JP2007243394A - 信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる信号処理装置を提供する。
【解決手段】7次ΔΣ変調回路21と、7次ΔΣ変調回路21よりも次数が低い2次ΔΣ変調回路16と、7次ΔΣ変調回路21の出力信号と2次ΔΣ変調回路16の出力信号とを加算する加算器6と、加算器6の出力信号を入力するローパスフィルタ22と、7次ΔΣ変調回路21よりも次数が低いΔΣ変調回路であってローパスフィルタ22の出力信号をΔΣ変調する2次ΔΣ変調回路17とを備える信号処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、ΔΣ変調回路を有する信号処理装置に関する。
マルチビット信号に対して、マルチビット信号で表現される信号帯域に対して十分に高い周波数で標本化を行い、ΔΣ変調を施すことにより、1ビット信号を得ることが可能である。
例えば、サンプリング周波数44.1kHzのマルチビット信号からサンプリング周波数2.8224MHzの1ビット信号を得るには、インターポレーションフィルタを用いて64倍アップサンプリングを行い、サンプリング周波数2.8224MHzのマルチビット信号を作成する。そして、その作成したサンプリング周波数2.8224MHzのマルチビット信号を、ΔΣ変調回路により1ビットに量子化し、サンプリング周波数2.8224MHzの1ビット信号を得る。
ここで、ΔΣ変調回路の構成について説明する。2次ΔΣ変調回路は、図28に示す構成であって、マルチビット信号INMBを入力するデータ入力部100と、加算器101〜103と、量子化器104と、1サンプリングだけ遅延する機能を持つ遅延器105及び106と、係数器107及び108と、1ビット信号OUT1Bを出力するデータ出力部109とを備える。データ入力部100に1kHz,−60dBの正弦波信号(マルチビット信号)を入力した場合、図28に示す2次ΔΣ変調器から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図34に示すようになる。また、図29に示すように、フィードバックループに係数器110を設けることにより、ゲインを持った1ビット信号を出力することが可能である。
3次以上のΔΣ変調回路はしばしば動作が不安定になる。そこで様々な工夫により、高次のΔΣ変調回路の安定化が図られている。安定化が図られている7次ΔΣ変調回路の構成例を図30に示す。図30に示す7次ΔΣ変調回路は、マルチビット信号INMBを入力するデータ入力部111と、加算器112〜119と、量子化器120と、1サンプリングだけ遅延する機能を持つ遅延器121〜128と、係数器129〜137と、1ビット信号OUT1Bを出力するデータ出力部138とを備える。データ入力部111に1kHz,−60dBの正弦波信号(マルチビット信号)を入力した場合、図30に示す7次ΔΣ変調器から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図35に示すようになる。
上記のようにして得られた1ビット信号の処理を行う従来の信号処理装置としては、例えば非特許文献1に開示されている高次バターワースフィルタが挙げられる。以下、非特許文献1に開示されている高次バターワースフィルタについて図31の構成図を参照して説明する。
図31(a)に示す高次バターワースフィルタは、1ビット信号IN1Bを入力するデータ入力部141と、加算器142〜145と、係数器146〜152と、積分器153〜156と、遅延器157と、1ビット信号OUT1Bを出力するデータ出力部158とを備える。ゲインがanの係数器146は、図31(b)に示すように、ゲインがAnの係数器161と、フィードゲインがτanのΔΣ変調器162とによって構成される。また、積分器153〜156はそれぞれ、図31(c)に示すように、加算器163と、フィードゲインがτcのΔΣ変調器164と、遅延器165とによって構成される。
図31に示す構成において、カットオフ周波数fCがωC=2πfC=1の関係を満たすようなフィルタをアナログ領域で設計し、以下の(1)式のパラメータai、bjを求める。
Figure 2007243394
パラメータanを実現する場合は、図31(b)における係数器161のゲインAnと、ΔΣ変調器162のフィードバックゲインτanとをそれぞれ整数値で、以下の(2)式の関係を満たすように選ぶ。
Figure 2007243394
パラメータbnについてもパラメータanと同様の手順で実現することができる。所望のカットオフ周波数をfC、サンプリング周期をTとしたとき、積分器153〜156それぞれの積分係数S-1は以下の(3)式のようにする。
Figure 2007243394
また、積分器の一構成要素であるΔΣ変調器164のフィードバックゲインτcを以下の(4)式のようにする。
