JP2007218362A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者の減速意図が検出されたときに車両の走行環境パラメータに基づいて、減速装置の係合・解放手段による係合または解放によって減速度を発生させる車両用駆動力制御装置において、運転者の減速意図を検出してから、実際に減速度が発生するまでの遅れを抑制することが可能な車両用駆動力制御装置を提供する。
【解決手段】車両の走行環境パラメータに基づいて減速装置を作動させる必要があると判断したときに運転者の減速意図に基づいて前記減速装置を作動させて減速度を発生させる車両用駆動力制御装置において、前記減速装置は、係合・解放手段を有し、前記減速装置が作動したときに前記係合・解放手段の係合または解放によって減速度を発生させるものであり、前記減速装置を作動させる必要があると判断したときに、前記係合・解放手段を、前記減速装置が実質的に作動する直前の待機状態に移行させる動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用駆動力制御装置に関し、特に、車両の走行環境パラメータ(車両前方のコーナー、登降坂、前方の車両との車間距離を含む)に基づいて、車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置に関する。
車両の走行環境パラメータに基づいて、車両の駆動力を制御する技術が知られている。例えば、特開2000−179675号公報(特許文献1)には、走行路の分岐点、コーナーなどに変速ポイントを設定しておき、車両が変速ポイントを通過したと判定されるとき、変速準備(油圧クラッチの無効ストローク詰め)を開始する技術が開示されている。
上記特許文献1の技術では、コーナーの曲がり度合いに関わらず、コーナーに対して変速ポイントを一律に設定すると、急コーナーの場合には、その分、コーナーの遠方から(相対的に早いタイミングで)減速度が求められるにもかかわらず、コーナーから同じ距離で変速が行われることになり、急コーナーの場合に変速時期が遅れる。また、変速ポイントをコーナー毎に設定すると、変速ポイントの情報量が膨大になる。
特開2000−179675号公報 特開2005−76763号公報 特開2000−145937号公報
運転者の減速意図(アクセルオフやブレーキオン等)が検出されたときに車両の走行環境パラメータ(例えば車両前方のコーナー、登降坂、前方の車両との車間距離を含む)に基づいて、減速装置の係合・解放手段による係合または解放によって減速度を発生させる技術が知られている。この技術では、運転者の減速意図を検出してから減速装置の作動指令を出すため、運転者の減速意図を検出してから、実際に係合・解放手段が係合または解放して減速度が発生するまで少なからず遅れが生じる。
本発明の目的は、運転者の減速意図が検出されたときに車両の走行環境パラメータに基づいて、減速装置の係合・解放手段による係合または解放によって減速度を発生させる車両用駆動力制御装置において、運転者の減速意図を検出してから、実際に減速度が発生するまでの遅れを抑制することが可能な車両用駆動力制御装置を提供することである。
本発明の車両用駆動力制御装置は、車両の走行環境パラメータに基づいて減速装置を作動させる必要があると判断したときに運転者の減速意図に基づいて前記減速装置を作動させて減速度を発生させる車両用駆動力制御装置において、前記減速装置は、係合・解放手段を有し、前記減速装置が作動したときに前記係合・解放手段の係合または解放によって減速度を発生させるものであり、前記減速装置を作動させる必要があると判断したときに、前記係合・解放手段を、前記減速装置が実質的に作動する直前の待機状態に移行させる動作を行うことを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記減速装置は、変速機であり、前記係合・解放手段は、摩擦係合手段であることを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記待機状態に移行させる動作は、前記変速機の高速段を達成する前記摩擦係合手段の作動力を下げる動作であることを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記待機状態に移行させる動作は、前記変速機の低速段を達成する前記摩擦係合手段の作動力を上げる動作であることを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記減速装置は、ブレーキ装置であり、前記係合・解放手段は、制動ブレーキを有し、前記待機状態に移行させる動作は、前記制動ブレーキの作動力を上げる動作であることを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置によれば、運転者の減速意図を検出してから、実際に減速度が発生するまでの遅れを抑制することが可能となる。
