JP2003226005A - インクジェットプリンタヘッド - Google Patents

インクジェットプリンタヘッド

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JP2003226005A
JP2003226005A JP2001371148A JP2001371148A JP2003226005A JP 2003226005 A JP2003226005 A JP 2003226005A JP 2001371148 A JP2001371148 A JP 2001371148A JP 2001371148 A JP2001371148 A JP 2001371148A JP 2003226005 A JP2003226005 A JP 2003226005A
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inkjet printer
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Hidetoshi Watanabe
英年 渡辺
Atsuo Sakaida
惇夫 坂井田
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    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置内でインクジェットヘッド及び用紙
送り機構等が占める空間をなるべく小さくできるよう
に、小型化した優れたインクジェットプリンタヘッドを
提供する。 【解決手段】 インクジェットプリンタヘッド1は、長
尺形状に形成された圧電素子配設面8aを有するヘッド
本体8に、複数の圧電素子単位構造18aを配列した圧
電素子ユニット18を複数個長手方向に配列したもので
ある。各圧電素子ユニット18は、台形形状を有すると
ともに、その台形形状の上底19aが前記圧電素子配設
面8aの長手中心線L0に向かって交互に対向するよう
に配設されている。各圧電素子ユニット18は、その台
形形状における上底19aと、下底19bと、上底19
aの一端と下底19bの一端とを結ぶ第1斜辺19c
と、上底19aの他端と下底19bの他端とを結ぶ第2
斜辺19dとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に印刷を
行うための、インクジェットプリンタヘッドに関し、詳
細には、圧電素子配設面を有するヘッド本体に、複数の
圧電素子単位構造を配列した圧電素子ユニットを複数個
配設したインクジェットプリンタヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、米国特許第5,402,159号
公報に記載されているような積層型の圧電アクチュエー
タを用いたインクジェットプリンタヘッドが知られてい
る。このインクジェットプリンタヘッドは、複数個のノ
ズルと当該各ノズルごとの圧力室とを備えたキャビティ
ープレートに、圧電素子ユニットに相当する圧電シート
を積層したプレート型の圧電アクチェータを接着して構
成している。また、特公平2−4429号公報や特公平
7−67803号公報に記載の発明のように、キャビテ
ィープレートに、菱形の圧力室を設けたインクジェット
プリンタヘッドも知られている。
【0003】また、日本特許第2,752,843号公
報に記載されているようなページ幅型サーマルインクジ
ェット印刷ヘッドが知られている。この印刷ヘッドは、
ページ幅の長さを有する構造棒状上に、長方形形状をな
した圧電素子ユニットに相当する印刷ヘッドサブユニッ
トを、その一部をページ幅方向に重ね合わせて、千鳥配
列するページ幅型印刷ヘッドであるため、記録媒体上に
印刷が行われる際には、ページ幅型印刷ヘッドの長手方
向と直交する方向に、印刷される記録媒体を搬送するこ
とになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特許第2,752,843号公報に記載のインクジェッ
トヘッドは、千鳥状に配列した長方形形状の印刷ヘッド
サブユニットを備えるので、長手方向に複数個配列され
た印刷ヘッドサブユニットが長手方向に互いに重なりを
もって配置されるとともに、記録媒体の搬送方向には、
一定間隔だけ隔てて配置され、印刷装置内で大きな空間
を占めることになる。その結果、印刷ヘッドサブユニッ
トは、長手方向の重なりはあるが、その利用効率は高い
といえる。しかし、ページ幅型サーマルインクジェット
印刷ヘッドに対して、記録媒体の搬送方向に対して幅広
な構成となるので、記録媒体を搬送させる用紙送りロー
ラ等の用紙送り機構も大型化し、ページ幅型サーマルイ
ンクジェット印刷ヘッド及びその周囲の構造物全体が、
大型化するという問題点があった。
【0005】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、印刷装置内でインクジェットヘッド及
び用紙送り機構等が占める空間をなるべく小さくできる
ように、小型化した長尺のインクジェットプリンタヘッ
ドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明によれば、圧電素子配設面を有
するヘッド本体に、複数の圧電素子単位構造を備える圧
電素子ユニットを、複数個配設したインクジェットプリ
ンタヘッドであって、前記配設面は長尺形状に形成さ
れ、前記各圧電素子ユニットはほぼ台形形状を有すると