Figure 2007243394
以上より、所望の特性のフィルタを実現することが可能である。なお、fCはローパスフィルタやハイパスフィルタの場合はカットオフ周波数であるが、ローシェルフフィルタやピーキングフィルタの場合は中心周波数である。図31に示すフィルタは、各演算素子(係数器146〜149、係数器150〜152、積分器153〜156)の結線を1ビットで実現しており、また、フィルタの実現に乗算器を必要としない。つまり、図31に示すフィルタは、小さい回路規模で実現可能である。
図31に示すフィルタを用いて、図32に示す周波数特性を持つローシェルフフィルタを作成すると、以下のようになる。まず、中心周波数fCがωC=2πfC=1の関係を満たすようなローシェルフフィルタをアナログ領域で設計すると、以下の(5)式が成立する。
Figure 2007243394
ここで、(5)式中の各パラメータa1、a2、b1、b2はそれぞれ以下のようになる。
Figure 2007243394
そして、図32に示す周波数特性を持つローシェルフフィルタの構成は図33に示すようになる。
村橋 善光、外2名、「ΔΣ変調に基づく1ビット信号処理における高次のフィルタの実現」、平成16年度電気関係学会東海支部連合大会CD−ROM、平成16年
図33に示すローシェルフフィルタは、1ビット信号入出力のフィルタであって、1ビット信号IN1Bを入力するデータ入力部171と、加算器172〜176と、係数器177〜184と、フィードバックゲインがτCの2次ΔΣ変調回路185及び186と、2次ΔΣ変調回路187と、遅延器188〜190と、1ビット信号OUT1Bを出力するデータ出力部191とを備える。
データ入力部171に入力される1ビット信号IN1BはどのようなΔΣ変調で得られた1ビット信号かは不明であり、2次ΔΣ変調で得られた1ビット信号の場合も有れば、7次ΔΣ変調で得られた1ビット信号の場合も有る。例えば、データ入力部171に入力される1ビット信号IN1Bが7次ΔΣ変調で得られた図35に示す周波数特性の1ビット信号である場合、図33に示すローシェルフフィルタのデータ出力部191から出力される1ビット信号OUT1Bのノイズフロアは、図36に示すように20kHzまでの可聴帯域において、2次ΔΣ変調で得られた図34に示す周波数特性の1ビット信号のノイズフロア(図34を参照)よりも高いレベルになっている。このような状態は、データ出力部191から出力される1ビット信号OUT1Bが劣化することを意味しており、望ましくない状態である。
本発明は、上記の問題点に鑑み、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる信号処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る信号処理装置は、第1ΔΣ変調回路と、前記第1ΔΣ変調回路よりも次数が低い第2ΔΣ変調回路と、前記第1ΔΣ変調回路の出力信号と前記第2ΔΣ変調回路の出力信号とを加算する加算器と、前記加算器の出力信号を入力するローパスフィルタと、前記第1ΔΣ変調回路よりも次数が低いΔΣ変調回路であって前記ローパスフィルタの出力信号をΔΣ変調する第3ΔΣ変調回路とを備える構成とする。
上記構成の信号処理装置は、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも、前記ローパスフィルタが設けられているので、前記第3ΔΣ変調回路から出力される1ビット信号のノイズレベルを低減することができる。したがって、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる。
また、上記構成の信号処理装置において、前記ローパスフィルタが、前記ローパスフィルタから前記第3ΔΣ変調回路に供給される信号を、サンプリング周波数の1/8以上の周波数において−40dB以下の信号にする特性を持つフィルタであることが望ましい。また、上記各構成の信号処理装置において、前記第1ΔΣ変調回路の出力信号と前記第3ΔΣ変調回路の出力信号とを入力して信号処理を行う信号処理部を備え、前記第2ΔΣ変調回路が前記信号処理部の出力信号をΔΣ変調するようにしてもよい。さらに、上記各構成の信号処理装置において、前記ローパスフィルタが、移動平均フィルタ、IIRフィルタ、又はFIRフィルタのいずれかで構成されるようにしてもよい。
また、上記目的を達成するために本発明に係る信号処理装置は、1ビット信号が入力される入力部と、第1ΔΣ変調回路と、前記入力部から送出される1ビット信号と前記第1ΔΣ変調回路との出力信号を加算する加算器と、前記加算器の出力信号を入力するローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力信号をΔΣ変調する第2ΔΣ変調回路とを備える構成とする。
