JP2007216391A - 導電ペーストの乾燥方法、及び、導電ペーストの乾燥装置 - Google Patents

導電ペーストの乾燥方法、及び、導電ペーストの乾燥装置 Download PDF

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Abstract

被印刷体に印刷された導電ペーストの乾燥を、より効率的に、且つ少ないスペースで行える方法を提供することを目的とする。
【課題】
【解決手段】導電ペーストの乾燥装置10を、導電ペースト12が印刷された帯状のフィルム14を保持するアキューム部16と、アキューム部16から搬入されたフィルム14に印刷された導電ペースト12を乾燥させる乾燥炉18と、乾燥炉18から搬出されたフィルム14を巻取る巻取り部20と、を備えて構成した。この乾燥装置10により、導電ペースト12が印刷されたフィルム14を乾燥炉18内へ搬入するステップと、乾燥炉18内に熱風を循環させるステップと、乾燥炉18内でフィルム14に対して裏側から遠赤外線を照射するステップとを含む乾燥方法を可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被印刷体に印刷された導電ペーストを効率良く乾燥させる導電ペーストの乾燥方法、及び、導電ペーストの乾燥装置に関する。
従来から、導電ペーストを被印刷体に印刷するスクリーン印刷技術が電子部品の製造に広く応用されている。これらの導電ペーストは、適正な乾燥加熱条件を経て初めてその性能を発揮し得るものであって、自然乾燥に近い条件で乾燥し硬化させた場合には、その電気抵抗値は無限大になる。また、導電ペーストの印刷後の乾燥が適切でないと、素材であるフィルムが収縮変形し、導電ペーストの電気抵抗値が大幅に変化し、歩留まりが悪くなる。このため、乾燥工程は導電ペーストのスクリーン印刷において非常に重要であり、従来より、熱風循環乾燥や遠赤外線乾燥等の種々の乾燥方法が開発されている。熱風循環乾燥のみの場合には、長い乾燥時間を必要とする。
また、これら乾燥方法の一例として、遠赤外線乾燥を行った後に熱風循環乾燥を行う乾燥方法がある(例えば、特許文献1参照。)。この乾燥方法は、導電ペーストが印刷された被印刷体を遠赤外線乾燥炉中で導電ペーストが指触乾燥するまで乾燥させる遠赤外線乾燥工程と、導電ペーストが指触乾燥された被印刷体を複数積み重ねる積み重ね工程と、積み重ねられた被印刷体を熱風循環乾燥炉中で完全乾燥させる熱風循環乾燥工程と、を備えた乾燥方法である。この乾燥方法の場合、少なくとも遠赤外線乾燥炉及び熱風循環乾燥炉が必要となり、乾燥装置全体の規模が大きくなり、広いスペースを必要とする。
特開平8−295005号公報
そこで、本発明者は、このような課題の原因を究明してこのような課題を解決するべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明は、被印刷体に印刷された導電ペーストの乾燥を、より効率的に、且つ少ないスペースで行える方法を提供することを目的とする。また、このような方法に最適な装置を提供することを目的とする。
本発明の導電ペーストの乾燥方法は、被印刷体に印刷された導電ペーストの乾燥方法であり、前記導電ペーストが印刷された被印刷体を乾燥炉内へ搬入するステップと、前記乾燥炉内に熱風を循環させるステップと、前記乾燥炉内で、前記導電ペーストが印刷された被印刷体に対して、該導電ペーストが印刷されていない裏側から遠赤外線を照射するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の導電ペーストの乾燥方法は、前記導電ペーストの乾燥方法において、前記導電ペーストが受容層を介して前記被印刷体に印刷されていることを特徴とする。
また、本発明の導電ペーストの乾燥方法は、前記導電ペーストの乾燥方法において、前記印刷体が前記裏側にバックコート層を有していることを特徴とする。
