JP2007237120A - 除湿機 - Google Patents

除湿機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007237120A
JP2007237120A JP2006066304A JP2006066304A JP2007237120A JP 2007237120 A JP2007237120 A JP 2007237120A JP 2006066304 A JP2006066304 A JP 2006066304A JP 2006066304 A JP2006066304 A JP 2006066304A JP 2007237120 A JP2007237120 A JP 2007237120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
hose
evaporator
dehumidifier
drainage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006066304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007237120A5 (ja
JP4584850B2 (ja
Inventor
Akihisa Sato
明久 佐藤
Toshio Ishikawa
俊夫 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2006066304A priority Critical patent/JP4584850B2/ja
Publication of JP2007237120A publication Critical patent/JP2007237120A/ja
Publication of JP2007237120A5 publication Critical patent/JP2007237120A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4584850B2 publication Critical patent/JP4584850B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】蒸発器から落下した水を排水容器に溜めることなく、ホースにより屋外に排水する場合に、排水手段へのホースの接続が容易で、筐体になんら加工することなくホースを筐体外に取出すことのできる除湿機を提供する。
【解決手段】送風手段28により筐体1の吸込口8a,8bから吸引した外気を蒸発器22で冷却、除湿した空気及び凝縮器23で加熱されて温風を送風手段28により吹出口12から吹出すと共に、蒸発器22に付着した水を排水手段10を介して排水容器40に溜めるように構成し、筐体1の側壁又は後壁に排水容器40の出し入れ口を設け、排水容器40の前面パネルにカバー体により開閉可能に形成されたホース挿通口を設けると共に、排水手段10の排水口11を排水容器40の出し入れ口方向に開口した。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内の湿気を除去して快適な室内環境を生成するための除湿機に関するものである。
従来の除湿機に、キャビネット内に隔壁を介して外気の冷却除湿及び再熱を行う除湿室と、除湿空気及び外気の混合を行う混合室とが設けられ、隔壁に除湿室と混合室とを連通させる連通口が形成され、除湿室に外気の吸込口が形成されると共に、除湿室内に吸込んだ外気を冷却器及び放熱器を通過させたのち連通口から混合室に送り出す送風機を具備し、混合室に外気の吸込口及び除湿空気と外気との混合空気の吹出口が形成されると共に、混合室に吸込んだ外気を除湿空気と混合したのち混合空気吹出口から吹出す送風機を具備したものがある。そして、冷却器(蒸発器)に付着し落下する水分は、その下方に設けた除湿水タンクに溜めるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2544496号公報(第2−3頁、図1−2)
特許文献1の除湿機においては、乾燥効率が向上するので、衣類や、床や、壁等からの水分の蒸発が促進されて乾燥時間が大幅に短縮されるとしている。
そして、除湿水タンク内に水が一杯溜ったときは、キャビネットから取出して水を棄て、再びキャビネット内にセットする。
ところで、このような除湿機においては、蒸発器(冷却器)に付着し落下する水を排水容器(除湿水タンク)に溜めないで、ドレンパイプ(ドレン排水口)にホースを接続して屋外に連続して排出する場合が屡々ある。
従来の除湿機は、一般に、図17〜図19に示すように、筐体101内の下部に設けた仕切板102の下の前面側に前面開口部103を設け、その奥に排水容器収容部104を形成し、仕切板102から排水容器収容部104内にドレン排水口105を突出させる。そして、排水容器111を前面開口部103からドレン排水口105に臨ませて排水容器収容部104内に収容して、扉106を閉じるようになっている。なお、107は筐体101内に設置された蒸発器、108は筐体101の前面側に設けた外気吸込口、109は同じく上面側に設けた吹出口、110は操作部である。