ともに、その台形形状の上辺が前記圧電素子配設面の長
手中心線に向かって交互に対向するように配設されてい
ることを特徴とする。
【0007】この構成のインクジェットプリンタヘッド
の場合、長尺形状の圧電素子配設面に、複数の圧電素子
単位構造を備える圧電素子ユニットを、複数個配設する
に際し、各圧電素子ユニットの台形形状の上辺を、圧電
素子配設面の長手中心線に向かって交互に対向するよう
に配設するため、圧電素子配設面の長手中心線と交差す
る方向の距離における、圧電素子ユニットの台形形状の
上辺に平行な中心線から、圧電素子配設面の長手中心線
までの距離を狭めることができる。
【0008】そのため、複数の台形形状の圧電素子ユニ
ットを上記のように配設する場合に、特許第2,75
2,843号公報に記載の矩形形状をなした印刷ヘッド
サブユニットを千鳥状に配列した場合に比べて、圧電素
子配設面の長手中心線と交差する方向の距離における、
圧電素子ユニットの台形形状の上辺から、隣に位置する
圧電素子ユニットの台形形状の下辺までの距離を狭める
ことができるので、インクジェットプリンタヘッド及び
用紙送り機構等が、印刷装置内で占める空間を小さくす
ることができる。
【0009】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に記載のインクジェットプリンタヘッドにおいて、
前記台形形状における上辺の一端と下辺の一端とを結ぶ
第1斜辺が下辺となす第1角度は、上辺の他端と下辺の
他端とを結ぶ第2斜辺が下辺となす第2角度と異なる角
度に設定されていることを特徴とする。
【0010】この構成のインクジェットプリンタヘッド
の場合、長尺形状の圧電素子配設面に、このような形状
の圧電素子ユニットを、複数個配設するに際し、台形形
状の上辺が、圧電素子配設面の長手中心線に向かって交
互に対向するため、例えば、隣り合う圧電素子ユニット
の第1斜辺同士あるいは第2斜辺同士を相互に近接する
ことができる。
【0011】それにより、圧電素子配設面の長手中心線
と交差する方向の距離における、圧電素子ユニットの台
形形状の上辺に平行な中心線から、圧電素子配設面の長
手中心線までの距離を狭めることができ、インクジェッ
トプリンタヘッドが、印刷装置内で占める空間を小さく
することができる。
【0012】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項2に記載のインクジェットプリンタヘッドにおいて、
第1角度は第2角度よりも大きく設定されており、前記
圧電素子ユニットは、その台形形状の第1斜辺を、圧電
素子配設面の両端側に近接するように、圧電素子配設面
に配設されていることを特徴とする。
【0013】この構成のインクジェットプリンタヘッド
の場合、長尺形状の圧電素子配設面に、圧電素子ユニッ
トを、複数個配設するに際し、圧電素子ユニットの台形
形状の第1斜辺を、圧電素子配設面の両端側に近接する
と、第1斜辺の周辺に位置する圧電素子単位構造の無駄
を少なくすることができる。
【0014】これは、圧電素子ユニットを複数個配設す
るに際し、圧電素子配設面の長手中心線と交差する方向
に、隣り合う圧電素子ユニットの第1斜辺同士が重なり
合う場合、例えば600(dpi)程度の印刷密度に印
刷するに際し、重なり合った圧電素子ユニットにおけ
る、一方の圧電素子ユニットの圧電素子単位構造と、他
方の圧電素子ユニットの圧電素子単位構造とを使用して
組み合わせて、基本ピッチを形成するので、圧電素子配
設面の両端側においては、隣り合う圧電素子ユニットが
存在せず、例えば600(dpi)程度の印刷密度に対
応する基本ピッチを形成することができないからであ
る。かかる観点から、斜辺が急峻に立ち上がる第1斜辺
を、圧電素子配設面の両端側に近接する方が、仮に、斜
辺がなだらかに立ち上がる第2斜辺が、圧電素子配設面
の両端側に近接する場合よりも、第2斜辺の周囲に存在
する圧電素子単位構造の個数に比べて、第1斜辺の周囲
に存在する圧電素子単位構造が少なくて済み、結果的に
圧電素子単位構造の無駄を少なくすることができる。こ
の分、必要な印字幅あるいは印刷幅のインクジェットプ
リンタヘッドを構成しようとする場合、長手方向に見込
む必要のある無駄な長さを、第2斜辺が両端側に位置す
るように圧電素子ユニットを配設する場合に比べて、短
くすることができる。これにより、インクジェットプリ
ンタヘッド自体の長手方向の長さを、短くできる。
【0015】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項2あるいは請求項3に記載のインクジェットプリンタ
ヘッドにおいて、インクジェットプリンタヘッド少なく
とも2つの前記圧電素子ユニットは、前記圧電素子配設
面上において、前記第2斜辺同士を所定の間隙を介して
配設されていることを特徴とする。
【0016】この構成のインクジェットプリンタヘッド
の場合、圧電素子ユニットの台形形状のなだらかに立ち
上がる第2斜辺と、隣に位置する台形形状の第2斜辺と
が隣り合う際に、隣り合う圧電素子ユニットの間に、こ
れら隣り合う圧電素子ユニットを、長手方向と交差する
方向に離間するように配置することなく、所定の間隙に
よる十分な距離を取ることができる。これにより、隣り
合う圧電素子ユニットの間に、所定の間隙を設けたとし
ても、圧電素子ユニットの台形形状の上辺に平行な中心
線から、圧電素子配設面の長手中心線までの距離を広げ
ることもなく、インクジェットプリンタヘッドが、印刷
装置内で占める空間を小さくすることができる。更に、
