JP2011182552A - ロータコアおよび回転電機用コア - Google Patents

ロータコアおよび回転電機用コア Download PDF

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Abstract

【課題】電磁鋼板同士が互いに教示に接着されたロータコアを提供する。
【解決手段】 ロータコア131は、第1主表面136および第1主表面136と反対側に位置する第2主表面137を有し、第1主表面136から第2主表面に達する穴部133が形成された電磁鋼板135を複数積層して形成された積層体150と、第1主表面136に形成されると共に第1主表面136上を延びるように形成され、穴部133に達する溝部140と、電磁鋼板135に形成された穴部133が電磁鋼板135の積層方向に配列することで形成された貫通孔138と、溝部140内および貫通孔138内に充填された樹脂部134とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロータコアおよび回転電機用コアに関し、特に、複数の電磁鋼板を積層して形成された積層体を含むロータコアおよび回転電機用コアに関する。
従来から回転電機のロータコア等は、複数の電磁鋼板を積層することで形成されている。
たとえば、特開2006−25552号公報に記載された回転子鉄心は、複数の鋼板を積層して形成されている。この回転子鉄心には、磁石が挿入される磁石接着部が形成されている。各鋼板は、プレス打抜きの破断面同士およびせん断面同士が互いに隣り合うように配置されている。これにより、磁石接着部の内周面において、破断面同士が対向し、複数のV字状溝が形成されている。磁石接着部、磁石接着部内に挿入される磁石および上記V字状溝部内には接着剤が塗布されている。この接着剤によって磁石が固定されている。
特開平8−163834号公報には、軸穴が形成された積層鉄心と、軸穴に嵌合される回転軸との固定方法について記載されている。積層鉄心は、回転軸の嵌合部よりも小径の穴部が形成された鉄心片と、嵌合部よりも大径の穴部が形成された鉄心片とを順次積層することで形成されている。交互に並ぶ小径の穴部と大径の穴部とによって、軸穴が形成されている。この軸穴に回転軸を挿入することで、積層鉄心と回転軸とが固定されている。
特開2006−101629号公報には、積層鉄心の製造方法が記載されている。この積層鉄心の製造方法においては、まず、金属板の表面に接着剤充填空間を形成する。そして、接着剤充填空間内に接着剤を付け、金属板から鉄心片を外形抜きする。この鉄心片を積層するとともに、接着剤充填空間内に充填された接着剤で鉄心片同士を互いに一体化する。
特開2002−247784号公報に記載された回転子は、回転子軸と、板状磁性部材を積層して円筒状に形成された積層鉄心とを備える。
積層鉄心には、周方向に間隔をあけて、軸方向に断面矩形形状に貫通して形成された複数の穴部が形成されている。各穴部には、永久磁石が挿入されている。
この永久磁石が挿入された穴部よりも回転子軸側には、上記穴部に沿って延びる注入用穴部が形成されている。注入用穴部と上記穴部とは、連通穴部によって互いに連通しており、連通穴部は、回転子の軸方向に間隔をあけて設けられている。そして、穴部、注入用穴部および連通穴部には、樹脂部材が注入されている。
特開2006−25552号公報 特開平8−163834号公報 特開2006−101629号公報 特開2002−247784号公報
特開2006−25552号公報に記載された回転子鉄心においては、各鋼板には、磁石接着部を形成する穴部が形成されている。V字状溝部は、この穴部の内周縁部に形成されており、このV字状溝部内に接着剤が塗布されている。このため、V字状溝部内に塗布された接着剤は、各鋼板の主表面同士を接着することができず、各鋼板同士を強固に接着することが困難なものとなっている。
特開平8−163834号公報に記載された固定方法においては、鉄心片同士を接着することができず、積層された鉄心片を強固に固定するための固定部材が必要となる。
特開2006−101629号公報に記載された積層鉄心の製造方法においては、接着剤充填空間に接着剤を塗布した後、外形抜きを行い、その後に、複数の鉄心片を積層している。このため、接着剤を塗布してから鉄心片を積層するまでの間に時間を要し、その間に接着剤が乾き、各鉄心片を良好に接着できないおそれがある。
特開2002−247784号公報に記載された回転子においては、連通穴部は、回転子の軸方向に間隔をあけて設けられており、各板状磁性部材同士を接着することができない。このため、各板状磁性部材同士を一体化するための固定部材が必要となる。
