JP2007244263A - コンバイン - Google Patents

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JP2007244263A
JP2007244263A JP2006070635A JP2006070635A JP2007244263A JP 2007244263 A JP2007244263 A JP 2007244263A JP 2006070635 A JP2006070635 A JP 2006070635A JP 2006070635 A JP2006070635 A JP 2006070635A JP 2007244263 A JP2007244263 A JP 2007244263A
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Atsuya Sakata
淳哉 坂田
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Abstract

【課題】エンジンルームへの吸気口にサイクロン式の除塵ケースを側方から覆設したコンバインにおいて、外気取入口の位置や除塵ケースの構造によっては、安全性、メンテナンス性、冷却性能が低下する、という問題があった。
【解決手段】除塵ケース18の上面の外気取入口を閉塞したり、前記除塵ケース18を、サイクロン風路60が形成された第一ケース42と、旋回流を吸気口39まで導く第二ケース43とから構成し、前記第一ケース42は、第二ケース43の前部または後部に設けた垂直軸心を中心として略水平回動可能に支持したり、前記除塵ケース18のサイクロン風路60の入側には複数の風向ガイド56を設け、隣接する風向ガイド間の隙間間隔を略均一としたり、あるいは、前記除塵ケース18には集塵室53を形成し、該集塵室53には前記吸気口39に連通する通気口72を開口し、該通気口72に防塵フィルタ75を覆設した。
【選択図】 図5

Description

本発明は、エンジンルームへの吸気口にサイクロン式の除塵ケースを側方から覆設し、該除塵ケースで除塵された外気が、冷却風として前記吸気口からエンジンルーム内に吸引され、該エンジンルーム内のラジエータやエンジン等を冷却し、コンバインの操向・駆動を円滑に進めるコンバインに関する。特に、前記除塵ケースを設けた場合の安全性、メンテナンス性、冷却性能の向上に伴う、コンバイン作業の作業効率の改善に関するものである。
従来より、外気を取り込む際の除塵構造としては、円筒状のスクリーン本体を軸線回りに駆動モータで回動するロータリスクリーンを設けることにより強制的に除塵する技術があるが、このロータリスクリーンの目が細かいため、水分が多い場合には目詰まりしやすく、また、前記駆動モータが故障した場合には全く除塵できなくなるため、煩雑なメンテナンスが必要となり、更には、装置自体も高価であった。
そこで、サイクロン効果による旋回流を発生する風路(以下、「サイクロン風路」とする)を、外気を取り込む外気取入口に連結連通し、該サイクロン風路内で外気中の塵を遠心力作用により分離・除去することにより、目詰まりしにくく、駆動モータ等の駆動装置を別途用いることなく、しかも、安価に製造可能なサイクロン式除塵構造が知られている。特に、前記外気取入口を、サイクロン風路を有する除塵ケースの側面の外周部に設けることによって、外気取入口の面積を効率良く拡大することができ、小型の除塵ケースであっても良好な除塵を可能とする技術(例えば特許文献1)が公知となっている。
特開2004−270598号公報
しかし、前記除塵ケースは通常は運転席の側方に設けられ、除塵ケースの側面外周部に設けた外気取入口は前後面だけでなく上面にも開口されているため、オペレータは、コンバインへの乗り降りや、運転操作・刈り取った穀物の排出操作等の各種操作を、手やタオル等が前記上面に設けた外気取入口から吸い込まれないように注意を払いながら行わざるを得ず、コンバイン作業の作業効率の低下が避けられない、という問題があった。
また、従来のサイクロン式除塵構造では、メンテナンス時には、除塵ケースの一部を、該除塵ケースの下部に設けた前後方向の水平軸心を中心として外側方に回動可能としているが、除塵ケースの上部では、除塵ケースを機体側に固定するためのフック等の係止具が上方に大きく張り出している。そのために、オペレータは、作業服等がこの係止具に掛からないように注意を払いながらコンバインへ乗り降り等を行わなければならず、コンバイン作業の作業効率が低下する、という問題があった。