本発明の導電ペーストの乾燥装置は、導電ペーストが印刷された帯状の被印刷体を印刷機から搬入し、該印刷体を懸架して滞留させるアキューム部と、前記アキューム部から搬入された前記被印刷体に印刷された導電ペーストを乾燥させる乾燥炉と、前記乾燥炉から搬出された前記被印刷体を巻取る巻取り部と、を備え、前記乾燥炉が、該乾燥炉内に熱風を循環させる熱風循環装置と、前記導電ペーストが印刷された被印刷体に対して該導電ペーストが印刷されていない裏側から遠赤外線を照射する遠赤外線照射装置と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の導電ペーストの乾燥装置は、前記導電ペーストの乾燥装置において、前記アキューム部が、前記印刷機から被印刷体を搬入する印刷機側ローラーと前記乾燥炉へ被印刷体を送出する乾燥炉側ローラーとの間に前記被印刷体を懸架するように構成され、該乾燥炉側ローラーが、該被印刷体の懸架長さの長短変化に対応して回転速度を増減変化しながら回転駆動することを特徴とする。
また、本発明の導電ペーストの乾燥装置は、前記導電ペーストの乾燥装置において、前記アキューム部が、前記印刷機から被印刷体を搬入する印刷機側ローラーと前記乾燥炉へ被印刷体を送出する乾燥炉側ローラーとの間に前記被印刷体を懸架するように構成され、該印刷機側ローラー及び/又は該乾燥炉側ローラーが、外周面に沿って該被印刷体を吸着する吸引孔を有することを特徴とする。
また、本発明の導電ペーストの乾燥装置は、前記導電ペーストの乾燥装置において、前記アキューム部が、前記印刷機から被印刷体を搬入する印刷機側ローラーと前記乾燥炉へ被印刷体を送出する乾燥炉側ローラーとの間に前記被印刷体を懸架するように構成され、該懸架した被印刷体に対して下方向への力を付与する圧下手段を備えることを特徴する。
本発明の導電ペーストの乾燥方法及び導電ペーストの乾燥装置によれば、乾燥炉内で熱風を循環させるとともに、遠赤外線を被印刷体の裏側から照射することにより、短時間で効率的に導電ペーストを乾燥させることができた。これにより、導電ペーストの抵抗値を迅速に下げることができるようになった。また、短時間で導電ペーストの抵抗値を下げることができるため、乾燥炉を短く構成できるとともに電気代を節約することができる。また、遠赤外線を被印刷体の裏側のみから照射することにより、遠赤外線照射装置等を被印刷体の上方に設ける必要がなく、遠赤外線照射装置等からゴミや異物が落下して被印刷体に付着するのを防止できる。さらに、遠赤外線照射装置等を被印刷体の上方に設ける必要がないため、乾燥炉の天井を低くして乾燥炉をコンパクトに構成でき、外観を視認することができる。また、被印刷体をローラー間に挟む必要がなく、作業効率を向上させることもできる。
次に、本発明に係る導電ペーストの乾燥方法及び導電ペーストの乾燥装置の実施形態について、図面に基づいて詳しく説明する。図1において、符号10は、本発明の導電ペーストの乾燥装置であり、電磁波を防禦するシートを製造するために、導電ペーストを乾燥させる装置である。
導電ペーストの乾燥装置10は、導電ペースト12が印刷された帯状のフィルム(被印刷体)14を保持するアキューム部16と、アキューム部16から搬入されたフィルム14に印刷された導電ペースト12を乾燥させる乾燥炉18と、乾燥炉18から搬出されたフィルム14を巻取る巻取り部20と、を備えている。
導電ペースト12は、導電性を発現する金属、金属化合物の少なくとも1種からなる主成分と、バインダー及び溶媒から形成され、金、銀、銅、ニッケル、コバルト、銀パラジウム合金、酸化銀、有機銀、インジウム・錫酸化物(以下、ITOと記載する。)、酸化インジウム、アンチモン添加酸化錫、フッ素添加酸化錫、アルミニウム添加酸化錫、カリウム添加酸化錫、シリコン添加酸化錫、又は、酸化亜鉛−酸化錫系、酸化インジウム−酸化錫系、酸化亜鉛−酸化インジウム−酸化マグネシウム系金属酸化物を用いることができる。例えば、酸化銀は加熱乾燥時に還元されて銀を遊離し、有機銀は加熱乾燥時に熱分解により銀を遊離することで導電性を発現する。また、該主成分の形態も特に限定されるものではなく、球状、針状、楕円状、不定形状、りんぺん状が挙げられ、その平均粒径は0.2〜2μmである。該主成分の配合量は、導電ペーストの中の全固形分に対して50〜98重量部であることが好ましい。該主成分が0.2μm以下であったり、配合が少ないと十分な導電性が確保できない。逆に該主成分が2μm以上であったり、配合が多すぎると微細パターンや付着力が確保できない。また、必要に応じて、分散剤を添加して該主成分を良好に分散させて、二次凝集を防止することもできる。
バインダーとしては、受容層と密着性がよく、受容層を侵さないものであれば良く、蒸発乾燥型あるいは熱硬化型の樹脂が用いられる。例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、セルロース樹脂、ウレタン樹脂及びそれらの共重合樹脂等あるいはフェノール樹脂、エポキシ樹脂などが例示される。これらのうち、一種又は二種以上の混合物として用いることもできる。バインダーの使用量は膜の付着力、導電性および微細パターン適性のバランスの上から、該主成分100重量部に対して1〜20重量部程度であればよい。これらバインダーには、必要に応じて、可塑剤を添加しても良い。
溶媒としては、例えば、スクリーン印刷用のペーストとして調合される場合は、比較的高沸点(例えば、沸点約100〜300℃)のものが選択されることが多い。例えば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールノルマルブチルエーテル等のグリコールのエーテル類;エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(酢酸カルビトール)、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のグリコールのエーテルエステル類、テルピネオールなどの有機溶媒が使用される。溶媒の使用量は、該主成分100重量部に対して1〜30重量部程度であればよい。
本発明の導電ペーストの製造は、例えば、導電性を発現する金属、金属化合物の少なくとも1種からなる主成分と、バインダーと溶媒を混合した後、ロールミルなどで混練してペースト状にする方法などで行われる。
一例としてこの導電ペースト12は、図2(a)に示すように、メッシュパターン状に印刷されている。このメッシュを構成する各直線の幅は20μmであり、各直線の厚さは10μであり、各直線の間隔は300ミクロンである。なお、これらは一例であって、限定されるものではない。導電ペースト12の色は、例えば銀白色乃至黒銀色である。フィルム14は、透明性を有する樹脂から形成され、ポリエチレンテレフタラート(PET)が用いられるが、ポリエチレンナフタレート(PEN)、環状ポリオレフィン樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカ−ボネート樹脂、ポリメタクリル樹脂等のアクリル樹脂等であっても良い。
図2(b)に示すように、このフィルム14に導電ペースト12が受容層22を介して印刷されている。一例として受容層22の厚さは1μである。また、導電ペースト12が印刷されないフィルム14の裏面にはバックコート層26が設けられている。
一例として受容層22の厚さは1μである。受容層22は酸化物セラミックス、非酸化物セラミックス及び金属からなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分として含有する透明多孔質層である。ここで、酸化物セラミックスとしては、チタニア、アルミナ、マグネシア、ベリリア、ジルコニア、シリカ等の単純酸化物、シリカ、ホルステライト、ステアタイト、ワラステナイト、ジルコン、ムライト、コージライト、スポジェメン等のケイ酸塩、チタン酸アルミニウム、スピネル、アパタイト、チタン酸バリウム、PZT、PLZT、フェライト、ニオブ酸リチウム等の複酸化物が例示できる。非酸化物セラミックスとしては、窒化ケイ素、サイアロン、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化チタン等の窒化物、炭化ケイ素、炭化ホウ素、炭化チタン、炭化タングステン等の炭化物、アモルファス炭素、黒鉛、ダイヤモンド、単結晶サファイヤ等の炭素が例示できる。その他、ホウ化物・硫化物・ケイ化物が例示できる。金属としては、金、銀、鉄、銅、ニッケル等が例示できる。これらのうち少なくとも1つを原料として用いればよく、より好ましいのはシリカ、チタニア、アルミナであり、その他成分や配合は特に制限はない。
透明性樹脂基材上に透明多孔質層を形成する方法は、ウェットプロセス、ドライプロセスのいずれでもよく、特に制限はないが、生産性やコストの面からはウェットプロセスが好ましい。ウェットプロセスでは公知の手法によって基材上にコーティング(塗布)すればよい。コーティング方法としては、例えばグラビアコーティング、オフセットコーティング、コンマコーティング、ダイコーティング、スリットコーティング、スプレーコーティング、メッキ法、ゾル−ゲル法、LB膜法等が例示でき、特にゾル−ゲル法が好ましい。ゾル−ゲル法での出発原料としては、シリカでは、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトライソプロポキシシラン等のテトラアルコキシシラン;メチルトリエトキシシラン、エチルトリエトキシシラン等のオルガノアルコキシシラン;テトラクロロシラン、テトラブロモシラン等のテトラハロシラン等が例示される。また、アルミナでは、例えば、アルミニウムトリ−sec−ブトキシド等のトリアルコキシアルミニウム;アルミニウム(III)2,4−ペンタンジオネート等が挙げられる。上記出発原料は、触媒、水の存在下でゾル−ゲル反応を進行させるが、すでにゾル−ゲル反応が進んだこれらの加水分解物(反応中間体)を出発原料として用いても良い。また、必要に応じ、樹脂、界面活性剤等の他の成分を適宜添加しても良い。また、上記出発原料を含むゾルに対して、酸化物セラミックスのフィラーを加えてゾル−ゲル反応させてもよい。この場合、該フィラーの含有量は、出発原料100重量部に対して、5〜100重量部程度であればよい。該フィラーの平均粒子径は、通常、10〜100nm程度であればよい。なお、ドライプロセスとしては、例えばCVD、蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等が例示できる。
バックコート層26は透明性を損なわないものであれば一般的な材料を用いればよく、特に制限はない。そのうち酸化物セラミックス前駆体または紫外線硬化型アクリレート樹脂を含むバックコート液を塗布、硬化してバックコート層を形成することが好ましい。酸化物セラミックス前駆体とは、ゾル−ゲル法等により透明な酸化物セラミックスを形成できる前駆体(化合物)であればよく、例えば、シリカ前駆体(テトラアルコキシシラン、オルガノアルコキシシラン、テトラハロシラン、テトラメトキシシラン(実施例1で使用のもの)等)、チタニア前駆体(テトラアルコキシチタン、オルガノアルコキシチタン、テトラハロチタン等)、アルミナ前駆体(トリアルコキシアルミニウム、オルガノアルコキシアルミニウム、トリハロアルミニウム等)、マグネシア前駆体、ベリリア前駆体ジルコニア前駆体(テトラアルコキシジルコニウム、オルガノアルコキシジルコニウム、テトラハロジルコニウム等)などが挙げられる。これらの酸化物セラミックス前駆体は、通常、公知の方法により加水分解するなどして、シリカゾル、チタニアゾル、アルミナゾル、マグネシアゾル、ベリリアゾル、ジルコニアゾルなどのゾル状物に変換させて用いられる。酸化物セラミックス前駆体として、テトラメトキシシラン(実施例1で使用)が好適である。
また、バックコート液に含まれる溶媒は、例えば、水、アルコール類、芳香族炭化水素、エチレングリコールのエーテルエステル類、プロピレングリコールのエーテルエステル類、ケトン類、テルピネオール等が挙げられ、これらからなる群から選ばれる少なくとも1種を選択することができる。紫外線硬化型アクリレート樹脂の主成分としては、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等の2官能基以上を有する紫外線硬化型のアクリレートであれば特に限定されるものではない。1,6-ヘキサンジオールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールアクリレート、1,9-ノナンジオールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、ネオペンチルグリコールPO変性ジアクリレート、EO変性ビスフェノールAジアクリレートのような2官能性アクリレートやトリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、トリメチロールプロパンEO変性トリアクリレート、PO変性グリセリントリアクリレート、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレートトリアクリレートのような多官能アクリレート等の使用が好ましい。
また、紫外線硬化型アクリレート樹脂には、通常、光重合開始剤を添加して使用する。光重合開始剤として、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(イルガキュア
184 チバ・スペシャリティー・ケミカルズ株式会社製)、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−1−フェニル−プロパン−1−オン等を添加することにより、充分な硬化被膜を得ることができる。その他、ベンゾイン、ベンゾイン誘導体、ベンゾフェノン、ベンゾフェノン誘導体、チオキサントン、チオキサントン誘導体、ベンジルジメチルケタール、α−アミノアルキルフェノン、モノアシルホスフィンオキサイド、ビスアシルホスフィンオキサイド、アルクルフェニルグリオキシレート、ジエトキシアセトフェノン、チタノセン化合物等の光重合開始剤も使用できる。これらの光重合開始剤の配合割合は、紫外線硬化型アクリレート樹脂100重量部に対し1〜10重量部が好ましい。1重量部未満では充分に重合が開始せず、また、10重量部を超えると場合によっては耐久性が低下するからである。なお、前記の紫外線硬化型アクリレート樹脂中には、その透明性を損なわない程度で第三成分(UV吸収剤、フィラー等)を含ませてもよく特に制限はない。バックコート液には、必要に応じて、アンチブロッキング材や、界面活性剤、触媒等を添加してもよい。バックコート層を形成する方法は、一般的な塗布方法と硬化方法を用いればよく、特に制限はない。
アキューム部16は、前工程の印刷機からフィルム14を搬入する印刷機側ローラー30と乾燥炉18へフィルム14を送出する乾燥炉側ローラー32との間にフィルム14を弛ませて懸架するように構成されている。ローラー30及び32は内部が空洞であるとともに外周面に沿って多数の吸引孔が設けられたサクションローラーであり、ブロアを駆動させてフィルム14を吸着させながら図示しないサーボモータによって回転駆動させられる。ローラー30は、フィルム14を吸着することにより、ローラー30よりも印刷機側においてフィルム14に張力を与えることに寄与する。ローラー32は、フィルム14を吸着することにより、ローラー32よりも乾燥炉18側においてフィルム14に張力を与えることに寄与する。
ローラー32は、フィルム14の懸架長さLの長短変化に対応して回転速度を増減変化しながら回転駆動する。フィルム14を懸架して滞留させる懸架部33には、4個の透過型センサ35(1)、35(2)、35(3)及び35(4)が設けられており、例えばセンサ35(1)がフィルム14を検知した場合のローラー32の回転速度を100%とすると、センサ35(1)が検知せずにセンサ35(2)が検知した場合には回転速度を80%とし、センサ35(2)が検知せずにセンサ35(3)が検知した場合の回転速度を60%とし、センサ35(3)が検知しないでセンサ35(4)が検知した場合の回転速度を30%とすることにより、Lの長短変化に対応して回転速度を増減変化させる。なお、Lが短くなり過ぎてセンサ35(4)がフィルム14を検知しない場合には乾燥炉18へのフィルム14の送出を停止させて印刷機異常と判断する。また、センサ35(1)がフィルム14を検知した場合には、印刷機からのフィルム14の搬入を停止する。また、アキューム部16は、フィルム14に対して下方向の力を付与するブロア(圧下手段)37を備える。なお、透過型センサ35(1)、35(2)、35(3)及び35(4)の代替として反射型センサを用いてもよい。また、クリーンエアーをフィルム14の上面に吹き付けて、下方向への力を付与してもよい。
このようなアキューム部16によれば、印刷機側と乾燥炉18側でフィルム14の送り速度が異なる本装置10において、アキューム部16にフィルム14を一旦滞留しておくことができる。また、送り出すフィルム14に送り出し方向と逆方向の張力を付与することにより、ローラー32から送り出すフィルム14の蛇行を防止できる。なお、前工程においては、図示しないロールスクリーン印刷機において、図示しない巻出部から巻き出されたフィルム14に導電ペースト12を印刷してアキューム部16へ送り出す。
乾燥炉18は、図1に示すように、乾燥炉18内に熱風を循環させる熱風循環装置19と、導電ペースト12が印刷されたフィルム14に対して導電ペースト12が印刷されていない裏側から遠赤外線を照射する遠赤外線照射装置34と、フィルム14を支持するローラー36とを備えている。ローラー36は自由回動可能に軸支されているが回転駆動させてもよい。熱風循環装置19は、ヒータ21、ブロア23及び熱風吐出具25等から構成され、100〜180℃前後の熱風を発生して循環させることができる。遠赤外線照射装置34は、2.5〜30μmの波長の遠赤外線をフィルム14の裏側から照射することができ、遠赤外線照射装置34の表面温度は180〜350℃前後である。これら熱風循環装置及び遠赤外線照射装置34の相乗効果により、フィルム14の周囲は120〜180℃となる。フィルム14の上方には、温度を検知する熱電対27が設けられている。また、図示しないが、適量のクリーンエアーをブロアーとヘパフィルターを通して乾燥炉18内部に取り込んでいる。
巻取り部20は、乾燥炉18において導電ペースト12の乾燥の終了したフィルム14を回転中心軸Cのまわりにウェブ状に巻き取っていくことができる。巻取り部20は、ダンサーローラー29、ニップローラー39及び引取ローラー41を含んで構成される。
このような導電ペーストの乾燥装置10により、導電ペースト12が印刷されたフィルム14を乾燥炉18内へ搬入するステップと、乾燥炉18内に熱風を循環させるステップと、乾燥炉18内でフィルム14に対して裏側から遠赤外線を照射するステップとを含む導電ペーストの乾燥方法が実現できる。
フィルム14を乾燥炉18内へ搬入するステップは、巻取り部20からのフィルム14に対する引っ張り力又はローラー36の回転によって実現される。また、このステップにおいて、搬入方法は連続的であっても断続的であっても良い。
乾燥炉18内に熱風を循環させるステップは、熱風循環装置19によって実現される。熱風循環装置19が発生させる熱風の温度は100〜180℃であるが、温度調整手段によって調整できることが好ましい。また、熱電対27によって、一定温度に自動制御できるようにしてもよい。
遠赤外線を照射するステップは、遠赤外線照射装置34によって実現される。遠赤外線の波長は通常2.5〜30μmであるが、調整できることが好ましい。また、遠赤外線照射装置34からフィルム14までの距離Hは、適宜調整できることが好ましい。なお、反射板等を用いて遠赤外線の照射方向を調整できるようにしてもよい。
このような導電ペーストの乾燥方法及び導電ペーストの乾燥装置10によれば、乾燥炉18内で熱風を循環させるとともに、遠赤外線をフィルム14の裏側から照射することにより、短時間で効率的に導電ペースト12を乾燥させることができる。これにより、導電ペースト12の抵抗値を迅速に下げることができる。効果の詳細は以下に試験データに基いて説明する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態には限定されない。例えば、パターン精度が高度に要求されない印刷の場合には、受容層22を介さずに導電ペースト12を印刷したフィルム14について、本発明の導電ペーストの乾燥方法及び導電ペーストの乾燥装置10を用いてもよい。また、図3に示すようなバックコート層26を設けないフィルム14について、本発明の導電ペーストの乾燥方法及び導電ペーストの乾燥装置10を用いてもよい。また、電磁波を防禦するシートを製造するための導電ペーストの乾燥に利用することに限定されない。例えば、タッチパネルをするための導電ペーストの乾燥に利用してもよい。その他、本発明の技術的範囲には、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様も含まれる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、いずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
本発明の導電ペーストの乾燥方法及び導電ペーストの乾燥装置に関して、図4に示す態様で試験を行い、表1に示す試験データを得た。表1において、サンプル1は実施例であり、サンプル2はサンプル1との比較例であり、サンプル3は実施例であり、サンプル4はサンプル3との比較例であり、サンプル5は実施例であり、サンプル6はサンプル5との比較例である。また、サンプル7は比較例である。また、表1中の抵抗値は、9個の測定値の平均値であり、正規分布に従っていた。
Figure 2007216391
図4に示す試験片50は、PETフィルム14上に導電ペースト12が受容層22を介して印刷されて構成されている。導電ペースト12は、一辺30mmの正方形状に厚さ3μmで印刷されている。この試験片50を乾燥炉内に入れて、熱風循環乾燥装置により150℃の熱風を発生させて乾燥炉内で循環させた。また、サンプル1,3,5においては、図4(b)に示すように、フィルム14の導電ペースト12が印刷されていない裏側のみから遠赤外線ヒータ(遠赤外線照射装置)34により遠赤外線を照射し、サンプル2,4においては、フィルム14の表側のみから照射し、サンプル6においては両側から照射した。遠赤外線ヒータ34の表面温度は340℃であった。これにより、フィルム14の周辺温度は入口で150℃、中央で180℃、出口で150℃になった。
サンプル1のようにフィルム14の裏面のみから遠赤外線を10分間照射した場合、導電ペースト12の抵抗値は0.028Ω/□まで下がった。これに対して、サンプル2のようにフィルム14の表面のみから照射した場合、乾燥時間が同じ10分間でも、抵抗値は1.17Ω/□にまで下がるだけであった。また、サンプル3のようにフィルム14の裏面のみから8分間照射した場合、抵抗値は0.021Ω/□まで下がった。この抵抗値は従来の熱風乾燥により達成すべき値である。これに対して、サンプル4のように表面のみから15分間照射しても抵抗値は0.064Ω/□にまで下がるだけであった。なお、サンプル3及び4においては熱風温度を170〜180℃として試験を行った。これにより、遠赤外線を裏面のみから照射する方が効率良く抵抗値を下げられることが判明した。この要因としては、裏側が受容層22を介することにより表側から見るのと裏側から見るのと色目が異なり遠赤外線吸収量に差が生じること、裏面から照射した方が導電ペースト12の溶剤を揮発飛散させやすいこと等が考えられる。
また、サンプル5のようにフィルム14の裏面のみから遠赤外線を5分間照射した場合、導電ペースト12の抵抗値は0.040Ω/□まで下がった。サンプル6のようにフィルム14の両面から照射した場合、乾燥時間が同じ5分間で、抵抗値はサンプル5と同程度の0.037まで下がった。サンプル5及び6において、乾燥炉18の温度を190℃まで上げた。これにより、裏面のみから照射した場合、両面から照射した場合と同程度の乾燥効率を得られることが判明した。このため、遠赤外線ヒータ34を裏面側に設けるだけでも両面側に2台設けるのと同じ乾燥効率を得ることができ、裏面のみから照射した場合、乾燥効率が高いだけでなく、コストダウンを図ることができる。また、赤外線ヒータ34を裏面側に設けるだけでも両面側に2台設けるのと同じ乾燥効率を得ることができるため、赤外線ヒータ34を裏面側のみに設ける場合は両面側に2台設ける場合に対して同じ乾燥効率で電気代を約1/2〜2/3にすることができると考えられる。
本発明の導電ペーストの乾燥方法及び導電ペーストの乾燥装置によれば、短時間で効率的に導電ペーストを乾燥させて導電ペーストの抵抗値を迅速に下げることができる。このため、導電ペーストを用いた電子機器や電子部品の製造のために広く利用できる。
本発明の導電ペーストの乾燥装置を示す側面図である。 図1の導電ペーストの乾燥装置により乾燥させる導電ペーストを印刷したフィルムを示す図であり、同図(a)は平面図であり、同図(b)は断面図である。 図1の導電ペーストの乾燥装置により乾燥させる導電ペーストを印刷した他のフィルムを示す断面図である。 本発明の導電ペーストの乾燥方法及び導電ペーストの乾燥装置の試験態様を示す図であり、同図(a)は試験片の平面図であり、同図(b)は断面図である。
符号の説明
10:導電ペーストの乾燥装置
12:導電ペースト
14:フィルム(被印刷体)
16:アキューム部
18:乾燥炉
20:巻取り部
22:受容層
26:バックコート層
29:ダンサーローラー
30:印刷機側ローラー
32:乾燥炉側ローラー
35(1)、35(2)、35(3)、35(4):センサ
50:試験片

Claims (7)

  1. 被印刷体に印刷された導電ペーストの乾燥方法であり、
    前記導電ペーストが印刷された被印刷体を乾燥炉内へ搬入するステップと、
    前記乾燥炉内に熱風を循環させるステップと、
    前記乾燥炉内で、前記導電ペーストが印刷された被印刷体に対して、該導電ペーストが印刷されていない裏側から遠赤外線を照射するステップと、
    を含む導電ペーストの乾燥方法。
  2. 前記導電ペーストが受容層を介して前記被印刷体に印刷されている請求項1に記載する導電ペーストの乾燥方法。
  3. 前記印刷体が前記裏側にバックコート層を有している請求項1又は請求項2に記載する導電ペーストの乾燥方法。
  4. 導電ペーストが印刷された帯状の被印刷体を印刷機から搬入し、該印刷体を懸架して滞留させるアキューム部と、
    前記アキューム部から搬入された前記被印刷体に印刷された導電ペーストを乾燥させる乾燥炉と、
    前記乾燥炉から搬出された前記被印刷体を巻取る巻取り部と、を備え、
    前記乾燥炉が、該乾燥炉内に熱風を循環させる熱風循環装置と、前記導電ペーストが印刷された被印刷体に対して該導電ペーストが印刷されていない裏側から遠赤外線を照射する遠赤外線照射装置と、を備えた導電ペーストの乾燥装置。
  5. 前記アキューム部が、前記印刷機から被印刷体を搬入する印刷機側ローラーと前記乾燥炉へ被印刷体を送出する乾燥炉側ローラーとの間に前記被印刷体を懸架するように構成され、該乾燥炉側ローラーが、該被印刷体の懸架長さの長短変化に対応して回転速度を増減変化しながら回転駆動する請求項4に記載する導電ペーストの乾燥装置。
  6. 前記アキューム部が、前記印刷機から被印刷体を搬入する印刷機側ローラーと前記乾燥炉へ被印刷体を送出する乾燥炉側ローラーとの間に前記被印刷体を懸架するように構成され、該印刷機側ローラー及び/又は該乾燥炉側ローラーが、外周面に沿って該被印刷体を吸着する吸引孔を有する請求項4又は請求項5に記載する導電ペーストの乾燥装置。
  7. 前記アキューム部が、前記印刷機から被印刷体を搬入する印刷機側ローラーと前記乾燥炉へ被印刷体を送出する乾燥炉側ローラーとの間に前記被印刷体を懸架するように構成され、該懸架した被印刷体に対して下方向への力を付与する圧下手段を備える請求項4乃至請求項6のいずれかに記載する導電ペーストの乾燥装置。
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