また、上述のように、複数の電磁鋼板等を複数積層することで、回転子のロータコアや固定子のステータコアを形成することは従来からよく知られている。
このようなロータコアやステータコアを備えた回転電機が駆動すると、ロータコアの外周端面と、ステータコアの内周端面との間で磁束が出入りする。この磁束の作用によって、ステータコアとロータコアとの間で引付力や反発力が発生する。
本願発明の発明者等は、鋭意努力の結果、ロータコアとステータコアとの間で生じる反発力によって、ロータコアを形成する電磁鋼板の外周端部が捲り上がるように変形する現象を見出した。また、ステータコアを形成する電磁鋼板の内周端部においても、同様に、反発力によって、捲くりあがるように変形する現象を見出した。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その第1の目的は、電磁鋼板同士が互いに強固に接着されたロータコアを提供することである。本発明の第2の目的は、複数の電磁鋼板が積層され、回転電機に用いられる回転電機用コアにおいて、電磁鋼板の端縁部の変形が抑制された回転電機用コアを提供することである。
本発明に係るロータコアは、第1主表面および第1主表面と反対側に位置する第2主表面を有し、第1主表面から第2主表面に達する穴部が形成された電磁鋼板を複数積層して形成された積層体を備える。ロータコアは、第1主表面に形成されると共に第1主表面上を延びるように形成され、穴部に達する溝部と、電磁鋼板に形成された穴部が電磁鋼板の積層方向に配列することで形成された貫通孔と、溝部内および貫通孔内に充填された樹脂部とを備える。上記溝部の延在方向に垂直な断面において、溝部の幅は、溝部の深さよりも大きい。好ましくは、上記貫通孔は、磁石が挿入される磁石挿入孔とされる。
好ましくは、上記磁石挿入孔は、第1磁石挿入孔と、第1磁石挿入孔の隣に位置する第2磁石挿入孔とを含み、溝部は、第1磁石挿入孔と第2磁石挿入孔とを接続するように形成される。
好ましくは、上記第1磁石挿入孔と第2磁石挿入孔との間の間隔が積層体の外周側に向かうにつれて大きくなるように、第1磁石挿入孔と第2磁石挿入孔とが配置される。上記第1磁石挿入孔は、積層体の外周側に位置する第1端部を含み、第2磁石挿入孔は、積層体の外周側に位置する第2端部を含む。上記溝部は、第1端部と第2端部とを接続する外周側溝部を含む。
好ましくは、上記第1磁石挿入孔は、第1端部と反対側に位置する第3端部を含み、第2磁石挿入孔は、第2端部と反対側に位置する第4端部を含む。上記溝部は、第3端部と第4端部とを接続する内周側溝部を含む。好ましくは、上記溝部は、磁石挿入孔の周囲を取り囲むように形成される。
本発明に係る回転電機用コアは、上記第1主表面および第1主表面と反対側に位置する第2主表面を有する電磁鋼板を複数積層して形成された積層体と、第1主表面に形成され、電磁鋼板の端縁部に沿って延びる溝部と、溝部内に充填された樹脂部とを備える。
本発明に係るロータコアおよび回転電機用コアによれば、各電磁鋼板同士を接着させることができる。
本発明の1つの実施の形態に係るロータ(ロータコア)が適用される駆動ユニットの構成を概略的に示す図である。 ロータ130の平面図である。 図2におけるIII−III線における断面図である。 積層体150の平面図であり、電磁鋼板135の主表面136を平面視した平面図である。 ロータ130の製造工程の第1工程を示す断面図である。 図5に示すロータ130の製造工程後の工程を示す断面図である。 磁石挿入孔133内に樹脂134を充填する工程を模式的に示す断面図である。 ステータ170の断面図である。 ステータ170およびロータ130の一部を示す平面図である。 図9に示すX−X線における断面図である。 分割ステータコア175の斜視図である。 分割ステータコア175の平面図である。 図12のXIII−XIII線における断面図である。
図1から図13を用いて、本発明に係るロータコアおよび回転電機用コアを備えた車両および回転電機について説明する。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の1つの実施の形態に係るロータ(ロータコア)が適用される駆動ユニットの構成を概略的に示す図である。図1に示される例では、駆動ユニット1は、「電動車両」としてのハイブリッド車両に搭載される駆動ユニットであり、モータジェネレータ100と、ハウジング200と、減速機構300と、ディファレンシャル機構400とドライブシャフト受け部500とを含んで構成される。
