JP2007240271A - ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CPU41は、目的地が設定されている場合には、自車位置から前方の所定距離以内の誘導経路52上の分岐点、又は目的地が設定されていない場合には、自車位置から前方の所定距離以内の走行している道路上の分岐点を検出し、この分岐点に接続される各リンクの自車位置から遠い方の端点を各仮経路上の通過点として設定する(S1〜S2)。また、CPU41は、この分岐点の誘導経路52上の所定距離前方又は走行している道路上の所定距離前方に探索終了点を設定し、各通過点を経由して探索終了点に至る各仮経路を探索する(S3〜S4)。そして、この探索した各仮経路上の現況交通情報37A等をナビ側交通情報DB36から読み出し、地図画像50上に表示する(S5)。
【選択図】図3
Description
例えば、自己の現在位置に基づき、地図情報記憶手段に記憶された地図情報に基づく地図を画面に表示しながら、目的地に向けて設定された誘導経路に従い使用者を誘導する経路誘導機能を有するナビゲーション装置において、送られてくる交通情報を受信する情報受信手段と、該情報受信手段により受信された前記交通情報から、誘導経路上における進行方向の交通情報のみを表示するように構成されたナビゲーション装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、誘導経路上における進行方向の交通情報のみが表示されるため、変更した先の道路の交通情報を事前に確認できないことから、実際に走行した結果、更なる交通障害に会うこともある。また、全ての交通情報を表示することで、経路変更先の交通情報を事前に確認することはできるが、運転者は必要な交通情報と不要な交通情報とを選別する必要があるため、煩雑であり、経路選択を瞬時に行うことが困難になるという問題がある。
これにより、表示装置に表示されている各交通情報は、自車位置前方にある分岐点から、この分岐点よりも進行方向前方に設定された探索終了点に至ることが可能な各仮経路上の交通情報であるため、自車位置前方の分岐点で経路を変更する場合に、運転者が走行する可能性の高い経路上の交通情報を選択して地図上に表示することが可能となり、運転者は、経路変更先の交通情報を容易に判別でき、経路選択を瞬時に行うことが可能となる。
これにより、表示装置の地図上に、自車位置前方にある分岐点から分岐している各通過リンクを確実に経由する仮経路上の交通情報を表示することが可能となるため、自車位置前方の分岐点で経路を変更する場合に、運転者が走行する可能性のより高い経路上の交通情報を選択して地図上に表示することが可能となり、運転者は、経路変更先の交通情報を更に容易に判別でき、最適な経路選択を瞬時に行うことが可能となる。
これにより、表示装置の地図上に、自車位置前方にある分岐点から分岐している各通過リンクを確実に経由する仮経路上の交通情報を表示することが可能となるため、自車位置前方の分岐点で経路を変更する場合に、運転者が走行する可能性のより高い経路上の交通情報を選択して地図上に表示することが可能となり、運転者は、経路変更先の交通情報を更に容易に判別でき、最適な経路選択を瞬時に行うことが可能となる。また、自車位置から分岐点に至る道路リンクに関しては、仮経路の探索を行う必要がないため、各仮経路の探索処理の迅速化を図ることが可能となる。
これにより、目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、適切な仮経路を探索して、運転者が走行する可能性のより高い経路上の交通情報を選択して地図上に表示することが可能となり、運転者は、目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、経路変更先の交通情報を更に容易に判別でき、最適な経路選択を瞬時に行うことが可能となる。
これにより、目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、更に適切な仮経路を探索することが可能となり、運転者が走行する可能性のより高い経路上の交通情報を選択して地図上に表示することが可能となり、運転者は、目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、経路変更先の交通情報を更に容易に判別でき、最適な経路選択を瞬時に行うことが可能となる。
これにより、ナビゲーション装置の表示装置に表示されている各交通情報は、自車位置前方にある分岐点から、この分岐点よりも進行方向前方に設定された探索終了点に至ることが可能な各仮経路上の交通情報であるため、自車位置前方の分岐点で経路を変更する場合に、運転者が走行する可能性の高い経路上の交通情報を地図上に表示することが可能となり、運転者は、経路変更先の交通情報を容易に判別でき、経路選択を瞬時に行うことが可能となる。また、情報配信センタが、自車位置前方にある分岐点から、この分岐点よりも進行方向前方に設定された探索終了点に至ることが可能な各仮経路上の交通情報を選択してナビゲーション装置に配信するため、ナビゲーション装置の処理負荷を軽減することが可能となる。
これにより、ナビゲーション装置の表示装置の地図上に、自車位置前方にある分岐点から分岐している各通過リンクを確実に経由する仮経路上の交通情報を表示することが可能となるため、自車位置前方の分岐点で経路を変更する場合に、運転者が走行する可能性のより高い経路上の交通情報を地図上に表示することが可能となり、運転者は、経路変更先の交通情報を更に容易に判別でき、最適な経路選択を瞬時に行うことが可能となる。
これにより、ナビゲーション装置の表示装置の地図上に、自車位置前方にある分岐点から分岐している各通過リンクを確実に経由する仮経路上の交通情報を表示することが可能となるため、自車位置前方の分岐点で経路を変更する場合に、運転者が走行する可能性のより高い経路上の交通情報を地図上に表示することが可能となり、運転者は、経路変更先の交通情報を更に容易に判別でき、最適な経路選択を瞬時に行うことが可能となる。また、情報配信センタは、自車位置から分岐点に至る道路リンクに関しては、仮経路の探索を行う必要がないため、各仮経路の探索処理の迅速化を図ることが可能となる。
これにより、情報配信センタは、ナビゲーション装置が目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、適切な仮経路を探索して、この探索した各仮経路上の交通情報を選択してナビゲーション装置に配信することが可能となる。また、ナビゲーション装置は、目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、運転者が走行する可能性のより高い経路上の交通情報を地図上に表示することが可能となり、運転者は、目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、経路変更先の交通情報を更に容易に判別でき、最適な経路選択を瞬時に行うことが可能となる。
これにより、情報配信センタは、ナビゲーション装置が目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、更に適切な仮経路を探索して、この探索した各仮経路上の交通情報を選択してナビゲーション装置に配信することが可能となる。また、ナビゲーション装置は、目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、運転者が走行する可能性のより高い経路上の交通情報を地図上に表示することが可能となり、運転者は、目的地までの経路を案内している場合、及び、経路を案内していない場合のいずれの場合においても、経路変更先の交通情報を更に容易に判別でき、最適な経路選択を瞬時に行うことが可能となる。
尚、ナビゲーション装置2の構成に関しては後に図2を用いて詳細に説明する。
ところが、ナビゲーション装置2が変換テーブルを有するものでない場合には、VICSリンクIDに基づいて道路の区間を特定することができなくなってしまう。そこで、センタ側交通情報DB16には、この変換テーブルも格納されている。これにより、VICSリンクIDをナビゲーション装置2において使用されている道路リンクIDに変換して、交通情報を送信することができる。
そして、ナビ側地図情報DB38の内容は、情報配信センタ3から通信装置27を介して配信された更新情報をダウンロードすることによって更新される。
尚、図3にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置2が備えているRAM42やROM43に記憶されており、CPU41により所定時間毎(例えば、約30秒〜3分毎である。)や自車が現在位置しているリンクが変更されたときに実行される。
一方、自車位置から前方の所定距離以内に分岐点が存在する場合には(S1:YES)、CPU41は、この分岐点のノードデータをナビ地図情報39から読み出し、RAM42に記憶後、S2の処理に移行する。
S2において、CPU41は、この分岐点のノードデータを再度RAM42から読み出し、このノードデータから分岐点に接続する各リンクのリンクIDを読み込み、RAM42に記憶する。そして、CPU41は、各リンクIDに対応するリンクデータをナビ地図情報39から読み出し、各リンクの自車位置から遠い方の端点の端点データを、後述のS4において探索する各仮経路上の通過点の通過点データとして設定し、各通過点データをRAM42に記憶する。
