JP2007216881A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用前照灯の配光パターンにおける遠方視認性を改善するとともに、配光パターンの切り替えを高速に行うことを可能にする。
【解決手段】 光源から出射される光の一部を遮光して所望の配光パターンを得るためのシェード切替手段140を備えるランプ110と、ランプの配光パターンを切り替える指令を受けたときにシェード切替手段140を制御する配光パターン切替制御手段と、ランプの光軸を垂直方向に偏向制御するレベリング手段130を備え、配光パターン切替制御手段は、「遠方視認ビーム」の配光パターンへの切替指令を受けたときにカットラインをハイビームのカットラインと同じ高さになるようにシェード切替手段140を制御し、当該カットラインが「ミドルビーム」に要求されるカットラインの高さになるようにレベリング手段130を制御する。
【選択図】 図5

Description

本発明は自動車等の車両の前照灯に関し、特に複数の異なる配光パターンに切り替えが可能な車両用前照灯に関するものである。
自動車のヘッドランプ等の前照灯は走行状況に応じて配光パターンを切り替えることができるように構成されており、一般的には対向車や先行車を眩惑することがない配光パターンである「すれ違いビーム」とも称される「ロービーム」と、前方の広い範囲を照明する配光パターンである「走行ビーム」とも称される「ハイビーム」とに切り替えることができるように構成されている。また、近年では対向車を眩惑しない範囲で可及的に前方の広い範囲を照明する配光パターンである「モータウェイビーム」あるいは「遠方視認ビーム」とも称される「ミドルビーム」にも切り替えることができるように構成したものも提案されている。ここで、「ロービーム」の配光パターンは図10(a)のようにヘッドランプの光軸を基準にした配光パターン上の垂直線(以下、単に配光垂直線と称する)Vよりも右側領域では配光パターン上の水平線(以下、単に配光水平線と称する)Hよりも若干下側の角度0.57°の位置をカットラインCLとし、左側領域では配光水平線Hの高さをカットラインCLとする下側領域を照明する配光パターンとしている。「ハイビーム」の配光パターンは図10(c)のように配光垂直線Vの左右において配光水平線Hよりも若干上側で、特に左側領域では配光水平線Hの上側の角度2°の位置にカットラインCLを有する領域を照明する配光パターンとしている。また、「ミドルビーム」の配光パターンは図10(b)のように配光垂直線Vの右側領域では配光水平線Hよりも若干下側の角度0.23°の位置をカットラインCLとし、左側領域では配光水平線Hよりも若干上側の角度0.34°の位置をカットラインCLとする下側領域を照明する配光パターンとしている。なお、各図において、破線はシェードにより遮光が行われない場合の配光領域を示しており、また各図の配光パターンには概略の等光度線を示すように中心側ほど光度が高くなっている。
従来、これらの配光パターンの切り替えを可能にしたヘッドランプの一つとして、ヘッドランプ内に光源から出射される光の一部を遮光するシェードを設けておき、このシェードの位置を変化させることでヘッドランプから出射される光のパターンを変化する構成のものがある。例えば、特許文献1のヘッドランプは、光源の前側位置に形状が異なる複数のシェードを放射状に配置した水車のように回転可能な回転シェードを設け、この回転シェードの回転位置を制御して遮光に供するシェードを切り替えることで配光パターンを切り替える技術を採用している。
特開2005−259549号公報
特許文献1のヘッドランプでは光源から出射される一定の配光パターンの光の一部を回転シェードによって遮光して照明する範囲を変化させ、所要の配光パターンを得るようにしている。換言すれば、光源から出射される配光パターンの一部を切り出してそれぞれの配光パターンを構成していることになる。特に、図10(b)に示したように「ミドルビーム」の配光パターンでは、配光水平線Hに沿った領域を遮光しているが、そのために「ミドルビーム」の配光パターンでは自車のヘッドランプの光軸近傍の光度の高い領域が遮光されてしまうことになり、「ミドルビーム」の配光パターンで最も必要性の高い自車の走行先の遠方領域の照明光度が低いものになってしまう。そのため、折角設けた「ミドルビーム」の配光パターンにおいても十分な遠方視認性が得られないという問題が生じている。
また、特許文献1のヘッドランプでは、回転シェードのシェード配列の関係で「ミドルビーム」から「ハイビーム」に切り替えるときに、一旦「ロービーム」の状態に切り替わって照明が暗い状態となってしまうため、運転者に違和感を感じさせることがある。これは特許文献1のヘッドランプの回転シェードは往復回転させてシェードの切り替えを行っているため、これらの異なる複数の配光パターンを切り替える場合には経時的に目的とする配光パターン以外の配光パターンに切り替わってしまう状態が生じることがあり、そのため目的とする配光パターンに高速に切り替えることが難しいという問題もある。
本発明の目的は、「ミドルビーム」のような配光パターンにおける遠方視認性を改善することを可能にし、また配光パターンの切り替えを高速に行うことを可能にした車両用前照灯を提供するものである。
本発明は、光源から出射される光の一部を遮光して所望の配光パターンを得るためのシェード切替手段を備えるランプと、ランプの配光パターンを切り替える指令を受けたときにシェード切替手段を制御する配光パターン切替制御手段とを備える車両用前照灯において、ランプの光軸を垂直方向に偏向制御するレベリング手段を備え、配光パターン切替制御手段は配光パターンの切替時にシェード切替手段の制御と共にレベリング手段を制御することが可能な構成とする。特に、シェード切替手段は少なくとも配光パターンにおけるカットラインの高さを変更可能であり、配光パターン切替制御手段はシェード切替手段のカットラインの高さに対応してレベリング手段によりランプの光軸を上下方向の傾きを制御する構成とする。
例えば、配光パターン切替制御手段は、「遠方視認ビーム」、すなわち「ミドルビーム」の配光パターンへの切替指令を受けたときにカットラインをハイビームのカットラインと同じ高さになるようにシェード切替手段を制御し、当該カットラインが「ミドルビーム」に要求されるカットラインの高さになるようにレベリング手段を制御する構成とする。また、シェード切替手段は複数の回転位置でカットラインの高さを変更可能に構成された回転シェードを備え、回転シェードは少なくともロービームとハイビームの配光パターンが形成可能な構成とする。
本発明の車両用前照灯によれば、例えば「ハイビーム」の配光パターンを構成するためのシェードを利用して「ミドルビーム」の配光パターンを得ることができるので、「ハイビーム」の配光パターンにおける高い光度の領域をそのまま利用して「ミドルビーム」の配光パターンを得ることができ、特に配光パターンの中心領域の光度を高め、「ミドルビーム」における遠方視認性を改善することが可能になる。また、シェード切替手段の切替えとレベリング手段の制御とを併せて行うことで、複数の異なる配光パターンを得るために必要とされるシェードの切替数を配光パターン数よりも少なくでき、ビームの切り替えを高速に行うことが可能になる。
本発明においては、レベリング手段の制御を開始する時点をシェード切替手段の制御を開始する時点以前に設定することが好ましい。「ミドルビーム」の配光パターンへの切替時に、先にカットラインのみが高くなることが回避でき、対向車に対する眩惑を防止する。また、レベリング手段を制御する時間とシェード切替手段を制御する時間とを同じ時間に設定することが好ましい。配光パターンの切替途中に予め設定している複数の配光パターンのいずれとも異なる配光パターンになる状態が回避でき、運転者に違和感を生じさせることがない。
本発明の実施例1を図面を参照して説明する。図1は本発明を自動車の左右の前照灯(ヘッドランプ)に適用した実施例の断面図であり、ここでは照射方向を左右に偏向(スイブル)可能なヘッドランプとして構成した例を示している。左右のヘッドランプは基本的には同じ構成であり、ここでは右側のヘッドランプRHLを図示している。ヘッドランプRHLはランプボディ101を備えており、このランプボディ101は前面が開口された容器状に形成されるとともに、当該前面開口に素通しのカバー102が取着されて内部にランプ室103が構成され、このランプ室103内にプロジェクタ型のランプユニット110が内装されている。このランプユニット110はスイブル機構120とレベリング機構130によって照射方向が水平左右方向と垂直上下方向にそれぞれ偏向制御可能に構成されている。また、シェード切替機構140によって配光パターンを形成するためのシェードが切替可能とされている。なお、図1には前記ランプユニット110の後述する光源を点灯させるための光源回路であるバラスト装置160が図示されている。
図2は前記ヘッドランプRHLの要部の分解斜視図であり、ランプユニット110は概ねコ字状に曲げ加工されたフレーム150内に配設されており、このフレーム150の上板150Uと下板150Dとに上下に挟まれた状態で、かつフレーム150の背板150Bに設けられ開口154を挿通した状態で前記ホルダ112の上部と下部に設けられた回転支軸116の回りに水平方向に回動可能に支持されている。また、前記ランプユニット110は前記スイブル機構120によって水平左右方向に回動可能とされる。前記スイブル機構120は回動駆動源としてのアクチュエータ121を備えており、このアクチュエータ121は固定ネジ123によって前記フレーム150の下板150Dの下面に固定されている。前記アクチュエータ121の上面には回転出力軸122が突出されており、この回転出力軸122は前記ランプユニット110の下側の回転支軸116に連結される。前記アクチュエータ121内には図には表れないモータと、このモータの回転出力を変速する変速機構等が内蔵されており、このモータの回転によって前記回転出力軸122が回転される。前記アクチュエータ121への通電が制御されると、回転出力軸122によりランプユニット110は回転支軸116と共に所要の角度範囲で揺動され、ランプユニット110の光軸、すなわち照射方向が左右に傾動されてスイブル制御が行われる。
前記フレーム150は前記背板150Bの上辺の左右2箇所にそれぞれ配設したエイミングナット152に螺合するエイミングネジ151により前記ランプボディ101に支持されている。また、下辺の一部に配設した球軸受153においてレベリング機構130に連結されている。前記レベリング機構130はランプユニット110の前後方向に沿って進退動作可能な連結ロッド132を有するレベリングモータ131を有しており、このレベリングモータ131は前記ランプボディ101の外側面に固定され、前記連結ロッド132の先端部は前記フレーム150の前記球軸受153に嵌合されている。前記レベリングモータ131が駆動されると、連結ロッド132が軸方向に進退動作され、連結ロッド132に連結されたフレーム150が上辺の2つのエイミングネジ151を支点にして垂直方向に揺動され、フレーム150内に配設したランプユニット110の光軸、すなわち照射方向が上下に傾動されレベリング制御が行われる。なお、前記2つのエイミングネジ151を手操作により軸転調整することによりフレーム150の上辺2箇所をそれぞれ独立して前後方向に移動させ、フレーム150の水平左右方向の傾きと垂直方向の傾きを調整する。このエイミングネジ151による調整は自動車の所定の姿勢のときにランプユニット110の光軸が所定の上下方向に向くように調整するためのものであることは言うまでもない。
図1及び図2に示したように、前記ランプユニット110は回転楕円形状のリフレクタ111と、このリフレクタ111の前縁部に連結されたホルダ112と、ホルダ112の前縁部に固定されたレンズ113とでハウジングが構成され、前記リフレクタ111の背面に設けられたバルブ取付穴に取着されるソケット115により光源としての放電バルブ114が取り付けられている。このランプユニット110には前記放電バルブ114から出射される光を制限して配光パターンを切り替えるためのシェードを切り替えるシェード切替機構140が付設されている。このシェード切替機構140は前記ホルダ112内に配設された回転シェード141と、この回転シェード141を回転駆動するシェード駆動部142とで構成される。図3(a)は前記シェード切替機構140の概略構成を示す斜視図であり、図2を併せて参照すると回転シェード141の両端にランプユニット110の光軸と垂直な水平方向に向けられて前記ホルダ112に軸支された回転軸143を有し、この回転軸143の軸一端部はホルダ112を貫通してホルダ112の外部に突出されている。前記回転シェード141は後述するように回転軸143の回りに回転されたときの回転位置に応じて前記放電バルブ114から出射される光の遮光領域を相違させ、これにより異なる配光パターンを形成するものである。前記シェード駆動部142は前記回転軸143の一端部に取着された従動ヘリカルギヤ144と、この従動ヘリカルギヤ144に噛合され、回転軸線がランプユニット110の光軸と平行な方向に向けられた駆動ヘリカルギヤ145と、この駆動ヘリカルギヤ145を軸転駆動するためのシェードモータ146とで構成されている。このシェードモータ146は前記ランプユニット110のリフレクタ111の外側面に一体的に設けられたモータシート111aにビス147により固定支持されたステッピングモータで構成され、所要の回転角度範囲内で往復回動制御される。また、この実施例1ではシェードモータ146の回転出力軸に前記駆動ヘリカルギヤ145が取着されているが、この間に適宜の減速機構を介在させるようにしてもよい。