モータジェネレータ(回転電機)100は、電動機または発電機としての機能を有する回転電機であり、軸受101を介してハウジング200に回転可能に取付けられた回転シャフト120と、回転シャフト120に取付けられたロータ130と、ステータ170とを有する。ステータ170はステータコア171を有し、ステータコア171にはコイル172が巻回されている。コイル172はハウジング200に設けられた端子台210を介して給電ケーブル600Aと電気的に接続される。給電ケーブル600Aの他端は、PCU600に接続されている。PCU600は、給電ケーブル700Aを介してバッテリ700と電気的に接続される。これにより、バッテリ700とコイル172とが電気的に接続される。
モータジェネレータ100から出力された動力は、減速機構300からディファレンシャル機構400を介してドライブシャフト受け部500に伝達される。ドライブシャフト受け部500に伝達された駆動力は、ドライブシャフト(図示せず)を介して車輪(図示せず)に回転力として伝達されて、車両を走行させる。
一方、ハイブリッド車両の回生制動時には、車輪は車体の慣性力により回転させられる。車輪からの回転力によりドライブシャフト受け部500、ディファレンシャル機構400および減速機構300を介してモータジェネレータ100が駆動される。このとき、モータジェネレータ100が発電機として作動する。モータジェネレータ100により発電された電力は、PCU600内のインバータを介してバッテリ700に蓄えられる。
給電ケーブル600A,700Aは、U相ケーブルと、V相ケーブルと、W相ケーブル
とからなる三相ケーブルである。コイル172は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなり、これらの3つのコイルの端子が三相ケーブルである給電ケーブル600A,700Aに接続される。
なお、モータジェネレータ100の用途は、ハイブリッド車(HV:hybrid vehicle)に限定されず、他の「電動車両」(たとえば燃料電池車や電気自動車)に搭載されてもよい。
図2は、ロータ130の平面図である。なお、図2においては、エンドプレートは図示されていない。図2に示すように、ロータ130は、ロータコア131と、ロータコア131に設けられた複数の永久磁石132とを備える。ロータコア131は環状に形成されており、ロータコア131の中央部には、回転シャフト120が挿入される貫通孔が形成されている。ロータコア131には、複数の永久磁石132が埋設されている。ロータコア131には、周方向に間隔をあけて複数の磁石挿入孔133が形成されており、各磁石挿入孔133内に永久磁石132が挿入されている。永久磁石132が挿入された磁石挿入孔133内には、エポキシ系樹脂などの樹脂134が充填されており、永久磁石132が樹脂134によって、磁石挿入孔133内に固定されている。
図3は、図2におけるIII−III線における断面図である。図3に示すように、ロータコア131は、複数の電磁鋼板135を積層することで形成された積層体150と、この積層体150の一方の軸方向端面に設けられたエンドプレート151と、積層体150の他方の軸方向端部に設けられたエンドプレート152とを含む。
電磁鋼板135は、平板状に形成されており、主表面136と、この主表面136の反対側に位置する主表面137とを含む。電磁鋼板135には、主表面136から主表面137に達する穴部138が形成されている。
複数の電磁鋼板135が積層されることで、穴部138が配列する。積層された電磁鋼板135は穴部138を積層方向に配列することで、磁石挿入孔133が形成する。電磁鋼板135の一方の表面136には、溝部140が形成されている。
溝部140は、磁石挿入孔133(穴部138)に達し、磁石挿入孔133と連通している。このため、樹脂134は、各溝部140内にも充填されており、溝部140内の樹脂134と、磁石挿入孔133の内周面に形成された樹脂134とは一体化している。図3に示す断面図は、溝部140の延在方向に対して垂直な断面を示している。図3において、「D」は、溝部140の深さDを示し、「W」は、溝部140の幅Wを示す。溝部140の幅Wは、溝部140の深さDよりも大きくなるように形成されている。
溝部140の幅Wが大きいため、溝部140内に充填された樹脂134と、当該溝部140が形成された電磁鋼板135と隣り合う他の電磁鋼板135の主表面137との接触面積が広い。
樹脂134と、主表面137との接触面積を広く確保することで、隣り合う電磁鋼板135同士を強固に接着することができる。隣り合う電磁鋼板135同士を互いに強固に接着させることで、複数の電磁鋼板135が一体化している。このように複数の電磁鋼板135を一体化させることで、ロータコア131を挟み込み、各電磁鋼板135を固定する従来必要とした固定部材を省略することができ、部品点数の低減を図ることができる。
