JP2003085890A - 情報記録方法および情報記録媒体 - Google Patents

情報記録方法および情報記録媒体

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JP2003085890A
JP2003085890A JP2001275992A JP2001275992A JP2003085890A JP 2003085890 A JP2003085890 A JP 2003085890A JP 2001275992 A JP2001275992 A JP 2001275992A JP 2001275992 A JP2001275992 A JP 2001275992A JP 2003085890 A JP2003085890 A JP 2003085890A
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recording medium
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JP2001275992A
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Hiroki Kuribayashi
祐基 栗林
Takamaro Yanagisawa
琢麿 柳澤
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Pioneer Electronic Corp
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    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接トラック間のアドレス情報の相関を低減
して、隣接するトラック間のクロストークによる記録ク
ロックへの影響を低減し、さらに、ウォブル信号のクロ
ストークキャンセラへの適用が可能であり、アドレス情
報を正しく再生することが可能な情報記録方法および光
学式情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 記録データに含まれる第1のデータ列お
よび第2のデータ列の間の相関を制御しつつ記録データ
を記録する情報記録方法であって、第1のデータ列およ
び第2のデータ列の間の相関を低減するような第1のデ
ータ列の反転/非反転を選択する手順と、選択された反
転/非反転の極性に従って第1のデータ列を記録すると
ともに、第1のデータ列について選択された反転/非反
転を示す制御コードを記録する手順とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録データの相関
を小さくすることでクロストークの影響を抑制すること
ができる情報記録方法および情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、CDやDVDに代表される光ディ
スクが実用化されている。近年、再生専用の記録媒体で
あるCD−DA(CD-Digital Audio)等のほかに、1回
に限りデジタルデータを記録可能としたCD−R(CD-R
ecordable)やデジタルデータを複数回、書換え可能と
したCD−RW(CD-ReWritable)等も実用化されてい
る。
【0003】光ディスクの記録時、再生時には光ディス
クを所定の速度で回転させる必要があり、再生専用の記
録媒体の場合には、再生時にデジタルデータの再生周波
数に回転速度を同期させることにより、所定の回転速度
を得ることができる。一方、CD−RやCD−RWのよ
うに記録可能な記録媒体の場合、初期状態ではトラック
にデジタルデータが記録されておらず、同様な方法を用
いて回転速度の制御ができない。このため、記録可能な
記録媒体では、アドレス情報に対応してトラック(グル
ーブトラック)がウォブリングされており、トラックか
ら読み取られるウォブル信号に基づいて回転速度の制御
を行うとともに、トラックのアドレスを認識するように
している。
【0004】現在、実用化されているウォブリングによ
るアドレス情報の記録方式としては、FM変調したウォ
ブル信号をトラックに記録する方式が知られている。ま
た、特開平10−69646号公報には、ウォブル信号
を位相変調することにより、トラックにアドレス情報を
記録する方式が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光ディスクに
対してはさらなる記録密度の向上が要求されている。そ
して、光ディスクの記録密度を高めようとする場合に
は、螺旋状に形成されたトラックの間隔(光ディスクの
半径方向の間隔)が必然的に小さくならざるを得ないた
め、レーザビームのスポット径を所定のトラックが形成
された領域に完全に絞り込むことが困難となり、隣接す
るトラックからのクロストークが発生するという問題が
ある。
【0006】図22は、ウォブル信号に対する隣接する
トラックからのクロストークの影響を示す図であり、図
22(a)は隣接するトラックのウォブルが同位相の場
合を、図22(b)は隣接するトラックのウォブルが逆
位相の場合を、図22(c)は隣接するトラックのウォ
ブルが90度遅れの場合を、図22(d)は隣接するト
ラックのウォブルが90度進みの場合を、それぞれ示し
ている。なお、図22(a)〜図22(d)では、トラ
ックn+1として示される中央のトラックのウォブル信
号に対する、両隣のトラック(トラックnおよびトラッ
クn+2)の影響を示している。
【0007】そして、このようなクロストークの影響に
より、ウォブル信号からPLL(フェーズ・ロックト・
ループ)によって生成される記録クロックのジッタが増
加するという問題がある。ウォブル信号は、ディスクの
回転制御に用いられるだけでなく、データをディスクに
記録する際の時間的な基準となるクロック(記録クロッ
ク)をPLLによって生成するためにも用いられる。こ
のため、例えば、図22(c)あるいは図22(d)に
示すように、クロストークの影響によりウォブル信号が
時間軸方向に変動すると、記録クロックのジッタを招く
おそれがある。
【0008】また、ウォブル信号のクロストークをキャ
ンセルする方式が提案されている。この方式は、再生す
るトラックのウォブル信号と、それに隣接するトラック
のウォブル信号の相関に基づいてクロストークを検出す
るものである。ここでは、クロストークを検出するため
にウォブル信号の相関が最小になるように制御してい
る。アドレスは一般に順次インクリメントする通し番号
が付与されるため、隣接するトラックのアドレス間には
強い相関がある。そして、アドレス情報に基づいて変調
して記録されたトラックのウォブル信号にも当然強い相
関が発生する。上記の方式においては、アドレス間の相
関が強いと正しくクロストークを検出することができな
い。したがって、アドレスデータが正しく再生できなく
なる。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するために為