以下、本発明の車両用駆動力制御装置の一実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1から図10を参照して、第1実施形態について説明する。本実施形態は、運転者の減速意図が検出されたときに車両の走行環境パラメータに基づいて、減速装置の係合・解放手段による係合または解放によって減速度を発生させる車両用駆動力制御装置に関する。本実施形態において、車両の走行環境パラメータは、車両の前方のコーナーであり、減速装置は、変速機である。
本実施形態は、車両の走行環境パラメータに基づいて減速装置を作動させる必要があると判断したときに(後述する図1のステップS20−Y)、運転者の減速意図(ステップS40)に基づいて前記減速装置を作動させて減速度を発生させる車両用駆動力制御装置において、前記減速装置は、係合・解放手段を有し、前記減速装置が作動したときに前記係合・解放手段の係合または解放によって減速度を発生させるものであり、前記減速装置を作動させる必要があると判断したときに、前記係合・解放手段を、前記減速装置が実質的に作動する直前の待機状態に移行させる動作(減速装置の作動の準備動作)を行う(ステップS30)ものである。
本実施形態の構成としては、以下に詳述するように、車両前方の道路形状情報(コーナーR、自車からコーナーまでの距離)を検出する手段と、自車の減速度を制御可能な、自動ブレーキアクチュエータ、ダウンシフト制御が可能な自動変速機などの係合または解放(機械的係合)により減速度を発生させる少なくとも一つの減速装置とを備えている。
図2において、符号10は有段の自動変速機、40はエンジン、200はブレーキ装置である。自動変速機10は、電磁弁121a、121b、121cへの通電/非通電により油圧が制御されて5段変速が可能である。図2では、3つの電磁弁121a、121b、121cが図示されるが、電磁弁の数は3に限定されない。電磁弁121a、121b、121cは、制御回路130からの信号によって駆動される。
スロットル開度センサ114は、エンジン40の吸気通路41内に配置されたスロットルバルブ43の開度を検出する。エンジン回転数センサ116は、エンジン40の回転数を検出する。車速センサ122は、車速に比例する自動変速機10の出力軸120cの回転数を検出する。シフトポジションセンサ123は、シフトポジションを検出する。パターンセレクトスイッチ117は、変速パターンを指示する際に使用される。加速度センサ90は、車両の減速度(減速加速度)を検出する。
ナビゲーションシステム装置95は、自車両を所定の目的地に誘導することを基本的な機能としており、演算処理装置と、車両の走行に必要な情報(地図、直線路、カーブ、登降坂、高速道路など)が記憶された情報記憶媒体と、自立航法により自車両の現在位置や道路状況を検出し、地磁気センサやジャイロコンパス、ステアリングセンサを含む第1情報検出装置と、電波航法により自車両の現在位置、道路状況などを検出するためのもので、GPSアンテナやGPS受信機などを含む第2情報検出装置等を備えている。
制御回路130は、スロットル開度センサ114、エンジン回転数センサ116、車速センサ122、シフトポジションセンサ123、加速度センサ90の各検出結果を示す信号を入力し、また、パターンセレクトスイッチ117のスイッチング状態を示す信号を入力し、また、ナビゲーションシステム装置95からの信号を入力する。
制御回路130は、周知のマイクロコンピュータによって構成され、CPU131、RAM132、ROM133、入力ポート134、出力ポート135、及びコモンバス136を備えている。入力ポート134には、上述の各センサ114、116、123、90からの信号、上述のスイッチ117からの信号、ナビゲーションシステム装置95からの信号が入力される。出力ポート135には、電磁弁駆動部138a、138b、138c、及びブレーキ制御回路230へのブレーキ制動力信号線L1が接続されている。ブレーキ制動力信号線L1では、ブレーキ制動力信号SG1が伝達される。