溝部140に充填された樹脂134と、この溝部140が形成された電磁鋼板135と隣り合う他の電磁鋼板135との接触面積が広いので、他の電磁鋼板135からの熱が溝部140内の樹脂134に良好に放熱される。
溝部140の幅Wが広いため、当該溝部140が形成された電磁鋼板135と、溝部140内に充填された樹脂134との接触面積も広く、電磁鋼板135からの熱が良好に溝部140内の樹脂134に放熱される。
溝部140内に充填された樹脂134と、磁石挿入孔133の内周面に形成された樹脂134とは互いに一体化しており、溝部140内の樹脂134に伝えられた熱は、磁石挿入孔133の内周面に形成された樹脂134に伝達される。
磁石挿入孔133は、積層体150の一方の軸方向端面から他方の軸方向端面に達するように形成されている。そして、磁石挿入孔133の内周面に形成された樹脂134は、軸方向端部でエンドプレート151,152と接触している。
エンドプレート151およびエンドプレート152は、金属材料から形成されており、樹脂134の端部からエンドプレート151,152に良好に熱が放熱される。
ディファレンシャル機構400を構成するギヤは、ハウジング200の底部に充填されたオイルをかき上げている。このかき上げられたオイルはモータジェネレータ100に注がれ、エンドプレート151,152を冷却する。このように、各電磁鋼板135の冷却効率の向上が図られている。
樹脂134を充填する際には、永久磁石132を磁石挿入孔133内に挿入した後、樹脂134を磁石挿入孔133内に注入する。溝部140は、磁石挿入孔133に達するように形成されているため、磁石挿入孔133内に樹脂を充填すると、溝部140内にも
樹脂134が入り込む。同一の工程で磁石挿入孔133内および溝部140内に樹脂を充填することで、磁石挿入孔133の内周面上に形成された樹脂134と、溝部140内に充填された樹脂134とは一体的に連結する。これにより、磁石挿入孔133の内周面上に形成された樹脂134と、溝部140内に充填された樹脂134との間で、良好に熱が伝達され、樹脂134よる冷却効率の向上が図られている。
図4は、積層体150の平面図であり、電磁鋼板135の主表面136を平面視した平面図である。図4に示すように、溝部140は、永久磁石132の周囲を取り囲むように延びている。このため、穴部138内に永久磁石132が挿入された状態で、穴部138内に樹脂が注入されるときにおいて、溝部140内に良好に樹脂が入り込むことができる。
穴部138Aと、穴部138Bとが隣り合うように形成されている。穴部138Aと穴部138Bとは、互いの間隔が、電磁鋼板135の径方向外側に向かうにつれて大きくなるように配置されている。穴部138A内に挿入される永久磁石132Aと、穴部138B内に挿入される永久磁石132Bとは、1つの磁極を形成する。積層体150の外周側に位置する永久磁石132Aの側面の極性と、積層体150の外周側に位置する永久磁石132Bの側面の極性とは一致している。この永久磁石132Aおよび永久磁石132Bによって、1つの磁極が形成されている。
溝部140は、穴部138Aの周囲および穴部138Bの周囲を取り囲むように形成されている。永久磁石132Aおよび永久磁石132Bの外周面の一部は、穴部138Aおよび穴部138Bの内周縁部と接触している。
このため、溝部140内に充填された樹脂と、永久磁石132A,132Bの外周面とが接触しており、永久磁石132A,132Bから溝部140内に充填された樹脂に熱が放熱される。ここで、溝部140は、永久磁石132Aおよび永久磁石132Bの周面と接触しているため、永久磁石132Aと永久磁石132Bとの均熱化を図ることができる。これにより、永久磁石132Aと永久磁石132Bとで磁気特性に差が生じることを抑制することができる。
ここで、穴部138Aの外周側端部と、積層体150の外周面との間隔は狭く、穴部138Aの外周側端部と積層体150の外周面との間には、薄肉状のブリッジ141Aが形成されている。
同様に、穴部138Bの外周側端部と、積層体150の外周面との間の間隔は狭く、穴部138Bの外周側端部と積層体150の外周面との間には、ブリッジ141Bが形成されている。
このように、ブリッジ141Aおよびブリッジ141Bの幅が小さいため、ブリッジ141Aおよびブリッジ141Bの剛性は小さく、変形し易くなっている。
穴部138Aと穴部138Bとの間の間隔は狭く、電磁鋼板135のうち、穴部138Aと穴部138Bとの間には、薄肉部143が形成されている。この薄肉部143の幅は小さいため、薄肉部143は変形し易くなっている。
電磁鋼板135のうち、ブリッジ141A、穴部138A、薄肉部143、穴部138B、ブリッジ141Bおよび電磁鋼板135の外周縁部とによって囲まれる部分を脆弱部142とする。