されたものであって、その目的は、隣接トラック間のア
ドレス情報の相関を低減して、隣接するトラック間のク
ロストークによる記録クロックへの影響を低減し、さら
に、ウォブル信号のクロストークキャンセラへの適用が
可能であり、アドレス情報を正しく再生することが可能
な情報記録方法および光学式記録媒体を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録方法
は、記録データに含まれる第1のデータ列および第2の
データ列の間の相関を制御しつつ記録データを記録する
情報記録方法であって、第1のデータおよび第2のデー
タの間の相関を低減するような第1のデータの反転/非
反転を選択する手順と、選択された反転/非反転の極性
に従って第1のデータ列を記録するとともに、第1のデ
ータ列について選択された反転/非反転を示す制御コー
ドを記録する手順とを備えることを特徴とする。
【0011】この情報記録方法によれば、第1のデータ
列および第2のデータ列の間の相関を低減するような第
1のデータの反転/非反転を選択して記録するので、第
1のデータ列および第2のデータ列の間の相関を低減で
きる。また、第1のデータ列について選択された反転/
非反転を示す制御コードを記録するので、第1のデータ
列を正しく復元できる。
【0012】記録データはディスク状記録媒体のトラッ
クに順次記録され、第1のデータ列および第2のデータ
列は互いに隣接するトラックに記録されてもよい。
【0013】この場合には、互いに隣接するトラックに
記録された第1のデータ列および第2のデータ列の間の
相関が低減されているので、正確なトラッキング信号を
得ることができる。
【0014】第1のデータ列には制御コードが含まれ、
第1のデータ列の反転/非反転を選択する手順では、制
御コードが含まれた前記第1のデータ列と、第2のデー
タ列との間の相関を低減するような第1のデータ列の反
転/非反転を選択してもよい。
【0015】この場合には、制御コードと第1のデータ
列とが含まれた最終的な記録データについて相関が低減
されるため、第1のデータ列の反転/非反転の選択が最
適な条件で実行される。
【0016】選択された反転/非反転に従った第1のデ
ータ列の先頭に制御コードを付加する手順と、制御コー
ドを付加する手順により生成されたデータにNRZI変
換を施す手順と、を備え、第1のデータ列および制御コ
ードを記録する手順では、NRZI変換後のデータを記
録してもよい。
【0017】この場合には、所定の制御コードを先頭に
付加した第1のデータ列に対してNRZI変換を施すだ
けで、記録時において制御コードに応じて第1のデータ
列の反転/非反転を制御することができる。
【0018】第1のデータ列および第2のデータ列は第
1のデータ列および第2のデータ列が記録される記録媒
体のアドレス情報であってもよい。
【0019】この場合には、アドレス情報を正しく読み
取ることができる。
【0020】本発明の情報記録方法は、記録媒体のアド
レス情報をスクランブルして記録する記録方法であっ
て、アドレス情報に基づいてスクランブルのキー情報を
生成する手順と、キー情報に基づいて複数の互いに異な
るスクランブル方法を選択してアドレス情報をスクラン
ブルする手順と、キー情報およびスクランブルしたアド
レス情報を記録媒体に記録する手順とを備えることを特
徴とする。
【0021】この情報記録方法によれば、キー情報に基
づいて複数の互いに異なるスクランブル方法を選択して
アドレス情報をスクランブルし、キー情報およびスクラ
ンブルしたアドレス情報を記録媒体に記録するので、例
えば、互いに隣接するトラック間におけるスクランブル
方法を異なるものとして、隣接するトラック間のアドレ
ス情報の相関を小さくできるので、ウォブル信号等のア
ドレス情報に対するクロストークの影響を抑制できる。
このため、例えば、記録クロックのジッタを低減できる
とともにアドレス情報を正確に再生できる。
【0022】スクランブルする手順では、アドレス情報
の上位データのみをスクランブルし、アドレス情報の下
位データはスクランブルしないで、この下位データをキ
ー情報として用いてもよい。
【0023】この場合には、アドレス情報に含まれるデ
ータ列間の相関に大きな影響を与えるアドレス情報の上
位のみをスクランブルするので、効率的にデータ列間の
相関を低減できる。また、データ列間の相関に大きな影
響を与えないアドレスデータの下位データをキー情報と
して有効に利用し、上位データを復元できる。
【0024】スクランブルしたアドレス情報の上位デー
タおよびキー情報としてのアドレス情報の下位データを
インターリーブする手順と、インターリーブにより生成
されたデータを変調する手順と、を備え、変調後のデー
タを記録媒体に記録してもよい。
【0025】この場合には、アドレス情報の下位データ
の相関も低減できるため、アドレス情報全体の相関をさ
らに低減できる。
【0026】データを変調する手順では、NRZI変換
を実行してもよい。
【0027】この場合には、アドレス情報の下位データ
の周辺のデータの値に応じて、アドレス情報の下位デー
タの値が変化するため、効果的に下位データの相関を低
減できる。
【0028】データを変調する手順では、NRZ変換を
実行してもよい。
【0029】この場合には、アドレス情報の下位データ
の周辺のデータの値に応じて、アドレス情報の下位デー
タの値が変化するため、効果的に下位データの相関を低
減できる。
【0030】本発明の情報記録媒体は、記録データに含
まれる第1のデータ列および第2のデータ列の間の相関
を制御しつつ記録データが記録される情報記録媒体であ
って、第1のデータおよび第2のデータの間の相関を低
減するような第1のデータの反転/非反転が選択され、
選択された反転/非反転の極性に従って第1のデータ列
が記録されるとともに、第1のデータ列について選択さ
れた反転/非反転を示す制御コードが記録されたことを
特徴とする。
【0031】この情報記録媒体によれば、第1のデータ
列および第2のデータ列の間の相関を低減するような第
1のデータの反転/非反転を選択して記録するので、第
1のデータ列および第2のデータ列の間の相関を低減で
きる。また、第1のデータ列について選択された反転/
非反転を示す制御コードを記録するので、第1のデータ
列を正しく復元できる。
【0032】第1のデータ列には制御コードが含まれ、
第1のデータ列の反転/非反転を選択する際には、制御
コードが含まれた第1のデータ列と、第2のデータ列と
の間の相関を低減するような第1のデータ列の反転/非
反転を選択してもよい。
【0033】この場合には、制御コードと第1のデータ
列とが含まれた最終的な記録データについて相関が低減
されるため、第1のデータ列の反転/非反転の選択が最
適な条件で実行される。
【0034】選択された反転/非反転に従った第1のデ
ータ列の先頭に制御コードが付加され、制御コードを付
加する手順により生成されたデータにNRZI変換を施
し、第1のデータ列および制御コードを記録する際に
は、NRZI変換後のデータを記録してもよい。
