JP2007039302A - ガラス基板割断方法およびガラス基板割断装置 - Google Patents

ガラス基板割断方法およびガラス基板割断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ガラス基板を高精度で効率的に割断し、かつ割断後の端部処理が容易な割断方法とその割断装置を実現する。
【解決手段】ガラス基板70を保持する載置台80と、ガラス基板70の同一箇所を順次切削する複数の切削装置83、84と、ガラス基板70と切削装置83、84とを相対的に移動させる移動手段とを備え、切削装置83、84は転動する回転カッター94、95と回転カッター94、95をガラス基板70に押圧する空圧シリンダー88、89とを有し、複数の回転カッター94、95の刃先角をそれぞれ異ならせている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス基板の割断方法とその割断装置に関し、特に、プラズマディスプレイパネルの前面パネルあるいは背面パネル用のガラス基板の割断に好適な割断方法とその割断装置に関する。
従来のガラス基板を割断する方法としては、ダイヤモンドカッターなどによってスクライブを入れ、そのスクライブに沿ってせん断力を加える方法などが一般的である。また、せん断力を加えずに割断する方法としては、同一の転動可能な切削工具を用いて、押圧力を変えて複数回押圧転動し割断する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、スクライブによって1枚のガラス基板を精度よく割断する方法として、ガラス基板裏面の一部または全体をエッチングあるいはケミカルポリッシングなどの化学処理をした後、ガラス基板の裏面まで到達するクラックを生じさせるスクライブを形成することによりガラス基板を割断する方法も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−322355号公報 特開2004−168584号公報
近年、大画面の薄型画像表示装置としてプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと呼ぶ)が注目されている。PDPは電極などが形成された厚みが約3mmの前面ガラス基板と、隔壁や蛍光体などが形成された厚みが約3mmの背面ガラス基板とを内部に放電空間が形成されるように対向配置し、その周辺部を封着部材で封着して構成している。
一方、PDPの大画面化に伴いガラス基板が大版化するため、その取り扱いに注意が必要となる。また、1枚の大版ガラス基板に複数枚のパネル構成物を製造し、その後に複数枚のパネルにガラス基板を割断する、いわゆる多面取り工法を用いて生産性を上げるなどの工法が要求されている。
しかしながら、従来の方法によってこのような大版のガラス基板を割断しようとすると、割断したガラス基板の端部に広い領域のマイクロクラック領域を発生し、多面取り工法の後の端部処理によって、PDP内に異物を発生させ、表示画質を悪化させるなどの課題を有していた。また、化学的処理をする方法では、大版基板に対応するためには設備が大掛かりになり生産コストアップの要因になるなどの課題があった。
本発明はこれらの課題に鑑みてなされたものであり、ガラス基板を高精度で生産性良く割断し、特に大版で多面取り工法などを用いたPDP用ガラス基板の割断に好適な割断方法とその装置を実現することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明のガラス基板割断方法は、ガラス切削刃をガラス基板に押圧しながら移動させてガラス基板を割断するガラス基板割断方法であって、第一のガラス切削刃をガラス基板に押圧しながら移動させてガラス基板を切削する第一の切削工程と、第一のガラス切削刃の刃先角と刃先角の異なる第二のガラス切削刃をガラス基板の第一の切削工程により切削された部分に押圧しながら移動させてガラス基板を切削する第二の切削工程とを有している。
このような方法により、割断面の端部のマイクロクラック発生領域を小さくすることができ、割断後の端部処理を容易に行い、端部処理に伴う異物発生を少なくすることができる。
