JP2000070656A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JP2000070656A
JP2000070656A JP10242366A JP24236698A JP2000070656A JP 2000070656 A JP2000070656 A JP 2000070656A JP 10242366 A JP10242366 A JP 10242366A JP 24236698 A JP24236698 A JP 24236698A JP 2000070656 A JP2000070656 A JP 2000070656A
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Yasuhiro Akema
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芳則 小西
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隆 押見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯水タンクまたはホースのどちらを使用する
場合でも、切換時の設定を簡単に変更できるようにす
る。 【解決手段】 貯水タンク5を本体1に装着すると、ス
トッパー25が押されてホース接続口17が開く。このと
き、貯水タンク5を本体1から外しても、ストッパー25
がホース接続口17を塞ぐので、本体1の下部に結露水が
滴下することはない。また、ホース37により連続排水を
行なう場合には、ストッパー25をスライドさせるだけ
で、ホース接続口17にホース37を簡単に接続できる。逆
に、貯水タンク5を使用したい場合は、ストッパー25を
反対にスライドさせると、貯水タンク5の着脱に応じて
ストッパー25がホース接続口17を開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯水タンクの装着
時に除湿機構からの結露水を貯水タンクに貯溜する一
方、ホース接続口にホースを接続したときには、このホ
ースから結露水を連続排水できる除湿機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般にこの種の除湿機
は、他えば特公平6−77666号公報などに開示され
るように、本体内にエバポレータとコンデンサとを並設
し、これらのエバポレータやコンデンサに対しコンプレ
ッサで冷媒を循環させて、冷凍サイクルの除湿機構を構
成する。エバポレータは空気吸込口にエアフィルタを介
装した状態で対向しており、送風ファンの運転により空
気吸込口からエバポレータおよびコンデンサを経て空気
吹出し口に至る空気流路を形成すると、空気吸込み口か
ら取り込まれた室内空気がエバポレータに触れて冷却除
湿され、この冷却された室内空気がコンデンサで加温さ
れる。そして、この除湿機構にて除湿された結露水を、
本体内のドレンパンに一時的に受けた後、ドレンパンの
下方に出し入れ自在に設けた貯水タンクに貯溜するよう
になっている。
【0003】ところで上記構成では、除湿運転により貯
水タンクが満杯になると、その度に貯水タンクを取り出
して、貯水タンク内の排水を行なわなければならず、手
間がかかるという問題がある。また、排水のために貯水
タンクを本体より取り出している間に、ドレンパンの排
出口に少量の水が残っていたり、エバポレータに付着し
た水がドレンパンに落下し、ドレンパン排出口に集まっ
たりすると、本体の下部に滴下し、汚れの原因となって
いた。
【0004】これを解決するために、ドレンパンの排出
口の代わりに、ホースを接続できるホース接続口を設
け、このホース接続口の先端をスプリング力により塞ぐ
ストッパーを設けるとともに、貯水タンクを装着した場
合には、貯水タンクがスプリング力に抗してストッパー
を押し込んでホース接続口を開口し、ドレンパンの結露
水を貯水タンクに滴下する構造が実用化されており、ホ
ース接続口にホースを接続した場合には、ホースを通じ
て除湿機構からの結露水を連続排水することで、煩わし
い貯水タンクの排水作業を省くことができる。