この間隙部には、圧電素子ユニットが備える圧電素子単
位構造の位置に対応したインク圧力室やインク流路を形
成する必要がないので、その分、圧電素子配設面ひいて
はインクジェットプリンタヘッド自体の機械的強度が高
くなる。機械的強度の低いインクジェットプリンタヘッ
ドは、外力や内部応力により容易に変形してしまい、吐
出されるインク滴の着弾精度の低下につながり、インク
ジェットプリンタヘッドの長尺化を妨げる。しかし、本
発明の構成によれば、機械的強度が高いので、インクジ
ェットプリンタヘッドの長尺化が容易である。
【0017】また、請求項5に係る発明によれば、請求
項3に記載のインクジェットプリンタヘッドにおいて、
前記ヘッド本体は、圧電素子単位構造の配設位置に対応
して形成された複数のインク圧力室と、各インク圧力室
にインクを供給するマニホールドと、前記マニホールド
に連通してインク供給源よりインクを導くインク導入口
とを備え、前記2つの圧電素子ユニットの第2斜辺同士
が作る間隙部において、一方の第2斜辺を有する前記圧
電素子ユニット側に、インクを供給するための第1のマ
ニホールドと、他方の第2斜辺を有する前記圧電素子ユ
ニット側に、インクを供給するための第2のマニホール
ドとが所定の間隙を介して配設されていることを特徴と
する。
【0018】この構成のインクジェットプリンタヘッド
の場合、インク供給源よりインク導入口を介して供給さ
れたインクは、マニホールドを通り、各インク圧力室に
導かれるが、隣接する圧電素子ユニットの重なり部分に
おいても、同様にインクを供給する必要がある。しか
し、圧電素子ユニット同士が密着して接していると、こ
の部分に配設するマニホールドは、長手方向の全幅の長
さで連通するように配設する必要が生じてしまう。この
場合、場所によっては、マニホールドの長さが長すぎ
て、インクが十分に供給されないため、吐出不良が生
じ、また、インクを供給するため、ヘッド長手方向にわ
たってマニホールド用の溝を形成する場合には、インク
ジェットプリンタヘッド自体の機械的強度が低下してし
まうという問題が生じ、インクジェットプリンタヘッド
の長尺化に限界が生じる。これに対して、2つの圧電素
子ユニットの第2斜辺同士が作る間隙部において、一方
の第2斜辺を有する前記圧電素子ユニット側に、インク
を供給するための第1のマニホールドと、他方の第2斜
辺を有する前記圧電素子ユニット側に、インクを供給す
るための第2のマニホールドとが所定の間隙を介して配
設されているので、この所定の間隙により、ヘッド自体
の機械的強度を確保できる。また、マニホールドの長さ
も、1つの圧電素子ユニットにインクを供給できればよ
く、必要以上に長くならない。これらのことにより、安
定したインクを吐出できるインクジェットプリンタヘッ
ドを容易に長尺化できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインクジェッ
トプリンタヘッドの構造を図面に基づいて説明する。図
1は、本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド1
を構成するヘッド本体の一部を分解して示す斜視図であ
る。図2は、本実施の形態のインクジェットプリンタヘ
ッド1を構成する積層体の一部を拡大して示す断面図で
ある。図3は、本実施の形態のインクジェットプリンタ
ヘッド1を構成するヘッド本体8と、ヘッド本体8の上
方に位置する圧電素子ユニット18とを分解して示す拡
大斜視図である。
【0020】図4は、本実施の形態のインクジェットプ
リンタヘッド1を拡大して示す平面図である。図5は、
本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド1を拡大
して示す裏面図である。図6は、本実施の形態のインク
ジェットプリンタヘッド1のインク流路を説明するため
概念的に示す拡大斜視図である。図7は、本実施の形態
のインクジェットプリンタヘッド1の圧電素子ユニット
を拡大して示す平面図である。
【0021】最初に、図1乃至図3を参照して、ヘッド
本体8について説明する。ヘッド本体8は、略長方形の
金属板の板材を9枚積層した9層構造になっている。具
体的には、ヘッド本体8は、下層から、ノズルプレート
9、カバープレート10、第一マニホールドプレート1
1、第二マニホールドプレート12、第三マニホールド
プレート13、サプライプレート14、アパーチャプレ
ート15、ベースプレート16及びキャビティプレート
17の9枚の薄い金属板を積層した構造となっている。
これら9枚の薄い金属板は、接着材により相互に張り付
けられる。キャビティプレート17の上方には、図4に
示す台形形状の圧電素子ユニット18が接着材により張
り付けられるが、図1及び図3では概略的に示してい
る。
【0022】ノズルプレート9には、図1乃至図3に示
すように、微小径のインク噴出用のノズル9aが、多数
個穿設されている。ノズル9aのピッチ間隔は、600
(dpi)程度の印刷密度に対応する基本ピッチで形成
されている。図5に示すインクジェットプリンタヘッド
1の裏面側に、ノズルプレート9が配置されるが、多数
のノズル9aが600(dpi)程度の印刷密度に対応
するピッチ間隔で配置されるが、多数のノズル9aは細
かいものであるので、図5では図示していない。また、
カバープレート10には、前記ノズル9aに連通した微
小径のインクの通路である貫通孔10aが多数穿設され
ている。また、第一マニホールドプレート11には、前
記貫通孔10aに連通した微小径のインクの通路である
