JP2007215357A - ロータおよびその製造方法ならびに電動車両 - Google Patents

ロータおよびその製造方法ならびに電動車両 Download PDF

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Abstract

【課題】ロータコア内に埋設される複数の磁石間の固定強度が高いロータおよびその製造方法ならびに該ロータを含む電動車両を提供する。
【解決手段】ロータ130は、回転シャフトに固設され、穴部1310を有するロータコア131と、ロータコア131の軸方向に並ぶように穴部1310に挿入される複数の磁石132A,132Bと、穴部1310内に注入された樹脂部133とを備え、磁石132A,132Bが対向する箇所において、磁石132A,132B間への樹脂部133の流入を促進する「流入促進部」として、磁石132A,132Bに面取り部または座ぐり部が設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロータおよびその製造方法ならびに電動車両に関し、特に、ロータコアに挿入される磁石を有するロータおよびその製造方法ならびに該ロータを含む電動車両に関する。
特開2002−34187号公報(特許文献1)においては、ロータコアに設けられた穴部と該穴部に埋設された永久磁石との間に樹脂部材を充填することにより永久磁石をロータコアに固定したロータが開示されている。
また、特開2001−157394号公報(特許文献2)においても、上記と同様に、永久磁石を樹脂部材によってロータコアに固定したロータが開示されている。
また、特開2005−94845号公報(特許文献3)においては、樹脂でコーティングされた棒状の永久磁石を軸方向に複数並べてロータコアに埋設したロータが開示されている。
特開2002−34187号公報 特開2001−157394号公報 特開2005−94845号公報
ロータコアに埋設された磁石内に発生する渦電流損を低減する観点から、該磁石を分割し、分割された磁石間に充填材を流入させることが考えられる。しかしながら、この際、分割された磁石と充填部との固着力および磁石の固定強度が問題になる場合がある。特に、分割された磁石間に充填材が十分に流れ込むかが重要である。
これに対し、特許文献1〜3では、ロータコアに埋設される複数の磁石間への充填材の流れ込みを十分に促進する構成は開示されていない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ロータコア内に埋設される複数の磁石と充填部との固着力および磁石の固定強度が高いロータおよびその製造方法ならびに該ロータを含む電動車両を提供することにある。
本発明に係るロータは、回転シャフトに固設され、穴部を有するロータコアと、ロータコアの軸方向に並ぶように穴部に挿入される複数の磁石と、穴部内に注入された充填部とを備える。
ここで、1つの局面では、上記ロータにおいて、複数の磁石が対向する箇所のうち少なくとも1箇所において、磁石は複数の磁石間への充填部の流入を促進する流入促進部を有する。
なお、本発明に係るロータおよびその製造方法において、「充填部」とは、接着ではなく主として穴部内に充填されることにより磁石をロータコアに固定することを意図する部分を意味する。
上記構成によれば、ロータコアに埋設される複数の磁石間への充填部の流入を促進することができるので、磁石間に充填材を安定して充填することができる。この結果、渦電流損が低減され、かつ、複数の磁石と充填部との固着力および磁石の固定強度が強化されたロータが得られる。
他の局面では、本発明に係るロータにおいて、複数の磁石が対向する箇所のうち少なくとも1箇所において、複数の磁石間に位置する充填部は、相対的に厚みの小さい第1部分と相対的に厚みの大きい第2部分とを含み、第2部分は、磁石の側面に隣接した位置に設けられる。
上記構成によれば、第2部分から複数の磁石間に充填部が流入しやすくなり、複数の磁石間に充填部を安定して充填することができる。また、充填部が厚みの小さい第1部分と厚みの大きい第2部分とを有することで、充填部と磁石との接触面積を増大させることができる。結果として、渦電流損が低減され、かつ、複数の磁石と充填部との固着力および磁石の固定強度が高いロータが得られる。
上記ロータにおいて、好ましくは、流入促進部および第2部分は、磁石の角部に面取りまたは座ぐりを施すことにより形成される。
これにより、簡便な手法で流入促進部を形成し、複数の磁石間に充填部を安定して充填することができる。また、複数の磁石が対向する部分において、磁石と充填部との接触面積を増大させることができる。この結果、渦電流損が低減され、かつ、複数の磁石と充填部との固着力および磁石の固定強度が高いロータが得られる。
上記ロータにおいて、好ましくは、充填部は上記穴部の開口から該穴部内に注入される。これにより、充填部注入のための特別な穴を設ける必要がなくなるため、ロータの小型化を図ることができる。