【0005】ところが、上記構造のものでは、ホース接
続口にホースを接続して連続排水を行なおうとする場
合、不要なストッパーの部分を分解して取り除く必要が
あり、一般のユーザーではその作業が困難で、電器店な
どの専門店に持ち込んで改造を依頼する必要があった。
また、一旦ストッパーの部分を分解した後で、再度貯水
タンクを使用したい場合も、同様に電器店などの専門店
に持ち込んで取付け作業が必要となり、その毎に時間と
費用が必要となる不満があった。
【0006】そこで本発明は、貯水タンクまたはホース
のどちらを使用する場合においても、切換時の設定を簡
単に変更できる除湿機を提供することをその目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の除湿機は、前記
目的を達成するために、本体内に冷凍サイクルの除湿機
構を有し、室内空気を冷却して除湿を行なう除湿機にお
いて、前記除湿機構からの結露水を一時的に受けるドレ
ンパンに、外部からホースを着脱できる排水用のホース
接続口を設け、前記ホース接続口の下部に位置して、前
記本体に着脱自在な貯水タンクを設け、前記貯水タンク
の着脱に応じて前記ホース接続口を開閉するストッパー
を設けるとともに、前記貯水タンクを使用せずに前記ホ
ースにより連続排水を行なう場合には、前記ホースが前
記ホース接続口に接続できる位置に、前記ストッパーを
移動可能に設けたものである。
【0008】上記構成により、貯水タンクを本体に装着
した状態では、ホース接続口が開いているので、除湿機
構による除湿を行なうと、ドレンパンに一時的に集めら
れた結露水が、ホース接続口から貯水タンクに滴下して
貯溜される。このとき、貯水タンクを本体から外して
も、ストッパーがホース接続口を塞ぐので、本体の下部
に結露水が滴下することはない。
【0009】また、貯水タンクを使用せずにホースによ
り連続排水を行なう場合には、ストッパーを移動させる
だけで、ホース接続口にホースを簡単に接続できるよう
になる。逆に、ホースではなく貯水タンクを使用したい
場合は、ストッパーを反対に移動させるだけで、貯水タ
ンクの着脱に応じてストッパーがホース接続口を開閉で
きるようになる。従って、従来のようにストッパーの部
分をいちいち分解したり取り付けたりする作業は一切不
要となり、貯水タンクまたはホースのどちらを使用する
場合においても、切換時の設定を簡単に変更できる。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明における除湿機の一実
施例について、添付図面を参照しながら説明する。除湿
機全体の外観図を示す図1および図2において、1は縦
長箱状の除湿機の本体であって、キャビネット2の前方
開口部を前パネル3で覆うとともに、キャビネット2お
よび前パネル3の底部に底板4を設けることで、本体1
の外郭を形成している。5は本体1の下部に設けられた
透明樹脂製の貯水タンクで、前パネル3の下側にある前
方開口部6より着脱自在に設けられている。前パネル3
の上面傾斜部には、表示部や操作部を備えた操作パネル
7が配設されるとともに、フィン状に開口した吸気口8
が形成される。また、本体1の後方上部に位置するキャ
ビネット2の上面傾斜部には、排気口9が開口形成され
る。
【0011】本体1の内部には、エバポレータとコンデ
ンサとを並列してなる除湿機構10が設けられており、コ
ンプレッサ(図示せず)によりこの除湿機構10に冷媒を
循環させることで、周知の冷凍サイクルを構成してい
る。また、除湿機構10の後部には、吸気口8から排気口
9に至る空気流路を本体1の内部に形成するために、例
えばシロッコファンなどで構成される送風ファン11が設
けられている。そして、送風ファン11の運転時におい
て、吸気口8から取り込まれた室内空気が除湿機構10を
構成するエバポレータに触れて冷却除湿され、この冷却
された室内空気がコンデンサで加温されるようになって
いる。
【0012】15は、本体1の内部において、除湿機構10
の下部に取り付けられた有底状のドレンパンである。こ
のドレンパン15は、除湿機構10にて除湿された結露水を
一時的に受けるもので、貯水タンク5を装着する前方開
口部6の上面を形成している。ドレンパン15の最底部
