JP2007223757A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 段方式の給紙トレイにおいて、第2給紙トレイを第1給紙トレイに対して移動させる際に、第2給紙トレイが第1給紙トレイに対して回転してしまう、又は第1給紙トレイから外れてしまうといった不具合を解決する。
【解決手段】 第1レール部320の上端面321に摺動可能に接触するスライダ部362を設け、第1レール部320と第2レール部325との隙間を挿抜方向と直交する方向に貫通するように延びる抜け止めスライダ部363を設け、さらに、第1給紙トレイ310の内側から第1レール部320の側壁322に摺動可能に接触する回転止めスライダ部364を設ける。
【選択図】 図22

Description

本発明は、記録紙、OHPシート又は封筒若しくは葉書等の記録シートが収容される給紙トレイに関するものである。
画像形成装置に用いられる給紙トレイは、通常、画像形成装置本体に挿抜可能に装着され、かつ、記録シートが収容される1つのトレイ部材を有して構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−314067号公報
ところで、上記のトレイ部材には、通常、A4サイズやA5サイズ等の記録シートが収容されるが、1つのトレイ部材には、複数種類のサイズの記録シートを同時に収容することはできない。このため、サイズの異なる記録シートに画像形成(印刷)を行う際には、給紙トレイを画像形成装置本体から取り外してトレイ部材に収容されている記録シートを入れ替える作業(以下、この作業を入れ替え作業という。)を行う必要がある。
そして、上記のような画像形成装置では、多種多様なサイズの記録シートに印刷するたには、頻繁に入れ替え作業を行う必要があり、かつ、入れ替え作業は比較的煩雑な作業であるので、多種多様なサイズの記録シートに印刷する使用者(ユーザ)から見ると、上記のような画像形成装置は使い勝手が悪いという問題がある。
これに対しては、大型複写機等のような複数種類の給紙トレイを同時に装着(挿入)可能な画像形成装置を使用すれば解決することができるものの、複数種類の給紙トレイを装着可能な画像形成装置は大型であるので、一般家庭等の大きな設置スペースを確保することができない場合には、上記問題を解決することができない。
そこで、発明者は、既存の給紙トレイ(以下、この給紙トレイを第1給紙トレイという。)の上部開口部側に、第1給紙トレイに収容される記録シートより小型の記録シートが収容可能な第2給紙トレイが配設された2段方式の給紙トレイを試作検討したが、新たに、以下に述べるような問題が発生した。
すなわち、前述の2段式の給紙トレイでは、第2給紙トレイが第1給紙トレイの上部開口部を覆うように第1給紙トレイに配設されているので、第1給紙トレイに記録シートを補給し難くなるおそれがある。
そこで、前述の2段方式の給紙トレイでは、第1給紙トレイの両側壁部間を掛け渡すように組み付けられた支持部材、及び支持部材に揺動可能(開閉可能)に組み付けられた被覆部材から第2給紙トレイを構成している。
しかし、試作検討に係る2段式の給紙トレイでは、第2給紙トレイを第1給紙トレイに対して移動させる際に、第2給紙トレイが第1給紙トレイに対して回転してしまう、又は第1給紙トレイから外れてしまうといった不具合が発生してしまった。
そこで、本発明は、2段方式の給紙トレイにおいて、第2給紙トレイを第1給紙トレイに対して移動させる際に、第2給紙トレイが第1給紙トレイに対して回転してしまう、又は第1給紙トレイから外れてしまうといった不具合を解決することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、画像形成装置本体(120)に形成された開口部(121)に挿抜可能に装着され、画像形成装置本体(120)内に配設された画像形成手段(700)に供給される記録シートが収容される給紙トレイであって、上面側が開放された直方体状に形成され、記録シートが収容される第1給紙トレイ(310)と、第1給紙トレイ(310)の上面側を覆うように配設され、第1給紙トレイ(310)に収容される記録シートより小型の記録シートが収容される第2給紙トレイ(360)とを備え、第2給紙トレイ(360)は、挿抜方向に移動可能とした状態で第1給紙トレイ(310)の両側壁部(312)間に掛け渡すように組み付けられた支持部材(361)と、支持部材(361)に対して開閉可能に組み付けられた被覆部材(380)とを有し、両側壁部(312)それぞれは、支持部材(361)と摺動可能に接触して挿抜方向に延びる第1レール部(320)と、第1レール部(320)の上方側に離隔して配設されて第1レール部(320)と平行な方向に延びる第2レール部(325)とを有し、さらに、支持部材(361)は、第1レール部(320)の上端側に摺動可能に接触するスライダ部(362)と、第1レール部(320)と第2レール部(325)との隙間を挿抜方向と直交する方向に貫通するように延びる抜け止めスライダ部(363)と、第1給紙トレイ(310)の内側又は外側から第1レール部(320)の側壁に摺動可能に接触する回転止めスライダ部(364)とを有していることを特徴とする。
これにより、本発明では、スライダ部(362)が第1レール部(320)の上端側を摺動することにより支持部材(361)が第1レール部(320)に対して移動可能に支持される。
そして、抜け止めスライダ部(363)が第1レール部(320)と第2レール部(325)との隙間に係合するような構成となるので、支持部材(361)が第1給紙トレイ(310)から外れてしまうことを未然に防止できる。
さらに、回転止めスライダ部(364)が第1給紙トレイ(310)の内側又は外側から第1レール部(320)の側壁に摺動可能に接触するので、第2給紙トレイ(360)が第1給紙トレイ(310)に対して回転してしまうことを未然に防止できる。
したがって、本発明に係る2段式の給紙トレイでは、第2給紙トレイ(360)を第1給紙トレイ(310)に対して移動させる際に、第2給紙トレイ(360)が第1給紙トレイ(310)に対して回転してしまう、又は第1給紙トレイ(310)から外れてしまうといった不具合を解決することができる。
なお、本発明では、スライダ部(362)と抜け止めスライダ部(363)とを独立した別部材とした場合、及びスライダ部(362)と抜け止めスライダ部(363)とを一体化した場合のいずれの場合も含むものである。
また、請求項1に記載の発明は、第1レール部(320)と第2レール部(325)とが上下方向に重なるように配置された場合、及び第2レール部(325)が第1レール部(320)対して挿抜方向と直交する方向(水平方向)にずれている場合のいずれの場合も含む意味である。
請求項2に記載の発明では、回転止めスライダ部(364)と共に第1レール部(320)を挟むように壁部(365)が設けられ、第2レール部(325)は、第1レール部(320)対して挿抜方向と直交する方向にずれており、さらに、壁部(365)が、抜け止めスライダ部(363)に一体化されていることを特徴としている。