更に、外気温が高い場合や長時間に渡って作業を行う場合には、エンジンルームに流れ込む冷却風の風量を更に増加させて冷却性能を向上させたり、或いは、このために除塵効率自体も高める必要がある、という問題があった。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設すると共に、前記除塵ケース側面の外周部に外気取入口を開口したコンバインにおいて、除塵ケースの上面の外気取入口を閉塞したものである。
請求項2においては、前記除塵ケースの外側面に、外気取入口を開口するものである。
請求項3においては、前記外気取入口には、通気性の保護部材を覆設するものである。
請求項4においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースを、サイクロン風路が形成された第一ケースと、旋回流を吸気口まで導く第二ケースとから構成し、前記第一ケースは、第二ケースの前部または後部に設けた垂直軸心を中心として略水平回動可能に支持したものである。
請求項5においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースのサイクロン風路の入側には複数の風向ガイドを設け、隣接する風向ガイド間の隙間間隔を略均一としたものである。
請求項6においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースには集塵室を形成し、該集塵室には前記吸気口に連通する通気口を開口し、該通気口に防塵フィルタを覆設したものである。
請求項7においては、前記集塵室には、溜まった塵を機外に排出する開閉式カバーを設けるものである。
請求項8においては、前記集塵室には、サイクロン風路から冷却風が流入する集塵口を設け、該集塵口には冷却風の遮蔽位置を変更可能な遮蔽機構を設けるものである。
請求項9においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースには、サイクロン風路を含む除塵室と、該除塵室からの冷却風を前記吸気口に導くダクト室を形成し、前記除塵室からダクト室への連通口に覆設する第一防塵フィルタの目の大きさを、前記吸気口に覆設する第二防塵フィルタの目の大きさよりも細かく設定したものである。
請求項10においては、前記連通口と吸気口とは、側面視で少なくとも一部が重複するように開口するものである。
請求項11においては、前記サイクロン風路内に、旋回流によって回転する除塵羽根を設けるものである。
請求項12においては、前記除塵ケースの最外面の角部は、曲面状に形成するものである。
本発明は、以上のように構成したので、以下に示す効果を奏する。
すなわち、請求項1においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設すると共に、前記除塵ケース側面の外周部に外気取入口を開口したコンバインにおいて、除塵ケース上面の外気取入口を閉塞したので、オペレータは、コンバインへの乗り降りや、運転操作・刈り取った穀物の排出操作等の各種操作の際に、上面の外気取入口(以下、「上外気取入口」とする)に特に注意を払う必要がなくなり、安全性確保によるコンバイン作業の作業効率の向上を図ることができる。
請求項2においては、前記除塵ケースの外側面に、外気取入口を開口するので、除塵ケース側面からの外気の取入風量を増加させることができ、外気温が高い場合や長時間に渡って作業を行う場合でも、エンジンルームに流れ込む冷却風の風量を十分に確保して、冷却性能の低下を防止することができる。
請求項3においては、前記外気取入口には、通気性の保護部材を覆設するので、タオル等が誤って外側面の外気取入口(以下、「側面外気取入口」とする)から吸い込まれることがなく、安全性を向上させることができる。
請求項4においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースを、サイクロン風路が形成された第一ケースと、旋回流を吸気口まで導く第二ケースとから構成し、前記第一ケースは、第二ケースの前部または後部に設けた垂直軸心を中心として略水平回動可能に支持したので、第一ケースの重量の大部分は前記垂直軸心によって支持されるため、第一ケースを第二ケース側に固定するのに必要な力が小さくて済み、第一ケースを第二ケース側に固定するためのフック等の係止具を小型化して、該係止具の張り出しを小さくすることができ、更には、第一ケースを上部で係止する必要がなくなり、除塵ケース上部の係止具を完全に省くことができ、これにより、オペレータは、コンバインへの乗り降り等の際に、前記係止具に特に注意を払う必要がなくなり、安全性確保によるコンバイン作業の作業効率の一層の向上を図ることができる。