上記構成の信号処理装置は、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも、前記ローパスフィルタが設けられているので、前記第2ΔΣ変調回路から出力される1ビット信号のノイズレベルを低減することができる。したがって、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる。
また、上記構成の信号処理装置において、前記ローパスフィルタが、前記ローパスフィルタから前記第3ΔΣ変調回路に供給される信号を、サンプリング周波数の1/8以上の周波数において−40dB以下の信号にする特性を持つフィルタであることが望ましい。また、上記各構成の信号処理装置において、前記入力部から送出される1ビット信号と前記第2ΔΣ変調回路の出力信号とを入力して信号処理を行う信号処理部を備え、前記第1ΔΣ変調回路が前記信号処理部の出力信号をΔΣ変調するようにしてもよい。さらに、前記ローパスフィルタが、移動平均フィルタ、IIRフィルタ、又はFIRフィルタのいずれかで構成されるようにしてもよい。
また、上記目的を達成するために本発明に係る信号処理装置は、1ビット信号が入力される第1入力部と、1ビット信号が入力される第2入力部と、前記第1入力部から送出される1ビット信号と前記第2入力部から送出される1ビット信号とを加算する加算器と、前記加算器の出力信号を入力するローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力信号をΔΣ変調するΔΣ変調回路とを備える構成とする。
上記構成の信号処理装置は、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも、前記ローパスフィルタが設けられているので、前記ΔΣ変調回路の発振を回避することができる。したがって、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる。
また、上記構成の信号処理装置において、前記ローパスフィルタが、前記ローパスフィルタから前記第3ΔΣ変調回路に供給される信号を、サンプリング周波数の1/8以上の周波数において−40dB以下の信号にする特性を持つフィルタであることが望ましい。また、上記各構成の信号処理装置において、前記ローパスフィルタが、移動平均フィルタ、IIRフィルタ、又はFIRフィルタのいずれかで構成されるようにしてもよい。
また、上記目的を達成するために本発明に係る信号処理装置は、信号処理部と、前記信号処理部から出力される1ビット信号を入力するローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力信号をΔΣ変調するΔΣ変調回路とを備える構成とする。
上記構成の信号処理装置は、前記ローパスフィルタが設けられているので、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる。
本発明に係る信号処理装置によると、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。先ず始めに本発明の第1実施形態について説明する。本発明の第1実施形態に係る信号処理装置の構成を図1に示す。図1に示す信号処理装置は、マルチビット信号入力1ビット信号出力のローシェルフフィルタであって、マルチビット信号INMBを入力するデータ入力部1と、加算器2〜6と、係数器7〜14と、フィードバックゲインがτCの2次ΔΣ変調回路15及び16と、2次ΔΣ変調回路17と、遅延器18〜20と、7次ΔΣ変調器21と、ローパスフィルタ22と、1ビット信号OUT1Bを出力するデータ出力部23とによって構成されている。
本実施形態では、データ入力部1にサンプリング周波数2.8224MHzのマルチビット信号INMBが入力され、そのマルチビット信号INMBが7次ΔΣ変調器21にて、サンプリング周波数2.8224MHzの1ビット信号に変調される。そして、フィルタ処理を施されたサンプリング周波数2.8224MHzの1ビット信号OUT1Bがデータ出力部23から出力される。
また、7次ΔΣ変調器21は、図30に示す構成であり、例えば、1kHz,−60dBの正弦波信号(マルチビット信号)を入力したときに出力する1ビット信号の周波数特性が図3になるように、適当に係数を設定する。また、フィードバックゲインがτCの2次ΔΣ変調回路15及び16はそれぞれ図29に示す構成であり、2次ΔΣ変調回路17は図28に示す構成である。
図1に示す信号処理装置を、図2に示す周波数特性を持つローシェルフフィルタすなわちゲインが6dB、中心周波数が1kHzのローシェルフフィルタにする場合、係数器7〜14の各係数A1、A2、B1、B2、及びτb並びに2次ΔΣ変調器15及び16のフィードバックゲインτCはそれぞれ以下のようになる。
Figure 2007243394