貫通孔11aが多数穿設されている。また、第一マニホ
ールドプレート11には、インク導入口17b(図4参
照)からインクを供給するインク通路11bが形成され
ている。
【0023】また、第二マニホールドプレート12に
は、前記貫通孔11aに連通した微小径のインクの通路
である貫通孔12aが多数穿設されている。また、第二
マニホールドプレート12における上記インク通路11
bと対応する位置には、インク通路12bが形成されて
いる。
【0024】また、第三マニホールドプレート13に
は、前記貫通孔12aに連通した微小径のインクの通路
である貫通孔13aが多数穿設されている。また、第三
マニホールドプレート13のインク通路12cと対応す
る位置には、インク通路13bが形成されている。これ
らインク通路11b、インク通路12b及びインク通路
13bから構成されるインク通路は、インクを供給する
マニホールドMNを形成するが、所定量のインクを確保
するため、マニホールドMNは、所定の深さ及び幅とな
るように形成されている。
【0025】また、サプライプレート14には、前記貫
通孔13aに連通した微小径のインクの通路である貫通
孔14aが多数穿設されている。また、サプライプレー
ト14には、上記インク通路13bと対応する位置に、
貫通孔14bが形成されている。また、アパーチャプレ
ート15には、貫通孔14aに連通した微小径のインク
の通路である貫通孔15aが多数穿設されている。ま
た、アパーチャプレート15には、貫通孔14bと対応
する位置に貫通孔15bが形成されている。このアパー
チャプレート15の貫通孔15bは、流路抵抗を大きく
するためのしぼり流路15cと連通し、しぼり流路15
cの貫通孔15bの反対側には、貫通孔15dが形成さ
れている。
【0026】また、ベースプレート16には、前記貫通
孔15aに連通した微小径のインクの通路である貫通孔
16aが複数形成されている。ベースプレート16に
は、しぼり流路15cからインクが供給されるための貫
通孔16bが複数形成されている。さらに、キャビティ
プレート17には、図2及び図6に示すように、ほぼ菱
形のインク圧力室17aが縦横に多数配列され、インク
圧力室17aの一方の鋭角部17a1は、インク圧力室
17aにインクを供給するため、貫通孔16bと連設
し、また、インク圧力室17aの他方の鋭角部17a2
は、前記ノズル9aにインクを送り出すための、貫通孔
16aと連設している。この場合、インク圧力室17a
の鋭角部17a1、17a2を、隣接するインク圧力室
17a間に入り込ませて配置するので、ほぼ菱形のイン
ク圧力室17aを高密度に配列することができる。
【0027】キャビティプレート17の上方には、図4
に示す台形形状の圧電素子ユニット18が接着材により
張り付けられるが、圧電素子ユニット18に設けられる
複数の圧電素子単位構造18aは、インクの圧力室17
aの形状と対応し、ほぼ菱形に形成されている。この場
合、圧電素子単位構造18aはインク圧力室17aの形
状に比べて少し小さくなっているが、1個の圧電素子単
位構造18aは、1個のインク圧力室17aと対応し、
インク圧力室17a内のインクに噴射圧力を与えること
ができる。
【0028】そして、圧電素子単位構造18aの鋭角部
は、他の圧電素子単位構造18aと同様に、隣接する圧
電素子単位構造18a間に入り込ませて配置するので、
ほぼ菱形の圧電素子単位構造18aを高密度に配列する
ことができる。尚、圧電素子単位構造18aの鋭角部に
設けられた矢印部分は、圧電素子単位構造18a用の電
極部になっている。そして、ヘッド本体8は、圧電素子
単位構造18aの配設位置に対応して形成された複数の
インク圧力室17aと、各インク圧力室17aにインク
を供給するマニホールドMNと、前記マニホールドMN
に連通してインク供給源(図示せず)よりインクを導く
インク導入口17bとを備えるので、インク供給源より
インク導入口17bを介して供給されたインクは、イン
ク通路11b、12b及び13bから構成されたマニホ
ールドMNに供給されることになる。それにより、マニ
ホールド通路MNから供給されるインクは、貫通孔14
b、貫通孔15b、しぼり流路15c、貫通孔15d及
び貫通孔16bを経て、インク圧力室17aに供給され
る。そして、圧電素子単位構造18aに駆動電圧が印加
されると、圧電素子単位構造18aが変形して、インク
圧力室17a内のインクは、貫通孔16a、15a、1
4a、13a、12a、11a、10aを経て、ノズル
9aから噴射される。
【0029】インクジェットプリンタヘッド1は、図4
に示す長尺矩形状に形成された圧電素子配設面8aを有
するヘッド本体8に、複数の圧電素子単位構造18aを
配列した圧電素子ユニット18を複数個(この場合12
個)長手方向に配列したものである。ヘッド本体8は、
少なくともページ幅の長さを有するライン型のヘッドで
あり、インクジェットプリンタヘッド1によって印刷さ
れる記録媒体は、圧電素子配設面8aの長手中心線L0
と直交する用紙搬送方向に搬送されるように、用紙送り
ローラR1が、インクジェットプリンタヘッド1の両側
に配設されることになる(図5参照)。そして、各圧電
素子ユニット18は、図7に示すように、台形形状を有
するとともに、その台形形状の上底19aが圧電素子配
設面8aの長手中心線L0に向かって交互に対向するよ
うに配設されている。そして、各圧電素子ユニット18
は、その台形形状における上底19aと、下底19b
と、上底19aの一端と下底19bの一端とを結ぶ第1
