JP2007232940A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リードスクリューとナットの喰い付きを防止し、円滑な駆動を図る。
【解決手段】レンズGを保持したレンズ枠20を光軸方向Lにガイドするガイドシャフト30、40、レンズ枠20に固定されたナット50、光軸方向Lに伸長しかつナット50に螺合する雄ネジ61をもつリードスクリュー60、リードスクリュー60を回転駆動する駆動源70、レンズ枠20を光軸方向Lに付勢する付勢手段を備え、リードスクリュー60は、レンズ枠20がその移動範囲の両側の移動端に位置するとき,ナット50と螺合しない非ネジ部62,63を有し、付勢手段としてのガタ寄せバネ80及びコイルバネ90は、非ネジ部62,63に対応する位置にあるナット50を雄ネジ61に螺合させ得るように付勢する。これにより、雄ネジ61及び雌ネジ51の喰い付きが防止され、円滑な駆動動作を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズを光軸方向に駆動するレンズ駆動装置に関し、特に、駆動機構としてリードスクリュー及びナットを含み、記録媒体に対して情報の記録あるいは再生等に用いられる光ピックアップユニット等に搭載されるレンズ駆動装置に関する。
従来、被駆動体を所定方向に往復駆動する駆動装置としては、被駆動体としての対物レンズを保持した可動ブロック、可動ブロックと一体的に移動するように形成されたナット、ナットと螺合するリードスクリュー、リードスクリューに連結されたギヤボックス、ギヤボックスに連結されたステッピングモータ等を備え、ステッピングモータが回転すると、ギヤボックスを介してリードスクリューが回転し、ナットがリードスクリューに沿って移動することにより、可動ブロック及び対物レンズが移動するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この駆動装置では、リードスクリューの全域に雄ネジが形成され、ナットの雌ネジは、可動ブロック(及び対物レンズ)の移動範囲の両端においても、リードスクリューの雄ネジと螺合するようになっている。
したがって、可動ブロックの移動範囲の両端を規制するべく可動ブロックが当接するストッパ等を採用し、又、可動ブロックのガタツキを規制するべく可動ブロックをリードスクリューの軸線方向に付勢するスプリング等を採用した場合、可動ブロックが移動端に達したとき、ナットとリードスクリューのロック(喰い付き)が生じ、ステッピングモータを逆転させても、そのロック状態が解除されない虞があった。
特開平9−139821号公報
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡略化、部品点数の削減、小型化等を図りつつ、リードスクリュー及びナットを含む駆動機構によりレンズを光軸方向に移動させる際に、レンズのガタツキ等を抑えつつ、その移動範囲の両端においてリードスクリューとナットの喰い付きを防止し、円滑な駆動を行うことができるレンズ駆動装置を提供することにある。
本発明のレンズ駆動装置は、レンズを保持したレンズ枠と、レンズ枠を光軸方向にガイドするガイドシャフトと、レンズ枠に固定されたナットと、光軸方向に伸長しかつナットに螺合する雄ネジをもつリードスクリューと、リードスクリューを回転駆動する駆動源と、レンズ枠を光軸方向に付勢する付勢手段を備えたレンズ駆動装置であって、上記リードスクリューは、レンズ枠がその移動範囲の両側の移動端に位置するとき,ナットと螺合しない非ネジ部を有し、上記付勢手段は、非ネジ部に対応する位置にあるナットを雄ネジに螺合させ得るように付勢する、ことを特徴としている。