ROM133には、予め図1のフローチャートに示す動作(制御ステップ)が記述されたプログラム及び各種マップが格納されているとともに、変速制御の動作(図示せず)が格納されている。制御回路130は、入力した各種制御条件に基づいて、自動変速機10の変速を行う。
ブレーキ装置200は、制御回路130からブレーキ制動力信号SG1を入力するブレーキ制御回路230によって制御されて、車両を制動する。ブレーキ装置200は、油圧制御回路220と、車両の車輪204、205、206、207に各々設けられる制動装置208、209、210、211とを備えている。各制動装置208、209、210、211は、油圧制御回路220によって制動油圧が制御されることにより、対応する車輪204、205、206、207の制動力を制御する。油圧制御回路220は、ブレーキ制御回路230により、制御される。
油圧制御回路220は、ブレーキ制御信号SG2に基づいて、各制動装置208、209、210、211に供給する制動油圧を制御することで、ブレーキ制御を行う。ブレーキ制御信号SG2は、ブレーキ制動力信号SG1に基づいて、ブレーキ制御回路230により生成される。ブレーキ制動力信号SG1は、自動変速機10の制御回路130から出力され、ブレーキ制御回路230に入力される。ブレーキ制御の際に車両に与えられるブレーキ力は、ブレーキ制動力信号SG1に含まれる各種データに基づいてブレーキ制御回路230により生成される、ブレーキ制御信号SG2によって定められる。
ブレーキ制御回路230は、周知のマイクロコンピュータによって構成され、CPU231、RAM232、ROM233、入力ポート234、出力ポート235、及びコモンバス236を備えている。出力ポート235には、油圧制御回路220が接続されている。ROM233には、ブレーキ制動力信号SG1に含まれる各種データに基づいて、ブレーキ制御信号SG2を生成する際の動作が格納されている。ブレーキ制御回路230は、入力した各制御条件に基づいて、ブレーキ装置200の制御(ブレーキ制御)を行う。
次に、図1を参照して、第1実施形態の動作について説明する。
[ステップS10]
ステップS10では、制御回路130により、フラグFがチェックされる。その結果、フラグFが0であればステップS20に進み、フラグFが1又は2であればステップS40に進む。本制御フローが実行されたときに、最初は、フラグFが0であるので、ステップS20に進む。
[ステップS20]
ステップS20では、制御回路130により、車両前方のコーナーに対応した減速制御(コーナー制御)の要否が判定される。その判定の結果、コーナー制御が必要と判定された場合(ステップS20−Y)には、ステップS30に進み、一方、コーナー制御が必要と判定されない場合(ステップS20−N)には、本制御フローはリターンされる。このステップS20については、図3から図6を参照して、説明する。
図3には、制御実施境界線Lc、必要減速度401、目標旋回車速Vreq、道路形状上面視、アクセルがOFF(アクセル開度が全閉)とされた地点P1〜P3、旋回判定が行われた地点が示されている。
図3において、縦軸は車速、横軸は距離を示しており、車両の先方のコーナー402は、地点bから地点dに存在している。従来は、例えば制御実施境界線Lcに基づいて、コーナー制御の要否が判定されていた。その判定では、図3において、現在の車速とコーナー402の入口bまでの距離との関係で、運転者の減速意図が検出された地点が、制御実施境界線Lcよりも上方に位置すれば、コーナー制御が必要と判定され、制御実施境界線Lcよりも下方に位置すれば、コーナー制御は不要と判定される。
コーナー402を予め設定された目標横G(目標横加速度)で旋回するために、コーナー402の入口bから所定量手前にオフセットされた地点aにおいて、コーナー402の半径(又は曲率)R405に対応した、目標旋回車速Vreqにまで減速されている必要がある。上記において、目標横Gとは、車両がコーナー402を旋回するに当たってどの位の横Gで旋回すべきかを示す目標値であって、予め設定された0.3〜0.4Gの値である。
目標旋回車速Vreq[m/s]は下記式1により求められる。
Figure 2007218362
符号401−1は、図3において、車速及びコーナー402までの距離が符号P1の位置にあるときの必要減速度を示し、符号401−2は、車速及びコーナー402までの距離が符号P2の位置にあるときの必要減速度を示している。必要減速度401は、現在の車速がVである車両がコーナー402の入口bの手前の地点a(地点aよりもコーナー402側で運転者の減速意図が検出された場合には入口b、以下同様)において目標旋回車速Vreqになるために必要な減速度(必要減速度:コーナー制御において車両に作用させるべき目標減速度)を示している。