例えば、図4に示すように、誘導経路52上において、自車位置を示す車両位置マーク51から所定距離(例えば、3kmである。)前方に探索終了点T1を設定し、該探索終了点T1の位置データをRAM42に記憶する。
尚、CPU41は、誘導経路52上において、探索終了点を地図画像50の周縁部に設定するようにしてもよい。
尚、目的地が設定されていない場合には、CPU41は、現在走行している道路上において、探索終了点を液晶ディスプレイ25に表示されている地図画像50の周縁部に設定するようにしてもよい。
尚、同じ通過点を経由して探索終了点に至る仮経路が複数個ある場合には、最も低いコストの仮経路だけを選択して、該通過点を経由して探索終了点に至る仮経路としてRAM42に記憶するようにしてもよい。
尚、仮経路に対応する交通情報が現況交通情報37Aには無いが、この仮経路上の渋滞情報や交通規制等の交通情報がナビ側交通情報DB36の統計交通情報37Bにある場合には、CPU41は、この仮経路上の渋滞情報や交通規制等の交通情報を統計交通情報37Bから読み出し、該仮経路に対応させてRAM42に記憶するようにしてもよい。更に、仮経路に対応する渋滞情報や交通規制等の交通情報から探索終了点に到達する旅行時間が所定時間以上(例えば、約30分〜1時間以上である。)の場合には、この仮経路上の渋滞情報や交通規制等の交通情報をナビ側交通情報DB36の予測交通情報37Cから読み出し、該仮経路に対応させてRAM42に記憶するようにしてもよい。
例えば、図6に示すように、仮経路K1(図5参照)に対応してRAM42に記憶されている渋滞度が「混雑」(例えば、渋滞中の車速が時速20km以下である。)の渋滞情報が橙色の各矢印X1、X2で表示される。また、仮経路K2(図5参照)に対応してRAM42に記憶されている渋滞度が「混雑」の渋滞情報が橙色の矢印X2で表示される。また、誘導経路52上の仮経路K3(図5参照)に対応してRAM42に記憶されている渋滞度が「渋滞」(例えば、渋滞中の車速が時速10km以下である。)の渋滞情報が赤色の矢印Y1で表示される。また、仮経路K41(図5参照)に対応してRAM42に記憶されている渋滞度が「渋滞」の渋滞情報が赤色の各矢印Y2、Y3、Y4で表示される。また、仮経路K42(図5参照)に対応してRAM42に記憶されている渋滞度が「渋滞」の渋滞情報が赤色の各矢印Y2、Y3、Y5で表示される。更に、仮経路K5(図5参照)に対応してRAM42に記憶されている渋滞度が「渋滞」の渋滞情報が赤色の矢印Y6で表示されると共に、渋滞度が「混雑」の渋滞情報が橙色の矢印X2で表示される。従って、液晶ディスプレイ25に表示される地図画像50には、渋滞度が「混雑」の渋滞情報が橙色の各矢印X1、X2で表示され、渋滞度が「渋滞」の渋滞情報が赤色の各矢印Y1〜Y6で表示される。ここで、各矢印X1、X2、Y1〜Y6の長さは、各渋滞の実際の長さを表している。また、各矢印X1、X2、Y1〜Y6の地図画像50上における表示位置は、渋滞位置を表している。ここで、地図画像50上には、渋滞度が「混雑」と「渋滞」の各渋滞情報のみが表示されているが、道路工事、片側交互通行、車線規制等の交通規制情報等がある場合には、これら交通規制情報等も地図画像50上に表示される。
これにより、運転者は分岐点B1において、仮経路K2(図5参照)に経路変更することによって、渋滞度が低くなることを容易に判別でき、経路選択の決定を瞬時に行うことが可能なる。
そして、分岐点を通過した場合には(S7:YES)、S8において、CPU41は、この通過した分岐点を経由した各仮経路に対応させて表示している渋滞情報や交通規制情報等の交通情報を地図画像50上から消去後、当該処理を終了する。
例えば、図6に示すように、車両位置マーク51が分岐点B2を通過すると、仮経路K5(図5参照)に対応する渋滞度が「渋滞」の渋滞情報を示す赤色の矢印Y6が消去される。尚、渋滞度が「混雑」の渋滞情報を示す橙色の矢印X2は、分岐点B1を経由した各仮経路K1、K2(図5参照)に対応しているため、消去されない。
尚、以下の説明において上記図1乃至図6の実施例1に係るナビゲーションシステム1の構成と同一符号は、前記実施例1に係るナビゲーションシステム1の構成と同一あるいは相当部分を示すものである。
ただし、図7に示すように、実施例2に係るナビゲーションシステムは、情報配信センタ3が上記S1〜S5に相当する処理を実行する点で、前記実施例1に係るナビゲーションシステム1と異なっている。
そして、S23において、CPU41は、上記S6に相当する処理を実行する。即ち、CPU41は、上記S22でRAM42に記憶した現況交通情報19A等を読み出し、液晶ディスプレイ25に表示されている地図画像50上の該当するリンクに対応させて表示する(図6参照)。