この脆弱部142は、ブリッジ141Aおよびブリッジ141Bと、薄肉部143とによって支持されている。
モータジェネレータ100が駆動すると、積層体150は回転し、脆弱部142には遠心力が加えられる。この際、ブリッジ141A,141Bおよび薄肉部143は、変形し易いため、脆弱部142が外部に張り出すように変位しようとする。
その一方で、溝部140は、脆弱部142の付根部を通るように形成されている。具体的には、溝部140は、穴部138Aおよび穴部138Bの開口縁部のうち、電磁鋼板135の外周側に位置する部分と、ブリッジ141A,141Bとを通るように形成されている。
脆弱部142の付根部は、溝部140内に充填された樹脂によって、この脆弱部142が形成された電磁鋼板135に対して積層方向に隣り合う他の電磁鋼板135と接着している。このため、脆弱部142に遠心力が加えられたとしても、脆弱部142が外方に向けて変位することを抑制することができる。
図5から図7を用いて、ロータ130の製造方法について説明する。図5は、ロータ130の製造工程の第1工程を示す断面図である。この図5に示すように、電磁鋼板135にパンチング加工を施して、穴部138を形成する。その後、図6に示すように、穴部138が形成された電磁鋼板135にエンボス加工を施して、溝部140を形成する。
このように、溝部140および穴部138が形成された電磁鋼板135を複数積層する。この際、電磁鋼板135の積層方向に穴部138が配列するように、電磁鋼板135を積層する。穴部138が積層方向に配列することで、磁石挿入孔133が形成される。
図7は、磁石挿入孔133内に樹脂134を充填する工程を模式的に示す断面図である。
この図7に示すように、樹脂充填装置160を用いて、磁石挿入孔133内に樹脂134を充填する。樹脂充填装置160は、積層体150を受け入れる収容ケース164と、収容ケース164内に配置された積層体150の上面に配置される天板部161と、天板部161に形成された樹脂充填孔163に挿入されるプランジャ162とを備える。
磁石挿入孔133内に樹脂134を充填する際には、まず、積層体150を収容ケース164内に収容する。積層体150の周面は、収容ケース164の内周面と密着する。そして、磁石挿入孔133内に永久磁石132を挿入する。
永久磁石132を磁石挿入孔133内に挿入した後、天板部161を積層体150の上面上に配置する。
この際、天板部161に形成された樹脂充填孔163と、磁石挿入孔133とが連通するように、天板部161が配置される。その後、樹脂充填孔163内に樹脂134が充填され、プランジャ162が樹脂充填孔163内に充填された樹脂134を押し出す。
プランジャ162によって押し出された樹脂134は、磁石挿入孔133の内周面と、永久磁石132の外周面との間に入り込む。さらに、樹脂134は、溝部140内にも入り込む。このようにして、同一工程内で、磁石挿入孔133内および溝部140内に樹脂が充填される。
溝部140内に入り込んだ樹脂134によって、隣り合う電磁鋼板135同士が接着され、各電磁鋼板135が一体化し、積層体150が形成される。この際、溝部140は、幅広に形成されているため、樹脂134は良好に溝部140内に入り込む。
図4に示すように、溝部140は、電磁鋼板135の外周面に達するように形成されているが、収容ケース164の内周面と積層体150の外周面とが密着しており、充填された樹脂が積層体150の外周面上を垂れることが抑制されている。
その後、積層体150の端面に、エンドプレートを固定することで、ロータ130(ロータコア131)が形成される。
(実施の形態2)
図8から図13を用いて、本発明の実施の形態2に係るモータジェネレータ100について説明する。なお図8および図13に示す構成のうち、上記図1から図7に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図8は、ステータ170の断面図である。この図8に示すように、ステータ170は、ステータコア171と、このステータコア171に装着された複数のコイル172とを備える。
ステータコア171は、環状に形成されている。ステータコア171は、環状に配列する複数の分割ステータコア175と、この分割ステータコア175の外周面に装着された固定部材176とを含む。
各分割ステータコア175は、ステータコア171の周方向に延びる分割ヨーク部177と、この分割ヨーク部177から径方向内方に向けて突出するステータティース174とを含む。固定部材176は、各分割ステータコア175を径方向内方に向けて押圧しており、隣り合う分割ステータコア175同士は、互いに圧着されている。これにより、分割ステータコア175は、環状に配列した状態で固定されている。分割ヨーク部177が環状に配列することで、環状のヨーク部173が形成されている。ステータティース174には、コイル172が装着されている。