本発明に係るロータの製造方法は、ロータコアに形成された穴部に第1の磁石を挿入する工程と、第1の磁石と軸方向に並び、側面に面する部分で第1の磁石との間に充填材の流入を促進可能な隙間が形成されるように穴部に第2の磁石を挿入する工程と、第1と第2の磁石が挿入された穴部に充填材を注入する工程とを備える。
上記方法によれば、ロータコアに埋設される複数の磁石間への充填部の流入を促進することができるので、磁石間に充填材を安定して充填することができる。この結果、渦電流損が低減され、かつ、複数の磁石と充填部との固着力および磁石の固定強度が高いロータが得られる。
本発明に係る電動車両は、上述したロータ、または、上述したロータの製造方法により製造されたロータを備える。
これにより、複数の磁石の固着力および固定強度が高いロータを搭載した電動車両が得られる。
本発明によれば、ロータコア内に埋設される複数の磁石と充填部の固着力および磁石の固定強度が高いロータおよびその製造方法ならびに該ロータを含む電動車両を得ることができる。
以下に、本発明に基づくロータおよびその製造方法ならびに電動車両の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係るロータが適用される駆動ユニットの構成を概略的に示す図である。図1に示される例では、駆動ユニット1は、「電動車両」としてのハイブリッド車両に搭載される駆動ユニットであり、モータジェネレータ100と、ハウジング200と、減速機構300と、ディファレンシャル機構400とドライブシャフト受け部500とを含んで構成される。
モータジェネレータ100は、電動機または発電機としての機能を有する回転電機であり、軸受110を介してハウジング200に回転可能に取付けられた回転軸120と、回転軸120に取付けられたロータ130と、ステータ140とを有する。ステータ140はステータコア141を有し、ステータコア141にはコイル142が巻回されている。コイル142はハウジング200に設けられた端子台210を介して給電ケーブル600Aと電気的に接続される。給電ケーブル600Aの他端は、PCU600に接続されている。PCU600は、給電ケーブル700Aを介してバッテリ700と電気的に接続される。これにより、バッテリ700とコイル142とが電気的に接続される。
モータジェネレータ100から出力された動力は、減速機構300からディファレンシャル機構400を介してドライブシャフト受け部500に伝達される。ドライブシャフト受け部500に伝達された駆動力は、ドライブシャフト(図示せず)を介して車輪(図示せず)に回転力として伝達されて、車両を走行させる。
一方、ハイブリッド車両の回生制動時には、車輪は車体の慣性力により回転させられる。車輪からの回転力によりドライブシャフト受け部500、ディファレンシャル機構400および減速機構300を介してモータジェネレータ100が駆動される。このとき、モータジェネレータ100が発電機として作動する。モータジェネレータ100により発電された電力は、PCU600内のインバータを介してバッテリ700に蓄えられる。
給電ケーブル600A,700Aは、U相ケーブルと、V相ケーブルと、W相ケーブルとからなる三相ケーブルである。コイル142は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなり、これらの3つのコイルの端子が三相ケーブルである給電ケーブル600A,700Aに接続される。
なおモータジェネレータ100の用途は、ハイブリッド車(HV:hybrid vehicle)に限定されず、その他の「電動車両」(たとえば燃料電池車や電気自動車)に搭載されてもよい。
図2は、本実施の形態に係るロータの縦断面図である。図2を参照して、ロータ130は、穴部1310を有するロータコア131と、穴部1310に挿入されてロータコア131に埋設される磁石132と、穴部1310の側面と磁石132との間に充填された樹脂部133とを備える。磁石132は、ロータ130の軸方向に並ぶように設けられた複数の磁石132A,132Bを含む。そして、樹脂部133は、磁石132A,132B間に位置する部分(樹脂部1330)を有する。このように、磁石132を複数に分割し、分割された磁石間に樹脂部1330を形成することで、モータジェネレータ100の駆動時の渦電流損を低減することができる。なお、磁石132は、必ずしも2つに分割されるものではなく、3つ以上に分割されてもよい。
「モールド樹脂部」としての樹脂部133は、たとえばエポキシ系樹脂を含んで構成される。樹脂部133が設けられることにより、磁石132A,132Bがロータコア131に固定される。樹脂部133は、接着ではなく主として穴部1310内に充填されることにより磁石132をロータコア131に固定する。したがって、穴部1310内の空間に対する樹脂部133の充填率は、同様のロータコアにおける磁石の固着材として接着剤を用いた場合の該接着剤の充填率よりも高い。このようにすることで、穴部1310内で磁石132A,132Bを精度よく固定することができる。なお、樹脂部133は、樹脂注入のための特別の穴を設けることなく、穴部1310の開口から穴部1310内に流し込まれる。このようにすることで、ロータ130の小型化を図ることができる。