そして、分岐点を通過した場合には(S24:YES)、S25において、CPU41は、上記S8に相当する処理を実行後、当該処理を終了する。即ち、CPU41は、この通過した分岐点から分岐している道路に対応させて表示している渋滞情報や交通規制情報等の現況交通情報19A等を地図画像50上から消去後、当該処理を終了する。従って、自車位置から前方の分岐点を経て進行可能な道路に対して現況交通情報19A等が表示される。
先ず、S101において、CPU11は、上記S21でナビゲーション装置2から送信された交通情報を要求する要求コマンドと共に、自車位置のデータ、ナビ地図情報39のバージョン情報、地図画像50の縮尺や案内経路情報又は走行情報等の各情報を受信して、この各情報をRAM12に記憶する。そして、CPU11は、この受信した各情報に基づいて上記S1に相当する処理を実行する。
また、目的地が設定されていない場合には、CPU11は、更新用地図情報18に基づいて、走行情報から現在走行している道路上において、自車位置から前方の所定距離以内(例えば、自車位置から前方の約500m以内である。但し、地図画像50の縮尺が20万分の1等の広域表示の場合には、自車位置から前方の約1000m以内等、地図画像50の縮尺に合わせて変更してもよい。)に分岐点が存在するか否かを判定する判定処理を実行する。
一方、自車位置から前方の所定距離以内に分岐点が存在する場合には(S101:YES)、CPU11は、この分岐点のノードデータを更新用地図情報18から読み出し、RAM12に記憶後、S102の処理に移行する。
S102において、CPU11は、上記S2に相当する処理を実行する。具体的には、CPU11は、この分岐点のノードデータを再度RAM12から読み出し、このノードデータから分岐点に接続する各リンクのリンクIDを読み込み、RAM12に記憶する。そして、CPU11は、各リンクIDに対応するリンクデータを更新用地図情報18から読み出し、各リンクの自車位置から遠い方の端点の端点データを、後述のS104において探索する各仮経路上の通過点の通過点データとして設定し、各通過点データをRAM12に記憶する。
例えば、図4に示すように、誘導経路52上において、自車位置から所定距離(例えば、3kmである。)前方に探索終了点T1を設定し、該探索終了点T1の位置データをRAM12に記憶する。尚、CPU11は、誘導経路52上において、探索終了点を液晶ディスプレイ25に表示されている地図画像50の周縁部に設定するようにしてもよい。
尚、同じ通過点を経由して探索終了点に至る仮経路が複数個ある場合には、最も低いコストの仮経路だけを選択して、該通過点を経由して探索終了点に至る仮経路としてRAM12に記憶するようにしてもよい。
そして、情報配信センタ3のCPU11は、自車位置のデータとナビ地図情報39のバージョン情報から更新用地図情報18に基づいて、自車位置から前方の所定距離以内(例えば、自車位置から前方の約500m以内である。)の誘導経路52上の分岐点、又は目的地が設定されていない場合には、自車位置から前方の所定距離以内(例えば、自車位置から前方の約500m以内である。)の走行している道路上の分岐点を検出すると、この分岐点に接続されるリンクを検出し、各リンクの自車位置から遠い方の端点を各仮経路上の通過点として設定する(S101〜S102)。また、CPU11は、この分岐点の誘導経路52上の所定距離前方(例えば、3km前方である。)、又は走行している道路上の所定距離前方(例えば、3km前方である。)に探索終了点を設定し、各通過点を経由して探索終了点に至る各仮経路を探索する(S103〜S104)。そして、CPU11は、この探索した各仮経路上における仮経路の方向に対応した渋滞情報や交通規制等の現況交通情報19Aや統計交通情報19B等をセンタ側交通情報DB16から読み出し、この現況交通情報19Aや統計交通情報19B等のリストデータを作成してナビゲーション装置2に送信する(S105〜S106)。
その後、ナビゲーション装置2のCPU41は、受信した自車位置から進行方向前方の渋滞情報や交通規制等の現況交通情報19A等のリストデータをRAM42に記憶後、この現況交通情報19A等を読み出し、液晶ディスプレイ25に表示されている地図画像50上の該当するリンクに対応させて表示する(S22〜S23)。そして、CPU41は、分岐点を通過した場合には、この通過した分岐点から分岐している道路に対応させて表示している渋滞情報や交通規制情報等の現況交通情報19A等を地図画像50上から消去する(S24〜S25)。
S2において、CPU41は、分岐点のノードデータを再度RAM42から読み出し、このノードデータから分岐点に接続する各リンクのリンクIDを読み込み、探索する各仮経路上の探索開始点として探索開始リンクをRAM42に記憶する。そして、S4において、CPU41は、各探索開始リンクを順次RAM42から読み出すと共に上記S3で設定した探索終了点の位置データをRAM42から読み出し、各探索開始リンクから探索終了点に至る各仮経路を探索し、即ち、各探索開始リンクの分岐点側端点から該探索開始リンクを経由して探索終了点に至る各仮経路を探索して、この各仮経路をRAM42に記憶するようにしてもよい。また、液晶ディスプレイ25に表示されている地図画像50上に、同じ探索開始リンクから探索終了点に至る仮経路が複数個ある場合には、コストの低いものから所定数選択して(例えば、最も低いコストの仮経路と2番目にコストが低い仮経路だけを選択する。)、該探索開始リンクから探索終了点に至る仮経路としてRAM42に記憶するようにしてもよい。尚、同じ探索開始リンクから探索終了点に至る仮経路が複数個ある場合には、最も低いコストの仮経路だけを選択して、該通過点を経由して探索終了点に至る仮経路としてRAM42に記憶するようにしてもよい。
S102において、CPU11は、分岐点のノードデータを再度RAM12から読み出し、このノードデータから分岐点に接続する各リンクのリンクIDを読み込み、探索する各仮経路上の探索開始点として探索開始リンクをRAM12に記憶する。そして、S104において、CPU11は、各探索開始リンクを順次RAM12から読み出すと共に上記S103で設定した探索終了点の位置データをRAM12から読み出し、各探索開始リンクから探索終了点に至る各仮経路を探索し、即ち、各探索開始リンクの分岐点側端点から該探索開始リンクを経由して探索終了点に至る各仮経路を探索して、この各仮経路をRAM12に記憶するようにしてもよい。また、同じ探索開始リンクから探索終了点に至る仮経路が複数個ある場合には、コストの低いものから所定数選択して(例えば、最も低いコストの仮経路と2番目にコストが低い仮経路だけを選択する。)、該探索開始リンクから探索終了点に至る仮経路としてRAM12に記憶するようにしてもよい。尚、同じ探索開始リンクから探索終了点に至る仮経路が複数個ある場合には、最も低いコストの仮経路だけを選択して、該通過点を経由して探索終了点に至る仮経路としてRAM12に記憶するようにしてもよい。
2 ナビゲーション装置
3 情報配信センタ
4 ネットワーク
5 道路交通情報センタ(VICS)
10 サーバ
11、41 CPU
12、42 RAM
13、43 ROM
14 センタ側地図情報DB
16 センタ側交通情報DB
17 センタ側通信装置
18 更新用地図情報
19A、37A 現況交通情報
19B、37B 統計交通情報
19C、37C 予測交通情報
23 ナビゲーション制御部
25 液晶ディスプレイ
27 通信装置
36 ナビ側交通情報DB
38 ナビ側地図情報DB
39 ナビ地図情報
50 地図画像
51 車両位置マーク
B1、B2 分岐点
K1〜K3、K41、K42、K5 仮経路
P1〜P4 通過点(端点)
R1〜R4 リンク
T1 探索終了点
X1、X2、Y1〜Y6 渋滞情報
Claims (10)
- 交通情報を受信する受信手段と、
自車位置前方の分岐点を検出する分岐点検出手段と、
前記分岐点を含む仮経路を探索するための探索開始点を設定する探索開始点設定手段と、
前記仮経路を探索するための探索終了点を設定する探索終了点設定手段と、
前記探索開始点から前記探索終了点に至ることが可能な仮経路を探索する仮経路探索手段と、
前記仮経路探索手段によって探索された各仮経路上の交通情報を前記受信手段により受信した交通情報から選択して表示装置の地図上に表示するように制御する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記分岐点に接続される進行可能な通過リンクを検出する通過リンク検出手段と、
前記各通過リンクの自車位置から遠い方の端点を各仮経路上の通過点として設定する通過点設定手段と、
を備え、
前記探索開始点設定手段は、自車位置を探索開始点として設定し、
前記仮経路探索手段は、自車位置から該分岐点及び各通過点を経て前記探索終了点に至ることが可能な仮経路を探索することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。 - 前記分岐点に接続される進行可能な通過リンクを検出する通過リンク検出手段を備え、
前記探索開始点設定手段は、前記各通過リンクの該分岐点側端点を探索開始点として設定し、
前記仮経路探索手段は、該各通過リンクの該分岐点側端点から前記各通過リンクを経て前記探索終了点に至ることが可能な仮経路を探索することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。 - 目的地を設定する目的地設定手段と、
