JP2007238013A - 燃料電池自動車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外気、各機器における発生熱、燃料電池における発生熱等を有効利用することができる燃料電池自動車を提供する。
【解決手段】 燃料電池自動車(100)は、燃料電池(1)と、燃料電池(1)を着脱可能な複数の着脱部(11〜16)とを備え、燃料電池(1)は複数の着脱部(11〜16)のいずれかに設置されていることを特徴とする。複数の着脱部(11〜16)のいずれかに選択的に燃料電池(1)を装着させることによって、外気、各機器における発生熱を有効利用して燃料電池(1)の暖機を効率的に行うことができる。また、燃料電池(1)において発生した熱を有効利用することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 燃料電池自動車(100)は、燃料電池(1)と、燃料電池(1)を着脱可能な複数の着脱部(11〜16)とを備え、燃料電池(1)は複数の着脱部(11〜16)のいずれかに設置されていることを特徴とする。複数の着脱部(11〜16)のいずれかに選択的に燃料電池(1)を装着させることによって、外気、各機器における発生熱を有効利用して燃料電池(1)の暖機を効率的に行うことができる。また、燃料電池(1)において発生した熱を有効利用することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、燃料電池自動車に関する。
燃料電池は、一般的には水素及び酸素を燃料として電気エネルギーを得る装置である。この燃料電池は、環境面において優れかつ高いエネルギー効率を実現できることから、今後のエネルギー供給システムとして広く開発が進められてきている。また、燃料電池を搭載した自動車の開発も進められている。
例えば、この燃料電池を着脱可能な電気駆動自動車が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、電気駆動自動車にエネルギーを容易に補給することができる。
しかしながら、特許文献1の技術では、燃料電池の着脱可能位置が既定されている。したがって、自動車の各機器における発生熱または燃料電池における発生熱を有効利用することができない。
本発明は、外気、各機器における発生熱、燃料電池における発生熱等を有効利用することができる燃料電池自動車を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池自動車は、燃料電池と、燃料電池を着脱可能な複数の着脱部とを備え、燃料電池は複数の着脱部のいずれかに設置されていることを特徴とするものである。本発明に係る燃料電池自動車においては、複数の着脱部のいずれかに選択的に燃料電池を装着することによって、外気、各機器における発生熱を有効利用して燃料電池の暖機を効率的に行うことができる。それにより、燃料電池の起動時間の短縮化および起動エネルギーの低減化を図ることができる。また、燃料電池において発生した熱を有効利用することができる。
複数の着脱部のうち少なくとも1つは、外気温よりも高い温度を有する第1の温度域に設けられていてもよい。この場合、第1の温度域に設けられた着脱部に燃料電池を装着することによって、燃料電池の暖機を効率よく行うことができる。
複数の着脱部のうち少なくとも1つは、燃料電池の作動温度よりも低い温度を有する第2の温度域に設けられていてもよい。この場合、第2の温度域に設けられた着脱部に燃料電池を装着することによって、暖機後の燃料電池の熱損傷を防止することができる。特に、放熱量よりも発熱量の方が大きい燃料電池に有効である。
複数の着脱部のうち少なくとも1つは、燃料電池の作動温度より高い温度を有する第3の温度域に設けられていてもよい。この場合、燃料電池の暖機を効率よく行うことができるとともに、作動中の燃料電池の温度低下を防止することができる。特に、放熱量よりも発熱量の方が小さい燃料電池に有効である。
座席をさらに備え、複数の着脱部のうち少なくとも1つは、座席の下方に設けられていてもよい。この場合、燃料電池を座席のヒータとして用いることができる。したがって、燃料電池において発生した熱を有効利用することができる。また、炭化水素系燃料を貯蔵し、表面に凹部が形成された燃料タンクをさらに備え、複数の着脱部の少なくとも1つは、燃料タンクの凹部に設けられていてもよい。この場合、炭化水素燃料の熱容量が比較的大きいことから、燃料電池の過度の温度低下を防止することができる。したがって、燃料電池を燃料タンクの凹部の着脱部に装着することによって、燃料電池の暖機効率を向上させることができる。