ところで、仮に、側壁部(312)を含む第1給紙トレイ(310)をインジェクション成形等の金型を用いた樹脂成形品とし、かつ、第1レール部(320)と第2レール部(325)とを上下方向に重なるように配置した場合には、第1レール部(320)と第2レール部(325)とに隙間を形成するために中子(入れ子)やスライド型等を用いる必要があるので、金型費用が増大するとともに、生産性が低下するので、第1給紙トレイ(310)の製造原価が大幅に上昇してしまうおそれが高い。
これに対して、請求項2に記載の発明では、第2レール部(325)は、第1レール部(320)対して挿抜方向と直交する方向にずれているので、中子(入れ子)やスライド型等を用いることなく、上型及び下型を用いた上下抜きにて第1レール部(320)と第2レール部(325)との間に隙間を形成することができる。
このため、金型費用が増大することを抑制することができるとともに、生産性が低下することを防止できるので、第1給紙トレイ(310)の製造原価が上昇してしまうことを防止できる。
しかし、第2レール部(325)が第1レール部(320)対して挿抜方向と直交する方向にずれていると、第1レール部(320)が抜け止めスライダ部(363)に接触する部位と第2レール部(325)が抜け止めスライダ部(363)に接触する部位とがずれてしまうので、抜け止めスライダ部(363)には、第1レール部(320)が抜け止めスライダ部(363)に接触する部位を支点とし、第2レール部(325)が抜け止めスライダ部(363)に接触する部位を作用点とする曲げモーメントが作用してしまう。
そして、この曲げモーメントにより抜け止めスライダ部(363)が大きく湾曲変形してしまうと、抜け止めスライダ部(363)が第1レール部(320)と第2レール部(325)との隙間から離脱してしまい、支持部材(361)が第1給紙トレイ(310)から外れてしまうおそれがある。
これに対して、請求項2に記載の発明では、回転止めスライダ部(364)と共に第1レール部(320)を挟むように壁部(365)が設けられているので、抜け止めスライダ部(363)に曲げモーメントが作用した際に、壁部(365)が第1レール部(320)の側壁部に当たることにより、壁部(365)が抜け止めスライダ部(363)の湾曲を抑制するストッパ手段として機能する。
したがって、抜け止めスライダ部(363)に曲げモーメントが作用しても抜け止めスライダ部(363)が大きく撓んでしまうことを防止できるので、抜け止めスライダ部(363)が第1レール部(320)と第2レール部(325)との隙間から離脱してしまうこと防止できる。
以上に説明したように、請求項2に記載の発明によれば、支持部材(361)が第1給紙トレイ(310)から外れてしまうことを防止しつつ、給紙トレイの製造原価上昇を抑制することができる。
ところで、挿抜方向と直交する方向における第1レール部(320)と第2レール部(325)とのずれ量(以下、このずれ量をレールずれ量という。)が小さくなるほど、上記曲げモーメントが小さくなるものの、支持部材(361)が第1給紙トレイ(310)に組み付けられる際には、壁部(365)は上下方向から見たときの第1レール部(320)と第2レール部(325)との僅かな隙間から挿入されるので、レールずれ量が小さくなると、壁部(365)を挿入組み付けし難くなる。
これに対して、請求項3に記載の発明では、壁部(365)のうち第1レール部(320)と対向する面は、第1レール部(320)の上端側から離れるほど、第1レール部(320)との距離が大きくなるようなテーパ状に形成されていることを特徴としている。
これにより、請求項3に記載の発明では、テーパ状に形成された壁部(365)の面が案内壁面として機能するので、レールずれ量が小さい場合であっても、壁部(365)を容易に挿入組み付けすることができる。
したがって、支持部材(361)の組み付け性を損なうことなく、抜け止めスライダ部(363)に作用する曲げモーメントを小さくして支持部材(361)が第1給紙トレイ(310)から外れてしまうことを確実に防止できる。
なお、回転止めスライダ部(364)のうち挿抜方向と平行な部位の寸法(D1)は、請求項4に記載の発明のごとく、支持部材(361)のうち挿抜方向と平行な部位の寸法(D2)と略同じとすれば、支持部材(361)が回転してしまうことを確実に防止できる。
請求項5に記載の発明では、画像形成装置本体(120)内に収納され、記録シートに画像を形成する画像形成手段(700)と、画像形成装置本体(120)に挿抜可能に装着され、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の給紙トレイ(300)と、給紙トレイ(300)に収容された記録シート()を画像形成手段(700)に供給搬送する搬送機構(500)とを備えることを特徴とする。
これにより、第2給紙トレイを第1給紙トレイに対して移動させる際に、第2給紙トレイが第1給紙トレイに対して回転してしまう、又は第1給紙トレイから外れてしまうといった不具合を解決した画像形成装置を得ることができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本実施形態は、プリンタ機能、スキャナ機能、カラーコピー機能及びファクシミリ機能等の複数機能を備えた、いわゆる複合機に本発明に係る画像形成装置を適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
1.画像形成装置100の概要
図1は本実施形態の画像形成装置100の外観を表す斜視図であり、図2は給紙ユニット60及び画像形成ユニット700の側断面図である。
画像形成装置本体を構成する本体ケーシング120は、図1に示すように、樹脂製の直方体箱状体であり、本実施形態に係る画像形成装置100では、紙面手前側を前方側とし、紙面上方側を重力方向上方側として設置使用される。
そして、本体ケーシング120の前方側上面位置には、入力操作用の各種操作ボタンが配置された操作部111、及び使用者に向けてメッセージや画像等の情報を表示する表示部112等から構成された操作パネル110が設けられている。
また、本体ケーシング120の上方側であって操作パネル110の後方側位置には、原稿に記載されている画像を読み取るスキャナユニット200が設けられており、このスキャナユニット200は、スキャナ機能、カラーコピー機能又はファクシミリ機能を使用する際の画像読取手段として機能するものである。なお、スキャナユニット200はCCDやCIS等の画像撮像手段を有して構成された周知のものであるので、本明細書では、詳細説明を省略する。
また、本体ケーシング120内の下方側位置には、図2に示すように、記録紙やOHP用紙等のシート状の記録シートが複数枚積層された状態で載置(収容)される給紙トレイ300が設けられている。
そして、この給紙トレイ300は、本体ケーシング120の前面に形成された開口部121(図1参照)から前方側へ水平に引き出すことで本体ケーシング120からの取り外す(抜離する)ことができ、逆に、本体ケーシング120の開口部121から後方側へ水平に挿入することで本体ケーシング120に装着することができる。