コイル172は、複数のU相コイル172Uと、複数のV相コイル172Vと、複数のW相コイル172Wとを含む。各U相コイル172U同士は、接続されており、各V相コイル172V同士は接続されている。同様に、各W相コイル172W同士は接続されている。U相コイル172UとV相コイル172VとW相コイル172Wとには、位相が異なる交流電流が供給される。
そして、各コイル172に電流が供給されることで、磁束が発生する。この磁束および、ロータ130に設けられた永久磁石からの磁束とによって、ロータ130を回転させる回転力が発生する。
図9は、ステータ170およびロータ130の一部を示す平面図である。図10は、図9に示すX−X線における断面図である。
図9に示すように、穴部138A,138Bの中央部は、永久磁石が挿入される領域となっており、穴部138Aの電磁鋼板の径方向外方側端部には、凹部182Aが形成されている。穴部138Aの電磁鋼板の径方向内方側の端部には、凹部183A,184Aが形成されている。凹部182A,183A,184Aは積層方向に配列することにより、結果として溝部が形成される。この溝部と、永久磁石132Aの側面とによって、樹脂充填通路が形成される。樹脂を磁石挿入孔内に充填する工程において、この樹脂充填通路に樹脂が注入されることで、磁石挿入孔内に樹脂が満たされる。
穴部138Bの電磁鋼板の径方向外方側には、凹部182Bが形成されている。穴部138Bの径方向内方側端部には、凹部183B,184Bが形成されている。同様に、凹部182B,183B,184Bは積層方向に配列することで、溝部が形成される。そして、この溝部と、永久磁石132Bの側面とによって、樹脂充填通路が形成される。
そして、本実施の形態2においては、電磁鋼板135の主表面136には、溝部180および溝部181が形成されている。
溝部180は、電磁鋼板135の外周縁部に沿って延びており、穴部138Aの径方向外方端部と、穴部138Bの径方向外方側端部とを接続している。この図9に示す例においては、凹部182Aと凹部182Bとを接続している。
溝部181は、穴部138Aの径方向内方側の端部と、穴部138Bの径方向内方側端部とを接続している。なお、溝部180および溝部181内には、樹脂134が充填されている。
このため、本実施の形態2に係る回転子においても、隣り合う電磁鋼板135同士は、溝部180および溝部181内に充填された樹脂によって、接着されている。
これにより、上記実施の形態1に係る回転子と同様に、各電磁鋼板135が一体化した積層体150を得ることができる。
ここで、永久磁石132A,132Bから放射される磁束は、ロータコア131の外周面からステータティース174の内端面に向けて放射される。
同様に、ステータティース174に装着されたコイルからの磁束は、ステータティース174の内端面からロータコア131の外周面に向けて放射される。
そして、モータジェネレータ100の駆動中においては、ステータティース174から放射される磁束と、ロータコア131の外周面から放射される磁束とが反発するときがある。特に、弱め界磁制御を行うときには、積極的に、ステータティース174からの磁束とロータコア131からの磁束を反発させる。
このように磁束が反発する際には、電磁鋼板135にも反発力が加えられ、図10に示すように、電磁鋼板135の外周縁部は、捲り上がるように変形しようとする。
その一方で、溝部180は、ロータコア131の周縁部に沿って延びているため、溝部180内に充填された樹脂134が、隣り合う電磁鋼板135の外周縁部同士を接着する。
このため、電磁鋼板135の外周縁部に反発力が加えられたとしても、電磁鋼板135の外周縁部が変形することを抑制することができる。
図9に示す例においても、電磁鋼板135のうち、ブリッジ141A、穴部138A、薄肉部143、穴部138B、ブリッジ141Bおよび電磁鋼板135の外周縁部とによって囲まれる部分を脆弱部142とする。
ここで、穴部138Aおよび穴部138Bは、穴部138Aおよび穴部138Bの間隔が径方向外方に向かうにつれて大きくなるように配置されている。このため、脆弱部142は、略扇方形状となるように形成されており、ロータの周方向における脆弱部142の幅は、径方向外方に向けて大きくなるように形成されている。
ここで、永久磁石132A,132Bからの磁束は、脆弱部142を通って、ステータティース174に入り込み、さらに、ステータティース174に装着されたコイル172からの磁束も脆弱部142内を通過する。