【0035】この場合には、所定の制御コードを先頭に
付加した第1のデータ列に対してNRZI変換を施すだ
けで、記録時において制御コードに応じて第1のデータ
列の反転/非反転を制御することができる。
【0036】第1のデータ列および第2のデータ列は第
1のデータ列および第2のデータ列が記録される情報記
録媒体のアドレス情報であってもよい。
【0037】この場合には、アドレス情報を正しく読み
取ることができる。
【0038】本発明の情報記録媒体は、情報記録媒体の
アドレス情報がスクランブルされ、スクランブルしたア
ドレス情報が情報記録媒体に記録され、スクランブルす
る際には、アドレス情報の上位データのみをスクランブ
ルすることを特徴とする。
【0039】この情報記録方法によれば、アドレス情報
に含まれるデータ列間の相関に大きな影響を与えるアド
レス情報の上位のみをスクランブルするので、効率的に
データ列間の相関を低減できる。
【0040】スクランブルの対象とならないアドレス情
報の下位データが上位データのスクランブルのキー情報
として情報記録媒体に記録されてもよい。
【0041】この場合には、アドレス情報に含まれるデ
ータ列間の相関を効果的に低減しつつ、下位データをキ
ー情報として使用することで上位データを復元できる。
【0042】スクランブルしたアドレス情報の上位デー
タおよびキー情報としてのアドレス情報の下位データが
インターリーブされ、インターリーブにより生成された
データが変調され、変調後のデータが情報記録媒体に記
録されていてもよい。
【0043】この場合には、アドレス情報の下位データ
の相関も低減できるため、アドレス情報全体の相関をさ
らに低減できる。
【0044】データを変調する際には、NRZI変換を
実行してもよい。
【0045】この場合には、アドレス情報の下位データ
の周辺のデータの値に応じて、アドレス情報の下位デー
タの値が変化するため、効果的に下位データの相関を低
減できる。
【0046】データを変調する際には、NRZ変換を実
行してもよい。
【0047】この場合には、アドレス情報の下位データ
の周辺のデータの値に応じて、アドレス情報の下位デー
タの値が変化するため、効果的に下位データの相関を低
減できる。
【0048】本発明の情報記録媒体は、情報記録媒体の
アドレス情報がスクランブルされ、スクランブル前の元
の前記アドレス情報に基づいてスクランブルのキー情報
が生成され、スクランブルした前記アドレス情報が情報
記録媒体に記録され、生成されたキー情報が情報記録媒
体に記録されたことを特徴とする。
【0049】この情報記録媒体によれば、記録媒体のア
ドレス情報をスクランブルするので、アドレス情報の相
関を低減できる。また、スクランブル前の元のアドレス
情報に基づいてスクランブルのキー情報を生成し記録す
るので、スクランブルされたアドレス情報を復元でき
る。
【0050】なお、本発明の理解を容易にするために添
付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それによ
り本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0051】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 以下、図1〜図5を参照して、本発明による情報記録方
法の第1の実施形態について説明する。
【0052】第1の実施形態の情報記録方法では、アド
レス情報のうち上位バイトをスクランブルして記録し、
下位バイトをスクランブルせず記録する。スクランブル
せずに記録した下位バイトをスクランブルのキー情報と
して使用する。
【0053】図1は、第1の実施形態の情報記録方法を
示す図である。図1に示すように、IDを4バイトのア
ドレス情報と、2バイトのパリティから構成する。スク
ランブル前のアドレス情報は、4バイトのデータA3、
A2、A1およびA0からなる。また、パリティは2バ
イトのデータP1およびP0からなる。
【0054】第1の実施形態では、アドレス情報の最下
位のデータA0はそのまま残し、他の上位データA3〜
A1をスクランブルする。データA0はスクランブルの
キー情報として使用する。
【0055】図1に示すように、アドレス情報に含まれ
る最下位のデータA0に基づいて、互いに異なるランダ
ムデータM3、M2およびM1を発生させる。そして、
データA3とランダムデータM3との排他的論理和をと
ることでデータB3を生成し、データA2とランダムデ
ータM2との排他的論理和をとることでデータB2を生
成し、データA1とランダムデータM1との排他的論理
和をとることでデータB1を生成する。
【0056】2バイトのパリティは、スクランブル後の
データB3〜B1およびスクランブルしていないデータ
A0に対して付与すれば、データB3〜B1がランダマ
イズされているので、2バイトのデータP1´およびP
0´からなるランダムなパリティが生成される。
【0057】なお、パリティをスクランブル後のアドレ
ス情報に対して付与する代わりに、スクランブル前のア
ドレス情報に対して付与したデータP1およびP0をス
クランブルすることでデータP1´およびP0´として
もよい。
【0058】アドレス情報のうち上位のバイトは頻繁に
変化しないため、そのまま記録すると隣接トラック間で
強い相関が発生する。しかし、第1の実施形態では、上
位のデータA3〜A1に対してスクランブルをかけて記
録しているため、隣接トラック間の相関を大幅に低減で
きる。
【0059】一方、アドレス情報のうち下位のバイトは
頻繁に変化するので、データA0は隣接トラック間で、
強い相関は発生しない。このため、アドレス情報の下位
のデータA0をスクランブルキー情報としてスクランブ
ルせず、そのまま記録しても、隣接トラック間に強い相
関が発生するおそれはない。
【0060】このように,第1の実施形態では、強い相
関を発生させる上位バイトをランダム化でき、かつ、強
い相関を発生させない下位バイトをスクランブルのキー
情報として使用することにより、再生時においてアドレ
ス情報のデスクランブルが可能となる。
【0061】なお、スクランブル後の信号をそのまま記
録してもよいし、例えば位相シフトキーイング等の方法
により変調して記録してもよい。
【0062】図2は第1の実施形態の情報記録方法の変
形例を示す図である。図2の例では、アドレス情報の下
位バイトをそのまま残してキー情報として使用するので
はなく、アドレス情報に基づいてスクランブルのキー情
報を生成し、そのキー情報をIDに付加する。
【0063】図2に示すように、この例では、アドレス
情報のデータA3〜A0に基づいてキー情報を生成し、
このキー情報に基づいてランダムデータM3〜M0を発
生させる。そして、アドレスA3とランダムデータM3
との排他的論理和をとることでデータB3を生成し、ア
ドレスA2とランダムデータM2との排他的論理和をと
ることでデータB2を生成し、アドレスA1とランダム
データM1との排他的論理和をとることでデータB1を
生成し、アドレスA0とランダムデータM0との排他的
論理和をとることでデータB0を生成する。
