JP4997091B2 - 換気穴付き車両用灯具 - Google Patents

換気穴付き車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP4997091B2
JP4997091B2 JP2007335381A JP2007335381A JP4997091B2 JP 4997091 B2 JP4997091 B2 JP 4997091B2 JP 2007335381 A JP2007335381 A JP 2007335381A JP 2007335381 A JP2007335381 A JP 2007335381A JP 4997091 B2 JP4997091 B2 JP 4997091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
ventilation hole
housing
lamp
vehicular lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007335381A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009158312A (ja
Inventor
博之 大下
秀樹 若原
佳文 須山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2007335381A priority Critical patent/JP4997091B2/ja
Publication of JP2009158312A publication Critical patent/JP2009158312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4997091B2 publication Critical patent/JP4997091B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、ハウジングとレンズとによって画定される灯室内に光源を配置し、光源によって暖められて灯室内を上昇した空気を灯室外に排出するための換気穴を、ハウジングの後壁部のうち、ハウジングの天井部の近傍に配置した換気穴付き車両用灯具に関する。
特に、本発明は、換気穴の近傍まで上昇した空気が換気穴から遠ざかってしまうおそれを低減することができる換気穴付き車両用灯具に関する。
従来から、ハウジングとレンズとによって画定される灯室内に光源を配置し、光源によって暖められて灯室内を上昇した空気を灯室外に排出するための換気穴を、ハウジングの後壁部のうち、ハウジングの天井部の近傍に配置した換気穴付き車両用灯具が知られている。この種の換気穴付き車両用灯具の例としては、例えば特開2003−51212号公報に記載されたものがある。
特開2003−51212号公報に記載された換気穴付き車両用灯具では、ハウジング(ランプハウジング)とレンズとによって画定される灯室内に光源(放電灯バルブ)が配置されている。また、光源(放電灯バルブ)によって暖められて灯室内を上昇した空気が、ハウジング(ランプハウジング)の後壁部のうち、ハウジング(ランプハウジング)の天井部の近傍に配置された換気穴(開口部)を介して灯室外に排出される。
詳細には、特開2003−51212号公報に記載された換気穴付き車両用灯具では、光源(放電灯バルブ)によって暖められた空気のみならず、点灯制御回路によって暖められた空気も、灯室内を上昇し、換気穴(開口部)を介して灯室外に排出される。
ところで、特開2003−51212号公報に記載された換気穴付き車両用灯具では、暖められた空気が対流によって換気穴(開口部)の近傍まで上昇せしめられるものの、その空気を換気穴(開口部)の近傍から換気穴(開口部)まで案内するための手段が設けられていない。
そのため、特開2003−51212号公報に記載された換気穴付き車両用灯具では、換気穴(開口部)の近傍まで上昇した空気が、車両用灯具の前向きに逸れたり、車両用灯具の右向きに逸れたり、車両用灯具の左向きに逸れたりすることにより、換気穴(開口部)から遠ざかってしまうおそれがある。
詳細には、特開2003−51212号公報に記載された換気穴付き車両用灯具では、換気穴(開口部)の近傍まで上昇した空気が換気穴(開口部)から遠ざかってしまうと、その空気に湿気が含まれている場合に、換気穴(開口部)から遠ざかった空気がレンズなどによって冷やされ、レンズが曇ってしまうおそれがある。
特開2003−51212号公報
本発明は、換気穴の近傍まで上昇した空気が換気穴から遠ざかってしまうおそれを低減することができる換気穴付き車両用灯具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、ハウジングとレンズとによって画定される灯室内に光源を配置し、光源によって暖められて灯室内を上昇した空気を灯室外に排出するための換気穴を、ハウジングの後壁部のうち、ハウジングの天井部の近傍に配置した換気穴付き車両用灯具において、換気穴の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の前向きに逸れて換気穴から遠ざかってしまうのを防止するための前側壁と、換気穴の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の右向きに逸れて換気穴から遠ざかってしまうのを防止するための右側壁と、換気穴の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の左向きに逸れて換気穴から遠ざかってしまうのを防止するための左側壁とを設けたことを特徴とする換気穴付き車両用灯具が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、前側壁と右側壁と左側壁とをハウジングと一体的に成形したことを特徴とする請