JP2014018276A - 電気掃除機 - Google Patents

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Yuji Otsuka
裕司 大塚
Akira Torisawa
陽 鳥澤
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Abstract

【課題】ホース部材とこれに対し回転可能な手元操作部とにわたる電線の損傷を抑制しつつ、手元操作部を左右方向に円滑に回転操作することが可能な電気掃除機を提供する。
【解決手段】吸塵ホース5の手元操作部21が有する手元管22に、この手元管22にねじ止めされる接続部材51で、電線12が配線されたホース部材6が有する回転管6aを回転可能でかつ抜け止めされた状態に接続する。ホース部材6から引出された電線12の端末部を、U字状に形成して回転管6aとこれに被された手元管22との間に形成される配線室Sに配線し、この端末部を手元操作部21内に配設された電線コネクタ43等の電気部品に接続する。上下両端が夫々開口されたガイド筒55を接続部材51に一体に形成する。このガイド筒55の下端開口を配線室Sに上方から対向させるとともに、ガイド筒55に電線12の端末部を貫通させたことを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、吸塵ホースを備える電気掃除機に関する。
掃除機本体に接続された吸塵ホースに吸込み口体を連通させた状態で掃除をする電気掃除機が知られている。この掃除機の吸塵ホースは先端部に手元操作部を備えていて、この手元操作部には、遠隔制御等のための手元スイッチ等の電気部品が搭載されたプリント基板が配設されている。これにより、掃除機本体内の電動送風機の出力制御を手元操作部で行うことができる。このために、吸塵ホースが備える可撓性のホース部材に電線が配線され、この電線の端末部は、ホース部材の先端部から手元操作部内に引込まれてプリント基板に電気的に接続されている。
この電気掃除機を用いての掃除中に、吸塵ホースに延長管を経由して接続された床用吸込み口体の向きを変える場合、手元操作部を左右方向に回転することで行われる。この際、ホース部材をねじらないようにするために、ホース部材の先端部に対して、手元操作部が回転可能でかつ引き抜けないように接続部材により接続されている。
ところで、手元操作部内には既述のようにホース部材とプリント基板とにわたる電線の端末部が配線されているので、この端末部に、手元操作部の左右方向の回転によって負荷(過大な張力)が掛からないようにすることが求められる。
即ち、手元操作部の回転操作に伴って電線の端末部は手元操作部内で押し引きされて動かされる。この動きが自由であると、電線の端末部が絡まったような状態となることがあるとともに、電線の端末部が手元操作部内の突起や角等に引っ掛かることがある。このような状態になった場合、電線の端末部に過大な張力が加わって、この端末部が損傷する虞が考えられる。これとともに、引っ掛かった電線の端末部が妨げとなって手元操作部の回転操作が重くなり、かつ、所望角度まで手元操作部を回転させることが困難となる虞が考えられる。
こうした課題に対して、従来の電気掃除機は、十分ではなく、改善の余地がある。又、前記課題を解決する上で、電線がホース部材の先端部と手元操作部に取付けられたプリント基板とにわたらないように、配線ホース本体の先端部と手元操作部との間にスリップリング装置を組み込んで行うことも考えられる。しかし、この対策では、部品点数が増えるだけではなく、吸塵ホースの手元操作部周りの重量が増えるので、手元操作部を握っての掃除作業性の低下がもたらされる。
特開2000−157466号公報
実施形態は、簡単な構成でありながら、ホース部材とこれに対し回転可能な手元操作部とにわたる電線の損傷を抑制しつつ、手元操作部を左右方向に円滑に回転操作することが可能な電気掃除機を提供することにある。
前記課題を解決するために、実施形態の電気掃除機は、吸塵ホースの手元操作部が有する手元管に、この手元管にねじ止めされる接続部材で、電線が配線されたホース部材が有する回転管を回転可能でかつ抜け止めされた状態に接続する。ホース部材から引出された電線の端末部を、U字状に形成して回転管とこれに被された手元管との間に形成される配線室に配線し、この端末部を手元操作部内に配設された電気部品に電気的に接続する。上下両端が夫々開口されたガイド筒を接続部材に一体に形成する。このガイド筒の下端開口を配線室に上方から対向させるとともに、ガイド筒に端末部を貫通させたことを特徴としている。
一実施の形態に係る電気掃除機を示す斜視図である。 図1の電気掃除機が備える吸塵ホースの手元操作部を示す側面図である。 図2の手元操作部を示す断面図である。 図2の手元操作部の一部を拡大して示す断面図である。 図2の手元操作部をその上カバーが分離された状態で示す側面図である。 図2の手元操作部とこれから分離されたホース部材の先端部を示す側面図である。 図2の手元操作部の一部を示す斜視図である。 図2の手元操作部の一部とこれに組み込まれる接続部材とを分解した状態で示す斜視図である。 図2の手元操作部内に配設された接続部材を示す斜視図である。 図9の接続部材を裏返して示す斜視図である。 図2の手元操作部が有する上カバーの一部を裏返して示す斜視図である。
以下、一実施の形態について、図1〜図11を参照して詳細に説明する。
図1は例えばキャニスタ型の電気掃除機1を示している。この電気掃除機1は、掃除機本体2と、吸塵ホース5と、延長管65と、吸込み口体71とを具備している。
掃除機本体2に、図示しない電動送風機が内蔵されているとともに、図示しない集塵部が着脱可能に取付けられている。集塵部には例えば掃除機本体2に出し入れ可能に収容された紙パックが用いられている。なお、集塵部は、塵の慣性力を利用して空気と塵とを分離するサイクロン式のものであっても良い。
掃除機本体2は、室内の床面上を移動可能であり、その前部に回転可能な接続筒部3を有している。接続筒部3は例えば掃除機本体2の前方に突出されている。この接続筒部3は集塵部に連通されている。掃除機本体2は、その後部などに、電動送風機を通過した空気が流出される図示しない排気部を有している。
吸塵ホース5は、可撓性を有するホース部材6と、本体接続部15と、手元操作部21と、電気部品である端子金具28及び電線コネクタ43等と、接続部材51と、を備えている。
図1に示すように本体接続部15は、管状で、ホース部材6の一端部に連結されている。この本体接続部15は、接続筒部3にその前方から挿脱可能に接続されている。本体接続部15は、掃除機本体2の接続筒部3に接続された状態で、この接続筒部3とともに掃除機本体2に対して回転できる。更に、本体接続部15は図示しないが複数の端子ピンを有している。これらのピンは、接続筒部3に設けられたピン接続部(図示しない)に挿脱可能であり、ピン接続部は掃除機本体2に内蔵された制御回路に電気的に接続されている。
ホース部材6は、その他端部(先端部)に、図3及び図4に示すように硬質で略直管状の回転管6aを有している。この回転管6aはホース部材6の蛇腹状部位に前側から装着されている。図6に示すように回転管6aの外周面に第1フランジ7〜第3フランジ9が一体に突設されている。第1フランジ7〜第3フランジ9はいずれも回転管6aの周方向に連続して延びて環状をなしている。
第1フランジ7と第2フランジ8は、互に接近していて、回転管6aの先端開口に寄せて設けられている。第3フランジ9は回転管6aの長手方向略中間位置に設けられている。第1フランジ7と第3フランジ9とは、後述する配線室を仕切ることができるように回転管6aの軸方向に対向されている。
第1フランジ7の側面と第2フランジ8の側面は、相対向していて、相互間に回転管6aの周方向に連続して延びる溝10が形成されている。この溝10内に回転止め部11が設けられている。回転止め部11は第1フランジ7と第2フランジ8にわたるブリッジで形成されているが、第1フランジ7と第2フランジ8の少なくとも一方に連続することなく設けることも可能である。この回転止め部11によって溝10は途切れている。
ホース部材6にはその蛇腹状をなす部位の外周部に内蔵された状態で電線12(図3及び図4参照)が複数本配線されている。ここに電線12とは絶縁被覆されたリード線からなる給電線及び信号線を指している。電線12の一端は本体接続部15が有した図示しない前記端子ピンに接続されている。電線12の他端部をなす端末部12a(図6及び図7参照)は第1フランジ7と第3フランジ9との間を経由して引き出されている。この場合,端末部12aは、前記蛇腹状をなす部位の外周部から引き出され、かつ、回転管6aの外周に巻かれた状態を保持した上で、第3フランジ9の一部に形成された切欠き等からなる図示しない通線部に通されている。
手元操作部21はホース部材6の他端部(先端部)に連結されている。この手元操作部21は、図2及び図3に示すように手元管22と、手元ハンドル31を備えている。
手元管22は、硬質合成樹脂の一体成型品製であり、ヘの字形状をなすように曲がっていて、その内部の風路に含塵空気が流通可能である。手元管22の曲がり部を境に前側は上流管部位23であり、同曲がり部の後側部位は下流管部位24である。
下流管部位24の後部は大径部24aに形成されていて、大径部24aはその内側に環状段部24b(図3及び図4参照)を有している。更に、大径部24aの上部に第1ボス25が上向きに形成されている、これとともに、図8に示すように第1ボス25の後側近傍に位置決め凹部24cが設けられているとともに、更に後側に位置して通孔26(図8参照)が大径部24aの上部に開けられている。
図8に示すように手元管22の上部でかつ前端側に第2ボス27が上向きに形成されている。この第2ボス27は第1ボス25より前側に設けられている。更に、手元管22の前端部上面に後述する係止機構の設置領域22aが確保されている。これとともに、設置領域22aを手元管22の幅方向両側から挟むように端子金具28が、手元管22の前端部上面に配設されている。
図2及び図3に示すように手元ハンドル31は、例えばハンドル本体32と、上カバー33と、下カバー34とを有している。
ハンドル本体32は手元管22の上側に一体に形成されていて、その大部分は手元管22の後方向に突出されている。図3に示すようにハンドル本体32はその後部に上向きに突設された第3ボス35を有している。この第3ボスと第2ボス27との間に第1ボス25が位置されている。
図3及び図8に示すようにハンドル本体32は囲み壁部32bを有している。囲み壁部32bは、ハンドル本体32の長手方向中間部両側の壁面部位と、これら壁面部位にわたる仕切り部位とで形成されている。囲み壁部32bの上下両端は開放されているとともに、囲み壁部32bは前方にも開放されている。図8に示すようにハンドル本体32を上方から見た場合、この囲み壁部32bが第1ボス25及び通孔26を囲むようになっている。そのため、囲み壁部32bは、その内側空間が通孔26に対して上方から対向し連通する関係に設けられている。
上カバー33はハンドル本体32にその上方からねじ止めされている。このねじ止めは、上カバー33を下向きに挿通して第2ボス27と第3ボス35にねじ込まれたねじ36,37(図3参照)が担っている。上カバー33はその後端部の裏面にボス38(図3及び図8参照)を有している。なお、図11中符号33aは上カバー33に形成されたねじ通し部を示しており、これらねじ通し部33aにねじ36,37が通される。
図11に示されるように上カバー33は複数例えば一対の係合爪39を有している。これら係合爪39は、上カバー33の長手方向中央部にその両側板部から下向き(図11では上向き)に突設された板部33bの側面に夫々形成されている。板部33bはその厚み方向に弾性変形可能である。
下カバー34はハンドル本体32の後部にその下方からねじ止めされている。このねじ止めは、下カバー34及びハンドル本体32の後端部に形成されたねじ通孔32a(図8参照)を上向きに通ってボス38にねじ込まれたねじ40が担っている。
図3に示すようにハンドル本体32と上カバー33との間に、硬質のプリント基板41が配設されている。このプリント基板41上に、ランプ42、複数のスイッチ部品(図示しない)と、電線コネクタ43とが搭載されている。
各スイッチ部品は、電動送風機の出力制御を指令するために、上カバー33の上方からの人為的な押圧操作によって、オンーオフされる。電線コネクタ43は例えばプリント基板41の前端部上面に固定されている。プリント基板41は、電線コネクタ43が前側に位置されるように手元ハンドル31内に配設されている。プリント基板41の前端部裏面に、前記囲み壁部32bの仕切り部位の上端が接近されている。このため、電線コネクタ43は前記通孔26の略真上に位置されるように手元ハンドル31内に配設されている。
前記設置領域22aに係止機構45が配設されている。係止機構45は、シーソー運動が可能に取付けられた係止ボタン46と、この係止ボタン46を付勢するばね47を備えている。係止ボタン46は、図示しない回動支点を境に前側に位置するボタン部と後側に位置する係止部を有している。下向きに押し込まれるボタン部は、上カバー33の前端部から上向きに突出されている。係止部は、係止ボタン46のシーソー運動により上下方向に移動され、それにより、上流管部位23にその上面に開放して形成された通孔に上方から挿脱される。
ホース部材6の回転管6aは、接続部材51を用いて、手元管22の大径部24aに回転可能でかつ抜け止めされた状態に接続されている。
即ち、まず、回転管6aと大径部24aとの関係を説明する。
図3及び図4に示すように回転管6aは、その先端面が環状段部24bに後側から突き当たる状態に大径部24a内に挿入されている。これにより、下流管部位24の環状段部24bより前側の内周面と、回転管6aの内周面とが面一に連続されるとともに、手元管22の大径部24aが回転管6aの前部に被されて、これらの間に配線室Sが形成される。配線室Sは、回転管6aの周方向に一回り連続していて、回転管6aと大径部24aと第1フランジ7と第2フランジ8とで仕切られている。この配線室Sにその上方から通孔26が臨んでいる。
次に、図9及び図10を参照して接続部材51を説明する。
接続部材51は、硬質合成樹脂の一体成型品であり、ベース部52と、固定部53と、ストッパ部54と、ガイド筒55と、爪受け部56を有している。
ベース部52は、板状であり、その裏側に前記位置決め凹部24cに嵌り込む位置決め凸部52aが突設されている。固定部53はベース部52の表面に突設されている。固定部53は、第1ボス25にその上方から被さることができるように裏面を開放して形成されている。この固定部53を第1ボス25に被せた状態で、固定部53に上方から取付けねじ57(図7及び図8参照)を通し、この取付けねじ57を第1ボス25にねじ込むことにより、図4に示すように手元管22にその上側から接続部材51が固定されている。
ストッパ部54はベース部52の裏面から下向きに突設されている。このストッパ部54は、例えば板状であり、その厚みは回転管6aの外周に形成された溝10の幅に略等しく、この溝10にストッパ部54は挿入される。
ガイド筒55は、固定部53の後側に離れて、より正確には図4に示すようにストッパ部54を境に固定部53と反対側に、ベース部52の表面から上向きに突設されている。ガイド筒55の上下方向の長さは、第1ボス25の上下方向の長さ以上である。このガイド筒55の上下両端は夫々開口されているとともに、これらの開口の縁は尖った角が形成されないように丸みを帯びて形成されている。更に、ガイド筒55は、先細り形状であり、言いかえれば、その上端開口側ほど細く形成されている。
爪受け部56は前記係合爪39と同数設けられている。これら爪受け部56は、ベース部52の両側部に上向きに突設された板で形成されていて、その上端部に係合爪39が引っ掛かる係合孔56aを有している。図9に示すように左右の爪受け部56は補強リブ58によって一体に接続されている。補強リブ58の長手方向中央部は固定部53の後端部を兼ねている。
次に、手元操作部21と吸塵ホース5との接続作業を含む手元操作部21の組立て手順を説明する。
まず、吸塵ホース5の回転管6aの第3フランジ9から引出された複数本の電線12の端末部12aを、手元管22の内側から外側に向けて通孔26に貫通させてから、単品状態にある接続部材51のガイド筒55に、その下端開口から上向きに貫通させる。
この後、一部の端末部12aを電気部品である端子金具28に接続する。これとともに、残りの端末部12aを、ハンドル本体32に既に保持されているプリント基板41上の電線コネクタ43に挿入して接続する。なお、図7中符号32cは対をなしてハンドル本体32に形成された突起を示しており、これら突起32c間に一部の端末部12aが上方から押し込まれる。それにより、端子金具28に至る前記一部の端末部12aが所定の配線状態に保持されている。
この状態で、回転管6aの第1フランジ7と第3フランジ9との間で、端末部12aが弛みを持つようにする。具体的には、端末部12aの第3フランジ9側の部位を例えば図5において垂れ下がって上方に折り返されるように曲げる。これにより、端末部12aの一部に、回転管6aの外周面に沿ってU字状に曲げられたU字状部位12b(図5参照)が形成される。
このU字状部位12bは、手元操作部21と回転管6aとが全回転範囲で相対的に回転しても、そのときに、U字状部位12bの大きさ及び高さが変化することで、電線12の端末部12aに過大な張力が作用しない長さに設定されている。
次に、回転管6aの先端面が手元管22の環状段部24bに後側から突き当たる状態に、回転管6aを手元管22の大径部24a内に挿入する。これにより、回転管6aと大径部24aとの間に配線室Sが形成される。
この状態で、端末部12aのU字状部位12bが配線室Sに配設される。なお、U字状部位12bは、回転管6aを一周するように設けられることなく、例えば回転管6の外周の略半周に沿うように配線室Sに配線される。又、配線室Sに対し上方から手元管22の通孔26が対向して連通される。更に、この通孔26は回転管6aの溝10にその上方から対向する。
この後、ハンドル本体32の囲み壁部32b内に接続部材51を収容し、この部材の固定部53を手元管22の第1ボス25に被せる。これに伴い、位置決め凸部52aが位置決め凹部24cに嵌まり込んで、大径部24aの上面所定位置に接続部材51が位置決めされる。これとともに、接続部材51のストッパ部54が、手元管22の通孔26に通されて回転管6aの溝10に挿入される。引き続いて、固定部53に上方から取付けねじ57を通して第1ボス25にねじ込み、接続部材51を手元管22に固定する。
これにより、既に端末部12aが通された接続部材51のガイド筒55が、通孔26を上方から覆って配置される。それに伴い、ガイド筒55の下端開口が配線室Sに上方から対向される。これとともに、ガイド筒55が通孔26に対し上向きに突出された状態に配置される。既述のように通孔26の上方には電気部品である電線コネクタ43が配設されているので、既述の手順によりねじ止めされた接続部材51のガイド筒55は、その上端開口が電線コネクタ43に近づくように上向きに突出するように配設される。又、接続部材51の爪受け部56の上部は、図5及び図7に示すようにハンドル本体32から上向きに突出される。
接続部材51を用いて、以上説明した接続手順で、手元操作部21の手元管22と吸塵ホース5の回転管6aとが接続された状態は、図7に示されている。こうして接続が完了した状態では、溝10に挿入されたストッパ部54によって、手元管22と回転管6aとが軸方向に分離されないように、言い換えれば、手元操作部21から吸塵ホース5が引き抜けないように手元操作部21と吸塵ホース5とが接続される。更に、この接続状態では、回転管6aの溝10を形成した第1フランジ7及び第2フランジ8と、溝10に挿入されたストッパ部54とが、手元操作部21の回転方向に摺動可能である。これにより、手元管22と回転管6aとは、それらの軸周りに回転可能である。
次に、手元管22の設置領域22aに係止機構45を配設した後、手元ハンドル31を組立てる。
まず、ハンドル本体32に上カバー33を取付ける。この作業は、上カバー33をハンドル本体32にその上側から被せた後、上カバー33を貫通するねじ36,37を、手元管22の第2ボス27とハンドル本体32の第3ボス35に夫々ねじ込むことで行われる。
このねじ止めに先立ち、本実施形態では上カバー33をハンドル本体32に対して適正位置に仮保持できる。つまり、上カバー33をハンドル本体32に被せるに伴って、接続部材51が有した複数の爪受け部56が、上カバー33の内側面に重なるように入り込むとともに、上カバー33が有した複数の係合爪39が対応する爪受け部56の係合孔56aに夫々係合される。
それにより、上カバー33が、ハンドル本体32から外れないように保持され、かつ、適正に位置決めされる。このため、次にねじ36,37をねじ込む際、ハンドル本体32に対して上カバー33を位置合わせする作業が不要であるので、ハンドル本体32に上カバー33を容易に取付けることが可能である。しかも、係合爪39と爪受け部56との係合により、ねじ36,37間で、ハンドル本体32と上カバー33との合わせ目に隙間が生じることを防止することも可能である。
この後、ハンドル本体32に下カバー34をねじ止めする。このねじ止めは、ねじ40を、下カバー34の下側からねじ通孔32aに上向きに通すとともに、上カバー33のボス38にねじ込むことによって行う。
こうして組立てられた手元ハンドル31の後部は、後述するホースカバー筒63及びホース部材6のホースカバー筒63寄りの部位に上方から接近される。
以上の手順により組立てられた吸塵ホース5の先端部に手元操作部21が接続された状態を図2及び図3に示す。
なお、図4中符号61はシールリングを示している。又、図2〜図6中符号63は大径部24aの後側に連結されたホースカバー筒を示している。ホースカバー筒63はホース部材6の他端部側部位に被されている。このホースカバー筒63は、ある程度の柔軟性を有していて、ホース部材6の他端部が過度に曲がることを抑制するために設けられている。
図1に示した延長管65は、例えば上流側管66と下流側管67とを有する。上流側管66は、下流側管67に対してその前側から挿入され、その挿入深さは調節可能である。この調節により延長管65は伸縮される。この延長管65には、図示しないが前記端子金具28に挿脱される端子ピンと、これに一端が接続された電線と、この電線の他端に接続された端子金具とが取付けられている。
下流側管67はその後端部に挿入管部(図示しない)を有している。挿入管部は、それより前側(上流側)の管部より細く、手元管22の上流管部位23にその前側から挿脱可能である。
下流側管67が有した挿入管部の上面部に形成された凹部からなる係止部受けには、挿入管部が上流管部位23に挿入された状態で、前記係止ボタン46の係止部が係合される。これにより、手元操作部21の手元管22への延長管65の接続状態が保持される。又、係止ボタン46が押し込まれるに伴って、係止部受けと係止部との係合が外されるので、この状態で延長管65と手元操作部21とを引き離すことができる。
吸込み口体71は、建造物の部屋の例えば床面の掃除に適した床用のものであって、下面に吸塵用開口を有する吸込みヘッド72と、このヘッドの後部に取付けられた接続管73を有している。吸込みヘッド72に、図示しない回転清掃体とこれを回転させる駆動モータ等が内蔵されている。
接続管73は上下方向及び左右方向に回転可能である。接続管73は、吸込みヘッド72とは反対側に図示しない挿入管部を有している。この挿入管部は、上流側管66の前端部(先端部)にその前側から挿脱可能である。更に、接続管73の挿入管部には、図示しないが上流側管66の前端部に配設された前記図示しない端子金具に挿入される端子ピンと、これに接続された電線とが取付けられている。接続管73の挿入管部は、手元管22の上流管部位23に対してもその前側から挿脱可能である。
電気掃除機1を用いて掃除をする状態では、図1に示すように掃除機本体2の接続筒部3に吸塵ホース5の本体接続部15が接続され、吸塵ホース5が備える手元管22の上流管部位23に延長管65の後端部が接続され、更に、延長管65の前端部に吸込み口体71の接続管73が接続されている。
掃除中における掃除機本体2の引き回しに伴う吸塵ホース5のねじれは、本体接続部15が接続された接続筒部3が掃除機本体2に対して回転することに伴い解消される。
掃除状況に応じて、掃除作業者が、自らを基準として手元ハンドル31を図1中矢印A1で示す左方向に倒すことにより、手元操作部21を吸塵ホース5の回転管6aに対して回転させた場合、吸込み口体71の幅方向の左端71aが最も前端に位置されるように、吸込み口体71が図1中矢印A2方向に回動される。同様に、掃除状況に応じて、掃除作業者が、自らを基準として手元ハンドル31を図1中矢印B1で示す右方向に倒すことにより、手元操作部21を吸塵ホース5の回転管6aに対して回転させた場合、吸込み口体71の幅方向の右端71bが最も前端に位置されるように、吸込み口体71が図1中矢印B2方向に回動される。
こうした手元操作部21の左右方向への回転は、回転管6aに対して行われ、この回転によりホース部材6を捻らないで済むので、軽く行える。これとともに、手元操作部21の回転は、接続部材51のストッパ部54が回転管6aの溝10を摺動することにより許される。
この場合、ストッパ部54が回転管6aの回転止め部11に当ることにより、手元操作部21の左右方向への回転角度が例えば360°未満に規制される。この規制により、配線室Sと手元ハンドル31の内部にわたる電線12の端末部12aに、過大に張力が加わることがなくなるので、端末部12aが断線する虞を解消できる。
手元操作部21と回転管6aとが相対的に回転されると、回転管6aに対する手元操作部21の位置の変化に伴い、各電線12の端末部12aに対してこれを動かす力が加わる。しかし、この力に応じて各端末部12aのU字状部位12bの大きさや形状が変化されるので、各端末部12aに過大な張力が加わることを抑制できる。
この場合、配線室Sと手元ハンドル31の内部にわたる端末部12aの途中部位は、接続部材51のガイド筒55に通されている。しかも、このガイド筒55は電線コネクタ43に近づくように突出されていて比較的長い。これにより、手元操作部21の回転操作に伴い動かされる端末部12aが自由な方向に動かされることがないように、端末部12aの動きがガイド筒55で規制される。これとともに、端末部12aは、ガイド筒55の内面で適度の摩擦抵抗を受けながらガイド筒55の軸方向に沿って円滑に動くように、ガイド筒55で案内される。
したがって、端末部12aは手元操作部21の回転に応じて整然と動かされる。これとともに、端末部12aのU字状部位12bよりガイド筒55の内径は小さい。これに加えて、ガイド筒55の内径は上方に向けて先細り状をなしていて、端末部12aがガイド筒55内を上向きに動く際の抵抗が比較的大きい。このため、U字状部位12bが手元ハンドル31内に引出されることがない。又、ガイド筒55の内径は下方に向けて次第に広くなっているので、端末部12aがハンドル本体32内から配線室Sに向けて円滑に戻り易い。
以上のように各電線12の端末部12aが、手元操作部21の回転操作の繰り返しに伴って自由勝手に動くことないので、各端末部12aが絡まったような状態となることが抑制されるとともに、各端末部12aが手元ハンドル31内の突起や角や隙間等に引っ掛からないようにできる。したがって、電線12の端末部12aに過大な張力が加わって、この端末部12aが損傷する虞を解消できる。
これとともに、張力が加わった状態の端末部12aが妨げとなって手元操作部21の回転操作が重くなることがない。それに伴い、所望角度まで手元操作部21を左右に軽く回転させることが可能である。
以上説明したようにホース部材6とこれに対して回転可能な手元操作部21とにわたる電線12の端末部12aの損傷を抑制しつつ、手元操作部21を左右方向に円滑に回転操作することが可能である。
この実現は、既述のように吸塵ホース5の回転管6aと手元管22とを、回転可能でかつ分離されないように接続するとともに、手元操作部21の回転角度を規定する接続部材51を利用して、これにガイド筒55を一体に形成し、このガイド筒55に電線12の端末部12aの貫通させることで行っているので、構成が簡単である。しかも、ホース部材6の先端部と手元操作部21との間にスリップリング装置を組み込む必要がない。このため、部品点数が増えることがないとともに、吸塵ホース5の手元操作部21周りの重量が増えることも極めて軽微であるので、手元操作部21を握っての掃除作業性の低下がもたらされることもない。
以上のように本発明の一実施の形態を説明したが、この一実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。この新規な実施形態は、その他様々な形態で実施されることが可能であるとともに、発明の要旨を逸脱しない限り、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。一実施の形態やその変形などは、発明の範囲に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…電気掃除機、2…掃除機本体、3…接続筒部、5…吸塵ホース、6…ホース部材、6a…回転管、7…第1フランジ、8…第2フランジ、10…溝、11…回転止め部、12…電線、12a…端末部、12b…U字状部位、15…本体接続部、21…手元操作部、22…手元管、25…第1リブ、26…通孔、28…端子金具(電気部品)、31…手元ハンドル、33…上カバー、39…係合爪、41…プリント基板(電気部品)、43…電線コネクタ(電気部品)、51…接続部材、53…固定部、54…ストッパ部、55…ガイド筒、56…爪受け部、57…取付けねじ、S…配線室

Claims (4)

  1. 吸塵ホースを具備し、
    この吸塵ホースが、電線が配線された可撓性のホース部材、このホース部材の一端部に連結されて掃除機本体に接続される管状の本体接続部、前記ホース部材の他端部に形成された回転管に接続される手元管を有した手元操作部、前記手元管にねじ止めされて前記回転管を前記手元管に回転可能でかつ抜け止めされた状態に接続する接続部材、及び前記手元操作部に配設され前記ホース部材の他端部から引出された前記電線の端末部が電気的に接続される電気部品を備え、
    前記回転管とこれに被された前記手元管との間に形成される配線室に、前記端末部がU字状に形成して配線される電気掃除機において、
    上下両端が夫々開口されたガイド筒を前記接続部材に一体に形成し、このガイド筒の下端開口を前記配線室に上方から対向させるとともに、前記ガイド筒に前記端末部を貫通させたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記ガイド筒がその上端開口側ほど細く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記回転管の外周に、前記配線室を仕切る環状の第1フランジと、この第1フランジとの間に溝を形成する環状の第2フランジとを夫々形成し、前記接続部材がストッパ部を有し、このストッパ部を前記溝に挿入して前記回転管が前記手元管に回転可能でかつ抜け止めされた状態に接続するとともに、前記溝内に前記回転管に対する前記手元操作部の回転角度を規定する回転止め部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 前記接続部材が上向きに突出された複数の爪受け部を有し、前記手元操作部の上カバーが前記各爪受け部に上方から係合する複数の係合爪を有していることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の電気掃除機。
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JP2016030060A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 アイリスオーヤマ株式会社 電気掃除機
CN109480697A (zh) * 2018-12-29 2019-03-19 小狗电器互联网科技(北京)股份有限公司 吸尘器手柄及手柄体

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