この構成によれば、駆動源によりリードスクリューが一方向又は他方向に回転し、ナットを介して、レンズ枠がガイドシャフトにより光軸方向に案内されつつ移動範囲の一方側又は他方側の移動端に至ると、ナット(の雌ネジ)とリードスクリュー(の雄ネジ)の螺合が解除されて、ナット(の雌ネジ)はリードスクリューの非ネジ部に対応する位置に移動する。また、この非螺合の状態で、付勢手段がレンズ枠に付勢力を及ぼして、ナット(の雌ネジ)をリードスクリューの雄ネジに近接させて螺合可能な状態に保持する。したがって、レンズ枠の移動端におけるリードスクリューとナットのロック(喰い付き)を防止することができると共に、リードスクリューの逆向きの回転により即座にナットをリードスクリューの雄ネジに螺合させることができる。
このように、レンズ枠が移動範囲の両側の移動端に位置するときナットがリードスクリューと螺合しないようにし、かつ、移動端から戻るときナットがリードスクリューに即座に螺合し得るように形成したことにより、雄ネジ及び雌ネジの喰い付きが防止され、円滑な駆動動作を得ることができる。
上記構成において、付勢手段は、レンズ枠がその移動範囲の一方側の移動端に位置するとき,ナットを雄ネジに螺合させ得るように付勢する第1付勢部材と、レンズ枠がその移動範囲の他方側の移動端に位置するとき,ナットを雄ネジに螺合させ得るように付勢する第2付勢部材とを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、駆動源によりリードスクリューが一方向に回転し、ナットを介して、レンズ枠が移動範囲の一方側の移動端に至ると、ナット(の雌ネジ)とリードスクリュー(の雄ネジ)の螺合が解除されて、ナット(の雌ネジ)はリードスクリューの非ネジ部に対応する位置に移動する。このとき、第1付勢部材がレンズ枠に付勢力を及ぼして、ナット(の雌ネジ)をリードスクリューの雄ネジに近接させて螺合可能な状態に保持する。
一方、駆動源によりリードスクリューが他方向に回転し、ナットを介して、レンズ枠が移動範囲の他方側の移動端に至ると、ナット(の雌ネジ)とリードスクリュー(の雄ネジ)の螺合が解除されて、ナット(の雌ネジ)はリードスクリューの非ネジ部に対応する位置に移動する。このとき、第2付勢部材がレンズ枠に付勢力を及ぼして、ナット(の雌ネジ)をリードスクリューの雄ネジに近接させて螺合可能な状態に保持する。
このように、レンズ枠が移動範囲の両側の移動端に位置するとき、第1付勢部材及び第2付勢部材が、それぞれの移動端にて非螺合状態にあるナットをリードスクリューと螺合可能な状態に保持するため、雄ネジ及び雌ネジの喰い付きを確実に防止しつつ、より円滑な駆動動作を得ることができる。
上記構成において、第1付勢部材は、レンズ枠を光軸方向の一方向に向けて常時付勢するガタ寄せバネであり、第2付勢部材は、レンズ枠がガタ寄せバネの付勢力が弱まる他方側の移動端にあるとき,ガタ寄せバネの付勢力に対し対抗する向きにかつより大きい付勢力を及ぼすように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、付勢手段を構成する第1付勢部材及び第2付勢部材のうち、第1付勢部材がレンズ枠のガタツキを防止するガタ寄せバネを兼ねるため、部品点数を削減でき、構造の簡略化、装置の小型化を達成することができる。
上記構成において、ガイドシャフト及び駆動源を固定するベースを有し、ガタ寄せバネは、ガイドシャフトの周りに配置されると共にベースとレンズ枠の間に圧縮した状態で取り付けられたコイルバネであり、第2付勢部材は、ナットと対向する領域において,一端がベースに固定されかつ他端がレンズ枠に当接し得るように開放されたコイルバネである、構成を採用することができる。
この構成によれば、レンズ枠がガタ寄せバネ(第1付勢部材)の付勢力が弱まる他方側の移動端に至ると、第2付勢部材としてのコイルバネがガタ寄せバネとしてのコイルバネの付勢力よりも大きい付勢力を及ぼして、螺合から解除されたナットを、リードスクリューの非ネジ部から雄ネジに向けて螺合可能に付勢した状態となる。このように、ガタ寄せバネ(第1付勢部材)及び第2付勢部材が共にコイルバネであるため、レンズ枠の位置に応じた相互のバネ特性(バネ定数等)を所定の値に容易に設定することができる。