斜辺19cと、上底19aの他端と下底19bの他端と
を結ぶ第2斜辺19dとを有しているので、隣り合う圧
電素子ユニット18において、その台形形状における上
底19aが、その用紙搬送方向の上流側または下流側を
交互に向くことになる。この場合、上底19aの一端と
下底19bの一端とを結ぶ第1斜辺19cが下底となす
第1角度A1と、上底19aの他端と下底19bの他端
とを結ぶ第2斜辺19dが下底19bとなす第2角度A
2とを、異なる角度に設定している。そして、第1角度
A1は第2角度A2よりも大きく設定するので、第1斜
辺19cは、第2斜辺19dよりも急峻に立ち上がるこ
とになる。これら圧電素子ユニット18は、同一の形状
であるため、焼成して形成するさいにも1種類のものを
形成すれば足り、コストダウンを図ることができる。こ
のような構成を有しているので、圧電素子ユニット18
同士が圧電素子配設面8aの長手中心線L0寄りに集ま
っており、インクジェットプリンタヘッド1自体の幅を
狭くできる。これにより、装置の小型化に寄与すること
ができる。また、圧電素子ユニット18は、左右対称で
はないので、第1角度A1が角度の小さい第2角度A2
と等しい場合に比べて、より多くの圧電素子単位構造1
8aを圧電素子ユニット18に備えることができるの
で、その利用効率は高い。
【0030】そして、長尺形状の圧電素子配設面8a
に、台形形状の圧電素子ユニット18を、複数個配設す
るに際し、圧電素子ユニット18は、図4に示すよう
に、その台形形状の第1斜辺19cを、圧電素子配設面
8aの長手方向の両端側に近接するように、圧電素子配
設面8aに配設されている。そして、圧電素子配設面8
aの長手方向の両端側に近接する圧電素子ユニット18
の第2斜辺19dに対して、隣に位置する圧電素子ユニ
ット18の第2斜辺19dを近接させる。このように圧
電素子配設面8aの長手中心線L0と交差する方向に、
隣り合う圧電素子ユニット18の圧電素子単位構造18
aを所定間隔で配置することができる。また、長尺形状
の圧電素子配設面8aの中央側に位置する、台形形状の
圧電素子ユニット18についても、圧電素子ユニット1
8の第1斜辺19cは、隣に位置する圧電素子ユニット
18の第1斜辺19cに近接させることができるため、
圧電素子配設面8aの長手中心線L0と交差する方向
に、隣り合う圧電素子ユニット18の圧電素子単位構造
18aを所定間隔で配置することができる。それによ
り、隣り合う圧電素子ユニット18の境界においても、
圧電素子配設面8aの長手中心線L0に沿って、圧電素
子単位構造18aを、例えば600(dpi)程度の印
刷密度に対応する基本ピッチの間隔で配列することがで
きる。
【0031】そして、圧電素子ユニット18の台形形状
の急峻に立ち上がる第1斜辺19cを、図7に示すよう
に、隣に位置する圧電素子ユニット18の台形形状の同
様の立ち上がりの第1斜辺19cに近接することで、隣
り合う圧電素子ユニット18の第1斜辺19c同士が、
相互に近接することができる。また、圧電素子ユニット
18の台形形状の緩やかに立ち上がる第2斜辺19d
を、隣に位置する圧電素子ユニット18の台形形状の同
様の立ち上がりの第2斜辺19dに近接させると、隣り
合う圧電素子ユニット18の第2斜辺19d同士が、所
定の間隔L1をおいて近接することができる。すなわ
ち、第1斜辺19c同士及び第2斜辺19d同士が、相
互に近接させるように、圧電素子ユニット18を配置す
ると、圧電素子配設面8aの長手中心線L0と交差する
方向の距離における、圧電素子ユニット18の台形形状
の上底19aから、隣に位置する圧電素子ユニット18
の台形形状の下底19bまでの距離L2(図7参照)を
狭めることができ、インクジェットプリンタヘッド1の
記録媒体送り方向(圧電素子配設面8aの長手中心線L
0と交差する方向)における、インクジェットプリンタ
ヘッド1及び用紙送り機構の印刷装置内で占める空間が
小さくなる。もちろん、インクジェットプリンタヘッド
の幅も狭くできるので、小型化に寄与する。
【0032】また、隣に位置する圧電素子ユニット18
は、その台形形状の第1斜辺19c(または第2斜辺1
9d)に近接させると、隣り合う圧電素子ユニット18
の斜辺同士が相互に近接することができるため、圧電素
子配設面8aの長手中心線L0と交差する方向に、隣り
合う圧電素子ユニット18の一部を重ねることができ
る。このように隣り合う圧電素子ユニット18の境界に
おいても、圧電素子配設面8aの長手中心線L0に沿っ
て、圧電素子単位構造18aを、例えば600(dp
i)程度の印刷密度に対応する基本ピッチの間隔で配列
することができる。もちろん、インクジェットプリンタ
ヘッドの幅も狭くできるので、小型化に寄与する。但
し、圧電素子ユニット18を複数個配設するに際し、隣
り合う圧電素子ユニット18についての、圧電素子配設
面8aの長手中心線L0と交差する方向に、圧電素子単
位構造18aが均一に配置される場合、圧電素子配設面
8aの長手方向の両端側の圧電素子ユニット18におい
て、圧電素子ユニット18がほぼ台形であるため、圧電
素子単位構造18aの使用しない部分18c(図4の黒
く塗った部分の内の圧電素子単位構造18a)が生じ、
隣り合う圧電素子ユニット18の圧電素子単位構造18
aの一部は無駄になる。
【0033】これは、圧電素子ユニット18を複数個配
設するに際し、圧電素子配設面8aの長手中心線L0と
交差する方向に、隣り合う圧電素子ユニット18の第1
斜辺19c同士が重なり合う場合、例えば600(dp
