JP2003286044A - 基板分断装置および基板分断方法 - Google Patents

基板分断装置および基板分断方法

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JP2003286044A
JP2003286044A JP2002088679A JP2002088679A JP2003286044A JP 2003286044 A JP2003286044 A JP 2003286044A JP 2002088679 A JP2002088679 A JP 2002088679A JP 2002088679 A JP2002088679 A JP 2002088679A JP 2003286044 A JP2003286044 A JP 2003286044A
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Takashi Kikuchi
貴志 菊地
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/07Cutting armoured, multi-layered, coated or laminated, glass products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/033Apparatus for opening score lines in glass sheets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板断面のカケやクラック、スクライブライ
ン近傍の水平クラックの発生を防止して、不良品の発生
を抑える。 【解決手段】 カッター2を走査方向Sに移動させるこ
とによって、スクライブ位置Pを所定の走査方向Sに走
査させる。これにより、基板にスクライブライン10が
生じる。一対の棒状部材5が、スクライブライン10に
略直交し、スクライブ位置Pを通る仮想基準線Qよりも
走査方向S前方であって、スクライブ位置P近傍に配置
され、この領域で基板を押圧する。これにより、スクラ
イブ位置Pでの基板のたわみが抑制され、スクライブし
た基板の断面にカケやバリが発生し、あるいはスクライ
ブライン10近傍に水平クラックが発生する可能性が低
減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスやプラスチ
ックからなる単一の基板や、それらをシール材で貼り合
わせた一対の基板を所定の大きさに分断する分断装置お
よび基板の分断方法に関する。本発明の分断装置または
分断方法によりえられた基板は、液晶表示素子やエレク
トロルミネッセンスなどの各種デバイスに用いられる。
【0002】
【従来の技術】一般的に、液晶表示素子では、配線パタ
ーンが形成された基板とカラーフィルタや透明電極が形
成された基板とをスペーサを介して、シール材で接着し
て重ね合せ、その間に液晶材料を封入している。また、
製造効率を上げるために、重ね合せた2枚の大きな基板
から複数枚の液晶パネルを多面取りすることが多く、液
晶パネルの分断位置にスクライブラインを施し、スクラ
イブラインで基板を分断している。なお、スクライブラ
インとは、所定の走査方向に基板をスクライブした際
に、基板の厚み方向に発生するクラック(垂直クラッ
ク)が基板面の走査方向に表れる切り筋をいう。
【0003】図12(a)〜図12(d)は、重ね合わ
せた2枚の基板を分断する従来の方法の一例を示す図で
ある。先ず、一対の基板をステージに固定し、図12
(a)に示すように、カッターで一方の基板31にスク
ライブラインを入れる。図12(b)に示すように、一
対の基板を反転し、他方の基板32をハンマーで叩き、
一方の基板31をブレークする。そして、図12(c)
に示すように、他方の基板32にカッターでスクライブ
ラインを入れる。最後に、一対の基板を再び反転させた
後、図12(d)に示すように、他方の基板32をブレ
ークすることで、一対の基板を液晶パネル毎に分断す
る。
【0004】この方法では、一対の基板を2回反転させ
ている。一対の基板を反転させる際に、裏側の基板に対
