JP6642051B2 - シートトレイ及びシート搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを支持するシートトレイ、及び装置本体へ給紙するシートを支持するシートトレイを備えたシート搬送装置に関する。
従来より、複数のトレイをスライド移動させてシート載置面を伸縮させる構成のシートトレイが知られている。例えば、特許文献1には、画像形成装置に使用される給紙カセットであって、主枠体と、主枠体に摺動自在に支持される補助枠体とを有する給紙カセットが記載されている。この給紙カセットにおいては、主枠体に対して補助枠体が摺動されることによって、主枠体と補助枠体との相対位置が変化する。これによって、給紙カセットが支持できるシートのサイズが変更される。
また、シート載置面の上部にトレイカバーを備える給送トレイが知られている。
特開2004−106983号公報
第1トレイに対して第2トレイがスライド移動可能に設けられ、第2トレイにトレイカバーが設けられるシートトレイの構成において、第2トレイにトレイカバーが設けられたまま、第2トレイが第1トレイに押し込まれると、トレイカバーが第1トレイに当接する可能性がある。この場合、第2トレイの移動が妨げられる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、第1トレイに対して第2トレイがスライド移動可能に設けられた構成において、トレイカバーが被覆状態にあっても、第2トレイを容易に移動させることができるシートトレイを提供することにある。
(1) 本発明に係るシートトレイは、シートを支持する第1支持面を有する第1トレイと、シートを支持する第2支持面を有し、当該第2支持面の少なくとも一部が上記第1支持面と直交する方向に重複する第1位置、及び当該第1位置よりも第1向きに位置しており上記第2支持面の上記第1支持面に対する重複面積が当該第1位置よりも小さい第2位置へ移動可能に上記第1トレイに支持された第2トレイと、上記第1支持面に沿っており、且つ、上記第1向きと直交する幅方向に沿って延びる回動軸線周りに回動可能であって、上記第2トレイが上記第2位置にある状態において、上記第2支持面より上方において上記第2支持面の少なくとも一部を覆う被覆状態において上記第2トレイに支持されるトレイカバーと、を備えている。上記第1トレイは、上記第1支持面から上方に突出しており、且つ、上記第1向きに沿って延びる第1側壁を有している。上記第2トレイは、上記第2支持面から上方に突出しており、且つ、上記第1向きに沿って延びる第2側壁を有している。上記トレイカバーは、上記被覆状態において上記第2側壁の上面と対向する下面から下方へ突出して、上記第2側壁の支持部に当接する突起を有している。上記第2トレイが上記第1位置にある状態において、上記第2側壁の支持部は、上記第1側壁の上面より下方であって、上記幅方向において上記第1側壁の上面と重複している。上記突起は、上記トレイカバーが上記被覆状態であって、上記第2トレイが上記第2位置から上記第1位置へ移動する過程において、上記第1向きにおける上記第1側壁の端部と当接して上記トレイカバーを上方へ回動するように案内する第1ガイド面を有する。
上記構成によれば、トレイカバーが被覆状態のときに第2トレイが第2位置から第1位置へ移動された場合、トレイカバーの突起が第1トレイの第1側壁の上面に乗り上げる。そのため、トレイカバーが被覆状態であっても、第2トレイが第2位置から第1位置へ容易に移動される。
(2) 好ましくは、上記支持部は、上記第2側壁の上面から下方へ凹む凹部である。
上記構成によれば、被覆状態にあるトレイカバーの位置が安定する。
(3) 好ましくは、上記第1側壁は、上記第2トレイが上記第1位置にある状態において、上記支持部を上記突起と当接可能に上方へ露出させる貫通孔を上記上面に有する。
上記構成によれば、第2トレイが第1位置にある状態において、トレイカバーの突起が第2側壁の上面に当接する。そのため、第2トレイが第1位置にある状態と第2位置にある状態とで、被覆状態にあるトレイカバーが同じ高さに位置する。
(4) 好ましくは、上記突起は、上記第1ガイド面より上記第1向きに位置している。上記トレイカバーが上記被覆状態であって、上記第2トレイが上記第1位置から上記第2位置へ移動する過程において、上記第1側壁の貫通孔を区画する周縁部と当接して、上記トレイカバーを上方へ回動するように案内する第2ガイド面を有する。
上記構成によれば、第2トレイが第2位置から第1位置に移動する過程で、トレイカバーの突起が第1側壁の貫通孔に進入する際に、被覆状態にあるトレイカバーが急激に下方に回動することが抑制される。また、トレイカバーが被覆状態にある第2トレイが第1位置から第2位置に移動する過程で、突起が貫通孔に引っ掛かることが抑制される。
(5) 好ましくは、上記トレイカバーは、上記被覆状態において、当該トレイカバーにおける上記第1向きに位置する端部から上記第1向きへ突出する突片を有している。上記第2トレイは、上記突片が挿入される開口が形成された壁部を有している。上記トレイカバーは、上記壁部の開口に挿入された上記突片を回動中心として回動する。