i)程度の印刷密度に印刷するに際し、重なり合った圧
電素子ユニット18における、一方の圧電素子ユニット
18の圧電素子単位構造18aと、他方の圧電素子ユニ
ット18の圧電素子単位構造18aとを組み合わせて使
用し、基本ピッチを形成するので、圧電素子配設面8a
の両端側においては、組み合わすべき隣り合う圧電素子
ユニット18が存在せず、例えば600(dpi)程度
の印刷密度に対応する基本ピッチを形成することができ
ないからである。そのため、急峻に立ち上がる第1斜辺
19cを、圧電素子配設面8aの両端側に近接する方
が、仮に、なだらかに立ち上がる第2斜辺19dが、圧
電素子配設面8aの両端側に近接する場合よりも、第2
斜辺19dの周囲に存在する圧電素子単位構造18aの
個数に比べて、第1斜辺19cの周囲に存在する圧電素
子単位構造18a(図4の黒く塗った部分にあるもの)
が少なくて済み、結果的に圧電素子単位構造18aの無
駄を少なくすることができる。これにより、配設される
全ての圧電素子ユニット18の利用効率が高くなるとい
える。さらに、圧電素子単位構造18aの長さに対する
寄与度は、圧電素子配設面8aの両端側に第1斜辺19
cが位置するように圧電素子ユニット18を配設する方
が小さい。そのため、インクジェットプリンタヘッド自
体の長手方向の長さも、第2斜辺19dが、圧電素子配
設面8aの両端側に位置するように圧電素子ユニット1
8を配設する場合に比べて短くなる。
【0034】この場合、長尺形状の圧電素子配設面8a
に、圧電素子ユニット18を配設した際、台形形状の上
底19aが記録媒体送り方向における上流側(または下
流側)を向く2つの前記圧電素子ユニット19の間に
は、所定の間隔保持部LLが設けられ、この間隔保持部
LLにおける圧電素子ユニット18の台形形状の上底1
9aの記録媒体送り方向における上流側(または下流
側)に、2個のインク導入口17bを設ける。
【0035】図7に示す所定の間隔保持部LLにおい
て、図中央の2個のインク導入口17bの右側から延び
るマニホールドMNは、右側の圧電素子ユニット18の
急峻に立ち上がる第1斜辺19cとほぼ直交するよう
に、圧電素子配設面8aの長手中心線L0に方向に導か
れるのに対して、インク導入口17bの左側から延びる
マニホールド通路MN2は、流路抵抗を少なくするため
緩やかに曲がりながら、緩やかに立ち上がる第2斜辺1
9dと交差するように圧電素子配設面8aの長手中心線
L0の方向に導かれる。
【0036】また、図7の左側のインク導入口17bか
ら延びるマニホールドMN1は、緩やかに曲がりなが
ら、中央の圧電素子ユニット18の緩やかに立ち上がる
第2斜辺19dと交差するように、圧電素子配設面8a
の長手中心線L0の方向に導かれる。図7の右側のイン
ク導入口17bから延びるマニホールドMN3は、中央
の圧電素子ユニット18の急峻に立ち上がる第1斜辺1
9cとほぼ直交するように、圧電素子配設面8aの長手
中心線L0の方向に導かれる。
【0037】また、2つの圧電素子ユニット18の第2
斜辺19d同士が作る間隙部L1において、一方の第2
斜辺19dを有する図7の中央の圧電素子ユニット18
側に、インクを供給するため圧電素子ユニット18にお
いて上下に分離する第1のマニホールドMN1と、他方
の図7の左側の第2斜辺19dを有する前記圧電素子ユ
ニット18側に、インクを供給するため圧電素子ユニッ
ト18において上下に分離する第2のマニホールドMN
2とが、所定の間隙L4を介して配設されている。イン
ク導入口17bを介して供給されたインクは、第1のマ
ニホールドMN1及び第2のマニホールドMN2を通
り、インク圧力室17aに導かれる。そのため所定の間
隙L4により、インクジェットプリンタヘッド1自体の
機械的な強度を確保した状態で、各インク圧力室17a
に、十分なインク量を各第1のマニホールドMN1及び
第2のマニホールドMN2により供給することができる
ようになっている。この場合、十分な機械的な強度の確
保と、適量なインク供給を実現するために、隣接する第
2斜辺19d同士の間には、間隙L1を設ける必要があ
るが、これを設けることによって、さらに、圧電素子ユ
ニットを離間する方向に配置する必要はなく、インクジ
ェットプリンタヘッドの小型化に寄与している。また、
高い機械的強度を有するので、インクジェットプリンタ
ヘッド自体の変形がなく、吐出されるインク滴の着弾精
度が高い所望の長さのインクジェットプリンタヘッドと
なる。
【0038】以上説明したように、上記の実施の形態の
インクジェットプリンタヘッド1によれば、圧電素子配
設面8aを有するヘッド本体8に、複数の圧電素子単位
構造18aを配列したインクジェットプリンタヘッド1
において、圧電素子配設面8aは長尺矩形状に形成さ
れ、圧電素子ユニット18は台形形状を有するととも
に、その台形形状の上底19aが前記圧電素子配設面8
aの長手中心線L0に向かって交互に対向するように配
設されているので、圧電素子配設面8aの長手中心線L
0と交差する方向に占める距離における、圧電素子ユニ
ット18の台形形状の上底から、隣に位置する圧電素子
ユニット18の台形形状の下底19bまでの距離を狭め
ることができ、インクジェットプリンタヘッド1及び用
紙送りローラR1の用紙送り方向の距離L3を短くで
き、インクジェットプリンタヘッド1及び用紙送りロー
ラR1が、印刷装置内で占める空間を小さくすることが
できる。
【0039】尚、本発明は上述した実施の形態に何ら限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々の変更をすることが可能である。例えば、ヘッド