給紙ユニット500は、給紙トレイ300に載置されている記録シートを1枚ずつ画像形成ユニット700に向けて給紙(搬送)する搬送機構であり、この給紙ユニット500は、給紙トレイ300の上方側に対応する部位にて本体ケーシング120に固定されたフレーム122に支持されている。
また、本体ケーシング120内の後端部、つまり給紙トレイ300の後端部に対応する部位には、給紙トレイ300から後方側に給紙(搬送)されてきた記録シートの搬送方向を、前方側に略180°転向させるように上方へUターンさせる搬送経路Lが形成されている。
そして、給紙ユニット500の上方側位置には、搬送経路Lを経由して搬送(給紙)されてきた記録シートに画像を形成(印刷)する画像形成ユニット700が配置されており、画像形成ユニット700にて画像形成が終了した記録シートは、給紙トレイ300の上面であって前方寄りの位置に排出される。
なお、画像形成ユニット700は、周知のインクジェット式の画像形成手段であるので、本明細書では、その詳細説明は省略する。
2.給紙トレイ300の構成
2.0.給紙トレイ300に関する図面の説明
図3は第1給紙トレイ310に第2給紙トレイ360が装着された状態での給紙トレイ300及び給紙ユニット500の斜視図であり、図4は図3に示す状態の給紙トレイ300を上面から見た上面図であり、図5は第2給紙トレイ360を第1給紙トレイ310に対して手前側に移動させた場合における給紙トレイ300の斜視図である。
図6は第2給紙トレイ360を第1給紙トレイ310に対して手前側に移動させた場合における給紙ユニット500を含めた給紙トレイ300の上面図であり、図7は第2給紙トレイ360を開き、かつ、可動トレイ350を第1給紙トレイ310から引き出し状態を示す給紙トレイ300の斜視図である。
図8は図5のB部拡大図であり、図9は図6のC−C断面図であり、図10は図6のD−D断面図であり、図11は図6のE-E断面図であり、図12は図6のE−E断面において第2給紙トレイ360を後方側(奥側)に移動させた状態を示す図であり、図13は第2給紙トレイ360が載置されていない状態での給紙トレイ300及び給紙ユニット500の斜視図である。
図14は第2給紙トレイ360の上面図であり、図15は図14のF−F断面における支持部材361の断面図であり、図16は図14のF−F断面における第2給紙トレイ本体380の断面図であり、図17は図14のF−F断面図である。
図18は図14のG−G断面における支持部材361の断面図であり、図19は図14のG−G断面における第2給紙トレイ本体380の断面図であり、図20は図14のG−G断面図であり、図21は図14のH−H断面図であり、図22は図4のA−A断面図である。
2.1.給紙トレイ300の概略構造
給紙トレイ300は、図3に示すように、画像形成ユニット700に供給搬送される記録シートが載置又は収容されるものである。
そして、給紙トレイ300は、上面側が開放された直方体状(皿状)に形成された第1給紙トレイ310、第1給紙トレイ310の上面側を覆うように配設され第2給紙トレイ360、及び第1給紙トレイ310に対して挿抜方向(本実施形態では、前後方向)に変位可能に組み付けられた可動トレイ350等から構成されている。
2.2.第1給紙トレイ310の構造
第1給紙トレイ310は、図13に示すように、記録シートが載置される矩形状に形成された薄皿状のものであり、本実施形態に係る第1給紙トレイ310では、通常状態では最大A4サイズの記録シートが載置可能な大きさに設定されている。さらに、可動トレイ350を引き出すことにより、リーガルサイズの記録シートも載置することができる。
また、第1給紙トレイ310の端部のうち、挿抜方向と直交する水平な方向(本実施形態では、左右方向)の両端側には、第1給紙トレイ310の底部311(以下、底板311と記す。)と直交する方向に突出して挿抜方向に延びる側壁部312が形成されており、本実施形態では、これら側壁部312と底板311とは、樹脂にて一体成形されている。
そして、底板311の左右側端部には、左右方向に移動可能な一対のガイド部材313が設けられており、この一対のガイド部材313は、変位した位置によらず、常に、一対のガイド部材313間の中央部が同位置(本実施形態では、給紙トレイ300の左右方向中央部)となるように連動して移動するように構成されている。
すなわち、ガイド部材313は、記録シートが上面に載置される載置板部314、この載置板部314のうち側壁部312側の端部から上方へ垂直に立設された側板部315、及び各載置板部314の底面から互いに他方のガイド部材313側に向けて延びるリニアガイドバー316を有して構成されている。
また、両リニアガイドバー316は、前後方向(記録シートの搬送方向)に離隔した状態で平行配置されているとともに、給紙トレイ300の底板311に左右方向に沿って設けられた溝部317内に摺動可能に嵌め込まれ、かつ、両リニアガイドバー316には、互いに対向する側にラックギア(図示せず。)が形成されている。
そして、各ラックギアそれぞれは、底板311の左右方向(幅方向)の略中央位置に回転可能に設けられたピニオンギア(図示せず。)と噛み合っている。このため、両ガイド部材313は、ピニオンギアを介して互いに機械的に連動して摺動変位するので、一対のガイド部材313は、一対のガイド部材313間の中央部が同位置となるように連動して移動する。
また、側板部315のうち記録シートの左右方向端部と接触する部分は、前後方向(記録シートの搬送方向)に沿って平行に延びる平面状に形成されているため、記録シートは、ガイド部材313により左右方向端部の位置が規制された状態で画像形成ユニット700(搬送経路L)に給紙(搬送)される。
また、第1給紙トレイ310のうち記録シートの搬送方向下流側、つまり第1給紙トレイ310の後端側には、給紙ユニット500により搬送力が付与された記録シートの搬送方向を上方側に転向させるガイド板318が設けられており、このガイド板318の左右方向中央部には、金属製の分離部材319が設けられている。
分離部材319は、上下に所定間隔で並んだ複数の突起部からなるもので、各突起部の先端が僅かにガイド板318の前面から突出している。このため、給紙ユニット500によってガイド板318に向けて押し出された複数枚の記録シートの搬送方向先端側が、分離部材319(突起部)の先端に接触することにより搬送抵抗を受けるので、最上位に載置されていた記録シートが分離されて画像形成ユニット700に向けて1枚ずつ搬送(給紙)される。
また、左右両側の側壁部312のうちガイド板318側には、図8に示すように、第2給紙トレイ360を移動可能に支持する第1レール部320、及び第1レール部320の上方側に離隔した状態で配設されて第1レール部320と平行な方向に延びる第2レール部325が設けられており、第2レール部325は、図22に示すように、第1レール部320対して挿抜方向(前後方向)と直交する方向(左右方向)外側にずれて設けられている。