モータジェネレータ100の駆動中においては、脆弱部142を通る磁束密度は高い。このため、ステータティース174からの磁束と、脆弱部142からの磁束が反発する場合には、脆弱部142には大きな反発力が加えられる。さらに、脆弱部142は、径方向外方に向けて幅が大きくなるような形状となっているため、その構造上、脆弱部142の外周縁部は捲りあがり易くなっている。
溝部180は、脆弱部142の外周縁部に沿って延びるように形成されているため、溝部180内に充填された樹脂134は、積層方向に隣り合う脆弱部142の外周縁部同士を接着している。このため、上述のように、脆弱部142に反発力が加えられたとしても、脆弱部142の外周縁部が捲りあがるように変形することを抑制することができる。
図10において、ロータコア131の径方向における溝部180の幅W0は、深さD0よりも大きくなるように形成されている。溝部181の幅W1も、深さD1よりも大きくなるように形成されている。
このため、溝部180および溝部181内に充填された樹脂134によって、隣り合う電磁鋼板135同士が良好に接着する。
このように構成されたロータコア131も、図7に示すような樹脂充填装置160を用いて、樹脂134を充填する。
この際、図9に示す凹部183A、183B,184A,184Bが配列することで形成される樹脂充填通路の通路面積は、凹部182A,182Bが配列することで形成される樹脂充填通路の通路面積よりも小さい。
その一方で、各電磁鋼板135には、凹部183A、183B,184A,184Bを連結するように溝部181が形成されている。これにより、凹部183A、183B,184A,184Bが配列することで形成される樹脂充填通路内にも、良好に樹脂134が入り込む。
さらに、本実施の形態2に係るロータ130においても、隣り合う磁石挿入孔を接続するように溝部180および溝部181が形成されているため、隣り合う永久磁石の均熱化を図ることができる。
図11は、分割ステータコア175の斜視図である。この図11に示すように、分割ステータコア175は、積層された複数の電磁鋼板178によって形成されている。図12は、分割ステータコア175の平面図である。この図12においては、分割ステータコア175の最も上端部に位置する電磁鋼板178が見えている。この図12に示すように、電磁鋼板178は、T字状に形成されている。
電磁鋼板178は、分割ヨーク片185と、この分割ヨーク片185から突出するように形成されたティース片186とを含む。
分割ヨーク片185は、積層することで、図11に示す分割ヨーク部177が形成され、ティース片186が積層されることで、図11に示すステータティース174が形成される。
図13は、図12のXIII−XIII線における断面図である。この図13および上記図12に示すように、ティース片186の外周縁部には、切欠状に溝部191が形成されており、溝部191内には樹脂190が充填されている。
溝部191は、ティース片186の外周縁部に達するように形成されている。溝部191の幅W2は、深さD2よりも大きくなっている。
このため、積層方向に隣り合う電磁鋼板178同士は、樹脂190によって良好に接着されており、複数の電磁鋼板178が一体化され、分割ステータコア175が形成されている。
なお、樹脂190は、ステータの周方向に配列するステータティース174の側面上を延びている。このため、各溝部191内に充填された樹脂190は、ステータティース174の側面上に形成された樹脂190によって互いに連結されている。
なお、樹脂190のうち、ステータティース174の側面上に位置する部分と、溝部191内に充填された部分とは、同一の工程で形成されており、互いに一体化している。このため、各電磁鋼板178を良好に冷却することができる。
そして、ステータティース174からの熱は、溝部191内の樹脂190に放熱される。さらに、溝部191内の樹脂190に放熱された熱は、ステータティース174の側面上に形成された樹脂190に伝達される。樹脂190は、ステータティース174の側面上を、ステータティース174の一方の軸方向端部から他方の軸方向端部に亘って延びている。
ここで、ステータ170は、ギヤによってかき上げられたオイルが吹き付けられている。このため、樹脂190のうち、ステータティース174の軸方向端部に位置する部分は、オイルによって冷却され易くなっている。この結果、各ティース片186からの熱は、樹脂190を伝って、オイルに放熱され、各ティース片186を良好に冷却することができる。