本体8には、インク圧力室17aの列を12列設けてい
るが、4列、8列等設けても良い。また、圧電素子配設
面18aの個数は、必ずしも12個である必要はなく、
それ以外の個数であってもよい。台形形状の上底19a
を圧電素子配設面18aの長手中心線L0に向かって交
互に対向するように配設するに際し、台形形状の上底1
9aが、圧電素子配設面8aの長手中心線L0を越え
て、隣に位置する圧電素子ユニット18の台形形状の下
底19bに対して近接させてもよい。
【0040】この場合、インクジェットプリンタヘッド
1によって印刷される記録媒体には、例えば600(d
pi)程度の印刷密度でもって印刷するので、インクジ
ェットプリンタヘッド1の圧電素子ユニット18は、そ
の600(dpi)程度の印刷密度に対応する基本ピッ
チの間隔で、複数の圧電素子単位構造18aを配列する
が、例えば300(dpi)程度の印刷密度に対応する
基本ピッチの間隔で、複数の圧電素子単位構造18aを
配列してもよい。そして、インクジェットプリンタヘッ
ド1は、ページ幅の長さを有し、インクジェットプリン
タヘッド1によって印刷される記録媒体は、圧電素子配
設面8aの長手中心線L0と直交する方向に搬送される
のが望ましいが、必ずしもこの態様に限定されるわけで
はない。前記キャビティープレートに設けられたインク
の圧力室はほぼ菱形に形成されているが、別の形状にす
る等の変形を施してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明のインクジェットプリンタヘッドによれば、圧電素子
配設面を有するヘッド本体に、複数の圧電素子単位構造
を備える圧電素子ユニットを、複数個配設したインクジ
ェットプリンタヘッドであって、前記配設面は長尺形状
に形成され、前記各圧電素子ユニットはほぼ台形形状を
有するとともに、その台形形状の上辺が前記圧電素子配
設面の長手中心線に向かって交互に対向するように配設
されているので、圧電素子配設面の長手中心線と交差す
る方向の距離における、圧電素子ユニットの台形形状の
上辺に平行な中心線から、圧電素子配設面の長手中心線
までの距離を狭めることができる。それにより、インク
ジェットプリンタヘッドを小型化することにより、特許
第2,752,843号公報に記載のものに比べて、印
刷装置内でインクジェットヘッド及び用紙送り機構等が
占める空間をなるべく小さくできる。
【0042】また、請求項2に係る発明のインクジェッ
トプリンタヘッドによれば、前記台形形状における上辺
の一端と下辺の一端とを結ぶ第1斜辺が下辺となす第1
角度は、上辺の他端と下辺の他端とを結ぶ第2斜辺が下
辺となす第2角度と異なる角度に設定されているので、
圧電素子ユニットを複数個配設するに際し、台形形状の
上辺が、圧電素子配設面の長手中心線に向かって交互に
対向するため、隣り合う圧電素子ユニットの第1斜辺同
士及び第2斜辺同士を相互に近接することができる。そ
れにより、圧電素子配設面の長手中心線と交差する方向
に占める距離における、圧電素子ユニットの台形形状の
上辺から、圧電素子ユニットの台形形状の上辺に平行な
中心線から、圧電素子配設面の長手中心線までの距離を
狭めることができ、インクジェットプリンタヘッドが、
印刷装置内で占める空間を小さくすることができる。
【0043】また、請求項3に係る発明のインクジェッ
トプリンタヘッドによれば、第1角度は第2角度よりも
大きく設定されており、前記圧電素子ユニットは、その
台形形状の第1斜辺を、圧電素子配設面の両端側に近接
するように、圧電素子配設面に配設されているので、隣
り合う圧電素子ユニットについての、圧電素子配設面の
長手中心線と交差する方向に、圧電素子単位構造が重な
り合う場合、急峻に立ち上がる第1斜辺を、圧電素子配
設面の両端側に近接する方が、仮に、なだらかに立ち上
がる第2斜辺が、圧電素子配設面の両端側に近接する場
合よりも、圧電素子単位構造の無駄を少なくすることが
できる。また、圧電素子単位構造の無駄が少ない分、無
駄な長手方向の長さも短くてすむので、所望の印字幅よ
り短いインクジェットプリンタヘッドを得ることがで
き、インクジェットプリンタヘッド全体の小型化に寄与
する。
【0044】また、請求項4に係る発明のインクジェッ
トプリンタヘッドによれば、インクジェットプリンタヘ
ッド少なくとも2つの前記圧電素子ユニットは、前記圧
電素子配設面上において、前記第2斜辺同士を所定の間
隙を介して配設されているので、隣り合う圧電素子ユニ
ットの間に、これら隣り合う圧電素子ユニットを、長手
方向と交差する方向に離間するように配置することな
く、十分な距離を取ることができる。これにより、これ
ら隣り合う圧電素子ユニットの間に、所定の間隙を設け
たとしても、インクジェットプリンタヘッドが、印刷装
置内で占める空間を小さくすることができる。更に、こ
の部分には、インクジェットプリンタヘッドの機械的強
度を低下するインク圧力室やインク流路を形成する必要
がないので、全体的な機械的強度が向上する。このた
め、インク滴の着弾精度を向上するので、この分インク
ジェットプリンタヘッドを容易に長尺化できる。
【0045】また、請求項5に係る発明のインクジェッ
トプリンタヘッドによれば、ヘッド本体は、圧電素子単
位構造の配設位置に対応して形成された複数のインク圧
力室と、各インク圧力室にインクを供給するマニホール
ドと、前記マニホールドに連通してインク供給源よりイ
ンクを導くインク導入口とを備え、前記2つの圧電素子
