JP2007234857A - 半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法 - Google Patents

半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゲート酸化膜の経時劣化が懸念されるデカップリング容量セルや修正用セルに対して用いるTDDB抑制回路の使用個数を削減し、チップ面積の増大を抑制する。
【解決手段】ソースが第1の電源配線に接続された第1のトランジスタQP1とソースが第2の電源配線に接続された第2のトランジスタQN2からなり、第1のトランジスタのドレインが第2のトランジスタのゲートに、第2のトランジスタのドレインが第1のトランジスタのゲートに接続されたTDDB抑制回路1と、ソースおよびドレインが第1の電源配線に接続され、ゲートがTDDB抑制回路1における第2のトランジスタのドレインに接続された第3のトランジスタQP3からなるデカップリング容量回路2と、TDDB抑制回路1の第1のトランジスタのドレインと第2のトランジスタのドレインにそれぞれ接続された第1および第2の出力端子OUT1,OUT2とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、トランジスタのゲート酸化膜の保護を目的とした半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法に関するものである。
近年、半導体集積回路において構成素子の微細化が大きく進展し、なかでもMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタにおけるゲート酸化膜の薄膜化は著しい。しかし、ゲート酸化膜の薄膜化は、ゲート酸化膜の耐圧の低下を招き、電圧印加時における経時的絶縁破壊(TDDB(Time Dependent Dielectric Breakdown))の原因となり得る。ゲートに電源電圧が常に印加される回路には経時的絶縁破壊(TDDB)の注意が必要である。このような回路の例として、デカップリング容量セルや修正用セルなどが挙げられる。
デカップリング容量セルは、SOC(System on a Chip)の大規模化および高速化により顕著になってきた電源電圧変動を抑制するために用いられるセルである。デカップリング容量は、Pチャンネル型またはNチャンネル型のMOSトランジスタを用いて、そのドレイン・ソースを高電圧電源配線または低電圧電源配線に接続し、ゲートに逆極性の電圧を印加するように構成したものである。
修正用セルは、論理ブロックにおけるセル配置配線が実施された後、動作不具合や機能追加が発生した場合に使用されるセルである。未使用時にはゲートフローティングによる誤動作または消費電力の増大を回避するため、ゲートを電源電圧または接地電圧に固定する。
図11は従来の技術における半導体集積回路としてのデカップリング容量付きTDDB抑制セルA1′を表す回路図、図12はTDDB抑制セルA1′のレイアウト平面図である。このTDDB抑制セルA1′は、特許文献1に開示される回路を含むことにより、前記課題を解決するものである。
TDDB抑制セルA1′は、TDDB抑制回路1と、TDDB抑制回路1に接続されたデカップリング容量回路2から構成されている。
TDDB抑制回路1は、Pチャンネル型の第1のトランジスタQP1とNチャンネル型の第2のトランジスタQN2を含み、第1のトランジスタQP1のゲートが第2のトランジスタQN2のドレインに接続され、第1のトランジスタQP1のドレインが第2のトランジスタQN2のゲートに接続されている。
デカップリング容量回路2は、Pチャンネル型の第3のトランジスタQP3とNチャンネル型の第4のトランジスタQN4を含み、第3のトランジスタQP3のソースおよびドレインは高電圧電源配線(VDD)に接続され、第4のトランジスタQN4のドレインおよびソースは低電圧電源配線(VSS)に接続されている。第3のトランジスタQP3のゲートが配線52を介して第2のトランジスタQN2のドレインに接続され、第4のトランジスタQN4のゲートが配線51を介して第1のトランジスタQP1のドレインに接続されている。第3のトランジスタQP3および第4のトランジスタQN4のゲートには電源電圧(VDD/VSS)が常に印加されるようになっている。
TDDB抑制回路1を接続したことにより、ゲートに電源電圧が常に印加されるデカップリング容量回路2で発生し得るTDDB劣化を防止することができる。
USP4868903
しかし、上記従来の半導体集積回路は、ゲート絶縁膜保護を必要とするデカップリング容量回路に対してTDDB抑制回路を接続したものがそれ自体で完結した形態となっている。つまり、チップ内に配置される他のデカップリング容量セルや修正用セルなどのTDDB劣化防止が求められるセルとは無関係に独立して存在するものとなっている。その結果、他のTDDB劣化防止が求められるセルのそれぞれに対してTDDB抑制回路を個別に付加する必要があり、このことが原因となってチップ面積を増大させていた。
本発明は、このような事情に鑑みて創作したものであり、チップ面積の増大を抑制しつつ、より多くのセルに対してTDDB劣化を防止できるようにすることを目的としている。
本発明による半導体集積回路は、
導電型を互いに異にし、ソースが第1の電源配線に接続された第1のトランジスタとソースが第2の電源配線に接続された第2のトランジスタからなり、前記第1のトランジスタのドレインが前記第2のトランジスタのゲートに接続され、前記第2のトランジスタのドレインが前記第1のトランジスタのゲートに接続されたTDDB抑制回路と、
導電型が前記第1のトランジスタと同じで、ソースおよびドレインが前記第1の電源配線に接続され、ゲートが前記TDDB抑制回路における前記第2のトランジスタのドレインに接続された第3のトランジスタからなるデカップリング容量回路と、
前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインにそれぞれ接続された第1および第2の出力端子とを備えたものである。ここで、導電型とは、半導体のPチャンネル型、Nチャンネル型のことである。なお、この構成において、前記第1および第3のトランジスタはPチャンネル型のトランジスタであり、前記第2のトランジスタはNチャンネル型のトランジスタであり、前記第1の電源配線は高電圧電源配線であり、前記第2の電源配線は低電圧電源配線であるという態様がある。
また、本発明による半導体集積回路は、
導電型を互いに異にし、ソースが第1の電源配線に接続された第1のトランジスタとソースが第2の電源配線に接続された第2のトランジスタからなり、前記第1のトランジスタのドレインが前記第2のトランジスタのゲートに接続され、前記第2のトランジスタのドレインが前記第1のトランジスタのゲートに接続されたTDDB抑制回路と、
導電型が前記第2のトランジスタと同じで、ソースおよびドレインが前記第2の電源配線に接続され、ゲートが前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインに接続された第4のトランジスタからなるデカップリング容量回路と、
前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインにそれぞれ接続された第1および第2の出力端子とを備えたものである。なお、この構成において、前記第1のトランジスタはPチャンネル型のトランジスタであり、前記第2および第4のトランジスタはNチャンネル型のトランジスタであり、前記第1の電源配線は高電圧電源配線であり、前記第2の電源配線は低電圧電源配線であるという態様がある。
また、本発明による半導体集積回路は、
導電型を互いに異にし、ソースが第1の電源配線に接続された第1のトランジスタとソースが第2の電源配線に接続された第2のトランジスタからなり、前記第1のトランジスタのドレインが前記第2のトランジスタのゲートに接続され、前記第2のトランジスタのドレインが前記第1のトランジスタのゲートに接続されたTDDB抑制回路と、
導電型が前記第1のトランジスタと同じで、ソースおよびドレインが前記第1の電源配線に接続され、ゲートが前記TDDB抑制回路における前記第2のトランジスタのドレインに接続された第3のトランジスタと、導電型が前記第2のトランジスタと同じで、ソースおよびドレインが前記第2の電源配線に接続され、ゲートが前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインに接続された第4のトランジスタからなるデカップリング容量回路と、
前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインにそれぞれ接続された第1および第2の出力端子とを備えたものである。なお、この構成において、前記第1および第3のトランジスタはPチャンネル型のトランジスタであり、前記第2および第4のトランジスタはNチャンネル型のトランジスタであり、前記第1の電源配線は高電圧電源配線であり、前記第2の電源配線は低電圧電源配線であるという態様がある。
上記した半導体集積回路は、TDDB抑制回路とデカップリング容量回路から構成されている点では従来例と同様であるが、さらに、TDDB抑制回路に第1および第2の出力端子を備えていることから、ゲートに電源電圧が常に印加されるデカップリング容量セルや修正用セルなどのTDDB劣化防止が求められるセルがほかにもある場合に、当該半導体集積回路のTDDB抑制回路における第1の出力端子や第2の出力端子をTDDB劣化防止が求められるセルのゲートに接続することにより、すべてのTDDB劣化防止が求められるセルに対して個々にTDDB抑制回路を備える必要性をなくすことができる。すなわち、複数のTDDB劣化防止が求められるセルに対して、当該の半導体集積回路を共用することができる。その結果として、チップ面積の増大を抑制しつつ、より多くのセルに対してTDDB劣化防止機能を展開することができる。
また、本発明による半導体集積回路は、
導電型を互いに異にし、ソースが第1の電源配線に接続された第1のトランジスタとソースが第2の電源配線に接続された第2のトランジスタからなり、前記第1のトランジスタのドレインが前記第2のトランジスタのゲートに接続され、前記第2のトランジスタのドレインが前記第1のトランジスタのゲートに接続されたTDDB抑制回路と、
少なくとも1つのトランジスタを含み、未使用時に電源電圧または接地電圧が固定的に印加される前記トランジスタのゲートに前記TDDB抑制回路におけるいずれか一方のトランジスタのドレインが接続された動作不具合修正または機能追加のための修正用回路と、
前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインにそれぞれ接続された第1および第2の出力端子とを備えたものである。
上記した半導体集積回路は、未使用時にゲートに電源電圧または接地電圧が固定的に印加される修正用回路と、この修正用回路に対するTDDB抑制回路とから構成され、さらに、TDDB抑制回路に第1および第2の出力端子を備えていることから、ゲートに電源電圧が常に印加されるデカップリング容量セルや修正用セルなどのTDDB劣化防止が求められるセルがほかにもある場合に、当該半導体集積回路のTDDB抑制回路における第1の出力端子や第2の出力端子をTDDB劣化防止が求められるセルのゲートに接続することにより、すべてのTDDB劣化防止が求められるセルに対して個々にTDDB抑制回路を備える必要性をなくすことができる。すなわち、複数のTDDB劣化防止が求められるセルに対して、当該の半導体集積回路を共用することができる。その結果として、チップ面積の増大を抑制しつつ、より多くのセルに対してTDDB劣化防止機能を展開することができる。
そして、上述した半導体集積回路の任意のものにおいて、さらに、ソースおよびドレインが高電圧電源配線に接続されゲートが第1の入力端子に接続されたPチャンネル型のトランジスタで構成されるデカップリング容量セルを備え、前記デカップリング容量セルにおける前記第1の入力端子が前記TDDB抑制回路における前記第2の出力端子にセル間配線を介して接続されているという態様がある。
また、上述した半導体集積回路の任意のものにおいて、さらに、ソースおよびドレインが低電圧電源配線に接続されゲートが第2の入力端子に接続されたNチャンネル型のトランジスタで構成されるデカップリング容量セルを備え、前記デカップリング容量セルにおける前記第2の入力端子が前記TDDB抑制回路における前記第1の出力端子にセル間配線を介して接続されているという態様がある。
また、上述した半導体集積回路の任意のものにおいて、さらに、ソースおよびドレインが高電圧電源配線に接続されゲートが第1の入力端子に接続されたPチャンネル型のトランジスタとソースおよびドレインが低電圧電源配線に接続されゲートが第2の入力端子に接続されたNチャンネル型のトランジスタとで構成されるデカップリング容量セルを備え、前記デカップリング容量セルにおける前記第1および第2の入力端子が前記TDDB抑制回路における前記第2および第1の出力端子にそれぞれセル間配線を介して接続されているという態様がある。
これらの構成においては、上記のようなデカップリング容量セルをさらに備え、TDDB抑制回路の第1の出力端子または第2の出力端子あるいはその両方に接続することにより、電源変動をさらに抑制して、安定動作をもたらすという効果がある。
本発明による半導体集積回路の設計方法は、
論理ブロック内に機能を実現するための論理セルを配置する工程と、
動作不具合修正または機能追加のための修正用セルを配置する工程と、
前記論理ブロック内の空き領域に、デカップリング容量回路または修正用回路を含み、かつ複数の出力端子を備えたTDDB抑制セルを配置する工程と、
前記配置した論理セル間の配線を行う工程と、
前記TDDB抑制セルと前記修正用セルとの間の配線を行う工程とを含むものである。
これは、論理セルについての配線工程の前に、TDDB抑制セルを配置し、さらにTDDB抑制セルと修正用セルとの配線よりも論理セルの配線を優先するものである。これによれば、TDDB抑制セルと修正用セルを接続する配線の存在に起因して論理セル間を接続する配線が冗長迂回するということがなく、論理セル間の配線効率が向上するとともに、配線遅延の影響を最小限に抑えることが可能となる。
また、本発明による半導体集積回路の設計方法は、
論理ブロック内に機能を実現するための論理セルを配置する工程と、
動作不具合修正または機能追加のための修正用セルを配置する工程と、
前記論理ブロック内の空き領域に、デカップリング容量回路または修正用回路を含み、かつ複数の出力端子を備えたTDDB抑制セルを配置する工程と、
前記論理セルの暫定配線を行う工程と、
前記TDDB抑制回路と前記修正用セルとの間の暫定配線を行う工程と、
前記暫定配線の結果から配線混雑度を見積もる工程と、
前記見積もった配線混雑度に応じてデカップリング容量セルまたは修正用セルの配置個数を決定する工程と、
前記配置した論理セル間の詳細配線を行う工程と、
前記TDDB抑制セルと前記修正用セルとの間の詳細配線を行う工程とを含むものである。
これによれば、TDDB抑制セルの存在にかかわらず、配線混雑度を加味した状態での効果的な設計が可能となる。
本発明によれば、トランジスタのゲート酸化膜の保護機能をもつTDDB抑制回路が第1および第2の出力端子を備えているので、ゲートに電源電圧が常に印加されることからTDDB劣化防止が求められるセルがほかにある場合に、TDDB抑制回路における第1の出力端子や第2の出力端子をTDDB劣化防止が求められるセルのゲートに接続することにより、すべてのTDDB劣化防止が求められるセルに対して個々にTDDB抑制回路を備える必要性をなくすことができ、チップ面積の増大を抑制しつつ、より多くのセルに対してTDDB劣化防止機能を展開することができる。
以下、本発明にかかわる半導体集積回路の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における半導体集積回路としてのデカップリング容量付きTDDB抑制セルA1を表す回路図、図2はTDDB抑制セルA1のレイアウト平面図である。
TDDB抑制セルA1は、TDDB抑制回路1と、TDDB抑制回路1に接続されたデカップリング容量回路2から構成されている。
TDDB抑制回路1は、Pチャンネル型である第1のトランジスタQP1とNチャンネル型である第2のトランジスタQN2を含み、第1のトランジスタQP1のソースが高電圧電源配線(VDD)に接続され、第2のトランジスタQN2のソースが低電圧電源配線(VSS)に接続され、第1のトランジスタQP1のゲートが第2のトランジスタQN2のドレインに接続され、第1のトランジスタQP1のドレインが第2のトランジスタQN2のゲートに接続されている。
デカップリング容量回路2は、Pチャンネル型である第3のトランジスタQP3とNチャンネル型である第4のトランジスタQN4を含み、第3のトランジスタQP3のソースおよびドレインは高電圧電源配線(VDD)に接続され、第4のトランジスタQN4のドレインおよびソースは低電圧電源配線(VSS)に接続されている。第3のトランジスタQP3のゲートが第2のトランジスタQN2のドレインに接続され、第4のトランジスタQN4のゲートが第1のトランジスタQP1のドレインに接続されている。第3のトランジスタQP3のゲートは、第1のトランジスタQP1のゲートにもつながっている。第4のトランジスタQN4のゲートは第2のトランジスタQN2のゲートにもつながっている。
そして、TDDB抑制回路1における第1のトランジスタQP1のドレインに第1の出力端子OUT1が接続されているとともに、第2のトランジスタQN2のドレインに第2の出力端子OUT2が接続されている。
このようにTDDB抑制回路1に第1の出力端子OUT1と第2の出力端子OUT2とを追加したことが、従来技術との比較における本実施の形態の特徴となっている。図2において付記した符号は図1の符号に対応している。従来技術の場合の図11、図12との比較では、第1の出力端子OUT1および第2の出力端子OUT2の存在が特徴である。51は第1のトランジスタQP1のドレインと第4のトランジスタQN4のゲートとを接続するセル内配線、52は第2のトランジスタQN2のドレインと第3のトランジスタQP3のゲートとを接続するセル内配線である。
なお、上記において、デカップリング容量回路2については、第3のトランジスタQP3のみでもよいし、第4のトランジスタQN4のみでもよい。
以上のように、TDDB抑制セルA1は、TDDB抑制回路1によってデカップリング容量回路2におけるトランジスタのゲート酸化膜を保護する機能だけでなく、第1および第2の出力端子OUT1,OUT2を備えることで、TDDB抑制を必要とする他の回路に接続して、その回路のゲート酸化膜を保護する機能を発揮することが可能となる。
図3はデカップリング容量付きTDDB抑制セルA1を含む論理ブロックの一部を表すレイアウト平面図である。
水平方向に延伸したセル列に沿って論理セル20〜25が自動配置配線ツールを用いて配置され、論理セルが配置されていない空き領域に対して、デカップリング容量付きTDDB抑制セルA1が同様に配置されている。論理セルには修正用セルが含まれており、図中20,21,22が修正用セルに該当する。修正用セルは回路動作不具合や機能追加時に使用される予備のセルで、未使用時にはゲートフローティングによる誤動作や消費電力の増大を回避するため、ゲートを電源電圧または接地電圧に固定する。そのとき、ゲートにはTDDB抑制が必要となる。
修正用セル20,21,22にはそれぞれ1つ以上の入力端子が存在する。すなわち、修正用セル20には入力端子IN1、修正用セル21には入力端子IN2、修正用セル22には入力端子IN3,IN4,IN5がそれぞれ配置されている。
修正用セル20の入力端子IN1はセル間配線31を介して第1の出力端子OUT1と接続されている。修正用セル21の入力端子IN2はセル間配線32を介して第2の出力端子OUT2に接続されている。修正用セル22の入力端子IN3はセル間配線32の途中に配置されたビア41を介して異なる層のセル間配線33により第2の出力端子OUT2に接続されている。修正用セル22の入力端子IN4,IN5はセル間配線31に配置されたビア42を介して異なる層のセル間配線34により第1の出力端子OUT1に接続されている。このように、セル間配線は複数の配線層にまたがっていてもよい。
なお、修正用セル20はTDDB抑制セルA1に隣接配置されているので、その入力端子IN1と第1の出力端子OUT1とを接続する配線31については、上層のセル間配線である必要はなく、セル内で使用されるメタル配線で接続してもよい。
以上のような構成により、TDDB抑制セルA1は離れた位置に配置された修正用セル20,21,22のゲートの保護が可能となる。この結果、複数の修正用セルに対するゲート保護回路として汎用的に適用することができ、チップ面積の増大を抑制する効果がある。
なお、TDDB抑制セルA1の第1および第2の出力端子OUT1,OUT2は、修正用セルの入力端子に接続するだけでなく、他の論理セルの入力端子との間でセル間配線することも可能であり、同様にチップ面積の増大を抑制する効果がある。
次にデカップリング容量付きTDDB抑制セルA1の配置配線に関する設計方法について説明する。
従来では、図13に示すように、論理ブロック内に機能を実現するための論理セルと、回路修正を行うための修正用セルを配置配線し、その後、容量セルを空き領域に配置していた。
本実施の形態では、図3に示すように、TDDB抑制セルA1の出力端子と修正用セル20,21,22の入力端子とをセル間配線で接続する必要があるため、図4の手順に従って設計される。
まずステップS1において、論理ブロック内に機能を実現するための論理セルを配置する。次いでステップS2において、修正用セルを配置する。そしてステップS3において、論理ブロック内の空き領域にデカップリング容量付きTDDB抑制セルA1を配置し、セル配置を完了する。
次にセル間配線工程であるが、まずステップS4において、ステップS1で配置した論理セル間の配線(詳細配線)を優先で行う。論理セルの配置位置により配線が不可能な場合は、その配線不可能な箇所を含む局所領域の再配線を完了するまで繰り返す。
そしてステップS5において、TDDB抑制セルA1と修正用セルとの間の配線(詳細配線)を行う。論理セルの配置位置やステップS4による配線混雑度の影響から配線が不可能な場合は、その配線不可能な箇所を含む局所領域の再配線を完了するまで繰り返す。
以上のように配線工程前にデカップリング容量付きTDDB抑制セルを配置し、さらに修正用セルの配線よりも論理セルの配線を優先する設計方法により、論理セル間の配線効率が向上する。すなわち、TDDB抑制セルA1と修正用セルを接続する配線の存在に起因して論理セル間を接続する配線が冗長迂回するということがない。その結果、配線遅延の影響を最小限に抑えることが可能となる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における半導体集積回路としての修正用回路付きTDDB抑制セルA2を表す回路図、図6はTDDB抑制セルA2のレイアウト平面図である。
本実施の形態の修正用回路付きTDDB抑制セルA2は、TDDB抑制回路1と修正用回路3で構成されている。TDDB抑制回路1は、実施の形態1の場合と同様であるので説明を省略する。修正用回路3は、実施の形態1の図3に示した修正用セル20,21,22と同等の役割を持つセルである。修正用回路3はPチャンネル型である第5のトランジスタQP5およびNチャンネル型である第6のトランジスタQN6から構成されるインバータを例としており、第5のトランジスタQP5のソースが高電圧電源配線(VDD)に接続され、第6のトランジスタQN6のソースが低電圧電源配線(VSS)に接続され、両トランジスタQP5,QN6のドレインどうしが互いに接続され、さらに両ゲートがセル内配線53を介して第2の出力端子OUT2に接続されている。なお、両ゲートは第1の出力端子OUT1に接続しても構わない。また、修正用回路3は、インバータに代えて、他の回路を用いてもよい。
以上のような構成により、実施の形態1と同様にチップ面積削減効果が得られる。
また、TDDB抑制セルA2を用いた配置配線に関する設計方法については、実施の形態1の図4と手順としては同様であるが、ステップS3において、TDDB抑制セルA1をTDDB抑制セルA2に替えて配置する点が異なる。
(実施の形態3)
図7は本発明の実施の形態3における半導体集積回路としてのデカップリング容量セルA3を表す回路図、図8はデカップリング容量セルA3のレイアウト平面図である。
デカップリング容量セルA3は、Pチャンネル型のトランジスタQP7とNチャンネル型のトランジスタQN8を含み、Pチャンネル型のトランジスタQP7のドレインおよびソースが高電圧電源配線(VDD)に接続され、Nチャンネル型のトランジスタQN8のドレインおよびソースが低電圧電源配線(VSS)に接続されている。そして、
Pチャンネル型のトランジスタQP7のゲートに入力端子IN7が接続され、Nチャンネル型のトランジスタQN8のゲートに入力端子IN8が接続されている。
図9はデカップリング容量セルA3,A3′と、実施の形態1の図1に示したデカップリング容量付きTDDB抑制セルA1を含む論理ブロックの一部を表すレイアウト平面図である。デカップリング容量セルA3,A3′は、同じ回路構成で入力端子IN7,IN8を持ち、セルサイズまたは容量値が互いに異なるものである。デカップリング容量セルA3の入力端子IN7がビア72とビア71に接続される異なる層のセル間配線65を介してTDDB抑制セルA1の第1の出力端子OUT1に接続され、入力端子IN8がセル間配線62を介して第2の出力端子OUT2に接続されている。また、デカップリング容量セルA3′の入力端子IN7がセル間配線65とビア71を介してTDDB抑制セルA1の第1の出力端子OUT1に接続され、入力端子IN8がビア74とビア73に接続される異なる層のセル間配線66を介して第2の出力端子OUT2に接続されている。
なお、デカップリング容量セルA3はTDDB抑制セルA1に隣接配置されているので、その入力端子IN8と第1の出力端子OUT2を接続する配線62については、セル内で使用されるメタル配線でもよい。
以上のような入力端子を持つデカップリング容量セルA3をライブラリとして準備しておくことにより、TDDB抑制セルA1は離れた位置のデカップリング容量セルA3に対して電源供給およびゲート保護が可能となる。この結果、複数のデカップリング容量セルに対して同様に汎用的に適用することができ、チップ面積の増大を抑制する効果がある。
次にデカップリング容量セルA3の配置配線に関する設計方法について図10のフローチャートを用いて説明する。
まずステップS11において、論理ブロック内に機能を実現するための論理セルを配置する。次いでステップS12において、修正用セルを配置する。そしてステップS13において、論理ブロック内の空き領域にデカップリング容量付きTDDB抑制セルA1を配置し、セル配置を完了する。
次にステップS14において、ネット情報に従って、ステップS11で配置した論理セルの暫定配線を行う。次いでステップS15において、TDDB抑制セルA1と修正用セルの暫定配線を行う。
次いでステップS16において、ステップS15で得られた結果から配線混雑領域を見積もる。次いでステップS17において、ステップS16で得られた結果から、配線が混雑しない領域に配置されたTDDB抑制セルA1をデカップリング容量セルA3(A3′)に入れ替える。このとき、配線混雑しない領域におけるすべてのTDDB抑制セルA1をデカップリング容量セルA3(A3′)に入れ替えるのではなく、あらかじめユーザによって設定された基準に従って、数セルに1セルの割合でTDDB抑制セルA1のまま配置してもよい。ステップS17によってブロック内に新たな空き領域が発生するため、ステップS18では、ステップS11〜S13で配置した各セルを移動し、設計規則に違反しない限りで空き領域のコンパクション(自動圧縮)を行う。その後、ステップS19およびステップS20で詳細配線を実施する。
なお,実施の形態1,2,3の設計方法におけるTDDB抑制セルの配置に関してはデカップリング容量付きTDDB抑制セルA1と修正用回路付きTDDB抑制セルA2を混在させて配置してもよい。
本発明の技術は、ゲート酸化膜を保護するためのTDDB抑制セルを共用し、冗長使用を防止するため、チップ面積増大の抑制が可能となり、容量セルや修正用セルを多用する大規模な半導体集積回路において有用である。
本発明の実施の形態1における半導体集積回路としてのデカップリング容量付きTDDB抑制セルを表す回路図 本発明の実施の形態1におけるTDDB抑制セルのレイアウト平面図 本発明の実施の形態1におけるデカップリング容量付きTDDB抑制セルを含む論理ブロックの一部を表すレイアウト平面図 本発明の実施の形態1における半導体集積回路の設計方法の手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における半導体集積回路としての修正用回路付きTDDB抑制セルを表す回路図 本発明の実施の形態2におけるTDDB抑制セルのレイアウト平面図 本発明の実施の形態3における半導体集積回路としてのデカップリング容量セルを表す回路図 本発明の実施の形態3におけるデカップリング容量セルのレイアウト平面図 本発明の実施の形態3におけるデカップリング容量セルとデカップリング容量付きTDDB抑制セルを含む論理ブロックの一部を表すレイアウト平面図 本発明の実施の形態3における半導体集積回路の設計方法の手順を示すフローチャート 従来の技術における半導体集積回路としてのデカップリング容量付きTDDB抑制セルを表す回路図 従来の技術におけるTDDB抑制セルのレイアウト平面図 従来の技術における半導体集積回路の設計方法の手順を示すフローチャート
符号の説明
1 TDDB抑制回路
2 デカップリング容量回路
3 修正用回路
20,21,22 修正用セル
23,24,25 論理セル
31〜34,61〜66 セル間配線
41,42,71〜74 ビア
51,52,53 セル内配線
A1 デカップリング容量付きTDDB抑制セル
A2 修正用回路付きTDDB抑制セル
A3,A3′ デカップリング容量セル
IN1〜IN8 入力端子
OUT1 第1の出力端子
OUT2 第2の出力端子
QP1 第1のトランジスタ
QN2 第2のトランジスタ
QP3 第3のトランジスタ
QN4 第4のトランジスタ
QP5 第5のトランジスタ
QN6 第6のトランジスタ
QP7 第7のトランジスタ
QN8 第8のトランジスタ

Claims (12)

  1. 導電型を互いに異にし、ソースが第1の電源配線に接続された第1のトランジスタとソースが第2の電源配線に接続された第2のトランジスタからなり、前記第1のトランジスタのドレインが前記第2のトランジスタのゲートに接続され、前記第2のトランジスタのドレインが前記第1のトランジスタのゲートに接続されたTDDB抑制回路と、
    導電型が前記第1のトランジスタと同じで、ソースおよびドレインが前記第1の電源配線に接続され、ゲートが前記TDDB抑制回路における前記第2のトランジスタのドレインに接続された第3のトランジスタからなるデカップリング容量回路と、
    前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインにそれぞれ接続された第1および第2の出力端子とを備えた半導体集積回路。
  2. 前記第1および第3のトランジスタはPチャンネル型のトランジスタであり、前記第2のトランジスタはNチャンネル型のトランジスタであり、前記第1の電源配線は高電圧電源配線であり、前記第2の電源配線は低電圧電源配線である請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 導電型を互いに異にし、ソースが第1の電源配線に接続された第1のトランジスタとソースが第2の電源配線に接続された第2のトランジスタからなり、前記第1のトランジスタのドレインが前記第2のトランジスタのゲートに接続され、前記第2のトランジスタのドレインが前記第1のトランジスタのゲートに接続されたTDDB抑制回路と、
    導電型が前記第2のトランジスタと同じで、ソースおよびドレインが前記第2の電源配線に接続され、ゲートが前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインに接続された第4のトランジスタからなるデカップリング容量回路と、
    前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインにそれぞれ接続された第1および第2の出力端子とを備えた半導体集積回路。
  4. 前記第1のトランジスタはPチャンネル型のトランジスタであり、前記第2および第4のトランジスタはNチャンネル型のトランジスタであり、前記第1の電源配線は高電圧電源配線であり、前記第2の電源配線は低電圧電源配線である請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 導電型を互いに異にし、ソースが第1の電源配線に接続された第1のトランジスタとソースが第2の電源配線に接続された第2のトランジスタからなり、前記第1のトランジスタのドレインが前記第2のトランジスタのゲートに接続され、前記第2のトランジスタのドレインが前記第1のトランジスタのゲートに接続されたTDDB抑制回路と、
    導電型が前記第1のトランジスタと同じで、ソースおよびドレインが前記第1の電源配線に接続され、ゲートが前記TDDB抑制回路における前記第2のトランジスタのドレインに接続された第3のトランジスタと、導電型が前記第2のトランジスタと同じで、ソースおよびドレインが前記第2の電源配線に接続され、ゲートが前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインに接続された第4のトランジスタからなるデカップリング容量回路と、
    前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインにそれぞれ接続された第1および第2の出力端子とを備えた半導体集積回路。
  6. 前記第1および第3のトランジスタはPチャンネル型のトランジスタであり、前記第2および第4のトランジスタはNチャンネル型のトランジスタであり、前記第1の電源配線は高電圧電源配線であり、前記第2の電源配線は低電圧電源配線である請求項5に記載の半導体集積回路。
  7. 導電型を互いに異にし、ソースが第1の電源配線に接続された第1のトランジスタとソースが第2の電源配線に接続された第2のトランジスタからなり、前記第1のトランジスタのドレインが前記第2のトランジスタのゲートに接続され、前記第2のトランジスタのドレインが前記第1のトランジスタのゲートに接続されたTDDB抑制回路と、
    少なくとも1つのトランジスタを含み、未使用時に電源電圧または接地電圧が固定的に印加される前記トランジスタのゲートに前記TDDB抑制回路におけるいずれか一方のトランジスタのドレインが接続された動作不具合修正または機能追加のための修正用回路と、
    前記TDDB抑制回路における前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインにそれぞれ接続された第1および第2の出力端子とを備えた半導体集積回路。
  8. さらに、ソースおよびドレインが高電圧電源配線に接続されゲートが第1の入力端子に接続されたPチャンネル型のトランジスタで構成されるデカップリング容量セルを備え、
    前記デカップリング容量セルにおける前記第1の入力端子が前記TDDB抑制回路における前記第2の出力端子にセル間配線を介して接続されている請求項1から請求項7までのいずれかに記載の半導体集積回路。
  9. さらに、ソースおよびドレインが低電圧電源配線に接続されゲートが第2の入力端子に接続されたNチャンネル型のトランジスタで構成されるデカップリング容量セルを備え、
    前記デカップリング容量セルにおける前記第2の入力端子が前記TDDB抑制回路における前記第1の出力端子にセル間配線を介して接続されている請求項1から請求項7までのいずれかに記載の半導体集積回路。
  10. さらに、ソースおよびドレインが高電圧電源配線に接続されゲートが第1の入力端子に接続されたPチャンネル型のトランジスタとソースおよびドレインが低電圧電源配線に接続されゲートが第2の入力端子に接続されたNチャンネル型のトランジスタとで構成されるデカップリング容量セルを備え、
    前記デカップリング容量セルにおける前記第1および第2の入力端子が前記TDDB抑制回路における前記第2および第1の出力端子にそれぞれセル間配線を介して接続されている請求項1から請求項7までのいずれかに記載の半導体集積回路。
  11. 論理ブロック内に機能を実現するための論理セルを配置する工程と、
    動作不具合修正または機能追加のための修正用セルを配置する工程と、
    前記論理ブロック内の空き領域に、デカップリング容量回路または修正用回路を含み、かつ複数の出力端子を備えたTDDB抑制セルを配置する工程と、
    前記配置した論理セル間の配線を行う工程と、
    前記TDDB抑制セルと前記修正用セルとの間の配線を行う工程とを含む半導体集積回路の設計方法。
  12. 論理ブロック内に機能を実現するための論理セルを配置する工程と、
    動作不具合修正または機能追加のための修正用セルを配置する工程と、
    前記論理ブロック内の空き領域に、デカップリング容量回路または修正用回路を含み、かつ複数の出力端子を備えたTDDB抑制セルを配置する工程と、
    前記論理セルの暫定配線を行う工程と、
    前記TDDB抑制回路と前記修正用セルとの間の暫定配線を行う工程と、
    前記暫定配線の結果から配線混雑度を見積もる工程と、
    前記見積もった配線混雑度に応じてデカップリング容量セルまたは修正用セルの配置個数を決定する工程と、
    前記配置した論理セル間の詳細配線を行う工程と、
    前記TDDB抑制セルと前記修正用セルとの間の詳細配線を行う工程とを含む半導体集積回路の設計方法。
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