請求項5においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースのサイクロン風路の入側には複数の風向ガイドを設け、隣接する風向ガイド間の隙間間隔を略均一としたので、風向ガイドを設けることにより、サイクロン風路内に流れ込む外気の風向きを調整して旋回流を安定生成させ、除塵効率を高めて冷却性能の向上を図ることができ、更に、この風向ガイド間の隙間間隔を略均一とすることにより、サイクロン風路内に流れ込む外気の風量・風速を均一化させ、除塵ケースに設けた外気取入口に局部的に強い吸引部分が生じないようにすることができ、手やタオル等が誤って外気取入口から吸い込まれることがなく、安全性を一層向上させることができる。
請求項6においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースには集塵室を形成し、該集塵室には前記吸気口に連通する通気口を開口し、該通気口に防塵フィルタを覆設したので、サイクロン風路から集塵室内に取り込まれた外気も、この防塵フィルタで塵を除去した後に、通気口を介して吸気口からエンジンルーム内に送り込み、清浄な冷却風として有効利用することができ、冷却風の風量を十分に確保して、冷却性能の向上を図ることができる。
請求項7においては、前記集塵室には、溜まった塵を機外に排出する開閉式カバーを設けるので、簡単な構造で集塵室内の塵を機外に確実に排出し、サイクロン風路内へ塵の逆流を確実に防止することができ、旋回流の安定生成が可能となり除塵性能の低下を防止することができると共に、除塵ケースの製造コストの低減やメンテナンス性の向上を図ることができる。
請求項8においては、前記集塵室には、サイクロン風路から冷却風が流入する集塵口を設け、該集塵口には冷却風の遮蔽位置を変更可能な遮蔽機構を設けるので、塵の種類・大きさ・形状等の特性に応じて適正な遮蔽位置を有する集塵口を設けることができ、集塵室への塵の集塵効率を高め、冷却性能を向上させることができる。
請求項9においては、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースには、サイクロン風路を含む除塵室と、該除塵室からの冷却風を前記吸気口に導くダクト室を形成し、前記除塵室からダクト室への連通口に覆設する第一防塵フィルタの目の大きさを、前記吸気口に覆設する第二防塵フィルタの目の大きさよりも細かく設定したので、サイクロン風路内で除塵されなかった塵の大部分は第一防護フィルタで除去することができ、アクセスしにくい第二防護フィルタへの塵の付着をできるだけ防止して塵の機外への排出を容易とし、メンテナンス性の向上を図ることができる。更には、サイクロン風路内で除塵されなかった塵の除去を第一防護フィルタのみで可能となり、必要に応じて、第二防護フィルタを省いて部品コストの低減も図ることもできる。
請求項10においては、前記連通口と吸気口とは、側面視で少なくとも一部が重複するように開口するので、前記連通口に流入した冷却風は、連通口と吸気口との重複部分の間は方向や速度を変えずにそのまま流すことができるため、冷却風が途中で減衰することなく、エンジンルームに強く安定した冷却風を送り込むことが可能となり、冷却性能の向上を図ることができる。
請求項11においては、前記サイクロン風路内に、旋回流によって回転する除塵羽根を設けるので、塵の分離・除去が促進されて除塵効率が高まり、冷却性能が向上する。
請求項12においては、前記除塵ケースの最外面の角部は、曲面状に形成するので、オペレータが角部に特に注意を払う必要がなくなり、安全性確保によるコンバイン作業の作業効率の向上を図ることができると共に、外観性も向上させることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に関わるコンバインの全体構成を示す側面図、図2は第一ケースの側面図、図3は第二ケースの外側板の側面図、図4は第二ケースの内側板の側面図、図5は除塵ケース全体の正面一部断面図、図6は除塵ケース全体の外観斜視図、図7は別実施例における第二ケースの外側板の側面図、図8は別実施例における除塵ケース全体の正面一部断面図である。
まず、本発明に係わるコンバイン1の全体構成について、図1により説明する。
コンバイン1はトラックフレーム2の左右にクローラ式走行装置3L・3Rを支持した構成であり、4は前記トラックフレーム2に架設する機体フレーム、5は図示せぬフィードチェーン等を左側に張架して扱胴6等を内蔵する脱穀部、7は該脱穀部5の下方に位置し、脱穀された穀粒を選別する選別装置、8は該選別装置7により選別された穀粒を図示せぬ揚穀筒等を介して搬入する穀粒タンク、9は該穀粒タンク8の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、10は排藁チェーン11の終端を臨ませる排藁処理部、12は刈刃13や穀稈搬送機構等を備える刈取部、及び14は該刈取部12後方で、丸型の操向ハンドル15や運転席16を配置した運転操作部である。
