JP2007220153A - 記録媒体、記録方法、記録装置、再生方法および再生装置 - Google Patents

記録媒体、記録方法、記録装置、再生方法および再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アドレス再生時におけるノイズ、欠陥等の影響を軽減し、また、データに同期したタイミングを検出する。
【解決手段】一つのADIPワードは、83ビット(b0〜b82)からなる(図2C)。各ビットが56チップが連続するチップ系列によって表されている(図2D)。56個のウォブルを変調した変調ウォブル信号によって、アドレス情報の1ビットが表される。M系列とチップ系列との演算(排他的NOR)行い、演算結果を56チップとし、56チップに対応した56ウォブルからなる変調ウォブル信号を生成し、この信号を記録する。1ビットが"1"の場合には、符号系列と同一のチップ系列が発生し、1ビットが"0"の場合には、符号系列と反転したチップ系列が発生する。変調ウォブル信号は、STW方式で"1"または"0"で変調されたものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、記録可能な光ディスクに対してアドレス情報を記録し、また、アドレス情報を再生するのに適用可能な記録媒体、記録方法、記録装置、再生方法および再生装置に関する。
光ディスクとして種々のフォーマットが提案されている。記録可能な光ディスクとしては、一度のみ記録が可能な追記型ディスクと、書き換えが可能な書き換え可能な光ディスクとがある。何れの種類の光ディスクにおいても、ディスク上に設けられた記録可能なトラックの位置を示すアドレスが予め記録されていることが必要とされる。アドレスおよびクロック情報の記録方法として、ディスク上にウォブルグルーブを形成する方法が提案されている。
最新の書き換え可能な高密度光ディスク(Blu-ray Disc(登録商標))で採用されているアドレスフォーマット(下記特許文献1および特許文献2参照)では、MSKとSTW(Saw Tooth WobbleあるいはHMWgrooves=High Frequency Modulated grooves)の両方を使用するようにしている。
特開2003−123249号公報 特開2003−123267号公報
すなわち、図13に示すように、合計56個のウォブルのかたまりがADIPユニットとされ、このADIPユニットで"0"または"1"の1ビットあるいは同期情報あるいは参照ユニットあるいはモノトーンユニットが表現される。図13には、ADIPユニットの8種類(モノトーンユニット、参照ユニット、4種類の同期ユニットおよびデータの"0"お
よび"1"をそれぞれ表す2種類のデータユニット)が示されている。また、83個の連続
したADIPユニットによって一つのアドレスを示すADIPワードが構成される。ADIPワードは、24ビット長のアドレス情報、12ビット長の補助データ、リファレンス領域、誤り訂正用のデータ等からなる。メインデータを記録するための単位であるRUB(Recording Unit Block)(64kバイト単位)の一つに対して3個のADIPワードが割り当てられる。
図13に示されるように、56ウォブルからなるADIPユニットに対して0から55のウォブル番号を付加して区別すると、例えばウォブル番号が0から2までの区間等は、MSKで変調され、また、参照ユニットとデータユニットのウォブル番号18から54までがSTWに変調される。MSKとSTWで変調されていないモノトーン・ウォブルは、所定周波数の波形(cos(2πft))である。
STW方式は、基本波(cos(2πft))に対して2次高調波(sin(2π2ft))を加算または減
算することによって、のこぎり歯に似た変調波形を生成するものである。2次高調波の振幅は、基本波形の1/4程度の小さなものとされている。"0"または"1"によって、加算および減算の一方が選択されるので、変調波形が異なったものとされる。参照ユニットとデータユニットのウォブル番号が18〜54の区間に繰り返して記録されている。
このように2種類の方式を使用するのは、各方式の短所を補うことを可能とするためである。MSK方式では、ADIPユニットの先頭の3個のウォブルを変調することによって1ビットが記録されるので、再生時のデータの位置を決める基準として使うことができる。一方、STW方式は、微小な波形変化として、広い範囲にわたって繰り返し記録されており、再生時には、再生信号を積分して"0"または"1"を判別している。したがって、再生信号をデータの区切りを検出するための情報として使用することが難しい。しかしながら、局所的な記録方式であるMSK方式は、ディスク上の傷、ゴミ等に起因する欠陥の影響を受けやすい。STW方式は、より長い期間にわたって記録されるので、欠陥の影響を受けにくい利点がある。
しかしながら、二つの方式を使用することは、ディスクの製造時にウォブルグルーブを形成するための信号処理系、並びに記録再生装置においてアドレスを読み取るための信号処理系のハードウェアの規模が大きくなる問題が発生する。できれば、一つの方式のみを使用することが望まれる。