上記のように、ロータコア131に埋設される磁石を軸方向に複数に分割することで、磁石の生産性を向上させることができる。しかしながら、ここで、磁石132A,132B間に空隙が形成されると、磁石どうしが車両振動により衝突して磨耗することが懸念される。また、樹脂と磁石との接触面積が不足して固着強度が不足すると、磁石の端面を境にロータコア内に隙間が形成されることが懸念される。さらに、磁石間に空隙が形成されると、複数の磁石が接触して渦電流損を十分に低減できないことも懸念される。これに対し、本実施の形態に係るロータにおいては、後述する構成により、磁石132A,132B間への樹脂部133の流入が促進され、磁石132A,132B間に樹脂部133が安定して充填されている。
図3は、図2におけるA部の拡大図である。図3を参照して、磁石132A,132Bが対向する部分には、面取り部1321が形成される。このようにすることで、樹脂部133を注入する際に、磁石132A,132B間に樹脂が流入しやすくなり、磁石132A,132B間に位置する樹脂部1330が安定して形成される。なお、樹脂部1330は、厚みが小さい第1部分1331と厚みが大きい第2部分1332とを有する。上記ように、磁石132A,132B間に樹脂部1330が安定して形成されることで、後述するように、渦電流損が低減される。また、樹脂部1330に厚みが大きい第2部分1332が形成されることで、磁石132A,132B間に形成される樹脂部1330の体積を増大させ、磁石132A,132Bの固定強度を向上させることができる。また、磁石132A,132Bに面取り部1321が設けられることで、磁石132A,132Bが対向する部分で磁石132A,132Bと樹脂部133との接触面積を増大させ、磁石132A,132Bと樹脂部133との固着強度を向上させることができる。
図6,図7は、渦電流損の低減のメカニズムを説明する図である。ここで、図6は、本実施の形態に係るロータにおける渦電流の態様を説明する図であり、図7は、比較例に係るロータにおける渦電流の態様を説明する図である。
本実施の形態に係るロータにおいては、図6に示すように、複数の磁石132A,132B間にも安定して樹脂部が充填されている。これに対し、比較例に係るロータにおいては、図7に示すように、接着剤133Aにより磁石132A,132Bが固着されているが、磁石132A,132B間への接着剤133Aの回り込みが十分でなく、磁石132A,132Bが互いに接触している。
したがって、比較例に係るロータにおいて、渦電流Iは、磁石132A,132Bを跨って流れる。この場合、磁石を分割したことによる渦電流損の低減効果は期待できない。これに対し、本実施の形態に係るロータにおいては、磁石132A,132B間に位置する樹脂部1330により、渦電流Iの流路を分割することができる。この結果、渦電流損を低減することができる。
図4は、図2におけるA部の変形例を示す拡大図である。図4を参照して、上述した面取り部1321に代えて、磁石132A,132Bに座ぐり部1322が設けられてもよい。この場合も、上記と同様に、渦電流損を低減するとともに、磁石132A,132Bと樹脂部133との固着強度および磁石132A,132Bの固定強度を向上させることができる。
なお、面取り部1321および座ぐり部1322は、磁石132A,132Bのいずれか一方のみに設けられていてもよい。また、磁石を3つ以上に分割する場合、磁石が対向する箇所のうち一部の箇所において、面取り部1321または座ぐり部1322が設けられていてもよい。
上述した内容について換言すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係るロータ130は、回転シャフト120に固設され、穴部1310を有するロータコア131と、ロータコア131の軸方向に並ぶように穴部1310に挿入される複数の磁石132(132A,132B)と、穴部1310内に注入された「充填部」としての樹脂部133とを備え、磁石132A,132Bが対向する箇所のうち少なくとも1箇所において、磁石132A,132Bは、磁石132A,132B間への樹脂部133の流入を促進する「流入促進部」としての面取り部1321または座ぐり部1322を有する。換言すると、ロータ130において、磁石132A,132Bが対向する箇所のうち少なくとも1箇所において、磁石132A,132B間に位置する樹脂部1330は、相対的に厚みの小さい第1部分1331と相対的に厚みの大きい第2部分1332とを含み、第2部分1332は、磁石132A,132Bの側面に隣接した位置に設けられる。