このような除湿機において、蒸発器107から落下する水を屋外に排出するためには、筐体101の背面板の排水容器収容部104の背面位置にホース挿通穴112を開口し、背面側からホース挿通穴112に挿通したホース113の一端をドレン排水口105に接続し、他端を屋外に取出すようにしていた。
従来の除湿機は、蒸発器107に付着し落下する水を屋外に排出するためには、ドレン排水口105にホース113を接続するために、筐体101の背面板をニッパー等で切除してほぼ円形のホース挿通穴112を設けなければならないので、きわめて面倒であるばかりでなく、ホース113による屋外への排水を中止した場合は、ホース挿通穴112を塞ぐのが面倒で、若し他の部材で閉塞したことしても意匠上好ましくなかった。
また、ドレン排水口105にホース113の接続にあたっては、筐体101の背面側からホース挿通穴112に挿通したホースを、筐体101の前面開口部103から行わなければならないので、ホース113の接続作業がきわめて面倒であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、筐体自身になんら加工することがなく排水手段にホースを接続することができ、また、排水手段へのホースの接続作業が容易で、筐体の側面又は背面に簡単にホースを取出すことができるばかりでなく、屋外への排水を中止したときはホース挿通口を簡単に閉塞することができる、意匠的にも優れた除湿機を提供することを目的としたものである。
本発明に係る除湿機は、送風手段により筐体の吸引口から吸引した外気を蒸発器で冷却、除湿した空気及び凝縮器で加熱された温風を前記送風手段により吹出口から吹出すと共に、前記蒸発器に付着した水を排水手段を介して排水容器に溜めるように構成し、前記筐体の側壁又は後壁に前記排水容器の出し入れ口を設け、前記排水容器の前面パネルにカバー体により開閉可能に形成されたホース挿通口を設けると共に、前記排水手段の排水口を前記排水容器の出し入れ口方向に開口したものである。
本発明によれば、排水手段へのホースの接続作業が容易で、筐体自身になんら加工することなく筐体の側面又は背面から簡単にホースを取出すことができ、また、ホースによる排水を中止したときはホース挿通口を簡単に閉塞することのできる、意匠的にも優れた除湿機を得ることができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る除湿機の縦断面図、図2は図1のA−A断面図である。なお、以下の説明では、図の右側を前面側又は上流側といい、左側と後面側又は下流側という。
筐体1内の下部には第1の仕切板4が設けられており、第1の仕切板4と天板2との間には、前後方向の中間部より若干後面側に前後を仕切る隔壁5が設けられている。6は第1の仕切板4の上方において、隔壁5の上流側の一部を仕切る第2の仕切板、7は第2の仕切板6の上方に設けられ、前面板3と隔壁5を結ぶ第3の仕切板である。
前面板3の第2,第3の仕切板6,7の間には上部吸込口8aが設けられ、また、第1,第2の仕切板4,6の間には下部吸込口8bが設けられており、両吸込口8a,8bの下流側には上部フィルタ9aと下部フィルタ9bがそれぞれ配設されている。
10は第1,第2の仕切板4,6の幅方向の中央部近傍に設けられて、第1,第2の仕切板4,6に開口する排水手段であるドレンパイプで、下部は後述の排水容器収容室15内においてほぼL字に折曲げられて排水口11が設けられており、排水口11は後述の排水容器40の引出し方向(図4,図8参照)に開口している。この場合、ドレンパイプ10の下端部にL字状の配水管を接続してもよい。なお、第2の仕切板6はドレンパイプ10の開口部に向ってほぼ漏斗状に傾斜している。
21は第1の仕切板4の下部において一方の側に設置された圧縮機、22は上部フィルタ9aの下流側に配設された蒸発器、23は下部フィルタ9bの下流側に配設された凝縮器である。
これら圧縮機21、蒸発器22、凝縮器23は、図3に示すように、冷媒配管24によりループ状に接続されており、凝縮器23と蒸発器22との間には減圧弁25が接続され、圧縮機21と凝縮器23との間、減圧弁25と蒸発器22との間にはバイパス管26が設けられて電磁弁27が接続されて、これらにより冷媒サイクル手段20が構成されている。
再び図1,図2において、蒸発器22と凝縮器23の両者に跨って隔壁5に設けた開口部5aの下流側には送風手段である送風機28が設けられており、この送風機28は隔壁5の開口部5aの上流側に設けた支持腕29に取付けたモータ30により回動駆動される。
そして、送風機28の上部には、筐体1の天板2に設けた吹出口12に連通する風路13が形成されている。31は風路13に設けたヒータの如き加熱手段である。32は天板2上の前面側に設けた操作部で、その下部には除湿機の運転を制御する制御部33が配置されている。