ユニットの第2斜辺同士が作る間隙部において、一方の
第2斜辺を有する前記圧電素子ユニット側に、インクを
供給するための第1のマニホールドと、他方の第2斜辺
を有する前記圧電素子ユニット側に、インクを供給する
ための第2のマニホールドとが所定の間隙を介して配設
されているので、この所定の間隙により、ヘッド自体の
機械的強度を確保した状態で、マニホールドの長さも必
要以上に長くならない。これらのことにより、安定した
インクを吐出特性を有するインクジェットプリンタヘッ
ドを容易に長尺化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド
を構成するヘッド本体の一部を分解して示す斜視図であ
る。
【図2】本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド
を構成するヘッド本体の一部を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド
を構成するヘッド本体と、ヘッド本体の上方に位置する
圧電素子ユニットとを分離して示す拡大斜視図である。
【図4】本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド
を拡大して示す平面図である。
【図5】本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド
を拡大して示す裏面図である。
【図6】本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド
のインク流路を概念的に示す斜視図である。
【図7】本実施の形態のインクジェットプリンタヘッド
の圧電素子ユニットを拡大して示す平面図である。
【符号の説明】 1 インクジェットプリンタヘッド 8 ヘッド本体 8a 圧電素子配設面 9 ノズルプレート 9a ノズル 10 カバープレート 11 第一マニホールドプレート 12 第二マニホールドプレート 13 第三マニホールドプレート 14 サプライプレート 15 アパーチャプレート 16 ベースプレート 17 キャビテイプレート 17a インク圧力室 18 圧電素子ユニット 18a 圧電素子単位構造 19a 台形形状の上底(上辺) 19b 台形形状の下底(下辺) 19c 台形形状の第1斜辺 19d 台形形状の第2斜辺 A1 第1角度 A2 第2角度 MN マニホールド MN1 第1のマニホールド MN2 第2のマニホールド 17b インク導入口 LL 間隔保持部 L1 所定の間隙 L0 長手中心線
フロントページの続き (72)発明者 坂井田 惇夫 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF99 AG14 AG16 AG68 AG96 AN05 AQ06 BA03 BA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子配設面を有するヘッド本体に、
    複数の圧電素子単位構造を備える圧電素子ユニットを複
    数個配設したインクジェットプリンタヘッドであって、 前記配設面は、長尺形状に形成され、 前記各圧電素子ユニットは、ほぼ台形形状を有するとと
    もに、その台形形状の上辺が前記圧電素子配設面の長手
    中心線に向かって交互に対向するように配設されている
    ことを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
  2. 【請求項2】 前記台形形状における上辺の一端と下辺
    の一端とを結ぶ第1斜辺が下辺となす第1角度は、上辺
    の他端と下辺の他端とを結ぶ第2斜辺が下辺となす第2
    角度と異なる角度に設定されていることを特徴とする請
    求項1に記載のインクジェットプリンタヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第1角度は第2角度よりも大きく設
    定されており、 前記圧電素子ユニットは、その台形形状の第1斜辺を、
    圧電素子配設面の両端側に近接するように、圧電素子配
    設面に配設されていることを特徴とする請求項2に記載
    のインクジェットプリンタヘッド。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの前記圧電素子ユニット
    は、前記圧電素子配設面上において、前記第2斜辺同士
    を所定の間隙を介して配設されていることを特徴とする
    請求項2または請求項3に記載のインクジェットプリン
    タヘッド。
  5. 【請求項5】 前記ヘッド本体は、圧電素子単位構造の
    配設位置に対応して形成された複数のインク圧力室と、
    各インク圧力室にインクを供給するマニホールドと、前
    記マニホールドに連通してインク供給源よりインクを導
    くインク導入口とを備え、 前記2つの圧電素子ユニットの第2斜辺同士が作る間隙
    部において、一方の第2斜辺を有する前記圧電素子ユニ
    ット側に、インクを供給するための第1のマニホールド
    と、他方の第2斜辺を有する前記圧電素子ユニット側
    に、インクを供給するための第2のマニホールドとが所
    定の間隙を介して配設されていることを特徴とする請求
    項3に記載のインクジェットプリンタヘッド。
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