このような構成において、前記機体フレーム4の前部にはエンジン17が配置され、該エンジン17からの動力により、前記クローラ式走行装置3L・3Rを駆動して走行すると共に、刈取部12によって圃場の穀稈を刈り取り、刈り取った穀稈を脱穀部5に供給して脱穀し、穀粒を選別装置7によって選別した後、穀粒タンク8に取り出す作業を連続して行うようにしている。
そして、このエンジン17の右方(機体進行方向右方)には、外気を取り込んでエンジン17等の冷却に利用する、本発明に係わる除塵ケース18が設けられており、該除塵ケース18内には前記サイクロン式除塵構造が形成されている。
次に、この除塵ケース18に外気を吸引させるための吸引構造について、図5により説明する。
エンジンルーム19は、前記機体フレーム4に左右方向に支持固定された前後の連結フレーム21・22上に載置されたエンジン17と、該エンジン17の上部を密閉可能なエンジンカバー23とから構成されると共に、エンジンルーム19の外側方には、ラジエータ20が配置されている。
該ラジエータ20の側辺は前後の取付フレーム24によって支持され、該取付フレーム24は、前記連結フレーム21・22間に橋架された支持フレーム25上に立設して固定されている。一方、前記ラジエータ20の内側にはラジエータファン26が配設され、該ラジエータファン26と前記ラジエータ20との間にはシュラウド27が設けられており、冷却風が周囲に拡散しないようにしている。
そして、このラジエータファン26は、前記エンジン17の出力軸28に固定されており、ラジエータファン26によって、ラジエータ20の内側を負圧とし、冷却風を強制的にエンジンルーム19内に吸引できるようにしている。
なお、前記エンジン17は水冷式であり、該エンジン17からの冷却水は、パイプ33を通って前記ラジエータ20に供給され、そこでラジエータ20を通過する冷却風によって冷却された後、パイプ34を通って再びエンジン17に戻され、該エンジン17の冷却に使用される。そして、ラジエータ20の上部には、ブラケット35によって支持された冷却水のためのリザーバタンク36がパイプ37を介して連通されている。
更に、前記連結フレーム21・22の側端からは門型のフレーム38が立設され、該フレーム38には吸気フレーム40が支持されており、該吸気フレーム40内に形成された吸気口39の全面を覆うようにして、第二防塵フィルタ41が覆設されている。これにより、前記除塵ケース18を介して吸引されてきた冷却風は、第二防塵フィルタ41において最終的な除塵が行われた後に、吸気口39からエンジンルーム19内に送り込まれるようにしている。
次に、除塵ケース18の構造について、図2乃至図6により説明する。
図6に示すように、除塵ケース18は、外気を吸引して除塵する第一ケース42と、除塵した冷却風を吸気口導く第二ケース43とから構成され、これら第一ケース42、第二ケース43は外側から順に並設され、このうちの第二ケース43の前上部には、オペレータが前記運転操作部14に乗り降りする際に使用する側面視略く字状の取っ手44が固設されている。
図2、図5、図6に示すように、前記第一ケース42については、内側面が開放された浅い蓋状を呈し、その側板45の外周部46のうち、上面は上外周板46aによって覆われ、下面は外周板46c・46d・46eによって覆われており、前後面にのみ、外気取入口46b・46fが開口されている。このような第一ケース42の開放された内側面を内側から閉塞するようにして、外周全面が外周板47によって覆われた浅い箱状の前記第二ケース43が覆設されている。つまり、除塵ケース18を構成する第一ケース42・第二ケース43のいずれの上面にも外気取入口が形成されておらず、オペレータが乗り降りする際などに、この上面の外気取入口から、手やタオル等が誤って吸い込まれる恐れをなくすことができる。
すなわち、旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケース18をエンジンルーム19への吸気口39に側方から覆設すると共に、前記除塵ケース18側面の外周部46に外気取入口46b・46fを開口したコンバイン1において、除塵ケース18上面の外気取入口を閉塞したので、オペレータは、コンバイン1への乗り降りや、運転操作・刈り取った穀物の排出操作等の各種操作の際に、上外気取入口に特に注意を払う必要がなくなり、安全性確保によるコンバイン作業の作業効率の向上を図ることができる。