する固定を解除し、表側の基板を吸着などにより固定し
て、一対の基板を反転させる。2回目のブレーク(図1
2(d))のために、一対の基板を反転させる際、裏側
の基板31はブレークされており、また固定されていな
いので、基板が薄くなるに従って、液晶パネルが不意に
脱落する傾向が大きくなる。液晶パネルが脱落する際、
表側の基板32のスクライブラインからずれてクラック
が生じるおそれがあり、基板の断面にバリやカケが生じ
ることがあり、スクライブライン近傍の基板面にひび割
れが発生して、液晶パネルが不良品になるという問題が
ある。なお、本明細書では、基板面に発生するひび割れ
と、垂直クラックとを区別するために、基板面に発生す
るひび割れを「水平クラック」といい、垂直クラックを
単に「クラック」という。
【0005】一方の基板を分断した後に、一対の基板を
反転させ、他方の基板を分断する方法が、例えば特開平
9−286628号公報に開示されている。図13およ
び図14を参照しながら、特開平9−286628号公
報に記載されている方法について説明する。ステージ2
6上に、ライン状のスペーサ28を介してガラス基板2
1を配する。その際にスペーサ28のラインにそってガ
ラス基板21にスクライブラインを設定する。ステージ
26内に設けられた隙間27を通して真空引きをおこな
って真空吸着させ、ステージ26上にガラス基板21を
固定する。カッター装置25を走査して、カッター23
をスクライブラインの直上に配し、押圧しながら、スク
ライブラインにそって切り込みを入れる。一対のローラ
ー24をその対称面がスクライブライン上に配されるよ
うに載置して、スクライブラインにそって押圧しながら
移動させることによってガラス基板21を分断する。そ
の後、一対の基板を反転させて、同様にして、他方のガ
ラス基板を分断する。この方法によれば、スクライブラ
インの設定精度を高め、作業効率を向上させることがで
きる。また、一対の基板を反転させる際、分断された一
方の基板は固定され、他方の基板にはスクライブライン
が入っていないので、液晶パネルが不意に脱落する可能
性を低減させることができる。したがって、不良品の発
生を抑えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、本発明を
完成させる途上において、以下の知見を得た。図15
は、従来の基板分断法によるスクライブ時の基板断面を
模式的に示す図である。図15に示す一対の基板31,
32は、シール材11で貼り合わせられている。シール
材11は基板面の一部に設けられているので、両基板3
1,32間には空隙が存在する。一方の基板31をスク
ライブする際、カッター2で基板31を押圧すると、図
15に示すように、シール材11の端部を固定点として
基板31がたわむ。したがって、カッター2による押圧
箇所で圧縮応力が発生する。この状態でカッター2を走
査させると、スクライブした基板31の断面にカケやバ
リが発生し、あるいはスクライブライン近傍に水平クラ
ックが発生するおそれがある。この現象は、基板が薄く
なるに従って顕著に現れる。特開平9−286628号
公報に開示された分断方法でも、カッター23で基板2
1を押圧しているので、基板断面にカケやクラックが発
生し、あるいはスクライブライン近傍に水平クラックが
発生するおそれがある。
【0007】本発明は、このような問題点を鑑みてなさ
れたものであり、基板断面のカケやクラック、スクライ
ブライン近傍の水平クラックの発生を防止して、不良品
の発生を抑えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面によ
る基板分断装置は、スクライブ位置を所定の走査方向に
走査させて基板にスクライブラインを入れるスクライブ
部材と、前記スクライブ位置を基準にして少なくとも前
記走査方向前方の前記基板を押圧する押圧部材とを有す
る。前記押圧部材は、前記走査方向に平行に延びる棒状
部材でも良い。
【0009】この基板分断装置によれば、スクライブ位
置よりも少なくとも前方の基板が押圧されるので、スク
ライブ位置での基板のたわみが抑制される。図1および
図2を参照しながら、具体的に説明する。図1は、スク
ライブ位置と押圧部材との位置関係を模式的に示す平面