必要減速度401をGreqxとすると、下記式2により求められる。
Figure 2007218362
制御実施境界線Lcは、現在の車速とコーナー402の入口bの手前の地点a(又は入口b)までの距離との関係で、必要減速度401が、予め設定された通常制動による減速度を超える値となる範囲に対応した線である。換言すれば、制御実施境界線Lcは、必要減速度401として、予め設定された通常制動による減速度を超えた減速度が車両に作用しない限り、コーナー402の入口bの手前の地点a(又は入口b)において目標旋回車速Vreqに到達できない(コーナー402を目標横Gで旋回できない)範囲に対応した線である。即ち、制御実施境界線Lcよりも上方に位置する場合には、コーナー402の入口bの手前の地点a(又は入口b)において目標旋回車速Vreqに到達するためには、予め設定された通常制動による減速度を超えた減速度が車両に作用することが必要である。
そこで、運転者の減速意図が検出された地点が、制御実施境界線Lcよりも上方に位置する場合には、コーナー制御が実行されて、減速度の増大によって、運転者によるブレーキの操作量がなくても、ないしは操作量が相対的に小さくても(フットブレーキを少ししか踏まなくても)、コーナー402の入口bの手前の地点a(又は入口b)において目標旋回車速Vreqに到達できるようにしている。
図4は、車両の現在位置からコーナー402の入口bの手前の地点a(又は入口b)までの距離Lと、上記数2に従って求めた必要減速度Greqxとの関係を示している。上記数2によれば、距離Lの項が分母にあることから、たとえ現在の車速Vが目標旋回車速Vreqを僅かにオーバーしているに過ぎない場合であっても、図4に示すように、距離Lが小さいと、必要減速度Greqxは無限大に近づく。そのため、距離Lが小さい領域では、必要減速度Greqxは、必ず、予め設定された通常制動による減速度を超える値となるため、制御実施境界線Lcよりも上方に位置することになる。
このように、必要減速度Greqxが上記傾向を持つことから、距離Lが小さい領域では、運転者の減速意図が検出された地点の車速が、目標旋回車速Vreqを僅かに上回るに過ぎない場合であっても、必ず、制御実施境界線Lcよりも上方に位置することになり、コーナー制御が実施される。しかし、実際には、車速が目標旋回車速Vreqを僅かに上回るに過ぎない場合には、コーナー制御は不要であり、コーナー制御が行なわれると、運転者に違和感を与える。
上記のように、距離Lが小さい領域では、車速が目標旋回車速Vreqを僅かに上回るに過ぎない(従って、減速をそれほど必要としない)場合(例えば図3の符号P3の点)であっても、運転者がアクセルを戻せば(運転者の減速意図が検出されて)、コーナー制御が行われると不都合が生じる場合がある。この場合、特に、コーナー制御が変速機のダウンシフトにより行なわれる場合には、運転者のアクセルOFFによりダウンシフト指令が出力された時点から、実際に変速が開始されるまで応答遅れがあることから、コーナー402に進入してから(地点bを過ぎて旋回が始まってから)、変速が開始される可能性が高い。これは、ドライバビリティの面で好ましくない。
図4に示すように、距離Lが相対的に大きい領域では、必要減速度Greqxは本来必要とされる値に対して過大とならないため、その必要減速度Greqxに対応して設定された制御実施境界線Lcに基づいて、コーナー制御の要否が判定されることに問題がないのに対して、距離Lが小さい領域では、必要減速度Greqxは本来必要とされる値よりも過大な値となるため、その必要減速度Greqxに対応して設定された制御実施境界線Lcに基づいて、コーナー制御の要否が判定されることは好ましくないことがわかる。
即ち、常に上記数2に従って求めた必要減速度Greqxのみに対応して設定された制御実施境界線Lcに基づいて、コーナー制御の要否が判定されることは適当ではなく、距離Lが相対的に小さい領域では、制御実施境界線Lcが補正される必要がある。また、従来は、コーナー制御の要否を決める基準として、上記数2に従って求められる必要減速度Greqxに対応して設定された制御実施境界線Lc以外のものが使用されることもあったが、その基準においても、上記制御実施境界線Lc(必要減速度Greqx)と同様に、距離Lが小さい領域では、本来コーナー制御が不要であるにもかかわらず、コーナー制御が必要であるとの判定がなされ易いものであった。