また、前記第一ケース42では、前記外気取入口46b・46fに加えて外側面45の上部にも側面外気取入口48が開口されており、外気取入れのための開口部面積を増加させるようにしている。更には、この側面外気取入口48を覆うようにして、孔径の大きなパンチメタル等の保護部材49が配設されており、側面外気取入口48からタオル等が吸い込まれようとしても該保護部材49によって阻止することができるようにしている。
すなわち、前記除塵ケース18の外側面である側板45に、外気取入口である側面外気取入口48を開口するので、除塵ケース18側面からの外気の取入風量を増加させることができ、外気温が高い場合や長時間に渡って作業を行う場合でも、エンジンルーム19に流れ込む冷却風の風量を十分に確保して、冷却性能の低下を防止することができる。
その上、前記側面外気取入口48には、通気性の保護部材49を覆設するので、タオル等が誤って外側面の側面外気取入口48から吸い込まれることがなく、安全性を向上させることができるのである。
また、第一ケース42の内部空間は、前記側面外気取入口48の側方にあって、前記側板45の上部と上外周板46aと仕切板50とで囲まれた上外気導入室51と、側板45の中央部であって板状の複数の風向ガイド56によって囲まれた除塵室52と、該除塵室52の下方にあって、側板45の下部と外周板46c・46d・46eと仕切板57・58とで囲まれた集塵室53とから構成される。
このうちの除塵室52については、側方の側板45に楕円状ののぞき窓54が開口され、該のぞき窓54は網体等の防塵スクリーン55で覆われると共に、前記風向ガイド56・56・・・は、除塵室52と上外気導入室51との間の連通口62と前記外気取入口46b・46fとにおいて、側面視で円弧状となるように側板45内面に並べて固設され、これらによりサイクロン風路60が形成される。そして、この複数の風向ガイド56・56・・・によって、除塵室52に取り入れられた外気は反時計方向に回転して旋回流となり、螺旋状に旋回する冷却風63dを発生する。
その上、これらの風向ガイド56は、隣接する風向ガイドの隙間間隔、例えば風向ガイド56aと56bとの隙間間隔59、風向ガイド56bと56cとの隙間間隔61が略同一となるように配設しており、風向ガイドの間を流れる外気が略同一の風量・風速となるように調整している。
すなわち、旋回流を発生するサイクロン風路60を有する除塵ケース18をエンジンルーム19への吸気口39に側方から覆設したコンバイン1において、前記除塵ケース18のサイクロン風路60の入側には複数の風向ガイド56を設け、隣接する風向ガイド56間の隙間間隔を略均一としたので、風向ガイド56を設けることにより、サイクロン風路60内に流れ込む外気の風向きを調整して旋回流を安定生成させ、除塵効率を高めて冷却性能の向上を図ることができ、更に、この風向ガイド56間の隙間間隔を略均一とすることにより、サイクロン風路60内に流れ込む外気の風量・風速を均一化させ、除塵ケース18に設けた外気取入口48・46b・46fに局部的に強い吸引部分が生じないようにすることができ、手やタオル等が誤って外気取入口から吸い込まれることがなく、安全性を一層向上させることができるのである。
前記集塵室53については、除塵室52とは前後の前記仕切板57・58で仕切られ、該仕切板57・58の間に集塵口64が開口されており、前記サイクロン風路60において遠心力によって分離された塵が、前記冷却風63dの一部の冷却風63eと一緒になって、前記集塵口64を通って集塵室53内に取り込まれるようにしている。
このうちの仕切板58は、前記外周板46eに固設された固定板58aと、該固定板58a上を前後に摺動可能に設けられた可動板58bとから成り、前記集塵口64を介してサイクロン風路60から流れ込む冷却風63eの遮蔽位置を、可動板58bを移動させることにより自在に変更できるようにして、取り入れる外気の状況に応じて集塵能力を適正化できるようにしている。例えば、外気中の塵が大きい場合には、可動板58bを後方(図2では左方)に移動させ、開口面積を拡大すると共に冷却風63d遮蔽位置を後方に移動させることにより、大きくて重い塵も集塵口64を通過して、集塵室53に取り込むことができるのである。
すなわち、前記集塵室53には、サイクロン風路60から冷却風63eが流入する集塵口64を設け、該集塵口64には冷却風63eの遮蔽位置を変更可能な遮蔽機構である仕切板57・58を設けるので、塵の種類・大きさ・形状等の特性に応じて適正な遮蔽位置を有する集塵口を設けることができ、集塵室への塵の集塵効率を高め、冷却性能を向上させることができる。
また、集塵室53前面の外周板46dには、溜まった塵を集塵室53内から取り出すための取出し口65が前後2箇所に開口され、該取出し口65には開閉式カバー66が装着されている。該開閉式カバー66においては、外周板46d内面に固設された上下のスライドガイド66b・66bの間を前後方向に摺動可能に板状のシャッタ66aが配設され、該シャッタ66aは、前後に移動した後、ボルト等の固定部材67によって所定位置に固定できるようにしている。
