JP2007236971A - 電気掃除機 - Google Patents

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秀典 北村
Seiji Ishikawa
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Abstract

【課題】電気掃除機において、ホースを引っ張ると、手元パイプと回転パイプとの抜け止め部に大きな荷重が加わり、抜け止め部の損傷や導線の断線等が生じること。
【解決手段】手元パイプ6の延長管側からホース2側に向かうに従って手元パイプ6との距離が大きくなる空間を形成する延接部3aを設け、延接部3a内にホース2に敷設された導電線14を導入すると共に、手元パイプ6と回転パイプ9との接続部分を延接部3a内に位置させ、接続部分には、手元パイプ6と回転パイプ9との抜け止めを行う、抜け止めストッパー11と案内溝6bからなる抜け止め部を設けて、手元パイプ6、回転パイプ9の内径、外径に影響を与えることなく案内溝6bを深くする構成にした。これにより、ホース2に大きな引張り力が加わっても、抜け止めストッパー11が案内溝6bを容易に乗り越えないようにすることができ、抜け止め部の損傷等が防止できるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭で使用される電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電気掃除機として、例えば下記特許文献1のものが知られている。すなわち、電動送風機を内蔵しこの電動送風機の吸気側に連通する集塵室を内部に有するとともにこの集塵室と外部とを連通する吸込口を有する掃除機本体と、この掃除機本体の吸込口に一端部が接続され握り部を他端部に有するホースと、このホースの握り部に接続される吸込部材と、この吸込部材に設けられ前記掃除機本体に設けられた電気回路に前記ホースに設けられた導線を介して電気的に接続される電気的負荷とを備え、前記ホースの握り部は、可撓性を有するホース本体に固定された接続管と、この接続管に一端部が回動自在に接続されるとともに前記吸込部材が他端部に接続される握り管とからなり、前記ホースの導線は、前記接続管側から握り管側へ直接導かれ、前記接続管および握り管のいずれか一方の接続部の周面に抜け止め突起を設け、他方の接続部の周面に前記握り管の回動周方向に沿って前記抜け止め突起が摺動自在に係合する案内溝を設け、この案内溝に前記抜け止め突起が回動周方向から当接して前記握り管の回動可能範囲を規制するストッパー部を設けたものである。
そして以上の構成により、掃除機本体に一端部を接続したホースの他端部の握り管を把持して掃除する際、掃除機本体とホースとの位置関係の変化によりホースがねじれる方向に握り管が変位あるいは回動しても、握り管がホース本体に固定した接続管に対して回動するため、可撓性を有するホース本体のねじれは防止され、接続管と握り管との位置関係によらず、接続管側から握り管側に直接導いたホースの導線を介して、掃除機本体の電気回路とホースの握り管に接続した吸込部材の電気的負荷との電気的接続は保持される。また、握り管を接続管に対して抜け止めする抜け止め突起が摺動自在に係合する案内溝に抜け止め突起が回動周方向から当接するストッパー部を設けたため、握り管の回動が規制され、接続管と握り管との接続部分にホースの導線の巻き付けが防止され、導線の損傷が防止される。
特公平7−108274号公報
しかしながら、この従来技術においては、握り管を直接握って掃除作業を行うので、例えば掃除機本体が段差を乗り越えることができず、段差に引っかかった状態で握り管を握ってホースを引っ張ると、抜け止め突起に大きな荷重が加わり、抜け止め突起が損傷して導線に張力が加わり、導線の断線等の問題を生じることがある。また、ホースのねじれを防止するためには握り管と接続管との回動範囲を360度近くの大きな回動範囲とすることが好ましいが、従来技術のものでは抜け止め突起に回動範囲を規制するストッパー部を設けているので、抜け止め突起の数を増やしたり、抜け止め突起の幅を広くしたりすることは、回動範囲を大きくする上で大きな制約となるために抜け止め突起の数を1つとし、かつ、その幅もできる限り小さくしているものであった。このため、ホース引張り力に大きな力が加わると抜け止め突起が損傷するという事態を招くものであった。
また、案内溝を深くして奥深くまで抜け止め突起が挿入できるようにすれば、大きな引張り力によっても抜け止め突起が容易に案内溝を乗り越えてしまうことが防止できるが、案内溝を深くするには握り管の内径を小さくするか、あるいは外径を大きくして相対的に案内溝を深くしなければならないが、内径を小さくすると握り管内を流れる吸込気流に対する通気抵抗が増大して吸込み性能を低下させてしまう課題が発生するし、外径を大きくすると握り管を回動自在に接続する接続管の外径が増大して重量が重たくなるし、また接続管に設けたスライドスイッチの操作も接続管を握って行なうために操作性が低下してしまう。
本発明は以上のような従来の課題を解決しようとするものであって、ホースに大きな引張り力が加わっても、抜け止め突起が容易に案内溝を乗り越えないようにすると共に、操作性を向上させることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の電気掃除機は、掃除機本体側に一端側が接続されるホースと、このホースの他端側に接続される回転パイプと、この回転パイプと回動自在に接続される手元パイプと、前記手元パイプの他端側に接続される延長管と、前記手元パイプの前記延長管側から前記ホース側に向かうにしたがって前記手元パイプとの距離が大きくなる空間を形成するように略斜め方向に向かって前記手元パイプと一体に延接して設けた延接部と、この延接部に前記手元パイプと離間するように設けたハンドル部とを備え、前記延接部内に前記ホースに敷設された導電線を導入するとともに、手元パイプと回転パイプとの接続部分を前記延接部内に位置させ、前記接続部分には前記手元パイプと回転パイプとの回動範囲を規制すると共に、抜け止めを行うための抜け止めストッパーと案内溝からなる抜け止め部を設けて、前記手元パイプ、回転パイプの内径、外径に影響を与えることなく前記案内溝を深くする構成としたものである。
この構成によれば、抜け止めストッパーと案内溝から構成される抜け止め部を延接部内に設けられるので、ホースに大きな引張り力が加わっても、案内溝を深くして、抜け止めストッパーが案内溝を容易に乗り越えないようにすることができ、大きな引張り力に十分耐えられる抜け止め部の構造を、大きさからの制約を受けることなく設計することができ、また、延接部には手元パイプと離間したハンドル部を設けたことにより、ハンドル部の径が、握り易い径に設定でき、操作性の向上が図れるものである。
本発明の電気掃除機は、ホースに大きな引張り力が加わっても、回転自在に設けられた手元パイプと回転パイプにおいて、その抜け止め部を構成する抜け止めストッパーが案内溝を容易に乗り越えないようにすることができる。
第1の発明は、掃除機本体側に一端側が接続されるホースと、このホースの他端側に接続される回転パイプと、この回転パイプと回動自在に接続される手元パイプと、前記手元パイプの他端側に接続される延長管と、前記手元パイプの前記延長管側から前記ホース側に向かうにしたがって前記手元パイプとの距離が大きくなる空間を形成するように略斜め方向に向かって前記手元パイプと一体に延接して設けた延接部と、この延接部に前記手元パイプと離間するように設けたハンドル部とを備え、前記延接部内に前記ホースに敷設された導電線を導入するとともに、手元パイプと回転パイプとの接続部分を前記延接部内に位置させ、前記接続部分には前記手元パイプと回転パイプとの回動範囲を規制すると共に、抜け止めを行うための抜け止めストッパーと案内溝からなる抜け止め部を設けて、前記手元パイプ、回転パイプの内径、外径に影響を与えることなく前記案内溝を深くする構成としたものである。
この構成によれば、抜け止めストッパーと案内溝から構成される抜け止め部を延接部内に設けられるので、ホースに大きな引張り力が加わっても、案内溝を深くして、抜け止めストッパーが案内溝を容易に乗り越えないようにすることができ、大きな引張り力に十分耐えられる抜け止め部の構造を、大きさからの制約を受けることなく設計することができ、また、延接部には手元パイプと離間したハンドル部を設けたことにより、ハンドル部の径が、握り易い径に設定でき、操作性の向上が図れるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下本発明の第1の実施の形態を、図1〜図3を用いて説明する。
図3は掃除機の全体を示すもので、電動送風機を内蔵した掃除機本体1の吸込口にホース2の一端を接続し、このホース2の他端側には手元部3が接続され、この手元部3内には掃除機本体1内の電動送風機の運転をコントロールするための部品が内蔵されている。手元部3の反ホース側には延長管5の一端側が接続され、延長管5の他端側には床ノズル4が接続されている。床ノズル4内には回転ブラシが配されており、回転ブラシは電動機により回転駆動される。
図1に示すように、手元部3は屈曲した(必要により湾曲させても良い)手元パイプ6と、手元パイプ6の屈曲部分からホース2側に延接する延接部3aを有し、延接部3aはホース2側に向かうにしたがって手元パイプ6との距離が大きくなる空間を形成している。さらに延接部3aには手元パイプ6と離間したハンドル部8を形成し、このハンドル部8を握って掃除作業を行なうようにしている。
ホース2の他端側に取り付けた回転パイプ9は、手元パイプ6内に挿入される。これら手元パイプ6、回転パイプ9の接続部は延接部3a内に位置する。ホース2には4本の導電線14が敷設されており、回転パイプ9に取り付けた導電線接続部9aにより、延接部3a内に導入される4本の導線15が電気的に接続されている。導線15は延接部3a及びハンドル部8内に配したプリント基板13に電力供給する2本の導電線とプリント基板13に実装されたスイッチ13aで操作された信号を掃除機本体1側に伝達する2本の信号線からなる。2本の信号線が伝達する信号としては、電動送風機の運転・停止信号、電動送風機の回転数信号等があり、プリント基板13に実装されたスイッチ13a群を操作することにより上述した各信号を送出し得るものである。
次に、手元パイプ6と回転パイプ9との接続部周辺の詳細を図1及び図2により詳述する。回転パイプ9の周面には一対の環状リブ6aを設け、そのリブ6a間に環状の案内溝6bを形成している。また、回転パイプ9の外周面には突起部B19を形成し、手元パイプ6の屈曲部よりホース2側の下部空間、すなわち延接部3aと反対側の空間を形成する外壁17を設け、この外壁17の内面にも突起部A18を形成し、これら突起部A18と突起部B19とにより回動規制を行なうようにしている。回動規制範囲は270度程度であり、必要に応じて突起部A、Bの大きさを変えることにより変更できる。また、回転パイプ9の案内溝6b内には、抜け止めストッパー11の端部が回動周方向から当接して、回転パイプ9の抜け止めを行なうようにしている。抜け止めストッパー11は手元パイプ6の接続部の周面に設けた取付部12にねじ締め固定されている。
上記構成による作用は以下の通りである。
掃除機使用中の移動により使用者が掃除機本体1の周囲を回転するような動きをすると、ホ−ス2がねじれることとなる。通常使用時のわずかなねじれの時には、ホース2を接続した回転パイプ9が手元パイプ6に回動自在であるためねじれを吸収する。他方、過度のねじれが起こったり、強制的にホース2を回転させると、回転パイプ9の外周面に形成した突起部B19が突起部A18に当接し、上記の過度の力によってホース2が回転しすぎて導線15に張力が作用し、損傷したり、断線したりすることを防止する。
また、抜け止めストッパー11を延接部3a内に設けているので、ホース2に大きな引張り力が加わっても、手元パイプ6や回転パイプ9の大きさからの制約を受けることなくそれに十分耐えられる抜け止めストッパー11に設計することができる。さらには、延接部3aには手元パイプ6と離間したハンドル部8を設けたことにより、ハンドル部8の径を、延接部3aの大きさに影響されず、握り易い径に設定でき、操作性の向上が図れるものである。
また、屈曲もしくは湾曲した手元パイプ6には、その屈曲部分もしくは湾曲部分からホース2側に延接する空間を形成しているので、手元パイプ6とハンドル部8間のスペースを有効活用してプリント基板13や抜け止めストッパー11などの部品を配置できるものである。
そして、この空間は配置する部品に応じて大きさを大きくしても、ハンドル部8を握ってスイッチ13aを操作する動作に対して支障になることはなく、設計上の自由度を確保できるものである。
次に、回転パイプ9の接続部の周面に、回動周方向に沿って抜け止めストッパー11が摺動する案内溝6bを設けて抜け止めを行ない、また回動規制は突起部A18、突起部B19の当接で行なって抜け止め部と回動範囲規制部を分離しているため、これらを一体に形成した場合に生じる回動範囲規制部の摺動による磨耗を防止できるものである。
(実施例2)
次に本発明の第2の実施例を、図1、図3を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
手元パイプ6の屈曲部分からホース2側に延接する延接部3a、延接部3aに延接されるハンドル部8の上方は開口して形成され、この開口を上方から閉塞するカバー部材20が、プリント基板13を貫通するように延接部3a内部より前記開口方向に突出して形成した締め付けボス21にねじ締め固定されている。
ここで手元部3の組立を説明する。
導線15は延接部3a内に挿入された後、延接部3aを経由して前記開口へ取り出される。続いて回転パイプ9を手元パイプ6内に確実に挿入した後、抜け止めストッパー11を前記開口から取付部12に装着し、ねじ締め固定を行なう。導線15を接続したプリント基板13を前記締め付けボス21に位置合わせして延接部3a内に取り付け、カバー部材20を手元パイプ6の上方よりセットし、ねじ22を締め付けて組立が完了となる。
上記構成による作用は以下の通りである。
手元パイプ6の上部開口をカバー部材20で閉塞したことにより、抜け止めストッパー11の取付け、並びにプリント基板13と導線15の接続、そして接続後のプリント基板13の組立を前記開口側から行なえ、組立が非常に容易に行なえることとなる。
(実施例3)
次に本発明の第3の実施例を、図4〜図5を用いて説明する。なお上記第1、第2の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
手元パイプ6の外壁17と回転パイプ9外周面との間には空間部21が形成され、導線15が図5に示すようにこの空間部21内で弛みをもって配されている。この弛みは、回転パイプ9が全回動範囲で回動する時、導線15に張力が作用しない長さに設定されている。それ故、掃除機を使用中にホース2がねじれることが起こっても、手元パイプ6に対して回転パイプ9が所定の角度間で回転し、導線15へ張力が加わって断線等の事態が発生することを防止できるものである。
(実施例4)
次に本発明の第4の実施例を、図6を用いて説明する。なお上記第1〜第3の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
突起部A18は、手元パイプ6の内壁23と外壁17に連結し、手元パイプ6の長手方向に中空部24が形成されている。
上記構成による作用は以下の通りである。
ホース2に過度のねじりを加えても損傷しない高強度な突起部を形成するためには通常突起部を厚肉にすれば良いが、この場合には樹脂射出成形で製作する手元パイプ6の外壁17の前記突起部外観部に、ヒケ現象などの外観商品性を低下させる現象が生じてしまう。ところが突起部A18には中空部24を形成しているため、上記のように外観不良を起こすことはない。また、内壁23と外壁17に連結しているため、回動方向へのねじり力に対して内壁23と外壁17の周面が大きな支え部となり、所定の高強度な回動規制用の突起とすることができる。
(実施例5)
次に本発明の第5の実施例を、図7〜図9を用いて説明する。なお上記第1〜第3の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
回転パイプ9の抜け止めを行なう抜け止めストッパー11には、ハンドル部8側に延接されて環状部25が一体に設けられ、かつ環状部25の上下面の内外面は滑らかに形成されている。導線15はこの環状部25内を通ってプリント基板13に接続されている。
上記構成による作用は以下の通りである。
環状部25内外面を滑らかに形成して導線15を通したことにより、回転パイプ9が回動する範囲間で、射出成形の金型構造上やむを得ず発生する手元パイプ6内のエッヂ部に導線15が触れることがなくなり、導線15の損傷を防止できるものである。
(実施例6)
次に本発明の第6の実施例を、図10〜図11を用いて説明する。なお上記第1〜第5の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
回転パイプ9の抜け止めを行なう抜け止めストッパー11に一体に設けられた環状部25には、その一部に隙間間隔約1mmの切欠き部26が形成されている。
このため、切欠き部26に導線15を挿入方向に押し付けると、押し付け力で隙間が広がり、導線15を環状部25内に挿入できることとなり、導線15が手元パイプ6のエッジ部に触れて損傷することを防止するための、導線15を環状部25へ通す組み立て作業性が格段に向上するものである。
(実施例7)
次に本発明の第7の実施例を、図12〜図13を用いて説明する。なお上記第1〜第6の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
抜け止めストッパー11には一体に形成された環状部25の内外面は滑らかに形成され、その一部に切欠き部26が設けられると同時に、環状部25の外周面に凸部27が形成されている。抜け止めストッパー11の切欠き部26は、射出成形の金型構造上約1mmの隙間間隔に形成されている。この抜け止めストッパー11を保持部にねじ締め固定すると、手元パイプ6の内面の壁に前記凸部27が当たって環状部25の径が縮まり、切欠き部26の隙間が無くなる。