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、前側壁と右側壁と左側壁とを有する案内部材をハウジングとは別個に設け、案内部材をハウジングに対して取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、右側壁と左側壁とをハウジングと一体的に成形し、前側壁を有する案内部材をハウジングとは別個に設け、案内部材をハウジングに対して取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、前側壁とハウジングの天井部とを密着させ、前側壁と右側壁とを密着させ、前側壁と左側壁とを密着させ、右側壁とハウジングの天井部とを密着させ、右側壁とハウジングの後壁部とを密着させ、左側壁とハウジングの天井部とを密着させ、左側壁とハウジングの後壁部とを密着させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の換気穴付き車両用灯具が提供される。
請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具では、ハウジングとレンズとによって画定される灯室内に光源が配置されている。また、光源によって暖められて灯室内を上昇した空気が、ハウジングの後壁部のうち、ハウジングの天井部の近傍に配置された換気穴を介して灯室外に排出される。
詳細には、請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具では、換気穴の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の前向きに逸れて換気穴から遠ざかってしまうのを防止するための前側壁と、換気穴の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の右向きに逸れて換気穴から遠ざかってしまうのを防止するための右側壁と、換気穴の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の左向きに逸れて換気穴から遠ざかってしまうのを防止するための左側壁とが、設けられている。
つまり、請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具では、換気穴の近傍まで上昇し、車両用灯具の前向きに逸れようとする空気が、前側壁によって遮られる。また、換気穴の近傍まで上昇し、車両用灯具の右向きに逸れようとする空気が、右側壁によって遮られる。更に、換気穴の近傍まで上昇し、車両用灯具の左向きに逸れようとする空気が、左側壁によって遮られる。
すなわち、請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具では、ハウジングの後壁部の換気穴の近傍まで上昇した空気が、前側壁と右側壁と左側壁とによって換気穴まで案内される。
そのため、請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具によれば、換気穴の近傍まで上昇した空気が換気穴から遠ざかってしまうおそれを低減することができる。
詳細には、請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具によれば、湿気が含まれている空気が換気穴から遠ざかり、レンズなどによって冷やされるのに伴って、レンズが曇ってしまうおそれを低減することができる。
請求項2に記載の換気穴付き車両用灯具では、前側壁と右側壁と左側壁とがハウジングと一体的に成形されている。そのため、請求項2に記載の換気穴付き車両用灯具によれば、前側壁、右側壁および/または左側壁がハウジングとは別個の部材によって構成されている場合よりも、換気穴付き車両用灯具全体の組立コストを低減することができる。
前側壁と右側壁と左側壁とをハウジングと一体的に成形すると、成形用金型に対するハウジングの抜き方向が車両用灯具の前後方向に設定される場合に、前側壁の部分がアンダーカットになってしまう。
この点に鑑み、請求項3に記載の換気穴付き車両用灯具では、前側壁と右側壁と左側壁とを有する案内部材がハウジングとは別個に設けられている。更に、案内部材がハウジングに対して取り付けられる。好ましくは、請求項3に記載の換気穴付き車両用灯具では、案内部材が例えばねじ止めなどによってハウジングの後壁部に対して取り付けられる。
そのため、請求項3に記載の換気穴付き車両用灯具によれば、前側壁と右側壁と左側壁とがハウジングと一体的に成形される場合よりも、ハウジングの成形コストを低減することができる。
前側壁をハウジングと一体的に成形すると、成形用金型に対するハウジングの抜き方向が車両用灯具の前後方向に設定される場合に、前側壁の部分がアンダーカットになってしまう。
この点に鑑み、請求項4に記載の換気穴付き車両用灯具では、右側壁と左側壁とがハウジングと一体的に成形され、前側壁を有する案内部材がハウジングとは別個に設けられている。更に、案内部材がハウジングに対して取り付けられる。好ましくは、請求項4に記載の換気穴付き車両用灯具では、案内部材が例えばねじ止めなどによってハウジングの天井部に対して取り付けられる。
そのため、請求項4に記載の換気穴付き車両用灯具によれば、前側壁がハウジングと一体的に成形される場合よりも、ハウジングの成形コストを低減することができる。
請求項5に記載の換気穴付き車両用灯具では、前側壁とハウジングの天井部とが密着せしめられ、前側壁と右側壁とが密着せしめられ、前側壁と左側壁とが密着せしめられている。更に、右側壁とハウジングの天井部とが密着せしめられ、右側壁とハウジングの後壁部とが密着せしめられている。また、左側壁とハウジングの天井部とが密着せしめられ、左側壁とハウジングの後壁部とが密着せしめられている。