は、図3および図4の斜視図に示すように、その先端開
口部16を本体1の後方に向けたL字状をなす排水用のホ
ース接続口17が連通接続される。ホース接続口17は前方
開口部6の上部に配設されるとともに、その先端開口部
16は、本体1の後面に貫通するホース差込口18に所定の
間隔を有して対向している。そして、貯水タンク5を使
用せずに後述するホース37により連続排水を行なう場合
には、本体1の背面にあるホース差込口18からホース37
を差し込んで、ホース接続口17の先端開口部16に装着で
きるようになっている。なお、19は貯水タンク5内にお
ける結露水の貯溜量を検知するフロートスイッチ組立体
であり、貯水タンク5を前方開口部6に装着すると、貯
水タンク5の側壁がフロートスイッチ組立体19のレバー
20を押して、フロート21が図3および図4に示す状態か
ら90°回転し、貯水タンク5内の水面に応じてフロート
21が上下動するようになっている。また22は、本体1の
内部と貯水タンク5の収容部である前方開口部6とを仕
切るタンク仕切り板である。タンク仕切り板22の上部
は、ドレンパン15の下面に形成した縦リブ23に狭持され
る。
【0013】前記前方開口部6の上面には、貯水タンク
5の着脱に応じてホース接続口17を開閉するためのスト
ッパー25が設けられる。ここで、図5〜図8も参照しな
がらストッパー25周辺の構成を詳述すると、ストッパー
25は例えば合成樹脂製の部材で独立して構成され、長孔
状の取付部26を中央部として、その一側先端部27には前
記ホース接続口17の先端開口部16に密着可能なゴム製の
滴下防止パッキン28が設けられる。また、ドレンパン15
の下面より突出した段付きのねじ止め用ボス29に、スト
ッパースプリング30を挟み込んだ状態で、前記ストッパ
ー25の取付部26がワッシャー31を介して取り付けられて
いる。さらに、ワッシャー31はねじ止め用ボス29よりも
径大に形成されており、ストッパー25の抜け止め用とし
て、ねじ32によってねじ止め用ボス29の端面に取付け固
定されている。ネジリコイルばねからなる弾性部材たる
ストッパースプリング30は、ストッパー25の一側先端部
27にある滴下防止パッキン28を本体1の前方、すなわ
ち、ホース接続口17の先端開口部16を塞ぐ方向に常時付
勢している。
【0014】ストッパー25の上下方向の高さは、ねじ止
め用ボス29の段差より低く、また、ストッパー25の取付
部26が、ストッパー25の横方向に沿って長孔状に形成さ
れており、ストッパー25は前方開口部6の上部におい
て、ねじ止め用ボス29を中心に回動自在で、且つスライ
ド自在に設けられる。つまり、図7に示すように、貯水
タンク5を使用せずに、ホース37により連続排水を行な
う場合には、ホース37がホース接続口17の先端開口部16
に接続できる位置に、ストッパー25が水平方向に移動で
きるようになっている。
【0015】一方、ドレンパン15の下面には、図8にも
示すように非直線状の溝状の案内リブ35が形成され、こ
の案内リブ35に沿って、ストッパー25に形成した突起36
が案内されるようになっている。これにより、滴下防止
パッキン28が前記ホース接続口17の先端開口部16を閉塞
した図5の状態では、一旦ストッパースプリング30の弾
性に抗してストッパー25を本体1の後方に押さない限
り、ホース接続口17の先端開口部16にホース37に接続で
きる位置(図7)に、ストッパー25をスライドできない
ようになっている。つまり、案内リブ35と突起36は、ス
トッパー25の移動規制機構を構成している。また、図5
または図6に示す貯水タンク5の着脱時において、スト
ッパー25の回転中心がずれないように、取付部26の内側
面には一対の凸部38が形成される。この凸部38は、スト
ッパー25を手でスライドさせる場合に、ねじ止め用ボス
29の側面が乗り越えられる程度の大きさに形成される。
【0016】本体1に対するストッパー25の水平方向の
ガタつきを規制するために、ドレンパン15の縦リブ23に
当接する第1の規制片41が、ストッパー25に形成され
る。これとは別に、本体1に対するストッパー25の上下
方向のガタつきを規制するために、ドレンパン15の下面
に当接する第2の規制片42が、ストッパー25に形成され