40は第1の仕切板4の下において、ドレンパイプ10の排水口11に臨んで配設され、蒸発器22から落下する水を溜める排水容器で、図4に示すように、筐体1の一方の側壁の第1の仕切板4の下に開口する排水容器の出し入れ口である側面開口部14から排水容器収容室15に収容するようになっている。
この排水容器40は、図4〜図8に示すように、箱状の本体部41と、本体部41の前面側に設けられた前面パネル42と、本体部41の上面開口部を開閉する蓋体51とから構成されている。
前面パネル42は、本体部41の前面側より大きく、筐体1の側壁に設けられて排水容器40を出し入れする側面開口部14を閉塞する大きさに形成され、図6に示すように、上部に開口するほぼU字状のホース挿通口43が設けられており、その内壁にはガイドリブ44が突設されている。45はホース挿通口43に着脱可能に装着されるカバー体で、外周にはホース挿通口43のガイドリブ44に嵌合するL字状の嵌合部46が設けられている。
47は前面パネル42の背面側に設けられ、カバー体45を不使用時に収納するカバー体収納部で、ほぼ凹字状の保持体48a,48bが対向配置され、図7に示すように、カバー体45の嵌合部46が嵌入されて収納するようになっている。49は前面パネル42の下部に設けた手掛部、50は前面パネル42に設けられて内部の水の溜り状態を目視するための透明窓である。
蓋体51の上面中央部には取っ手52が設けられており、また、ドレンパイプ10の排水口11に対応してほぼ漏斗状の流水部53が形成され、流水部53の最低部には流水口54が設けられている。なお、この蓋体51は省略してもよい。
次に、上記のように構成した本実施の形態に係る除湿機の動作について、図1〜図4を参照して説明する。
先ず、図4に示すように、筐体1の側壁に設けた側面開口部14から排水容器収容室15内に排水容器40を収容し、前面パネル42により側面開口部14を閉塞する。このとき、ホース挿通口43にはカバー体45が嵌合されて閉塞されている。なお、図示してないが、筐体1内に設けた電源回路は、コードにより商品電源に接続されている。
次に、操作部32に設けた運転スイッチをONすると、圧縮機21がONして電磁弁27が閉じる。これにより、圧縮機21が作動し、冷媒が圧縮されて高温、高圧となった冷媒が凝縮器23に送られて放熱され、常温、高圧の冷媒となる。この冷媒は減圧器25により減圧されて蒸発器22に送られ、低温、定圧となった冷媒は圧縮機21に送られ、以後この動作を繰り返す。
一方、運転スイッチをONすることにより送風機28が駆動され、上部吸込み口8aから吸引された室内の空気(以下、外気という)は、上部フィルタ9aにより清浄化されて蒸発器22により露点以下に冷却されると共に除湿され、矢印で示すように、風路13を経て吹出し口12から室内に吹出す。この間、蒸発器22のフインの間に水分が付着し、その一部は図8に示すように、ダクトパイプ10の排水口11から排水容器40内に落下し、溜められる。
また、下部吸込み口8bから吸引された外気は、下部フィルタ9bにより清浄化されて凝縮器23の放熱により温風となり、矢印で示すように、風路13を経て吹出し口12から室内に吹き出す。なお、必要に応じて加熱手段31に通電し、風路13を通る温風をさらに加熱してもよい。
これにより、除湿されかつ冷却された空気と温風が吹出口12から吹出し、室内の空気を除湿する。なお、吹出口12の上方に、例えば洗濯物の如き被乾燥物を吊しておけば、これを乾燥することができる。
この場合、除湿機の運転中あるいは適宜、排水容器40の前面パネル42に設けた透明窓50から排水容器40内を目視し、水が一杯になったときは排水容器40を側面開口部14から引出して水を棄て、再び側面開口部14から排水容器収容室15に収容してセットする。なお、例えば、排水容器40内に水位センサを設けると共に、操作部32に排水容器40内の水の状態を表示する表示灯を設け、水位がある位置に達したときは表示灯を点灯するなど、適宜の手段により排水容器40内の水の状態を検知するようにすればよい。
ところで、除湿機においては、前述のように、蒸発器22から落下した水を排水容器40に溜めないで、ホースにより屋外に排水するようにすることがある。
このような場合は、本実施の形態においては、図7に示すように、排水容器40の前面パネル42に設けたホース挿通口43に装着したカバー体45を取外し、カバー体収納部47に収納する。
そして、図4に示すように、排水容器40を側面開口部14から引出して、図10に示すように、ダクトパイプ10の排水口11にホース60の一端を接続して他端を筐体1外に引出し、図9に示すように、排水容器40のホース挿通口43をホース60に嵌合し、排水容器40をホース60に沿って側面開口部14から排水容器収容室15に収容する。これにより、図11に示すように、ホース60は筐体1の側面側において、排水容器40の前面パネル42から引出され、屋外に導かれる。
