JP2007230132A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 液滴を吐出させるためのエネルギを発生する吐出エネルギ発生素子が千鳥配置された素子基板と、
   千鳥配置された各吐出エネルギ発生素子に対向配置された吐出口と、吐出エネルギ発生素子を内包する吐出エネルギ発生室と、吐出口と吐出エネルギ発生室を連通する吐出口部と、吐出エネルギ発生室にインクを供給する供給路とからなるノズルで、供給路が長い長ノズルと当該長ノズルより供給路が短い短ノズルとを交互に配置する流路構成部材と、
   を備えたインクジェット記録ヘッドにおいて、
   長ノズルの供給路の平均高さが、短ノズルの供給路の平均高さよりも高いことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
2. 前記長ノズルの供給路の少なくとも一部の高さが前記短ノズルの供給路よりも高くなっていることを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録ヘッド。
3. 前記長ノズルの供給路の一部が前記短ノズルの供給路よりも高くなっていて、且つ、前記長ノズルの供給路が高くなっていない部分と前記短ノズルの供給路の高さが同じ高さになっていることを特徴とする請求項２に記載のインクジェット記録ヘッド。
4. 前記長ノズルの供給路高さが少なくとも前記短ノズルの発泡室に隣接する部分において、当該長ノズルの他の部分より高くなっており、当該長ノズルの供給路が高い部分に対応する前記流路構成部材の厚みが、前記短ノズルの前記吐出口における前記流路構成部材の厚みと略同じか、もしくは該厚みよりも薄くなっていることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
5. 前記長ノズルの供給路高さが前記短ノズルの供給路よりも高くなっている部分の前記流路構成部材が供給路の高さ方向に削除されていることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
6. 前記長ノズルの供給路の、前記短ノズルの供給路よりも高くなっている部分が前記吐出口部と連結している請求項１から５のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
7. 前記素子基板と前記流路構成部材と間に設けられた密着向上層をさらに備えた請求項１から６のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
8. 前記密着向上層が、少なくとも前記長ノズルの供給方向に対して直交する方向の幅が最も狭い最狭部においては除去されていることを特徴とする請求項７に記載のインクジェット記録ヘッド。
9. 前記長ノズルの供給路の全体に対応する部分の前記密着向上層が除去されていることを特徴とする請求項７に記載のインクジェット記録ヘッド。
10. 液滴を吐出させるためのエネルギを発生する吐出エネルギ発生素子が千鳥配置された素子基板と、
    千鳥配置された各吐出エネルギ発生素子に対向配置された吐出口と、吐出エネルギ発生素子を内包する吐出エネルギ発生室と、吐出口と吐出エネルギ発生室を連通する吐出口部と、吐出エネルギ発生室にインクを供給する供給路とからなるノズルで、供給路が長い長ノズルと当該長ノズルより供給路が短い短ノズルとを交互に配置する流路構成部材と、
    前記素子基板と前記流路構成部材との間に設けられた密着向上層と、
    を備えたインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記短ノズルの供給路には前記密着向上層が形成され、前記長ノズルの供給路の一部には前記密着向上層が形成されず、前記長ノズルの供給路の平均高さが、短ノズルの供給路の平均高さよりも高いことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。