JP2007239315A - 側溝改修部材及び側溝改修工法 - Google Patents

側溝改修部材及び側溝改修工法 Download PDF

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Abstract

【課題】所定の載置面を確保した載置面部からなる段差部と、載置面部の後方に連続する下方開口コの字状の上縁形成部とを備えた改修用部材を、側溝体の切除上部に配置し、改修用部材内にモルタル等を充填する側溝改修工法において、作業能率を向上させる改修用部材及び改修工法を提供する。
【解決手段】段差部及び上縁形成部を有する改修用部材1において、上縁形成部内に予めコンクリート棒14を接着固定し(コンクリートを充填固定しても良い)、改修対象の既存側溝の側溝体の上部を適宜範囲で切除し、側溝改修用部材を前記切除箇所の上部に配置した際に、上縁形成部12の外側面に適宜な空間Aが形成されるように掘削し、前記空間Aから、改修用部材裏面側にモルタル6等をコンクリート棒14下面以上で且つ上縁形成部の上面板部より適宜低い位置まで充填し、残余空間にアスファルト4aを充填する。
【選択図】図5

Description

本発明は、既存の側溝を改修するための側溝改修部材及び側溝改修工法に関するものである。
U字溝と称される上部が開口したコンクリート製の道路側溝(以下「側溝体」という)は、開口部分にコンクリート蓋や、或いはグレーチングと称される金属製蓋が装着されている。
特にコンクリート蓋を使用した道路側溝(側溝体)は、車両の通過による荷重負担や振動を受けるので、経年変化として蓋体や側溝体上部が破損する。そこで破損した側溝体は補修する必要があり、従前においては、側溝体全部を取り替えたり側溝体内部に更に樹脂製U字溝を組み込む工法(特許文献1)が知られている。しかし前記の工法は、側溝機能を維持するために工事期間中側溝のバイパス路が必要であり、バイパス路構築の煩雑さがある。
また特開2003−119875号公報(特許文献2)には、従来技術として破損側溝体の上部を除去し、新しい部分を型枠で再構築する手段が開示されており、この型枠使用工事の煩雑さを問題点としてあげ、前記の対策として、側溝蓋を樹脂モルタルで側溝体の受け部に接着し、蓋体の上面及び側溝体の上面を切削し、切削箇所にシート材を貼着し、更に樹脂モルタルで被覆する改修工法が開示されている。
従前の改修工法のうち、側溝体の上部のみを改修する工法は、側溝機能を保持したままの改修となり、バイパス路の構築を必要としない利点を有しているが、例えば型枠を使用する工事では、型枠の着脱工事が面倒であるし、樹脂モルタルを使用する工法では、車両の走行によって表面の樹脂モルタルが剥離すると、再度の補修が必要であって、耐久性の点で課題を有する。またコンクリート蓋体を側溝体の受け部に固定してしまうと、蓋体の開被が不可能となって、側溝清掃等ができなくなってしまう。
そこで本願発明者らは、先に蓋体載置部分のみを改修するために、側溝上部を切除し、当該切除部分に所定形状の改修用部材(型枠体)を配置すると共に、型枠体内にコンクリートを充填し、前記型枠体をそのまま側溝の上部保護体として使用する改修工法(以下「型枠体置換工法」という)を提案した(特許文献3:特開2005−273382号公報、特許文献4:実用新案登録3112401号公報図1乃至図5)。
実開平3−2085号公報。 特開2003−119875号公報。 特開2005−273382号公報。 実用新案登録3112401号公報図1乃至図5。
前記した型枠体置換工法における改修用部材は、側溝体の切除上部に配置する長尺の金属製縁部材で、前面部と前面部上縁から後退させて所定の載置面を確保した載置面部からなる段差部と、載置面部の後方に連続する下方開口コの字状の上縁形成部とを備え、上縁形成部の上面部にモルタル注入孔を形成し、載置面部の所定箇所に螺孔を設けると共に、前記螺孔に無頭ボルトを螺合してなるものである。
前記改修部材を採用した場合、特に特許文献4の図6に示したように、側溝体の周囲部分を掘削除去しない工事形態においては、上縁形成部内にコンクリートを充填するのに、モルタル注入口から実施することになり、作業能率上必ずしも好ましいとはいえない。
また側溝改修に際しては、改修部材と既存アスファルト路面とがしっかりと一体化するように、改修部材の上縁形成部の外側面との間にアスファルトを充填して仕上げることになる。
そこで本発明は、前記した型枠体置換工法において、作業効率に優れた新規な改修部材及び同部材を使用した新規な改修工法を提案したものである。
本発明に係る改修用部材(請求項1、4)は、側溝体上部に配置する長尺の金属製縁部を備え、前記縁部が前面部と前面部上縁から後退させて所定の載置面を確保した載置面部からなる段差部と、載置面部の後方に連続する下方開口コの字状の上縁形成部とを有し、前記上縁形成部内に上縁形成部の殆どを満たす形状のコンクリート棒を接着固定し、又は上縁形成部の殆どを満たすようにコンクリートを充填固定してなることを特徴とするものである。