ところで、第1レール部320と第2レール部325とが左右方向にずれていると、側壁部312のうち第1レール部320の上端より下方側と第2レール部325の下端より上方側とが分離した状態となる。
このため、側壁部312(第1レール部320及び第2レール部325を含む。)と底板311とを樹脂にて一体成形し、かつ、上型及び下型を用いた上下抜きにて成形した場合には、側壁部312のうち第1レール部320の上端より下方側と第2レール部325の下端より上方側とを繋ぐ部分を形成することができなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態では、図8に示すように、第1レール部320の前後方向範囲L1、つまり第2給紙トレイ360(支持部材361)の可動範囲L1に対応する側壁部312の部分であって、第2レール部325の下端より上方側の部分に第1レール部320と第2レール部325とを繋ぐ繋ぎ部329を離散的に設けている。
因みに、本実施形態では、繋ぎ部329は、図5に示すように、第2レール部325より外側にずれて側壁部312の上端側と下端側とを連結することより、第1レール部320側と第2レール部325側とを繋いでいる。
また、第1給紙トレイ310の抜離方向側(本実施形態では、前端側)には、図7及び図13に示すように、第1給紙トレイ310に対して挿抜方向(前後方向)に変位可能に組み付けられた可動トレイ350が設けられており、両側壁部312のうち前端側の所定範囲L2には、可動トレイ350の側壁部351を摺動可能に収納する鞘状の収納部330が設けられている。
そして、両側壁部312のうち、第2給紙トレイ360(支持部材361)の可動範囲L1より抜離方向側にずれた部位であって、収納部330より挿入方向側にずれた部位には、図9及び図13に示すように、ガイド部材313を移動操作するために側壁部312の一部を切り欠いた切り欠き部332が設けられている。
2.3.第2給紙トレイ360の構造
第2給紙トレイ360は、第1給紙トレイ310に載置(収容)される記録シートより小型の記録シートが載置(収容)されるものである。因みに、第1給紙トレイ310に載置される記録シートより小型の記録シートとしては、例えば葉書や封筒等がある。
そして、第2給紙トレイ360は、図7に示すように、挿抜方向(前後方向)に移動可能とした状態で第1給紙トレイ310の両側壁部312間を掛け渡すように左右方向に延びて両側壁部312に組み付けられた支持部材361、及びヒンジ機構370を介して支持部材361に対して開閉可能に組み付けられた第2給紙トレイ本体380等を有して構成されている。
2.3.1.支持部材361の詳細
支持部材361のうち第1給紙トレイ310の側壁部312に組み付けられる部分には、図22に示すように、第1レール部320の上端面321に摺動可能に接触するスライダ部362、第1レール部320と第2レール部325との隙間を挿抜方向と直交する方向(本実施形態では、左右方向)に貫通するように延びる抜け止めスライダ部363、及び第1給紙トレイ310の内側から第1レール部320の側壁322に摺動可能に接触する回転止めスライダ部364が設けられている。
また、第1レール部320のうち外側の側壁323側には、回転止めスライダ部364と共に第1レール部320を挟むように壁部365が設けられており、本実施形態では、この壁部365は抜け止めスライダ部363に一体化されている。そして、壁部365のうち第1レール部320と対向する面は、第1レール部(320)の上端面321側から離れて下方側に向かうほど、第1レール部320との距離が大きくなるようなテーパ状に形成されている。
なお、本実施形態では、抜け止めスライダ部363は、スライダ部362の延出方向(図22では、左向き方向)を延長するようにしてスライダ部362に一体成形され、壁部365は、抜け止めスライダ部363の先端側から下方側に突出するようにスライダ部362に一体成形され、かつ、回転止めスライダ部364は、スライダ部362の根元側から下方側に突出するようにスライダ部362に一体成形されている。
そして、回転止めスライダ部364のうち挿抜方向(前後方向)と平行な部位の寸法D1は、図9に示すように、支持部材361のうち挿抜方向と平行な部位の寸法D2と略同じとなるように設定されている。
また、支持部材361の可動範囲L1は、図11に示すように、給紙ユニット500にて第1給紙トレイ310に載置された記録シートが搬送される際に、支持部材361が給紙ユニット500の作動領域からずれた部位に位置するように設定されている。
一方、第2給紙トレイ360に載置された記録シートが給紙ユニット500にて搬送される場合には、図12に示すように、支持部材361は給紙ユニット500(給紙ローラ600の近傍に位置する。
2.3.2.ヒンジ機構370の詳細
ヒンジ機構370は、図15及び図18に示すように、支持部材361に設けられた開閉軸部371、及び第2給紙トレイ本体380に設けられて開閉軸部371の外周面に摺動可能に接触する第1軸受部376、第2軸受部377等を有して構成されている。
そして、第1軸受部376は、図17及び図20に示すように、開閉軸部371の径方向一方向側(本実施形態では、図17及び図20に示す状態において、上側)から開閉軸部371に接触し、第2軸受部377は、前記一方向と対向する他方向側、つまり開閉軸部371を挟んで第1軸受部376と反対側から開閉軸部371に接触している。
また、第1軸受部376は、開閉軸部371の軸方向と直交する方向(例えば、上下方向)から見て、2つの第2軸受部377の間に位置するように開閉軸部371の軸方向において第2軸受部377からずれた位置に設けられている。
そして、開閉軸部371のうち第1軸受部376に接触する部位と第2軸受部377に接触する部位とでは軸径が異なっており、本実施形態では、第1軸受部376に接触する小径部372の径寸法R1(図15参照)が第2軸受部377に接触する大径部373の径寸法R2(図18参照)に比べて小さくなっている。
さらに、小径部372の軸心と大径部373の軸心とは同軸上に位置するように構成されており、かつ、小径部372の軸方向寸法D3は、図14に示すように、大径部373の軸方向寸法D4に比べて小さくなるように構成されている。
なお、本実施形態では、小径部372及び大径部373は共に完全な丸形状ではなく、小径部372は第1軸受部376に接触する外周のみが円周状となるように構成され(図15参照)、同様に、大径部373は第2軸受部377に接触する外周のみが円周状となるように構成されている(図18参照)。
また、第2軸受部377には、図16及び図19に示すように、第1軸受部376と第2軸受部377との間から開閉軸部371が抜け出ることを防止する抜け止め部材378が設けられており、この抜け止め部材378は、開閉軸部371との摺動面S1から連なる面から突出する突起部にて構成されている。
なお、本実施形態に係る抜け止め部材378は、第2軸受部377の根元側(第2給紙トレイ本体380側)の面が開閉軸部371との摺動面S1から連なる面に対して直交し、その裏面側の面が、抜け止め部材378の先端側に向かうほど断面積が縮小するようにテーパ状に形成されている。