したがって、この発明の目的は、STW方式のような微小なウォブル変調を比較的広い領域にわたって施す欠陥に強い方式であって、同期をとることが難しい問題を解決できるる記録媒体、記録方法、記録装置、再生方法および再生装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、アドレス情報が予め記録され、記録されているアドレス情報の1ビットがウォブル波形の所定数の変調単位区間をそれぞれ変調した変調ウォブル信号によって表され、変調ウォブル信号に対応してグルーブが形成された記録媒体において、
変調ウォブル信号は、
アドレス情報の1ビットを所定数のチップが連続するチップ系列に変換する際に、1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、1ビットが第2の値の場合に、符号系列を反転しないようになされ、
チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調することによって生成されるようにした記録媒体である。
この発明は、アドレス情報の1ビットがウォブル波形の所定数の変調単位区間をそれぞれ変調した変調ウォブル信号によって表され、変調ウォブル信号を記録媒体上に記録する記録方法において、
アドレス情報の1ビットを所定数のチップが連続するチップ系列に変換する際に、1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、1ビットが第2の値の場合に、符号系列を反転しないようになされ、
チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調することによって変調ウォブル信号を生成するようにした記録方法である。
また、この発明は、アドレス情報の1ビットがウォブル波形の所定数の変調単位区間をそれぞれ変調した変調ウォブル信号によって表され、変調ウォブル信号を記録媒体上に記録する記録装置において、
1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、1ビットが第2の値の場合に、符号系列を反転しないように、アドレス情報の1ビットを所定数のチップが連続するチップ系列に変換する演算手段と、
チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調することによって変調ウォブル信号を生成するウォブル波形生成手段と
からなる記録装置である。
さらに、この発明は、アドレス情報の1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、1ビットが第2の値の場合に、符号系列を反転しないように、アドレス情報の1ビットが所定数のチップが連続するチップ系列に変換し、チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調し、アドレス情報の1ビットが変調ウォブル信号の所定数の変調単位区間によって記録された記録媒体を再生する再生方法において、
記録媒体から変調ウォブル信号を再生し、
再生された変調ウォブル信号からチップ系列を生成し、
チップ系列と符号系列とを演算し、演算結果からアドレス情報の1ビットを表す所定数の変調単位区間の区切りと、アドレス情報の1ビットとを判別し、
変調単位区間の区切りによってタイミング生成を初期化する再生方法である。
よりさらに、この発明は、アドレス情報の1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、1ビットが第2の値の場合に、符号系列を反転しないように、アドレス情報の1ビットが所定数のチップが連続するチップ系列に変換し、チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調し、アドレス情報の1ビットが変調ウォブル信号の所定数の変調単位区間によって記録された記録媒体を再生する再生装置において、
記録媒体から変調ウォブル信号を再生する再生手段と、
再生された変調ウォブル信号からチップ系列を生成するチップ系列生成手段と、
チップ系列と符号系列とを演算し、演算結果からアドレス情報の1ビットを表す所定数の変調単位区間の区切りと、アドレス情報の1ビットとを判別する演算手段と、
変調単位区間の区切りによって初期化されるタイミング生成手段と
を備える再生装置である。
この発明によれば、アドレス情報の1ビットが所定数の変調単位区間からなる変調ウォブル信号によって表されるので、ノイズ、欠陥等の影響を受けにくくすることができる。また、記録時に符号系列によって変換されているので、再生されたチップ系列と符号系列とを演算することによって、所定数の変調単位区間の区切りを判別することによって、データに同期したタイミングを検出することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の一実施の形態について説明する。図1は、ウォブ