さらに、第二のガラス切削刃の刃先角は、第一のガラス切削刃の刃先角より小さいことが望ましく、割断を高精度に行うとともに、マイクロクラック発生領域をより小さくすることができる。
さらに、第一のガラス切削刃の刃先角が90°以上152°以下であることが望ましく、ガラス基板表面に浅い溝のクラックを生成し、ガラス基板厚み方向に塑性変形に伴うクラックを進展させることができる。
さらに、ガラス基板はPDPを構成する高歪点ガラスであり、ガラス基板の少なくとも一主面上に電極または誘電体層の少なくとも一つが形成されていてもよく、PDPの多面取り工法に最適で、異物発生のないガラス基板割断方法を実現することができる。
また、本発明のガラス基板割断装置は、ガラス基板を保持する保持手段と、ガラス基板の同一箇所を順次切削する複数の切削手段と、ガラス基板と切削手段とを相対的に移動させる移動手段とを備え、切削手段は切削刃と切削刃をガラス基板に押圧する押圧手段とを有し、複数の切削刃の刃先角がそれぞれ異なっている。
このような構成により、ガラス基板割断面の端部のマイクロクラック発生領域を小さくすることができ、割断後の端部処理を容易に行い、端部処理に伴う異物発生を少なくすることができる。
さらに、少なくとも第一切削刃を有する第一切削手段と第二切削刃を有する第二切削手段とを備え、第二切削刃の刃先角は、第一切削刃の刃先角より小さいことが望ましい。このような構成により、割断を高精度に行うとともに、マイクロクラック発生領域をより小さくすることができる。
さらに、第二切削刃を移動方向に対して首振りさせる可動手段を設けることが望ましく、第一切削刃によって形成された切削傷に第二切削刃を確実に追従させることによって、高精度な割断を実現することができる。
本発明によれば、ガラス基板を高精度で効率的に、かつ割断後の端部処理が容易な割断方法を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態)
本発明の実施の形態では、本発明のガラス基板の割断方法をPDPの前面ガラス基板あるいは背面ガラス基板の割断に使用する場合について説明する。特に、PDPの生産効率を上げるために多面取り工法におけるガラス基板の割断について説明する。
したがって、まず、本発明の実施の形態の対象となるPDPとその多面取り工法についてについて図面を参照しながら説明する。
図6はPDP50の内部構造を示す部分断面斜視図である。PDP50は、互いに対向して配置された前面パネル51と背面パネル60とを備えている。前面パネル51は、前面ガラス基板52上に、透明電極53およびバス電極54、ブラックストライプ55、誘電体層56、およびMgO誘電体保護層57が順に形成されている構造となっている。また、背面パネル60は、背面ガラス基板63上に、アドレス電極64、下地誘電体層65を形成し、その上に隔壁66を形成し、さらに隔壁66間に蛍光体層67を形成した構造となっている。前面パネル51と背面パネル60とが対向配置されて放電空間68を形成し、放電空間68には、例えばNe(ネオン)−Xe(キセノン)の混合ガスである放電ガスが、53200Pa(400Torr)〜79800Pa(600Torr)の圧力で封入されている。放電ガスを電極間で放電させて紫外線を発生させ、その紫外線を蛍光体層67に照射することによって、カラー表示の画像表示が可能になる。
また、前面ガラス基板52や背面ガラス基板63は、それらに形成されるバス電極54、ブラックストライプ55、誘電体層56、隔壁66などの構成物を熱処理工程によって形成するため、これらの熱処理工程に耐えうる厚さ2.8mm程度のガラス材料で形成され、一般的にはフロート法などにより形成された高歪点ガラスが用いられる。
前面パネル51と背面パネル60とはそれぞれの電極形成面が対向するように重ね合わせられ、その外周部を封着部材によって封着接合して内部に放電空間68を形成している。