図である。図1は、スクライブ部材(カッター2)を移
動させることによって、スクライブ位置Pを所定の走査
方向Sに走査させた場合を示している。ここで、スクラ
イブ位置Pは、所定の走査方向Sに切り込みが進行する
先端と定義される。本発明の基板分断装置は、押圧部材
がスクライブ位置Pよりも前方の基板を押圧する。図1
では、一対の棒状部材5が、スクライブライン10に略
直交し、スクライブ位置Pを通る仮想基準線Qよりも走
査方向S前方(図1では仮想基準線Qよりも上方)であ
って、かつスクライブ位置P近傍に配置され、この領域
で基板を押圧している。なお、図1では、押圧部材とし
て一対の棒状部材5が配置されているが、押圧部材の形
状、大きさや数は限定されない。例えば、基板側の先端
の形状がクサビ型のバーや丸棒状のバーを用いることが
できる。
【0010】図2は、図1の走査方向Sに直交する方向
で切断した断面図である。図2に示すように、シール材
11で貼り合わせられた一対の基板31,32の間に
は、空隙が存在する。一対の棒状部材5が基板31を押
圧することによって、スクライブ位置Pでの基板31の
たわみが抑制される。言い換えれば、スクライブ位置P
での基板31が張った状態になる。したがって、基板3
1のたわみが抑制された状態で基板31をスクライブす
ることができるので、スクライブした基板の断面にカケ
やバリが発生し、あるいはスクライブライン10近傍に
水平クラックが発生する可能性が低減される。これによ
り、精度良く基板31を分断することができる。
【0011】本発明の第2の局面による基板分断装置
は、スクライブ位置を所定の走査方向に走査させて基板
にスクライブラインを入れるスクライブ部材と、前記ス
クライブラインに引張応力が作用するように、前記スク
ライブ位置を基準にして少なくとも前記走査方向後方の
前記基板を引っ張る引張部材とを有する。
【0012】この基板分断装置によれば、スクライブラ
インに引張応力が作用するように、スクライブ位置より
も少なくとも後方の基板が引っ張られるので、スクライ
ブラインから基板の厚み方向にクラックが生じて、基板
が分断される。図3および図4を参照しながら、具体的
に説明する。図3は、スクライブ位置と引張部材との位
置関係を模式的に示す平面図であり、図4は、図3の走
査方向Sに直交する方向で切断した断面図である。図3
および図4は、スクライブ部材(カッター2)を移動さ
せることによって、スクライブ位置Pを所定の走査方向
Sに走査させた場合を示している。本発明の基板分断装
置は、引張部材がスクライブ位置よりも後方の基板を引
っ張る。図3では、一対の圧力バー8が仮想基準線Qよ
りも走査方向S後方(図3では仮想基準線Qよりも下
方)の基板31上に配置されている。一対の圧力バー8
は、それぞれがスクライブ10と平行に延びており、回
転軸Rを中心にして、スクライブライン10から離反す
る方向に回転する。一対の圧力バー8が回転することに
より、スクライブライン10に引張応力が作用すると、
スクライブによって基板31に生じたクラック9が基板
31の厚み方向に進行して、基板31の分断がスムーズ
に進む。これにより、基板31が破損し、あるいは基板
31にキズが付くことなく基板31を分断することがで
きる。
【0013】なお、図3では、スクライブライン10に
対して直交する方向に基板31を引っ張っているが、ス
クライブライン10と平行方向でない限り、基板31を
引っ張る方向は限定されない。また、圧力バー8とし
て、無限駆動するキャタピラー(登録商標)を用いても
良い。
【0014】本発明の第3の局面による基板分断装置
は、スクライブ位置を所定の走査方向に走査させて基板
にスクライブラインを入れるスクライブ部材と、前記ス
クライブ位置を基準にして前記走査方向前方および後方
の前記基板を押圧し、かつ前記走査方向に平行な回転軸
を中心にして前記スクライブラインから離反する方向に
回転する回転部材とを有する。
【0015】本発明の第4の局面による基板分断装置
は、スクライブ位置を所定の走査方向に走査させて基板
にスクライブラインを入れるスクライブ部材と、前記ス
クライブ位置を基準にして前記走査方向前方および後方
の前記基板を押圧し、かつ前記走査方向に回転する回転
部材とを有する基板分断装置であって、前記回転部材の
回転軸は、前記スクライブラインに引張応力が作用する
ように傾斜している。
【0016】本発明の第1の局面による基板分断方法
は、スクライブ位置を所定の走査方向に走査させて基板
にスクライブラインを入れ、前記スクライブラインで基
板を分断する分断方法であって、前記スクライブ位置を
基準にして少なくとも前記走査方向前方の前記基板を押
圧する工程と、前記基板が押圧された状態で前記基板に
前記スクライブラインを入れる工程とを有する。
【0017】本発明の第2の局面による基板分断方法
は、スクライブ位置を所定の走査方向に走査させて基板
にスクライブラインを入れ、前記スクライブラインで基
板を分断する基板分断方法であって、前記基板に前記ス
クライブラインを入れる工程と、前記基板に入れられた
前記スクライブラインに引張応力が作用するように、前
記スクライブ位置を基準にして少なくとも前記走査方向
後方の前記基板を引っ張る工程とを有する。
【0018】本発明の第1および第2の局面による基板
分断方法は、前記基板が、カッターまたはレーザー光に
よりスクライブされても良く、またシール材を介して貼
り合わされた一対の基板であっても良い。
【0019】本発明の液晶表示素子の製造方法は、シー
ル材を介して、一対の基板を貼り合わせる工程と、前記
一対の基板を本発明の基板分断方法により分断する工程
と、分断された前記一対の基板の間隙に、液晶材料を充
填する工程とを含む。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、図面を参照
しながら本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態
では一対の基板を分断する場合について説明するが、本
発明は単一の基板を分断する場合にも適用できる。ま
た、分断する基板には、ガラス基板だけでなく、プラス
チック基板などの他の基板も含まれる。
【0021】図5は、実施形態1の基板分断装置の正面
概略図であり、図6は、カッター2と圧力ローラー7
a,7bとの位置関係を示す平面図である。一対の基板
3は、ステージ14上に載置され、ステージ14内に設
けられた吸着穴15を介して、真空引きにより吸着され
ている。なお、図5では、図面の簡略化のために、一対
の基板31、32を単一の基板3として表している。
【0022】本実施形態の基板分断装置は、スクライブ
装置と加圧装置とを有する。スクライブ装置は、ホイー
ル状のカッター2と、カッター2を保持するホルダー1
3と、ホルダー13に接続されたエアーシリンダ17と
を有する。加圧装置は、圧力ローラー7a,7bと、圧
力ローラー7a,7bを保持するホルダー12と、ホル
ダー12に接続されたエアーシリンダ16とを有する。
本実施形態では、4つの圧力ローラー7a,7bが配置
され、スクライブ位置Pよりも走査方向S前方には一対
の圧力ローラー7aが配置され、走査方向S後方には一
対の圧力ローラー7bが配置されている。カッター2お
よび圧力ローラー7a,7bは、それぞれホルダー1
2,13で支持され、図示しないガイドに沿って所定の
位置や方向にそれぞれ移動することができる。カッター
2が走査方向Sに移動すると、カッター2の移動に伴っ
て4つの圧力ローラー7a,7bも移動する。したがっ
て、カッター2と圧力ローラー7a,7bとの位置関係
は、カッター2の移動によって変化しない。
【0023】各ホルダー12,13は、それぞれエアー
シリンダ16,17により圧力が印加される。これによ
りカッター2は基板31をスクライブして基板31にク
ラック9を生じさせる。カッター2は、基板31にクラ
ック9を生じさせながら走査方向Sに移動して、スクラ
イブライン10を基板31に生じさせる。言い換えれ
ば、カッター2は、スクライブ位置Pを所定の走査方向
Sに走査させて基板31にスクライブライン10を入れ
る。
【0024】カッター2による圧力印加と同期して、圧
力ローラー7a,7bはそれぞれ基板31を押圧する。
図7(a)は、図5のカッター2近傍の部分拡大図であ
り、図7(b)は、シリンダ16によって圧力ローラー
7a,7bに印加される圧力を示す図である。なお、図
7では、ホルダー12,13の記載を省いている。