ここで、図12に示すように、溝部191は、ティース片186の外周縁部に沿って延びており、溝部191は、少なくとも、ティース片186の端辺部192に沿って延びている。ここで、ティース片186の端辺部192は、積層することで、図11に示すステータティース174の内端面を形成する。このステータティース174の内端面は、モータジェネレータ100の駆動中において、多くの磁束が出入りする部分である。
このため、図9において、ステータティース174からの磁束と、ロータコア131からの磁束が反発する際には、図12に示すティース片186にも反発力が加えられる。
ティース片186に反発力が加えられると、ティース片186の端辺部192側が捲り上がるように変形しようとする。
その一方で、溝部191は、端辺部192に沿って延びている。このため、積層方向に隣り合うティース片186の先端部同士は、溝部191内に充填された樹脂190によって良好に接着している。
このため、ティース片186に反発力が加えられたとしても、ティース片186が変形することを抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、回転電機のロータコアおよび回転電機用コアに適用でき、特に、複数の電磁鋼板を積層して形成された積層体を含むロータコアおよび回転電機用コアに好適である。
1 駆動ユニット、100 モータジェネレータ、101 軸受、120 回転シャフト、130 ロータ、131 ロータコア、132,132A,132B 永久磁石、133 磁石挿入孔、134 樹脂、135 電磁鋼板、136,137 主表面、138,138A,138B 穴部、140 溝部、141A,141B ブリッジ、142 脆弱部、143 薄肉部、150 積層体、151,152 エンドプレート、160 樹脂充填装置、161 天板部、162 プランジャ、163 樹脂充填孔、164 収容ケース、170 ステータ、171 ステータコア、172 コイル、173 ヨーク部、173W ヨーク部、174 ステータティース、176 固定部材、177 分割ヨーク部、178 電磁鋼板、180,181 溝部、182A,183A,184A,182B,183B,184B 凹部、185 分割ヨーク片、186 ティース片、186 各ティース片、190 樹脂、191 溝部、192 端辺部、200 ハウジング、210 端子台、300 減速機構、400 ディファレンシャル機構、500 部、600A 給電ケーブル、600A,700A 給電ケーブル、700 バッテリ。

Claims (7)

  1. 第1主表面および前記第1主表面と反対側に位置する第2主表面を有し、前記第1主表面から前記第2主表面に達する穴部が形成された電磁鋼板を複数積層して形成された積層体と、
    前記第1主表面に形成されると共に前記第1主表面上を延びるように形成され、前記穴部に達する溝部と、
    前記電磁鋼板に形成された前記穴部が前記電磁鋼板の積層方向に配列することで形成された貫通孔と、
    前記溝部内および前記貫通孔内に充填された樹脂部と、
    を備え、
    前記溝部の延在方向に垂直な断面において、前記溝部の幅は、前記溝部の深さよりも大きい、ロータコア。
  2. 前記貫通孔は、磁石が挿入される磁石挿入孔とされた、請求項1に記載のロータコア。
  3. 前記磁石挿入孔は、第1磁石挿入孔と、前記第1磁石挿入孔の隣に位置する第2磁石挿入孔とを含み、
    前記溝部は、前記第1磁石挿入孔と前記第2磁石挿入孔とを接続するように形成された、請求項2に記載のロータコア。
  4. 前記第1磁石挿入孔と前記第2磁石挿入孔との間の間隔が前記積層体の外周側に向かうにつれて大きくなるように、前記第1磁石挿入孔と前記第2磁石挿入孔とが配置され、
    前記第1磁石挿入孔は、前記積層体の外周側に位置する第1端部を含み、
    前記第2磁石挿入孔は、前記積層体の外周側に位置する第2端部を含み、
    前記溝部は、前記第1端部と前記第2端部とを接続する外周側溝部を含む、請求項3に記載のロータコア。
  5. 前記第1磁石挿入孔は、前記第1端部と反対側に位置する第3端部を含み、
    前記第2磁石挿入孔は、前記第2端部と反対側に位置する第4端部を含み、
    前記溝部は、前記第3端部と前記第4端部とを接続する内周側溝部を含む、請求項4に記載のロータコア。
  6. 前記溝部は、前記磁石挿入孔の周囲を取り囲むように形成された、請求項1から請求項3のいずれかに記載のロータコア。
  7. 第1主表面および前記第1主表面と反対側に位置する第2主表面を有する電磁鋼板を複数積層して形成された積層体と、
    前記第1主表面に形成され、前記電磁鋼板の端縁部に沿って延びる溝部と、
    前記溝部内に充填された樹脂部と、
    を備えた、回転電機用コア。
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