前記目的地までの経路を案内する案内手段と、
を備え、
前記分岐点検出手段は、前記案内手段を介して目的地までの経路を案内している場合には、該経路上における自車位置前方の分岐点を検出し、前記案内手段を介して目的地までの経路を案内していない場合には、走行している道路上における自車位置前方の分岐点を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のナビゲーション装置。 - 前記探索終了点設定手段は、前記案内手段を介して目的地までの経路を案内している場合には、該経路上における前記分岐点よりも更に前方の位置又は該目的地に探索終了点を設定し、前記案内手段を介して目的地までの経路を案内していない場合には、走行している道路上における前記分岐点よりも更に前方の位置に探索終了点を設定することを特徴とする請求項4に記載のナビゲーション装置。
- ナビゲーション装置と、
交通情報を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段で受信した交通情報を前記ナビゲーション装置に配信する交通情報配信手段と、を有する情報配信センタと、
を備えたナビゲーションシステムにおいて、
前記ナビゲーション装置は、
自車位置を特定する自車位置情報を前記情報配信センタに送信する自車位置情報送信手段と、
前記情報配信センタから配信された交通情報を受信する第2受信手段と、
前記第2受信手段で受信した交通情報を表示装置の地図上に表示するように制御する表示制御手段と、
を有し、
前記情報配信センタは、
前記ナビゲーション装置から自車位置情報を受信した場合には、該自車位置情報に基づいて自車位置前方の分岐点を検出する分岐点検出手段と、
前記分岐点を含む仮経路を探索するための探索開始点を設定する探索開始点設定手段と、
前記仮経路を探索するための探索終了点を設定する探索終了点設定手段と、
前記探索開始点から前記探索終了点に至ることが可能な仮経路を探索する仮経路探索手段と、
前記仮経路探索手段によって探索された各仮経路上の交通情報を前記第1受信手段により受信した交通情報から選択して前記交通情報配信手段を介して該ナビゲーション装置に配信するように制御する配信制御手段と、
を有することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 前記情報配信センタは、
前記分岐点に接続される進行可能な通過リンクを検出する通過リンク検出手段と、
前記各通過リンクの自車位置から遠い方の端点を各仮経路上の通過点として設定する通過点設定手段と、
を有し、
前記探索開始点設定手段は、自車位置を探索開始点として設定し、
前記仮経路探索手段は、自車位置から該分岐点及び各通過点を経て前記探索終了点に至ることが可能な仮経路を探索することを特徴とする請求項6に記載のナビゲーションシステム。 - 前記情報配信センタは、
前記分岐点に接続される進行可能な通過リンクを検出する通過リンク検出手段を有し、
前記探索開始点設定手段は、前記各通過リンクの該分岐点側端点を探索開始点として設定し、
前記仮経路探索手段は、該各通過リンクの該分岐点側端点から前記各通過リンクを経て前記探索終了点に至ることが可能な仮経路を探索することを特徴とする請求項6に記載のナビゲーションシステム。 - 前記ナビゲーション装置は、
目的地を設定する目的地設定手段と、
前記目的地までの経路を案内する案内手段と、
を有し、
前記自車位置情報送信手段は、前記自車位置情報と共に前記案内手段を介して目的地までの経路を案内しているか否かを表す案内データを前記情報配信センタに送信し、
前記分岐点検出手段は、受信した前記案内データに基づいて、該案内手段を介して目的地までの経路を案内している場合には、該経路上における自車位置前方の分岐点を検出し、該案内手段を介して目的地までの経路を案内していない場合には、走行している道路上における自車位置前方の分岐点を検出することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載のナビゲーションシステム。 - 前記探索終了点設定手段は、受信した前記案内データに基づいて、該案内手段を介して目的地までの経路を案内している場合には、該経路上における前記分岐点よりも更に前方の位置又は該目的地に探索終了点を設定し、該案内手段を介して目的地までの経路を案内していない場合には、走行している道路上における前記分岐点よりも更に前方の位置に探索終了点を設定することを特徴とする請求項9に記載のナビゲーションシステム。
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