このため、第2給紙トレイ本体380を支持部材361(開閉軸部371)に組み付ける際には、テーパ状の面が案内面として機能して第2軸受部377が撓み変形するので、開閉軸部371を第1軸受部376と第2軸受部377との間に容易に挿入組み付けすることができる。
一方、開閉軸部371が第1軸受部376と第2軸受部377との間に挿入組み付けされた状態では、図17、図19及び図20に示すように、第1軸受部376と第2軸受部377とで開閉軸部371の径方向両側が挟まれ、この径方向と直交する径方向については、抜け止め部材378と第2給紙トレイ本体380の端面(第1軸受部376及び第2軸受部377の根元側端面)とで挟まれた状態となる。
また、第2軸受部377の先端側であって、抜け止め部材378が設けられた面と反対側の面には、支持部材361に対する第2給紙トレイ本体380の最大開閉角度を規制するストッパ部379が設けられており、このストッパ部379は、支持部材361の一部に衝突することにより第2給紙トレイ本体380の最大開閉角度を規制する。
3.給紙ユニット500の構成
図23は給紙ユニット500の断面図であり、図24は給紙ローラ600の断面図であり、図24(a)は給紙ローラ600(回転軸650)が貫通穴551の中心線と平行な状態を示し、図24(b)は給紙ローラ600(回転軸650)が貫通穴551の中心線に対して傾いた状態を示している。図25は第2ねじりコイルバネ580の作動を示す図である。
給紙ユニット500は、第1給紙トレイ310又は第2給紙トレイ360(給紙トレイ300)に載置された記録シートに搬送力を付与して画像形成ユニット700に向けて記録シートを給紙(搬送)する搬送機構であり、この給紙ユニット500は、図3に示すように、給紙トレイ300の上方側にて給紙トレイ300の左右方向中央部から一端側(本実施形態では、右端側)に延びるように配置された支軸510により揺動可能に支持されている。
なお、支軸510は、金属製のフレーム122により支持されており、支軸510に作用する外力のうち支軸510の直径方向成分は主にフレーム122にて受け、支軸510は主に支軸510に作用するトルクを伝達又は受ける。
そして、支軸510の軸方向端部のうち給紙トレイ300の左右方向端部(本実施形態では、右端)側に対応する部位には、駆動源から回転力を支軸510に伝達する大歯車530が設けられており、一方、支軸510の軸方向端部のうち給紙トレイ300の左右方向中央部に対応する部位には、支軸510と一体的に回転する小歯車540(図23参照)が設けられている。
また、ローラアーム520は、支軸510に対して回転可能に組み付けられて支軸510の直径方向に延びる腕部材であり、このローラアーム520の先端には、支軸510と平行な方向に延びる回転軸650(図24参照)を中心として回転する給紙ローラ600が組み付けられている。このため、ローラアーム520が支軸510を揺動中心として底板311(記録シート)側に回転すると、給紙ローラ600が記録シートに押し付けられ、給紙ローラ600を記録シートに押圧する押圧力が発生する。
一方、給紙ローラ600は、給紙トレイ300に載置された記録シートに接触しながら回転することにより記録シートに搬送力を付与する搬送手段であり、この給紙ローラ600は、図24に示すように、軸状に形成された本体部材610、及び本体部材610の軸方向両端側に装着されたローラ部材620等を有して構成されている。
なお、本実施形態では、本体部材610は硬質の合成樹脂製であり、ローラ部材620はゴム等の摩擦係数が大きく、かつ、弾性変形可能な樹脂製である。
また、ローラ部材620が装着された円筒状のローラ支持部630、640を連結する棒状の回転軸650の軸方向中央位置には歯車当接部651が設けられ、この歯車当接部651の回転軸方向両側にはアーム当接部652が設けられている。
そして、回転軸650の断面形状は、図23に示すように略十字状に形成されており、一方、歯車当接部651の断面形状は、回転軸650の最大寸法より大きな直径を有する丸軸部、及び対向する位置にて丸軸部から径方向円に突出する突起部からなる形状に形成され、各アーム当接部652の断面形状は、回転軸650の最大寸法より大きな直径を有する丸軸部からなる円形状に形成されている。
一方、ローラアーム520の先端側には、図24に示すように、回転軸650が挿入される貫通穴551が設けられており、この貫通穴551により回転軸650(給紙ローラ600)を回転可能に支持する軸支部550が構成されている。
そして、回転軸650は、歯車当接部651を挟んで両側に設けられたアーム当接部652の外周面が貫通穴551の内周面に摺動可能に接触することにより軸支部550に回転可能に支持されている。このとき、アーム当接部652の外形寸法は、貫通穴551の内径寸法より僅かに小さいため、回転軸650は、図24(b)に示すように、貫通穴551の中心軸に対して傾いた状態で回転することができる。
また、2つの軸支部550の間には、給紙ローラ600(回転軸650)に駆動力を伝達する駆動歯車660がローラアーム520に対して回転可能に組み付けられており、駆動歯車660の回転中心に設けられた貫通孔661内には、歯車当接部651が配置されている。
そして、貫通孔661の外縁部の一部には扇形状の切り欠き部(凹部)が形成されており、この切り欠き部に歯車当接部651の突起部が嵌り込んで、貫通孔661の切り欠き部(凹部)と歯車当接部651の突起部とが係合する。
なお、本実施形態では、扇形状の切り欠き部(凹部)の円弧長さを歯車当接部651の突起部の円弧長さ(幅寸法)より大きくして、駆動歯車660と歯車当接部651(回転軸650)との間に所定角度(本実施形態では、駆動歯車660の回転角度に換算して略60°)のガタツキが発生するようにしている。
また、ローラアーム520には、図23に示すように、支軸510に固定された小歯車540から駆動歯車660に駆動力を伝達する複数枚の動力伝達歯車560が、ローラアーム520の延出方向に沿って組み込まれている。
このとき、動力伝達歯車560の枚数は、図16の矢印に示す向きに支軸510(小歯車540)を回転させることにより、ローラアーム520の先端側が記録シート(底板311)側に揺動するように回転したときに、給紙ローラ600と記録シートとの接線方向が記録シートの搬送方向と一致するように設定されている。
このため、給紙ローラ600に駆動力が作用すると、記録シートに搬送力が付与されるとともに、給紙ローラ600(駆動歯車660)に作用する反力によりローラアーム520が記録シート側に揺動しようとするので、給紙ローラ600に駆動力が作用しても給紙ローラ600が記録シートから離れることなく、安定的に搬送力が給紙ローラ600から記録シートに付与される。
ところで、上述したように、給紙ローラ600を回転させる駆動力の反力を利用して給紙ローラ600を記録シート側に押圧する手段では、給紙ローラ600を記録シートに押圧する際の押圧力が変動し易く、特に、駆動力が作用していない起動時には押圧力が発生しない。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、支軸510側に配設されてローラアーム520を常に記録シート側に揺動させる弾性力を発生させる第1ねじりコイルバネ570、及びローラアーム520の先端側に配設されてローラアーム520を記録シート側に揺動させる弾性力を発生させる第2ねじりコイルバネ580が設けられている。
なお、第2ねじりコイルバネ580は、ローラアーム520と記録シートとのなす角が小さい場合、つまりローラアーム520が略水平となった場合には、図25(b)及び図25(c)に示すように、フレーム122に設けられた当接片123と接触して弾性変形することによりローラアーム520を記録シート側に押圧(付勢)する。因みに、図24(b)及び図24(c)の一点鎖線は、最上位の記録シートを示している。
逆に、ローラアーム520と記録シートとのなす角が大きい場合には、図24(a)に示すように、第2ねじりコイルバネ580は当接片123から離隔するので、ローラアーム520を記録シート側に押圧する弾性力は発生しない。つまり、第2ねじりコイルバネ580は、ローラアーム520が略水平となった場合のみローラアーム520を記録シート側に押圧(付勢)する。
4.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
図26(a)は本実施形態に係るヒンジ機構370の模式図であり、図26(b)は、後述するC型ヒンジ機構の模式図である。
本実施形態に係るヒンジ機構370の高さ(厚み)寸法H1は、図26(a)に示すように、小径部372の軸心から第1軸受部376までの寸法R1と第1軸受部376の高さ(厚み)寸法T1との和に、大径部373の軸心から第2軸受部377までの寸法R2と第2軸受部377の高さ(厚み)寸法T2との和を加えた大きさとなる。
これに対して、例えばC字状に形成された軸受部を開閉軸部に嵌め込むことにより構成されたヒンジ機構(ヒンジ機構をC型ヒンジ機構)の高さ(厚み)寸法H2は、図26(b)に示すように、C字状に形成された軸受部のうち、開閉軸部371の径方向一方側から開閉軸部に接触する部位の高さ(厚み)寸法T3と径方向他方側から開閉軸部371に接触する部位の高さ(厚み)寸法T4との和に、開閉軸部371の直径寸法R3を加えた大きさとなる。
したがって、仮に、C型ヒンジ機構における開閉軸部371の半径寸法が本実施形態に係る開閉軸部371の大径部373の半径寸法と同一であり、かつ、第1軸受部376及び第2軸受部377の高さ(厚み)T1、T2とC字状に形成された軸受部のうち、開閉軸部371の径方向から開閉軸部371に接触する部位の高さ(厚み)寸法T3、T4とが同一であるとすると、本実施形態に係るヒンジ機構370の高さ(厚み)寸法H1は、C型ヒンジ機構の高さ(厚み)寸法H2に比べて小さくなる。
つまり、T1=T2=T3=T4=t、R3=2・R2とすると、
H1=R1+R2+2・tであり、H2=2・R2+2・tとなる。したがって、本実施形態に係るヒンジ機構370の高さ(厚み)寸法H1は、C型ヒンジ機構の高さ(厚み)寸法H2に比べて小さくなる。
また、本実施形態では、開閉軸部371が、第1軸受部376及び第2軸受部377にて挟まれ、かつ、抜け止め部材378にて第1軸受部376と第2軸受部377との間から開閉軸部371が抜け出ることが防止されているので、第2給紙トレイ本体380が支持部材361から外れてしまうことを確実に防止できる。
したがって、本実施形態では、ヒンジ機構370を小型にして2段方式の給紙トレイの小型化を図ることができるとともに、第2給紙トレイ本体380が支持部材361から外れてしまうことを確実に防止できる。
ところで、小径部372の径寸法R1は大径部373の径寸法R2に比べて小さいので、小径部372の剛性が大径部373の剛性に比べて小さくなり、小径部372が大径部373より先に疲労破壊してしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、小径部372の軸方向寸法D3は、大径部373の軸方向寸法D4に比べて小さいので、小径部372に発生する応力を大径部373に発生する応力より小さくすることができる。したがって、小径部372が大径部373より先に疲労破壊してしまう抑制できる。
また、本実施形態に係るヒンジ機構370では、ストッパ部379が設けられているので、第2給紙トレイ本体380の最大開閉角度を規制することができる。したがって、第2給紙トレイ本体380が過度に開いてヒンジ機構370が破損してしまう、又は支持部材361から第2給紙トレイ本体380が外れてしまうといった不具合が発生することを未然に防止できる。
また、本実施形態では、図22に示すように、スライダ部362が第1レール部320の上端側を摺動することにより支持部材361が第1レール部320に対して移動可能に支持される。
そして、抜け止めスライダ部363が第1レール部320と第2レール部325との隙間に係合するような構成となるので、支持部材361が第1給紙トレイ310から外れてしまうことを未然に防止できる。
さらに、回転止めスライダ部364が第1給紙トレイ310の内側から第1レール部320の側壁に摺動可能に接触するので、第2給紙トレイ360が第1給紙トレイ310に対して回転してしまうことを未然に防止できる。
したがって、本実施形態に係る給紙トレイ300では、第2給紙トレイ360を第1給紙トレイ310に対して移動させる際に、第2給紙トレイ360が第1給紙トレイ310に対して回転してしまう、又は第1給紙トレイ(310)から外れてしまうといった不具合を解決することができる。
ところで、本実施形態では、側壁部312を含む第1給紙トレイ310をインジェクション成形等の金型を用いた樹脂成形品としているので、仮に、第1レール部320と第2レール部325とを上下方向に重なるように配置した場合には、第1レール部320と第2レール部325とに隙間を形成するために中子(入れ子)やスライド型等を用いる必要がある。
このため、第1レール部320と第2レール部325とを上下方向に重なるように配置すると、金型費用が増大するとともに、生産性が低下するので、第1給紙トレイ310(給紙トレイ300)の製造原価が大幅に上昇してしまうおそれが高い。
これに対して、本実施形態では、第2レール部325は、第1レール部320対して挿抜方向と直交する方向にずれているので、中子(入れ子)やスライド型等を用いることなく、上型及び下型を用いた上下抜きにて第1レール部320と第2レール部325との間に隙間を形成することができる。
このため、金型費用が増大することを抑制することができるとともに、生産性が低下することを防止できるので、第1給紙トレイ310(給紙トレイ300)の製造原価が上昇してしまうことを防止できる。
しかし、第2レール部325が第1レール部320対して挿抜方向と直交する方向にずれていると、第1レール部320が抜け止めスライダ部363に接触する部位と第2レール部325が抜け止めスライダ部363に接触する部位とがずれてしまうので、抜け止めスライダ部363には、第1レール部320が抜け止めスライダ部363に接触する部位を支点とし、第2レール部325が抜け止めスライダ部363に接触する部位を作用点とする曲げモーメントが作用してしまう。