本発明に係る他の燃料電池自動車は、燃料電池と、燃料電池の位置を変更する位置変更手段と、燃料電池の位置を所望の位置に変更するように位置変更手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とするものである。本発明に係る燃料電池自動車においては、燃料電池を所望の位置に移動させることができる。それにより、外気、各機器における発生熱を有効利用して燃料電池の暖機を効率的に行うことができる。その結果、燃料電池の起動時間の短縮化および起動エネルギーの低減化を図ることができる。また、燃料電池において発生した熱を有効利用することができる。
位置変更手段が変更可能な位置には、外気温よりも高い温度を有する第4の温度域が含まれていてもよい。この場合、第4の温度域に燃料電池を移動させることによって、燃料電池の暖機を効率よく行うことができる。また、位置変更手段が変更可能な位置には、燃料電池の作動温度よりも低い温度を有する第5の温度域が含まれていてもよい。この場合、第5の温度域に燃料電池を移動させることによって、暖機後の燃料電池の熱損傷を防止することができる。特に、放熱量よりも発熱量の方が大きい燃料電池に有効である。
位置変更手段が変更可能な位置には、燃料電池の作動温度より高い温度を有する第6の温度域が含まれていてもよい。この場合、燃料電池の暖機を効率よく行うことができるとともに、作動中の燃料電池の温度低下を防止することができる。特に、放熱量よりも発熱量の方が小さい燃料電池に有効である。
燃料電池の暖機が終了したか否かを判定する判定手段をさらに備え、燃料電池は、作動時において放熱量に比較して発熱量の方が大きい燃料電池であり、制御手段は、燃料電池の暖機が終了したと判定手段によって判定された場合に、燃料電池を前記第5の温度域に移動させるように位置変更手段を制御してもよい。この場合、暖機後において燃料電池の過度の温度上昇を防止することができる。それにより、燃料電池の熱損傷を防止することができるとともに、燃料電池の発電効率低下を防止することができる。
燃料電池の暖機が終了したか否かを判定する判定手段をさらに備え、燃料電池は、作動時において発熱量に比較して放熱量の方が大きい燃料電池であり、制御手段は、燃料電池の暖機が終了したと判定手段によって判定された場合に、燃料電池を前記第6の温度域に移動させるように位置変更手段を制御してもよい。この場合、燃料電池の温度低下を防止することができる。したがって、燃料電池の発電効率低下を防止することができる。
制御手段は、暦に基づいて位置変更手段を制御してもよい。また、位置変更手段が変更可能な位置の少なくとも2箇所の温度を検出する温度検出手段をさらに備え、制御手段は、温度検出手段の検出結果に基づいて位置変更手段を制御してもよい。さらに、位置変更手段が変更可能な位置の温度を記憶する記憶部をさらに備え、制御手段は、記憶部に記憶された温度に基づいて位置変更手段を制御してもよい。この場合、温度センサ等を新たに設ける必要がなくなる。
本発明によれば、外気、各機器における発生熱を有効利用して燃料電池の暖機を効率的に行うことができる。また、燃料電池において発生した熱を有効利用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、第1実施例に係る燃料電池自動車100の模式図である。図1に示すように、燃料電池自動車100は、燃料電池1、ボンネット2、内燃機関3、内燃機関3の排気ガスが通過するエキゾーストマニホールド4、排気ガスを浄化する排気触媒5、表面に凹部が形成された燃料タンク6および複数の座席7を備える。
また、燃料電池自動車100には、複数の燃料電池着脱部が設けられている。本実施例に係る燃料電池自動車100は、ボンネット2の内面近傍に設けられた第1着脱部11、内燃機関3に近接する第2着脱部12、エキゾーストマニホールド4に近接する第3着脱部13、排気触媒5に近接する第4着脱部14、燃料タンク6の凹部に設けられた第5着脱部15および座席7下に設けられた第6着脱部16を備える。第6着脱部16は、いずれか1つの座席7下に設けられていてもよく、複数の座席7下にわたって設けられていてもよい。燃料電池1は、第1着脱部11〜第6着脱部16のいずれかに着脱可能である。