また本発明に係る改修用部材(請求項2,3,5,6)は、載置面部の所定箇所に螺孔を設けるか、又は上縁形成部の上面部の所定箇所に螺孔を設けると共に、コンクリート棒に前記螺孔と対応するボルト挿通孔を穿設し、前記螺孔に無頭ボルトを螺合してなることを特徴とするものである。
本発明に係る側溝改修工法(請求項10)は、改修対象の既存側溝の側溝体の上部を適宜範囲で切除し、上記の側溝改修用部材を前記切除箇所の上部に配置した際に、上縁形成部の外側面にモルタル又はコンクリートを注入するのに必要な充分な空間が形成されるように掘削する既存物除去工程と、前記改修用部材を側溝体上部に配置する部材配置工程と、改修用部材の上縁形成部の外側面の空間から、改修用部材裏面側にモルタル又はコンクリートを、上縁形成部内のコンクリート棒又は充填固定コンクリートの下面以上で且つ上縁形成部の上面板部より適宜低い位置まで充填する改修用部材の固定工程と、上縁形成部の外側面のコンクリートの注入口となった残余空間にアスファルト又はモルタルを充填し、改修用部材にグレーチング又はコンクリート蓋等を装着する仕上げ工程からなることを特徴とするものである。
本発明に係る側溝改修部材及び前記改修部材を使用して側溝改修工法は上記のとおりで、改修部材の上縁形成部の外側面の空間からコンクリート又はモルタルを充填し、且つ上縁形成部はコンクリート棒又は充填固定コンクリートで予め満たされているので、改修部材全体の下方へのコンクリート又はモルタルを充填する作業が非常に容易になり作業効率が著しく向上すると共に、前記の構成の採用によって改修部材と既存アスファルト路面との一体化するアスファルトのすり付け舗装仕上げや或いはコンクリート路面との一体化仕上げも容易に実施できたものである。
また特に改修用部材の所定位置に無頭ボルトを螺合装着したもので、切除側溝体上部に改修部材を配置した際に、その高さ調整が容易に行われ、路面高さとの対応が所望通りになされるものである。
次に本発明の実施形態について説明する。図1は第一実施形態の側溝改修用部材1で、図2は第二実施形態の側溝改修用部材1aである。
第一実施形態の側溝改修用部材1について説明すると、側溝改修用部材1は、後述する切除側溝体2の上部に配置でき、且つ新規な側溝蓋となるグレーチング3の載置部を備えることになる大きさで、所定単位の長さとした長尺の金属製縁部材である。
その詳細について説明すると、グレーチング3の載置箇所となる段差部11と、側溝上端縁となる上縁形成部12を備え、段差部11は、所定高さ(後述する側溝改修工事に際して充分にモルタル型枠として機能する高さ)の前面部111と、前面部111の上縁から後退させて所定の載置面を確保した載置面部112からなり、前面部111の背面下方部分に、スポンジのような柔軟性を有するモルタルシール部113を長手方向全長に設けてなる。更に載置面部112上には、ゴム質のクッションシート部114を設けてなる。
また載置面部112の所定箇所(グレーチングの固定部と対応するような位置)に、螺孔115を設けると共に、前記螺孔115に無頭ボルト13を螺合してなる。勿論無頭ボルト13は、ナットの螺合が可能であると共に、頂部に操作溝を穿設して回動操作可能にしたものである。
上縁形成部12は、載置面部の後方(外側)に連続して形成されているもので、内側面部121と上面部122と外側面部123を備えた下方開口コの字状断面で、内部に上縁形成部の殆どを満たす形状のセメント棒14を接着固定してなるものである。
また第二実施形態の側溝改修用部材1aは、基本的構成は、前記第一実施形態の部材1と同様であるが、載置面部112に螺孔115を設けずに、上縁形成部12の上面部122に螺孔124を形成し、前記螺孔124に無頭ボルト13を螺合してなる。
さら上縁形成部12の内方には、前記螺孔124と対応するボルト挿通孔141を穿設したコンクリート棒14aを接着固定してなるものである。
次に前記改修用部材1,1aを使用した側溝の改修工法を、工事手順に沿って説明する。工事は、既存物除去工程、部材配置工程、改修部材固定工程、仕上げ工程の順で行われる。
既存物除去工程は、既存の側溝体2a(図3)において、改修対象のコンクリート蓋体(グレーチングの場合もある)3aを外し、側溝体2aの上部を所定の切断機(特願2005−058759号)で切断し、切断部分を上方に除去する。
更に切除側溝体2の外側に部分のアスファルト路面4a部分も必要に応じ除去し、更に切除側溝体2の上部に、改修用部材1,1aの何れかを上部に配置した際に、上縁形成部12の外側面にモルタル又はコンクリートを注入するのに必要とするのに充分な空間Aが形成されるように掘削する。
また切除側溝体2の切除面の所定箇所(無頭ボルト13と対応する位置)に、無頭ボルト13が直立できる深さ及び径の支持穴21,21aを掘穿する。特に第一実施形態の側溝改修用部材1を使用する場合には、必要に応じて鉄筋体5を立設する鉄筋支持穴22を設けてなる(図4イ、ロ)。
部材配置工程は、無頭ボルト13の下端を、接着剤を充填した支持穴21,21aに差し入れ、同時に無頭ボルト13を操作して、上面部122の高さ調整を行い、所定の高さで側溝改修用部材1,1aを配置し、仮固定する(図5イ、図6イ)。
