新規本管の分岐部まで移動してから、前記センサによる前記分岐位置検出ターゲットの検出対象の検出結果に基づいて移動手段により前記レーザー光照射手段の照射位置を配管軸方向及び配管軸回りに移動させて位置を合せ、
前記バルーンを前記既設分岐管の内径以下に収縮させて前記既存分岐管から取り出し、
前記レーザー光照射手段により前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部にレーザー光を照射して穿孔すること、
を特徴とする埋設管加工方法。 - 既存本管及び既存分岐管からなる鋼製の既存埋設管の内部に樹脂製の新規埋設管を挿入することで老朽化した既存埋設管を更新する埋設管工事に用いられ、
前記新規埋設管を構成する新規本管の内部から当該新規埋設管の分岐部を加工する埋設管加工装置と前記既存分岐管の開放端側から吸引する吸引装置とを用いる埋設管加工方法であって、
センサ、レーザー光照射手段及びアシストガス噴射手段を有する加工部と前記センサの信号処理をするインターフェース部とをジョイントを介して折り曲げ可能に連結してなる前記埋設管加工装置を前記新規本管内に挿入して当該新規本管の分岐部まで移動し、
前記レーザー光照射手段により前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部にレーザー光を照射して穿孔すると共に、アシストガス噴射手段からアシストガスをレーザー照射射位置に噴射し、このときに既存分岐管の開放端側から前記吸引装置により穿孔時に発生する煙及び切片などを回収すること、
を特徴とする埋設管加工方法。 - 請求項6から8の何れかにおいて、前記新規本管の分岐部を穿孔した後に、前記既存分岐管に挿通された可撓性のある新規分岐管を挿通し、当該新規分岐管のフランジを前記新規本管の分岐部の周囲内壁面に沿わせるように押さえ治具を配置し、前記レーザー光照射手段により前記新規本管の内部から当該新規本管の分岐部の周囲内壁面に前記レーザー光を照射して前記新規本管の分岐部の周囲と前記新規分岐管のフランジとを融着すること、を特徴とする埋設管加工方法。
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2006
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