すなわち、前記集塵室53には、溜まった塵を機外に排出する開閉式カバー66を設けるので、簡単な構造で集塵室53内の塵を機外に確実に排出し、サイクロン風路60内へ塵の逆流を確実に防止することができ、旋回流の安定生成が可能となり除塵性能の低下を防止することができると共に、除塵ケース18の製造コストの低減やメンテナンス性の向上を図ることができる。
図2乃至図5に示すように、前記第二ケース43については、外側板68と内側板69を外側から順に並設し、その間を前記外周板47によって覆うようにして形成されている。このうちの外側板68には、側面視で前記除塵室52と略重複する位置に外連通口70が開口され、該外連通口70には第一防塵フィルタ73が覆設される一方、内側板69には、上下の連通口71a・71bから成る内連通口71が、側面視で前記吸気口39と略重複する位置に開口されており、これら外連通口70と内連通口71のそれぞれを入口と出口とするダクト室74が、第二ケース43内に形成されている。
更に、前記外側板68には、側面視で前記集塵室53と略重複する位置にも、パンチメタル等の防塵フィルタ75を覆設した通気口72が開口されており、前記ダクト室74内には、除塵室52からだけでなく集塵室53からの冷却風63fも、前記通気口72を介して取り込まれるため、ダクト室74から吸気口39を介してエンジンルーム19内に送り込まれる冷却風の風量を更に増加させることができる。
すなわち、旋回流を発生するサイクロン風路60を有する除塵ケース18をエンジンルーム19への吸気口39に側方から覆設したコンバイン1において、前記除塵ケース18には集塵室53を形成し、該集塵室53には前記吸気口39に連通する通気口72を開口し、該通気口72に防塵フィルタ75を覆設したので、サイクロン風路60から集塵室53内に取り込まれた外気も、この防塵フィルタ75で塵を除去した後に、通気口72を介して吸気口39からエンジンルーム19内に送り込み、清浄な冷却風として有効利用することができ、冷却風の風量を十分に確保して、冷却性能の向上を図ることができるのである。
また、内連通口71の上端位置は外連通口70の上端位置と異なるものの、側面視では、内連通口71は、外連通口70と大部分で重複している。このような構成において、エンジン17が駆動してラジエータファン26が回転駆動されると、前記側面外気取入口48から吸い込まれた外気は、上外気導入室51を通過した後に風向ガイド56によって向きを変えられて冷却風63a等となり、前後の外気取入口46b・46fから吸い込まれた外気は、風向ガイド56によって向きを変えられて冷却風63b・63c等となり、いずれの冷却風63a・63b・63c等も、除塵室52内の前記サイクロン風路60内に流入する。
この流入した冷却風は、サイクロン風路60内で旋回する冷却風63dとなるが、ダクト室74の入出口である外連通口70と、前記吸気口39と略重複する位置に開口した内連通口71とが、本実施例のように一部でも重複している場合には、ダクト室74内を通った冷却風63dにおいて、冷却風63g等のように方向や速度が大きく変化しながら吸引口39に吸い込まれる部分もあるが、冷却風63h等のように方向や速度がそれほど変わらずそのまま吸引口39に吸い込まれる部分もあり、部分によってはダクト室74内に透過性の高い冷却風を供給することができる。
すなわち、連通口である外連通口70と、吸気口39とは、側面視で少なくとも一部が重複するように開口するので、前記外連通口70に流入した冷却風は、外連通口70と吸気口39との重複部分の間は方向や速度を変えずにそのまま流すことができるため、冷却風が途中で減衰することなく、エンジンルーム19に強く安定した冷却風を送り込むことが可能となり、冷却性能の向上を図ることができる。
また、外連通口70に覆設された前記第一防塵フィルタ73の目(網目または開口面積)は、吸気口39に覆設された前記第二防塵フィルタ41の目よりも小さく構成しており、前記冷却風63a・63b・63cと一緒に取り込まれた塵のうち、サイクロン風路60で除去できなかった分の大部分を第一防塵フィルタ73で除塵するようにし、アクセスのしにくい第二防塵フィルタ41への塵の付着を少なくするようにしている。