また、本実施の形態に係るロータ130の製造方法は、図5に示すように、ロータコア131に形成された穴部1310に磁石132を挿入する工程(S10)と、穴部1310に「充填材」としての樹脂を注入して穴部1310内に「充填部」としての樹脂部133を形成する工程(S20)とを備え、磁石を挿入する工程(S10)は、穴部1310に「第1の磁石」としての磁石132Aを挿入する工程(S11)と、側面に面する部分で磁石132Aとの間に樹脂部133の流入を促進可能な隙間を設けるように該磁石132A上に「第2の磁石」としての磁石132Bを挿入する工程(S12)とを含む。
本実施の形態に係るロータによれば、磁石132A,132B間に面取り部1321または座ぐり部1322が設けられることで、磁石132A,132B間への樹脂部133の流入を促進することができる。そして、樹脂部133の第1部分1331と比較して厚みの大きい樹脂部133の第2部分1332が形成される。この結果、渦電流損が低減されるとともに、磁石132A,132Bと樹脂部133との固着力および磁石132A,132Bの固定強度が高いロータが得られる。
また、本実施の形態に係るロータの製造方法によれば、側面に面する部分で磁石132A,132B間に隙間を設けることで、磁石132A,132B間に樹脂部133が流入しやすくなる。結果として、渦電流損が低減されるとともに、磁石132A,132Bと樹脂部133との固着力および磁石132A,132Bの固定強度が高いロータが得られる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係るロータが適用される駆動ユニットの構成を概略的に示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係るロータの縦断面図である。 図2に示されるロータにおける複数の磁石が対向する部分の拡大図である。 本発明の1つの実施の形態に係るロータの変形例における複数の磁石が対向する部分の拡大図である。 本発明の1つの実施の形態に係るロータの製造方法を説明するフロー図である。 本実施の形態に係るロータにおける渦電流の態様を説明する図である。 比較例に係るロータにおける渦電流の態様を説明する図である。
符号の説明
1 駆動ユニット、100 モータジェネレータ、110 軸受、120 回転軸、130 ロータ、131 ロータコア、132,132A,132B 磁石、133,1330 樹脂部、133A 接着剤、140 ステータ、141 ステータコア、142 コイル、200 ハウジング、210 端子台、300 減速機構、400 ディファレンシャル機構、500 ドライブシャフト受け部、600 PCU、600A,700A 給電ケーブル、700 バッテリ、1310 穴部、1321 面取り部、1322 座ぐり部、1331 第1部分、1332 第2部分。

Claims (7)

  1. 回転シャフトに固設され、穴部を有するロータコアと、
    前記ロータコアの軸方向に並ぶように前記穴部に挿入される複数の磁石と、
    前記穴部内に注入された充填部とを備え、
    複数の前記磁石が対向する箇所のうち少なくとも1箇所において、前記磁石は複数の前記磁石間への前記充填部の流入を促進する流入促進部を有する、ロータ。
  2. 前記流入促進部は、前記磁石の角部に面取りまたは座ぐりを施すことにより形成される、請求項1に記載のロータ。
  3. 回転シャフトに固設され、穴部を有するロータコアと、
    前記ロータコアの軸方向に並ぶように前記穴部に挿入される複数の磁石と、
    前記穴部内に注入された充填部とを備え、
    複数の前記磁石が対向する箇所のうち少なくとも1箇所において、複数の前記磁石間に位置する前記充填部は、相対的に厚みの小さい第1部分と相対的に厚みの大きい第2部分とを含み、前記第2部分は、前記磁石の側面に隣接した位置に設けられる、ロータ。
  4. 前記第2部分は、前記磁石の角部に面取りまたは座ぐりを施すことにより形成される、請求項3に記載のロータ。
  5. 前記充填部は前記穴部の開口から該穴部内に注入される、請求項1から請求項4のいずれかに記載のロータ。
  6. ロータコアに形成された穴部に第1の磁石を挿入する工程と、
    前記第1の磁石と軸方向に並び、側面に面する部分で前記第1の磁石との間に充填材の流入を促進可能な隙間が形成されるように前記穴部に第2の磁石を挿入する工程と、
    前記第1と第2の磁石が挿入された前記穴部に前記充填材を注入する工程とを備えた、ロータの製造方法。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のロータ、または、請求項6に記載のロータの製造方法により製造されたロータを備えた、電動車両。
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