改修用部材の固定工程は、改修用部材1,1aの上縁形成部12の外側面の空間Aから、改修用部材1,1a裏面側にモルタル6又はコンクリートを流し入れ、コンクリート棒14,14a下面以上で且つ上縁形成部12の上面部122より適宜低い位置までモルタル6等を充填する(図5ロ、図6ロ)。尚改修用部材1aを採用した場合には、上面部122より突出した無頭ボルト13の頭部をグライダー等で除去し、上面部12を平滑面とする。
仕上げ工程は、側溝隣接路面の仕上げ処理と改修用部材1,1aへのグレーチング3の装着である。モルタル(コンクリート)6が固化した後に、モルタル注入箇所となった空間Aにアスファルトを充填し、同時に既存のアスファルト路面4aと同一面となるように仕上げのアスファルト路面4を形成する(図5ハ、図6ハ)。
そして改修用部材1の載置面部112上にグレーチング3を載置し、第一実施形態の改修部材を採用した場合には、グレーチング3の固定部に無頭ボルト13を挿通してナットを螺合し、グレーチング3を改修された側溝に装着するものである。勿論不要の場合には頭部を切除すれば良い。
尚モルタルシール部113のシール機能並びにクッションシート部114によるグレーチング振動吸収機能を有することは従前と同様である。
以上のとおり本発明は、傷の少ない既存の側溝体下方部分をそのまま残し、排水機能を維持した状態での工事ができるという従前の型枠体置換工法の利点を備えると共に、充填モルタルの一部をコンクリート棒に置換することで、従前工法より工事の作業能率に優れ、且つ路面仕上げも確実に且つ奇麗に形成することができたものである。
また本発明は、前記の改修部材1,1aのようにコンクリート棒14,14aを採用せずに、図7,8に示すようにコンクリート棒14,14aに代えてコンクリートを充填固定したものを採用しても良い。
図7に示す第三実施形態の改修用部材1bは、第一実施形態の改修用部材1のコンクリート棒14を充填コンクリート14bに置換したもので、上縁形成部12内にコンクリート14bを充填し、固化させたものである。また特に充填コンクリート14bが上縁形成部12内から離脱しないように、外側面部123を傾斜形成し、開口部分を狭くしてなる。
また図8に示す第四実施形態の改修用部材1cは、第二実施形態の改修用部材1aのコンクリート棒14aを充填コンクリート14bに置換したもので、上縁形成部12の上面部122に螺孔124を形成し、当該螺孔124に無頭ボルト13を装着するために、上縁形成部12内における螺孔124の延長範囲を保護する仕切り板部125を設け、前記延長保護範囲を除いてコンクリート14cを充填して固化させたものである。
尚前記充填コンクリート14b,14cが上縁形成部12内から離脱しない手段として、前記の外側面部123の傾斜に替えて、内側面部121と外側面部123との間に鉄筋棒を架設溶着しておいても良い。
前記の第三、四実施形態の改修用部材1b,1cも第一、二実施形態の改修用部材1,1aと同様に使用されるものである。
尚前記した各実施形態は、蓋体としてグレーチングを採用した例を示したが、コンクリート蓋体を採用しても良い。この場合にはグレーチングの厚みとコンクリートの厚みの相違を考慮して、コンクリート蓋体に対応する改修用部材を採用すれば良い。
またコンクリート路面に本発明を適用する場合には、仕上げ工程において、空間Aへの充填にはモルタル又はコンクリートを使用すれば良いもので、前記充填は、改修用部材の固定工程と同時に実施しても良い。
更に前記実施形態においては、改修用部材を長尺の金属製縁部材としたが、前記長尺金属製縁部材を、所定間隔を置いて平行に配置し、両者間を連結杆で接続し、枠形状や梯子形状の改修用部材としても良いし、その一部をコンクリート蓋体も一体に形成しておいても良い。この場合には、側溝体の改修を両側同時に行うことができる利点がある。
また本発明は無頭ボルトを採用せずに、高さ調整可能で改修用部材を切除側溝体の上面に安定して配置できる適宜な脚部を段差部に適宜間隔で設けても良いし、側溝体の切除が規格の通り実施される場合には、固定した脚部を採用しても良い。
本発明の第一実施形態の改修用部材の要部斜視図。 同第二実施形態の改修用部材の要部斜視図。 同改修対象の側溝の断面図。 同既存物除去工程の側溝の断面図。 同第一実施形態の工程説明図。 同第二実施形態の工程説明図。 同第三実施形態の改修用部材の要部斜視図(下方斜視)。 同第四実施形態の改修用部材の要部斜視図(下方斜視)。
符号の説明
1,1a,1b,1c 改修用部材
11 段差部
111 前面部
112 載置面部
113 モルタルシール部
114 クッションシート部
115 螺孔
12 上縁形成部
121 内側面部
122 上面部
123 外側面部
124 螺孔
125 仕切り板部
13 無頭ボルト
14,14a コンクリート棒
14b,14c 充填コンクリート
141 ボルト挿通孔
2 切除側溝体
2a 既存側溝体
21,21a 支持穴
22 鉄筋支持穴
3 グレーチング(新設)
3a コンクリート蓋体(既存)
4 仕上げのアスファルト路面
4a アスファルト路面(既存)
5 鉄筋体
6 モルタル(コンクリート)

Claims (11)

  1. 側溝体上部に配置する長尺の金属製縁部を備え、前記縁部が前面部と前面部上縁から後退させて所定の載置面を確保した載置面部からなる段差部と、載置面部の後方に連続する下方開口コの字状の上縁形成部とを有し、前記上縁形成部内に上縁形成部の殆どを満たす形状のコンクリート棒を接着固定してなることを特徴とする側溝改修用部材。
  2. 載置面部の所定箇所に螺孔を設けると共に、前記螺孔に無頭ボルトを螺合してなる請求項1記載の側溝改修用部材。
  3. 上縁形成部の上面部の所定箇所に螺孔を設けると共に、セメント棒に前記螺孔と対応するボルト挿通孔を穿設し、前記螺孔に無頭ボルトを螺合してなる請求項1記載の側溝改修用部材。
  4. 側溝体上部に配置する長尺の金属製縁部を備え、前記縁部が前面部と前面部上縁から後退させて所定の載置面を確保した載置面部からなる段差部と、載置面部の後方に連続する下方開口コの字状の上縁形成部とを有し、前記上縁形成部内に上縁形成部の殆どを満たすようにコンクリートを充填固定してなることを特徴とする側溝改修用部材。
  5. 載置面部の所定箇所に螺孔を設けると共に、前記螺孔に無頭ボルトを螺合してなる請求項4記載の側溝改修用部材。
  6. 上縁形成部の上面部の所定箇所に螺孔を設けると共に、上縁形成部内における当該螺孔の延長範囲を保護する仕切り板部を設け、前記延長保護範囲を除いてコンクリートを充填固定して、前記螺孔に無頭ボルトを螺合してなる請求項4記載の側溝改修用部材。
  7. 段差部の前面部背面に、柔軟性を有するモルタルシール部を設けてなる請求項1乃至6記載の何れかの側溝改修用部材。
  8. 段差部の載置面部上にゴム質のクッションシート部を設けてなる請求項1乃至7記載の何れかの側溝改修用部材。
  9. 金属製縁部を所定間隔で平行に配置すると共に、両金属製縁部を連結杆で接続して枠状又は梯子状に形成してなる請求項1又は8記載の何れかの側溝改修用部材。
  10. 改修対象の既存側溝の側溝体の上部を適宜範囲で切除し、請求項1乃至9記載の何れかの側溝改修用部材を、前記切除部分の上部に配置した際に、上縁形成部の外側面にモルタル又はコンクリートを注入するのに必要な充分な空間が形成されるように掘削する既存物除去工程と、前記改修用部材を側溝体上部に配置する部材配置工程と、改修用部材の上縁形成部の外側面の空間から、改修用部材裏面側にモルタル又はコンクリートを、上縁形成部内のコンクリート棒又は充填固定コンクリートの下面以上で、且つ上縁形成部の上面板部より適宜低い位置まで充填する改修用部材固定工程と、上縁形成部の外側面のコンクリート注入口となった残余空間にアスファルト又はモルタルを充填し、改修用部材にグレーチング又はコンクリート蓋等を装着する仕上げ工程からなることを特徴とする側溝改修工法。
  11. 部材配置工程において、側溝切除面に、使用する改修用部材の無頭ボルトに対応する位置に、ボルト支持穴を掘穿し、当該ボルト支持穴に無頭ボルト下端を挿入してなる請求項10記載の側溝改修工法。
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