本実施の形態に係る除湿機は、上記のように構成したので、蒸発器22から落下する水を、排水容器40に溜めるか、ホース60により屋外に排水するかのいずれかを簡単に切換えることができるので、汎用性を高めることができる。また、排水容器40を引出して排水容器収容室15の広い空間で、排水容器40の引出し方向に曲げられたダクトパイプ10の排水口11にホース60を接続するようにしたので、ホース60の接続作業がきわめて容易である。さらに、筐体1になんら加工することなくホース60を引出すことができるので、筐体1の意匠性を損なうことがない。
また、排水容器40の前面パネル42に設けたホース挿通口43を、着脱可能なカバー体45で開閉するようにしたので、ホース60による排水を中止して排水容器40に水を溜めるようにした場合は、ホース挿通口43をカバー体45により簡単に塞ぐことができるため、外観を容易に元の状態に戻すことができる。また、ダクトパイプ10にホース60を接続する場合は、カバー体45をカバー体収納部47に収納して保管するようにしたので、カバー体45を紛失することがない。さらに、管体1の側面開口部14を排水容器40の前面パネル42で塞ぐようにしたので、側面開口部14を開閉する扉を設ける必要もない。
[実施の形態2]
図12は本発明の実施の形態2に係る除湿機の排水容器の要部を示す斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1では、排水容器40の前面パネル42に設けたホース挿通口43をカバー体45で塞ぎ、ドレンパイプ10にホース60を接続する場合は、カバー体45をホース挿通口43から外してカバー体収納部47に収納し、保管する場合を示したが、本実施の形態においては、前面パネル42からカバー体45を取外すことなく、ドレンパイプ10にホース60を接続するようにしたものである。
本実施の形態は、排水容器40の前面パネル42に設けたほぼU字状のホース挿通口43の両側壁の上端部に、ほぼ逆Ω字状の嵌合穴55a,55bを設けると共に、カバー体45の両壁の上端部近傍に、この嵌合穴55a,55bに嵌合する支持軸56a,56bを設け、この支持軸56a,56bを嵌合穴55a,55bに弾性嵌合して回動自在に支持するようにしたものである。
このように構成したことにより、図13に示すように、カバー体45は支持軸56a,56bを軸に前後に自在に回動することができる。
本実施の形態に係る除湿機に排水用のホース60を設ける場合は、先ず、排水容器40を筐体1の側面開口部14から引出し、ホース60の一端をドレンパイプ10に接続する。ついで、図14に示すように、ホース60の他端により排水容器40の後面側からホース挿通口43のカバー体45を押圧する。これにより、カバー体45は前面側(外側)に回動するので、ホース60をホース挿通口43から引出すことができる。このとき、カバー体45はホース60の上面に沿って保持される。そして、排水容器40を筐体1の側面開口部14から排水容器収容室15内に収容し、ホース60の他端を屋外に引出す。
ホース60による排水を中止する場合は、ホース60を取外せば、カバー体45は自重により自動的に回動して垂直状態になり、ホース挿通口43を閉塞する。
本実施の形態においても、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができるが、さらに、ホース60を使用する場合、カバー体45をホース挿通口43から取外してカバー体収納部47に収納したり、ホース60の使用を中止した場合に、カバー体45をホース挿通口43に装着したりする必要がないので、作業が簡単である。
[実施の形態3]
図15は本発明の実施の形態3に係る除湿機の縦断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1では、上部吸込口8a及び下部吸込口8bからの外気の吸引、蒸発器22で冷却、脱湿された空気と凝縮器23で加熱された温風を、1台の送風機28により風路13を経て吹出口12から室内に吹出す場合を示したが、本実施の形態は、蒸発器22と凝縮器23に対応してそれぞれ送風機28a,28bを設けたものである。
すなわち、蒸発器22の下流側に第1の送風機28aを設けて隔壁5の下流側に設けたモータ30aにより回動駆動し、凝縮器23の下流側において隔壁5の開口部5aの下流側に第2の送風機28bを設けて、開口部5aの近傍に設けたモータ30bにより回転駆動するようにしたものがある。そして、第3の仕切板7aの隔壁5側を開口して第1の風路13aを設けると共に、隔壁5の上部を開口して、第1,第2の風路13a,13bを吹出口12に連通させるようにしたものである。なお、排水容器40及びドレンパイプ10の構造、蒸発器22から落下した水を屋外に排出するためのホース60の接続、引出し等は、実施の形態1又は2の場合と同様である。
本実施の形態においても、本実施の形態1又は2の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
[実施の形態4]