そのため、請求項5に記載の換気穴付き車両用灯具によれば、前側壁とハウジングの天井部との間に隙間が存在したり、前側壁と右側壁との間に隙間が存在したり、前側壁と左側壁との間に隙間が存在したり、右側壁とハウジングの天井部との間に隙間が存在したり、右側壁とハウジングの後壁部との間に隙間が存在したり、左側壁とハウジングの天井部との間に隙間が存在したり、左側壁とハウジングの後壁部との間に隙間が存在したりする場合よりも、換気穴の近傍まで上昇した空気が換気穴から遠ざかってしまうおそれを低減することができる。
以下、本発明の換気穴付き車両用灯具の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具を示した図である。詳細には、図1(A)は車両用灯具の左側から見た第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具の断面図、図1(B)は車両用灯具の右側から見た第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具の断面図である。
第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図1に示すように、ハウジング1とレンズ2とによって画定される灯室3内に光源4が配置されている。また、図1中に矢印で示すように、光源4によって暖められて灯室3内を上昇した空気が、ハウジング1の後壁部1aのうち、ハウジング1の天井部1bの近傍に配置された換気穴1a1を介して灯室3外に排出される。
更に、第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図1に示すように、換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の前向き(図1(A)の右向き、図1(B)の左向き)に逸れて換気穴1a1から遠ざかってしまうのを防止するための前側壁1b1と、換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の右向き(図1(A)の奥側)に逸れて換気穴1a1から遠ざかってしまうのを防止するための右側壁1b2と、換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の左向き(図1(B)の奥側)に逸れて換気穴1a1から遠ざかってしまうのを防止するための左側壁1b3とが、設けられている。
図2は車両用灯具の右前側かつ下側から見た前側壁1b1、右側壁1b2、左側壁1b3、換気穴1a1などの斜視図である。
第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図1中に矢印で示すように、換気穴1a1の近傍まで上昇し、車両用灯具の前向き(図1(A)の右向き、図1(B)の左向き)に逸れようとする空気が、前側壁1b1によって遮られる。また、第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図2中に矢印で示すように、換気穴1a1の近傍まで上昇し、車両用灯具の右向き(図2の右向き)に逸れようとする空気が、右側壁1b2によって遮られる。更に、換気穴1a1の近傍まで上昇し、車両用灯具の左向き(図2の左向き)に逸れようとする空気が、左側壁1b3によって遮られる。
すなわち、第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図1および図2に示すように、ハウジング1の後壁部1aの換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が、前側壁1b1と右側壁1b2と左側壁1b3とによって換気穴1a1まで案内される。そのため、第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具によれば、換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が換気穴1a1から遠ざかってしまうおそれを低減することができる。詳細には、第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具によれば、湿気が含まれている空気が換気穴1a1から遠ざかり、レンズ2などによって冷やされるのに伴って、レンズ2が曇ってしまうおそれを低減することができる。
図1において1cはハウジング1の底部を示しており、5は光源4から放射された光を反射して車両用灯具の照射方向(図1(A)の右側、図1(B)の左側)に照射するためのリフレクタを示している。6は灯室3外の水分、埃などが換気穴1a1を介して灯室3内に侵入するのを防止するために屈曲路が形成された屈曲部材を示している。
第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、光源4から放射された光がリフレクタ5によって反射されて車両用灯具の照射方向(図1(A)の右側、図1(B)の左側)に照射されるが、第2の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、代わりに、リフレクタ5を省略し、光源4から放射された光を、レンズ2に形成されたレンズカット部(図示せず)によって配光制御し、車両用灯具の照射方向に照射することも可能である。また、第3の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、代わりに、リフレクタ5から反射光の一部を遮るためのシェード(図示せず)と、シェードによって遮られなかった光を投影するための投影レンズ(図示せず)とを設け、投影レンズからの光を車両用灯具の照射方向に照射することも可能である。
第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図1および図2に示すように、前側壁1b1と右側壁1b2と左側壁1b3とがハウジング1と一体的に成形されている。そのため、第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具によれば、前側壁1b1、右側壁1b2および/または左側壁1b3がハウジング1とは別個の部材によって構成されている場合よりも、換気穴付き車両用灯具全体の組立コストを低減することができる。
また、第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図1に示すように、前側壁1b1とハウジング1の天井部1bとが密着せしめられている。更に、図2に示すように、前側壁1b1と右側壁1b2とが密着せしめられ、前側壁1b1と左側壁1b3とが密着せしめられている。更に、右側壁1b2とハウジング1の天井部1bとが密着せしめられ、右側壁1b2とハウジング1の後壁部1aとが密着せしめられている。また、左側壁1b3とハウジング1の天井部1bとが密着せしめられ、左側壁1b3とハウジング1の後壁部1aとが密着せしめられている。換言すれば、第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図1および図2に示すように、前側壁1b1がハウジング1の天井部1bから延ばされ、右側壁1b2がハウジング1の後壁部1aおよび天井部1bから延ばされ、左側壁1b3がハウジング1の後壁部1aおよび天井部1bから延ばされている。
そのため、第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具によれば、前側壁1b1とハウジング1の天井部1bとの間に隙間が存在したり、前側壁1b1と右側壁1b2との間に隙間が存在したり、前側壁1b1と左側壁1b3との間に隙間が存在したり、右側壁1b2とハウジング1の天井部1bとの間に隙間が存在したり、右側壁1b2とハウジング1の後壁部1aとの間に隙間が存在したり、左側壁1b3とハウジング1の天井部1bとの間に隙間が存在したり、左側壁1b3とハウジング1の後壁部1aとの間に隙間が存在したりする場合よりも、換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が換気穴1a1から遠ざかってしまうおそれを低減することができる。
以下、本発明の換気穴付き車両用灯具の第4の実施形態について説明する。図3は第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具を示した図である。詳細には、図3(A)は車両用灯具の左側から見た第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具の断面図、図3(B)は車両用灯具の右側から見た第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具の断面図である。
第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図1および図2に示すように、前側壁1b1と右側壁1b2と左側壁1b3とが、ハウジング1と一体的に成形されているが、第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図3に示すように、前側壁8aと右側壁8bと左側壁8cとを有する案内部材8がハウジング1とは別個に設けられ、案内部材8が例えばねじ止めなどによってハウジング1に対して取り付けられている。
図4は車両用灯具の右前側かつ下側から見た案内部材8などの斜視図である。詳細には、図4(A)は案内部材8がハウジング1に対して取り付けられた状態を示した斜視図、図4(B)は案内部材8のねじ止め部8dをハウジング1の後壁部1aの雌ねじ部1a2に対してねじ止めすることにより、案内部材8がハウジング1の後壁部1aに対して取り付けられている状態を示した斜視図である。
第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図3中に矢印で示すように、光源4によって暖められて灯室3内を上昇した空気が、ハウジング1の後壁部1aのうち、ハウジング1の天井部1bの近傍に配置された換気穴1a1を介して灯室3外に排出される。
詳細には、第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図3中に矢印で示すように、換気穴1a1の近傍まで上昇し、車両用灯具の前向き(図3(A)の右向き、図3(B)の左向き)に逸れようとする空気が、案内部材8の前側壁8aによって遮られる。また、第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図4(A)中に矢印で示すように、換気穴1a1の近傍まで上昇し、車両用灯具の右向き(図4(A)の右向き)に逸れようとする空気が、案内部材8の右側壁8bによって遮られる。更に、換気穴1a1の近傍まで上昇し、車両用灯具の左向き(図4(A)の左向き)に逸れようとする空気が、案内部材8の左側壁8cによって遮られる。
すなわち、第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図3および図4に示すように、ハウジング1の後壁部1aの換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が、案内部材8の前側壁8aと右側壁8bと左側壁8cとによって換気穴1a1まで案内される。そのため、第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具によれば、換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が換気穴1a1から遠ざかってしまうおそれを低減することができる。詳細には、第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具によれば、湿気が含まれている空気が換気穴1a1から遠ざかり、レンズ2などによって冷やされるのに伴って、レンズ2が曇ってしまうおそれを低減することができる。
第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図4に示すように、案内部材8の前側壁8aと右側壁8bとが密着せしめられ、案内部材8の前側壁8aと左側壁8cとが密着せしめられている。
第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、案内部材8の前側壁8aの上端部とハウジング1の天井部1bとの間にシール材が配置されないが、第5の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、代わりに、案内部材8の前側壁8aの上端部とハウジング1の天井部1bとの間にシール材を配置することにより、案内部材8の前側壁8aとハウジング1の天井部1bとを密着させることも可能である。
また、第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、案内部材8の右側壁8bの上端部とハウジング1の天井部1bとの間にシール材が配置されないが、第5の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、代わりに、案内部材8の右側壁8bの上端部とハウジング1の天井部1bとの間にシール材を配置することにより、案内部材8の右側壁8bとハウジング1の天井部1bとを密着させることも可能である。
更に、第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、案内部材8の左側壁8cの上端部とハウジング1の天井部1bとの間にシール材が配置されないが、第5の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、代わりに、案内部材8の左側壁8cの上端部とハウジング1の天井部1bとの間にシール材を配置することにより、案内部材8の左側壁8cとハウジング1の天井部1bとを密着させることも可能である。
また、第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、案内部材8のねじ止め部8dとハウジング1の後壁部1aとの間にシール材が配置されないが、第5の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、代わりに、案内部材8のねじ止め部8dとハウジング1の後壁部1aとの間にシール材を配置することにより、案内部材8の右側壁8bとハウジング1の後壁部1aとを密着させ、案内部材8の左側壁8cとハウジング1の後壁部1aとを密着させることも可能である。
第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、例えば板金のような材料によって案内部材8が形成されているが、第6の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、代わりに、例えば樹脂材料などのような板金以外の任意の材料によって案内部材8を形成することも可能である。
以下、本発明の換気穴付き車両用灯具の第7の実施形態について説明する。図5は第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具を示した図である。詳細には、図5(A)は車両用灯具の左側から見た第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具の断面図、図5(B)は車両用灯具の右側から見た第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具の断面図である。
第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図1および図2に示すように、前側壁1b1と右側壁1b2と左側壁1b3とが、ハウジング1と一体的に成形されているが、第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図5に示すように、右側壁1b2と左側壁1b3とがハウジング1と一体的に成形され、前側壁9aを有する案内部材9がハウジング1とは別個に設けられ、案内部材9が例えばねじ止めなどによってハウジング1に対して取り付けられている。
図6は案内部材9などを示した図である。詳細には、図6(A)は案内部材9がハウジング1の右側壁1b2と左側壁1b3との間に取り付けられた状態を車両用灯具の右前側かつ下側から見た斜視図、図6(B)は案内部材9がハウジング1の右側壁1b2と左側壁1b3との間に取り付けられている状態を車両用灯具の右前側かつ下側から見た斜視図、図6(C)は案内部材9の平面図である。
第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図5および図6に示すように、案内部材9がハウジング1の右側壁1b2と左側壁1b3との間に圧入され、その結果、案内部材9の当接部9cとハウジング1の右側壁1b2とが密着せしめられ、案内部材9の当接部9dとハウジング1の左側壁1bcとが密着せしめられる。更に、ハウジング1の天井部1bのねじ穴1b4を介してハウジング1の上側から挿入されたねじの雄ねじ部(図示せず)と、案内部材9のねじ止め部9bに形成された雌ねじ部9b1とが螺合せしめられ、その結果、案内部材9がハウジング1に対して固定される。
第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図5中に矢印で示すように、光源4によって暖められて灯室3内を上昇した空気が、ハウジング1の後壁部1aのうち、ハウジング1の天井部1bの近傍に配置された換気穴1a1を介して灯室3外に排出される。
詳細には、第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図5中に矢印で示すように、換気穴1a1の近傍まで上昇し、車両用灯具の前向き(図5(A)の右向き、図5(B)の左向き)に逸れようとする空気が、案内部材9の前側壁9aによって遮られる。また、第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図6(A)中に矢印で示すように、換気穴1a1の近傍まで上昇し、車両用灯具の右向き(図6(A)の右向き)に逸れようとする空気が、ハウジング1の右側壁1b2によって遮られる。更に、換気穴1a1の近傍まで上昇し、車両用灯具の左向き(図6(A)の左向き)に逸れようとする空気が、ハウジング1の左側壁1b3によって遮られる。
すなわち、第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図5および図6(A)に示すように、ハウジング1の後壁部1aの換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が、案内部材9の前側壁9aとハウジング1の右側壁1b2と左側壁1b3とによって換気穴1a1まで案内される。そのため、第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具によれば、換気穴1a1の近傍まで上昇した空気が換気穴1a1から遠ざかってしまうおそれを低減することができる。詳細には、第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具によれば、湿気が含まれている空気が換気穴1a1から遠ざかり、レンズ2などによって冷やされるのに伴って、レンズ2が曇ってしまうおそれを低減することができる。
第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、図6(B)に示すように、右側壁1b2とハウジング1の天井部1bとが密着せしめられ、右側壁1b2とハウジング1の後壁部1aとが密着せしめられている。また、左側壁1b3とハウジング1の天井部1bとが密着せしめられ、左側壁1b3とハウジング1の後壁部1aとが密着せしめられている。更に、図6(A)に示すように、前側壁9aを有する案内部材9とハウジング1の右側壁1b2とが密着せしめられ、前側壁9aを有する案内部材9とハウジング1の左側壁1b3とが密着せしめられている。
第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、案内部材9の前側壁9aの上端部とハウジング1の天井部1bとの間にシール材が配置されないが、第8の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、代わりに、案内部材9の前側壁9aの上端部とハウジング1の天井部1bとの間にシール材を配置することにより、案内部材9の前側壁9aとハウジング1の天井部1bとを密着させることも可能である。
第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、例えば板金のような材料によって案内部材9が形成されているが、第9の実施形態の換気穴付き車両用灯具では、代わりに、例えば樹脂材料などのような板金以外の任意の材料によって案内部材9を形成することも可能である。
第10の実施形態では、上述した第1から第9の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
本発明の換気穴付き車両用灯具は、例えばヘッドランプなどのような車両用灯具に適用可能である。
第1の実施形態の換気穴付き車両用灯具を示した図である。 車両用灯具の右前側かつ下側から見た前側壁1b1、右側壁1b2、左側壁1b3、換気穴1a1などの斜視図である。 第4の実施形態の換気穴付き車両用灯具を示した図である。 車両用灯具の右前側かつ下側から見た案内部材8などの斜視図である。 第7の実施形態の換気穴付き車両用灯具を示した図である。 案内部材9などを示した図である。
符号の説明
1 ハウジング
1a 後壁部
1a1 換気穴
1b 天井部
1b1 前側壁
1b2 右側壁
1b3 左側壁
1c 底部
2 レンズ
3 灯室
4 光源
5 リフレクタ
6 屈曲部材

Claims (5)

  1. ハウジングとレンズとによって画定される灯室内に光源を配置し、
    光源によって暖められて灯室内を上昇した空気を灯室外に排出するための換気穴を、ハウジングの後壁部のうち、ハウジングの天井部の近傍に配置した換気穴付き車両用灯具において、
    換気穴の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の前向きに逸れて換気穴から遠ざかってしまうのを防止するための前側壁と、
    換気穴の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の右向きに逸れて換気穴から遠ざかってしまうのを防止するための右側壁と、
    換気穴の近傍まで上昇した空気が車両用灯具の左向きに逸れて換気穴から遠ざかってしまうのを防止するための左側壁とを設けたことを特徴とする換気穴付き車両用灯具。
  2. 前側壁と右側壁と左側壁とをハウジングと一体的に成形したことを特徴とする請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具。
  3. 前側壁と右側壁と左側壁とを有する案内部材をハウジングとは別個に設け、
    案内部材をハウジングに対して取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具。
  4. 右側壁と左側壁とをハウジングと一体的に成形し、
    前側壁を有する案内部材をハウジングとは別個に設け、
    案内部材をハウジングに対して取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の換気穴付き車両用灯具。
  5. 前側壁とハウジングの天井部とを密着させ、
    前側壁と右側壁とを密着させ、
    前側壁と左側壁とを密着させ、
    右側壁とハウジングの天井部とを密着させ、
    右側壁とハウジングの後壁部とを密着させ、
    左側壁とハウジングの天井部とを密着させ、
    左側壁とハウジングの後壁部とを密着させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の換気穴付き車両用灯具。
JP2007335381A 2007-12-26 2007-12-26 換気穴付き車両用灯具 Expired - Fee Related JP4997091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007335381A JP4997091B2 (ja) 2007-12-26 2007-12-26 換気穴付き車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007335381A JP4997091B2 (ja) 2007-12-26 2007-12-26 換気穴付き車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009158312A JP2009158312A (ja) 2009-07-16
JP4997091B2 true JP4997091B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=40962099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007335381A Expired - Fee Related JP4997091B2 (ja) 2007-12-26 2007-12-26 換気穴付き車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4997091B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5672118B2 (ja) * 2011-03-31 2015-02-18 市光工業株式会社 車両用灯具
ITTV20110099A1 (it) * 2011-07-11 2013-01-12 Automotive Lighting Polska Sp Z O O Fanale automobilistico posteriore
JP6173195B2 (ja) * 2013-12-04 2017-08-02 日東電工株式会社 車両用灯具
DE102017119618A1 (de) * 2017-08-28 2019-02-28 Illinois Tool Works Inc. Luftleitanordnung

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58142809U (ja) * 1982-03-23 1983-09-26 トヨタ自動車株式会社 自動車用ランプのランプハウジング構造
JPH0214085Y2 (ja) * 1985-03-27 1990-04-18
JPH03124514U (ja) * 1990-03-30 1991-12-17
JP3942330B2 (ja) * 1999-12-27 2007-07-11 日野自動車株式会社 車両用灯具の通気構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009158312A (ja) 2009-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9644809B2 (en) Light source unit
US9945524B2 (en) Light source unit and lighting fixture
JP4997091B2 (ja) 換気穴付き車両用灯具
US8520392B2 (en) Electronic control unit and method for producing component of same
JP2013075608A (ja) 車両用灯具
JP2008251536A (ja) 隔絶された光チャンバを有するヘッドランプ組立体
JP4928363B2 (ja) 車両用灯具
CN210424853U (zh) 电子单元
EP2210042A1 (en) Light, specially for motor vehicles
WO2022130997A1 (ja) 灯具ユニット
JP2019197745A (ja) 車両用灯具
JP4442903B2 (ja) 車輌用灯具
JP7283076B2 (ja) 車両用灯具
JP6042657B2 (ja) 車両用灯具
CN112005046A (zh) 车辆用灯具
JP5488208B2 (ja) 車両用灯具
CN211232730U (zh) 车辆用灯具
JP6827668B2 (ja) 車両用灯具の取付構造
JP4120005B2 (ja) ランプの防曇構造
JP6713742B2 (ja) 車両用灯具
JP2009158265A (ja) 換気穴付き車両用灯具
JP2011108456A (ja) 車両用灯具
JP2017084493A (ja) 車両用灯具
JP2010146906A (ja) 車両用灯具
CN107110456A (zh) 车辆照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120425

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120514

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4997091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees