JP2007226932A - ディスク製造方法、ディスク記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク製造工程での積み重ね保管による基板張り付きを防止し、製造の効率化を図る。
【解決手段】レーベル印刷面を梨地状としたディスク基板を生成する基板生成工程と、上記情報読出面側に層形成を行う層形成工程と、上記層形成工程を経たディスク基板を複数枚積み重ねて保管する保管工程とを備える。レーベル印刷面2が梨地状とされていることで、保管工程において多数のディスク基板が積み重ねられて保管されても、上下に重ねられたディスク基板同志が張り付いてしまうことはなく、このため次の工程で1枚づつディスク基板を容易に取り出すことができるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、一方の面がレーベル印刷面、他方の面がピットやグルーブが形成された情報読出面とされるディスク記録媒体の製造方法、及び製造されるディスク記録媒体に関する。
特開2004−30830号公報
光ディスク製造工程では、樹脂成形したディスク基板を、ポールに重ね積みして保管・搬送することが多い。
例えば図12のように保管軸31を備えた基板搬送台30を使用し、製造途中のディスク基板1のセンターホールを保管軸31に通していくことで、多数のディスク基板1を積み重ねた状態で保管し、次工程に搬送する。
このように重ね積みして搬送されたディスクは、次工程で1枚ずつ取り出されて処理されるが、その際1枚ずつ取り扱うべき搬送機が1度に2枚搬送してしまうトラブルが生ずることが知られている。これは「2枚取り」とも呼ばれるもので、重ね積みしたディスク同士が張り付いてしまうために発生するトラブルである。
この2枚取りを防止することや、ディスク基板を重ね合せてもお互いに表面を傷つけ合わないようにすることを目的として、ディスク基板最内周部付近に、プロテクションリングと呼ばれる環状凸部が設けられることがある。
図13に製造工程途中のディスク基板101を断面構造で示している。ディスク基板101は例えばポリカーボネート樹脂で形成され、その中心はセンターホール104とされている。ディスク基板101の一方の面はレーベル印刷面102、他方の面が情報読出面103とされる。この図13は、ディスク基板101の情報読出面103側には、情報を記録したピットパターン103aが形成され、そのピットパターン側に反射層、カバー層、ハードコートなどの層構造106が形成されている。
そして、センターホール104の周囲には、プロテクションリング105が形成されている。
例えばこのような段階のディスク基板101が図12の基板搬送台30において積み重ねられていく。
このとき、重ねられるディスク基板101どうしは、プロテクションリング105とレーベル印刷面2が接触することになる。即ちプロテクションリング105により、一方のディスク基板101のレーベル印刷面と、重ねられたディスク基板101の情報読出面103が全面において密着しないようにすることで、ディスク基板同志が張り付いてしまうことの防止と、情報読出面103の保護が期待される。
ところが、例えばブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))の場合、プロテクションリング105の高さは、基準面(情報読出面103の表面)から0.12mmより低くすることが規格上決められており、プロテクションリング105を張り付き防止のための十分な高さとすることができない。とくに積み重ねられた多数のディスク基板101のうち、基板搬送台30上で下方に位置するディスク基板同志では、外周部分が密着してしまいやすい。このため、特に成形直後の冷え切っていないディスク基板101の場合、プロテクションリング105は、張り付き防止機能を十分に果たせないことが多く、結局2枚取りを回避できないことがある。
また上記特許文献1にはレーベル印刷面側にプロテクションリング(スタックリブ)が形成され、そのプロテクションリングの上面が粗面化されたものが記載されているが、これもプロテクションリングの高さが十分にとれない場合は、張り付き防止効果が十分に得られないことがある。
また、レーベル印刷面は、できるだけ広い面積にきれいに印刷することが求められる為、このレーベル印刷面にプロテクションリング等の凸部を形成することはディスクの商品価値を落とすことになり、実施しにくいという事情もある。
これらのことから、レーベル印刷面での印刷効果を損なわず、また情報読出面側でのプロテクションリングが低いものであっても(或いはプロテクションリングが無くても)、製造工程で張り付きを起こさないようにすることが求められており、本発明はこのような要望に対応できるディスク製造工程及びディスク記録媒体を提案する。
本発明のディスク製造方法は、一方の面がレーベル印刷面、他方の面が情報読出面とされるディスク記録媒体の製造方法である。そして、上記レーベル印刷面側を梨地状としたディスク基板を生成する基板生成工程と、上記情報読出面側に層形成を行う層形成工程と、上記層形成工程を経たディスク基板を、複数枚積み重ねて保管する保管工程とを備える。
またさらに、上記保管工程で複数枚が積み重ねられた各ディスク基板を取り出した後、ディスク基板の上記レーベル印刷面側に印刷を行う印刷工程とを備える。
また上記基板生成工程において生成されるディスク基板のレーベル印刷面側の梨地の最大粗さは0.5μmから5μmの範囲内であるとする。
また上記基板生成工程では、ディスク基板のレーベル面側に対応する内面が梨地状の面とされた金型を用いてディスク基板を生成する。
この場合、上記金型の上記梨地状の面は、ブラスター加工により略球体物を衝突させて形成された面であるとする。
また上記層形成工程では、さらに、梨地状とされた上記レーベル印刷面に防湿膜を形成する。
本発明のディスク記録媒体は、一方の面がレーベル印刷面、他方の面が情報読出面とされるディスク記録媒体であって、上記レーベル印刷面側が梨地状とされたディスク基板の、上記情報読出面側に層形成を行い、上記レーベル印刷面側に印刷を施して成る。
また上記ディスク基板のレーベル印刷面側は、略球体衝突形状による梨地状の面とされている。
また梨地状の上記ディスク基板のレーベル印刷面側には防湿膜が形成されている。
また上記ディスク基板のレーベル印刷面側の梨地の最大粗さは0.5μmから5μmの範囲内である。
複数枚のディスク基板が積み重ねられたとき、1つのディスク基板の梨地状のレーベル印刷面と、他のディスク基板の信号読出面が接することになるが、レーベル印刷面が梨地状とされていることで、互いのディスク基板同志が張り付いてしまうことがほぼ完全に防止できる。
なお「梨地」とはJIS(Japan Industrial Standard)における定義(「梨地仕上げ」)のように、表面に機械的又は科学的処理によって微細な凹凸を均一に形成させた状態をいう。
梨地の最大粗さは0.5μm〜5μmとするが、0.5μmは、張り付き防止効果を得るための最低限の粗さであり、また、5μmは、印刷工程を経た後のレーベル面の美観を維持する最大限の粗さである。
またディスク基板における梨地を、ブラスター加工により略球体物を衝突させて形成された梨地面を備えた金型で製造することで、略球体衝突形状による梨地状の面とすると、防湿膜を形成した場合の適切な防湿効果が発揮できる。
ディスク基板のレーベル印刷面側が梨地状とされていることで、保管工程において多数のディスク基板が積み重ねられて保管され、搬送される際に、上下に重ねられたディスク基板同志が張り付いてしまうことはなく、このため次の工程で1枚づつディスク基板を取り出すときに「2枚取り」が生ずることはない。これによって効率の良いディスク製造を行うことができるという効果がある。
また梨地状とされているレーベル印刷面側には、印刷工程において、例えばホワイトコートで梨地面を平坦化し、印刷を行うことで、通常の平坦面状のレーベル印刷面の場合と同様の美観を維持でき、商品価値を維持できる。
さらに、ディスク基板における梨地を、略球体衝突形状による梨地状の面とすることで、防湿膜を形成した場合の適切な防湿効果が発揮でき、これによりディスク基板のソリを抑えることができる。
本発明のディスク製造方法の実施の形態を説明する。図1は実施の形態のディスク製造方法の工程を示しており、この工程に沿って説明していく。
実施の形態のディスク製造方法は、ステップF101の基板成形工程、ステップF102の反射膜形成工程、ステップF103のカバー層形成工程、ステップF104のハードコート工程、ステップF105の検査工程、ステップF106の保管工程、ステップF107のレーベル印刷工程を有する。
ステップF101の基板成形工程では、一方の面がレーベル印刷面、他方の面が情報読出面とされるディスク基板を成形する。このとき、ディスク基板のレーベル印刷面の全面(もしくはほぼ全面)を梨地状とする。
ディスク基板成形は、ポリカーボネート樹脂の射出成形で行う。図2(a)はディスク基板を成形する金型を概略的に示している。この金型は、下キャビティ20と上キャビティ22から成り、下キャビティ20には、情報ピットを転写するためのスタンパ21が配置される。スタンパ21には、情報ピットの凹凸パターン25や、ディスクの内周側となるリング状の領域としてプロテクションリングを形成するためのリング状凹部24が形成されている。
なお、再生専用ディスクの製造工程では、エンボスピットとして情報ピットの凹凸パターン25を形成したスタンパ21が配置されるが、記録可能型ディスク(例えばライトワンスディスクやリライタブルディスク)の製造工程では、記録トラックとなるグルーブ(ウォブリンググルーブ)を形成するための凹凸パターンが形成されたスタンパが配置されることになる。
また金型の上キャビティは、ディスク基板のレーベル印刷面側を形成する面が梨地面23とされている。
この梨地面23は、エッチングや、或いはアルミナ、ガラスビーズ、プラスチックビーズ等を衝突させるブラスター法などより形成することができる。
梨地面23の梨地は、図2(b)に示すように、その凹凸の最も高低差のある部分のサイズとしての最大粗さは、例えば0.5μm〜5μmの範囲とする。実際には2〜3μmとすることが実施上、好適である。
このような金型を用いて射出成形でディスク基板1を成形するが、成形されるディスク基板1は図3のようになる。
即ちポリカーボネート樹脂によるディスク基板1は、その中心はセンターホール4とされるとともに、情報読出面3側は、金型内のスタンパ21に形成された凹凸が転写された情報ピット3aのパターンとなる。なお、情報ピットではなく、グルーブ(連続溝)が形成される場合もある。また内周側のセンターホール4の周囲にはプロテクションリング5としてのリング状の凸部が形成される。
またディスク基板1のレーベル印刷面2側は、その全面が金型の梨地面23が転写された梨地面11となる。即ちレーベル印刷面2は、例えば最大粗さが0.5μm〜5μm(例えば2〜3μm)の梨地面となる。
このように形成されたディスク基板1は、ステップF102、F103、F104で、信号読出面3側の層構造形成が行われる。図4(a)(b)にステップF104まで進んだ状態の層構造を示している。図4(b)は信号読出面3側の層構造の拡大図である。
まずステップF102で、情報ピットパターンが形成された信号読出面3側に例えばAg合金の反射膜7を形成する。
次にステップF103で、ポリカーボネートフィルムの貼付又は紫外線硬化型樹脂によるスピンコートなどの手法でカバー層6を形成する。
そしてステップF104で、信号読出面3側の表面処理としてハードコート層8を形成する。なお、ハードコート層8については形成しない場合もある。
以上の工程で、信号読出面3側は必要な層形成が完了したことになる。ここまでの工程を経たディスク基板1は、ステップF105の検査工程で品質チェックが行われる。そして合格品としてのディスク基板1はステップF106で、図12に示した基板搬送台30に積み重ねられる状態で保管され、次工程に搬送される。
基板搬送台30に積み重ねられて搬送された多数のディスク基板1は、次にステップF107の印刷工程において、1枚づつ取り出されてレーベル印刷面2側に印刷が行われる。
この印刷工程では、いわゆるオフセット印刷として、梨地状とされたレーベル印刷面2側の全面に、ホワイトコートを施して平坦化した上に例えばカラー印刷を行い、図5に示すように印刷層9が形成される。これにより、印刷後のレーベル印刷面2側は梨地面11が表出しない、平坦な印刷面となる。
以上のディスク製造工程においては、ディスク基板1のレーベル印刷面2側が梨地状とされていることで、ステップF106で基板搬送台30に多数のディスク基板が積み重ねられて保管されても、上下に重ねられたディスク基板同志が張り付いてしまうことはない。梨地状のレーベル印刷面2により、その上に積み重なったディスク基板1の信号読出面3との密着性が低下するためである。
特に、梨地の最大粗さは2〜3μm程度(少なくとも0.5μm以上)とされていることで、張り付き防止効果を良好に得ることができる。
そしてこのため、次の印刷工程で1枚づつディスク基板を取り出すときに「2枚取り」が生ずることはなく、効率の良いディスク製造を実現できる。
また梨地状とされているレーベル印刷面2側には、印刷工程において、ホワイトコートで梨地面11を平坦化することで、印刷の際に、ディスク基板1のレーベル印刷面2側が梨地状とされた影響はなく、通常のディスク基板と同様、平坦な印刷面による美観を維持できるため、商品価値を損なうことはない。
特に梨地の最大粗さは2〜3μm程度(少なくとも5μm以下)とされていることで、ホワイトコートによるレーベル印刷面2の平坦化は容易に可能である。
なお、ホワイトコートは、印刷時のインクの良好な発色性や定着性を得るためなどに、通常の印刷工程でも実施されているもので、特に本例の梨地面11を埋めるために特別に実行するものではない。つまり本例において印刷工程における処理の手間が増加するものではない。
なお、本例ではプロテクションリング5を有するディスク基板1を例に挙げているが、このプロテクションリング5は、例えば基準面である信号読出面3の表面から0.12mm以下の高さに形成されている。このようなプロテクションリング5は特に積み重ねられたディスク基板1同志での信号読出面3の保護機能として有効であるが、張り付き防止に関しては十分に機能しない。張り付き防止効果はあくまでも梨地状のレーベル印刷面2によるものとなる。従って、例えば信号読出面3の表面(ハードコート層8)の材質などにもよるが、保護機能がさほど必要なければ、プロテクションリング5は形成しなくてもよい。
ところで、ディスク基板1のレーベル印刷面2側が梨地面11とされること、換言すれば、図2のように金型の上キャビティ22の内面(ディスク基板のレーベル面側に対応する内面)が梨地面23とされていることによれば、信号読出面3側に形成されるピットの形成精度が向上されるという効果も得られる。これについて説明する。
CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)の記録ピット形成には、スタンパのピットパターンの正確な転写が要求され、高精度の成形技術が必要とされる。
ここで近年開発されている、より高密度の光ディスクであるブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))では、ピット列のトラックピッチが0.32μmと、DVDの約半分となっており、ピットの幅、長さ、深さも小さくなっているが、その為、スタンパを用いてディスク基板を成形するときに、成形基板上でのピット変形(以下ピットずれと記載)が発生しやすく、また僅かなピットずれであっても、再生信号に大きな影響を与えてしまう。
ピットずれの様子を図6に示す。図6(a)は、スタンパを用いてディスク基板を製造した際に、正常にピット3aが形成されている例を示している。
ところが、特にディスク内周側では、図6(b)のように内周側にピット3aが流れたような形状となるピットずれが生じたり、またディスク外周側の図6(c)のように外周側にピット3aが流れたような形状となるピットずれが生じやすい。
このピットずれは、成形時のスタンパとディスク基板との密着性に依存する。例えばスタンパとディスク基板の密着が弱いと、金型内で樹脂が冷却される際の収縮や、型締め力の脱圧時にピットずれが発生しやすい。逆に、密着が強すぎると、スタンパからのディスク基板剥離時に、ピットずれが発生しやすい。
よって、適度な密着性が必要となるが、ブルーレイディスクなどの高密度光ディスクのように、ピット自体のサイズが小さくなると、成形時のスタンパとディスク基板との十分な密着性を得られにくく、ピットずれが発生しやすくなっているものである。
ここで本例の場合、上記のようにディスク基板1において情報ピット3aが形成された情報読取面3に対する他方の面となるレーベル印刷面2は、梨地面11となるようにしている。つまり金型の上キャビティ22の内面が梨地面23とされている。これによって、金型(20,22)及びスタンパ21によってディスク基板1を成型する際に適度な密着性が得られ、金型内で樹脂が冷却される際の収縮や、型締め力の脱圧時にピットずれが生じないようにする作用が得られる。即ち、ディスクの全周にわたって、図6(a)のような正常なピット3aが形成できる。
実際に、このようにして成形された再生専用光ディスクでは、それを再生させてジッターを計測したところ、ディスク全周で5.5%以下と良好な結果が得られた。つまり、ピットずれによる再生信号特性の悪化は認められなかった。さらに成形安定性を確認する上で、10000枚連続成形した中で、抜き取り評価を行った場合も、ジッターの悪化は見られなかった。
このようにピットずれの発生が防止できピット転写精度が向上されることで、製造される光ディスクは、安定した再生信号特性の得られる光ディスクとすることができる。
実際の製造で確認した結果、梨地の最大粗さは0.5μm以上とすることが、上記の張り付き防止効果だけでなく、ピットずれの防止という意味でも好適であることがわかった。
ところで、上記図1のステップF103のカバー層6の形成工程の説明では、カバー層6をポリカーボネートフィルムの貼付又は紫外線硬化型樹脂によるスピンコートなどの手法で形成すると述べた。
ここで、ポリカーボネートのディスク基板1の信号読出面2側に形成するカバー層6を、ディスク基板1と同一材料(ポリカーボネート)により形成するか、異なる材料(紫外線硬化型樹脂)により形成するかによって、異なる事情が発生する。
図7(a)(b)は製造過程、即ちステップF101〜F104の工程により図4(a)のようにハードコート層8までが形成された状態のディスク層構造を模式的に示しているが、図7(a)は、ポリカーボネートのディスク基板1に対してポリカーボネート材料によるカバー層6が形成されている例である。また図7(b)はポリカーボネートのディスク基板1に対して紫外線硬化型樹脂によるカバー層6が形成されている例である。
例えばこの図7(a)又は図7(b)の状態で、ディスク基板1は検査、保管、搬送工程に進むわけであるが、ここで図7(b)の場合、ディスク基板1のソリの問題が発生しやすい。
図7(a)のようにディスク基板1とカバー層6が同一材料の場合は、各層の吸湿量が同等であることから、さほどのソリは生じないが、図7(b)のようにディスク基板1とカバー層6が異なる材料の場合は、吸湿量の差の影響で、比較的大きなソリが生じやすく、使用できないディスク、即ちソリ量が規格外れにまで大きくなるディスクが多くなり、製造歩留まりが大幅に悪化する。
そこで、図7(b)のようにディスク基板1とカバー層6が異なる材料の場合は、図7(c)のようにディスク基板1のレーベル印刷面2側に防湿膜10を形成するようにすることが考えられる。例えば防湿膜10としてはスパッタにより無機酸化膜などを形成する。
ところが、上述したように張り付き防止やピット転写性の向上のためにディスク基板1のレーベル印刷面2側が梨地面11とされていると、その表面に必要な厚さの防湿膜10を有効に形成することがなかなか困難である。
防湿膜10としては例えばSiO2を50〜100nm程度形成する必要があるが、通常行われているアルミナによるブラスターで形成された梨地面11ではその表面のミクロ的傾きや状況により防湿膜10が均一に形成できず、防湿機能が損なわれディスク基板1に反りが生じるという状況となる。
ここで梨地面(金型の上キャビティ22の梨地面23、及びディスク基板1の梨地面11)の状況を考える。図8(a)(b)はディスク基板1に形成された梨地面11の様子を模式的に示している。
図8(a)は図9(a)のように球状体であるガラスビーズをもちいたブラスター加工により金型の上キャビティ22の梨地面23を形成した場合、図8(b)は図9(b)のように略球状体ではないアルミナを用いたブラスター加工により金型の上キャビティ22の梨地面23を形成した場合について、それぞれ示したものである。
ブラスター加工において図9(a)のような球状体(或いは楕円状の球体のような略球状体)を用いた場合は、図8(a)のように梨地面11(梨地面23)の表面はなだらかな状態となる。一方、図9(b)のように表面の尖りの多いアルミナを用いてブラスター加工を行った場合は、梨地面11(梨地面23)の表面は、図8(b)のように先鋭的でささくれ立ったような状態となる。
実験によれば、このような梨地面11の差によって防湿膜10の効果に違いが出ることが確認された。
即ち、図8(b)のようにアルミナを用いたブラスター加工によって金型に梨地面23を形成し、それをディスク基板1の梨地面11として転写した場合は、図7(c)のように防湿膜10を形成しても、防湿効果、即ちソリ防止効果が十分に得られないが、図8(a)のように略球体物を衝突させて形成された面(略球体物衝突形状)として梨地面11が形成された場合は、図7(c)のように防湿膜10を形成することで十分な防湿効果が得られ、ディスク基板1のソリを防止できるというものである。
そこで、特にカバー層6に紫外線硬化型樹脂を使用する場合など、ディスク基板1とカバー層6が異なる材料で形成される場合は、図10のような手順で製造するようにする。
この場合のディスク製造方法は、ステップF201の基板成形工程、ステップF202の反射膜形成工程、ステップF203のカバー層形成工程、ステップF204のハードコート工程、ステップF205の防湿膜形成工程、ステップF206の検査工程、ステップF207の保管工程、ステップF208のレーベル印刷工程を有する。
ステップF201の基板成形工程では、ポリカーボネート樹脂の射出成形により、レーベル印刷面2側が梨地面11とされたディスク基板1を製造するが、このときに使用する金型の上キャビティ22の内面側の梨地面23(図2(a)参照)は、ガラスビーズを用いたブラスター加工によって形成したものとする。 例えば#70(JIS R6001)のビーズブラストを使用する。圧力は4.5kg程度とする。
なお、この場合も梨地面23の梨地の最大粗さは、例えば0.5μm〜5μmの範囲とし、実際には2〜3μmが好適である。
成形されるディスク基板1は、図3で説明したようになるが、その梨地面11は、最大粗さは0.5μm〜5μmの範囲であって、図8(a)のように表面がなだらかな略球体物衝突形状となる。
ディスク基板1に対しては、ステップF202、F203、F204で、信号読出面3側の層構造形成が行われる(図4(a)(b)参照)。
即ちステップF202で、情報ピットパターンが形成された信号読出面3側に例えばAg合金の反射膜7を形成する。
次にステップF203で、紫外線硬化型樹脂によるスピンコートによりカバー層6を形成する。
そしてステップF204で、信号読出面3側の表面処理としてハードコート層8を形成する。なお、ハードコート層8については形成しない場合もある。
次にステップF205では、図7(c)に示したように、レーベル印刷面2側の梨地面11の表面に防湿膜10を形成する。例えば防湿膜10は、SiNのスパッタリングにより形成する。防湿膜10の厚みは、防湿効果を得るためには5nm以上が必要である。一方、あまり厚すぎると、成膜時間が長時間したり、さらには逆に防湿効果が得られなくなることもある。好ましくは、防湿膜10の厚みは5nm〜20nmの範囲内とすることがよい。
なお、ステップF205の防湿膜10の成膜は、ステップF202、F203、F204の処理の前、或いは途中で行っても良い。
以上の工程で、信号読出面3側及びレーベル印刷面2側に必要な層形成が完了したことになり、ここまでの工程を経たディスク基板1は、ステップF206の検査工程で品質チェックが行われる。そして合格品としてのディスク基板1はステップF207で、図12に示した基板搬送台30に積み重ねられる状態で保管され、次工程に搬送される。
基板搬送台30に積み重ねられて搬送された多数のディスク基板1は、次にステップF208の印刷工程において、1枚づつ取り出されてレーベル印刷面2側に印刷が行われる。
この印刷工程では、例えばオフセット印刷として、梨地面11及び防湿膜10が形成されたレーベル印刷面2側の全面に、ホワイトコートを施した上に例えばカラー印刷を行う。
以上の工程により光ディスクが完成する。
この図10の例では、梨地面11(金型の梨地面23)が略球体物衝突形状とされることで、防湿膜10を有効化できる。従って、ディスク基板1とカバー層6に異なる材質を用いた場合でも、ソリの発生を著しく低減でき、実際上、製造歩留まりを大きく向上させることができる。
図11にソリ防止効果を示す。
図11は横軸が時間、縦軸がソリ量であり、湿度が変化したときのソリの変化の様子を表している。それぞれポリカーボネートのディスク基板1に紫外線硬化型樹脂によるカバー層6を形成した場合であり、□はアルミナによるブラスター加工に基づく梨地面11を有するディスク基板1であって防湿膜10を形成しなかった場合、■は同じくアルミナによるブラスター加工に基づく梨地面11を有するディスク基板1であって防湿膜10を形成した場合を示している。また▲はガラスビーズによるブラスター加工に基づく梨地面11を有するディスク基板1であって防湿膜10を形成した場合である。
この図11には、アルミナブラストによる梨地面11を有する場合、防湿膜10を形成しても、殆どソリ防止効果が得られないことが表れている。
一方、ガラスビーズブラストにより、ディスク基板1の梨地面11が略球体物衝突形状とされることで、防湿膜10が機能し、ソリが低減されていることがわかる。
なお、図10ではディスク基板1とカバー層6を異なる材料で形成する場合を述べたが、ディスク基板1とカバー層6を同一材料とする場合は、そもそもソリはあまり発生しないため、つまり防湿膜10を必要としないため、梨地面23の形成はガラスビーズによるブラスター加工でも、アルミナによるブラスター加工でも、どちらでも良い。但しディスク基板1とカバー層6を同一材料とする場合であっても、何らかの理由により防湿膜10を形成した方が好適な場合は、ガラスビーズによるブラスター加工を行って梨地面11(梨地面23)を略球体物衝突形状とすればよい。
また、上記例ではガラスビーズを用いたブラスター加工で梨地面11(金型の梨地面23)を形成する例で述べたが、防湿膜10を有効に機能させるためには、梨地面11が球体物衝突形状とされればよい。つまりガラスビーズでなくとも、略球体物を用いたブラスター加工が行われれば良いものである。
以上、説明してきたように本実施の形態では次のような効果が得られる。
まず、ディスク基板1のレーベル印刷面2側が梨地面11とされることにより、保管、搬送時のディスク基板1同志の張り付きが防止され、製造工程の効率化が実現される。
また、ディスク基板1のレーベル印刷面2側が梨地面11とされること(金型の上キャビティ22の内面側が梨地面23とされること)により、ディスク基板1でのピット成型精度が向上され、これにより高品質な光ディスクを製造できる。
また、ディスク基板1とカバー層6を異なる材料で形成する場合は、ディスク基板1の梨地面11が略球体物衝突形状となるようにして、梨地面11上に防湿膜10を形成することで、ディスク基板1のソリを低減させ、製造歩留まりを向上させることができる。
なお実施の形態では信号読出面3において記録層(情報ピット3aの層)として1層構造の光ディスクの例を挙げたが、もちろん記録層が2層以上の多層ディスクにおいても本発明は好適である。
またブルーレイディスク、DVD(Digital Versatile Disc)方式のディスク、CD(Compact Disc)方式のディスクなど、多様なディスクに本発明を適用できる。
本発明の実施の形態のディスク製造方法の工程の説明図である。 実施の形態のディスク基板製造のための金型の説明図である。 実施の形態のディスク基板の説明図である。 実施の形態の信号読出面側に層形成を行ったディスク基板の説明図である。 実施の形態のレーベル印刷面に印刷をおこなったディスク基板の説明図である。 実施の形態のピットずれ防止の説明図である。 実施の形態のディスクの層構造例の説明図である。 実施の形態の梨地面の説明図である。 実施の形態のガラスビーズ及びアルミナの形状の説明図である。 実施の形態の他のディスク製造方法の工程の説明図である。 実施の形態のソリ防止効果の説明図である。 基板搬送台の説明図である。 従来のディスク基板の説明図である。
符号の説明
1 ディスク基板、2 レーベル印刷面、3 信号読出面、4 センターホール、5 プロテクションリング、6 カバー層、7 反射膜、8 ハードコート層、9 印刷層、10 防湿膜、11 梨地面

Claims (10)

  1. 一方の面がレーベル印刷面、他方の面が情報読出面とされるディスク記録媒体の製造方法であって、
    上記レーベル印刷面側を梨地状としたディスク基板を生成する基板生成工程と、
    上記情報読出面側に層形成を行う層形成工程と、
    上記層形成工程を経たディスク基板を、複数枚積み重ねて保管する保管工程と、
    を備えることを特徴とするディスク製造方法。
  2. さらに、上記保管工程により複数枚が積み重ねられた各ディスク基板を取り出した後、ディスク基板の上記レーベル印刷面側に印刷を行う印刷工程を備えることを特徴とする請求項1に記載のディスク製造方法。
  3. 上記基板生成工程において生成されるディスク基板のレーベル印刷面側の梨地の最大粗さは0.5μmから5μmの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載のディスク製造方法。
  4. 上記基板生成工程では、ディスク基板のレーベル面側に対応する内面が梨地状の面とされた金型を用いてディスク基板を生成することを特徴とする請求項1に記載のディスク製造方法。
  5. 上記金型の上記梨地状の面は、ブラスター加工により略球体物を衝突させて形成された面であることを特徴とする請求項4に記載のディスク製造方法。
  6. 上記層形成工程では、さらに、梨地状とされた上記レーベル印刷面に防湿膜を形成することを特徴とする請求項1に記載のディスク製造方法。
  7. 一方の面がレーベル印刷面、他方の面が情報読出面とされるディスク記録媒体であって、
    上記レーベル印刷面側が梨地状とされたディスク基板の、上記情報読出面側に層形成を行い、上記レーベル印刷面側に印刷を施して成ることを特徴とするディスク記録媒体。
  8. 上記ディスク基板のレーベル印刷面側は、略球体衝突形状による梨地状の面とされていることを特徴とする請求項7に記載のディスク記録媒体。
  9. 梨地状の上記ディスク基板のレーベル印刷面側には防湿膜が形成されていることを特徴とする請求項7に記載のディスク記録媒体。
  10. 上記ディスク基板のレーベル印刷面側の梨地の最大粗さは0.5μmから5μmの範囲内であることを特徴とする請求項7に記載のディスク記録媒体。
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