図16は本発明の実施の形態4に係る除湿機の縦断面図である。なお、実施の形態1〜3と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1〜3においては、蒸発器22及び凝縮器23を筐体1の上下方向に設置し、これに伴って上下の吸込口8a,8b、上下のフィルタ9a,9bをそれぞれ設けた場合を示したが、本実施の形態は、蒸発器22及び凝縮器23を筐体1の前後方向に並設し、吸込口8及びフィルタ9をそれぞれ1つにしたものである。
筐体1の前面側上部には1個の吸込口8が設けられており、その下流側にフィルタ9、蒸発器22、凝縮器23が順次設置され、凝縮器23の下流側には前後を区画する隔壁5が設けられている。また、これら蒸発器22、凝縮器23等の下部には上下を区画する仕切板4aが設けられて隔壁5の下端部が接合されており、仕切板4aの幅方向のほぼ中央部にはドレン口10aが設けられている。なお、ドレン口10aの下部はL字状に形成されて、その排水口11は排水容器40の引出し方向(本例では筐体1の一方の側壁側)に開口している。
筐体1の一方の側壁の下部には側面開口部(図示せず)が設けられており、仕切板4aの下部には排水容器収容室15が設けられている。なお、仕切板4aの上面は、ドレン口10aに向って傾斜するほぼ漏斗状に形成されている。
また、凝縮器23の下流側において、隔壁5に設けた開口部5aの下流側には送風機28が設置されており、モータ30により回転駆動される。なお、排水容器40の構造、蒸発器22から落下した水を屋外に排出するためのホース60の接続、引出し等は、実施の形態1,2の場合と同様である。
上記のように構成した本実施の形態に係る除湿機の作用は、実施の形態1又は2の場合とほぼ同様である。
本実施の形態においても、実施の形態1又は2の場合とほぼ同様の効果を得ることができるが、さらに、蒸発器22と凝縮器23を筐体1の前後方向に設置したため装置の高さを低くできるので、除湿機全体を小型化することができる。
[実施の形態5]
実施の形態1〜4においては、筐体1の左右の側壁のいずれか一方に側面開口部14を設けると共に、ドレンパイプ10(又はドレン口10a)の排水口11を、この側面開口部14側、したがって、排水容器40の引出し方向に向けて開口させる場合を示したが、本実施の形態は、筐体1の後壁に後面開口部を設け、この後面開口部から排水容器40を出し入れするようにしたものである。この場合、ドレンパイプ10(又はドレン口10a)の排水口11を、後面開口部に向けて開口するようにする。
本実施の形態の作用、効果は、実施の形態1〜4の場合と同様である。なお、ドレンパイプ10(又はドレン口10a)の下端部にL字状の排水管を回動可能に接続すれば、その排水口を任意の方向に志向させることができるので、ホース60を筐体1の側方から引出す場合、あるいは背面側から引出す場合にも容易に対応することができ、汎用性を高めることができる。
上記の説明では、図示の構造の除湿機に本発明を実施した場合を示したが、これに限定するものではなく、他の構造の除湿機にも本発明を実施することができる。
本発明の実施の形態1に係る除湿機の縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1の冷凍サイクル手段の説明図である。 筐体から排水容器を引出した状態を示す斜視図である。 図1の排水容器の斜視図である。 図5の要部の説明図である。 図5の要部の説明図である。 図1の除湿機の作用説明図である。 図1のドレンパイプにホースを取付ける際の排水容器の要部の説明図である。 ドレンパイプにホースを接続した状態を示す説明図である。 図10の背面斜視図及び側面図である。 本発明の実施の形態2に係る除湿機の排水容器の要部の説明図である。 図12のカバー体の作用説明図である。 実施の形態2の除湿機のドレンパイプにホースを取付ける際の排水容器の要部の説明図である。 本発明の実施の形態3に係る除湿機の縦断面図である。 本発明の実施の形態4に係る除湿機の縦断面図である。 従来の除湿機の排水容器を引出した状態を示す斜視図である。 図17のドレンパイプにホースを接続して筐体外に引出した状態を示す斜視図である。 図18の除湿機の模式的断面図である。
符号の説明
1 筐体、4 第1の仕切板、5 隔壁、6 第2の仕切板、8a,8b 吸込口、10 ドレンパイプ、11 排水口、12 吹出口、14 側面開口部、20 冷凍サイクル手段、21 圧縮機、22 蒸発器、23 凝縮器、28 送風機、40 排水容器、42 前面パネル、43 ホース挿通口、45 カバー体、47 カバー体収納部、51 蓋体、60 ホース。

Claims (11)

  1. 送風手段により筐体の吸引口から吸引した外気を蒸発器で冷却、除湿した空気及び凝縮器で加熱された温風を前記送風手段により吹出口から吹出すと共に、前記蒸発器に付着した水を排水手段を介して排水容器に溜めるように構成し、
    前記筐体の側壁又は後壁に前記排水容器の出し入れ口を設け、前記排水容器の前面パネルにカバー体により開閉可能に形成されたホース挿通口を設けると共に、前記排水手段の排水口を前記排水容器の出し入れ口方向に開口したことを特徴とする除湿機。