上記構成において、ガイドシャフト及び駆動源を固定するベースを有し、ガタ寄せバネは、ガイドシャフトの周りに配置されると共にベースとレンズ枠の間に圧縮した状態で取り付けられたコイルバネであり、第2付勢部材は、ナットと対向する領域において,一端がベースに固定されかつ他端がレンズ枠に当接し得るように開放された弾性変形可能な樹脂部材である、構成を採用することができる。
この構成によれば、レンズ枠がガタ寄せバネ(第1付勢部材)の付勢力が弱まる他方側の移動端に至ると、第2付勢部材としての弾性変形可能な樹脂部材がガタ寄せバネとしてのコイルバネの付勢力よりも大きい付勢力を及ぼして、螺合から解除されたナットを、リードスクリューの非ネジ部から雄ネジに向けて螺合可能に付勢した状態となる。このように、第2付勢部材が弾性変形可能な樹脂部材であるため、ベース上の許容スペース又は要求される付勢力に合わせてその形状を自由にモールド等により成型して設定することができ、バネ特性(バネ定数等)を所定の値に容易に設定することができる。
上記構成において、ガイドシャフト及び駆動源を固定するベースを有し、ガタ寄せバネは、リードスクリューの周りに配置されると共にベースとレンズ枠の間に圧縮した状態で取り付けられたコイルバネであり、第2付勢部材は、ナットと対向する領域において,一端がベースに固定されかつ他端がレンズ枠に当接し得るように開放されたコイルバネである、構成を採用することができる。
この構成によれば、ガタ寄せバネ(第1付勢部材)が、第2付勢部材としてのコイルバネと同軸上に配置されるため、レンズ枠に不要な回転モーメント等が作用することはなく、レンズ枠を円滑に移動させることができる。
上記構成において、ガイドシャフト及び駆動源を固定するベースを有し、ガタ寄せバネは、リードスクリューの周りに配置されると共にベースとレンズ枠の間に圧縮した状態で取り付けられたコイルバネであり、第2付勢部材は、ナットと対向する領域において,一端がベースに固定されかつ他端がレンズ枠に当接し得るように開放された弾性変形可能な樹脂部材である、構成を採用することができる。
この構成によれば、ガタ寄せバネ(第1付勢部材)が、第2付勢部材としての弾性変形可能な樹脂部材と同軸上に配置されるため、レンズ枠に不要な回転モーメント等が作用することはなく、レンズ枠を円滑に移動させることができる。
上記構成をなすレンズ駆動装置によれば、構造の簡略化、部品点数の削減、小型化等を達成しつつ、レンズを光軸方向に移動させる際に、レンズ(レンズ枠)のガタツキ等を抑えつつ、その移動範囲の両端においてリードスクリューとナットの喰い付きを防止でき、円滑な駆動を行うことができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図4は、本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の内部を示す平面図、図2は装置の一部を示す正面図、図3及び図4は装置の動作を説明する部分拡大図である。
このレンズ駆動装置は、図1及び図2に示すように、ベース10、レンズGを保持したレンズ枠20、レンズ枠20を光軸方向Lにガイドする2つのガイドシャフト30,40、レンズ枠20に固定されて一体的に移動するナット50、光軸方向Lに伸長しかつナット50に螺合するリードスクリュー60、リードスクリュー60を回転駆動する駆動源としてのモータ70、レンズ枠20を光軸方向Lの一方向に付勢する付勢手段(及び第1付勢部材)としてのガタ寄せバネ80、ナット50と対向する領域に設けられた付勢手段(第2付勢部材)としてのコイルバネ90、レンズ枠20の位置を検出するセンサ100等を備えている。
ベース10は、樹脂材料等を用いて箱状に形成されており、図1及び図2に示すように、レンズGを露出させる開口部11a及びコイルバネ90の一端部を受ける受け部11bを画定する壁部11、ガイドシャフト30を固定すると共にガタ寄せバネ80の一端を受ける受け部12aを画定する固定部12、ガイドシャフト40及びセンサ100を固定する固定部13、モータ70を固定する壁部14,15等を備えている。