前記回転シェード141は、回転軸143と垂直な方向の断面形状を図3(b)に示すように、円周方向に異なる2つの半径寸法r1,r2をした形状に形成されており、これらの半径寸法の異なる部分がそれぞれ異なる配光パターンを形成するためのシェードとして構成されている。ここでは、円周方向の第1の円周部位が「ロービーム」の配光パターンを形成するための半径寸法が大きなロービームシェードLSとして構成され、これと180度の方向、すなわち直径方向に対向する第2の円周部位が「ハイビーム」の配光パターンを形成するための半径寸法が小さいハイビームシェードHSとして構成されている。これらロービームシェードLSとハイビームシェードHSは実際には光軸に沿って湾曲しているがここでは便宜的に直線形状で示している。回転シェード141は、ロービームシェードLSが遮光位置、すなわち図1の垂直上方に回転位置されたときにはランプユニット110から出射される光の配光パターンは図4(a)に示した配光パターンとなるように遮光する形状であり、ハイビームシェードが同様に遮光位置に回転位置されたときにはランプユニットから出射される光の配光パターンは図4(c)に示した配光パターンとなるように遮光する形状に形成されている。そして、前記シェード駆動部142のシェードモータ146を往復回転駆動制御して回転シェード141の回転位置を切り替えることにより、前記ロービームシェードLSとハイビームシェードHSのいずれかを選択して前記遮光位置に回転位置させるように構成されている。
図1に示したように、前記レベリングモータ131はレベリング駆動回路23に接続され、前記シェードモータ146はシェード切替回路24に接続されている。これらレベリング駆動回路23とシェード切替回路24はそれぞれECU(電子制御ユニット:Electronic Controll Unit)21に接続され、ECU21により制御される。ECU21には、本発明に関連するスイッチとしてヘッドランプのビームを切り替えるときに運転者によって操作されるビーム切替スイッチ22が接続されている。ECU21はビーム切替スイッチ22が操作されたときに出力されるビーム切替情報に基づいて前記シェード切替回路24を制御すると同時に前記レベリング駆動回路23を制御する。ここで、前記ビーム切替スイッチ22は、「ロービーム」、「ハイビーム」、「ミドルビーム」への切り替えができるように構成されている。なお、図示は省略するが前記アクチュエータ121はスイブル駆動回路に接続され、バラスト装置160は調光回路に接続されており、これらスイブル駆動回路と調光回路も前記ECU21によって制御されるが、ここではこれらの回路についての説明は省略する。
以上の構成のヘッドランプにおけるビーム切替動作を説明する。自動車の運転席でビーム切替スイッチ22を操作すると、そのビーム切替情報はECU21に入力され、ECU21はビーム切替情報に基づいてシェード切替回路24によりシェード切替機構140のシェードモータ146を駆動し、回転シェード141の回転位置を制御する。同時にECU21はレベリング駆動回路23によりレベリング機構130のレベリングモータ131を駆動し、ランプユニット110の光軸を上下方向に制御する。これにより、図5に示すように、ヘッドランプにおける配光パターンを制御する。
〔「ロービーム:図5のL」への切替〕
ビーム切替スイッチ22が「ロービーム」に設定されると、ECU21はシェード切替回路24によりシェード切替機構140の回転シェード141をロービームシェードLSの状態とする。すなわち、シェードモータ146を回転して駆動ヘリカルギヤ145を回動し、これに噛合する従動ヘリカルギヤ144を回動して所定回動位置にまで回動制御することで回転シェード141をロービームシェードLSの状態に設定する。このロービームシェードLSは回転シェード141の半径寸法が長い円周部位が遮光位置に回転位置される状態であるので、ランプユニット110の放電バルブ114から出射される光のうち光軸を含んでこれよりも上方に照射される光が遮光される。このとき、ECU21はレベリング駆動回路23によりレベリングモータ131を制御してレベリング機構130を初期状態に設定しており、ランプユニット110の光軸は所定の初期位置に設定されている。これにより、ランプユニット110から照射される光の配光パターンは図4(a)のように配光垂直線Vよりも右側領域では配光水平線Hよりも若干下側の角度0.57°の位置をカットラインとし、左側領域では配光水平線Hの位置をカットラインCLとする配光パターンとなり、これは図10(a)に示したこれまでの「ロービーム」の配光パターンと同じである。なお、「ロービーム」の配光パターンにおける配光垂直線Vの右側領域のカットラインは配光水平線より下方に0.57°の角度に設定される。図4(a)には、シェードで遮光を行わない場合の配光領域を破線で示し、また等光度線を概略的に示している。これは図4(b),(c)についても同様である。
〔「ハイビーム:図5のH」への切替〕
ビーム切替スイッチ22が「ハイビーム」に設定されると、ECU21はシェード切替回路24によりシェードモータ146を回転し、駆動ヘリカルギヤ145及び従動ヘリカルギヤ144を順次回動して回転シェード141をハイビームシェードHSの状態に設定する。このハイビームシェードHSは回転シェード141の半径寸法が短い円周部位が遮光位置に回転位置される状態であり、これによりランプユニット110の放電バルブ114から出射される光のうち光軸を含まないこれよりも上方に照射される光が遮光される。このとき、ECU21はレベリング駆動回路23によりレベリングモータ131を制御して初期状態にしており、ランプユニット110の光軸は所定の初期位置に設定されている。これにより、ランプユニット110から照射される光の配光パターンは図4(c)のように配光垂直線Vの左側が右側よりも若干カットラインCLが高く、左側領域において配光水平線Hよりも若干上側の角度2°の位置にカットラインCLを有する配光パターンとなり、これは図10(c)に示したこれまでの「ハイビーム」の配光パターンと同じである。なお、「ハイビーム」の配光パターンにおける配光垂直線Vの左側領域のカットラインは配光水平線Hより上方に2°の角度に設定される。
〔「ミドルビーム:図5のM」への切替〕
ビーム切替スイッチ22が「ミドルビーム」に設定されると、ECU21はシェード切替回路24によりシェードモータ146を回転し、駆動ヘリカルギヤ145及び従動ヘリカルギヤ144を順次回動して回転シェード141をハイビームシェードHSの状態に設定する。この状態は前述の「ハイビーム」の場合と同じであり、ランプユニット110の放電バルブ114から出射される光のうち光軸を含まないこれよりも上方に照射される光が遮光される。また、これと同時に、ECU21はレベリング駆動回路23によりレベリングモータ131を制御してレベリング機構130を初期状態よりも若干下方に向け、ランプユニット110の光軸を初期位置よりも下方に偏向させた位置に設定する。これにより、ランプユニット110から照射される光の配光パターンのパターン自体は「ハイビーム」のパターンと同じであるが、ランプユニット110が下方に偏向されたことにより、配光パターンは図4(b)のように配光垂直線Vの右側領域では配光水平線Hよりも若干下側の位置をカットラインCLとし、左側領域では配光水平線Hよりも若干上側の位置をカットラインCLとする配光パターンとなる。この実施例では左側領域のカットラインCLは配光水平線Hより上方に0.34°の角度、右側領域のカットラインCLは配光水平線Hより下方に0.23°の角度に設定される。なお、レベリング機構130によりランプユニット110の光軸を下方に下げる角度に余裕があるときには「ハイビーム」におけるカットラインの角度を前述の2°から3°にまで拡大しても本実施例の「ミドルビーム」の設定が可能である。この配光パターンは図10(b)に示したこれまでの「ミドルビーム」の配光パターンと比較するとカットラインCLの位置は略同じであるが、ランプユニット110の光軸を含む光度の高い領域を回転シェード141によって遮光していないため自車の走行先である配光水平線Hに沿った領域の光度を高め、「ミドルビーム」で目的としている、対向車を眩惑することなく遠方視認性を高めることができる。因みに、図10(b)の配光パターンの中心領域の光度が 40000cdであったのに対し、図4(b)の配光パターンの中心領域の光度は 70000cdである。
実施例1では、「ロービーム」、「ハイビーム」、「ミドルビーム」の3つの配光パターンの切替えが可能であるが、回転シェード141にはロービームシェードLSとハイビームシェードHSの2つを設ければよい。そのため、回転シェード141を回転してビームを切り替える際の切替速度を高速化することができる。また、いずれのビームに切り替える場合でも、切替途中に目的とする以外のビームに切り替えられることがなく、切替途中に目的とするビームに切り替わってしまうという運転者が違和感を感じるようなこともない。