上記構成による作用は以下の通りである。
環状部25の切欠き部26の隙間が、抜け止めストッパー11の組み込み固定で無くなり、回転パイプ9の回動で導線15が環状部25内から飛び出て、手元パイプ6の内部エッジ部に触れる事態の発生を確実に防止できる値のである。
(実施例8)
次に本発明の第8の実施例を、図14〜図15を用いて説明する。なお上記第1〜第7の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
回転パイプ9の周面には一対の環状リブ6aを設け、そのリブ6a間に環状の案内溝6bが形成されている。同時に案内溝6bの所定位置には、この案内溝6bに摺動自在に挿入されて回転パイプ9の抜け止めを行なう抜け止めストッパー11の突子28が当接して回転パイプ9の回動範囲を規制する規制部29が形成されている。規制部29の案内溝6bからの周方向への高さは、最大、規制部29外周面が環状リブ6aの外周面と同一までに設定されている。
上記構成による作用は以下の通りである。
ホース2のねじれ防止の回動が生じても常にハンドル部8を把持しながら良好なスイッチ13a操作ができる。同時に、回転パイプ9の抜け止めを行う抜け止めストッパー11の突子28が案内溝6bの規制部29に当接するまでの回動範囲規制構造を兼ねることにより、同部が導線15から位置的に離れて触れ合うことが無くなり、導線15の損傷防止が確実に行なえるものである。当然ながら、回動規制部を別に設ける必要がないため、手元パイプ6や回転パイプ9の形状が単純化でき、樹脂射出成形性をも向上できるものである。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、抜け止めストッパーと案内溝から構成される抜け止め部を延接部内に設けられるので、ホースに大きな引張り力が加わっても、案内溝を深くして、抜け止めストッパーが案内溝を容易に乗り越えないようにすることができ、大きな引張り力に十分耐えられる構造にすることができる。
また、延接部には手元パイプと離間したハンドル部を設けたことにより、ハンドル部を、握り易い径に設定でき、手元部の操作性の向上が図れるものである。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の手元パイプの一部破断側面図 図1におけるZ−Z断面図 同、電気掃除機の全体図 本発明の実施の形態3における電気掃除機の手元パイプの一部破断側面図 図4におけるY−Y断面図 本発明の実施の形態4における電気掃除機の手元パイプの要部断面図 本発明の実施の形態5における電気掃除機の手元パイプの一部破断側面図 同、電気掃除機の一部破断平面図 同、電気掃除機の抜け止めストッパーの斜視図 本発明の実施の形態6を示す電気掃除機の手元パイプの一部破断平面図 同、電気掃除機の抜け止めストッパーの斜視図 本発明の実施の形態7を示す電気掃除機の手元パイプの一部破断平面図 同、電気掃除機の抜け止めストッパーの斜視図 本発明の実施の形態8を示す電気掃除機の手元パイプの一部破断平面図 図14のX−X断面図
符号の説明
2 ホース
3 手元部
3a 延接部
6 手元パイプ
6b 案内溝(抜け止め部)
8 ハンドル部
9 回転パイプ
11 抜け止めストッパー(抜け止め部)
12 取付部
13 プリント基板
15 導線
18 突起部A(回動規制部)
19 突起部B(回動規制部)
20 カバー部材
24 中空部
25 環状部
26 切欠き部
27 凸部
28 突子(回動規制部)
29 規制部(回動規制部)

Claims (1)

  1. 掃除機本体側に一端側が接続されるホースと、このホースの他端側に接続される回転パイプと、この回転パイプと回動自在に接続される手元パイプと、前記手元パイプの他端側に接続される延長管と、前記手元パイプの前記延長管側から前記ホース側に向かうにしたがって前記手元パイプとの距離が大きくなる空間を形成するように略斜め方向に向かって前記手元パイプと一体に延接して設けた延接部と、この延接部に前記手元パイプと離間するように設けたハンドル部とを備え、前記延接部内に前記ホースに敷設された導電線を導入するとともに、手元パイプと回転パイプとの接続部分を前記延接部内に位置させ、前記接続部分には前記手元パイプと回転パイプとの回動範囲を規制すると共に、抜け止めを行うための抜け止めストッパーと案内溝からなる抜け止め部を設けて、前記回転パイプの内径、外径に影響を与えることなく前記案内溝を深くする構成とした電気掃除機。
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