データ入力部1に入力されるマルチビット信号INMBが1kHz,−60dBの正弦波信号である場合、7次ΔΣ変調回路21から加算器6に供給される信号の周波数特性は図3と同様になり、2次ΔΣ変調回路16から加算器6に供給される信号の周波数特性は図4に示すようになり、加算器6からローパスフィルタ22に供給される信号の周波数特性は図5に示すようになり、データ出力部23から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図6に示すようになる。
図1に示す信号処理装置を、上述したとおり、図2に示す周波数特性を持つローシェルフフィルタすなわちゲインが6dB、中心周波数が1kHzであって1kHzの信号に対して3dBのゲインを持つローシェルフフィルタにする場合、1kHz,−60dBの正弦波信号(マルチビット信号)の入力に対しての出力は図6に示すとおり−57dBであり、1kHzの信号に対して3dBのゲインを持つ所望の特性になっている。
また、図6と図36を比較すると明らかなように、図1に示す信号処理装置の出力信号は、図33に示す従来の信号処理装置が7次ΔΣ変調で得られた1ビット信号を入力したときに出力する信号に比べて、20kHz以下の周波数において、ノイズが低減されており、20kHzでは10dB以上ノイズレベルが低減されている。すなわち、図1に示す信号処理装置によると、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる。
ローパスフィルタ22は、8点移動平均フィルタ、IIRフィルタ、FIRフィルタ等で実現することができる。以下、ローパスフィルタ22を8点移動平均フィルタで実現した場合、ローパスフィルタ22をIIRフィルタで実現した場合、ローパスフィルタ22をFIRフィルタで実現した場合について順次説明する。
ローパスフィルタ22を8点移動平均フィルタで実現した場合について説明する。8点移動平均フィルタは、図7に示すように、データ入力部31と、遅延器32〜40と、加算器41と、ゲインが1/8倍である係数器42と、データ出力部43とによって構成されている。そして、8点移動平均フィルタで実現したローパスフィルタ22のゲインの周波数特性は図8に示すようになる。ローパスフィルタ22を図7に示す8点移動平均フィルタで実現し、1kHz,−60dBの正弦波信号(マルチビット信号)がデータ入力部1に入力される場合、ローパスフィルタ22から2次ΔΣ変調回路17に供給される信号の周波数特性は図9に示すようになり、データ出力部23から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図10に示すようになる。図10と図36を比較すると明らかなように、ローパスフィルタ22を8点移動平均フィルタで実現した図1に示す信号処理装置の出力信号は、図33に示す従来の信号処理装置が7次ΔΣ変調で得られた1ビット信号を入力したときに出力する信号に比べて、20kHz以下の周波数において、ノイズが低減されており、20kHzでは10dB以上ノイズレベルが低減されている。
ローパスフィルタ22をIIR(Infinite Impulse Response)フィルタで実現した場合について説明する。カットオフ周波数が50kHzの1次バタワースフィルタであるIIRフィルタのゲインの周波数特性を図11に示す。ローパスフィルタ22を図11に示す特性を有するIIRフィルタで実現し、1kHz,−60dBの正弦波信号(マルチビット信号)がデータ入力部1に入力される場合、ローパスフィルタ22から2次ΔΣ変調回路17に供給される信号の周波数特性は図12に示すようになり、データ出力部23から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図13に示すようになる。図13と図36を比較すると明らかなように、ローパスフィルタ22を図11に示す特性を有するIIRフィルタで実現した図1に示す信号処理装置の出力信号は、図33に示す従来の信号処理装置が7次ΔΣ変調で得られた1ビット信号を入力したときに出力する信号に比べて、20kHz以下の周波数において、ノイズが低減されており、20kHzでは10dB以上ノイズレベルが低減されている。なお、ローパスフィルタ22として用いるIIRフィルタは、カットオフ周波数が50kHzの1次バタワースフィルタである必要は無く、ローパスフィルタ22から2次ΔΣ変調回路17に供給される信号を、サンプリング周波数の1/8以上の周波数において−40dB以下の信号にすることができるフィルタならば、他のカットオフ周波数や2次以上のIIRフィルタであっても同様の効果を得ることができる。
ローパスフィルタ22をFIR(Finite Impulse Response)フィルタで実現した場合について説明する。16次FIRフィルタのゲインの周波数特性を図14に示す。ローパスフィルタ22を図14に示す特性を有するFIRフィルタで実現し、1kHz,−60dBの正弦波信号(マルチビット信号)がデータ入力部1に入力される場合、ローパスフィルタ22から2次ΔΣ変調回路17に供給される信号の周波数特性は図15に示すようになり、データ出力部23から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図16に示すようになる。図16と図36を比較すると明らかなように、ローパスフィルタ22を図14に示す特性を有するFIRフィルタで実現した図1に示す信号処理装置の出力信号は、図33に示す従来の信号処理装置が7次ΔΣ変調で得られた1ビット信号を入力したときに出力する信号に比べて、20kHz以下の周波数において、ノイズが低減されており、20kHzでは10dB以上ノイズレベルが低減されている。なお、ローパスフィルタ22として用いるFIRフィルタは、16次のフィルタである必要は無く、ローパスフィルタ22から2次ΔΣ変調回路17に供給される信号を、サンプリング周波数の1/8以上の周波数において−40dB以下の信号にすることができるフィルタならば、他の次数のFIRフィルタであっても同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態に係る信号処理装置の構成を図17に示す。なお、図17において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。図17に示す信号処理装置は、1ビット信号入出力のローシェルフフィルタであって、7次ΔΣ変調回路が無く、データ入力部1が1ビット信号IN1Bを入力する点で図1に示す信号処理装置と相違する。図17に示す信号処理装置では、データ入力部1に入力される1ビット信号IN1BがどのようなΔΣ変調器で作成されているか不明である。
7次ΔΣ変調で得られた1ビット信号であって図3に示す周波数特性を有する信号がデータ入力部1に入力された場合、図17に示す信号処理装置が上述した図1に示す信号処理装置と同様の効果を奏することは明らかである。
また、ローパスフィルタ22を8点移動平均フィルタで実現し、5次ΔΣ変調で得られた1ビット信号であって図18に示す周波数特性を有する信号がデータ入力部1に入力された場合、ローパスフィルタ22から2次ΔΣ変調回路17に供給される信号の周波数特性は図19に示すようになり、データ出力部23から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図20に示すようになる。一方、図17に示す信号処理装置からローパスフィルタ22を除去し、5次ΔΣ変調で得られた1ビット信号であって図18に示す周波数特性を有する信号をデータ入力部1に入力した場合、データ出力部23から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図21に示すようになる。図20と図21を比較すると、ローパスフィルタ22を設けることにより、データ出力部23から出力される1ビット信号OUT1Bのノイズレベルが低減されることが分かる。なお、ここではローパスフィルタ22を8点移動平均フィルタで実現した場合を例に挙げて説明したが、ローパスフィルタ22は8点移動平均フィルタに限定されるものではなく、第1実施形態と同様にIIRやFIRフィルタでも同様の効果を得ることができる。
上述したとおり、図17に示す信号処理装置は、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態に係る信号処理装置の構成を図22に示す。図22に示す信号処理装置は、1ビット信号INMB51を入力するデータ入力部51と、1ビット信号INMB52を入力するデータ入力部52と、加算器53と、ローパスフィルタ54と、5次ΔΣ変調回路55と、1ビット信号OUT1Bを出力するデータ出力部56とによって構成されている。
また、5次ΔΣ変調回路55の構成例を図23に示す。図23に示す5次ΔΣ変調回路は、データ入力部61と、加算器62〜67と、量子化器68と、1サンプリングだけ遅延する機能を持つ遅延器69〜74と、係数器75〜80と、データ出力部81とを備える。ここで、1kHz,−60dBの正弦波信号(マルチビット信号)がデータ入力部61に入力されたときにデータ出力部81から出力される1ビット信号のゲインの周波数特性が図18に示すようになるように、係数器75〜80の各係数を適当に設定する。
図22に示す信号処理装置では、データ入力部51に入力される1ビット信号IN1B51及びデータ入力部52に入力される1ビット信号IN1B52がどのようなΔΣ変調器で作成されているか不明である。