ここで、「ロービーム」から「ミドルビーム」への切り替えに際しては、図6(a)にシェード切替機構140とレベリング機構130を動作するときのタイミング図とそのときのカットラインCLの高さを示すように、レベリング機構130によりランプユニット110の光軸をθ1からθ2へと下方に偏向する制御の開始時間を、シェード切替機構140の回転シェード141のシェード半径をr1からr2の「ハイビーム」に切り替える制御の開始時間以前に設定する。すなわち、当該開始時間よりも微小時間だけ先に、またはこれと同時に行うようにする。このようにすることで、同図に破線で示すように、レベリング機構130の制御開始がシェード切替機構140の制御開始よりも遅れると、一時的に「ハイビーム」の配光パターンに近い状態になり、カットラインCLが眩惑領域に入って対向車を眩惑するおそれが生じるが、本実施例ではこのような眩惑が未然に回避できる。
また、図6(b)にシェード切替機構140とレベリング機構130を動作したときのカットラインの高さを示すタイミング図に示すように、シェード切替機構140を切り替えるのに必要とされる時間とレベリング機構130により光軸を下方の所定角度位置まで下げるのに必要とされる時間とを同じ時間にすることが好ましい。すなわち、シェード切替機構140の動作とレベリング機構130の動作が同時に開始されて同時に終了されるようにすることが好ましい。同図に破線で示すようにレベリング機構130の動作の終了がシェード切替機構140の動作の終了よりも遅れてレベリング機構130のみが動作している状況が生じると、ビームの切り替えの途中で予め設定されている配光パターンとは異なる配光パターンが生じることがあり、運転者等に違和感を生じさせてしまうことがあるが、本実施例ではこのことが未然に回避できる。また、この場合にも前述のように対向車に対する眩惑が生じることもあるが、本実施例ではこれが回避できる。
実施例2は実施例1と同様に「ロービーム」、「ハイビーム」へのビーム切替ともに、「ミドルビーム」として「ハイミドルビーム」、「ローミドルビーム」、「ライトミドルビーム」の3つの異なる形態のミドルビームへのビーム切替を可能にしたヘッドランプである。ヘッドランプの構成は回転シェードの形状を除けば実施例1と同じであるので説明は省略する。実施例2の回転シェード141Aは、図7に断面図を示すように、回転シェード141Aを円周方向に4つの部位に区分し、第1、第2の各部位を実施例1と同様に半径r1のロービームシェードLS、半径r2のハイビームシェードHSとして構成している。また、第3の部位は半径r3の長さがロービームシェードLSよりも若干短いがハイビームシェードHSよりは長いミドルビームシェードMSとして構成している。このミドルビームシェードMSはシェード形状がハイビームシェードHSやロービームシェードLSとは異なっている。すなわち、光軸を左右に挟む左右の領域におけるシェード半径の長さ関係がハイビームシェードHSやロービームシェードLSとは異なっている。第4の部位は半径がr4(=r2)でシェードの形状がハイビームシェードHSとは回転軸線に沿って左右方向が逆向き形状をしたライトハイビームシェードRSとして構成している。
実施例2では「ロービーム」、「ハイビーム」のビーム切替は実施例1と全く同じであるので説明は省略する。一方、ビーム切替スイッチ22により「ハイミドルビーム」、「ローミドルビーム」、「ライトミドルビーム」の各ビームに切り替えられると、これらいずれの場合でもECU21はレベリング駆動回路23によりレベリングモータ131を制御してランプユニット110の光軸を初期位置よりも下方に偏向させた位置に設定する。これと同時にECU21はシェード切替回路24によりシェード切替機構140の回転シェード141Aの回転位置を制御し、それぞれのビームに対応してハイビームシェードHS、ミドルビームシェードMS、ライトハイビームシェードRSを上方位置に回転位置させる。
「ハイミドルビーム」は実施例1の「ミドルビーム」と同じ配光パターンであり、このときには、回転シェード141AはハイビームシェードHSが上方に回転位置されており、その配光パターンは図8(a)に示すように、配光垂直線Vの右側領域では配光水平線Hよりも若干下側の角度0.23°の位置をカットラインCLとし、左側領域では配光水平線Hよりも若干上側の角度0.34°の位置をカットラインCLとする下側領域を照明する配光パターンとなる。また、配光パターンが実施例1の「ミドルビーム」と同じであるので、ランプユニット110の光軸を含む光度の高い領域は回転シェード141Aによって遮光していないため自車の走行先である配光水平線Hに沿った領域の光度を高め、対向車を眩惑することなく遠方視認性を高めた配光パターンを実現することができることは言うまでもない。
「ローミドルビーム」では、回転シェード141AはミドルビームシェードMSが上方に回転位置されており、その配光パターンは図8(b)に示すように、配光垂直線Vの右側領域では配光水平線Hよりも若干下側の角度0.23°の位置をカットラインCLとし、左側領域では配光水平線Hに沿った位置をカットラインCLとする下側領域を照明する配光パターンとなる。また、ランプユニット110の光軸を含む光度の高い領域は回転シェード141Aによって遮光していないため自車の走行先である配光水平線Hに沿った領域の光度を高めていることは「ハイミドルビーム」と同じである。この「ローミドルビーム」では、ミドルビームシェードMSのシェード形状を前述のように他のシェードと異なる形状に構成していることにより対向車の眩惑をより効果的に防止し、かつ路肩側の歩行者に対する眩惑を防止する一方で、自車の遠方視認性を高めた配光パターンを実現することができる。
「ライトミドルビーム」では、回転シェード141AはライトハイビームシェードRSが上方に回転位置されており、その配光パターンは図8(c)に示すように、配光垂直線Vの右側が左側よりも若干カットラインCLが高く、右側領域では配光水平線Hよりも角度0.34°だけ高く、右側領域では配光水平線Hよりも角度0.23°だけ低い位置にカットラインCLを有する配光パターンとなり、これは図4(c)に示した「ミドルビーム」の配光パターンと左右が対称であり、右側通行での走行時に有効である。なお、右側通行での走行時には、回転シェード141AをこのライトハイビームシェードRSに設定した上で、レベリング機構130によりランプユニット110の光軸を初期の状態に制御すれば、右側通行時における「ハイビーム」の配光パターンが得られることは言うまでもない。
なお、本発明では、実施例2の回転シェードには前記した4つのシェードに限られることなく、シェードの高さや形状が異なる他のシェードを増やすことも可能であり、それにより配光パターン、カットラインの位置が異なる別の「ミドルビーム」や、右側走行時における「ロービーム」の配光パターンを得ることが可能である。
図9は実施例3のランプユニットに設けられるシェードの断面図であり、ここではシェードを直進シェードとして構成したものである。ランプユニット110のホルダ112の内底面に上方に向けて矩形筒状をしたガイド147が立設され、このガイド147内に支持軸148が上下方向に摺動可能に挿入されている。この支持軸148の上部には所要の形状をした直進シェード141Bが一体的に設けられている。また、前記支持軸148の側面の一部は前記ガイド147の一側に設けられた開口溝147aに臨まされており、この一部には上下方向に沿ってラック148aが形成されている。また、前記ランプユニット110のホルダ112内には前記ラック148aに噛合するピニオン149が配設され、このピニオン149の回転軸149aは実施例1の回転軸143と同様にホルダ112の一側を貫通して外部に突出されている。この回転軸149aの端部には図示は省略するが実施例1と同様に従動ヘリカルギヤ(144)が取着され、さらにシェードモータ(146)の回転出力軸に取着された駆動ヘリカムギヤ(145)に噛合されている。
実施例3では、シェード切替回路24によりシェードモータ146を駆動し、駆動ヘリカルギヤ及び従動ヘリカルギヤを介して回転軸149aを回転し、ピニオン149を回転させる。このピニオン149とラック148aとの噛合により支持軸148は上下に往復移動され、支持軸148と一体の直進シェード141Bが上下方向に移動され、その上縁の高さが変化され、放電バルブから出射される光の遮光範囲が変化される。これにより、実施例1と同様の「ロービーム」、「ハイビーム」の各配光パターンを得ることができる。そして、「ハイビーム」の配光パターンに設定した状態でレベリング機構130によりランプユニット110の光軸を下方に偏向させることで、実施例1と同様な「ミドルビーム」への設定が可能になる。また、実施例3のシェード切替機構では直進シェード141Bを上下に移動させてカットラインを切り替えるので、実施例1のような回転シェードの回転位置を制御するシェード切替機構よりも迅速な切り替えが可能になる。
実施例3のシェード切替機構を用いたときには実施例1の「ハイビーム」、「ロービーム」、「ミドルビーム」のビーム切替と、実施例2の「ハイビーム」、「ロービーム」、「ハイミドルビーム」のビーム切替を同様にして実現することができる。また、実施例3のシェード切替機構は同一形状のシェードの高さを変化させる構成であるため配光パターンにおけるカットラインの高さ位置を連続的に変化制御することも可能であり、きめの細かい配光パターンの制御が実現できる。実施例3のシェード切替機構は実施例1,2のようにカットラインの形状を変化させることは難しいため、実施例2の「ライトミドルビーム」は実現が難しいが、「ローミドルビーム」は若干のカットラインの形状が相違するがこれに近い配光パターンでの実現は可能である。
本発明におけるシェード切替機構は配光パターンにおけるカットラインの位置や形状を制御することが可能な構成であれば実施例1,2,3の構成に限られるものではない。また、ビームの切り替えはビーム切替スイッチのみならず、自動車の車速、自動車に装備したナビゲーション情報、自動車に装備したカメラの撮像情報等に基づいて切り替えを行うように構成することも可能である。
実施例1のヘッドランプの断面構造及び回路接続を示す構成図である。 実施例1の要部の分解斜視図である。 シェード切替機構の概念構成を示す斜視図である。 実施例1で切り替える配光パターン図である。 シェード切替機構の動作を説明する図であり、配光パターンの平面図と縦断面図である。 レベリング機構とシェード切替機構の動作タイミングとカットラインの高さの相関を示す図である。 実施例2の回転シェードの断面図である。 実施例2の配光パターン図である。 実施例3のシェード切替機構の断面図である。 従来の配光パターン図である。
符号の説明
21 ECU
22 ビーム切替スイッチ
23 レベリング駆動回路
24 シェード切替回路
110 ランプユニット
111 リフレクタ
112 ホルダ
113 カバー
120 スイブル機構
130 レベリング機構
131 レベリングモータ
140 シェード切替機構
141 回転シェード
141A 回転シェード
141B 直進シェード
146 シェードモータ
150 フレーム

Claims (6)

  1. 光源から出射される光の一部を遮光して所望の配光パターンを得るためのシェード切替手段を備えるランプと、前記ランプの配光パターンを切り替える指令を受けたときに前記シェード切替手段を制御する配光パターン切替制御手段とを備える車両用前照灯において、前記ランプの光軸を垂直方向に偏向制御するレベリング手段を備え、前記配光パターン切替制御手段は配光パターンの切替時に前記シェード切替手段の制御と共に前記レベリング手段を制御することが可能であることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記シェード切替手段は少なくとも配光パターンにおけるカットラインの高さを変更可能であり、前記配光パターン切替制御手段は前記シェード切替手段のカットラインの高さに対応して前記レベリング手段によりランプの光軸を上下方向の傾きを制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記配光パターン切替制御手段は、遠方視認ビームの配光パターンへの切替指令を受けたときに前記カットラインをハイビームのカットラインと同じ高さになるように前記シェード切替手段を制御し、当該カットラインが遠方視認ビームに要求されるカットラインの高さになるように前記レベリング手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記シェード切替手段は複数の回転位置で前記カットラインの高さを変更可能に構成された回転シェードを備え、前記回転シェードは少なくともロービームとハイビームの配光パターンが形成可能であることを特徴とする請求項3に記載の車両用前照灯。
  5. 前記レベリング手段の制御を開始する時点を前記シェード切替手段の制御を開始する時点以前に設定することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の車両用前照灯。
  6. 前記レベリング手段を制御する時間と前記シェード切替手段を制御する時間とを同じ時間に設定することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の車両用前照灯。

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