【0064】2バイトのパリティのデータP1およびP
0は、スクランブル後のデータB3〜B0に対して付与
してもよいし、スクランブル前のアドレスデータに対し
て付与されたデータP1およびP0をスクランブルする
ことで、データP1´およびP0´を生成してもよい。
【0065】なお、アドレス情報の下位バイトがキー情
報であると考えれば、図1の構成は図2の構成における
特別な場合であると解釈される。
【0066】図1および図2におけるランダムデータの
発生方法としては、一般的なM系列発生回路を用いるこ
とができる。図3はM系列発生方式を示す概念図であ
り、図3(a)は初期値切換方式を、図3(b)はフィ
ードバック切換方式を、それぞれ示している。また、図
4は初期値切換方式に対応するスクランブル回路の構成
を示すブロック図、図5はフィードバック切換方式に対
応するスクランブル回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0067】図3(a)に示すように、初期値切換方式
では、アドレス情報の下位バイトまたはスクランブルの
キー情報に基づいて初期値を発生させる。
【0068】図4に示すスクランブル回路は、初期値発
生回路201と、シフトレジスタ203及びEXOR回
路204からなるM系列発生回路202と、EXOR回
路205を含んで構成されている。図4に示すM系列発
生回路202は、15段(R0〜R14)のシフトレジ
スタ203を用いた構成例であり、各段から順次シフト
方向にビットをシフトするとともに、EXOR回路20
4がシフトレジスタ203の所定の段(図4ではR10
とR14)からの出力ビットの排他的論理和を取って初
段R0にフィードバックする。これにより、M系列発生
回路202は、215−1(ビット)の周期を持つランダ
ムデータであるM系列を発生する。
【0069】一方、初期値発生回路201は、ディスク
に対する記録位置情報に基づいて、上記のM系列の周期
中に現れる部分的系列を予め初期値として複数用意し、
この中からアドレス情報の下位バイトまたはキー情報に
基づいて選択された初期値をM系列発生回路202に対
し設定する。具体的には、アドレス情報の下位バイトま
たはキー情報と、初期値との間の変換テーブルを用意す
ればよい。なお、図2におけるキー情報として、初期値
そのものを使用してもよい。
【0070】このように初期値発生回路201によって
初期値を切り換える構成としたので、記録位置に応じて
異なるスクランブルを施すことができる。そして、EX
OR回路205では、シフトレジスタ203の所定の段
(図4ではR7)からの出力ビットとアドレス情報の排
他的論理和を取ることにより、アドレス情報にスクラン
ブルを施し、外部へのスクランブルデータとして出力す
る。
【0071】図3(b)に示すように、フィードバック
切換方式では、アドレス情報の下位バイトまたはスクラ
ンブルのキー情報に基づいてフィードバック回路を切換
える。
【0072】図5に示すM系列発生回路21は、14段
のシフトレジスタ101とフィードバックビットセレク
タ102とEXOR回路103a〜103cとを備え
る。ここでは、M系列発生回路21に設けたフィードバ
ック切り換え手段としてのフィードバックビットセレク
タ102の作用により、シフトレジスタ101の各段か
らの出力ビットの接続を切り換えて、複数の原始多項式
を選択的に設定可能な構成としている。
【0073】図5において、シフトレジスタ101は、
R0〜R13で示される14段の構成を有し、矢印にて示
すシフト方向(R0からR13に向かう方向)に順次デー
タをシフトして、所定の原始多項式に基づく出力ビット
(x0〜x13)を各段から出力する。フィードバックビ
ットセレクタ102は、13個の出力ビットを入力し、
アドレス情報の下位バイトまたはキー情報に基づき選択
された原始多項式の設定データに応じた接続関係を設定
し、3つの選択ビットs1、s2、s3を出力する。具
体的には、アドレス情報の下位バイトまたはキー情報
と、フィードバックビット位置との間の変換テーブルを
用意すればよい。なお、図2の場合には、キー情報とし
てフィードバックビット位置そのものを使用してもよ
い。
【0074】そして、EXOR回路103aは、シフト
レジスタ101のR13からの0次の出力ビット
(x0)と選択ビットs1との排他的論理和を取る。E
XOR回路103bは、EXOR回路103aからの出
力ビットと選択ビットs2との排他的論理和を取る。E
XOR回路103cは、EXOR回路103bからの出
力ビットと選択ビットs3との排他的論理和を取る。最
後に、EXOR回路103cからの出力ビット(x14
は、シフトレジスタ101の初段R0にフィードバック
される。
【0075】EXOR回路105では、シフトレジスタ
101の所定の段(図5ではR7)からの出力ビットと
アドレス情報の排他的論理和を取ることにより、アドレ
ス情報にスクランブルを施し、外部へのスクランブルデ
ータとして出力する。
【0076】−第2の実施形態− 以下、図6〜図9を参照して、本発明による情報記録方
法の第2の実施形態について説明する。
【0077】第2の実施形態の情報記録方法では、第1
の情報記録方法と同様、アドレス情報のうち上位ビット
をスクランブルし、下位バイトをスクランブルしない。
しかし、第2の実施形態では、スクランブルした上位バ
イトおよびスクランブルしていない下位バイトに対して
さらにインターリーブを施すことにより、隣接トラック
間の相関を低下させる。
【0078】図6は、第2の実施形態の情報記録方法を
示す図である。
【0079】第2の実施の形態では、第1の実施の形態
と同様、アドレス情報に含まれる最下位のデータA0に
基づいて、互いに異なるランダムデータM3、M2およ
びM1を発生させる。そして、アドレスA3とランダム
データM3との排他的論理和をとることでデータB3を
生成し、アドレスA2とランダムデータM2との排他的
論理和をとることでデータB2を生成し、アドレスA1
とランダムデータM1との排他的論理和をとることでデ
ータB1を生成する。なお、パリティの存在は任意であ
る。
【0080】次に、データB3〜B1およびデータA0
に対し、インターリーブを施す。図7はインターリーブ
の方法を示す図であり、図7(a)は全体図、図7
(b)は一部を示す図である。
【0081】図7(a)および図7(b)に示すよう
に、キー情報として残したアドレス情報の下位バイトの
データA0の各ビットを、例えばデータB3〜B1およ
びデータA0のビット4と、ビット0の位置に置き換え
(インターリーブ)する。各バイトのビット4およびビ
ット0の位置にあったデータは、データA0の所定のビ
ットの位置に置き換える。図6に示すように、インター
リーブにより、データB3〜B1およびA0はデータC
3〜C0に変換される。このようなインターリーブによ
り、スクランブルしていない、すなわち相関を発生させ
るデータA0の各ビットが、ランダム化された上位バイ
トの各ビットの間に配置される。
【0082】次に、データC3〜C0に対し、前/後の
ビットの1/0に依存して、変調後のデータが異なるよ
うな変調を施す。これにより、データA0の各ビットの
変調後のデータは、前/後ビットのランダム性により、
ランダマイズされる。したがって、A0の相関の影響を
なくすことができる。
【0083】例えば、NRZI変換は、データ1のとき
出力反転、データ0のとき非反転とする変換であり、同
じデータであっても直前の変換後ビットが1であるか0
であるかに応じて、変換結果が異なる。NRZI変換に
限らず、例えば、直前のビットとの排他的論理和をとる
変換であってもよい。
【0084】図8は変換のための論理回路等を示す図で
あり、図8(a)はNRZI変換のための論理回路、図
8(b)はNRZ変換のための論理回路を示す。図8
(c)は図8(a)および図8(b)の回路の真理値表
を示す図である。図9はNRZI変換における入出力デ
ータのタイムチャートである。図9は、C3のビットシ
ーケンスを変換する場合であって、A0(7)=A0
(6)=0とした場合を示す。
【0085】図8(a)〜(c)に示すように、NRZ
I変換およびNRZ変換では、直前のビット(1ビット
前の出力または1ビット前の入力)が0のときは、出力
ビットと入力ビットが等しくなる。また、直前のビット
が1の場合には、出力ビットが入力ビットに対して反転
する。
【0086】例えば、図9におけるC3(5)のビット
が変化すると、C3(4)の位置に置き換えられたA0
(7)は0から1に変化する。また、この変化に連鎖し
て、例えば、C3(0)の位置に置き換えられたA0
(6)は1から0に変化する。このように、周辺ビット
の変化により、同じデータであっても変換後の値(0/
1)が変化する。したがって、上記のような変換によ
り、データA0はランダム化される。
【0087】なお、スクランブル後の信号をそのまま記
録してもよいし、例えば位相シフトキーイング等の方法
により変調して記録してもよい。
【0088】−第3の実施形態− 以下、図10〜図19を参照して、本発明による情報記
録方法の第3の実施形態について説明する。
【0089】以下の説明では、2つのデータ列の相関
を、「(一致しているビット数)−(不一致ビット
数)」と定義する。なお、この定義は通常の相関の定義
とは異なるものであるが、説明の便宜上、ここではこの
ような定義を用いる。例えば、互いに同一のデータ列の
相関は、すべてのビットが一致するので、正の大きい相
関があるものとする。(一致しているビット数)=(不
一致ビット数)のとき、相関は0であり、このようなデ
ータ列間の相関はない。すべてのビットが不一致のと
き、これは単にデータ列を反転したものであって、負の
大きな相関がある、と考えられる。
【0090】2つのデータ列の一方を反転させると、一
致していたビットは不一致ビットに、不一致ビットは一
致するビットに、それぞれ入れ替わるので、上記定義に
より、データ列の相関の極性を反転させることができ
る。
【0091】図10は第3の実施形態におけるアドレス
データの記録過程を示す図である。図1に示すように、
発生されたアドレスデータにスクランブルをかけた後、
パリティを付加する。さらに、データを符号化し、1ト
ラック前のデータとの比較を行うことで、相関を低くす
るようにデータを反転する相関制御を実行する。相関制
御の詳細については後述する。さらに、相関制御したデ
ータをそのまま記録してもよいし、例えば位相シフトキ
ーイング等の方法により変調して記録してもよい。
【0092】図10に示すように、アドレスデータの発
生、スクランブル、パリティ付加および符号化はアドレ
スエンコーダ11において実行することができる。符号
化と相関制御の順序は入れ替えてもよい。
【0093】なお、図10に示すパリティの付加は、エ
ラー検出用、またはエラー訂正用の符号(パリティ)を
付加することを意味する。
【0094】次に、相関制御について説明する。記録デ
ータの反転/非反転を制御することにより、上記の相関
の極性がコントロールできる。したがって、反転/非反
転を適切に選択すれば、相関を小さくすることができ
る。しかし、単に記録データを反転させるだけでは、元
のデータに戻す(復号する)ことができなくなるので、
記録データ(ID)の他に、記録データの反転/非反転
を示す制御コードを付加する必要がある。
【0095】図11は、アドレス情報のデータの間に、
制御コードを挿入する例を示している。図11(a)は
元のアドレス情報を示し、図11(b)は制御コードを
挿入した状態を示している。
【0096】図12は相関制御の手順の一例を示してい
る。この例では、NRZI変換の性質を利用している。
NRZI変換してから記録する場合、入力データ列に
「1」を挿入した場合には、以降の記録データは反転
し、入力データ列に「0」を挿入した場合には、反転し
ないという性質がある。この性質を利用すると、入力デ
ータ列に相関制御コードとして、ある間隔で1ビットの
データを挿入することにより、出力(記録データ)列の
反転/非反転を制御することができる。すなわち、一定
区間、記録データを反転する場合には、その区間の反転
/非反転を示す制御コード(その区間の先頭に付される
制御コード)を「1」とする。また、一定区間、記録デ
ータを反転しない場合には、その区間の反転/非反転を
示す制御コード(その区間の先頭に付される制御コー
ド)を「0」とする。
【0097】再生時には、制御コードを読取ることによ
り、その制御コードに対応する区間のデータが反転され
て記録されているか否かが判別できるため、NRZI変
換前のデータが正しく復号できる。
【0098】所定の区間、記録データを反転するか否か
は、反転して記録する場合と、反転しないで記録する場
合との両方について、1トラック前に記録したデータと
の相関を計算して決定することができる。すなわち、制
御コードを0(非反転)としてNRZI変換して記録し
た場合、および制御コードを1(反転)としてNRZI
変換して記録した場合の双方について、次の制御コード
の直前までのデータと、それらのデータの1トラック前
に記録されたデータとの間の相関をそれぞれ計算し、相
関の絶対値が小さくなる方の制御コードを選択して、入
力データ列に挿入する。制御コードを選択するアルゴリ
ズムの例については後述する。
【0099】図13は相関制御の効果を示す図であり、
図13(a)は相関制御を実行しない場合を、図13
(b)は相関制御を実行する場合を、それぞれ示す。図
13(a)では、各区間内の相関が蓄積されて、相関の
積算の絶対値が増加していく。これに対して、図13
(b)では、相関の積算値が小さくなるような制御コー
ドを選択し続けることにより、相関の積算値の絶対値が
増大していくことがない。
【0100】相関制御の一例として、NRZI変換の性
質を利用する方法について説明したが、記録データの
反転/非反転を制御でき、記録データが反転されても
元のデータを復元可能、であれば、どのような制御コー
ドを挿入してもよい。
【0101】例えば、単純に所定区間ごとにデータを反
転/非反転して記録するとともに、各区間の反転/非反
転を示すビットを制御コードとして挿入してもよい。反
転を示す制御コードを「1」とし、非反転を示す制御コ
ードを「0」とすれば、復号時に読取られた制御コード
が「1」であれば、所定区間のデータを反転すること
で、データが正しく復号できる。
【0102】他の例として、1ビットのデータを2ビッ
トのデータに変換するRLL符号を用いて変調して、N
RZI変換する方法がある。例えば、元データが「0」
の場合、変換データは「10」となり、元データが
「1」の場合、変換データは「11」となるような変換
をすると、1Tおよび2Tしか出なくなり、DC成分が
なくなる。
【0103】図14は、この場合の記録手順を示してい
る。図14に示すようにIDデータに制御コードをデー
タ列に挿入した後、1ビットを2ビットに変換する符号
化を実行する。次に、NRZI変換を行い、記録する。
制御データとして元データ「0」を挿入した場合、符号
化により「10」に変換される。この場合には、NRZ
I変換により反転+非反転=反転となる。制御データと
して元データ「1」を挿入した場合、符号化により「1
1」に変換される。この場合には、NRZI変換により
反転+反転=非反転となる。したがって、符号化前のデ
ータに制御コードを挿入することにより、反転/非反転
の制御を行うことができる。
【0104】符号化前のデータに「0」/「1」の制御
コードを挿入する代わりに、符号化後のデータに、「1
0」/「11」の制御コードを挿入することは完全に等
価である。図15は、符号化後のデータに制御コードを
付加する場合の手順を示している。この場合、図15に
示すように、IDデータの符号化を実行した後、データ
に「10」/「11」の制御コードを挿入している。次
にNRZI変換し、記録する。
【0105】以上の方法は例示であり、記録データの反
転/非反転を実行する方法は任意に選択できる。本発明
の情報記録方法においては、制御コードの種類や、制御
コードを挿入する段階について限定されることはない。
また、NRZI変換を用いてデータを記録するか否か、
記録データについて符号化を行うか否かについて限定さ
れることはない。
【0106】次に、図16および図17を用いて、制御
コードを選択するためのアルゴリズムについて説明す
る。図16は、制御コードを選択する手順を示すフロー
チャート、図17は制御コードの選択方法を示す図であ
る。
【0107】図16のステップS1では、相関の積算値
を0にリセットする。次に、ステップS2では、非反転
の制御コードを選択したと仮定した場合における、次の
制御コードまでの区間の相関C1を計算する。次に、ス
テップS3では、反転の制御コードを選択したと仮定し
た場合における、次の制御コードまでの区間の相関C2
を計算する。
【0108】図17に示すように、上記ステップS2お
よびステップS3では、反転/非反転を決定しようとし
ている制御コードの先頭から、次の制御コードの先頭ま
での区間のデータと、隣接する前のトラックのデータと
の間の相関を計算する。相関の積算値(SUM)は、反
転/非反転を決定しようとしている制御コードの先頭ま
での相関の積算値である。
【0109】次にステップS4では、積算値(SUM)
にC1を加算した値の絶対値と、積算値(SUM)にC
2を加算した値の絶対値との間の大小を判断し、後者が
大きいと判断されればステップS5へ進み、前者が大き
いと判断されれば、ステップS7へ進む。
【0110】ステップS5では、制御コードを非反転に
セットする。次に、ステップS6では、積算値(SU
M)に相関C1を加算してステップS9へ進む。
【0111】一方、ステップS7では、制御コードを反
転にセットする。次に、ステップS8では、積算値(S
UM)に相関C2を加算してステップS9へ進む。
【0112】ステップS9では、反転/非反転の選択の
対象となる制御コードを次の制御コードに切換えて、ス
テップS2へ戻る。以降、ステップS2〜ステップS9
の処理が繰り返されることにより、各区間の制御コード
が順次、選択される。
【0113】図18は、2つのランダム系列(M系列)
を1ビット−2ビット変換(符号化)した後のデータの
相関の積算値を示す図であり、図18(a)は相関制御
を行わない場合を、図18(b)は相関制御を実行した
場合をそれぞれ示す。図18(b)では、2バイト(1
6ビット)ごとに、1ビットの制御コードを挿入してか
ら符号化している。
【0114】図18(a)に示すように、制御コードを
挿入しない場合には、相関の積算値はビット数の増加と
ともに増加する。すなわち、例えランダム系列(M系
列)を用いてスクランブルしたとしても、ある程度は相
関は発生する。
【0115】これに対して、図18(b)に示すよう
に、制御コードを挿入した場合には、ビット数が増加し
ても相関の積算値は増加しない。このように、制御コー
ドの挿入により相関制御を実行することによって、相関
を効果的に低減できることがわかる。
【0116】次に、互いに隣接する3つのトラック間の
相関について説明する。図19は互いに隣接する3つの
トラックの相関を示す図である。
【0117】上記の相関制御では、図19における第2
のトラックを記録するときは、1トラック前のトラック
に相当する第1のトラックに記録したデータと、第2の
トラックに記録しようとしているデータとの相関が最小
となるように、第2のトラックの記録データの制御コー
ドを制御している。したがって、第1のトラックと第2
のトラックとの間の相関は低減される。
【0118】また、第3のトラックを記録するときは、
1トラック前のトラックに相当する第2のトラックに記
録したデータと、第3のトラックに記録しようとしてい
るデータとの相関が最小となるように、第3のトラック
の記録データの制御コードを制御している。したがっ
て、第2のトラックと第3のトラックとの間の相関は低
減される。
【0119】このように、第2のトラックの記録信号
は、隣接する第1のトラックおよび第3のトラックの記
録信号との相関が低減されている。隣接するトラック間
の相関が強いと、クロストークキャンセルのために再生
しているトラックの信号からクロストーク成分を抽出す
るのが困難となる。すなわち、再生しているトラック自
体の信号と、クロストーク成分の見分けがつかなくな
る。この点については、上記の相関制御によって隣接す
るトラック間の相関が低減されるため、問題がなくな
る。
【0120】しかし、この方法では、第1のトラック
と、第3のトラックとの間の相関については低減されな
い。例えば、第1のトラックの信号と第3のトラックの
信号が同じであると、クロストーク成分の抽出はできる
ものの、どちらのトラックからのクロストークであるか
は判断できなくなる。したがって、各トラックの信号は
あらかじめスクランブル等によって、相関が低減されて
いることが望ましい。そのうえで、上記の相関制御を実
行すれば、再生中のトラックの信号と、そのトラックに
隣接する両側のトラックの信号との相関がより低減され
る。
【0121】−情報記録媒体−図20は、本発明の情報
記録方法が適用される情報記録媒体としての光学式ディ
スク5のトラック構成を示す図である。ディスク5に
は、内周側から外周側にかけてスパイラル状にトラック
が形成されている。図20においては、ディスク5のト
ラックに対し、内周側から1周ごとにトラック番号(図
20では、3つのトラックをトラックn,トラックn+
1,トラックn+2・・・として示す)を付している例
を示している。
【0122】図20に示すディスク5に、本発明の情報
記録方法を適用して情報を記録することができる。この
場合、各トラックに対して異なるスクランブルを施すこ
とにより、上記のように隣接するトラック間のアドレス
情報の相関が低減され、クロストークの影響を抑制でき
る。隣接するトラック間でスクランブル方法が同一とな
らないように、スクランブル方法をトラック一周分より
も短い間隔で切り換えることが望ましい。
【0123】図21は、図20に示すようなスパイラル
状のトラックを直線状に展開して示した図であり、トラ
ック一周あたり8個のアドレスを記録した場合を示して
いる。図21における数字(0〜31)は各トラックの
下位データを示す。図21に示すディスクでは、隣接す
る3トラック内において下位データが一致することはな
い。このため、上記実施形態に示したように、下位デー
タに対応して互いに異なるスクランブル方法を選択する
と、隣接する3トラックでスクランブルの方法が異なる
結果となり、隣接するトラック間の相関が低減される。
このように、少なくともトラック2周分の区間で同一の
スクランブル方法が現れないように、順次スクランブル
方法を切り換えることにより、隣接トラック間の相関を
低減できる。
【0124】このように、ディスク5には、スクランブ
ル処理によってアドレス情報をランダム化し、隣接する
トラックとの相関を低減してから、ウォブル信号をフェ
ーズ・シフト変調(PSK変調)、あるいは周波数変調
(FSK変調)することで、アドレス情報を記録するこ
とができる。この場合、図22(a)〜図22(d)に
示したS/Nが悪い状態自体を解消することはできない
が、図22(a)〜図22(d)の状態が短い時間間隔
で交互に現れることになるので、個々の状態が長時間継
続することがなくなる。PLLはその制御帯域(通常、
1kHz程度)よりも速い変化には追従しないので、記
録クロックの生成については、実質的に図22(a)〜
図22(d)の各状態を平均した状態、つまりクロスト
ークがない状態での動作と等価となる。したがって、ク
ロストークによる記録クロックへの影響を軽減できる。
また、隣接するトラック間のデータの相関を低減するこ
とにより、クロストークを正しく検出できるようになる
ため、クロストークをキャンセルすることでアドレスデ
ータの再生が正しくできるようになる。ここでいうクロ
ストークのキャンセルは、隣接するトラックのウォブル
信号を加算、または減算することにより、隣接するトラ
ックからのクロストークの影響を低減するものである。
【0125】なお、本発明の情報記録方法または情報記
録媒体において、スクランブル後の信号をそのまま情報
記録媒体に記録してもよいし、例えば、スクランブル後
の信号に対してフェーズシフト変調等の変調を施した
後、その変調信号を情報記録媒体に記録してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の情報記録方法を示す図。
【図2】第1の実施形態の情報記録方法の変形例を示す
図。
【図3】M系列発生方式を示す概念図であり、(a)は
初期値切換方式を示す図、(b)はフィードバック切換
方式を示す図。
【図4】初期値切換方式に対応するスクランブル回路の
構成を示すブロック図。
【図5】フィードバック切換方式に対応するスクランブ
ル回路の構成を示すブロック図。
【図6】第2の実施形態の情報記録方法を示す図。
【図7】インターリーブの方法を示す図であり、(a)
は全体図、(b)は一部を示す図。
【図8】変換のための論理回路等を示す図であり、
(a)はNRZI変換のための論理回路図、(b)はN
RZ変換のための論理回路図、(c)は(a)および
(b)の回路の真理値表を示す図。
【図9】NRZI変換における入出力データのタイムチ
ャート。
【図10】第3の実施形態におけるアドレスデータの記
録過程を示す図。
【図11】アドレス情報のデータの間に、制御コードを
挿入する例を示す図であり、(a)は元のアドレス情報
を示す図、(b)は制御コードを挿入した状態を示す
図。
【図12】相関制御の手順の一例を示す図。
【図13】相関制御の効果を示す図であり、(a)は相
関制御を実行しない場合を示す図、(b)は相関制御を
実行する場合を示す図。
【図14】記録手順を示す図。
【図15】符号化後のデータに制御コードを付加する場
合の手順を示す図。
【図16】制御コードを選択する手順を示すフローチャ
ート。
【図17】制御コードの選択方法を示す図。
【図18】2つのランダム系列(M系列)を1ビット−
2ビット変換(符号化)した後のデータの相関の積算値
を示す図であり、(a)は係数制御を行わない場合を示
す図、(b)は係数制御を実行した場合を示す図。
【図19】互いに隣接する3つのトラックの相関を示す
図。
【図20】本発明の情報記録方法が適用される記録媒体
としての光学式ディスクのトラック構成を示す図。
【図21】スパイラル状のトラックを直線状に展開して
示した図。
【図22】ウォブル信号に対する隣接するトラックから
のクロストークの影響を示す図であり、(a)は隣接す
るトラックのウォブルが同位相の場合を、(b)は隣接
するトラックのウォブルが逆位相の場合を、(c)は隣
接するトラックのウォブルが90度遅れの場合を、
(d)は隣接するトラックのウォブルが90度進みの場
合を、それぞれ示す図。
【符号の説明】
5 光学式ディスク(情報記録媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC02 CC04 DE38 DE43 EF05 GL13 GL18 5D090 AA01 CC01 CC14 FF45 GG03 GG28 GG33

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録データに含まれる第1のデータ列お
    よび第2のデータ列の間の相関を制御しつつ前記記録デ
    ータを記録する情報記録方法であって、 前記第1のデータ列および前記第2のデータ列の間の相
    関を低減するような前記第1のデータ列の反転/非反転
    を選択する手順と、 前記選択された反転/非反転の極性に従って前記第1の
    データ列を記録するとともに、前記第1のデータ列につ
    いて選択された反転/非反転を示す制御コードを記録す
    る手順とを備えることを特徴とする情報記録方法。
  2. 【請求項2】 前記記録データはディスク状記録媒体の
    トラックに順次記録され、前記第1のデータ列および前
    記第2のデータ列は互いに隣接するトラックに記録され
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報記録方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のデータ列には前記制御コード
    が含まれ、前記第1のデータ列の反転/非反転を選択す
    る手順では、前記制御コードが含まれた前記第1のデー
    タ列と、第2のデータ列との間の相関を低減するような
    前記第1のデータ列の反転/非反転を選択することを特
    徴とする請求項1または2に記載の情報記録方法。
  4. 【請求項4】 選択された反転/非反転に従った前記第
    1のデータ列の先頭に前記制御コードを付加する手順
    と、 前記制御コードを付加する手順により生成されたデータ
    にNRZI変換を施す手順と、を備え、 前記第1のデータ列および前記制御コードを記録する手
    順では、前記NRZI変換後の前記データを記録するこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情
    報記録方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のデータ列および前記第2のデ
    ータ列は前記第1のデータ列および前記第2のデータ列
    が記録される記録媒体のアドレス情報であることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報記録方
    法。
  6. 【請求項6】 記録媒体のアドレス情報をスクランブル
    して記録する記録方法であって、 前記アドレス情報に基づいてスクランブルのキー情報を
    生成する手順と、 前記キー情報に基づいて複数の互いに異なるスクランブ
    ル方法を選択して前記アドレス情報をスクランブルする
    手順と、 前記キー情報および前記スクランブルした前記アドレス
    情報を前記記録媒体に記録する手順とを備えることを特
    徴とする情報記録方法。
  7. 【請求項7】 前記スクランブルする手順では、前記ア
    ドレス情報の上位データのみをスクランブルし、 前記アドレス情報の下位データはスクランブルしない
    で、この下位データを前記キー情報として用いることを
    特徴とする請求項6に記載の情報記録方法。
  8. 【請求項8】 スクランブルした前記アドレス情報の上
    位データおよび前記キー情報として用いる前記アドレス
    情報の下位データをインターリーブする手順と、 インターリーブにより生成されたデータを変調する手順
    と、を備え、 変調後のデータを前記記録媒体に記録することを特徴と
    する請求項7に記載の情報記録方法。
  9. 【請求項9】 前記データを変調する手順では、NRZ
    I変換を実行することを特徴とする請求項8に記載の情
    報記録方法。
  10. 【請求項10】 前記データを変調する手順では、NR
    Z変換を実行することを特徴とする請求項8に記載の情
    報記録方法。
  11. 【請求項11】 記録データに含まれる第1のデータ列
    および第2のデータ列の間の相関を制御しつつ前記記録
    データが記録される情報記録媒体であって、 前記第1のデータ列および前記第2のデータ列の間の相
    関を低減するような前記第1のデータの反転/非反転が
    選択され、 前記選択された反転/非反転の極性に従って前記第1の
    データ列が記録されるとともに、前記第1のデータ列に
    ついて選択された反転/非反転を示す制御コードが記録
    されたことを特徴とする情報記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記第1のデータ列には前記制御コー
    ドが含まれ、前記第1のデータ列の反転/非反転を選択
    する際には、前記制御コードが含まれた前記第1のデー
    タ列と、第2のデータ列との間の相関を低減するような
    前記第1のデータ列の反転/非反転を選択することを特
    徴とする請求項11に記載の情報記録媒体。
  13. 【請求項13】 選択された反転/非反転に従った前記
    第1のデータ列の先頭に前記制御コードが付加され、 前記制御コードを付加する手順により生成されたデータ
    にNRZI変換を施し、 前記第1のデータ列および前記制御コードを記録する際
    には、前記NRZI変換後の前記データを記録すること
    を特徴とする請求項11または12に記載の情報記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 前記第1のデータ列および前記第2の
    データ列は前記第1のデータ列および前記第2のデータ
    列が記録される前記情報記録媒体のアドレス情報である
    ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記
    載の情報記録媒体。
  15. 【請求項15】 情報記録媒体のアドレス情報がスクラ
    ンブルされ、 スクランブルした前記アドレス情報が前記情報記録媒体
    に記録され、 前記スクランブルする際には、前記アドレス情報の上位
    データのみをスクランブルしたことを特徴とする情報記
    録媒体。
  16. 【請求項16】 スクランブルの対象とならない前記ア
    ドレス情報の下位データが前記上位データのスクランブ
    ルのキー情報として前記情報記録媒体に記録されたこと
    を特徴とする請求項15に記載の情報記録媒体。
  17. 【請求項17】 スクランブルした前記アドレス情報の
    上位データおよび前記キー情報としての前記アドレス情
    報の下位データがインターリーブされ、 インターリーブにより生成されたデータが変調され、 変調後のデータが前記情報記録媒体に記録されているこ
    とを特徴とする請求項16に記載の情報記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記データを変調する際には、NRZ
    I変換を実行することを特徴とする請求項17に記載の
    情報記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記データを変調する際には、NRZ
    変換を実行することを特徴とする請求項17に記載の情
    報記録媒体。
  20. 【請求項20】 情報記録媒体のアドレス情報がスクラ
    ンブルされ、 スクランブル前の元の前記アドレス情報に基づいてスク
    ランブルのキー情報が生成され、 スクランブルした前記アドレス情報が前記情報記録媒体
    に記録され、 生成された前記キー情報が前記情報記録媒体に記録され
    たことを特徴とする情報記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記アドレス情報は、互いに隣接する
    トラック間で異なるスクランブル方法によりスクランブ
    ルされて記録されていることを特徴とする請求項20に
    記載の情報記録媒体。
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