そして、この曲げモーメントにより抜け止めスライダ部363が大きく湾曲変形してしまうと、抜け止めスライダ部363が第1レール部320と第2レール部325との隙間から離脱してしまい、支持部材361が第1給紙トレイ310から外れてしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、回転止めスライダ部364と共に第1レール部320を挟むように壁部365が設けられているので、抜け止めスライダ部363に曲げモーメントが作用した際に、壁部365が第1レール部320の側壁部323に当たることにより、壁部365が抜け止めスライダ部363の湾曲を抑制するストッパ手段として機能する。
したがって、抜け止めスライダ部363に曲げモーメントが作用しても抜け止めスライダ部363が大きく撓んでしまうことを防止できるので、抜け止めスライダ部363が第1レール部320と第2レール部325との隙間から離脱してしまうこと防止できる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、支持部材361が第1給紙トレイ310から外れてしまうことを防止しつつ、給紙トレイ300の製造原価上昇を抑制することができる。
ところで、挿抜方向と直交する方向における第1レール部320と第2レール部325とのずれ量(レールずれ量)が小さくなるほど、上記曲げモーメントが小さくなるものの、支持部材361が第1給紙トレイ310に組み付けられる際には、壁部365は上下方向から見たときの第1レール部320と第2レール部325との僅かな隙間から挿入されるので、レールずれ量が小さくなると、壁部365を挿入組み付けし難くなる。
これに対して、本実施形態では、壁部365のうち第1レール部320と対向する面は、第1レール部320の上端側から離れるほど、第1レール部320との距離が大きくなるようなテーパ状に形成されているので、テーパ状に形成された壁部365の面が案内壁面として機能する。したがって、レールずれ量が小さい場合であっても、壁部365を容易に挿入組み付けすることができる。
延いては、支持部材361の組み付け性を損なうことなく、抜け止めスライダ部363に作用する曲げモーメントを小さくして支持部材361が第1給紙トレイ310から外れてしまうことを確実に防止できる。
また、本実施形態では、両側壁部312のうち支持部材361の可動範囲L1より抜離方向側にずれた部位に切り欠き部332が設けられているので、切り欠き部332の存在が障害となって、支持部材361の可動領域が制限されてしまうことを防止できる。
また、支持部材361の可動範囲L1は、給紙ユニット500にて第1給紙トレイ310に収容された記録シートが搬送される際に、支持部材361が給紙ユニット500の作動領域からずれた部位に位置するように設定されているので、給紙ユニット500と支持部材361とが干渉してしまうことを防止できる。
5.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、本体ケーシング120が特許請求の範囲に記載された画像形成装置本体に相当し、第2給紙トレイ本体380が特許請求の範囲に記載された被覆部材に相当し、画像形成ユニット700が特許請求の範囲に記載された画像形成手段に相当する。
(その他の実施形態)
支持部材361と側壁部312との連結部分は、図22に示された構造に限定されるものではなく、例えば、図27に示すように壁部365を廃止する、又は図28に示すように壁部365のテーパ面を廃止する等してもよい。
また、上述の実施形態では、スライダ部362、抜け止めスライダ部363及び回転止めスライダ部364は、全て同一の断面上に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、スライダ部362、抜け止めスライダ部363及び回転止めスライダ部364それぞれが挿抜方向にずれていてもよい。
また、上述の実施形態では、第2レール部325が第1レール部320対して挿抜方向と直交する方向(水平方向)にずれていたが、本発明はこれに限定さるものではなく、第1レール部320と第2レール部325とが上下方向に重なるように配置してもよい。
また、上述の実施形態では、壁部365が第1レール部320に対して外側に配置され、回転止めスライダ部364が第1レール部320に対して内側に配置されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、壁部365を第1レール部320に対して内側に配置し、回転止めスライダ部364を第1レール部320に対して外側に配置してもよい。
また、上述の実施形態では、小径部372の軸方向寸法D3が大径部373の軸方向寸法D4に比べて小さかったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば小径部372の軸方向寸法D3が大径部373の軸方向寸法D4に比べて大きくする、又は同一寸法とする等してもよい。
また、上述の実施形態では、大径部373の間に小径部372が位置するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、可動トレイ350を有する給紙トレイ300であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動トレイ350を廃止してもよい。
また、上述の実施形態では、開閉軸部371のうち第1軸受部376に接触する部位が、第2軸受部377に接触する部位より小径であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、これとは逆に、開閉軸部371のうち第1軸受部376に接触する部位が、第2軸受部377に接触する部位より大径としてもよい。
また、上述の実施形態では、小径部372は第1軸受部376に接触する外周のみが円周状となるように構成され、大径部373は第2軸受部377に接触する外周のみが円周状となるように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、小径部372及び大径部373を共に完全な丸形状としてもよい。
また、上述の実施形態では、支持部材361に開閉軸部371が設けられ、第2給紙トレイ本体380に第1軸受部376及び第2軸受部377が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、これとは逆に、支持部材361に第1軸受部376及び第2軸受部377を設け、第2給紙トレイ本体380に開閉軸部371を設けてもよい。
また、上述の実施形態では、画像形成手段として、インクジェット方式の画像形成手段を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば電子写真方式の画像形成手段を用いてもよいことはいうまでもない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置100の外観を表す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙ユニット60及び画像形成ユニット700の側断面図である。 本発明の実施形態係る第1給紙トレイ310に第2給紙トレイ360が装着された状態での給紙トレイ300及び給紙ユニット500の斜視図である。 図3に示す状態の給紙トレイ300を上面から見た上面図である。 本発明の実施形態係る第2給紙トレイ360を第1給紙トレイ310に対して手前側に移動させた場合における給紙トレイ300の斜視図である。 本発明の実施形態係る第2給紙トレイ360を第1給紙トレイ310に対して手前側に移動させた場合における給紙ユニット500を含めた給紙トレイ300の上面図である。 本発明の実施形態係る第2給紙トレイ360を開き、かつ、可動トレイ350を第1給紙トレイ310から引き出し状態を示す給紙トレイ300の斜視図である。 図5のB部拡大図である。 図6のC−C断面図である。 図6のD−D断面図である。 図6のE-E断面図である。 図6のE−E断面において第2給紙トレイ360を後方側(奥側)に移動させた状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る第2給紙トレイ360が載置されていない状態での給紙トレイ300及び給紙ユニット500の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第2給紙トレイ360の上面図である。 図14のF−F断面における支持部材361の断面図である。 図14のF−F断面における第2給紙トレイ本体380の断面図である。 図14のF−F断面図である。 図14のG−G断面における支持部材361の断面図である。 図14のG−G断面における第2給紙トレイ本体380の断面図である。 図14のG−G断面図である。 図14のH−H断面図である。 図4のA−A断面図である。 本発明の実施形態に係る給紙ユニット500の断面図である。 (a)は給紙ローラ600(回転軸650)が貫通穴551の中心線と平行な状態を示す図であり、(b)は給紙ローラ600(回転軸650)が貫通穴551の中心線に対して傾いた状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る第2ねじりコイルバネ580の作動を示す図である。 (a)は本実施形態に係るヒンジ機構370の模式図であり、(b)はC型ヒンジ機構の模式図である。 スライダ部362の変形例を示す図である。 スライダ部362の変形例を示す図である。
符号の説明
100…画像形成装置、110…操作パネル、111…操作部、
120…本体ケーシング、121…開口部、122…フレーム、123…当接片、
200…スキャナユニット、300…給紙トレイ、310…第1給紙トレイ、
311…底板、311…底部、312…側壁部、
313…ガイド部材、314…載置板部、315…側板部、
316…リニアガイドバー、318…ガイド板、319…分離部材、
320…第1レール部、321…上端面、322…側壁、323…側壁部、
325…第2レール部、329…繋ぎ部、330…収納部、332…切り欠き部、
350…可動トレイ、351…側壁部、360…第2給紙トレイ、
360…第2給紙トレイ、361…支持部材、362…スライダ部、
363…抜け止めスライダ部、364…回転止めスライダ部、
365…壁部、370…ヒンジ機構、371…開閉軸部、372…小径部、
373…大径部、376…第1軸受部、377…第2軸受部、
378…抜け止め部材、379…ストッパ部、380…第2給紙トレイ本体、
500…給紙ユニット、510…支軸、520…ローラアーム、
530…大歯車、540…小歯車、550…軸支部、551…貫通穴、
560…動力伝達歯車、570…コイルバネ、580…コイルバネ、
600…給紙ローラ、610…本体部材、620…ローラ部材、
630…ローラ支持部、650…回転軸、651…歯車当接部、
652…アーム当接部、660…駆動歯車、661…貫通孔、
700…画像形成ユニット。

Claims (5)

  1. 画像形成装置本体に形成された開口部に挿抜可能に装着され、前記画像形成装置本体内に配設された画像形成手段に供給される記録シートが収容される給紙トレイであって、
    上面側が開放された直方体状に形成され、記録シートが収容される第1給紙トレイと、
    前記第1給紙トレイの上面側を覆うように配設され、前記第1給紙トレイに収容される記録シートより小型の記録シートが収容される第2給紙トレイとを備え、
    前記第2給紙トレイは、
    挿抜方向に移動可能とした状態で前記第1給紙トレイの両側壁部間に掛け渡すように組み付けられた支持部材と、
    前記支持部材に対して開閉可能に組み付けられた被覆部材とを有し、
    前記両側壁部それぞれは、
    前記支持部材と摺動可能に接触して前記挿抜方向に延びる第1レール部と、
    前記第1レール部の上方側に離隔して配設されて前記第1レール部と平行な方向に延びる第2レール部とを有し、
    さらに、前記支持部材は、
    前記第1レール部の上端側に摺動可能に接触するスライダ部と、
    前記第1レール部と前記第2レール部との隙間を前記挿抜方向と直交する方向に貫通するように延びる抜け止めスライダ部と、
    前記第1給紙トレイの内側又は外側から前記第1レール部の側壁に摺動可能に接触する回転止めスライダ部とを有していることを特徴とする給紙トレイ。
  2. 前記回転止めスライダ部と共に前記第1レール部を挟むように壁部が設けられ、
    前記第2レール部は、前記第1レール部対して前記挿抜方向と直交する方向にずれており、
    さらに、前記壁部が、前記抜け止めスライダ部に一体化されていることを特徴とする請求項1に記載の給紙トレイ。
  3. 前記壁部のうち前記第1レール部と対向する面は、前記第1レール部の上端側から離れるほど、前記第1レール部との距離が大きくなるようなテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の給紙トレイ。
  4. 前記回転止めスライダ部のうち前記挿抜方向と平行な部位の寸法は、前記支持部材のうち前記挿抜方向と平行な部位の寸法と略同じであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の給紙トレイ。
  5. 画像形成装置本体内に収納され、記録シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成装置本体に挿抜可能に装着され、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の給紙トレイと、
    前記給紙トレイに収容された記録シートを前記画像形成手段に供給搬送する搬送機構とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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