ここで、一例として、ローパスフィルタ54を8点移動平均フィルタで実現し、7次ΔΣ変調で得られた1ビット信号であって図35に示す周波数特性を有する信号がデータ入力部51に入力され、5次ΔΣ変調で得られた1ビット信号であって図18に示す周波数特性を有する信号がデータ入力部52に入力された場合について説明する。この場合、加算器53からローパスフィルタ54に供給される信号の周波数特性は図24に示すようになり、ローパスフィルタ54から5次ΔΣ変調回路55に供給される信号の周波数特性は図25に示すようになり、データ出力部56から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図26に示すようになる。一方、図22に示す信号処理装置からローパスフィルタ54を除去し、7次ΔΣ変調で得られた1ビット信号であって図35に示す周波数特性を有する信号をデータ入力部51に入力し、5次ΔΣ変調で得られた1ビット信号であって図18に示す周波数特性を有する信号をデータ入力部52に入力した場合、データ出力部56から出力される1ビット信号OUT1Bの周波数特性は図27に示すようになる。これは、5次ΔΣ変調器55が発振している状態であり、望ましくない状態となっている。図26と図27を比較すると、ローパスフィルタ54を設けることにより、5次ΔΣ変調器55の発振が回避されていることが分かる。なお、ここではローパスフィルタ54を8点移動平均フィルタで実現した場合を例に挙げて説明したが、ローパスフィルタ54は8点移動平均フィルタに限定されるものではなく、第1実施形態と同様にIIRやFIRフィルタでも同様の効果を得ることができる。
上述したとおり、図22に示す信号処理装置は、高次のΔΣ変調で得られた1ビット信号を処理する場合でも1ビット信号処理における1ビット出力信号の信号劣化を抑えることができる。
なお、ΔΣ変調の次数は、上述した第1〜第3実施形態で用いた次数に限定されるものでなく、また、信号処理回路の回路構成についても上述した第1〜第3実施形態に限定されるものでない。
は、本発明の第1実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図である。 は、ローシェルフフィルタの周波数特性を示す図である。 は、7次ΔΣ変調回路から出力される1ビット信号の周波数特性例を示す図である。 は、図1に示す信号処理装置の内部信号の周波数特性例を示す図である。 は、図1に示す信号処理装置の内部信号の周波数特性例を示す図である。 は、図1に示す信号処理装置の出力信号の周波数特性例を示す図である。 は、8点移動平均フィルタの構成を示す図である。 は、図7に示す8点移動平均フィルタのゲインの周波数特性を示す図である。 は、図1に示す信号処理装置においてローパスフィルタを8点移動平均フィルタで実現した場合の内部信号の周波数特性例を示す図である。 は、図1に示す信号処理装置においてローパスフィルタを8点移動平均フィルタで実現した場合の出力信号の周波数特性例を示す図である。 は、IIRフィルタのゲインの周波数特性を示す図である。 は、図1に示す信号処理装置においてローパスフィルタを図11に示す特性を有するIIRフィルタで実現した場合の内部信号の周波数特性例を示す図である。 は、図1に示す信号処理装置においてローパスフィルタを図11に示す特性を有するIIRフィルタで実現した場合の出力信号の周波数特性例を示す図である。 は、16次FIRフィルタのゲインの周波数特性を示す図である。 は、図1に示す信号処理装置においてローパスフィルタを図14に示す特性を有するFIRフィルタで実現した場合の内部信号の周波数特性例を示す図である。 は、図1に示す信号処理装置においてローパスフィルタを図14に示す特性を有するFIRフィルタで実現した場合の出力信号の周波数特性例を示す図である。 は、本発明の第2実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図である。 は、5次ΔΣ変調で得られた1ビット信号の周波数特性例を示す図である。 は、図17に示す信号処理装置の内部信号の周波数特性例を示す図である。 は、図17に示す信号処理装置の出力信号の周波数特性例を示す図である。 は、図17に示す信号処理装置においてローパスフィルタを除去した場合の出力信号の周波数特性例を示す図である。 は、本発明の第3実施形態に係る信号処理装置の構成を示す図である。 は、5次ΔΣ変調回路の構成例を示すブロック図である。 は、図22に示す信号処理装置の内部信号の周波数特性例を示す図である。 は、図22に示す信号処理装置の内部信号の周波数特性例を示す図である。 は、図22に示す信号処理装置の出力信号の周波数特性例を示す図である。 は、図22に示す信号処理装置においてローパスフィルタを除去した場合の出力信号の周波数特性例を示す図である。 は、2次ΔΣ変調回路の構成を示すブロック図である。 は、ゲインを持つ1ビット信号を出力する2次ΔΣ変調回路の構成を示すブロック図である。 は、7次ΔΣ変調回路の構成例を示すブロック図である。 は、従来の信号処理装置の一構成例を示す図である。 は、ゲインAの特性を有するローシェルフフィルタの周波数特性を示す図である。 は、図31に示す従来の信号処理装置を用いて、図32で示す周波数特性を有するローシェルフフィルタを実現した場合のブロック図である。 は、図28に示す2次ΔΣ変調回路から出力される1ビット信号の周波数特性例を示す図である。 は、図30に示す7次ΔΣ変調回路から出力される1ビット信号の周波数特性例を示す図である。 は、図33に示すローシェルフフィルタから出力される1ビット信号の周波数特性例を示す図である。