図5は、第1実施形態の作用を説明するための図である。
図5において、上記図3と共通する部分については、同じ符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態では、上記の制御実施境界線Lcに加えて、付加制御実施境界線Ldが追加されている。付加制御実施境界線Ldは、目標旋回車速Vreqよりも高く、コーナー402からの距離Lに概ね依存しないように設定される。即ち、付加制御実施境界線Ldは、コーナー402からの距離Lの変化とは関係無く、概ね一定の値であるように設定される。この場合、付加制御実施境界線Ldは、コーナー402からの距離Lの変化に応じて小さな勾配を有するものであってもよい。
付加制御実施境界線Ldが設けられた目的は、上述したように、距離Lが小さい領域では、必要減速度Greqxが無限大に近い値として算出されることに起因して、必要減速度Greqxに対応して設けられた制御実施境界線Lcに基づいてコーナー制御の要否を判定すると、本来コーナー制御が必要とされない程度に車速と目標旋回車速Vreqとの差が小さいにもかかわらず、コーナー制御が必要と判定(誤判定)されるという問題を低減させることにある。
そのため、付加制御実施境界線Ldは、制御実施境界線Lcによれば距離Lが小さいことのみを理由にコーナー制御が必要と誤判定されていたケースであって、本来コーナー制御が不要である程度に車速と目標旋回車速Vreqとの差が小さいケース(の少なくとも一部)が排除されるように設定されていればよい。このことから、付加制御実施境界線Ldは、距離Lが小さい範囲であって、本来コーナー制御が不要な程度に車速と目標旋回車速Vreqとの差が小さい範囲に対応するように設定される。
この趣旨に基づいて、付加制御実施境界線Ldは、結果として、制御実施境界線Lcに比べて、距離Lに対する依存性が小さくなるように設定されるが、上記目的を達成可能な程度に距離Lに対する小さな依存性を持ってもよい。例えば、距離Lが小さく付加制御実施境界線Ldが設定される範囲内においても、本来、距離Lが大きくなるほど、車速と目標旋回車速Vreqとの差が大きくてもコーナー制御は不要であることから、付加制御実施境界線Ldは、図5において、右下がりの勾配を持つように設定されていることができる。但し、上記目的が達成できる限り、付加制御実施境界線Ldが右上りの勾配を持つように設定されていることも可能である。
図1の上記ステップS20は、図6のステップSA21及びステップSA22として行われる。
[ステップSA21]
図6のステップSA31では、制御回路130により、従来の制御実施境界線Lcと、付加制御実施境界線LdとのMAXセレクト線(AND条件を満たした線)が特定制御実施境界線Leとして設定される。ステップSA21の次に、ステップSA22に進む。
[ステップSA22]
ステップSA22では、制御回路130により、上記ステップSA21において設定された特定制御実施境界線Leに基づいて、コーナー制御の要否判定が行われる。図5において、コーナー402までの距離Lと車速との関係で、特定制御実施境界線Leよりも上方に位置すれば、コーナー制御が必要であると判定され、特定制御実施境界線Leよりも下方に位置すれば、コーナー制御は不要と判定される。
本例では、特定制御実施境界線Leよりも下方の符号P3の位置にてアクセル開度がゼロとされているため、コーナー制御は不要と判定される。一方、例えば、特定制御実施境界線Leよりも上方の符号P4の位置にてアクセル開度がゼロとされると、コーナー制御は必要と判定される。コーナー制御が必要と判定された場合には、ステップS30に進み、そうでない場合には、本制御フローはリセットされる。
[ステップS30]
ステップS30では、制御回路130により変速準備が開始される。変速準備は、図7のステップS301〜304に従って行われる。ステップS30の次にステップS40が行われる。
ステップS301では、スロットル開度やエンジン回転数Ne(及びトルクコンバータ特性)に基づいて、入力トルク(エンジントルク)Teが求められる。次に、ステップS302では、現在の変速段を構成しているクラッチ(摩擦係合手段)の分担トルクと対応油圧を計算する(なお、クラッチの摩擦係数は所定の設定値とする)。次に、ステップS303では、クラッチの滑りが生じないように上記ステップS302で計算された油圧+αまで油圧(作動力、作動圧)レベルを下げる。次いで、ステップS304では、ロー側クラッチについては、クラッチトルクが発生する寸前の値の油圧(作動力)を与え、係合を待機させる。ステップS304の次にステップS301に戻り、スロットル開度や車速で変動する入力トルクTeを再度求める。このように現在地点から先方所定距離内のコーナーに対する制御の準備及び制御の要否の監視を常に行っている。