  2. 外気の吸込口及び吹出口を有する筐体内に、冷媒配管により順次接続された圧縮機、凝縮器、蒸発器等からなる冷媒サイクル手段と、前記吸込口から外気を吸引し、前記蒸発器で冷却、除湿された空気及び前記凝縮器で加熱された温風を前記吹出口から吹出す送風手段と、前記蒸発器に付着して落下する水の排水手段と、該排水手段からの水を溜める排水容器とを備え、
    前記筐体の側壁又は後壁の下部に前記排水容器を出し入れする排水容器の出し入れ口を設け、前記排水容器の前面パネルにカバー体により開閉可能に形成されたホース挿通口を設けると共に、前記排水手段の排水口を前記排水容器の出し入れ方向に開口したことを特徴とする除湿機。
  3. 前記冷凍サイクル手段の蒸発器と凝縮器を、筐体内の上下方向に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の除湿機。
  4. 前記冷凍サイクル手段の蒸発器と凝縮器を、筐体内の前後方向に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の除湿機。
  5. 前記排水容器を、本体部と前面パネルとによって構成し、前記前面パネルを前記排水容器の出し入れ口を閉塞する大きさに形成すると共に、該前面パネルに上部が開口するほぼU字状のホース挿通口を設け、該ホース挿通口をカバー体により開閉可能に構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の除湿機。
  6. 前記カバー体を、前記ホース挿通口に着脱可能に形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の除湿機。
  7. 前記排水容器の前面パネルの背面側に、前記カバー体を収納するカバー体収納部を設けたことを特徴とする請求項6記載の除湿機。
  8. 前記カバー体を、上部両側に設けた支持軸を前記ホース挿通口の上部両側に設けた嵌合穴に嵌合して回動自在に形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の除湿機。
  9. 前記排水手段の下端部にL字状の配水管を連結し、その排水口を前記排水容器の出し入れ方向に開口したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の除湿機。
  10. 前記排水手段の下端部に連結した配水管を回動可能に構成したことを特徴とする請求項9記載の除湿機。
  11. 前記排水手段の排水口にホースの一端を接続し、該ホースの他端を前記排水容器の前面パネルのホース挿通口に挿通して引き出したことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の除湿機。
JP2006066304A 2006-03-10 2006-03-10 除湿機 Expired - Fee Related JP4584850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006066304A JP4584850B2 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 除湿機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006066304A JP4584850B2 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 除湿機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007237120A true JP2007237120A (ja) 2007-09-20
JP2007237120A5 JP2007237120A5 (ja) 2008-03-27
JP4584850B2 JP4584850B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=38583187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006066304A Expired - Fee Related JP4584850B2 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 除湿機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4584850B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108302657A (zh) * 2017-01-12 2018-07-20 亚弘电科技股份有限公司 具有增强除湿功能的除湿设备
WO2018154840A1 (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 三菱電機株式会社 電気製品の筐体
CN108981129A (zh) * 2018-08-16 2018-12-11 海信科龙电器股份有限公司 可自动排水的除湿机
