JP2007234536A - 車輌用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な放熱性を確保すると共に灯室への不要物の侵入を防止する。
【解決手段】 レンズ3とランプボデイ2によって画成された灯室4に光源5を配置し、ランプボデイの背面に形成され灯室の内外を連通する複数の通気孔7a、7a、・・・、8a、8a、・・・を有する通気部7、8と、ランプボデイの背面から外方へ突出され上記通気部を周囲から囲む環状の突条部9とを設け、該突条部と車体300との間に弾性及び防水性を有する環状のパッキン14を介在させて突条部をパッキンを介して車体に密着させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は車輌用灯具に関する。詳しくは、ランプボデイの背面に形成された通気部を囲む環状の突条部をパッキンを介して車体に密着させて良好な放熱性を確保すると共に灯室への不要物の侵入を防止する技術分野に関する。
レンズとランプボデイによって画成された灯室に光源が配置された車輌用灯具、例えば、車輌用前照灯がある。
車輌用灯具にあっては、光源の発熱等による灯室内部の温度上昇を抑制するためにランプボデイの背面に通気孔が形成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような車輌用灯具においては、通気孔から灯室への塵埃等の不要物の侵入を防止する必要があり、特許文献1に記載された車輌用灯具にあっては、ランプボデイの内面側における通気孔に対応する位置にフィルターを配置して灯室内への塵埃等の不要物の侵入を防止している。
特許第3136467号公報
ところが、上記した従来の車輌用灯具にあっては、灯室内への塵埃等の不要物の侵入の防止を、一般に高価なフィルターを配置することにより行っているため、フィルターを配置する分、製造コストが高く、フィルターの配置のための作業も必要とされる。
また、フィルターを配置する分、通気性が低下し、放熱性の低下を来たすおそれもある。
そこで、本発明車輌用灯具は、良好な放熱性を確保すると共に灯室への不要物の侵入を防止することを課題とする。
本発明車輌用灯具は、上記した課題を解決するために、ランプボデイの背面に形成され灯室の内外を連通する複数の通気孔を有する通気部と、ランプボデイの背面から外方へ突出され上記通気部を周囲から囲む環状の突条部とを設け、該突条部と車体との間に弾性及び防水性を有する環状のパッキンを介在させて突条部をパッキンを介して車体に密着させるようにしたものである。
従って、本発明車輌用灯具にあっては、パッキンによって突条部と車体との間に隙間が形成されない。
本発明車輌用灯具は、レンズとランプボデイによって画成された灯室に光源が配置された車輌用灯具であって、ランプボデイの背面に形成され灯室の内外を連通する複数の通気孔を有する通気部と、ランプボデイの背面から外方へ突出され上記通気部を周囲から囲む環状の突条部とを備え、該突条部と車体との間に弾性及び防水性を有する環状のパッキンを介在させて突条部をパッキンを介して車体に密着させるようにしたことを特徴とする。
従って、良好な放熱性を確保することができると共に製造コストの高騰を来たすことなく塵埃等の不要物の灯室内への侵入を防止することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、上記通気部の厚みをランプボデイの他の部分の厚みより薄く形成したので、成形用金型の通気孔を形成するための突部の長さを短くすることができ、成形用金型の強度を向上させることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、上記通気部を上下に離隔した位置に複数形成したので、通気性の向上を図ることができる。
以下に、本発明車輌用灯具を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
以下に示した最良の形態は、本発明車輌用灯具をテールランプ及びストップランプとして機能する灯具に適用したものである。尚、本発明の適用範囲はテールランプ及びストップランプとして機能する灯具に限られることはなく、レンズとランプボデイによって画成された灯室に光源が配置された各種の車輌用灯具に広く適用することができる。
車輌用灯具1は、図1に示すように、一方に開口された凹部を有するランプボデイ2と該ランプボデイ2の開口面を閉塞するレンズ3とを備え、ランプボデイ2とレンズ3によって画成された内部空間が灯室4として形成されている。
ランプボデイ2には灯室4に配置される光源5が取り付けられている。光源5は、例えば、放電バルブやハロゲンバルブ等の白熱バルブであってもよく、また、発光ダイオード等であってもよい。
ランプボデイ2は樹脂材料によって形成され、背面部6が略平板状に形成されている。背面部6の略中央部には光源5を取り付けるための光源取付孔6aが形成されている(図2参照)。
背面部6には光源取付孔6aを挟んだ上下の位置にそれぞれ通気部7、8が設けられている。通気部7、8にはそれぞれ多数の通気孔7a、7a、・・・、8a、8a、・・・が形成され、通気部7、8は厚みがランプボデイ2の他の部分の厚みより薄く形成されている。通気部7、8の厚みは、例えば、1.2mmとされ、ランプボデイ2の他の部分の厚みは、例えば、2mmとされている。通気孔7a、7a、・・・、8a、8a、・・・の径は、例えば、約1mmとされている。
通気部7は、例えば、灯室4内の空気を外部へ放出する機能を有し、通気部8は、例えば、外部の空気を灯室4内に冷却空気として取り込む機能を有している。従って、通気孔8a、8a、・・・から外部の空気が冷却空気として灯室4内に取り込まれ、取り込まれて光源5の発熱等によって温度が上昇した空気が通気孔7a、7a、・・・から外部へ放出される。空気が灯室4の外部へ放出されるときには、同時に、灯室4内の水分が外部に放出され、レンズ3の曇りが防止又は解消される。
また、通気部7、8は、それぞれ径が約1mmの通気孔7a、7a、・・・、8a、8a、・・・が等間隔に並べられてメッシュ状に形成されている。従って、通気部7、8は、各通気孔7a、7a、・・・、8a、8a、・・・から虫が灯室4内に侵入できない開口面積とされながら、通気部7、8の全体の開口面積は、従来の通気孔1個の開口面積と同等にすることができ、良好な放熱性を確保することができる。
車輌用灯具1にあっては、通気部7、8を上下に離隔して設けたことにより、下方に位置する通気部7から冷却空気が灯室4内に取り込まれ、上方に位置する通気部8から取り込まれて温度が上昇した空気が外部へ放出されるため、通気性の向上を図ることができる。
ランプボデイ2は成形用金型100、200が突き合わされて形成されたキャビティーに溶融樹脂が充填され冷却されて成形される所謂射出成形によって形成される。従って、図3に示すように、通気孔7a、7a、・・・、8a、8a、・・・は、成形用金型100の細径に形成された突部101、101、・・・によって形成される。
上記のように通気部7、8の厚みを他の部分の厚みより小さくすることにより、成形用金型100の突部101、101、・・・の長さを短くすることができ、成形用金型100の強度を向上させることができる。
また、通気孔7a、7a、・・・、8a、8a、・・・の長さが短いため、通気性が高く、車輌用灯具1の放熱性の向上を図ることができる。
ランプボデイ2の背面部6には、外方へ突出された突条部9が設けられている(図1及び図2参照)。突条部9は環状に形成され、光源取付孔6a及び通気部7、8を周囲から囲む位置に設けられている。突条部9は、背面部6からの突出量が各部分で所定の大きさに形成され、車輌用灯具1が車体に取り付けられた状態において、車体の後述する受部と突条部9の先端面との距離が略一定値、例えば、2mmとなるようにされている。
灯室4内には、反射部材として機能するリフレクター10、遮光部材として機能するシェード11、遮蔽部材として機能するエクステンション12及び所定のレンズステップが形成されたインナーレンズ13がそれぞれ所定の位置に配置されている。
以上のように構成された車輌用灯具1は、車体300にネジ止め等の適宜の手段によって取り付けられる(図1参照)。このとき突条部9の先端面には環状のパッキン14が押し当てられ、突条部9の背面側に位置する車体300の受部301にパッキン14が押し付けられて密着される。パッキン14は弾性及び防水性を有する材料、例えば、ゴム材料によって形成されている。
パッキン14は厚みが、例えば、5mmとされ、受部301に押し付けられた状態において、突条部9の先端面側の部分が突条部9によって3mm程度窪んだ状態とされる(図1参照)。
以上に記載した通り、車輌用灯具1にあっては、ランプボデイ2に設けられた突条部9が弾性及び防水性を有するパッキン14を介して車体300の受部301に密着されるため、フィルターを用いたときのような製造コストの高騰を来たすことなく、通気孔7a、7a、・・・、8a、8a、・・・及び光源取付孔6aと光源5の隙間からの塵埃、水分、虫等の不要物の灯室4内への侵入を防止することができる。
また、灯室4内への塵埃等の不要物の侵入を防止するためのフィルターを用いないため、通気性の低下を来たすことがなく、車輌用灯具1の良好な放熱性を確保することができる。
上記した最良の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2及び図3と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は車輌用灯具の概略断面図である。 車輌用灯具の概略拡大斜視図である。 成形用金型とともに示す通気部の拡大断面図である。
符号の説明
1…車輌用灯具、2…ランプボデイ、3…レンズ、4…灯室、5…光源、7…通気部、7a…通気孔、8…通気部、8a…通気孔、9…突条部、14…パッキン

Claims (3)

  1. レンズとランプボデイによって画成された灯室に光源が配置された車輌用灯具であって、
    ランプボデイの背面に形成され灯室の内外を連通する複数の通気孔を有する通気部と、
    ランプボデイの背面から外方へ突出され上記通気部を周囲から囲む環状の突条部とを備え、
    該突条部と車体との間に弾性及び防水性を有する環状のパッキンを介在させて突条部をパッキンを介して車体に密着させるようにした
    ことを特徴とする車輌用灯具。
  2. 上記通気部の厚みをランプボデイの他の部分の厚みより薄く形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用灯具。
  3. 上記通気部を上下に離隔した位置に複数形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用灯具。
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