上記構成によれば、第2トレイに対してトレイカバーが容易に着脱される。
(6) 好ましくは、上記壁部は、上記被覆状態の上記トレイカバーの前端部の上方に突出する凸部を有する。
上記構成によれば、トレイカバーの被覆状態において、トレイカバーの上面が第2トレイにおける壁部の凸部に当接する。これにより、被覆状態のトレイカバーが第2トレイから抜け落ちることが抑制される。
(7) 本発明に係るシート搬送装置は、請求項1から6のいずれかに記載のシートトレイと、上記シートトレイに支持されたシートを装置本体に給送する給送部と、を備える。
本発明によれば、第1トレイに対して第2トレイがスライド移動可能に設けられたシートトレイにおいて、トレイカバーが被覆状態であっても、第2トレイをユーザが容易に移動させることができる。
図1は、複合機10の外観を示す斜視図である。 図2は、複合機10の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、トレイカバー33が被覆された状態で短縮された状態の給送トレイの斜視図である。 図4は、トレイカバー33が被覆された状態において伸長された状態の給送トレイ20の斜視図である。 図5は、トレイカバー33が取り外された状態で伸長された状態の給送トレイ20の斜視図である。 図6は、トレイカバー33の斜視図であり、(A)は上面を示し、(B)は下面を示す。 図7は、図3のA−A断面図である。 図8は、図3のB−B断面図である。 図9は、図3のC−C断面図である。 図10は、給送トレイ20の縦断面図であり、(A)は延長トレイ32が引出位置にある状態、(B)はトレイカバー33の突起117の後傾斜面117Aが本体トレイ31の側壁75の前端部75Aと当接した状態、(C)はトレイカバー33の突起117が本体トレイ31の側壁75に乗り上げた状態を示す。 図11は、給送トレイ20の縦断面図であり、(A)はトレイカバー33の突起117が本体トレイ31の側壁75における貫通孔84Aの前方に位置する状態、(B)は延長トレイ32が押込位置にある状態を示す。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が形成された方を手前(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前から見て左右方向9(幅方向の一例)が定義される。
[複合機10の全体構造]
図1に示されるように、複合機10(シート搬送装置及び装置本体の一例)は、概ね直方体に形成されており、外観を形成する筐体14を備えている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。ここで、プリント機能は、記録紙12(図2参照、シートの一例)に画像を記録する機能である。
図1に示されるように、筐体14の正面には開口13が形成されている。開口13の後方には、収納部16が形成されている。つまり、収納部16は、開口13によって外部に開放されている。収納部16は、筐体14の内部に形成された空間である。
給送トレイ20は、記録紙12を積載した状態で支持可能である。給送トレイ20(シートトレイの一例)は、筐体14に対して前後方向8にスライドされることによって、開口13を通じて筐体14に対して引き出し及び押し入れ可能である。給送トレイ20は、開口13から筐体14に押し入れられることによって、収納部16に収納される(図1参照)。つまり、給送トレイ20は、筐体14に装着される。給送トレイ20は、後述する延長トレイ32が図3に示される押込位置(後述)にある状態で、図1に示されるように複合機10の前面において、延長トレイ32の前面95Aが筐体14の前面15と概ね同一平面上に位置する。
図2に示されるように、筐体14(図1参照)の内部には、給送部28、搬送ローラ対57、排出ローラ対58、記録部24などが配置されている。
給送トレイ20が筐体14の収納部16に収納されている状態(図1参照)において、図2に示されるように、給送トレイ20に支持された記録紙12は、給送部28及び搬送ローラ対57によって後述する搬送路65を搬送される。搬送路65を搬送される記録紙12は、記録部24によって画像記録される。画像記録された記録紙12は、排出ローラ対58によって、給送トレイ20の上方に設けられた排出トレイ21に排出され、排出トレイ21に支持される。
収納部16に収納された状態の給送トレイ20の上方には、給送部28が設けられている。給送部28は、給送ローラ25、アーム26、及び軸27を備えている。給送ローラ25は、アーム26の先端部に回転可能に設けられている。アーム26は、筐体14に支持された軸27に回動可能に設けられている。アーム26は、自重或いはバネ等による弾性力によって給送トレイ20の方へ回動付勢されている。給送ローラ25は、モータ(不図示)から駆動力が付与されて回転されることによって、給送トレイ20に支持された記録紙12をピックアップして搬送路65に給送する。