[ステップS40]
ステップS40では、制御回路130により、スロットル開度センサ114からの信号に基づいて、アクセルがOFFの状態(全閉)か否かが判定される。ステップS40の結果、アクセルがOFFの状態であると判定されれば、ステップS45に進む。アクセルが全閉である場合(ステップS40−Y)に、運転者に減速の意図があると判断されて、本実施形態の減速制御が行われる。一方、アクセルがOFFの状態であると判定されなければ、ステップS130に進む。本例では、図5の符号P3の位置にてアクセル開度がゼロ(全閉)とされている。
[ステップS45]
ステップS45では、制御回路130により、必要減速度Greqx(401)に基づいて、ダウンシフト先の変速段が決定される。必要減速度Greqx(401)は、上記数式2に基づいて算出される。予めROM133に、図8に示すようなアクセルOFF時の各ギヤ段の車速毎の減速度を示す車両特性のデータが登録されている。
ここで、必要減速度Greqxが、−0.12Gであり、自動変速機10の出力軸120cの出力回転数が1000[rpm]である場合を想定すると、図8において、出力回転数が1000[rpm]のときの車速に対応し、かつ必要減速度Greqxの−0.12Gに最も近い減速度となる変速段は、4速であることが判る。これにより、ステップS45では、ダウンシフト先の変速段は、4速であると決定される。
なお、ここでは、必要減速度Greqxに最も近い減速度となる変速段をダウンシフト先の変速段として選択したが、ダウンシフト先の変速段は、必要減速度Greqx以下(又は以上)の減速度であって必要減速度Greqxに最も近い減速度となる変速段を選択してもよい。ステップS45の次に、ステップS50が行なわれる。
[ステップS50]及び[ステップS60]
ステップS50では、上記ステップS45にて決定されたダウンシフト先の変速段への変速指令が出力される。本例では、4速への変速指令が出力される。変速指令は、アクセルがOFFにされた時点(ステップS40−Y)と略同時に出力される。ステップS50の次に、ステップS60が行なわれる。ステップS60では、フラグFが1にセットされる。ステップS60の次にステップS70が行われる。
[ステップS70]
ステップS70では、制御回路130により、車両がコーナー402に進入したか否かが判定される(車両の旋回判定)。制御回路130は、舵角値や車両の横Gの大きさ等に基づいて、ステップS70の判定を行う。又は、ナビゲーションシステム装置95から入力した、車両の現在位置とコーナー402の入口bの位置を示すデータに基づいて、ステップS70の判定を行う。ステップS70の判定の結果、コーナー402に進入を開始した後であれば、ステップS80に進み、そうでない場合には本制御フローはリターンされる。再度の制御フローでは、フラグFが1であるので(上記ステップS60、ステップS10−1)、ステップS40に進み、アクセルが全閉である場合(ステップS40−Y)には、ステップS70の条件が成立するまで繰り返される。
[ステップS80]
ステップS80では、制御回路130により、新たなアップシフトが規制される。コーナー402に進入した後のコーナーリング中には、上記ステップS50で出力されたダウンシフト指令に係る変速段(上記例では4速)よりも相対的に高速用の変速段にアップシフトされることが規制される。ステップS80の次には、ステップS90に進む。
[ステップS90]
ステップS90では、制御回路130により、車両がコーナー402を脱出したか否かが判定される。制御回路130は、舵角値や車両に作用する横Gに基づいて、車両がコーナー402を脱出したか否かを判定する。又は、ナビゲーションシステム装置95から入力した、車両の現在位置とコーナー402の出口dの位置を示すデータに基づいて、ステップS90の判定を行う。ステップS90の判定の結果、コーナー402を脱出した後であれば、ステップS110に進み、そうでない場合にはステップS100に進む。
本制御フローが実施された最初の段階では、車両はコーナー402を脱出していないため(ステップS90−N)、ステップS100でフラグFが2にセットされて、本制御フローはリセットされる。再度の制御フローでは、フラグFが2であるので(ステップS10−2)、アクセルが全閉である場合(ステップS40−Y)には、新たなアップシフトが規制されたままとなり(ステップS80)、ステップS90の条件が成立するまで繰り返される。ステップS90の条件が成立したら(ステップS90−Y)、ステップS110に進む。
[ステップS110]
ステップS110では、制御回路130により、シフト規制が解除される。これにより、上記ステップS80にて行われていたアップシフトの規制が解除される。ステップS110の次には、ステップS120が行われる。
[ステップS120]
ステップS120では、制御回路130により、フラグFが0にセットされる。ステップS120の次には、本制御フローはリセットされる。
[ステップS130]〜[ステップS180]
アクセルが非全閉の場合(ステップS40−N)、上記ステップS30で開始された変速準備の終了指令が出力される(ステップS130)。その後、フラグFがチェックされ、フラグFが1である場合にはコーナーに進入したか否かが判定され(ステップS150)、フラグFが2である場合にはコーナーを終了したか否かが判定される(ステップS160)。フラグFが0である場合、ステップS150又はステップS160で否定的に判定された場合には本制御フローはリターンされる。ステップS150で肯定的に判定された場合にはステップS160に進む。ステップS160で肯定的に判定された場合には、シフト規制が解除され(ステップS170)、フラグFがクリアされてリセットされる(ステップS180)。
次に、図9及び図10を参照して、本実施形態の作用効果について説明する。
図9は、従来技術における動作を示しており、図10は本実施形態による動作を示している。図9に示すように、従来技術では、C時点で運転者の減速意図(アクセルオフ)を検出してからハイギヤクラッチ油圧(作動力)601を下げ始めるとともにローギヤクラッチ油圧(作動力)602を上昇し始めるため、C時点から少なくとも所定時間t1だけ遅れた時点から変速が始まり、応答遅れ感を免れ得ない。
一方、本実施形態では、図10に示すように、A時点においてコーナー制御が必要と判定されると(ステップS20−Y)、そのA時点から変速の準備が開始され(ステップS30、ステップS301〜ステップS304)、B時点付近では、ハイギヤクラッチ油圧(作動力)701がステップS303の油圧レベルで保持されるとともに、ローギヤクラッチ油圧(作動力)702がステップS304の油圧レベルで保持され、即、変速を開始できる状態(減速度が発生する直前の状態)となる。C時点でアクセルオフされると(ステップS40−Y、ステップS45、ステップS50)、直ぐに実変速が始まる。これにより、本実施形態によれば、運転者の減速意図を検出してから、実際に減速度が発生するまでの遅れを最小限に抑制することが可能となる。
なお、図10では、変速準備は、ハイギヤクラッチ油圧701がステップS303の油圧レベルで保持されるとともに、ローギヤクラッチ油圧702がステップS304の油圧レベルで保持されるとして説明したが、それぞれ同油圧レベルで正確に保持することが難しい場合には、同レベルで正確に保持しなくてもよく、例えば、ローギヤのクラッチがひきずった状態(僅かな減速度が発生した状態)であってもよい。即ち、変速準備は、実質的に実変速が開始される直前の状態にクラッチ油圧を待機させておけばよい。
上記実施形態では、コーナー制御を例として説明したが、本発明の車両の走行環境パラメータに対応する減速度を発生させるための制御はコーナー制御に限定されない。例えば、自車両の前方の車両との車間距離に基づいて位置関係を適正にするための追従制御や、車両が走行する路面が降坂路であるときに行われる降坂路制御等においても適用可能である。また、本実施形態では、運転者の減速意図として、アクセルオフを例として説明したが、アクセルオフに限定されずに、ブレーキオンであってもよい。
また、上記実施形態では、係合・解放手段の係合・解放により減速度を発生させる減速装置として、変速機10が用いられたが、変速機10に代えて、ブレーキ装置200であってもよい。この場合には、上記図1のステップS30の変速準備に代えて、ブレーキ装置200の制動ブレーキの油圧を上昇させておき、ブレーキ制動力が発生する直前の状態で待機した状態(油圧クラッチの無効ストローク詰め)にする制動準備が行われ、ステップS50の変速指令に代えてブレーキ制御指令が出力される。これにより、運転者の減速意図を検出してから、実際に減速度が発生するまでの遅れを最小限に抑制することが可能となる。