【0025】圧力ローラー7a,7bの回転軸Rは、ス
クライブライン10に引張応力が作用するように傾斜し
ている。言い換えれば、圧力ローラー7a,7bは、そ
の上部がカッター2側に傾斜してホルダー12に保持さ
れている。したがって、シリンダ16からの圧力Fは、
基板31の鉛直方向の力(すなわち基板3を押圧する
力)faと、基板31の水平方向の力(すなわち引張応
力)fbとに分解される。表1に、カッター2がガラス
基板31を押圧するときのカッター押し圧と、圧力ロー
ラー7a,7bがガラス基板31を押圧するときの圧力
ローラー押し圧faとをそれぞれ示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1に示すように、基板の厚さに関わら
ず、圧力ローラー押し圧はカッター押し圧以下に設定さ
れる。また、基板が薄くなる程、押し圧は小さく設定さ
れる。表1に記載されていないが、引張応力fbは、圧
力ローラー押し圧以下に設定される。
【0028】次に、本実施形態の基板分断装置を用いた
基板の分断方法について説明する。まず、一対の基板3
をステージ14上に載置した後、ステージ14内に設け
られた吸着穴15を介して、真空引きして一対の基板3
をステージ14上に固定する。スクライブ装置と加圧装
置とを基板3上の所定位置に配置し、エアーシリンダ1
6,17の圧力により、カッター2および圧力ローラー
7a,7bで基板31を押圧する。これにより、カッタ
ー2が基板31をスクライブして、基板31にクラック
9が生じる。このとき、前方の圧力ローラー7aによっ
てスクライブ位置Pにおける基板31のたわみが抑制さ
れる。
【0029】この状態で、カッター2を所定の走査方向
Sに移動させると、カッター2は回転しながら基板31
をスクライブして、スクライブ位置Pが所定の走査方向
Sに走査する。すなわち、基板31にスクライブライン
10が生じる。カッター2の移動に伴って、圧力ローラ
ー7a,7bも回転しながら走査方向Sに移動する。し
たがって、カッター2の走査方向S前方には、圧力ロー
ラー7aが常に配置されるので、カッター2の移動中も
スクライブ位置Pにおける基板31のたわみが抑制され
る。
【0030】カッター2の移動に伴って、後方の圧力ロ
ーラー7bも回転しながら走査方向Sに移動する。圧力
ローラー7bは、基板31を押圧するだけでなく、スク
ライブライン10に引張応力を作用させる。引張応力に
より、スクライブによって生じたクラック9が基板31
の厚み方向に進行して、基板31が分断する。
【0031】以上の工程により、一対の基板3のうち一
方基板31を所要枚数に分断することができる。所要枚
数に分断された一方基板31を全面吸着して反転させ
る。一対の基板3を反転させる際、分断された一方の基
板31は吸着固定され、他方の基板32にはスクライブ
ラインが入っていないので、パネルが不意に脱落する可
能性を低減させることができる。したがって、不良品の
発生を抑えることができる。同様にして、他方の基板3
2を分断して、所要枚数のパネルが得られる。
【0032】本実施形態によれば、基板3が破損し、あ
るいはキズが付くことをなくして分断することができ、
基板3の分離がスムーズに進む。また、カッター2によ
るスクライブに続いて基板3を分断することができるの
で、作業効率が高い。
【0033】(実施形態2)図8は、実施形態2の基板
分断装置を模式的に示す斜視図である。実施形態1で
は、スクライブ部材としてカッター(分断ホイール)を
用いたが、本実施形態ではカッターに代えてレーザー光
を用いる。レーザー照射部1を走査方向Sに移動させる
などの方法によって、レーザー照射部1から照射される
レーザー光を走査させることができる。すなわち、スク
ライブ位置Pを走査方向Sに走査させることができる。
これにより、実施形態1と同様に、基板31にスクライ
ブライン10が生じる。
【0034】レーザー光は基板31を押圧せずにスクラ
イブする。したがって、基板を押圧することによる基板
のたわみの問題が生じる可能性は低いので、圧力ローラ
ーを走査方向S前方に配置する必要性は低い。本実施形
態では、走査方向S後方に一対の圧力ローラー7bが配
置されている。
【0035】本実施形態においても、レーザー光による
スクライブ位置Pを走査方向Sに走査させるに伴って、
一対の圧力ローラー7bが回転しながら走査方向Sに移
動する。圧力ローラー7bによる引張応力によって、ス
クライブによって生じたクラックが基板31の厚み方向
に進行して、基板31が分断する。
【0036】本実施形態によれば、レーザー光により基
板をスクライブすることができるので、基板3を押圧す
ることによる破損やキズが生じない。また、レーザー光
によるスクライブに続いて基板31を分断することがで
きるので、作業効率が高い。
【0037】(実施形態3)図9は、実施形態3の基板
分断装置の正面概略図である。本実施形態の基板分断装
置は、スクライブ装置と加圧装置とを有する。加圧装置
は、円柱状の圧力バー8と、圧力バー8を保持するホル
ダー12と、ホルダー12に接続されたエアーシリンダ
16と、圧力バー8を回転させる、モーターなどの回転
駆動部材(不図示)とを有する。スクライブ装置は、実
施形態1と同じであるので、実施形態1の参照符号を付
してスクライブ装置の説明を省略する。なお、図9で
は、図面の簡略化のために、一対の基板31,32を単
一の基板3として表している。
【0038】図10は、カッター2と圧力バー8との位
置関係を示す平面図であり、図11は、図10のカッタ
ー2近傍の部分拡大図である。一対の圧力バー8は、そ
れぞれ走査方向Sに平行であり、走査方向Sにおける基
板31の一方端から他方端にかけてそれぞれ延びてい
る。圧力バー8は、エアーシリンダ16により印加され
る圧力で基板31を押圧している。圧力バー8は、走査
方向Sにおける基板31の一方端から他方端にかけてそ
れぞれ延びているので、スクライブ位置Pが走査する間
は、クライブ位置Pよりも走査方向S前方の基板31が
圧力バー8で押圧された状態になる。したがって、スク
ライブ位置Pが走査する間は、スクライブ位置Pにおけ
る基板31のたわみが常に抑制される。
【0039】一対の圧力バー8は、走査方向Sに平行な
回転軸Rを中心にして、それぞれスクライブライン10
から離反する方向に回転する。一対の圧力バー8が回転
することにより、スクライブ位置Pよりも走査方向S後
方のスクライブライン10に引張応力が作用する。これ
により、基板31に生じたクラック9が基板の厚み方向
に進行して、基板31の分断がスムーズに進む。したが
って、基板31が破損し、あるいは基板31にキズが付
くことなく基板31を分断することができる。
【0040】次に、本実施形態の基板分断装置を用いた
基板の分断方法について説明する。まず、一対の基板3
をステージ14上に載置した後、ステージ14内に設け
られた吸着穴15を介して、真空引きして一対の基板3
をステージ14上に固定する。スクライブ装置と加圧装
置とを基板3上の所定位置に配置し、エアーシリンダ1
6,17の圧力により、カッター2および圧力ローラー
7a,7bで基板31を押圧する。これにより、カッタ
ー2が基板31をスクライブして、基板31にクラック
9が生じる。このとき、一対の圧力バー8によってスク
ライブ位置Pにおける基板31のたわみが抑制される。
【0041】この状態で、カッター2を所定の走査方向
Sに移動させると、カッター2は回転しながら基板31
をスクライブして、スクライブ位置Pが所定の走査方向
Sに走査する。すなわち、基板31にスクライブライン
10が生じる。カッター2の走査方向S前方の基板31
は、圧力バー8によって常に押圧されているので、カッ
ター2の移動中もスクライブ位置Pにおける基板31の
たわみが抑制される。
【0042】圧力バー8は、基板31を押圧するだけで
なく、スクライブライン10に引張応力を作用させる。
引張応力により、スクライブによって生じたクラック9
が基板31の厚み方向に進行して、基板31が分断す
る。
【0043】以上の工程により、一対の基板3のうち一
方基板31を所要枚数に分断することができる。実施形
態1と同様にして、一対の基板3を反転させ、他方基板
32を同様に分断して、所要枚数のパネルが得られる。
【0044】本実施形態によれば、基板3が破損し、あ
るいはキズが付くことをなくして分断することができ、
基板3の分離がスムーズに進む。また、カッター2によ
るスクライブに続いて基板3を分断することができるの
で、作業効率が高い。
【0045】(実施形態4)本発明の液晶表示素子の製
造方法に係る実施形態を説明する。まず、一方の基板上
に、マトリクス状に配列された複数のアクティブ素子
(例えばTFT)と、互いに交差する複数のソース配線
およびゲート配線と、アクティブ素子に接続された画素
電極とを形成し、基板全面に配向膜を設けて、ラビング
処理を行う。他方の基板上に、共通電極と、カラーフィ
ルタ層と、配向膜とを設けて、ラビング処理を行う。一
方の基板上に、ガラスビーズなどのスペーサを散布し、
基板上の所定箇所にシール材を塗布する。シール材を介
して一方の基板と他方の基板とを貼り合わせる。シール
材を硬化させた後、実施形態1〜3のいずれかの方法に
よって一対の基板を分断する。分断された一対の基板の
間隙に、液晶材料を充填し、注入口を封止することによ
って、液晶パネルが得られる。液晶パネルに各種のドラ
イバ回路を接続して、液晶表示素子が得られる。
【0046】本実施形態により得られる液晶表示素子
は、画素電極および共通電極をITOなどの透明電極で
形成すれば、透過型の液晶表示素子となり、例えば共通
電極をアルミニウムなどの反射電極で形成すれば、反射
型の液晶表示素子となる。また、反射電極の一部に開口
を設けることにより、反射表示および透過表示が可能な
反射透過両用型の液晶表示素子が得られる。
【0047】なお、アクティブ素子として、TFT(Th
in Film Transistor)以外にもMIM(Metal Insulator
Metal)、BTB(バックツーバックダイオード)、ダ
イオードリング、バリスタまたはプラズマスイッチング
等を用いることができる。本実施形態では、アクティブ
マトリクス型の液晶表示素子の製造方法について説明し
たが、パッシブマトリクス型の液晶表示素子についても
同様に製造することができる。
【0048】本発明の基板分断装置および基板分断方法
は、液晶表示素子以外の他の表示素子の製造に適用する
ことができる。具体的には、表示媒体として液晶材料以
外の光学媒体を採用した表示素子、例えば、プラズマ表
示素子(PDP) 、無機または有機のEL(エレクト
ロルミネッセンス)表示素子、エレクトロクロミック表
示素子(ECD)、電気泳動表示素子などの表示素子の
製造に適用できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、基板断面のカケやクラ
ック、スクライブライン近傍の水平クラックの発生を防
止して、不良品の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクライブ位置と押圧部材との位置関係を模式
的に示す平面図である。
【図2】図1の走査方向Sに直交する方向で切断した断
面図である。
【図3】スクライブ位置と引張部材との位置関係を模式
的に示す平面図である。
【図4】図3の走査方向Sに直交する方向で切断した断
面図である。
【図5】実施形態1の基板分断装置の正面概略図であ
る。
【図6】実施形態1のカッター2と圧力ローラー7a,
7bとの位置関係を示す平面図である。
【図7】図7(a)は、図5のカッター2近傍の部分拡
大図であり、図7(b)は、シリンダ16によって圧力
ローラー7a,7bに印加される圧力を示す図である。
【図8】実施形態2の基板分断装置を模式的に示す斜視
図である。
【図9】実施形態3の基板分断装置の正面概略図であ
る。
【図10】実施形態3のカッター2と圧力バー8との位
置関係を示す平面図である。
【図11】図10のカッター2近傍の部分拡大図であ
る。
【図12】重ね合わせた2枚の基板を分断する従来の方
法の一例を示す図である。
【図13】特開平9−286628号公報に開示された
ガラス基板分断装置の正面概略図である。
【図14】特開平9−286628号公報に開示された
ガラス基板分断装置の側面概略図である。
【図15】従来の基板分断法によるスクライブ時の基板
断面を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 レーザー照射部 2 カッター 3 一対の基板 31 一方基板 32 他方基板 5 棒状部材 7a,7b 圧力ローラー 8 圧力バー 9 クラック 10 スクライブライン 11 シール材 12,13 ホルダー 14 ステージ 15 吸着穴 16,17 エアーシリンダ P スクライブ位置 Q 仮想基準線 R 回転軸 S 走査方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA05 FA07 FA29 FA30 HA01 MA20 2H090 JB02 JB03 JC02 JC12 JC13 JD13 3C069 AA03 BA04 BC04 CA00 CA11 EA04 EA05 4G015 FA03 FA04 FB01 FB02 FC02 FC07 FC10 FC11 FC14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクライブ位置を所定の走査方向に走査
    させて基板にスクライブラインを入れるスクライブ部材
    と、 前記スクライブ位置を基準にして少なくとも前記走査方
    向前方の前記基板を押圧する押圧部材とを有する、基板
    分断装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材は、前記走査方向に平行に
    延びる棒状部材である、請求項1に記載の基板分断装
    置。
  3. 【請求項3】 スクライブ位置を所定の走査方向に走査
    させて基板にスクライブラインを入れるスクライブ部材
    と、 前記スクライブラインに引張応力が作用するように、前
    記スクライブ位置を基準にして少なくとも前記走査方向
    後方の前記基板を引っ張る引張部材とを有する、基板分
    断装置。
  4. 【請求項4】 スクライブ位置を所定の走査方向に走査
    させて基板にスクライブラインを入れるスクライブ部材
    と、 前記スクライブ位置を基準にして前記走査方向前方およ
    び後方の前記基板を押圧し、かつ前記走査方向に平行な
    回転軸を中心にして前記スクライブラインから離反する
    方向に回転する回転部材とを有する、基板分断装置。
  5. 【請求項5】 スクライブ位置を所定の走査方向に走査
    させて基板にスクライブラインを入れるスクライブ部材
    と、 前記スクライブ位置を基準にして前記走査方向前方およ
    び後方の前記基板を押圧し、かつ前記走査方向に回転す
    る回転部材とを有する基板分断装置であって、前記回転
    部材の回転軸は、前記スクライブラインに引張応力が作
    用するように傾斜している、基板分断装置。
  6. 【請求項6】 スクライブ位置を所定の走査方向に走査
    させて基板にスクライブラインを入れ、前記スクライブ
    ラインで基板を分断する分断方法であって、 前記スクライブ位置を基準にして少なくとも前記走査方
    向前方の前記基板を押圧する工程と、 前記基板が押圧された状態で前記基板に前記スクライブ
    ラインを入れる工程とを有する、基板分断方法。
  7. 【請求項7】 スクライブ位置を所定の走査方向に走査
    させて基板にスクライブラインを入れ、前記スクライブ
    ラインで基板を分断する基板分断方法であって、 前記基板に前記スクライブラインを入れる工程と、 前記基板に入れられた前記スクライブラインに引張応力
    が作用するように、前記スクライブ位置を基準にして少
    なくとも前記走査方向後方の前記基板を引っ張る工程と
    を有する、基板分断方法。
  8. 【請求項8】 前記基板は、カッターまたはレーザー光
    によりスクライブされる、請求項6または7に記載の基
    板分断方法。
  9. 【請求項9】 前記基板は、シール材を介して貼り合わ
    された一対の基板である、請求項6から8のいずれか1
    項に記載の基板分断方法。
  10. 【請求項10】 シール材を介して、一対の基板を貼り
    合わせる工程と、 前記一対の基板を請求項6から8のいずれか1項に記載
    の基板分断方法により分断する工程と、 分断された前記一対の基板の間隙に、液晶材料を充填す
    る工程とを含む、液晶表示素子の製造方法。
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