符号の説明
1 データ入力部
2〜6 加算器
7〜14 係数器
15〜17 2次ΔΣ変調回路
18〜20 遅延器
21 7次ΔΣ変調回路
22 ローパスフィルタ
23 データ出力部
31 データ入力部
32〜40 遅延器
41 加算器
42 係数器
43 データ出力部
51、52 データ入力部
53 加算器
54 ローパスフィルタ
55 5次ΔΣ変調回路
56 データ出力部
61 データ入力部61
62〜67 加算器
68 量子化器
69〜74 遅延器
75〜80 係数器
81 データ出力部

Claims (12)

  1. 第1ΔΣ変調回路と、
    前記第1ΔΣ変調回路よりも次数が低い第2ΔΣ変調回路と、
    前記第1ΔΣ変調回路の出力信号と前記第2ΔΣ変調回路の出力信号とを加算する加算器と、
    前記加算器の出力信号を入力するローパスフィルタと、
    前記第1ΔΣ変調回路よりも次数が低いΔΣ変調回路であって前記ローパスフィルタの出力信号をΔΣ変調する第3ΔΣ変調回路とを備えることを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記ローパスフィルタが、前記ローパスフィルタから前記第3ΔΣ変調回路に供給される信号を、サンプリング周波数の1/8以上の周波数において−40dB以下の信号にする特性を持つフィルタである請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記第1ΔΣ変調回路の出力信号と前記第3ΔΣ変調回路の出力信号とを入力して信号処理を行う信号処理部を備え、
    前記第2ΔΣ変調回路が前記信号処理部の出力信号をΔΣ変調する請求項1又は請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 前記ローパスフィルタが、移動平均フィルタ、IIRフィルタ、又はFIRフィルタのいずれかで構成される請求項1〜3のいずれかに記載の信号処理装置。
  5. 1ビット信号が入力される入力部と、
    第1ΔΣ変調回路と、
    前記入力部から送出される1ビット信号と前記第1ΔΣ変調回路との出力信号を加算する加算器と、
    前記加算器の出力信号を入力するローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタの出力信号をΔΣ変調する第2ΔΣ変調回路とを備えることを特徴とする信号処理装置。
  6. 前記ローパスフィルタが、前記ローパスフィルタから前記第2ΔΣ変調回路に供給される信号を、サンプリング周波数の1/8以上の周波数において−40dB以下の信号にする特性を持つフィルタである請求項5に記載の信号処理装置。
  7. 前記入力部から送出される1ビット信号と前記第2ΔΣ変調回路の出力信号とを入力して信号処理を行う信号処理部を備え、
    前記第1ΔΣ変調回路が前記信号処理部の出力信号をΔΣ変調する請求項5又は請求項6に記載の信号処理装置。
  8. 前記ローパスフィルタが、移動平均フィルタ、IIRフィルタ、又はFIRフィルタのいずれかで構成される請求項5〜7のいずれかに記載の信号処理装置。
  9. 1ビット信号が入力される第1入力部と、
    1ビット信号が入力される第2入力部と、
    前記第1入力部から送出される1ビット信号と前記第2入力部から送出される1ビット信号とを加算する加算器と、
    前記加算器の出力信号を入力するローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタの出力信号をΔΣ変調するΔΣ変調回路とを備えることを特徴とする信号処理装置。
  10. 前記ローパスフィルタが、前記ローパスフィルタから前記ΔΣ変調回路に供給される信号を、サンプリング周波数の1/8以上の周波数において−40dB以下の信号にする特性を持つフィルタである請求項9に記載の信号処理装置。
  11. 前記ローパスフィルタが、移動平均フィルタ、IIRフィルタ、又はFIRフィルタのいずれかで構成される請求項9又は請求項10に記載の信号処理装置。
  12. 信号処理部と、
    前記信号処理部から出力される1ビット信号を入力するローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタの出力信号をΔΣ変調するΔΣ変調回路とを備えることを特徴とする信号処理装置。
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