また、係合・解放手段は、その係合または解放が機械的に行なわれるものに限定されるわけではない。例えば、電磁クラッチのように係合または解放が電磁的に行なわれるものに対してもその作動力を制御することにより、本実施形態を適用可能である。
本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の概略構成図である。 従来の車両用駆動力制御装置の動作を説明するための図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態において、必要減速度とコーナーまでの距離との関係を示すグラフである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の他の動作を示すフローチャートである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の更に他の動作を示すフローチャートである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態における各変速段の車速毎の減速度を示す図である。 従来の車両用駆動力制御装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明の車両用駆動力制御装置の第1実施形態の動作を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
10 自動変速機
40 エンジン
90 加速度センサ
95 ナビゲーションシステム装置
114 スロットル開度センサ
116 エンジン回転数センサ
122 車速センサ
123 シフトポジションセンサ
130 制御回路
131 CPU
133 ROM
200 ブレーキ装置
230 ブレーキ制御回路
401 必要減速度
402 コーナー
405 コーナーR
601 ハイギヤクラッチ油圧
602 ローギヤクラッチ油圧
701 ハイギヤクラッチ油圧
702 ローギヤクラッチ油圧
Greqx 必要減速度
Vreq 目標旋回車速
L コーナーまでの距離
Lc 制御実施境界線
Ld 付加制御実施境界線
Le 特定制御実施境界線
L1 ブレーキ制動力信号線
SG1 ブレーキ制動力信号
SG2 ブレーキ制御信号

Claims (5)

  1. 車両の走行環境パラメータに基づいて減速装置を作動させる必要があると判断したときに運転者の減速意図に基づいて前記減速装置を作動させて減速度を発生させる車両用駆動力制御装置において、
    前記減速装置は、係合・解放手段を有し、前記減速装置が作動したときに前記係合・解放手段の係合または解放によって減速度を発生させるものであり、
    前記減速装置を作動させる必要があると判断したときに、前記係合・解放手段を、前記減速装置が実質的に作動する直前の待機状態に移行させる動作を行う
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  2. 請求項1記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記減速装置は、変速機であり、
    前記係合・解放手段は、摩擦係合手段である
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  3. 請求項2記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記待機状態に移行させる動作は、前記変速機の高速段を達成する前記摩擦係合手段の作動力を下げる動作である
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  4. 請求項2記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記待機状態に移行させる動作は、前記変速機の低速段を達成する前記摩擦係合手段の作動力を上げる動作である
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  5. 請求項1記載の車両用駆動力制御装置において、
    前記減速装置は、ブレーキ装置であり、
    前記係合・解放手段は、制動ブレーキを有し、
    前記待機状態に移行させる動作は、前記制動ブレーキの作動力を上げる動作である
    ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
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