レンズ枠20は、樹脂材料等を用いて形成されており、図1及び図2に示すように、レンズGを保持する円筒部21、円筒部21から光軸方向Lに垂直な一方向及び他方向にそれぞれ延出する腕部22,23、腕部22に一体的に形成されてガイドシャフト30を摺動自在に嵌合させる嵌合孔24aを画定する円筒状の嵌合部24、腕部22に一体的に形成されてリードスクリュー60を非接触にて挿通させる円孔25aを画定すると共にナット50を回転不能に固定するナット固定部25、腕部23の先端に形成されてガイドシャフト40を摺動自在に挿入させる略U字状の凹部26aを画定する嵌合部26、腕部23から光軸方向Lに延出して形成されセンサ100により検出される被検出片27等を備えている。
ガイドシャフト30は、光軸方向Lに伸長すると共に円形断面をなすように剛性の高い金属材料等により形成されており、その両端がベース10の壁部11と固定部12とに固定されている。そして、ガイドシャフト30は、レンズ枠20の嵌合部24(の嵌合孔24a)に摺動自在に嵌合されて、レンズ枠20を光軸L方向にガイドするようになっている。
ガイドシャフト40は、光軸方向Lに伸長すると共に円形断面をなすように剛性の高い金属材料等により形成されており、その両端がベース10の壁部11と固定部13とに固定されている。そして、ガイドシャフト40は、レンズ枠20の嵌合部26(のU字状の凹部26a)に摺動自在に嵌合されて、レンズ枠20を光軸L方向にガイドすると共に主としてレンズ枠20がガイドシャフト30の回りに回転するのを規制するようになっている。
ナット50は、図1及び図2に示すように、金属材料等を用いて略扁平に形成され、その中央にリードスクリュー60の後述する雄ネジ61と螺合し得る雌ネジ51、その外周縁部から径方向外側に突出しナット固定部25の凹部25bに回転不能に嵌め込まれる突起52等を備えている。
そして、ナット50は、突起52が凹部25bに嵌め込まれると共に、円孔25aと略同軸上に雌ネジ51が位置付けられようにして、レンズ枠20のナット固定部25に回転不能にかつレンズ枠20と光軸方向Lに一体的に移動するように取り付けられている。
リードスクリュー60は、図1ないし図4に示すように、光軸方向Lに伸長すると共に、その略中央領域の所定範囲に亘って形成された雄ネジ61、雄ネジ61の一方側の終端に隣接して形成された非ネジ部62、雄ネジ61の他方側の終端に隣接して形成された非ネジ部63等を備えている。
非ネジ部62は、図3に示すように、レンズ枠20がその移動範囲の一方側の移動端に位置するとき、リードスクリュー60の雄ネジ61がナット50の雌ネジ51と螺合しない状態を確保するものである。
非ネジ部63は、図4に示すように、レンズ枠20が移動範囲の他方側の移動端に位置するとき、リードスクリュー60の雄ネジ61がナット50の雌ネジ51と螺合しない状態を確保するものである。
そして、リードスクリュー60は、その先端がベース10の壁部11に当接されると共にその他端がモータ70に直結され、雄ネジ61にナット50(の雌ネジ51)が螺合するようにして組み付けられている。
駆動源としてのモータ70は、図1に示すように、その回転軸が光軸L方向に平行となるように、ベース10の壁部14,15に固定されている。
ここでは、モータ70としては、ステッピングモータが採用されるが、DCモータ等であってもよい。
第1付勢部材としてのガタ寄せバネ80は、図1ないし図4に示すように、圧縮型のコイルバネであり、レンズ枠20の嵌合部24の周りでかつガイドシャフト30と同軸に配置され、ベース10の受け部12aとレンズ枠20の腕部22(の端面)の間で所定の圧縮代に圧縮した状態で取り付けられている。そして、ガタ寄せバネ80は、レンズ枠20が移動範囲のいずれの位置にある場合でも、レンズ枠20を光軸L方向の一方向(図1中の右向き)に常時付勢するように設定されている。
また、ガタ寄せバネ80は、図3に示すように、レンズ枠20が移動範囲の一方側(図1中の左側)の移動端に位置するとき、最も圧縮された状態となる。その結果、ガタ寄せバネ80は、最も大きい付勢力にて、非ネジ部62に位置するナット50を雄ネジ61に螺合させ得るように、すなわち、リードスクリュー60が逆回転すると、ナット50が即座に雄ネジ61に螺合するように、レンズ枠20及びナット50を図3中の右向きに付勢している。
さらに、ガタ寄せバネ80は、図4に示すように、レンズ枠20が移動範囲の他方側(図1中の右側)の移動端に位置するとき、最も伸びた状態となる。その結果、ガタ寄せバネ80の付勢力は、後述するコイルバネ90が対抗する向きに及ぼす逆向きの付勢力よりも小さくなる。
第2付勢部材としてのコイルバネ90は、図1ないし図4に示すように、圧縮型のコイルバネであり、ナット50と光軸方向Lに対向する領域において、その一端91がベース10の受け部11bに固定され、その他端92がレンズ枠20のナット固定部25の端面に当接し得るように自由端として開放されている。
そして、コイルバネ90は、レンズ枠20が移動範囲の他方側の移動端にあるとき、すなわち、ガタ寄せバネ80の付勢力が最も弱まる他方側の移動端にあるとき、レンズ枠20(のナット固定部25)が他端92に当接して圧縮させられた状態となる。その結果、コイルバネ90は、ガタ寄せバネ80の付勢力に対抗する向きで、かつ、ガタ寄せバネ80の付勢力よりも大きい付勢力を発生して、非ネジ部63に位置するナット50を雄ネジ61に螺合させ得るように、すなわち、リードスクリュー60が逆回転すると、ナット50が即座に雄ネジ61に螺合するように、レンズ枠20及びナット50を図4中の左向きに付勢している。
ここで、コイルバネ90は、ナット50が雄ネジ61に螺合してレンズ枠20が所定量だけ図4中の左向きに移動すると、その他端92がレンズ枠20(のナット固定部25)から離脱して開放された状態となるように形成されている。
センサ100は、投光素子及び受光素子をもつ透過型の光センサであり、図1及び図2に示すように、ベース10の固定部13に固定されている。そして、センサ100は、レンズ枠20の被検出片27と協働して(すなわち、被検出片27が投光素子から受光素子に向けて発射された検出光を遮るタイミングにより)、レンズ枠20の位置を検出するものである。
次に、この駆動装置の動作について、図1、図3及び図4を参照しつつ説明する。
先ず、図1に示すように、ナット50がリードスクリュー60に螺合して、レンズ枠20が移動範囲の途中に位置するとき、ガタ寄せバネ80は所定レベルの付勢力にて図1中の右向きにレンズ枠20及びナット50を付勢している。したがって、レンズ枠20(及びレンズG)のガタツキが防止される。
次に、モータ70が起動して、リードスクリュー60が一方向に回転すると、ナット50を介して、図3に示すように、レンズ枠20が移動範囲の一方側の移動端に至り、ナット50(の雌ネジ51)とリードスクリュー60(の雄ネジ61)の螺合が解除されて、ナット50(の雌ネジ51)はリードスクリュー60の非ネジ部62に対応する位置に移動する。このとき、ガタ寄せバネ80は最も圧縮された状態となり最大の付勢力をレンズ枠20に及ぼして、ナット50(の雌ネジ51)をリードスクリュー60の雄ネジ61に近接させて螺合可能な状態に保持する。
続いて、モータ70が逆向きに起動して、リードスクリュー60が他方向に回転し始めると、非螺合状態にあったナット50は即座に雄ネジ61に螺合し、レンズ枠20は、ナット50を介して移動範囲の他方側に向けて移動する。
この移動中には、ガタ寄せバネ80の付勢力が作用しているため、レンズ枠20(及びレンズG)のガタツキが防止される。
そして、リードスクリュー60がさらに同一方向に回転して、図4に示すように、レンズ枠0が移動範囲の他方側の移動端に至ると、ナット50(の雌ネジ51)とリードスクリュー60(の雄ネジ61)の螺合が解除されて、ナット50(の雌ネジ51)はリードスクリュー60の非ネジ部63に対応する位置に移動する。このとき、ガタ寄せバネ80は最も伸びて付勢力が最も弱まった状態になると共に、コイルバネ90の他端92がレンズ枠20(のナット固定部25)に当接して圧縮され、この圧縮されたコイルバネ90がレンズ枠20に対して、ガタ寄せバネ80の付勢力に対し対抗する向きでかつより大きい付勢力を及ぼすようになり、ナット50(の雌ネジ51)をリードスクリュー60の雄ネジ61に近接させて螺合可能な状態に保持する。
この状態から、モータ70が逆向きに起動して、リードスクリュー60が一方向に回転し始めると、非螺合状態にあったナット50は即座に雄ネジ61に螺合し、レンズ枠20は、ナット50を介して移動範囲の一方側に向けて移動し始め、所定量移動した時点で、コイルバネ90の他端92はレンズ枠20から離れて開放されると同時にコイルバネ90の付勢力は作用しなくなる。
この移動中には、ガタ寄せバネ80の付勢力が作用しているため、レンズ枠20(及びレンズG)のガタツキが防止される。
このように、レンズ枠20が移動範囲の両側の移動端に位置するときナット50がリードスクリュー60と螺合しないようにし、かつ、移動端から戻るときナット50がリードスクリュー60に即座に螺合し得るように形成したことにより、雄ネジ61及び雌ネジ51の喰い付きが防止されて、円滑な駆動動作を得ることができる。
また、レンズ枠20が両側の移動端に位置するとき、一つの付勢部材によるのではなく、第1付勢部材(ガタ寄せバネ80)及び第2付勢部材(コイルバネ90)が、それぞれの移動端にて非螺合状態にあるナット50をリードスクリュー60と螺合可能な状態に保持するため、雄ネジ61及び雌ネジ51の喰い付きを確実に防止しつつ、より円滑な駆動動作を得ることができる。
また、第1付勢部材80(ガタ寄せバネ)及び第2付勢部材90が共にコイルバネであるため、レンズ枠20の位置に応じた相互のバネ特性(バネ定数等)を所定の値に容易に設定することができる。
さらに、付勢手段を構成する第1付勢部材及び第2付勢部材のうち、第1付勢部材がレンズ枠20(及びレンズG)のガタツキを防止するガタ寄せバネ80を兼ねるため、部品点数を削減でき、構造の簡略化、装置の小型化を達成することができる。
図5は、本発明に係るレンズ駆動装置の他の実施形態を示す平面図であり、第2付勢部材を変更した以外は前述の実施形態と同一であるため、同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
すなわち、この装置においては、第2付勢部材として、図5に示すように、ナット50と対向する領域において、一端91´がベース10の受け部11bに固定されかつ他端92´がレンズ枠20(のナット固定部25の端面)に当接し得るように開放された弾性変形可能な樹脂部材90´が採用されている。
樹脂部材90´は、圧縮量に応じて伸長する向きに弾性力(付勢力)を及ぼすゴム部材又はそれに類する弾性変形可能な金属以外の樹脂製部材等である。
これによれば、第2付勢部材が弾性変形可能な樹脂部材90´であるため、ベース10上の許容スペース又は要求される付勢力に合わせて、その形状を自由にモールド等により成型して設定することができ、バネ特性(バネ定数等)を所定の値に容易に設定することができる。
また、この実施形態においても、構造の簡略化、部品点数の削減、小型化等を達成しつつ、レンズ枠20(及びレンズG)のガタツキ等を抑えつつ、その移動範囲の両端においてリードスクリュー60とナット50の喰い付きを防止でき、レンズ枠20を円滑に駆動することができる。
図6は、本発明に係るレンズ駆動装置のさらに他の実施形態を示す平面図であり、ガタ寄せバネ80の配置場所及びそれに付随する部分を変更した以外は、図1に示す実施形態と同一であるため、同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
すなわち、図6に示すように、この装置において、ベース10´には、壁部14にガタ寄せバネ80´の一端を受ける受け部14aが形成されている。
そして、第1付勢部材としてのガタ寄せバネ80´が、リードスクリュー60の周りに配置されると共に、ベース10´の受け部14aとレンズ枠20のナット固定部25の間に圧縮した状態で取り付けられている。
これによれば、ガタ寄せバネ(第1付勢部材)80´が、第2付勢部材としてのコイルバネ90と同軸上に配置されるため、レンズ枠20に不要な回転モーメント等が作用するのを防止でき、レンズ枠20を円滑に移動させることができる。
また、この実施形態においても、構造の簡略化、部品点数の削減、小型化等を達成しつつ、レンズ枠20(及びレンズG)のガタツキ等を抑えつつ、その移動範囲の両端においてリードスクリュー60とナット50の喰い付きを防止でき、レンズ枠20を円滑に駆動することができる。
上記実施形態においては、付勢手段として第1付勢部材(ガタ寄せバネ80,80´)及び第2付勢部材(コイルバネ90)を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、光軸方向に略垂直な方向に伸長する一つの板バネあるいはコイルバネ等を採用し、その一端がレンズ枠の移動範囲の略中間においてベースに固定されかつその他端がレンズ枠に連結され、レンズ枠が移動範囲の両端側に近づくと変形量が増加してレンズ枠を中央に引き戻そうとする付勢力を及ぼすようなもの採用してもよい。
また、上記実施形態においては、第1付勢部材としてガタ寄せバネ80,80´を兼用する構成を示したが、これに限定されるものではなく、ガタ寄せバネとは別個に第1付勢部材を設ける構成を採用してもよい。
上記実施形態においては、図6に示すようにリードスクリュー60の同軸上において、第1付勢部材としてのガタ寄せバネ80´及び第2付勢部材としてのコイルバネ90を配置する構成を示したが、これに限定されるものではなく、第1付勢部材としてガタ寄せバネ80´及び第2付勢部材として図5に示すような弾性変形可能な樹脂部材90´を配置する構成を採用してもよい。
以上述べたように、本発明のレンズ駆動装置は、構造の簡略化、部品点数の削減、小型化等を達成しつつ、又、レンズ(レンズ枠)のガタツキ等を抑えつつ、リードスクリューとナットの喰い付きを防止できるため、光ピックアップユニット等に搭載されるレンズ駆動装置として適用できるのは勿論のこと、レンズの駆動に限らず、リードスクリュー及びナットを含む駆動機構をもつものであれば、その他の被駆動体を駆動する分野においても有用である。
本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示す装置内部の平面図である。 本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示す部分正面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の部分拡大図である。 図1に示すレンズ駆動装置の部分拡大図である。 本発明に係るレンズ駆動装置の他の実施形態を示す装置内部の平面図である。 本発明に係るレンズ駆動装置のさらに他の実施形態を示す装置内部の平面図である。
符号の説明
10,10´ ベース
20 レンズ枠
22,23 腕部
24,26 嵌合部
25 ナット固定部
27 被検出片
30,40 ガイドシャフト
50 ナット
51 雌ネジ
52 突起
60 リードスクリュー
61 雄ネジ
62,63 非ネジ部
70 モータ(駆動源)
80,80´ ガタ寄せバネ(第1付勢部材、付勢手段)
90 コイルバネ(第2付勢部材、付勢手段)
90´ 弾性変形可能な樹脂部材(第2付勢部材、付勢手段)
91,91´ 一端
92,92´ 他端
100 センサ

Claims (7)

  1. レンズを保持したレンズ枠と、前記レンズ枠を光軸方向にガイドするガイドシャフトと、前記レンズ枠に固定されたナットと、光軸方向に伸長しかつ前記ナットに螺合する雄ネジをもつリードスクリューと、前記リードスクリューを回転駆動する駆動源と、前記レンズ枠を光軸方向に付勢する付勢手段を備えたレンズ駆動装置であって、
    前記リードスクリューは、前記レンズ枠がその移動範囲の両側の移動端に位置するとき、前記ナットと螺合しない非ネジ部を有し、
    前記付勢手段は、前記非ネジ部に対応する位置にある前記ナットを前記雄ネジに螺合させ得るように付勢する、
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記付勢手段は、前記レンズ枠がその移動範囲の一方側の移動端に位置するとき、前記ナットを前記雄ネジに螺合させ得るように付勢する第1付勢部材と、前記レンズ枠がその移動範囲の他方側の移動端に位置するとき、前記ナットを前記雄ネジに螺合させ得るように付勢する第2付勢部材と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記第1付勢部材は、前記レンズ枠を光軸方向の一方向に向けて常時付勢するガタ寄せバネであり、
    前記第2付勢部材は、前記レンズ枠が前記ガタ寄せバネの付勢力が弱まる他方側の移動端にあるとき、前記ガタ寄せバネの付勢力に対し対抗する向きにかつより大きい付勢力を及ぼすように形成されている、
    ことを特徴とする請求項2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記ガイドシャフト及び駆動源を固定するベースを有し、
    前記ガタ寄せバネは、前記ガイドシャフトの周りに配置されると共に前記ベースと前記レンズ枠の間に圧縮した状態で取り付けられたコイルバネであり、
    前記第2付勢部材は、前記ナットと対向する領域において、一端が前記ベースに固定されかつ他端が前記レンズ枠に当接し得るように開放されたコイルバネである、
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記ガイドシャフト及び駆動源を固定するベースを有し、
    前記ガタ寄せバネは、前記ガイドシャフトの周りに配置されると共に前記ベースと前記レンズ枠の間に圧縮した状態で取り付けられたコイルバネであり、
    前記第2付勢部材は、前記ナットと対向する領域において、一端が前記ベースに固定されかつ他端が前記レンズ枠に当接し得るように開放された弾性変形可能な樹脂部材である、
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記ガイドシャフト及び駆動源を固定するベースを有し、
    前記ガタ寄せバネは、前記リードスクリューの周りに配置されると共に前記ベースと前記レンズ枠の間に圧縮した状態で取り付けられたコイルバネであり、
    前記第2付勢部材は、前記ナットと対向する領域において、一端が前記ベースに固定されかつ他端が前記レンズ枠に当接し得るように開放されたコイルバネである、
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記ガイドシャフト及び駆動源を固定するベースを有し、
    前記ガタ寄せバネは、前記リードスクリューの周りに配置されると共に前記ベースと前記レンズ枠の間に圧縮した状態で取り付けられたコイルバネであり、
    前記第2付勢部材は、前記ナットと対向する領域において、一端が前記ベースに固定されかつ他端が前記レンズ枠に当接し得るように開放された弾性変形可能な樹脂部材である、
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。

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