リンググルーブ形成装置の構成を示す。記録可能なディスクの場合には、予めアドレス情報を有するウォブリンググルーブが形成されている必要があるので、ディスク原盤を作製するためのカッティッグ装置において、ウォブリンググルーブが記録される。
図1において、1がレジスト層がガラス原盤上に形成された原盤を示す。原盤1がターンテーブル(図示しない)上に取り付けられ、スピンドルモータ2によって線速度一定で回転される。スピンドルモータ2は、スピンドルサーボ3によって制御される。スライド送りモータ4によって、原盤1または記録用レーザ光を照射する光学ピックアップの一方が原盤1の径方向に送られ、原盤1に対して所望のパターンでの露光がなされる。所定のトラックピッチでデータ記録領域のグルーブパターンの潜像を原盤1(レジスト層)に露光することができる。
記録用レーザ光は、レーザ光源5から発生する。光源5としては、任意のものが使用可能であるが、短波長のレーザ光を出射するもの、例えば波長が200nm台の遠紫外線レーザいわゆるDeepUVを用いることが好ましい。光源5から出射されたレーザ光は、AO(Acoustic Optical)偏向器6に入射される。AO偏向器6は、音響光学効果によっ
てレーザビームの進行方向を変えるもので、音響光学素子に対して供給される高周波駆動信号の周波数に比例して偏向角が大きくなるものである。AO偏向器6によって偏向されたレーザ光が対物レンズ7を介してディスク原盤1に対して照射される。
AO偏向器6に対する変調信号は、ウォブル波形生成器8から発生する。ADIPワード生成器9からのビット情報が演算部10に供給され、符号系列発生器11からの符号系列とビット情報とが演算される。演算部10は、例えば排他的NORの演算を行う。演算部10の出力データがウォブル波形生成器8に供給され、ウォブル波形生成器8からウォブル波形が出力される。ウォブル波形がAO偏向器6に供給される。AO偏向器6においてウォブル波形によって図示しない高周波搬送波がFM変調され、高周波駆動信号が形成され、高周波駆動信号が音響光学素子に供給されるようになされる。AO偏向器6によって偏向されたレーザビームが対物レンズ7を介して原盤1上に照射され、ウォブリンググルーブに対応した潜像が形成される。
続いて、原盤1上のレジスト層に現像処理を施す。一例として、原盤1に塗布されたレジスト層は、ポジ型レジストであり、レジスト光により潜像が形成された部分が現像によって溶け、グルーブがパターニングされた原盤を得ることができる。
次に、原盤上にメッキ処理によりニッケル等の金属を析出させ、これを剥離させ、トリミングを行うことでスタンパが得られる。スタンパが射出成型装置のキャビティ内に配設され、キャビティ内に樹脂が注入されることによって、ディスク基板が作製される。そして、射出成形されたディスク基板を冷却した後、スパッタ装置を用いてアルミニウム合金、銀等の金属薄膜をピット面側に成膜することにより、反射膜が成膜される。
次に、反射層が成膜されたディスク基板上に、接着剤として紫外線硬化樹脂を滴下し、スピンコート法にて均一に塗布する。その後、ディスク基板上の紫外線硬化樹脂の塗布面とカバー層(厚さ0.1mm)を形成するためのポリカーボネイトフィルムとを対向する位置に保持した後、貼り合わせを行う。なお、ポリカーボネイトフィルムの貼り合わせは真空中で行う。ディスク基板とポリカーボネイトフィルムの貼り合わせ面にしわや隙間が入り、読み取りエラーが起こることを防ぐためである。
次に、ポリカーボネイトフィルムが貼り合わされたディスクに紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を硬化させ、ディスク基板とポリカーボネイトフィルムを接着する。さらに、ディスクに貼り合わせたポリカーボネイトフィルム上に紫外線硬化型のハードコート剤を滴下し、スピンコート法にて均一に塗布した上、再度紫外線を照射して硬化させることにより、ハードコート層を作製する。これにより、記録可能な光ディスクが完成する。
図2は、この発明の一実施の形態におけるアドレス情報のデータ構成を示すものである。図2Aが記録データのRUBの系列(RUBn+0,RUBn+1,RUBn+2,RUBn+3,・・・・)を示す。RUBは、メインデータ(記録再生データ)を記録する単位であり、所定の長さ例えば64kバイトとされている。図2Bに示すように、1RUBに対して3個のADIPワード(ADIP0,ADIP1,ADIP2)が記録される。
一つのADIPワードは、図2Cに示すように、83ビット(b0〜b82)からなる。一つのADIPワードは、例えば一つのアドレス情報、補助データ、リファレンス領域、誤り訂正符号のパリティ等を含んでいる。これらの情報は、83ビット中の例えば60ビットを使用して表されている。83ビットの各ビットが図2Dに示すように、所定数例えば56チップが連続するチップ系列によって表されている。1チップがウォブル波形の1変調単位区間(以下、1ウォブルまたは1ウォブル周期と適宜称する)に対応しており、56個のウォブルを変調した変調ウォブル信号によって、アドレス情報の1ビット("0"または"1")が表される。1ウォブルは、例えば基本ウォブル波形(cos(2πft))の1周期である。したがって、1ADIPワードが(83×56)ウォブルからなる。