次に、多面取り工法について説明する。多面取り工法とは所定サイズのPDPを製造する際に、前面パネル51あるいは背面パネル60を1枚の大版のガラス基板に複数枚製造し、その後、所定サイズにガラス基板を割断して、生産効率を高める方法である。図5は多面取り工法のガラス基板の配置の一例を示す平面図である。1枚の大版のガラス基板70には、例えば前面パネル51の透明電極53およびバス電極54、ブラックストライプ55、誘電体層56などの構成物71が形成されている。このガラス基板70を割断線72、73に沿って割断することによって、前面パネル51が6枚取得可能な構成としている。
割断された所定サイズのガラス基板にさらに誘電体保護層57などを形成したり、後処理工程を施して前面パネル51を完成させる。さらに、同様の多面取り工法によって製造した背面パネル60と重ね合わせることによってPDP50を完成させる。なお、多面取り工法において、割断はPDP50を構成する各要素の製造工程中の、構成物の印刷後やその乾燥後、あるいは焼成後などのいずれの工程でもよい。
1枚の大版のガラス基板70を割断線72、73に沿って所定サイズに割断する際に、割断面の精度と割断の高生産性、さらには割断工具の耐久性が要求される。特に、割断の精度に関しては、割断によってPDPの表示性能や、後加工の生産性を落とすことのないような割断精度が求められる。
このような、厚みが3mm程度の高歪点ガラスのガラス基板を転動する切削刃で切断する方法として、重荷重を印加して一回で割断する方法では直線の割断線を得ることができないといった課題があった。さらに、同一切削刃を複数回押し当てて切削する方法では、切断加工の生産性が低下する課題や、特に割断面の端部に発生するマイクロクラック領域が大きくなるといった課題を有している。このようなマイクロクラック領域が大きくなると、割断されたガラス基板の破壊を抑制する目的の、端部処理加工としての面取り加工領域を大きくすることが必要となり、異物発生の確率を上げてしまう。そのため、PDPの製造などの場合には、それらの異物が、前面パネル51や背面パネル60に入りこみ、画像表示欠陥を発生させるなどの、表示品質低下を引き起こす。また、切削刃に重荷重を加えると刃先の磨耗などが促進されて寿命を著しく短くする。
図1は本発明の実施の形態におけるガラス基板割断装置を示す図、図2は図1の切削装置をその進行方向からみた図、図3は図1のガラス基板割断装置における割断の状況を示す図、また、図4は第二切削装置の回転カッターの首振り状況を示す平面図である。
図1に示すように、割断装置は、載置台80と切削装置81とにより構成され、載置台80と切削装置81とが相対的に移動可能なように移動手段(図示せず)を備えている。載置台80はガラス基板70を載置して保持する保持手段であり、多面取り工法によってPDPの構成物が形成された大版のガラス基板70を載置するとともに、真空ポンプ(図示せず)などによって真空排気経路82を真空排気して真空吸着によって固定している。切削装置81は第一切削手段としての第一切削装置83と、第二切削手段としての第二切削装置84とにより構成されている。図1に示す実施の形態では、第一切削装置83と第二切削装置84とをさらに同一の固定台85に固定している。載置台80と切削装置81とは移動手段(図示せず)によって相対的に移動させられ、切削装置81がガラス基板70に対して矢印A方向に進行するようにしている。
第一切削装置83と第二切削装置84とは次のように構成されている。すなわち、固定台85にホルダー86、87が固定され、ホルダー86、87には押圧手段である空圧シリンダー88、89が設けられている。空圧シリンダー88、89の先端には保持具90、91の保持軸92、93と嵌合されて回転する第一の切削刃である回転カッター94、第二の切削刃である回転カッター95が設けられている。回転カッター94、95は、空圧シリンダー88、89によりガラス基板70に一定の圧力で押圧される。
また、回転カッター94か回転カッター95とは、切削装置81が進行する方向で略同一線を走行するように調整されている。さらに、少なくとも回転カッター95は図4に示すように、進行方向Cに対して所定の角度γの範囲内で首振りが可能なように、保持具91の軸が回転可能なように構成されている。
また、本実施の形態において用いた回転カッターは、外径が直径4mm、厚みが1mmの超超硬合金、例えば、タングステンカーバイトの回転カッターである。
本実施の形態においては、回転カッターの外径が直径4mmのものを使用したが、外径が直径3.5〜14mmであれば特に問題はない。
したがって、載置台80にガラス基板70を吸着固定し、回転カッター94と回転カッター95とをガラス基板70に押圧しながら、第一切削装置83の回転カッター94を先頭にして回転カッター94が転動しながらガラス基板70面に切削傷を入れ、その切削傷上をさらに第二切削装置84の回転カッター95が転動しながら切削するものである。
それぞれの回転カッター94、95のガラス基板70への押圧力は、空圧レギュレータ96、97で調整され、空圧計98、99でモニタされる。また、切削装置81とガラス基板70との相対移動速度は移動手段(図示せず)に調整される。
図3は割断の状況を示す図であり、図3(a)には第一切削装置83における割断の状況を示し、図3(b)には第二切削装置84における割断の状況を示している。図3に示すように、本発明では、回転カッター94の刃先角α1と回転カッター95の刃先角α2とを異ならせている。本発明の実施の形態では、刃先角α1を90°〜152°、望ましくは145°±3°に設定し、刃先角α2をα1よりも小さい鋭角とし、α1が145°±3°のときに110°±5°としている。
図3を用いて、本発明の実施の形態の割断方法について説明する。図3に示すように、本発明の実施の形態のガラス基板の割断方法は、先頭に位置する転動可能な切削工具、すなわち回転カッター94によって、小さな荷重印加で小さな切込み量を与えるとともに、ガラス基板70表面には回転カッター94の刃先角α1に近似した溝100を形成する。そのとき、ガラス基板70の厚さ方向には塑性変形を利用して刃先角α1よりも角度の小さい溝101を形成する。このようにして、回転カッター94に印加する荷重が小さい状態で、これらの溝100、101を形成することができる。
次に、回転カッター95の刃先角α2を、回転カッター94によって塑性変形で形成された溝101の角度β1に近い角度とし、溝100、101に沿って小さな荷重を印加して押圧する。その結果、回転カッター95によってさらに塑性変形を進展させて、ガラス基板70の裏面に到達する溝を形成し、ガラス基板70を割断することが可能となる。
このようにして、ガラス基板70の板厚、すなわち割断に必要な切込み量に応じて、回転カッターの刃先角を徐々に小さくして塑性変形を進展させることによって、荷重が小さい状態でも割断面の精度が高い割断を実現することが可能となる。したがって、本発明の実施の形態によれば、回転カッターを押圧する荷重が小さいため、図3(a)に示す端部のマイクロクラック102の発生領域を小さくすることができる。そのため、割断後の面取り処理などの後工程を簡単にすることができるため、この後工程で発生するガラスチップなどの異物発生を抑えることができる。これらの異物は、PDP内に残留すると表示欠陥などを引き起こすが、本発明によれば、これらの欠陥発生を抑制することができる。特に、多面取り工法などのガラス基板の割断においては、マイクロクラックの破壊による異物発生や面取り処理などによって異物が発生すると、これらの異物を除去するための洗浄などが他の構成物に影響を与えるために不可能となり、PDP内に残留して表示欠陥を引き起こす要因となる。したがって、マイクロクラックの発生領域を0.2mm以下とすることが必要である。
なお、本発明の実施の形態では、厚さ2.8mmの高歪点ガラスを用いて、誘電体層までを形成したPDP50の前面ガラス基板52を割断する際に、次の条件の範囲内で組み合わせることによって、高精度で異物発生のない割断ができ、さらに一つの回転カッターの寿命を長寿命化できる割断方法を実現することができた。
ガラス基板:厚さ 2.8mm 高歪点ガラス 電極、誘電体層付
第一切削装置:回転カッター
材質:タングステンカーバイト(超超硬合金)
寸法:外径直径 4mm、厚み 1mm
刃先角:145°±3°(152°を超えると1回で割断してしまう)
押圧力:0.3MPa(0.4MPaではNG)
第二切削装置:回転カッター
材質:タングステンカーバイト(超超硬合金)
寸法:外径直径 4mm、厚み 1mm
刃先角:110°±5°
押圧力:0.2〜0.25MPa
移動速度:300mm/s(移動速度は特に関係はない)
なお、第二切削装置は、第一切削装置より0.05〜0.1mm程度深めに入れる必要があることは当然である。
なお、上記の実施の形態では、2つの回転カッターによって切削し割断する場合について述べたが、必ずしも2つである必要はなく、複数の回転カッターによって順次塑性変形によって発生する溝を形成することでより高精度の割断が可能となる。
また、上記の実施の形態では、2つの回転カッターを同一の切削装置に取り付けて同時に移動する方式としているが、必ずしも同一装置とする必要はなく、例えば、第一の切削と第二の切削とを時間をおいて、あるいは別の切削装置上で行ってもよい。
また、図4に示すように後続する回転カッター95に進行方向への首振り機能を付加することによって、先行する回転カッター94によって形成された溝の直線性が崩れても、その溝に追従させて割断することが可能となり、効率的な割断を実現できる。
以上のように、本発明のガラス基板の割断方法と割断装置は、ガラス基板を極めて高精度、高品質に、かつ、簡単な装置構成で実現できる。
本発明によるガラス基板の割断方法および割断装置は、大面積のガラス基板を高品質で効率的に割断することができるため、ガラス基板を大型表示装置の製造方法、装置として有用である。
本発明の実施の形態におけるガラス基板割断装置の構成を示す図 図1の切削装置をその進行方向からみた図 本発明の実施の形態におけるガラス基板割断装置の割断の状況を示す図 同ガラス基板割断装置の第二切削装置の回転カッターの首振り状況を示す図 PDPの多面取り工法のガラス基板の配置の一例を示す平面図 PDPの内部構造を示す部分断面斜視図
符号の説明
50 PDP
52 前面ガラス基板
63 背面ガラス基板
70 ガラス基板
71 構成物
72,73 割断線
80 載置台
81 切削装置
83 (第一)切削装置
84 (第二)切削装置
85 固定台
86,87 ホルダー
88,89 空圧シリンダー
90,91 保持具
92,93 保持軸
94,95 回転カッター
96,97 空圧レギュレータ
98,99 空圧計
100,101 溝
102 マイクロクラック

Claims (7)

  1. ガラス切削刃をガラス基板に押圧しながら移動させて前記ガラス基板を割断するガラス基板割断方法であって、第一のガラス切削刃を前記ガラス基板に押圧しながら移動させて前記ガラス基板を切削する第一の切削工程と、前記第一のガラス切削刃の刃先角と刃先角の異なる第二のガラス切削刃を前記ガラス基板の前記第一の切削工程により切削された部分に押圧しながら移動させて前記ガラス基板を切削する第二の切削工程とを有することを特徴とするガラス基板割断方法。
  2. 第二のガラス切削刃の刃先角は、第一のガラス切削刃の刃先角より小さいことを特徴とする請求項1に記載のガラス基板割断方法。
  3. 第一のガラス切削刃の刃先角が90°以上152°以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガラス基板割断方法。
  4. 前記ガラス基板はプラズマディスプレイパネルを構成する高歪点ガラスであり、前記ガラス基板の少なくとも一主面上に電極または誘電体層の少なくとも一つが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガラス基板割断方法。
  5. ガラス基板を保持する保持手段と、前記ガラス基板の同一箇所を順次切削する複数の切削手段と、前記ガラス基板と前記切削手段とを相対的に移動させる移動手段とを備え、前記切削手段は切削刃と前記切削刃を前記ガラス基板に押圧する押圧手段とを有し、複数の前記切削刃の刃先角がそれぞれ異なることを特徴とするガラス基板割断装置。
  6. 少なくとも第一切削刃を有する第一切削手段と第二切削刃を有する第二切削手段とを備え、前記第二切削刃の刃先角は、前記第一切削刃の刃先角より小さいことを特徴とする請求項5に記載のガラス基板割断装置。
  7. 前記第二切削刃を移動方向に対して首振りさせる可動手段を設けたことを特徴とする請求項6に記載のガラス基板割断装置。
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