筐体14に装着された状態の給送トレイ20の後端部から搬送路65が延出されている。搬送路65は、外ガイド部材19と内ガイド部材18とによって区画されており、湾曲部と直線部とで構成されている。給送トレイ20に支持された記録紙12は、湾曲部を下方から上方へUターンするように搬送された後、直線部を搬送されて記録部24に至る。記録部24により画像記録が行われた記録紙12は、直線部を搬送されて排出トレイ21に排出される。つまり、記録紙12は、搬送路65上を、図2に破線矢印で示される搬送向き11に沿って搬送される。
搬送路65には、記録部24よりも搬送向き11の上流に搬送ローラ60及びピンチローラ61よりなる搬送ローラ対57が設けられ、記録部24よりも搬送向き11の下流に排出ローラ62及び拍車63よりなる排出ローラ対58が設けられている。各ローラ対57、58は、記録紙12を挟持する。各ローラ60、62は、モータ(不図示)から駆動力が付与されて回転する。これにより、各ローラ対57、58は、挟持した記録紙12を搬送向き11に搬送する。
搬送路65の上方には、記録部24が設けられている。本実施形態において、記録部24は、インクジェット方式によって、給送部28によって搬送路65へ給送され搬送ローラ対57によって搬送路65を搬送される記録紙12に画像を記録する。なお、記録部24が記録紙12に画像を記録する方式は、インクジェット方式に限らず、他の公知の方式、例えば電子写真方式であってもよい。
[給送トレイ20]
図2に示されるように、給送トレイ20は、筐体14に装着された状態において、記録部24の下方に配置されている。また、給送トレイ20が筐体14に装着された状態において、給送トレイ20に支持された記録紙12が搬送路65へ供給可能となる。一方、図5に示されるように、給送トレイ20が筐体14から脱抜された状態において、給送トレイ20への記録紙12の補充が可能となる。図4に示されるように、給送トレイ20は、本体トレイ31(第1トレイの一例)と延長トレイ32(第2トレイの一例)とトレイカバー33とを備えている。
図3〜図5に示されるように、延長トレイ32は、前後方向8に沿って、本体トレイ31に対して相対移動可能に構成されている。延長トレイ32は、本体トレイ31の前部から前方(第1向きの一例)へ引き出される。延長トレイ32は、本体トレイ31から引き出された位置(図4及び図5参照、第2位置の一例、以下、「引出位置」と称する。)において、本体トレイ31に押し込まれた状態(図3参照、第1位置の一例、以下、「押込位置」と称する。)における延長トレイ32と比較して、前方に位置している。図3に示される延長トレイ32が押込位置にある状態における本体トレイ31の底板74(後述)と延長トレイ32の底板91(後述、図4参照)との上下方向7における重複面積は、図4に示される延長トレイ32が引出位置にある状態における本体トレイ31の底板74と延長トレイ32の底板91との重複面積より大きい。また、以下では、図3及び図4に示されるように、給送トレイ20に装着されたトレイカバー33の状態を「被覆状態」と称する。
[本体トレイ31]
図3〜図5に示されるように、本体トレイ31は、底板74と、底板74の左右両端部から上向きに立設された一対の側壁75と、底板74の後端部における左右方向9の中央部から上向きに立設された中央板76と、底板74の後端部且つ右端部から上向きに立設された右後板77と、底板74の後端部且つ左端部から上向きに立設された左後板78とを備えている。
底板74は、上方を向いた支持面74A(第1支持面の一例)を有している。底板74は、支持面74Aにより記録紙12(図2参照)を支持する。中央板76は、支持面74Aに支持された記録紙12と当接可能である。これにより、給送トレイ20が筐体14(図1参照)から脱抜された状態のときに、記録紙12が給送トレイ20の後方から落下することが防止される。なお、給送トレイ20が収納部16(図1参照)に収納されているとき、中央板76は、筐体14の収納部16の後方に設けられた傾斜板79(図2参照)より後方に位置する。これにより、底板74に支持された記録紙12が給送部28によって給送されると、当該記録紙12は、傾斜板79の前面に沿って案内されて、搬送路65へ導かれる。
図7に示されるように、本体トレイ31の側壁75(第1側壁の一例)は、外板80と内板81と上板82(図4参照)とを備える。図4に示されるように、外板80及び内板81は、上下方向7及び前後方向8に沿って拡がる矩形の平板形状である。図7に示されるように、外板80は、左右方向9において内板81の外方に内板81と間隔を空けて位置する。図4に示されるように、上板82は、外板80の上端と内板81の上端とを接続している。
図7に示されるように、外板80には、外板80の内面80Aから左右方向9の内方へ突出した凸部83が形成されている。凸部83の上面83Bには下方へ凹んで前後方向8に延びるガイドレール83Aが形成されている。ガイドレール83Aに、延長トレイ32の後述するガイドレール102が上方から嵌め込まれることにより、延長トレイ32は、本体トレイ31に対して前後方向8へ移動可能に本体トレイ31に支持される。
図5に示されるように、上板82には、上板82の上面82Aから下方に貫通する貫通孔84Aが形成されている。貫通孔84Aの前後方向8の寸法は、後述するトレイカバー33の突起117(図6(B)参照)の前後方向8の寸法より大きい。貫通孔84Aの位置は、トレイカバー33が被覆状態にあり、延長トレイ32が押込位置にある状態における、トレイカバー33(図3参照)の突起117の位置に対応している。貫通孔84Aは、延長トレイ32が押込位置にある状態において、延長トレイ32の後述する支持部94Aを、突起117と当接可能に上方へ露出させる(図11(B)参照)。
図5に示されるように、上板82における上面82Aの前端縁から下方に延びる前面(不図示)により、側壁75の前端部75A(第1側壁の端部の一例)が形成されている。
図7に示されるように、内板81の上端部には、内板81の上面81Aから下方に凹んで前後方向8に延びる凹部88が形成されている。凹部88は、内板81において、後述するトレイカバー33の下延部121に対応した位置にある。
図5に示されるように、底板74には、本体トレイ31に対する延長トレイ32の移動を規制又は解除するレバー85が備えられている。所定の通常位置にあるレバー85がユーザにより左方に移動されることにより、本体トレイ31が備える係合部(不図示)の延長トレイ32に対する係合が解除されて延長トレイ32が前後方向8に移動可能な状態になる。レバー85は、不図示のばねによって右方に付勢されている。そのため、レバー85がユーザによって左方に移動されていないとき、レバー85は通常位置にある。レバー85が通常位置にあるときは、当該係合部が係合された状態となり、延長トレイ32の前後方向8の移動が規制された状態になる。延長トレイ32が、図3に示す押込位置にある状態において、レバー85は、被覆状態にあるトレイカバー33の下方に位置している(図3においては、レバー85は、トレイカバー33によって隠れている)。
底板74には、左右方向9における支持面74Aの中心に対して左方と右方とに、一対のサイドガイド86が設けられている。サイドガイド86は、上下方向7及び前後方向8に沿って拡がり左右方向9の内方を向いたガイド面を有している。サイドガイド86は、左右方向9に移動可能に底板74に支持されている。サイドガイド86は、一方が左方に移動すると他方が右方に移動し、一方が右方に移動すると他方が左方に移動するように、公知の連結機構によって連結されている。これら一対のサイドガイド86の対向するガイド面が記録紙12(図2参照)の左右方向9における両端部と当接することによって、記録紙12は、給送トレイ20の左右方向9におけるセンター位置を基準に位置決めされる。
底板74には、底板74における左右方向9の中央部に、リアガイド87が設けられている。リアガイド87は、上下方向7及び左右方向9に沿って拡がり後方を向いたガイド面を有している。リアガイド87は、前後方向8に移動可能に底板74に支持されている。リアガイド87は、延長トレイ32が引出位置にある状態において、延長トレイ32の前端部まで移動可能に構成されている。リアガイド87のガイド面が記録紙12の前端部と当接することによって、記録紙12は、給送トレイ20の前後方向8において位置決めされる。
[延長トレイ32]
図7に示されるように、延長トレイ32の底板91は、本体トレイ31の底板74の下方に重複している。
図5に示されるように、延長トレイ32は、底板91と、底板91の左右端から上向きに立設された一対の側壁92と、底板91の前端から上向きに立設された前壁93とを備えている。底板91は、上方を向いた支持面91A(第2支持面の一例)を有している。底板91は、支持面91Aにより記録紙12を支持する。図7に示されるように、延長トレイ32の側壁92(第2側壁の一例)は、左右方向9において、本体トレイ31の側壁75における外板80と内板81との間に位置している。
図5に示されるように、側壁92は、左右方向9における外面92Bにガイドレール102を有している。図7に示されるように、ガイドレール102は、側壁92の外面92Bから左右方向9の外方に突出し屈曲して下方に延出され、前後方向8に延びている。ガイドレール102は、本体トレイ31のガイドレール83Aに上方から嵌め込まれている。これにより、延長トレイ32は、本体トレイ31に対して前後方向8に摺動される。つまり、延長トレイ32は、本体トレイ31に対して前向きに引き出し可能であり且つ後向きに押込み可能である。
図3に示されるように、延長トレイ32が押込位置にある状態のとき、記録紙12は、本体トレイ31の底板74の支持面74Aに支持される。図4に示されるように、延長トレイ32が引出位置にある状態のとき、記録紙12は、本体トレイ31の底板74の支持面74A及び延長トレイ32の底板91の支持面91Aに支持される。つまり、延長トレイ32は、本体トレイ31から引き出された状態で本体トレイ31とともに記録紙12を支持する。
図7に示されるように、延長トレイ32の側壁92の上面92Aは、左右方向9において、本体トレイ31の側壁75の上板82の上面82A(図5参照)の下方に位置している。また、側壁92の上面92Aには、下方に凹んで前後方向8に延びる凹部94が形成されている。図7に示されるように、凹部94は、左右方向9において、トレイカバー33の後述する突起117に対応する位置にある。図5に示されるように、凹部94において、被覆状態のトレイカバー33の突起117に対応する位置には、支持部94Aが形成されている。図11(B)に示されるように、支持部94Aは、トレイカバー33の突起117の下面117Cが支持部94Aの上面に当接した状態で、トレイカバー33の上面33Aが前後方向8及び左右方向9に沿って位置するように高さが設定されている。延長トレイ32が押込位置にある状態のときに、支持部94Aは、本体トレイ31の側壁75の上板82の貫通孔84Aの下方に位置する。
図9に示されるように、延長トレイ32の前壁93(壁部の一例)は、上下方向7及び左右方向9に沿って拡がる前板95と、概ね前後方向8及び左右方向9に沿って拡がり、前板95の上端から後方に延びる上壁96とを有している。
図9に示されるように、上壁96は、前板95の上端から後方へ突出した後、屈曲して下方へ延びる上段部98Aと、上段部98Aの下端から後方へ延びた後、屈曲して下方へ延びる中段部98Bと、中段部98Bの下端から後方へ延びる下段部98Cとを有している。
図5示されるように、延長トレイ32の前壁93の上壁96は、左右方向9の両端部に上下方向7に貫通する第1開口97(開口の一例)を有している。図8に示されるように、第1開口97は、上段部98Aと下段部98Cとの間が貫通するように形成されている。第1開口97の位置は、被覆状態にあるトレイカバー33の後述する突片113の位置に対応している。第1開口97の前方における上段部98Aは、凸部の一例である。
さらに上壁96は、図5に示されるように、左右方向9の中央部であって、第1開口97より前方に、上下方向7に貫通する第2開口99を有している。第2開口99の位置は、被覆状態にあるトレイカバー33の後述する延部116(図6参照)の位置に対応している。
図5に示されるように、前壁93の上端部において第1開口97より左右方向9の内方且つ後方には、上方に突出する突起部100が形成されている。突起部100は、左右方向9に長い立方体形状である。図9に示されるように、突起部100は、突起部100の後端から前方に向かって上方に傾斜した傾斜面100Aを有している。突起部100の位置は、被覆状態にあるトレイカバー33の後述する筒状部114の位置に対応している。
また、図1に示されるように、延長トレイ32の前壁93であって、当該前面95Aの左右方向9の中央部且つ下端部には、凹部101が形成されている。凹部101は、左右方向9に長い立方体形状である。複合機10のユーザは、給送トレイ20を筐体14に対して押し込む際及び引き出す際に、凹部101を把持する。
[トレイカバー33]
図4に示されるように、トレイカバー33は、延長トレイ32の前端部であって、支持面91Aの上方に延長トレイ32と重ねられて設けられる。図6に示されるように、トレイカバー33は、略矩形板状の部材である。図示は省略するが、トレイカバー33は、延長トレイ32が引出位置にある給送トレイ20が複合機10に装着されている状態において、複合機10の前面15から前方に露出する給送トレイ20の領域の上方を被覆する。これにより、延長トレイ32が引出位置にあるときに、給送トレイ20に内部空間に塵埃などの異物が入ることが抑制される。トレイカバー33は、延長トレイ32の前壁93によって回動可能、且つ、着脱可能に支持される。トレイカバー33の回動については後述する。
図6(B)に示されるように、トレイカバー33は、前端部118(第1向きに位置する端部の一例)の下面111Aに、突片113を有している。図8に示されるように、突片113は、下面111Aから下方に突出する縦板部113Aと縦板部113Aの下端から前方に突出する横板部113Bとを備える。突片113の左右方向9における位置は、延長トレイ32の前壁93の第1開口97の位置に対応している。
図6(B)に示されるように、トレイカバー33は、前端部118の下面111Aに、筒状部114を有している。筒状部114は、突片113より後方であって左右方向9において突片113より内方に位置している。図9に示されるように、筒状部114は、下面111Aから下方に突出して内部空間を画定している。筒状部114の後端部は、筒状部114のその他の部分より下方にさらに延出されて後板部115が形成されている。筒状部114の位置は、延長トレイ32の突起部100の位置に対応している。
図6(A)に示されるように、トレイカバー33は、前端部118に延部116を有している。延部116は、トレイカバー33の前端縁における左右方向9の中央部から前方に延出されている。延部116は、左右方向9に長い矩形の平板形状を有している。延部116の位置は、延長トレイ32の第2開口99(図5参照)の位置に対応している。
図6(B)に示されるように、トレイカバー33は、突起117を有している。突起117は、トレイカバー33の左右方向9の端部であって前後方向8の中央付近において下面111Aから下方に突出している。突起117は、前後方向8に延び且つ前後方向8の中央が下方に隆起した山形の平板形状を有している。突起117は、突起117の後端から前方に向かって下方に傾斜した後傾斜面117A(第1ガイド面の一例)と、突起117の前端から後方に向かって上方に傾斜した前傾斜面117B(第2ガイド面の一例)と、後傾斜面117Aと前傾斜面との間で前後方向8に延びる下面117Cとを有している。
トレイカバー33は、下延部121を有している。下延部121は、トレイカバー33の左右方向9の端部において下面111Aから下方に突出して前後方向8に延びている。下延部121は、上下方向7及び前後方向8に沿って延びる矩形の平板形状を有している。下延部121の左右方向9の位置は、本体トレイ31の内板81における凹部88(図7参照)の左右方向9の位置に対応している。
トレイカバー33の後端部は、左右方向9の中央部が後端から前方に凹んだ操作部119を有している。操作部119は、概ね矩形状を有している。操作部119は、トレイカバー33を延長トレイ32に対して着脱する際に、ユーザが把持する部分である。
[トレイカバー33の回動動作]
図8に示されるように、被覆状態のトレイカバー33において、トレイカバー33の突片113は、延長トレイ32の前壁93の第1開口97に挿入されている。この状態において、突片113の横板部113Bの上面は、延長トレイ32の前壁93の上段部98Aに下方から当接している。これにより、トレイカバー33の上端部が延長トレイ32から上方に外れることが規制される。また、図示は省略するが、突片113の縦板部113Aの左右方向9の両端面は、第1開口97の周縁を画定する部材の左右方向9の両端面に当接している。これにより、トレイカバー33が左右方向9に移動することが規制される。
また、図9に示されるように、被覆状態のトレイカバー33において、延長トレイ32の前壁93の突起部100は、トレイカバー33の筒状部114の内部に挿入されている。図示は省略するが、この状態において、突起部100の左右方向9の両端面は、筒状部114の左右方向9の両内面に当接している。これによっても、トレイカバー33の左右方向9への移動が規制されている。また、図9に示されるように、この状態において、突起部100の傾斜面100Aの下端は、トレイカバー33の後板部115の前面115Aに当接している。
図4に示される被覆状態のトレイカバー33において、トレイカバー33の延部116は、延長トレイ32の第2開口99(図5参照)の上方に位置している。
図10(A)に示されるように、延長トレイ32が引出位置にある状態、且つトレイカバー33の被覆状態において、トレイカバー33の突起117の下面117Cは、延長トレイ32の支持部94Aに上方から当接している。
トレイカバー33の後端部が上方に移動されると、トレイカバー33の前端縁が延長トレイ32の前壁93の上段部98Aに後方から当接し、トレイカバー33の前端縁の下端を回動軸線120(図9参照)としてトレイカバー33が回動する。このとき、トレイカバー33の延部116は、延長トレイ32の第2開口99に進入する。延部116の左右方向9の寸法は、第2開口99の左右方向9の寸法と略同じである。そのため、延部116が第2開口99に進入した状態で、トレイカバー33が左右方向9に移動することが規制される。
突起部100に傾斜面100Aが形成されていることにより、トレイカバー33が回動される際、トレイカバー33の後板部115が延長トレイ32の突起部100に引っ掛ることなく、トレイカバー33がスムーズに回動される。
[延長トレイ32の押込み動作]
トレイカバー33が被覆状態であるときに、図10(A)に示される延長トレイ32が本体トレイ31に対して引き出された状態(引出位置)から、図11(C)に示される延長トレイ32が本体トレイ31に対して押し込まれた状態(押込位置)までの延長トレイ32の移動過程における、トレイカバー33の動作が説明される。
ユーザの操作によって、図10(A)に示される延長トレイ32の位置から延長トレイ32が本体トレイ31に対して後方に移動されると、延長トレイ32は、図10(B)に示される位置まで移動する。図10(B)に示される位置において、トレイカバー33の突起117の後傾斜面117Aは、側壁75の前端部75Aと当接している。
ユーザの操作によって、図10(B)に示される位置から延長トレイ32が本体トレイ31に対して後方に更に移動されると、本体トレイ31の側壁75の前端部75Aとトレイカバー33の突起117の後傾斜面117Aとの当接によって、突起117の後傾斜面117Aに前向きの力が加わる。トレイカバー33の前端部118が延長トレイ32の前壁93によって前方への移動が規制されているので、後傾斜面117Aの傾斜によって、突起117には、上向きの力が加わる。そのため、回動軸線120(図9参照)を中心としてトレイカバー33の後端部が上向きに移動するようにトレイカバー33が回動し、突起117の後傾斜面117Aが、側壁75の前端部75Aに沿って摺動しながら、下面117Cが本体トレイ31の側壁75の上板82の上面82Aへ至る。これにより、延長トレイ32は、後方に更に移動可能となり、図10(C)に示される状態に至る。
ユーザの操作によって、図10(C)に示される状態から、延長トレイ32が本体トレイ31に対して後方に更に移動されると、図11(A)の状態に至る。図10(C)から図11(A)に至る間のトレイカバー33の動作については、説明を省略する。