すなわち、旋回流を発生するサイクロン風路60を有する除塵ケース18をエンジンルーム19への吸気口39に側方から覆設したコンバイン1において、前記除塵ケース18には、サイクロン風路60を含む除塵室52と、該除塵室52からの冷却風を前記吸気口39に導くダクト室74を形成し、前記除塵室52からダクト室74への連通口である外連絡口70に覆設する第一防塵フィルタ73の目の大きさを、前記吸気口39に覆設する第二防塵フィルタ41の目の大きさよりも細かく設定したので、サイクロン風路60内で除塵されなかった塵の大部分は第一防護フィルタ73で除去することができ、アクセスしにくい第二防護フィルタ41への塵の付着をできるだけ防止して塵の機外への排出を容易とし、メンテナンス性の向上を図ることができる。更には、サイクロン風路60内で除塵されなかった塵の除去を第一防護フィルタ73のみで可能となり、必要に応じて、第二防護フィルタ41を省いて部品コストの低減も図ることもできる。
また、前記ダクト室74内において、外連通口70の内周下部の外側板68には、前面視L字状の支持フレーム79が固定されると共に、外連通口70の内側辺の外側板68に前後に固定された固定板76・77の間には支持フレーム78が橋設されており、これら上下の支持フレーム78・79の間にオイルクーラ80が介設されている。該オイルクーラ80には、走行装置のシリンダや油圧モータ等に供給するための作動油がパイプ81を介して供給され、そこで前記冷却風63g・63h等によって冷却された後、油圧ポンプによって前記シリンダや油圧モータ等に戻され、作動油として再使用されるようにしている。
図5、図6に示すように、前記第二ケース43への第一ケース42の取付構成については、前記第一ケース42の側板45の前部に、複数の風向ガイド56を介して支持板82が固設され、該支持板82と、前記第二ケース43の外周板47の前部との間が、上下のヒンジ83・84によって連結されている。これにより、該ヒンジ83・84のヒンジ軸83a・84aを中心として、第一ケース42を矢印85の方向に回動して開閉させることができ、前述のような構成から成る第一ケース42や第二ケース43の内部に溜まった塵の除去やフィルタの交換等が容易に行えると共に、開閉に必要な力が常にヒンジ83・84に負担されるようにすることができる。
すなわち、旋回流を発生するサイクロン風路60を有する除塵ケース18をエンジンルーム19への吸気口39に側方から覆設したコンバイン1において、前記除塵ケース18を、サイクロン風路60が形成された第一ケース42と、旋回流を吸気口まで導く第二ケース43とから構成し、前記第一ケース42は、第二ケース43の前部または後部に設けた垂直軸心となるヒンジ軸83a・84aを中心として略水平回動可能に支持したので、第一ケース42の重量の大部分は前記ヒンジ83・84によって支持されるため、第一ケース42を第二ケース43側に固定するのに必要な力が小さくて済み、第一ケース42を第二ケース43側に固定するためのフック等の係止具を小型化して、該係止具の張り出しを小さくすることができ、更には、第一ケース42を上部で係止する必要がなくなり、除塵ケース18上部の係止具を完全に省くことができ、これにより、オペレータは、コンバイン1への乗り降り等の際に、前記係止具に特に注意を払う必要がなくなり、安全性確保によるコンバイン作業の作業効率の一層の向上を図ることができる。
また、前記側面外気取入口48の角部48a、のぞき窓54の角部54a、または側板45と上外周板46aとの角部86等は、鋭角とせずに曲面を多用することにより、安全性や見栄えを改善できる構成としている。
すなわち、前記除塵ケース18の最外面の角部は、曲面状に形成するので、オペレータが角部に特に注意を払う必要がなくなり、安全性確保によるコンバイン作業の作業効率の向上を図ることができると共に、外観性も向上させることができるのである。
なお、このような構成から成る除塵ケース18の全体は、回動機構90によってエンジンルーム19から外側方に開放できるようにしている。この回動機構90は、前記エンジンカバー23の側端下部より外方に突設された支持ステー91と、該支持ステー91に上部を回動可能に支持された連結アーム90aと、該連結アーム90aの下部とは枢軸92を介して連結されると共に上端を第二ケース43の外周板47の下部に固定された連結アーム90bとから構成されており、このうちの連結アーム90a・90bが側方に展開して除塵ケース18全体が傾倒し、前記吸気口39を覆う第二防塵フィルタ41を露出させて、第二防塵フィルタ41に付着した塵を定期的に除去できるようにしている。但し、この場合、除塵ケース18全体をエンジンカバー23に固定するための係止具は、除塵ケース18とエンジンカバー23間に配置されるため、コンバインへのオペレータの乗り降り等の際にも邪魔になることはない。
次に、前記除塵ケースの別実施例について、図7、図8により説明する。
この実施例では、前記外側板68の外面に前後方向に横架した前記支持フレーム78の前後略中央部に、軸受け87の基部が複数の締結部材88によって固定され、該軸受け87には、除塵羽根89の回転軸89aが軸支されており、該除塵羽根89を、前記サイクロン風路60内に回動可能に配設している。これにより、除塵羽根89を、除塵室52内で旋回する冷却風63dによって回転させて、塵の除去を助長させることができる。
すなわち、前記サイクロン風路60内に、旋回流によって回転する除塵羽根89を設けるので、塵の分離・除去が促進されて除塵効率が高まり、冷却性能が向上するのである。
本発明は、コンバイン以外でも、塵が多い環境下で、エンジン等を冷却するための外気をサイクロン式除塵構造によって除塵して取り込み可能な、作業機械や運搬車輌の用途にも適用することができる。
本発明に関わるコンバインの全体構成を示す側面図である。 第一ケースの側面図である。 第二ケースの外側板の側面図である。 第二ケースの内側板の側面図である。 除塵ケース全体の正面一部断面図である。 除塵ケース全体の外観斜視図である。 別実施例における第二ケースの外側板の側面図である。 別実施例における除塵ケース全体の正面一部断面図である。
符号の説明
1 コンバイン
18 除塵ケース
19 エンジンルーム
39 吸気口
41 第二防塵フィルタ
42 第一ケース
43 第二ケース
45 外側面
46 外周部
46b・46f・48 外気取入口
49 保護部材
52 除塵室
53 集塵室
56 風向ガイド
57・58 遮蔽機構
60 サイクロン風路
63e 冷却風
64 集塵口
66 開閉式カバー
70 連通口
72 通気口
73 第一防塵フィルタ
74 ダクト室
75 防塵フィルタ
83a・84a 垂直軸心
89 除塵羽根

Claims (12)

  1. 旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設すると共に、前記除塵ケース側面の外周部に外気取入口を開口したコンバインにおいて、除塵ケースの上面の外気取入口を閉塞したことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記除塵ケースの外側面に、外気取入口を開口することを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記外気取入口には、通気性の保護部材を覆設することを特徴とする請求項2記載のコンバイン。
  4. 旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースを、サイクロン風路が形成された第一ケースと、旋回流を吸気口まで導く第二ケースとから構成し、前記第一ケースは、第二ケースの前部または後部に設けた垂直軸心を中心として略水平回動可能に支持したことを特徴とするコンバイン。
  5. 旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースのサイクロン風路の入側には複数の風向ガイドを設け、隣接する風向ガイド間の隙間間隔を略均一としたことを特徴とするコンバイン。
  6. 旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースには集塵室を形成し、該集塵室には前記吸気口に連通する通気口を開口し、該通気口に防塵フィルタを覆設したことを特徴とするコンバイン。
  7. 前記集塵室には、溜まった塵を機外に排出する開閉式カバーを設けることを特徴とする請求項6記載のコンバイン。
  8. 前記集塵室には、サイクロン風路から冷却風が流入する集塵口を設け、該集塵口には冷却風の遮蔽位置を変更可能な遮蔽機構を設けることを特徴とする請求項6又は請求項7記載のコンバイン。
  9. 旋回流を発生するサイクロン風路を有する除塵ケースをエンジンルームへの吸気口に側方から覆設したコンバインにおいて、前記除塵ケースには、サイクロン風路を含む除塵室と、該除塵室からの冷却風を前記吸気口に導くダクト室を形成し、前記除塵室からダクト室への連通口に覆設する第一防塵フィルタの目の大きさを、前記吸気口に覆設する第二防塵フィルタの目の大きさよりも細かく設定したことを特徴とするコンバイン。
  10. 前記連通口と吸気口とは、側面視で少なくとも一部が重複するように開口することを特徴とする請求項9記載のコンバイン。
  11. 前記サイクロン風路内に、旋回流によって回転する除塵羽根を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載のコンバイン。
  12. 前記除塵ケースの最外面の角部は、曲面状に形成することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載のコンバイン。
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