ADIPワード生成器9は、従来のSTW方式と同様に、データが"0"および"1"にそれぞれ対応して56ウォブルが全て"0"および"1"のチップ系列を生成する。この発明の一実施の形態では、符号系列発生器11によって擬似ランダム系列例えばM系列(Maximum-length linear shift-register sequence)とチップ系列との演算(排他的NOR)を演算部
10において行い、演算結果を56チップとし、56チップに対応した56ウォブルからなるウォブル波形をウォブル波形生成器8によって生成し、生成されたウォブル波形を記録するようにしている。
図2Dに示す例では、(101000110000100000011・・・)のM系列を使用することによって得られるチップ系列および変調ウォブル信号の例が示されている。符号系列が同一であっても、データの1ビットが"1"で56ビットが全て"1"の系列の場合には、符号系列と同一のチップ系列が発生し、データの1ビットが"0"で56ビット
が全て"0"の系列の場合には、符号系列と反転したチップ系列が発生する。
変調ウォブル信号の各枠、すなわち、各ウォブルに付加されている斜線がSTW方式で"1"または"0"で変調されたことを表している。すなわち、チップの"1"に対応して右上が
りの斜線が付加され、チップの"0"に対応して右下がりの斜線が付加されている。実際の
変調ウォブル信号の波形としては、後述するように、基本波形がのこぎり波に類似したものに変調され、ビットの"1"の場合では、時間方向に対して立ち上がり(ディスクの径方
向では、ディスクの外側方向)が緩やかで、立ち下がり(ディスクの径方向では、ディスクの内側方向)が急峻な波形とされ、ビットの"0"の場合では、時間方向に対して立ち上
がり(ディスクの外側方向)が急峻で、立ち下がり(ディスクの内側方向)が緩やかな波形とされる。なお、図3に示すように、各チップを表す表現方法としては、"0"および"1"以外に−(または−1)および+(または+1)を使用することもできる。
図4は、上述したM系列を発生する符号系列発生器11の構成の一例を示す。生成多項式として(x6=x5+x0)が使用される。すなわち、6段のレジスタからなるシフトレ
ジスタにおいて、エクスクルーシブORに対してx0およびx5に対応する段間から帰還された出力が供給され、その出力がシフトレジスタの入力側に供給される。
図4の構成では、26−1=63を周期とする系列が発生するが、初期値を56の周期
毎にシフトレジスタにセットすることによって、1ビットを表現するためのチップ数に等しい数(56)を周期とする符号系列を形成している。擬似ランダム系列を使用し、かつ初期値を適当に選ぶことにより、1周期に"1"と"0"とがほぼ半数ずつ存在するようにできる。なお、擬似ランダム系列としては、M系列以外にGOLD系列等を使用しても良い。
図5および図6を参照して変調ウォブル信号についてより詳細に説明する。図5および図6において、横軸が時間軸を示し、基本ウォブル波形の1周期(すなわち、1チップ=1ウォブル)が図示され、縦軸が正規化された振幅を示す。図5Aは、チップc(n)が"1"
の場合の波形を示し、図6Aは、チップc(n)が"0"の場合の波形を示す。
図5Aおよび図6Aにおいて、破線で示す波形が基本ウォブル波形S0(=cos(2πft)である。c(n)="1"の場合では、基本ウォブル波形S0に対して2倍の周波数のsinが加算されることによって変調された波形S1が形成される。すなわち、S1=Acos(2πft)+asin(2π2ft)である。A>aの関係とされ、例えばA=1,a=0.2とされる。この
変調ウォブル波形S1は、上述したように、時間方向に対して立ち上がり(ディスクの径方向では、ディスクの外側方向)が基本ウォブル波形S0に比して緩やかで、立ち下がり(ディスクの径方向では、ディスクの内側方向)が基本ウォブル波形S0に比して急峻となるように変調された波形である。
図6Aに示すように、c(n)="0"の場合では、基本ウォブル波形S0に対して2倍の周
波数のsinが減算されることによって変調された波形S2が形成される。すなわち、S2
=Acos(2πft)−asin(2π2ft)である。この変調ウォブル波形S2は、上述したように
、時間方向に対して立ち上がり(ディスクの外側方向)が基本ウォブル波形S0に比して急峻で、立ち下がり(ディスクの内側方向)が基本ウォブル波形S0に比して緩やかとなるように変調された波形である。変調ウォブル波形S1およびS2の何れも、ゼロクロス点が基本ウォブル波形と同一の位相となり、再生側におけるクロックを容易に抽出できるようになされている。
図5Aおよび図6Aにおいて、波形S3およびS4のそれぞれは、再生側の処理において使用される周波数が基本波の2倍の周波数のsin信号(sin(2π2ft))を再生変調ウォブル信号に乗じたものを示す。すなわち、再生変調ウォブル波形S1×sin(2π2ft)によっ
て波形S3が得られ、再生変調ウォブル波形S2×sin(2π2ft)によって波形S4が得ら
れる。
再生側では、図5Bおよび図6Bにそれぞれ示すように、波形S3およびS4のそれぞれを1ウォブル周期にわたって積分(積算)することによって積分値ΣS3およびΣS4が得られる。1ウォブル周期を経過した時点の積分値ΣS3が正の値v1となる。一方、1ウォブル周期を経過した時点の積分値ΣS4が負の値v0となる。積分値は、例えばv1=+1、v0=−1と扱われる。
データの1ビットが56ウォブル(チップ)で表されるので、全て+1であれば、56ウォブルの積分結果として+56が得られ、全て−1であれば、56ウォブルの積分結果として−56が得られる。後述するように、各ウォブルの積分値として求められた再生チップ系列に対して記録時に使用されたのと同一の符号系列が乗算され、その結果を56ウォブル積分した結果に基づいてデータの1ビット("1"/"0")が判別される。この発明の一実施の形態では、1ウォブル周期内の積分と、1ビットのデータを表すための所定数(ここでは56)のウォブル(ビット周期と適宜称する)内の積分とがなされる。また、83ビットによって、1ADIPワードが表現され、3個のADIPワードによって1個のRUBのADIPが表現される。
図7は、上述したようにSTW方式によってADIPが記録されたプリグルーブを有する光ディスク21に対してデータを記録し、また、光ディスク21からデータを再生するディスク記録再生装置の概略的構成を示す。但し、図7においては、この発明に関係するアドレス情報の再生に関する構成を主として示すことにする。
光ディスク21がスピンドルモータ22によって線速度一定で回転される。光学ヘッド23に対してレーザ駆動部24からの駆動信号が供給され、記録データ25に応じて強度が変調されたレーザビームが光学ヘッド23から光ディスク21に対して照射され、再生されたアドレス情報に基づいて決定された光ディスク21の所定の位置にデータが記録される。
また、光ディスク21に対して光学ヘッド23からの読み取りレーザビームが照射され、その反射光が光学ヘッド23内のフォトディテクタによって検出され、信号検出部26によって再生信号が検出される。信号検出部26からは、再生信号27、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等のサーボエラー信号28、並びに変調ウォブル信号29が取り出される。
エラー信号28がサーボ回路30に供給される。サーボ回路30によってスピンドルモータ22の回転が制御され、また、光学ヘッド23のフォーカスおよびトラッキングが制御される。
信号検出部26により検出された変調ウォブル信号29がA/Dコンバータ31に供給され、A/Dコンバータ31によってディジタル信号に変換される。A/Dコンバータ31の出力信号がPLL(Phase Locked Loop)32および演算器34に供給される。PL
L32から再生信号と同期したクロックおよびウォブルエッジ信号が出力され、これらのクロックおよびウォブルエッジ信号が後述するタイミング生成器(図示しない)に供給される。
演算器34に対してPLL32からクロックが供給される。演算器34において、上述したように、周波数が基本波の2倍の周波数のsin信号(sin(2π2ft))が再生された変調ウォブル信号に乗じられる。すなわち、S3=S1×sin(2π2ft)、または、S4=S2
×sin(2π2ft)が得られる。演算器34の出力信号が積分器35に供給され、積分器35
において1ウォブル周期内での積分がなされる。1ウォブル周期内での積分結果は、+1または−1である。但し、実際には、ノイズ、欠陥等の影響の結果、何れの値と決定できない場合もあるので、不定を意味する0の値を使用して3値としても良い。
演算器35の出力が演算器36に供給される。演算器36に対しては、符号系列発生器37から記録側で使用したのと同一の擬似ランダム系列例えばM系列が供給され、積分器35の各ウォブル周期の積分結果とM系列の各ビットとの排他的NORが演算器36において演算される。演算器36では、さらに、演算結果を56チップのビット周期にわたって積分し、積分結果に基づいてデータ(b0〜b82)の1ビットが"1"または"0"の何れかであるかが判定される。演算器36から最終的に各ビットが出力される。1ビットの判別出力が何れかの値に決定できない場合には、不定の値を出力するようにしても良い。
図8は、再生側の演算器36における処理を説明するものである。図8においてWbは、再生された変調ウォブル信号を示し、変調ウォブル信号に対応して1ウォブル周期内の積分結果の系列である再生チップ系列D0が積分器35から得られ、再生チップ系列D0と符号系列発生器37からのM系列M0とが演算器36において演算され、演算結果がビット周期の期間、積分され、56チップの区切りを示すピークとビットデータとが得られる。図8では、56個のウォブルとM系列との相対的位相関係をM系列を1ウォブルずつずらして表している。すなわち、M系列M0の位相を1ウォブル右にシフトしたものがM1であり、以下、1ウォブルずつ右にシフトしたものがM2,M3である。
変調ウォブル信号の56チップの正しい区切りT0(c0〜c55)に対応する再生チップ系列D0とM系列M0とが演算された結果として得られる演算器36の出力は、全て+(=1)となる。したがって、この場合では、1ビット周期の積分値が+56となる。この区切りT0は、ウォブル波形とM系列との位相差が0と表すことができる。
区切りT0に対して1ウォブルずれた区切りT1(すなわち、位相差が1)において、D0とM1とが演算されると、56チップにおいて、+と−(=−1)とが半数ずつとなり、1ビット周期の積分値が0となる。区切りT0に対して2ウォブルずれた区切りT2(すなわち、位相差が2)において、D0とM2とが演算されると、1ビット周期の積分値が−4となる。区切りT0に対して3ウォブルずれた区切りT3(すなわち、位相差が3)において、D0とM3とが演算されると、56チップにおいて、+と−(=−1)とが半数ずつとなり、1ビット周期の積分値が0となる。
このように、再生された変調ウォブル信号とM系列との相対的位相関係に対応して、位相差を横軸にとり、縦軸に1ビット周期の積分値をとると、データの1ビットを上述のM系列の周期63(チップ)のうちの56チップ=56ウォブルからなる場合には、位相差が0で+56のピークが得られる。この積分値の+のピーク値が得られた場合に、データの1ビットが"1"であると判定される。実際には、ディスクの欠陥等に起因するノイズが
再生信号に含まれているので、適切なしきい値を設定し、しきい値を超える積分値が得られる場合に、データの1ビットの値を決定するようになされる。
一例として、積分値が+12(正のしきい値)より大なる正の値の場合には、"1"と判
定する。上述した例と異なりビットが"0"の場合には、ノイズの影響がない場合には、積
分値が−56となる。積分値が−12(負のしきい値)より小なる負の値の場合には、"0"と判定する。このようにして、再生変調ウォブル信号からデータの各ビットの値が決定
される。
なお、図8に示す例は、1ウォブル周期内の積分結果を1または0、すなわち、1ビットで表現しているが、2ビット以上の複数ビットによって積分結果を表すようにしても良い。この場合は、当然、1ビット周期の積分結果の値の絶対値が図8の例に比してより大きな値となる。
図9は、上述したこの発明の一実施の形態におけるタイミング生成回路の一例の構成を示す。タイミング生成回路は、図7に示す再生側の処理に必要とされるタイミング信号を生成する。タイミング生成回路は、69進カウンタ41、56進カウンタ42、83進カウンタ43および3進カウンタ44から構成されている。cckは、PLL32によって生成されたクロック信号である。
69進カウンタ41は、クロック信号cckをカウントすることによって1ウォブル周期内のタイミングを規定する。ウォブルエッジ信号が決定されると、所定の値がロードされる初期化がなされる。69進カウンタ41によって、ウォブル周期内の各種のタイミング信号T1が生成される。
56進カウンタ42は、69進カウンタ41のカウント出力をカウントする上位のカウンタを構成する。56進カウンタ42が1ビット周期内のタイミングを規定する。演算器36から出力される56チップの正しい区切りで発生するピークによって所定の値がロードされる初期化がなされる。56進カウンタ42によって、ビット周期内の各種のタイミング信号T2が生成される。
83進カウンタ43は、56進カウンタ42のカウント出力をカウントする上位のカウンタを構成する。83進カウンタ43が1ADIPワード周期内のタイミングを規定する。同期検出がなされると、所定の値がロードされる初期化がなされる。83進カウンタ43によって、1ADIPワード周期内の各種のタイミング信号T3が生成される。
3進カウンタ44は、83進カウンタ43のカウント出力をカウントする上位のカウンタを構成する。3進カウンタ44が1RUB周期内のタイミングを規定する。再生されたADIPデータの内容により、所定の値がロードされる初期化がなされる。3進カウンタ44によって、1RUB周期内の各種のタイミング信号T4が生成される。
図10は、83進カウンタ43を初期化するための同期検出を説明するものである。1ADIPワードが83ビットから構成されるが、必要な情報は、その中の60ビットを使用して表されている。この場合、図10に示すように、4個のデータビットをビット"0"
で挟むようになされる。一方、ワード内の先頭部分のビット5までは、ビット"1"の連続
とする。ビット"1"の5連続は、他の部分には生じないので、ビット"1"の5連続をユニークパターンとして同期検出に使用する。なお、この同期検出の方法は、一例であり、他の擬似ランダム系列を使用して、上述したビットデータと同様に検出する方法等、他の方法が可能である。
図11は、図7に示す再生側の構成における一部の構成を具体的に示す。A/Dコンバータ31によってディジタル信号に変換されたディジタル再生変調ウォブル信号が乗算器51において、sin波生成テーブル52からのsin信号(sin(2π2ft))と乗算される。乗
算器51およびテーブル52が演算器34を構成する。テーブル52に対してタイミング生成回路(図9参照)の69進カウンタ41からの1ウォブル周期内のタイミング信号T1が供給される。
1ウォブル周期内の積分器35は、加算器53とレジスタ54とによって構成される。加算器53の出力がレジスタ54にクロック信号cckに同期して取り込まれ、レジスタ54の出力が加算器53に帰還される。タイミング信号T1によって、1ウォブル周期内の積分値がレジスタ54から出力され、次段の演算器36に供給される。
演算器36は、56ビットのシフトレジスタ55と、符号系列発生器37と、シフトレジスタ55の並列出力と符号系列発生器37の並列出力とをEXNORする演算部56を有する。シフトレジスタ55の各レジスタに取り込まれる各チップの値は、順次シフトする。一方、符号系列発生器37から出力される符号系列は、上述した56チップの所定のデータである。さらに、演算部56の56個の出力を加算する加算部57が備えられ、加算部57の出力(すなわち、積分値)が比較器58に供給され、しきい値Thと比較される。
比較器58は、ウインドウコンパレータの構成を有し、正側および負側のしきい値と積分値とを比較することによって、比較出力59を発生する。比較出力59は、データの1ビットが"1"(+)、"0"(−)、または不定(?)であることを表すデータである。また、比較器58によって、ピークと対応するタイミング信号が出力され、上述したように、タイミング生成回路のタイミングの生成のために使用される。
比較出力59がレジスタ60に入力される。レジスタ60は、タイミング生成回路の56進カウンタ42から出力されるタイミング信号T2が供給され、ビットタイミング毎にビットデータを出力する。
図12は、ウォブル波形の各ウォブルの微小変調方法の他の例を示す。チップc(n)=1の場合では、基本ウォブル波形であるsin波形S10が図12Aに示し、下記の数式
で示すように変調され、変調波形S11およびS12が形成される。
S10=Asin{2πft}
S11=Asin{2π(f+d)t} 但し、0≦t≦1/(2f)
S12=Asin{2π((f−d)(t−1/(2f))+(f+d)(1/(2f))} 但し、1/(2f)<t≦1/f
チップc(n)=0の場合では、基本ウォブル波形であるsin波形S10が図12Bに
示し、下記の数式で示すように変調され、変調波形S13およびS14が形成される。
S13=Asin{2π(f−d)t} 但し、0≦t≦1/(2f)
S14=Asin{2π((f+d)(t−1/(2f))+(f−d)(1/(2f))} 但し、1/(2f)<t≦1/f
以上、この発明の一実施の形態について具体的に説明したが、この発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の一実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。また、カッティング装置の構成は、図1に示す構成以外のものが可能である。さらに、記録媒体は、円盤状に限らず、カード状であっても良い。
この発明の一実施の形態における記録装置の構成の一例を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態におけるデータ、アドレス情報、ビット系列、符号系列、チップ系列、変調ウォブル信号の一例を示す略線図である。 この発明の一実施の形態におけるデータ、アドレス情報、ビット系列、符号系列、チップ系列、変調ウォブル信号の一例を他の表現方法で示す略線図である。 この発明の一実施の形態における符号系列発生器の一例を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態における基本ウォブル波形、変調ウォブル信号、ウォブル周期内の積分値の一例を示す波形図である。 この発明の一実施の形態における基本ウォブル波形、変調ウォブル信号、ウォブル周期内の積分値の一例を示す波形図である。 この発明の一実施の形態における再生装置の構成の一例を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態における再生装置における処理を説明するための略線図である。 この発明の一実施の形態におけるタイミング生成回路の構成の一例を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態における同期検出を説明するための略線図である。 この発明の一実施の形態における再生装置の一部の具体的構成を示すブロック図である。 変調ウォブル信号の他の変調例の説明に用いる波形図である。 先に提案されているアドレスフォーマットの説明に用いる略線図である。
符号の説明
1・・・原盤
5・・・レーザ光源
6・・・AO偏向器
7・・・対物レンズ
8・・・ウォブル波形生成器
10・・・演算部
11・・・符号系列発生器
21・・・光ディスク
23・・・光学ヘッド
26・・・信号検出部
29・・・変調ウォブル信号
32・・・PLL
34,36・・・演算器
35・・・積分器

Claims (11)

  1. アドレス情報が予め記録され、記録されているアドレス情報の1ビットがウォブル波形の所定数の変調単位区間をそれぞれ変調した変調ウォブル信号によって表され、上記変調ウォブル信号に対応してグルーブが形成された記録媒体において、
    上記変調ウォブル信号は、
    上記アドレス情報の1ビットを所定数のチップが連続するチップ系列に変換する際に、上記1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、上記1ビットが第2の値の場合に、上記符号系列を反転しないようになされ、
    上記チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調することによって生成されるようにした記録媒体。
  2. 上記変調単位区間がsin波またはcos波の1周期であり、
    上記チップの値に応じて極性の異なる高調波信号を上記ウォブル波形に対して付加する請求項1に記載の記録媒体。
  3. 上記変調単位区間がsin波またはcos波の1周期であり、
    上記チップの値に応じてFM変調がなされた請求項1に記載の記録媒体。
  4. 上記符号系列が擬似ランダム系列である請求項1に記載の記録媒体。
  5. アドレス情報の1ビットがウォブル波形の所定数の変調単位区間をそれぞれ変調した変調ウォブル信号によって表され、上記変調ウォブル信号を記録媒体上に記録する記録方法において、
    上記アドレス情報の1ビットを所定数のチップが連続するチップ系列に変換する際に、上記1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、上記1ビットが第2の値の場合に、上記符号系列を反転しないようになされ、
    上記チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調することによって上記変調ウォブル信号を生成するようにした記録方法。
  6. 上記変調単位区間がsin波またはcos波の1周期であり、
    上記チップの値に応じて極性の異なる高調波信号を上記ウォブル波形に対して付加する請求項5に記載の記録方法。
  7. 上記変調単位区間がsin波またはcos波の1周期であり、
    上記チップの値に応じてFM変調がなされる請求項5に記載の記録方法。
  8. 上記符号系列が擬似ランダム系列である請求項5に記載の記録方法。
  9. アドレス情報の1ビットがウォブル波形の所定数の変調単位区間をそれぞれ変調した変調ウォブル信号によって表され、上記変調ウォブル信号を記録媒体上に記録する記録装置において、
    上記1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、上記1ビットが第2の値の場合に、上記符号系列を反転しないように、上記アドレス情報の1ビットを所定数のチップが連続するチップ系列に変換する演算手段と、
    上記チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調することによって上記変調ウォブル信号を生成するウォブル波形生成手段と
    からなる記録装置。
  10. アドレス情報の1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、上記1ビットが第2の値の場合に、上記符号系列を反転しないように、上記アドレス情報の1ビットが所定数のチップが連続するチップ系列に変換し、上記チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調し、アドレス情報の1ビットが変調ウォブル信号の所定数の変調単位区間によって記録された記録媒体を再生する再生方法において、
    記録媒体から上記変調ウォブル信号を再生し、
    再生された上記変調ウォブル信号から上記チップ系列を生成し、
    上記チップ系列と上記符号系列とを演算し、演算結果から上記アドレス情報の1ビットを表す所定数の上記変調単位区間の区切りと、上記アドレス情報の1ビットとを判別し、
    上記変調単位区間の区切りによってタイミング生成を初期化する再生方法。
  11. アドレス情報の1ビットが第1の値の場合に、符号系列を反転し、上記1ビットが第2の値の場合に、上記符号系列を反転しないように、上記アドレス情報の1ビットが所定数のチップが連続するチップ系列に変換し、上記チップ系列の各チップの値に応じて変調単位区間のウォブル波形を変調し、アドレス情報の1ビットが変調ウォブル信号の所定数の変調単位区間によって記録された記録媒体を再生する再生装置において、
    記録媒体から上記変調ウォブル信号を再生する再生手段と、
    再生された上記変調ウォブル信号から上記チップ系列を生成するチップ系列生成手段と、
    上記チップ系列と上記符号系列とを演算し、演算結果から上記アドレス情報の1ビットを表す所定数の上記変調単位区間の区切りと、上記アドレス情報の1ビットとを判別する演算手段と、
    上記変調単位区間の区切りによって初期化されるタイミング生成手段と
    を備える再生装置。
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