る。ストッパー25の前方には、指でストッパー25を摘ん
で、ストッパー25をスライドできるように、突起状の摘
み部たるスライド摘み43が形成される。また、このスラ
イド摘み43よりストッパー25の一側先端部27寄りには、
略平坦状のタンク当接面44が形成される。
【0017】前記貯水タンク5は、ホース接続口17から
滴下する結露水を貯溜するために、その上面が開口して
いる。また、持ち運び用のハンドル51の両端部が、貯水
タンク5に形成した縦リブ52に軸支されている。この縦
リブ52は、貯水タンク5を前方開口部6に装着した場合
にストッパー25のタンク当接面44に当接し、ストッパー
スプリング30の付勢力に抗して、本体1の後方すなわち
ホース接続口17の先端開口部16を開放する方向に、スト
ッパー25を押動するものである(図6参照)。貯水タン
ク5の側面には、前方開口部6に装着したときの抜け止
め用凸部53が形成される。また、貯水タンク5の本体1
に対する着脱方向を規制するために、貯水タンク5の底
面には案内溝54が形成される。
【0018】次に上記構成につき、その作用を説明す
る。貯水タンク5を使用する場合は、滴下防止パッキン
28がホース接続口17の先端開口部16に対向する位置に、
スライド摘み43を利用して予めストッパー25をスライド
させておく。図3および図5に示す貯水タンク5を本体
1に装着していない状態では、ストッパースプリング30
の付勢力により、滴下防止パッキン28がホース接続口17
の先端開口部16を押し付けて塞ぐように、ストッパー25
がねじ止め用ボス29を中心として回動する。これによ
り、ホース接続口17に少量の水が残っていたり、除湿機
構10を構成するエバポレータに付着した水がドレンパン
15に落下し、ホース接続口17に集まっていても、貯水タ
ンク5を装着しない状態で、ホース接続口17の先端開口
部16から底板4に結露水が滴下することを防止できる。
【0019】この状態で、案内溝54に沿って貯水タンク
5を前方開口部6の正面方向より挿入すると、ストッパ
ー25のタンク当接面44に貯水タンク5の縦リブ52が当接
し、図4に示すように、ストッパースプリング30の付勢
力に抗して、ホース接続口17の先端開口部16から滴下防
止パッキン28が奥行き方向に次第に離れるように、スト
ッパー25ががねじ止め用ボス29を中心として押動回転す
る。そして、貯水タンク5の凸部53が本体1の前方開口
部6の内面嵌合部(図示せず)に嵌合係止されること
で、貯水タンク5が前方開口部6内に装着される。この
とき、ストッパー25に加わるストッパースプリング29の
付勢力に対し、貯水タンク5の重量および本体1との嵌
合力が大きいため、ホース接続口17の先端開口部16は開
いたままの状態となる。よって、除湿時においてドレン
パン15に集められた結露水は、ホース接続口17の先端開
口部16から、その下部にある貯水タンク5に滴下し貯溜
される。そして、貯水タンク5内に貯溜した結露水が所
定の水位を越えると、フロートスイッチ組立体19のフロ
ート21が浮き上がってこれを検知し、満水状態を操作パ
ネル7の表示部(LED)にて表示するとともに、水溢
れを確実に防止するために、除湿機構10による除湿運転
を停止する。
【0020】上述のように、貯水タンク5を着脱して使
用する場合は、ストッパー25の突起36が案内リブ35に沿
って移動しながら、ホース接続口17の先端開口部16を滴
下防止パッキン28にて開閉する。この突起36と案内リブ
35とにより、ストッパー25の特にスライド方向の動きが
規制され、貯水タンク5を本体1に着脱するだけでは、
ストッパー25が取付孔26に沿ってスライド方向に移動し
ないようになっている。したがって、貯水タンク5を本
体1から外したときに、滴下防止パッキン28とホース接
続口17の先端開口部16との位置ずれが生じにくくなり、
滴下防止パッキン28はホース接続口17の先端開口部16を
確実に閉塞する。
【0021】また、取付部26の内側面には凸部38が形成
されているので、貯水タンク5の着脱に際してストッパ
ー25の回転中心がずれにくくなり、滴下防止パッキン28
によるホース接続口17の先端開口部16の開閉が一層確実
なものとなる。加えて、ストッパー25に形成した本体1
との当接部すなわち第1の規制片41と第2の規制片42
が、各々前方開口部6の側面および上面に当接して、ス
トッパー25のガタつきを規制するので、滴下防止パッキ
ン28は水平方向のみならず上下方向において位置ずれを
起こすことなく、ホース接続口17の先端開口部16を開閉
できる。
【0022】一方、ホース37を利用して連続排水を行な
う場合は、貯水タンク5を本体1の前方開口部6から外
した状態で、スライド摘み43を指で摘んでストッパー25
を本体1の後方に押し込んだ後に、前記突起36に係合す
る案内リブ35に沿って、ねじ止め用ボス29が取付部26の
凸部38を乗り越えるように、ストッパー25を横方向に移
動させる。すると、滴下防止パッキン28はホース接続口
17の先端開口部16に対向する位置から水平方向に離れて
移動する。図7に示すように、ねじ止め用ボス29が取付
部26の反対側の端面に突き当る位置まで、ストッパー25
をスライドさせると、ホース接続口17の先端開口部16に
ホース37を着脱する際に支障のない位置に、滴下防止パ
ッキン28が移動する。よって、ホース37をホース差込口
18に差し込んで、その先端をホース接続口17の先端開口
部16に接続すれば、以後ホース37を介してドレンパン15
に集められた結露水を連続排水することができる。
【0023】以上のように、上記実施例によれば、本体
1内に冷凍サイクルの除湿機構10を有し、室内空気を冷
却して除湿を行なう除湿機において、除湿機構10からの
結露水を一時的に受けるドレンパン15に、外部からホー
ス37を着脱できる排水用のホース接続口17を設け、この
ホース接続口17の下部に位置して本体1に着脱自在な貯
水タンク5を設け、貯水タンク5の着脱に応じてホース
接続口17を開閉するストッパー25を設けるとともに、貯
水タンク5を使用せずにホース37により連続排水を行な
う場合には、ホース37がホース接続口17に接続できる位
置に、ストッパー25を移動可能に設けている。
【0024】この場合、貯水タンク5を本体1に装着し
た状態では、ホース接続口17が開いているので、除湿機
構10による除湿を行なうと、ドレンパン15に一時的に集
められた結露水が、ホース接続口17から貯水タンク5に
滴下して貯溜される。このとき、貯水タンク5を本体1
から外しても、ストッパー25がホース接続口17を塞ぐの
で、本体1の下部に結露水が滴下することはない。
【0025】また、貯水タンク5を使用せずにホース37
により連続排水を行なう場合には、ストッパー25を移動
させるだけで、ホース接続口17にホース37を簡単に接続
できるようになる。逆に、ホース37ではなく貯水タンク
5を使用したい場合は、ストッパー25を反対に移動させ
るだけで、貯水タンク5の着脱に応じてストッパー25が
ホース接続口17を開閉できるようになる。従って、従来
のようにストッパー25の部分をいちいち分解したり取り
付けたりする作業は一切不要となり、貯水タンク5また
はホース37のどちらを使用する場合においても、切換時
の設定を簡単に変更できる。
【0026】また、本実施例では、ストッパー25を一旦
押し込んだときにのみ、ホース37がホース接続口17に接
続できる位置にストッパー25を移動できる移動規制機構
(案内リブ35と突起36)を備えている。これによって、
貯水タンク5を本体1に着脱したときに、ストッパー25
が移動する懸念を一掃でき、ストッパー25によりホース
接続口17を確実に開閉することが可能となる。
【0027】また、このような構成において本実施例で
は、ストッパー25に長孔状の取付部26を形成し、本体1
に設けた軸部すなわちねじ止め用ボス29を取付部26に挿
通して、ストッパー25を回動自在およびスライド自在に
設けるとともに、ストッパー25がホース接続口17に対向
した位置にあるときに、ストッパー25の取付け部26に沿
った移動を規制する凸部38を取付部26に形成している。
これにより、貯水タンク5の着脱に際して、ストッパー
25がねじ止め用ボス29を中心として、ホース接続口17を
開閉するように回転したときに、その中心位置がずれに
くくなり、ストッパー25を利用したホース接続口17の先
端開口部16の開閉が一層確実なものとなる。また、この
凸部38は、ストッパー25を手でスライドさせる場合に、
ねじ止め用ボス29が乗り越えられる程度の大きさに形成
されるので、ストッパー25をスライドさせる際の支障と
はならない。しかも、ストッパー25に形成した第1の規
制片41と第2の規制片42が、貯水タンク5を装着する凹
状の前方開口部6の側面および上面に各々当接するよう
になっているので、水平方向のみならず上下方向におい
て、ストッパー25は位置ずれを起こすことなく、ホース
接続口17の先端開口部16を確実に開閉できる。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、本実施例では手動によりスト
ッパー25を動かすようにしているが、貯水タンク5を本
体1から外した状態で、ホース37がホース差込口18に差
し込まれたときに、これを検知手段で検知して、ストッ
パー25を自動的に動かすようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の除湿機は、本体内に冷凍サイク
ルの除湿機構を有し、室内空気を冷却して除湿を行なう
除湿機において、前記除湿機構からの結露水を一時的に
受けるドレンパンに、外部からホースを着脱できる排水
用のホース接続口を設け、前記ホース接続口の下部に位
置して、前記本体に着脱自在な貯水タンクを設け、前記
貯水タンクの着脱に応じて前記ホース接続口を開閉する
ストッパーを設けるとともに、前記貯水タンクを使用せ
ずに前記ホースにより連続排水を行なう場合には、前記
ホースが前記ホース接続口に接続できる位置に、前記ス
トッパーを移動可能に設けたものであり、貯水タンクま
たはホースのどちらを使用する場合においても、切換時
の設定を簡単に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す除湿機の全体斜視図で
ある。
【図2】同上除湿機の全体側面図である。
【図3】同上貯水タンクを使用する場合の貯水タンクを
外した状態を示す要部の斜視図である。
【図4】同上ホースを使用する場合のホースを差し込ん
でいない状態を示す要部の斜視図である。
【図5】同上貯水タンクを使用する場合の貯水タンクを
外した状態を示す要部の底面図である。
【図6】同上貯水タンクを使用する場合の貯水タンクを
装着した状態を示す要部の底面図である。
【図7】同上ホースを使用する場合のホースを差し込ん
だ状態を示す要部の底面図である。
【図8】同上ドレンパンの要部の底面図である。
【符号の説明】
1 本体 5 貯水タンク 10 除湿機構 15 ドレンパン 17 ホース接続口 25 ストッパー 37 ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 明間 保博 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 小西 芳則 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 押見 隆 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 Fターム(参考) 3L050 BD05 BE03 BE04 BF04 4D052 AA08 BA04 BB00 FA03 GA03 GB00 GB08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に冷凍サイクルの除湿機構を有
    し、室内空気を冷却して除湿を行なう除湿機において、
    前記除湿機構からの結露水を一時的に受けるドレンパン
    に、外部からホースを着脱できる排水用のホース接続口
    を設け、前記ホース接続口の下部に位置して、前記本体
    に着脱自在な貯水タンクを設け、前記貯水タンクの着脱
    に応じて前記ホース接続口を開閉するストッパーを設け
    るとともに、前記貯水タンクを使用せずに前記ホースに
    より連続排水を行なう場合には、前記ホースが前記ホー
    ス接続口に接続できる位置に、前記ストッパーを移動可
    能に設けたことを特徴とする除湿機。
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