JP2014024213A5 - - Google Patents

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上記の課題を解決するための本発明のインクジェット記録ヘッドは、線上に沿って配置され液体に吐出エネルギーを加える複数のエネルギー発生素子、複数のエネルギー発生素子の各々に対応して列状に配設された、液体を吐出するための複数のノズルと、複数のノズルに連通する液体供給口と、を有する記録素子基板と、記録素子基板を支持し、液体供給口に連通する貫通孔からなる流路を備える支持部材と、を備える。この態様において、支持部材の熱伝導率は記録素子基板の熱伝導率以上であり、支持部材流路の壁面には、支持部材の熱伝導率よりも低い断熱層が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の他の態様のインクジェット記録ヘッドは、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、エネルギー発生素子に液体を供給するための供給口と、を各々が備える第1の記録素子基板及び第2の記録素子基板と、第1の記録素子基板の供給口と連通する流路を備える、第1の記録素子基板を支持する第1の支持部材と、第2の記録素子基板の供給口と連通する流路を備える、第2の記録素子基板を支持する第2の支持部材と、第1の支持部材と第2の支持部材とを支持するベース基板と、を備える。第1の支持部材の熱伝導率は第1の記録素子基板の熱伝導率以上であり、第2の支持部材の熱伝導率は第2の記録素子基板の熱伝導率以上であり、第1及び第2の支持部材とベース基板との間に、ベース基板よりも熱伝導率が低い断熱部材が配されていることを特徴とする。
また、本発明の他の態様のインクジェット記録ヘッドは、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、エネルギー発生素子に液体を供給するための供給口と、を備える記録素子基板と、記録素子基板の供給口と連通する貫通孔からなる流路を備える、記録素子基板を支持する支持部材と、を備える。支持部材の熱伝導率は記録素子基板の熱伝導率以上であり、支持部材の流路の壁面には、支持部材の熱伝導率よりも熱伝導率の低い部材が配されていることを特徴とする。

Claims (13)

  1. 線上に沿って配置され液体に吐出エネルギーを加える複数のエネルギー発生素子、前記複数のエネルギー発生素子の各々に対応して列状に配設された、前記液体を吐出するための複数のノズルと、前記複数のノズルに連通する液体供給口と、を有する記録素子基板と、
    前記記録素子基板を支持し、前記液体供給口に連通する貫通孔からなる流路を備える支持部材と、
    を備えるインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記支持部材の熱伝導率は前記記録素子基板の熱伝導率以上であり、
    前記支持部材前記流路の壁面には、前記支持部材の熱伝導率よりも低い断熱層が設けられていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記支持部材の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有し、前記支持部材を支持する断熱部材と、
    前記断熱部材の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、前記断熱部材を支持するベース基板と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記断熱層は前記断熱部材と一体成形されていることを特徴とする、請求項2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 複数の前記記録素子基板を備え、
    前記複数の記録素子基板が、前記支持部材および前記断熱部材を介して1つの前記ベース基板に支持されていることを特徴とする請求項2または3に記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記支持部材は、前記複数のノズルが並ぶ方向に沿って延びるヒートパイプを有する部材であることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、前記エネルギー発生素子に液体を供給するための供給口と、を各々が備える第1の記録素子基板及び第2の記録素子基板と、
    前記第1の記録素子基板の供給口と連通する流路を備える、前記第1の記録素子基板を支持する第1の支持部材と、
    前記第2の記録素子基板の供給口と連通する流路を備える、前記第2の記録素子基板を支持する第2の支持部材と、
    前記第1の支持部材と前記第2の支持部材とを支持するベース基板と、
    を備えるインクジェット記録ヘッドであって、
    前記第1の支持部材の熱伝導率は前記第1の記録素子基板の熱伝導率以上であり、前記第2の支持部材の熱伝導率は前記第2の記録素子基板の熱伝導率以上であり、
    前記第1及び第2の支持部材と前記ベース基板との間に、前記ベース基板よりも熱伝導率が低い断熱部材が配されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  7. 前記断熱部材は、前記第1の記録素子基板と前記ベース基板との間に配される第1の断熱部材と、前記第2の記録素子基板と前記ベース基板との間に配される第2の断熱部材と、を含むことを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録ヘッド。
  8. 前記第1の支持部材の流路の壁面には、前記第1の支持部材の熱伝導率よりも熱伝導率の低い断熱層が設けられており、前記第2の支持部材の流路の壁面には、前記第2の支持部材の熱伝導率よりも熱伝導率の低い断熱層が設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載のインクジェット記録ヘッド。
  9. 前記第1の支持部材の流路の壁面に設けられる前記断熱層は、前記第1の支持部材と一体成型されており、前記第2の支持部材の流路の壁面に設けられる前記断熱層は、前記第2の支持部材と一体成型されていることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録ヘッド。
  10. 液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、前記エネルギー発生素子に液体を供給するための供給口と、を備える記録素子基板と、
    前記記録素子基板の供給口と連通する貫通孔からなる流路を備える、前記記録素子基板を支持する支持部材と、
    を備えるインクジェット記録ヘッドであって、
    前記支持部材の熱伝導率は前記記録素子基板の熱伝導率以上であり、
    前記支持部材の流路の壁面には、前記支持部材の熱伝導率よりも熱伝導率の低い部材が配されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  11. 前記支持部材を支持するベース基板を備えることを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録ヘッド。
  12. 前記ベース基板上には複数の前記記録素子基板が配されていることを特徴とする請求項11に記載のインクジェット記録ヘッド。
  13. 前記部材は前記支持部材と一体成型されていることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項の記載のインクジェット記録ヘッド。
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