GR1010380B (el) * 2022-04-08 2023-01-17 Κωνσταντινος Γεωργιου Πλατανιωτης Συσκευη βελτιωτη ροης εξοδου για υγρα αφυγραντηρων

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52162767U (ja) * 1976-06-04 1977-12-09
JPH03279724A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JPH03279723A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JP2000070656A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Toshiba Home Technology Corp 除湿機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52162767U (ja) * 1976-06-04 1977-12-09
JPH03279724A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JPH03279723A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JP2000070656A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Toshiba Home Technology Corp 除湿機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108302657A (zh) * 2017-01-12 2018-07-20 亚弘电科技股份有限公司 具有增强除湿功能的除湿设备
WO2018154840A1 (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 三菱電機株式会社 電気製品の筐体
CN110313223A (zh) * 2017-02-23 2019-10-08 三菱电机株式会社 电器的箱体
CN110313223B (zh) * 2017-02-23 2021-03-09 三菱电机株式会社 电器的箱体
CN108981129A (zh) * 2018-08-16 2018-12-11 海信科龙电器股份有限公司 可自动排水的除湿机
GR1010380B (el) * 2022-04-08 2023-01-17 Κωνσταντινος Γεωργιου Πλατανιωτης Συσκευη βελτιωτη ροης εξοδου για υγρα αφυγραντηρων

Also Published As

Publication number Publication date
JP4584850B2 (ja) 2010-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9689579B2 (en) Dehumidifier
JP4584850B2 (ja) 除湿機
JP2016109359A (ja) 空気調和機
US20210310179A1 (en) Clothes care apparatus
JP2017223403A (ja) 除湿機および乾燥システム
KR102388708B1 (ko) 옷장
KR101447508B1 (ko) 음식물 건조가 가능한 열전소자를 이용한 제습장치
KR20150103909A (ko) 공기조화장치
JP2003097822A (ja) 除湿機
JP3258971B2 (ja) 除湿機
KR100761952B1 (ko) 제습기
JP2007237120A5 (ja)
JP2007237121A (ja) 除湿機
JP2007202742A (ja) 衣類乾燥装置
JP2007183079A (ja) 空気調節装置並びにその排気管の開閉弁取付方法
JP3564526B2 (ja) 空気調和機
KR20160084513A (ko) 태양열을 이용한 제습시스템
JP2019219155A (ja) 空気調和機
CN216132187U (zh) 烘干装置
JP2017078559A (ja) 空気調和機及び空気調和機用生理活性物質担持部材
JP2006098041A (ja) 空気調和機
JP2001311566A (ja) 空気調和機
JP4544410B2 (ja) 空気調和機
JP2005030660A (ja) 空気調和装置
JP2001241749A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4584850

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees