JP2007216131A - フラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システム - Google Patents

フラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システム Download PDF

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Abstract

【課題】簡便に所望のカレットサイズに変更することができるとともに、破砕機に負荷を極力生じさせることなく容易にガラスカレットが成形可能なフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムを提供すること。
【解決手段】搬送装置に投入されたフラットパネルディスプレイ基板を搬送させながら、切断、分離、剥離工程を順次経た後、搬送装置によって前記剥離された各ガラス基板3毎に搬送させながら、カッタ40b、41bにより該ガラス基板3の表面と裏面のうち何れか一方面にガラス基板の幅方向の切り溝を、他方面にガラス基板の長手方向の切り溝を刻設して複数の矩形状マトリックスを形成し、該マトリックス毎に破砕装置48によって前記ガラス基板3を破砕して複数の所望サイズのガラスカレット20を供給する。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示側ガラス基板と背面側ガラス基板とが対向配置され、これら一対のガラス基板の対向領域の周縁をシール部により密封接合してなるフラットパネルディスプレイ基板を搬送装置により搬送させながら分離し、所要のガラスカレットサイズを破砕して再利用化を図るフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムに関する。
従来、テレビディスプレイ等の陰極線管のリサイクル方法とその装置として、陰極線管をパネル部とファンネル部に分離した後、パネル部またはファンネル部を細かく破砕し、例えば1cm〜5cmのガラスカレットにするリサイクル工程内において、2つの回転刃(第1および第2の回転刃)を備えた2段階のハンマー型の破砕機が用いられており、まず、回転軸の周囲に90度毎に螺旋状にピッチ40〜70mm間隔で立設された第1の回転刃によって、回転数を数十回転/分〜1000回転/分程度として、パネル部またはファンネル部の一次破砕が行われることで、複数のガラス片(大きな寸法のカレット)に破砕され、次に、回転軸の周囲に90度毎に螺旋状にピッチ30〜50mm間隔で立設された第2の回転刃によって、回転数を数十回転/分〜1000回転/分程度として、これら大きな寸法のカレットの二次破砕が行われ、さらに小さな寸法のカレットに細かく破砕されることで、複数の均一なカレットサイズに破砕でき且つガラス微粉の発生量も少なくなっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−233170号公報(段落0021〜0022、図4,5)
しかしながら特許文献1にあっては、破砕されるカレットサイズを変更したい場合には、第1および第2の回転刃のピッチ間隔を変更する必要があるので、ピッチ調整された新たな第1および第2の回転刃を備えた回転軸の全体を交換するだけでなく、カレット受け板のスリット状スレッジのサイズへの変更も必要となり、作業の手間とコストが掛かっていた。また、第1および第2の回転刃によってパネル部またはファンネル部を直に巻き込みながら、その先端で割断を繰り返すことで破砕が継続して行われることから、回転刃に強い負荷が加わることとなり、長期に連続使用した場合に回転刃に劣化を生じ破砕力が低減する虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、簡便に所望のカレットサイズに変更することができるとともに、破砕機に負荷を極力生じさせることなく容易にガラスカレットが成形可能なフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムは、表示側ガラス基板と背面側ガラス基板とが対向配置され、これら一対のガラス基板の対向領域の周縁をシール部により密封接合してなるフラットパネルディスプレイ基板を搬送装置により搬送させながら分離し、所要のガラスカレットサイズを破砕して再利用化を図るフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムであって、搬送装置に投入されたフラットパネルディスプレイ基板は、前記ガラス基板のうち一方のガラス基板の対向する一対の側端部側のシール部を僅かに残して切断する第1切断部、前記フラットパネルディスプレイ基板を90°回動させる反転部、前記一方のガラス基板の対向する他方の一対の側端部側のシール部を僅かに残して切断する第2切断部、切断された両ガラス基板間内に加圧流体を導入する分離部、分離した各ガラス基板に付着している電極を含む表示素子構成物質を剥離する剥離部を順次経た後、搬送装置によって前記剥離された各ガラス基板毎に搬送させながら、カッタにより該ガラス基板の表面と裏面のうち何れか一方面にガラス基板の幅方向の切り溝を、他方面にガラス基板の長手方向の切り溝を刻設して複数の矩形状マトリックスを形成し、該マトリックス毎に破砕装置によって破砕して複数のガラスカレットを供給することを特徴としている。
この特徴によれば、フラットパネルディスプレイ基板を搬送させながら、切断、分離、剥離、切り溝および破砕の工程を連続的に行うことで効率の良い解体作業ができ、多くのガラスカレットを短時間で成形することが可能であり、しかも、ガラス基板の破砕工程前にガラス基板の表裏面にカッタで切り溝を刻設してマトリックスを形成するので、カッタの切り溝間隔を調整すればマトリックスの大きさを適宜変更でき、所望のカレットサイズを得ることができる。さらに、カッタと破砕装置を別けて設けたので、それぞれが受ける負荷が分散され長期使用に耐えることができる。
本発明の請求項2に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムは、請求項1に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムであって、前記破砕装置は回転軸の周方向に複数の打突板を備え、前記回転軸の回動によって前記打突板が、進行方向の最前列の複数マトリックスに向けて打突されることを特徴としている。
この特徴によれば、打突板の打突によって最前列のマトリックスがガラス基板から割断され、打突の衝撃で最前列の幅方向に隣接するマトリックス同士が、それぞれの切り溝に沿って個々に破砕されることで、複数のガラスカレットを同時に成形することができるとともに、回動軸の回動制御により周方向に備えた新たな打突板の打突が繰り返し継続して行われるので、ガラス基板を短時間で多くのガラスカレットに破砕することができる。
本発明の請求項3に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムは、請求項2に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムであって、前記打突板には、前記幅方向に隣接するマトリックスの個々に対応して、打突する凸部が複数並列して設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、隣接するマトリックスの個々に対応して打突板に凸部が設けられた同列の隣接するマトリックス同士の割断を同時にかつより確実に行うことができる。
本発明の請求項4に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムは、請求項1乃至3のいずれかに記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムであって、前記カッタを複数並列して設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、並列された複数のカッタによって切り溝の形成にかかる時間を短縮することが可能となる。
本発明の請求項5に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムは、請求項1乃至4のいずれかに記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムであって、前記破砕装置の下部に出し入れ可能な回収ボックスを備えたことを特徴としている。
この特徴によれば、破砕後のガラスカレットを収納した回収ボックスを取り出すだけで、ガラスカレットの搬出作業を簡便かつ短時間に行うことができる。
本発明の請求項6に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムは、請求項5に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムであって、前記回収ボックスに水流を噴射したことを特徴としている。
この特徴によれば、水流が回収ボックスに向けて噴射されることで、破砕時に発生する微細なガラスカレットを確実に捉えて、破砕後に落下するガラスカレットおよび微細なガラスカレットの積層時に生じる粉塵の発生を確実に抑えることができる。
本発明の請求項7に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムは、請求項5または6に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムであって、前記破砕装置と回収ボックスの周囲をカバー体で閉塞したことを特徴としている。
この特徴によれば、破砕装置によるガラス基板の破砕時に微細なガラスカレットが飛散した場合であっても、破砕装置と回収ボックスの周囲がカバー体で閉塞されているので、微細なガラスカレットの外方に向けての飛散が抑えられ、より一層の安全性を高めることができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本発明で使用されるフラットパネルディスプレイ(FPD)基板の一例としてのプラズマディスプレイパネル(PDP)の外観を示す斜視図であり、図2は、PDPの1画素に対応する部分の基本的な構造を示す分解斜視図であり、図3は、ガラスカレット供給システムに係るPDPの切断、分離、および剥離の処理工程を示す流れ工程図であり、図4は、ガラスカレット供給システムに係る切り溝の刻設と破砕処理工程を示す斜視図であり、図5(a)は、分離された一方のガラス基板裏面の切り溝加工工程を示す底面図であり、図5(b)は、そのガラス基板表面の切り溝加工工程を示す平面図であり、図5(c)は、ガラス基板両面に切り溝が形成された状態を示す平面図であり、図6は、破砕装置によるガラス基板の破砕処理工程を示す断面図である。
本発明では、PDP(プラズマディスプレイパネル)やTFT(シンフィルムトランジスター)パネル等の薄型基板のFPD(フラットディスプレイパネル)が用いられるが、本実施例においてはFPDの一例としてPDPを用いて以下に説明する。
図1および図2に示されるように、PDP1は薄い肉厚(3mm程度)で構成される一方の背面側ガラス基板(以下、ガラス基板3)と他方の表示側ガラス基板(以下、ガラス基板2)が、約100から200μmの間隔を隔てて張合わされたもので、これら一対の基板2,3の対向領域周縁は、シール部となる封止ガラス(フリット硝子)4で熱融着して、内部に放電のための密封空間を形成している。その密封空間には複数(数千単位)の単位発光領域Uを有し、そのうちの一つの単位発光領域Uの内部構造は、図1に示すように、その領域内にガラス基板2に設けた表示電極S、Tと、ガラス基板3に設けたアドレス電極Eが直交するように対峙し、両者間に放電空間5が形成されている。
これら表示電極S、Tは幅広の透明導電膜8と、導電性を補うために、例えばクロム−銅−クロムの3層構造のバス金属膜6とから成り、そして全ての電極S,Tは数十μm程度の厚さを有する誘電体層10と、さらに最終外表面には放電による劣化を抑えるために、例えばMgOから成る保護層12が蒸着されている。誘電体層10としては焼成時の気泡を抑えるために非脱泡性の、例えばPbOを主成分とし、SiO,Al等から成る低融点ガラスが選択される。
一方、ガラス基板3上には、アドレス電極Eが表示電極S、Tと直交する方向に配線され、各アドレス電極Eは各放電空間5の干渉を防ぐためのグリッド隔壁14により隔離されその上面は誘電体層16で覆われている。アドレス電極Eを挟んで延びる2つのグリッド隔壁14は、単位発光領域Uの放電空間5を画成し、この放電空間5の上面を除く周面は、放電空間5内の放電ガスが放つ紫外線により励起して発光する蛍光体15で被覆されている。そして、R(赤)、G(緑)、B(青)の発光色を有する3つの単位発光領域を1単位として、1画素セルDが構成されている。
そして、これら2つの基板2,3がシール部となる封止ガラス4により密封接続されるが、封止ガラス4内の両基板2,3で挟まれた空間は、ガラス基板2に形設したガス注入口(図示せず)に接続した排気管兼注入管17により先ず真空状態にされ、その後、内部にヘリウム、ゼノン、或いはネオン等の放電ガスが充填される。
このようにして、表示画面を構成する各画素セルDには,ライン方向に並ぶ同一面積の3つの単位発光領域Uが対応づけられている。各単位発光領域Uにおいて、表示電極S、Tによって面放電セル(表示のための主放電セル)が画定され、アドレス電極Eとの電位によって表示又は非表示セルが特定される。これにより、アドレス電極Eの延長方向に連続する蛍光体15の内、各単位発光領域Uに対応した部分を選択的に発光させることができ、R(赤)、G(緑)、B(青)の組み合わせによるフルカラー表示が可能になる。
そこで、上記のように構成されたPDP1のガラス基板2とガラス基板3を再利用するに際し、後述において説明する封止ガラス4により張合わされている両基板2,3を分離して該両基板2,3に付着している電極を含む表示素子構成物質の全てを、図2に示される厚みの範囲S2,S1で剥離する作業が行われる。
次に、本発明のガラスカレット供給システムの第1処理工程として、図3の流れ工程図に基づきPDP1の両基板2,3の分離および、その表面の剥離作業を説明する。
先ず、再利用予定のPDP1は回収パレット(図示省略)より取り出され、移載装置(図示省略)により第1切断部(ア)に搬送される。この第1切断部(ア)はPDP1を移送するための搬送装置としての搬送コンベア30と2連の切断カッタCで構成され、PDP1がモータMにより駆動されている2連切断カッタCを通過することで、上方の基板の両側端部がシール部を一部残して同時切断される。
次に、PDP1は反転部(イ)に移され、反転部(イ)のターンテーブル32により90°回転される。90°回転されたPDP1は再び切断のため第2切断部(ウ)に移される。この第2切断部(ウ)も第1切断部(ア)と同様にPDP1を移送するための搬送コンベア34と2連の切断カッタCで構成され、PDP1がモータMにより駆動されている2連切断カッタCを通過することで、上方の基板の外方電極形成両側部がシール部を一部残して同時切断される。
僅かに残されたシール部によって基板同士が連接しているPDP1は分離部(エ)に運ばれる。分離部(エ)ではポンプPからの加圧空気が基板間の放電空間に注入され、両基板2,3は分離される。分離された両ガラス基板2,3は一枚ずつ次の剥離部(オ)の搬送コンベア36に表示素子構成物質が上を向くようにして載置される。
剥離部(オ)には2列に並んだ複数個(本実施例では7個)の回転するダイヤホイールGが横設され、分離された一方のガラス基板3が表示素子構成物質面を上向きにされた状態で、このダイヤホイールGを通過することにより表示素子構成物質が剥離される。剥離時はダイヤホイールGの周面から冷却水を常時散布するのが好ましい。剥離作業を終えたガラス基板3は、搬送装置である搬送コンベア36から隣接する搬送コンベア39に向けて搬出される(図4参照)。尚、特に図示しないが分離された他方のガラス基板2も同様にして表示素子構成物質が剥離され、搬送コンベア39に向けて搬出される。
上記のようなPDP基板の第1処理工程によって、切断には2連の切断カッタCを使用することで同時切断が可能であり、分離作業も加圧流体を注入するだけでよく、かつ、両基板2,3の両対接面に付着した電極を含む表示素子構成物質をダイヤホイールGを複数横設するだけで確実に剥ぎ取ることができ、しかも高価な特殊工具を用いていないので、低コストで効率的な一連の分離および剥離作業が完遂される。
次に、本発明の再利用のためのガラスカレット供給システムの第2処理工程として、図4〜図6に基づき分離された一方のガラス基板3の切り溝加工と破砕処理作業を説明する。分離された他方のガラス基板2については、ガラス基板3と同様の処理工程となるので説明を割愛する。尚、ガラス基板3の進行方向を前方とし、図4を正面から見て手前側を右方とし背面側を左方として以下に説明する。
図4に示されるように搬送コンベア39には、ガラス基板3(図示省略)を表裏面で保持しながら前方に向けて搬送する搬送ローラ39aが、左右の側板39d,39d間に上下一対で前後方向に所定間隔で複数並列され軸支されており、最前の搬送ローラ39a,39aから前方に離間した搬送コンベア39の前端部39cに同型の搬送ローラ39a’が上下一対で軸支されている。搬送ローラ39aと搬送ローラ39a’の搬送空間には、上下位置にカッタを複数個備えた切削機40,41が設けられている。
上部切削機40には、ダイヤ等の超硬カッタを周端部に備えた4つのローラカッタ40bが前後方向を向くローラ軸40aに対して、所定間隔で均等に並列して軸支されローラ軸40a回りに回動可能になっており、側板39d,39dの左右上端に左方から前方右方に向けて斜めに傾斜して架設されている一対の横杆レール42,42に一対の支持ローラ[図5(b)の符号40c参照]を介して支持され、この横杆レール42,42に沿って摺動移動可能になっている。
下部切削機41には、前記のローラカッタ40bと同型の4つのローラカッタ41bが左右方向を向くローラ軸41aに並列して、所定間隔で均等に並列して軸支されローラ軸41a回りに回動可能になっており、側板39d,39dの下部位置に軸支される支軸41dに一対の支持棒41cを介して支持されるとともに、下部切削機41の左右側端と側板39d,39dに設けられた左右一対の取付部39e,39eとにスプリングバネ41eが取り付けられ、下部切削機41の前方への移動が規制されている。両上下部の切削機40,41のローラカッタ40b,41bは図示しない切削制御装置に接続された回動モータによって、共に連動して制御される。
図6に示すように、搬送コンベア39の前方には、箱形状の上面が開口する下部カバー45と、その上部に設けられた下面が開口する上部カバー44からなるカバー体43が設けられている。上部カバー44の後部側面には横長矩形の開口44aが形成され、この開口44aから上部カバー44内に向けて搬送コンベア39の前端部39cが突入しており、搬送ローラ39a’,39a’が上部カバー44に覆われている。
上部カバー44には左右方向に向けて回転軸48cが軸支され、この外周の左右長さ方向の中央位置に90度毎に正面視T字型のハンマーの打突板48aが4枚設けられることで破砕装置48が構成されている。各打突板48aの回転方向前面側には、左右方向に凸部48bが5つ並列して設けられている。尚、破砕装置48には図示しない破砕制御装置が接続され、回転軸48cの回動制御によって打突板48aが図6の矢視の如く回転駆動される。
下部カバー45には、左右側部からパレット51に載置された回収ボックス52を出し入れ可能な開口収納部45aが形成されている。回収ボックス52の上端部は上方に向けて拡径された開口部52aが形成されている。上部カバー44内の前方位置には噴射機49が設けられており、下部に設けられた噴射ノズル49aから開口収納部45a内に収納された回収ボックス52側に向けて水流を噴射可能になっている。噴射機49には図示しない噴射制御装置が接続され、破砕装置48の回動に連動して制御される。
図5(a)に示されるように、搬送ローラ39aに沿って搬送されるガラス基板3が、一定の速度で前方に向けて移動されていくと、ガラス基板3の裏面3bには、下部切削機41内の4つのローラカッタ41bの回転制御による切削処理によって、切り溝3dが断面V字状に前後方向に向けて直線状に4本刻設されていく。この切り溝3dの深度はスプリングバネ41e,41eの弾性力によるカッタ圧によって調整されており、弾性力の異なるスプリングバネに変更するだけで、適宜ガラス基板の厚みに応じて対応可能となる。
図5(b)に示されるように、ガラス基板3の前方への移動速度に合わせて横架レール42,42が架設された傾斜角度を調整し、上部切削機40の上部に設けられた支持ローラ体40c,40cを横架レール42,42に沿って左方から斜め前方の右方に向けて摺動走行することで、ガラス基板3の表面3aには、4つのローラカッタ40bの回転制御による切削処理によって、切り溝3cが断面V字状に左右方向に向けて直線状に4本刻設されていく。この切り溝3cの深度は横架レール42,42と上部切削機40との間の高さにより調整されており、例えば支持ローラ体40c,40cを異なる高さの支持ローラ体に変更するだけで、高さ調整を行うことでガラス基板3に対するカッタ圧を変更できるので、適宜ガラス基板の厚みに応じて対応可能となる。
図5(c)に示されるように、両切削機40,41によってガラス基板3の表面3aには4本の切り溝3cが左右方向に、裏面3bには4本の切り溝3bが前後方向に形成され、これら切り溝3b,3cとが平面視で略直交して複数の矩形のマトリックスMとして形成され、ガラス基板3は前方に向けて搬送される。このように、両切削機40,41に並列され所定の間隔毎に設けられた複数のローラカッタ41b,41bの走行で均等なマトリックスMを形成することが可能となるとともに、切り溝3b,3cをガラス基板3の進行過程で刻設できるので、切り溝3b,3cの形成にかかる時間を短縮することが可能となる。
次いで、図4に示されるように、打突板48aに設けられた凸部48bの形状は、前述したマトリックスM毎に対応して、略同幅もしくはやや小型の形状となっており、ガラス基板3が開口44aから上部カバー44内に搬送され、さらに搬送ローラ39a’,39a’によって前方に案内されると、回動軸48cの回動制御により打突板48aの各々が、進行方向の最前列の左右方向に隣接する各マトリックスMに向けて振り下ろされ、この打突板48aの凸部48bの打突による衝撃によって、各マトリックスMが切り溝3c,3dに沿って個々に割断されて破砕処理され、複数の矩形状のガラスカレット20が一括して同時に成形される。
そして、回動軸48cの回動制御により次々と新たな打突板48aによる打突が繰り返し継続して行われるので、ガラス基板3を短時間で多くのガラスカレット20に破砕することができる。このようにして、マトリックスMの各々に対応して凸部48bが打突板48aに設けられたことで、それぞれのマトリックスMを凸部48bで確実に捕捉して打突できるので、同列の隣接するマトリックス同士の割断を同時に行うことができ、より確実にマトリックスMに沿ってガラス基板3を破砕して、ガラスカレット20を成形することができる。
これらマトリックスの破砕時には、破砕の衝撃でマトリックス間に微細なガラスカレット21も発生するが、図6に示すように、破砕装置48の周囲を上下部カバー44,45のカバー体43で閉塞したことで、破砕された際に生じる微細なガラスカレット21の飛散をカバー体44で阻止でき、外部への安全性が高められている。
さらに、破砕装置48の前方の噴射機49からは、噴射ノズル49aを介して水流が回収ボックス52に向けて広域に噴射されており、水流が回収ボックス52に向けて噴射されることで、破砕時に発生する微細なガラスカレット21を確実に捉えることができ外部への飛散が防止されるとともに、破砕後に落下するガラスカレット20および微細なガラスカレット21の積層時に生じる粉塵の発生を確実に抑えることが可能となる。
これらガラスカレット20および微細なガラスカレット21は、回収ボックス52に向けて落下する。回収ボックス52内には予めフレコン等の回収袋53が取り付けられており、パレット51を下部カバー45の開口収納部45aからの取り出し後に回収袋53を交換することによりガラスカレット20,21を簡便に回収可能になっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばガラスカレット20,21の積層量が多い場合には、回収袋53を設けずに直に回収ボックス52内で収納して、新たな回収ボックスに交換しても良いことは言うまでなく、この回収ボックス52を取り出すだけでガラスカレット20,21の搬出作業が簡便かつ手早く行え、短時間で多くのガラスカレット20,21を回収することができる。
このように、破砕装置48の下部に出し入れ可能な回収ボックス52を備えたことで、破砕後のガラスカレット20,21が下部に位置する回収ボックス52に収容されるので、破砕装置48から回収ボックス52を取り出すだけで、ガラスカレット20,21の搬出作業が簡便に行え、これら複数のガラスカレット20,21を容易且つ短時間で回収することができる。
上記のようなFPD基板の第2処理工程によって、ガラス基板3の破砕工程前に、ガラス基板3の表裏面3a,3bにカッタで切り溝からなるマトリックスが形成されたことで、ガラス基板をマトリックスサイズに簡便に破砕でき、しかもカッタの走行間隔を所望の間隔に調整することで、マトリックスの大きさを適宜変更することができるので、ガラス基板を容易に所望のカレットサイズに変更することができる。さらに、カッタと破砕装置を別けて設けたので、それぞれが受ける負荷が分散され長期使用に耐えることができる。
以上の説明により本実施例では、FPD基板であるガラス基板3を搬送させながら、切断、分離、剥離、切り溝および破砕の工程を連続的に行うことで効率の良い解体作業ができ、サイズの同じ多くのガラスカレット20を短時間で成形することが可能で、しかも破砕装置48の下部に備えた回収ボックス52によって、多くのガラスカレット20,21の回収作業も迅速に行える再利用のためのガラスカレット供給システムとなっている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えば上記実施例では、打突板48aに凸部48bをマトリックスに対応して設けたことで、より確実にマトリックスを個々に打突してガラスカレットが形成されることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、凸部48bを設けない打突板を用いて、最前列のマトリックスが打突された場合であっても、打突の衝撃で最前列の隣接するマトリックス同士が、それぞれの切り溝3c,3dに沿って個々に破砕されることで、複数のガラスカレットを同時に成形することも可能である。
また、上記実施例では、カッタとしてダイヤ等の超硬カッタを備えたローラカッタ40b,41bが用いられ切り溝3c,3dが形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、切り溝の形成方法として例えば、ガラス基板3の表裏面3a,3bにレーザで切り溝を形成しても良い。
また、上記実施例では、両切削機40,41に複数のローラカッタ40b,41bを並列して設けたことで、切り溝3c,3dの形成にかかる時間を短縮できることから好ましいが、本発明の切り溝の形成はカッタ数に限定されるものではなく、例えば単体のカッタの反復移動によって切り溝のラインを複数形成するようにしても良い。
また、上記実施例では、噴射機49からの水流の噴射で微細なガラスカレット21の粉塵の発生および飛散を防止できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、噴射機49に代えて掃除機等の吸引装置で微細なガラスカレット21を吸引するようにしても良い。
更に、上記実施例では、PDP(プラズマディスプレイパネル)を例にして説明してきたが、液晶薄型基板等のすべてのフラットパネルディスプレイ(FPD)基板に適応できることは言うまでもない。
本発明で使用されるフラットパネルディスプレイ(FPD)基板の一例としてのプラズマディスプレイパネル(PDP)の外観を示す斜視図である。 PDPの1画素に対応する部分の基本的な構造を示す分解斜視図である。 ガラスカレット供給システムに係るPDPの切断、分離、および剥離の処理工程を示す流れ工程図である。 ガラスカレット供給システムに係る切り溝の刻設と破砕処理工程を示す斜視図である。 (a)は、分離された一方のガラス基板裏面の切り溝加工工程を示す底面図であり、(b)は、そのガラス基板表面の切り溝加工工程を示す平面図であり、(c)は、ガラス基板両面に切り溝が形成された状態を示す平面図である。 破砕装置によるガラス基板の破砕処理工程を示す断面図である。
符号の説明
1 プラズマディスプレイパネル(フラットパネルディスプレイ基板)
2 他方の表示側ガラス基板
3 一方の背面側ガラス基板
3a 表面
3b 裏面
3c 表面の切り溝
3d 裏面の切り溝
4 封止ガラス(シール部)
6 バス金属膜
5 放電空間
8 透明導電膜
10、16 誘電体層
12 保護層
14 グリッド隔壁
15 蛍光体
17 排気管兼注入管
20 破砕処理により生じたガラスカレット
21 微細なガラスカレット
30 搬送コンベア(搬送装置)
32 ターンテーブル
34,36 搬送コンベア(搬送装置)
39 搬送コンベア(搬送装置)
39a,39a’ 搬送ローラ
39c 前端部
39d 側板
39e 取付部
40 上部切削機
40a ローラ軸
40b ローラカッタ
40c 支持ローラ体
41 下部切削機
41a ローラ軸
41b ローラカッタ
41c 支持棒
41d 支軸
41e スプリングバネ
42 斜めに傾斜して架設された横杆レール
43 カバー体
44 上部カバー
44a 開口
45 下部カバー
45a 開口収納部
48 破砕装置
48a 4枚の打突板
48b 5つの凸部
48c 回動軸
49 噴射機
49a 噴射ノズル
50 水溶液
51 パレット
52 回収ボックス
52a 開口部
53 フレコン等の回収袋
60 床面
C 切断カッタ
D 画素セル
E アドレス電極
G ダイヤホイール
M マトリックス
S,T 表示電極
S2,S1 剥離する厚みの範囲
U 単位発光領域

Claims (7)

  1. 表示側ガラス基板と背面側ガラス基板とが対向配置され、これら一対のガラス基板の対向領域の周縁をシール部により密封接合してなるフラットパネルディスプレイ基板を搬送装置により搬送させながら分離し、所要のガラスカレットサイズを破砕して再利用化を図るフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システムであって、
    搬送装置に投入されたフラットパネルディスプレイ基板は、前記ガラス基板のうち一方のガラス基板の対向する一対の側端部側のシール部を僅かに残して切断する第1切断部、前記フラットパネルディスプレイ基板を90°回動させる反転部、前記一方のガラス基板の対向する他方の一対の側端部側のシール部を僅かに残して切断する第2切断部、切断された両ガラス基板間内に加圧流体を導入する分離部、分離した各ガラス基板に付着している電極を含む表示素子構成物質を剥離する剥離部を順次経た後、搬送装置によって前記剥離された各ガラス基板毎に搬送させながら、カッタにより該ガラス基板の表面と裏面のうち何れか一方面にガラス基板の幅方向の切り溝を、他方面にガラス基板の長手方向の切り溝を刻設して複数の矩形状マトリックスを形成し、該マトリックス毎に破砕装置によって破砕して複数のガラスカレットを供給することを特徴とするフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システム。
  2. 前記破砕装置は回転軸の周方向に複数の打突板を備え、前記回転軸の回動によって前記打突板が、進行方向の最前列の複数マトリックスに向けて打突される請求項1に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システム。
  3. 前記打突板には、前記幅方向に隣接するマトリックスの個々に対応して、打突する凸部が複数並列して設けられている請求項2に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システム。
  4. 前記カッタを複数並列して設けた請求項1乃至3のいずれかに記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システム。
  5. 前記破砕装置の下部に出し入れ可能な回収ボックスを備えた請求項1乃至4のいずれかに記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システム。
  6. 前記回収ボックスに水流を噴射した請求項5に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システム。
  7. 前記破砕装置と回収ボックスの周囲をカバー体で閉塞した請求項5または6に記載のフラットパネルディスプレイ基板の再利用のためのガラスカレット供給システム。
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