ボンネット2は外気温の影響を受けやすいことから、第1着脱部11も外気温の影響を受けやすくなる。したがって、夏等の外気温が高い場合に燃料電池1を第1着脱部11に装着することによって、燃料電池1の温度を上昇させることができる。それにより、燃料電池1の暖機効率を向上させることができる。特に、夏等の外気温が高い場合で内燃機関3の温度が十分に上昇していない場合に有効である。また、日差しが強い場合には、燃料電池1の温度をさらに効率よく上昇させることができる。
内燃機関3、エキゾーストマニホールド4および排気触媒5は、外気温にかかわらず、内燃機関3における燃焼およびその排ガスによって高温になる。それにより、内燃機関3の動作によって第2着脱部12〜第4着脱部14も高温になる。したがって、燃料電池1を第2着脱部12、第3着脱部13または第4着脱部14に装着することによって、燃料電池1の温度を上昇させることができる。この場合、燃料電池1の暖機効率を向上させることができる。特に、冬等の外気温が低い場合でボンネット2の温度が低い場合に効果的である。
燃料タンク6には、炭化水素系燃料が貯蔵されている。この場合、冬等の外気温が低くなる場合においても、燃料タンク6の温度は所定の温度よりも低下しなくなる。炭化水素系燃料の熱容量が比較的大きいからである。したがって、冬等の外気温が低い場合に、燃料電池自動車100の起動前に燃料電池1を第5着脱部15に装着しておくことによって、燃料電池1の過度の温度低下を防止することができる。それにより、燃料電池1の暖機効率を向上させることができる。
ここで、燃料電池1は発電に伴って発熱する。したがって、燃料電池1を第6着脱部16に装着すれば、燃料電池1を座席7のヒータとして用いることができる。特に、冬等の外気温が低い場合に効果的である。なお、燃料電池1を、第1着脱部11〜第4着脱部14のいずれかに装着して暖機させた後に、第6着脱部16に装着することもできる。この場合、燃料電池1を効率よく暖機させた後に、燃料電池1における発生熱を有効利用することができる。
以上のように、燃料電池1の着脱部を複数設けることによって、外気温等の条件に応じてまたは各機器における発生熱を利用して燃料電池1の暖機を効率的に行うことができる。それにより、燃料電池1の起動時間の短縮化および起動エネルギーの低減化を図ることができる。また、燃料電池1において発生した熱を有効利用することができる。
ここで、燃料電池1には、放熱量が発熱量よりも大きいものと放熱量が発熱量よりも小さいものとがある。放熱量が発熱量よりも大きいと、燃料電池1を保温しなければ燃料電池1の温度が低下する。したがって、燃料電池1の発電効率が低下する。一方、放熱量が発熱量よりも小さいと、燃料電池1を冷却しなければ燃料電池1の温度が上昇し続ける。燃料電池1は、必要以上に温度が上昇すれば熱損傷を受ける可能性がある。この場合にも、燃料電池1の発電効率が低下する。以上の理由により、燃料電池1の暖機が終了した後には、燃料電池1の装着位置を変更してもよい。以下、詳細を説明する。
まず、作動時の燃料電池1における放熱量が発熱量よりも大きい場合について説明する。この場合の燃料電池1としては、補器用の低出力(例えば、1kW以下)燃料電池等があげられる。この場合、例えば、燃料電池1を、燃料電池1の作動温度よりも高い温度を有する着脱部に装着することによって、燃料電池1の発電効率低下を防止することができる。燃料電池1の作動温度よりも高い着脱部としては、第2着脱部12〜第4着脱部14のいずれかを用いることができる。なお、暖機後に限らず、起動前から上記着脱部に燃料電池1を装着してもよい。
次に、作動時の燃料電池1における放熱量が発熱量よりも小さい場合について説明する。この場合の燃料電池1としては、主器用の高出力(例えば、5kW以上)燃料電池等があげられる。この場合、例えば、燃料電池1を、外気温よりも高くかつ燃料電池1の作動温度よりも低い温度を有する着脱部に装着することによって、燃料電池1の発電効率低下を防止することができる。この場合の着脱部としては、第1着脱部〜第6着脱部16のいずれかを用いることができる。なお、暖機後に限らず、起動前から上記着脱部に燃料電池1を装着してもよい。
図2は、第1着脱部11〜第6着脱部16における燃料電池1との接続部17の斜視図である。図2に示すように、接続部17には、燃料ガス供給管171a、燃料ガス排出管171b、酸化剤ガス供給管172a、酸化剤ガス排出管172b、冷媒供給管173a、冷媒排出管173bおよび電源コネクタ174を備える。接続部17の各管を燃料電池1の対応する各管と連通させ、電源コネクタ174を燃料電池1の対応する各コネクタと導通させることによって、燃料電池1を各着脱部に装着することができる。
なお、本実施例に係る燃料電池1としては、種々の燃料電池を用いることができる。例えば、固体高分子型燃料電池、水素分離膜電池、固体酸化物燃料電池等が挙げられる。ここで、水素分離膜電池とは、水素分離膜層を備えた燃料電池である。水素分離膜層は水素透過性を有する金属によって形成される層であり、たとえば、パラジウム、パラジウム合金等により形成することができる。水素分離膜電池は、この水素分離膜層及びプロトン導電性を有する電解質を積層した構造をとっている。水素分離膜電池の電解質としては、固体酸化物電解質、ガラス電解質等を用いることができる。水素分離膜電池の作動温度は、例えば、100℃〜600℃程度である。
さらに、燃料電池自動車100の着脱部は、第1着脱部11〜第6着脱部16に限られない。燃料電池1の着脱部は、外気温よりも高い温度を有する位置、燃料電池1の作動温度よりも低い温度を有する位置、燃料電池1の作動温度よりも高い温度を有する位置または燃料電池1における発生熱を有効利用できる位置であれば、いずれの箇所に設けられていてもよい。
本実施例においては、第1着脱部11〜第6着脱部16が第1の温度域、第2の温度域または第3の温度域に設けられた着脱部に相当する。
図3は、第2実施例に係る燃料電池自動車100aの一部を拡大した模式図である。図3に示すように、燃料電池自動車100aは、燃料電池21、ボンネット22、内燃機関23、昇降機24、温度センサ25〜27および制御部28を備える。燃料電池21は、昇降機24に搭載されている。昇降機24は、モータ等の駆動部、燃料電池21の搭載部、搭載部を上下動可能に保持するレール等を含む。昇降機24は、制御部28の指示に従って、ボンネット22と内燃機関23との間で燃料電池21を昇降させる。
温度センサ25は、燃料電池21の昇降可能範囲の最上端の温度を検出し、その検出結果を制御部28に与える。温度センサ26は、燃料電池21の昇降可能範囲の中間地点の温度を検出し、その検出結果を制御部28に与える。温度センサ27は、燃料電池21の昇降可能範囲の最下端の温度を検出し、その検出結果を制御部28に与える。制御部28は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)等から構成される。制御部28は、温度センサ25〜27から与えられる検出結果に基づいて、最も温度が高い位置に燃料電池21を移動させるように昇降機24を制御する。
図4は、制御部28による昇降機24の制御についてのフローチャートの一例を示す図である。制御部28は、所定の周期で下記フローチャートを実行する。図4に示すように、まず、制御部28は、温度センサ25〜27から検出結果を取得する(ステップS1)。次に、制御部28は、燃料電池21を移動させる目標位置を計算する(ステップS2)。この場合、制御部28は、温度センサ25〜27が検出した温度のうち最も高い温度の位置を目標位置に定める。次いで、制御部28は、燃料電池21が目標位置に移動するように、昇降機24を制御する(ステップS3)。その後、制御部28は、動作を終了する。
このように、燃料電池21を温度の高い位置に移動させることにより、燃料電池21を効率よく暖機させることができる。それにより、燃料電池21の起動時間の短縮化および起動エネルギーの低減化を図ることができる。
なお、温度センサの数は特に限定されない。温度センサは、少なくとも2つ設けられていればよい。また、放熱量よりも発熱量の方が大きい燃料電池を用いる場合には、燃料電池21の作動温度よりも低い位置に燃料電池21を移動させてもよい。さらに、昇降機24を設置する箇所は、燃料電池自動車100aにおいて温度勾配を有する箇所であればどこであってもかまわない。また、燃料電池21において発生する熱を有効利用できる箇所に昇降機24を設けてもよい。
本実施例においては、昇降機24が位置変更手段に相当し、制御部28が制御手段、判定手段および記憶部に相当し、燃料電池1の移動位置が第4の温度域〜第6の温度域に相当し、温度センサ25〜27が温度検出手段に相当する。
図5は、第3実施例に係る燃料電池自動車100bの一部を拡大した模式図である。図5に示すように、燃料電池自動車100bが図3の燃料電池自動車100aと異なる点は、温度センサ29をさらに備える点である。温度センサ29は、燃料電池21内を流動する冷媒の温度を検出し、その検出結果を制御部28に与える。制御部28は、温度センサ25〜27,29から与えられる検出結果に基づいて、昇降機24の動作を制御する。以下、制御部28による昇降機24の制御について詳説する。
燃料電池21が起動すると、発電に伴って発生する熱によって燃料電池21の温度が上昇する。燃料電池21の暖機が終了した場合、燃料電池21内を流動する冷媒は所定の温度を上回るようになる。制御部28は、冷媒の温度が例えば燃料電池21の作動下限温度を上回った場合に、燃料電池21の暖機が終了したと判定することができる。
燃料電池21として、補器用の低出力燃料電池等の作動時の放熱量が発熱量よりも大きい燃料電池を用いている場合、制御部28は、最も温度が高い位置に燃料電池21を移動させるように昇降機24を制御する。また、燃料電池21として、主器用の高出力燃料電池等の作動時の放熱量が発熱量よりも小さい燃料電池を用いている場合、制御部28は、外気温よりも高くかつ燃料電池21の作動温度よりも低い位置に燃料電池21を移動させるように昇降機24を制御する。以上のことから、燃料電池21の発電効率低下を防止することができる。
作動時の放熱量が発熱量よりも大きい燃料電池を用いている場合、制御部28は、図4のフローチャートに従って昇降機24を制御する。一方、作動時の放熱量が発熱量よりも小さい燃料電池を用いている場合、制御部28は、図6に示すフローチャートに従って昇降機24を制御する。
図6は、制御部28による昇降機24の制御についてフローチャートの一例を示す図である。制御部28は、所定の周期で下記フローチャートを実行する。図6に示すように、制御部28は、温度センサ25〜27,29から検出結果を取得する(ステップS11)。次に、制御部28は、冷媒の温度がしきい値を超えているか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12において冷媒の温度がしきい値を超えていると判定されなかった場合、制御部28は、燃料電池21を移動させる目標位置を計算する(ステップS13)。この場合、制御部28は、温度センサ25〜27が検出した温度のうち最も高い温度の位置を目標位置に定める。次いで、制御部28は、燃料電池21が目標位置に移動するように、昇降機24を制御する(ステップS14)。その後、制御部28は、動作を終了する。
ステップS12において冷媒の温度がしきい値を超えていると判定された場合、制御部28は、燃料電池21を移動させる目標位置を計算する(ステップS15)。この場合、制御部28は、温度センサ25〜27が検出した温度のうち燃料電池21の作動温度よりも低い位置を目標位置に定める。目標位置が複数ある場合は、その中で最も温度が高い位置を目標位置とする。次いで、制御部28は、燃料電池21が目標位置に移動するように、昇降機24を制御する(ステップS16)。その後、制御部28は動作を終了する。
このように、暖機過程において燃料電池21を温度の高い位置に移動させることにより、燃料電池21を効率よく暖機させることができる。それにより、燃料電池21の起動時間の短縮化および起動エネルギーの低減化を図ることができる。また、暖機後においては、燃料電池21の過度の温度上昇を防止することができる。それにより、燃料電池21の熱損傷を防止することができるとともに、燃料電池21の発電効率低下を防止することができる。
なお、本実施例においては冷媒の温度に基づいて燃料電池21の暖機終了が判定されているが、燃料電池21の起電力が所定の値を超えた場合に燃料電池21の暖機が終了したと判定されてもよい。
また、制御部28は、燃料電池21を移動させる位置をあらかじめ記憶していてもよい。例えば、制御部28は、内燃機関23の動作中における昇降機24による移動範囲の各位置の温度を記憶していてもよい。この場合、温度センサを設ける必要がなくなる。また、制御部28は、暦に基づいて昇降機24を制御してもよい。例えば、夏等の外気温が高い場合には、燃料電池21をボンネット22近傍に移動させ、内燃機関23の温度が上昇してから内燃機関23近傍に燃料電池21を移動させてもよい。また、冬等の外気温が低い場合には、燃料電池21を内燃機関23近傍に移動させて燃料電池21を起動させてもよい。なお、本実施例においても、昇降機24を設置する箇所は、燃料電池自動車100bにおいて温度勾配を有する箇所であればどこであってもかまわない。また、燃料電池21において発生する熱を有効利用できる箇所に昇降機24を設けてもよい。
図7は、第4実施例に係る燃料電池自動車100cの模式図である。燃料電池自動車100cは、内燃機関が設けられていない電気自動車である。図7に示すように、燃料電池自動車100cは、燃料電池41、ボンネット42、インバータ43、モータ44、バッテリ45および複数の座席46を備える。また、燃料電池自動車100cには、複数の燃料電池着脱部が設けられている。
本実施例に係る燃料電池自動車100cは、ボンネット42の内面近傍に設けられた第1着脱部51、インバータ43に近接する第2着脱部52、モータ44に近接する第3着脱部53、バッテリ45に近接する第4着脱部54および座席46下に設けられた第5着脱部55を備える。モータ44が複数設けられている場合には、第3着脱部53は、いずれか1つのモータ44に近接するように設けられていてもよい。また、第5着脱部55は、いずれか1つの座席46下に設けられていてもよく、複数の座席46下にわたって設けられていてもよい。燃料電池41は、第1着脱部51〜第5着脱部55のいずれかに着脱可能である。
ボンネット42は外気温の影響を受けやすいことから、第1着脱部51も外気温の影響を受けやすくなる。したがって、夏等の外気温が高い場合に燃料電池41を第1着脱部51に装着することによって、燃料電池41の温度を上昇させることができる。それにより、燃料電池41の暖機効率を向上させることができる。特に、夏等の外気温が高い場合でインバータ43およびモータ44の温度が十分に上昇していない場合に有効である。また、日差しが強い場合には、燃料電池41の温度をさらに効率よく上昇させることができる。
インバータ43、モータ44およびバッテリ45は、外気温にかかわらず、燃料電池自動車100cの起動によって高温になる。それにより、燃料電池自動車100cの起動によって第2着脱部52〜第4着脱部54も高温になる。したがって、燃料電池41を第2着脱部52、第3着脱部53または第4着脱部54に装着することによって、燃料電池41の温度を上昇させることができる。この場合、燃料電池41の暖機効率を向上させることができる。特に、冬等の外気温が低い場合でボンネット42の温度が低い場合に効果的である。
また、燃料電池41を第5着脱部55に装着すれば、燃料電池41を座席46のヒータとして用いることができる。特に、冬等の外気温が低い場合に効果的である。なお、燃料電池41を、第1着脱部51〜第4着脱部54のいずれかに装着して暖機させた後に、第5着脱部55に装着することもできる。この場合、燃料電池41を効率よく暖機させた後に、燃料電池41における発生熱を有効利用することができる。
以上のように、燃料電池41の着脱部を複数設けることによって、外気温等の条件に応じてまたは各機器における発生熱を利用して燃料電池41の暖機を効率的に行うことができる。それにより、燃料電池41の起動時間の短縮化および起動エネルギーの低減化を図ることができる。また、燃料電池41において発生した熱を有効利用することができる。
なお、燃料電池41の暖機後に燃料電池41の装着位置を変更してもよい。まず、補器用の低出力燃料電池等の、作動時の燃料電池41における放熱量が発熱量よりも大きい場合について説明する。この場合、燃料電池41を保温しなければ燃料電池41の発電効率が低下する。例えば、燃料電池41を、燃料電池41の作動温度よりも高い着脱部に装着することによって、燃料電池41の発電効率低下を防止することができる。燃料電池41の作動温度よりも高い着脱部としては、第2着脱部52〜第4着脱部54のいずれかを用いることができる。なお、暖機後に限らず、起動前から上記着脱部に燃料電池41を装着してもよい。
次に、主器用の高出力燃料電池等の、作動時の燃料電池41における放熱量が発熱量よりも小さい場合について説明する。この場合、燃料電池41の温度を冷却しなければ燃料電池41が熱損傷を受ける可能性がある。例えば、燃料電池41を、外気温よりも高くかつ燃料電池41の作動温度よりも低い着脱部に装着することによって、燃料電池41の発電効率低下を防止することができる。この場合の着脱部としては、第1着脱部51〜第4着脱部54のいずれかを用いることができる。なお、暖機後に限らず、起動前から上記着脱部に燃料電池41を装着してもよい。
なお、本実施例に係る燃料電池41としては、第1実施例に係る燃料電池1と同様のものを用いることができる。また、燃料電池41の着脱部は、第1着脱部51〜第5着脱部55に限られない。燃料電池41の着脱部は、外気温よりも高い温度を有する位置、燃料電池41の作動温度よりも低い温度を有する位置、燃料電池41の作動温度よりも高い温度を有する位置または燃料電池41における発生熱を有効利用できる位置であれば、いずれの箇所に設けられていてもよい。
本実施例においては、第1着脱部51〜第5着脱部55が第1の温度域、第2の温度域または第3の温度域に設けられた着脱部に相当する。
図8は、第5実施例に係る燃料電池自動車100dの一部を拡大した模式図である。図8に示すように、燃料電池自動車100dは、燃料電池61、ボンネット62、インバータ63、モータ64、昇降機65、温度センサ66〜68および制御部69を備える。燃料電池61は、昇降機65に搭載されている。昇降機65は、図3の昇降機24と同様のものである。本実施例においては、昇降機65は、燃料電池61をモータ64近傍、インバータ63近傍およびボンネット62近傍にかけて移動させる。
温度センサ66は、ボンネット62近傍の温度を検出し、その検出結果を制御部69に与える。温度センサ67は、インバータ63近傍の温度を検出し、その検出結果を制御部69に与える。温度センサ68は、モータ64近傍の温度を検出し、その検出結果を制御部69に与える。制御部69は、温度センサ66〜68から与えられる検出結果に基づいて、最も温度が高い位置に燃料電池61を移動させるように昇降機65を制御する。この場合のフローチャートは、図4のフローチャートと同様である。なお、その場合には、温度センサ25〜27を温度センサ66〜68に変更すればよい。
このように、燃料電池61を温度の高い位置に移動させることにより、燃料電池61を効率よく暖機させることができる。それにより、燃料電池61の起動時間の短縮化および起動エネルギーの低減化を図ることができる。
なお、放熱量よりも発熱量の方が大きい燃料電池を用いている場合には、制御部69は、燃料電池61の暖機後に燃料電池61を作動温度よりも低い温度の位置に燃料電池61を移動させる。この場合のフローチャートは、図6のフローチャートと同様である。なお、その場合には、燃料電池61内を流動する冷媒の温度を検出する温度センサを新たに設ければよい。
このように、暖機過程において燃料電池61を温度の高い位置に移動させることにより、燃料電池61を効率よく暖機させることができる。それにより、燃料電池61の起動時間の短縮化および起動エネルギーの低減化を図ることができる。また、暖機後においては、燃料電池61の過度の温度上昇を防止することができる。それにより、燃料電池61の熱損傷を防止することができるとともに、燃料電池61の発電効率低下を防止することができる。
なお、昇降機65を設置する箇所は、燃料電池自動車100dにおいて温度勾配を有する箇所であればどこであってもかまわない。また、燃料電池61において発生する熱を有効利用できる箇所に昇降機65を設けてもよい。
本実施例においては、昇降機65が位置変更手段に相当し、制御部69が制御手段、判定手段および記憶部に相当し、燃料電池61の移動位置が第4の温度域〜第6の温度域に相当し、温度センサ66〜68が温度検出手段に相当する。
1,21,41,61 燃料電池
2,22,42,62 ボンネット
3,23 内燃機関
4 エキゾーストマニホールド
5 排気触媒
6 燃料タンク
7,46 座席
11,51 第1着脱部
12,52 第2着脱部
13,53 第3着脱部
14,54 第4着脱部
15,55 第5着脱部
16 第6着脱部
24,65 昇降機
28,69 制御部
43,63 インバータ
44,64 モータ
100,100a,100b,100c,100d 燃料電池自動車
2,22,42,62 ボンネット
3,23 内燃機関
4 エキゾーストマニホールド
5 排気触媒
6 燃料タンク
7,46 座席
11,51 第1着脱部
12,52 第2着脱部
13,53 第3着脱部
14,54 第4着脱部
15,55 第5着脱部
16 第6着脱部
24,65 昇降機
28,69 制御部
43,63 インバータ
44,64 モータ
100,100a,100b,100c,100d 燃料電池自動車
Claims (15)
- 燃料電池と、
前記燃料電池を着脱可能な複数の着脱部とを備え、
前記燃料電池は、前記複数の着脱部のいずれかに設置されていることを特徴とする燃料電池自動車。 - 前記複数の着脱部のうち少なくとも1つは、外気温よりも高い温度を有する第1の温度域に設けられていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池自動車。
- 前記複数の着脱部のうち少なくとも1つは、前記燃料電池の作動温度よりも低い温度を有する第2の温度域に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池自動車。
- 前記複数の着脱部のうち少なくとも1つは、前記燃料電池の作動温度より高い温度を有する第3の温度域に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燃料電池自動車。
- 座席をさらに備え、
前記複数の着脱部のうち少なくとも1つは、前記座席の下方に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の燃料電池自動車。 - 炭化水素系燃料を貯蔵し、表面に凹部が形成された燃料タンクをさらに備え、
前記複数の着脱部の少なくとも1つは、前記燃料タンクの凹部に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池自動車。 - 燃料電池と、
前記燃料電池の位置を変更する位置変更手段と、
前記燃料電池の位置を所望の位置に変更するように前記位置変更手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする燃料電池自動車。 - 前記位置変更手段が変更可能な位置には、外気温よりも高い温度を有する第4の温度域が含まれることを特徴とする請求項7記載の燃料電池自動車。
- 前記位置変更手段が変更可能な位置には、前記燃料電池の作動温度よりも低い温度を有する第5の温度域が含まれることを特徴とする請求項7または8記載の燃料電池自動車。
- 前記位置変更手段が変更可能な位置には、前記燃料電池の作動温度より高い温度を有する第6の温度域が含まれることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の燃料電池自動車。
- 前記燃料電池の暖機が終了したか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記燃料電池は、作動時において放熱量に比較して発熱量の方が大きい燃料電池であり、
前記制御手段は、前記燃料電池の暖機が終了したと前記判定手段によって判定された場合に、前記燃料電池を前記第5の温度域に移動させるように前記位置変更手段を制御することを特徴とする請求項9記載の燃料電池自動車。 - 前記燃料電池の暖機が終了したか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記燃料電池は、作動時において発熱量に比較して放熱量の方が大きい燃料電池であり、
前記制御手段は、前記燃料電池の暖機が終了したと前記判定手段によって判定された場合に、前記燃料電池を前記第6の温度域に移動させるように前記位置変更手段を制御することを特徴とする請求項10記載の燃料電池自動車。 - 前記制御手段は、暦に基づいて前記位置変更手段を制御することを特徴とする請求項7〜12のいずれかに記載の燃料電池自動車。
- 前記位置変更手段が変更可能な位置の少なくとも2箇所の温度を検出する温度検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記温度検出手段の検出結果に基づいて前記位置変更手段を制御することを特徴とする請求項7〜13のいずれかに記載の燃料電池自動車。 - 前記位置変更手段が変更可能な位置の温度を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御手段は、前記記憶部に記憶された温度に基づいて前記位置変更手段を制御することを特徴とする請求項7〜14のいずれかに記載の燃料電池自動車。
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- 2006-03-10 JP JP2006065792A patent/JP2007238013A/ja active Pending
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- 2007-03-09 WO PCT/IB2007/000555 patent/WO2007105056A2/en active Application Filing
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