ユーザの操作によって、図11(A)に示される状態から、延長トレイ32が本体に対して後方に更に移動されると、本体トレイ31の貫通孔84Aの前壁の上端部84Cが、トレイカバー33の突起117の前傾斜面117Bに当接した状態で前傾斜面117Bの後方から前方へ摺動する。これにより、突起117は、徐々に貫通孔84Aに進入して図11(B)の状態に至る。図11(B)に示される状態において、トレイカバー33の突起117の下面117Cは、延長トレイ32の側壁92の支持部94Aに上方から当接し、支持部94Aに支持されている。
[延長トレイ32の引き出し動作]
トレイカバー33が被覆状態であるときに、図11(C)に示される延長トレイ32が本体トレイ31に対して押し出された状態(押込位置)から、図10(A)に示される延長トレイ32が本体トレイ31に対して引き出された状態(引出位置)までの延長トレイ32の移動過程における、トレイカバー33の動作が説明される。
ユーザの操作によって、図11(B)に示される延長トレイ32の位置から延長トレイ32を前方に移動させると、トレイカバー33の突起117の前傾斜面117Bは、貫通孔84Aの前壁の上端部84Cに当接する状態に至る。
この位置から延長トレイ32を前方に更に移動させると、貫通孔84Aの前壁の上端部84Cとトレイカバー33の突起117の前傾斜面117Bとの当接によって、突起117の前傾斜面117Bに後向きの力が加わる。トレイカバー33の前端部118が延長トレイ32の前壁93によって後方への移動が規制されているので、前傾斜面117Bの傾斜によって、突起117には、上向きの力が加わる。そのため、回動軸線120(図9参照)を中心としてトレイカバー33の後端部が上向きに移動するようにトレイカバー33が回動し、突起117の前傾斜面117Bが、貫通孔84Aの前壁の上端部84Cに沿って摺動しながら、下面117Cが上端部84Cへ至る。これにより、延長トレイ32は、前方に更に移動可能となり、図11(A)に示される状態に至る。
ユーザの操作によって、図11(A)に示される状態から、延長トレイ32が前方に更に移動されると、図10(C)の状態に至る。図11(A)から図10(C)に至る間のトレイカバー33の動作については、説明を省略する。
ユーザの操作によって、図10(C)に示される状態から、延長トレイ32が前方に更に移動されると、側壁75の前端部75Aが突起117の後傾斜面117Aに当接した状態で後傾斜面117Aの前方から後方へ摺動される。これにより、突起117は、下方に移動して図10(B)の状態に至る。
[本実施形態の作用効果]
以上のように、トレイカバー33が被覆状態のときに延長トレイ32が引出位置から押込位置へ移動された場合、トレイカバー33の突起117が本体トレイ31の側壁75の上面82Aに乗り上げる。そのため、トレイカバー33が被覆状態であっても、延長トレイ32が引出位置から押込位置へ容易に移動される。
延長トレイ32においてトレイカバー33の突起117を支持する支持部94Aは、延長トレイ32の側壁92の上面92Aから下方へ凹む凹部94である。そのため、被覆状態にあるトレイカバー33の位置が安定する。
延長トレイ32の側壁75は、延長トレイ32が押込位置にある状態において、支持部94Aをトレイカバー33の突起117と当接可能に上方へ露出させる貫通孔84Aを上面82Aに有する。そのため、延長トレイ32が押込位置にある状態において、トレイカバー33の突起117が延長トレイ32の側壁92の上面92Aに当接する。これにより、延長トレイ32が押込位置にある状態と引出位置にある状態とで、被覆状態にあるトレイカバー33が同じ高さに位置する。
トレイカバー33の突起117に前傾斜面117Bが備えられているので、延長トレイ32が引出位置から押込位置に移動する過程で、トレイカバー33の突起117が側壁75の貫通孔84Aに進入する際に、被覆状態にあるトレイカバー33が急激に下方に回動することが抑制される。また、トレイカバー33が被覆状態にある延長トレイ32が押込位置から引出位置に移動する過程で、突起117が貫通孔84Aに引っ掛かることが抑制される。
トレイカバー33は、トレイカバー33の突片113が、延長トレイ32の前壁93に形成された第1開口97に挿入される構成により、回動可能且つ着脱可能に延長トレイ32に支持される。そのため、延長トレイ32に対してトレイカバー33が容易に着脱される。
トレイカバー33の被覆状態において、トレイカバー33の突片113における横板部113Bの上面が延長トレイ32における前壁93の上段部98Aに当接する。これにより、被覆状態のトレイカバー33が延長トレイ32から抜け落ちることが抑制される。
[変形例]
前述の実施形態においては、延長トレイ32の側壁92が本体トレイ31の側壁75にスライド可能に支持されることにより、延長トレイ32が本体トレイ31に対して押し込み及び引き出し可能に構成されていた。しかしながら、このようなスライド機構は、側壁92及び側壁75ではなく、本体トレイ31の底板74と延長トレイの底板91とに設けられていてもよい。
また、本体トレイ31の側壁75は、支持面74Aから直接、上方に延びている必要はなく、支持面74Aと間隔を空けて配置されていてもよい。例えば、側壁75は、底板74の下面(底板74における支持面74Aの反対面)から突出されて、左右方向9における支持面74Aよりも外方まで延び、そこから上方に延びていてもよい。延長トレイ32における支持面91Aと側壁92又は前壁93についても同様である。
また、本体トレイ31の底板74の上方に延長トレイ32の底板91が位置するように構成されていてもよい。また、本体トレイ31の側壁75は、外板80を有さず内板81及び上板82のみを有していてもよいし、内板81を有さず外板80及び上板33のみを有していてもよい。
本体トレイ31の側壁75の上板82は、貫通孔84Aより前方に他の貫通孔を有していてもよい。この場合、トレイカバー33の突起117は、突起117の後傾斜面117A及び前傾斜面117Bの働きにより、本体トレイ31に対して延長トレイ32が押し込まれる過程又は引き込まれる過程において、当該他の貫通孔に徐々に進入し、当該他の貫通孔から徐々に抜け出る。そのため、トレイカバー33が被覆状態であっても、本体トレイ31に対して延長トレイ32が容易に移動される。
9・・・左右方向(幅方向)
10・・・複合機(シート搬送装置、本体装置)
12・・・記録紙(シート)
20・・・給送トレイ(シートトレイ)
28・・・給送部
31・・・本体トレイ(第1トレイ)
32・・・延長トレイ(第2トレイ)
33・・・トレイカバー
74A・・・支持面(第1支持面)
75・・・側壁(第1側壁)
82A・・・上面
84・・・貫通孔
84A・・・周縁部
91A・・・支持面(第2支持面)
92・・・側壁(第2側壁)
92A・・・上面
93・・・前壁(壁部)
94A・・・支持部
75A・・・前端部(第1側壁の端部)
97・・・第1開口(開口)
98・・・前部
111A・・・下面
113・・・突片
117・・・突起
117A・・・後傾斜面(第1ガイド面)
117B・・・前傾斜面(第2ガイド面)
118・・・前端部(トレイカバーの第1向きに位置する端部)
120・・・回動軸線

Claims (7)

  1. シートを支持する第1支持面を有する第1トレイと、
    シートを支持する第2支持面を有し、当該第2支持面の少なくとも一部が上記第1支持面と直交する方向に重複する第1位置、及び当該第1位置よりも第1向きに位置しており上記第2支持面の上記第1支持面に対する重複面積が当該第1位置よりも小さい第2位置へ移動可能に上記第1トレイに支持された第2トレイと、
    上記第1支持面に沿っており、且つ、上記第1向きと直交する幅方向に沿って延びる回動軸線周りに回動可能であって、上記第2トレイが上記第2位置にある状態において、上記第2支持面より上方において上記第2支持面の少なくとも一部を覆う被覆状態において上記第2トレイに支持されるトレイカバーと、を備えており、
    上記第1トレイは、上記第1支持面から上方に突出しており、且つ、上記第1向きに沿って延びる第1側壁を有しており、
    上記第2トレイは、上記第2支持面から上方に突出しており、且つ、上記第1向きに沿って延びる第2側壁を有しており、
    上記トレイカバーは、上記被覆状態において上記第2側壁の上面と対向する下面から下方へ突出して、上記第2側壁の支持部に当接する突起を有しており、
    上記第2トレイが上記第1位置にある状態において、上記第2側壁の支持部は、上記第1側壁の上面より下方であって、上記幅方向において上記第1側壁の上面と重複しており、
    上記突起は、上記トレイカバーが上記被覆状態であって、上記第2トレイが上記第2位置から上記第1位置へ移動する過程において、上記第1向きにおける上記第1側壁の端部と当接して上記トレイカバーを上方へ回動するように案内する第1ガイド面を有するシートトレイ。
  2. 上記支持部は、上記第2側壁の上面から下方へ凹む凹部である請求項1に記載のシートトレイ。
  3. 上記第1側壁は、上記第2トレイが上記第1位置にある状態において、上記支持部を上記突起と当接可能に上方へ露出させる貫通孔を上記上面に有する請求項1又は2に記載のシートトレイ。
  4. 上記突起は、上記第1ガイド面より上記第1向きに位置しており、上記トレイカバーが上記被覆状態であって、上記第2トレイが上記第1位置から上記第2位置へ移動する過程において、上記第1側壁の貫通孔を区画する周縁部と当接して、上記トレイカバーを上方へ回動するように案内する第2ガイド面を有する請求項3に記載のシートトレイ。
  5. 上記トレイカバーは、上記被覆状態において、当該トレイカバーにおける上記第1向きに位置する端部から上記第1向きへ突出する突片を有しており、
    上記第2トレイは、上記突片が挿入される開口が形成された壁部を有しており、
    上記トレイカバーは、上記壁部の開口に挿入された上記突片を回動中心として回動する請求項1から4のいずれかに記載のシートトレイ。
  6. 上記壁部は、上記被覆状態の上記トレイカバーの端部の上方に突出する凸部を有する請求項5に記載のシートトレイ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のシートトレイと、
    上記シートトレイに支持されたシートを装置本体に給送する給送部と、を備えるシート搬送装置。
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