JP6136718B2 - 回転電機用ロータとその製造方法 - Google Patents

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    • H02K7/006Structural association of a motor or generator with the drive train of a motor vehicle

Description

本発明は、電動機や発電機等の回転電機におけるロータとその製造方法に関し、特に、ロータに永久磁石を内蔵して備える回転電機用ロータとその製造方法に関するものである。
従来からこの種のロータの構造として、電磁鋼板等の積層体からなるロータコアにその軸心方向に貫通する磁石穴をロータコアの円周方向に沿って所定のピッチで複数個形成し、それら磁石穴に個々に永久磁石を挿入し、樹脂にて位置決め固定したものが知られている(特許文献1、2参照)。特許文献1においては、ロータコアを接着剤液槽に浸漬することにより、ロータコアを構成する電磁鋼板間に接着剤を含浸させて電磁鋼板同士を接着し、ロータコアの剛性を向上させるようにしている。特許文献2では、磁石穴よりも軸心寄りの位置に、ロータコアの軸心方向に貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔に樹脂を充填して当該樹脂により電磁鋼板を接着して、ロータの剛性を向上させるようにしている。
特開2002−191143号公報 特開2001−157394号公報
しかしながら、特許文献1では、ロータコアを接着剤液槽に浸漬して、電磁鋼板間に接着剤を含浸させるものであるが、各電磁鋼板間の隙間が小さいことにより、各電磁鋼板間に接着剤を充分に含浸できず、ロータの剛性向上が充分にはできない課題があった。また、特許文献2では、ロータコアの貫通孔に樹脂を充填して電磁鋼板を接着するものであるが、穴内周面のみにより貫通穴が形成されているため、樹脂と電磁鋼板との接触面積が小さく、ロータの剛性を充分には向上できないものであった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ロータ剛性の向上に好適な回転電機用ロータとその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、磁石が挿入固定されるスロットよりも内径側に樹脂が充填される第1の穴を
備える第1の鋼板と、磁石が挿入固定されるスロットよりも内径側に第1の穴より大きい
樹脂が充填される第2の穴を備える第2の鋼板と、を交互に積層し、第1,2の穴を軸方
向に連通した樹脂が充填される樹脂充填穴を備える。そして、第1の鋼板の下面又は第2の鋼板の上面に、第2の穴とロータシャフト挿入用の軸穴とを連通させる空気排出通路を備えていることを特徴としている。
したがって、本発明では、樹脂充填穴へ樹脂を充填した際に、大径穴への樹脂の充填に連れて、大径穴内に残留する空気が空気排出通路を経由して、磁気特性に影響の出ない部位へ排出される。このため、樹脂充填穴に充填された樹脂内に空気溜まりが形成されることを防止できる。その結果、充填樹脂の強度の低下に伴う、ロータの捩れ方向の剛性及び曲げ方向の剛性の低下を防止できる。結果として、小径穴及び大径穴からなる樹脂充填穴内に充填した樹脂と電磁鋼板との接着面積の増加による鋼板同士の強固な接着を確保でき、ロータの剛性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態を示す回転電機用ロータにおけるロータコアの断面図である。 同じくロータコアの正面図である。 図2のA−A線に沿う要部拡大断面図である。 空気排出通路を形成する方法を説明する説明図である。 空気排出通路を形成する別の方法を説明する説明図である。 本発明を適用した回転電機用ロータとその製造方法の第2実施形態を示すロータコアの正面図である。 カシメ部の平面図(A)及びB−B断面図(B)である。 図7のC−C線に沿うカシメ部の断面図である。 空気排出通路を備えない比較例の樹脂充填時の状態(A)〜(C)を説明する説明図である。
以下、本発明の回転電機用ロータとその製造方法を各実施形態に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜5は、本発明を適用した回転電機用ロータとその製造方法の第1実施形態を示し、図1は永久磁石を内蔵するロータコアの断面図、図2はロータコアの正面図である。
図1、2に示すように、ロータコア1は、薄板状の電磁鋼板2、より具体的には珪素鋼板等の円板状の電磁鋼板2を複数積層した鋼板積層体をもって形成されている。そして、そのロータコア1の円周方向の等分位置に、鋼板積層時に磁石収容のための複数のスロット21,22となるべき磁石穴21a,22aを形成してある。ここでは、鋼板2の円周方向の八等分位置であって且つそれ自体の外周面寄りの位置には外周側の磁石穴21aが形成されている。また、それぞれの外周側の磁石穴21aの内側、即ちそれぞれの外周側の磁石穴21aよりも軸穴25a寄りの位置には、くの字状をなす内周側の磁石穴22aが形成されている。軸穴25aには、ロータシャフト5が挿入され、軸穴25aに突出させたキー25bをロータシャフト5に設けたキー溝5bに係合させることにより、両者は一体的に回転するよう構成している。
そして、鋼板2の積層によってロータコア1を形成した場合には、それぞれの磁石穴21a,22aはロータコア1を軸心方向に貫通するスロット21,22を形成する。そして、外側の磁石穴21aにより形成されるスロット21には、当該スロット21の形状よりも一回り小さな板状またはバー状の永久磁石23が外側磁石としてそれぞれに挿入される。同様に内側の磁石穴22aにより形成されるスロット22には、当該スロット22の形状よりも一回り小さな板状またはバー状の永久磁石24が二つで一組の内側磁石としてそれぞれに挿入される。そして、各永久磁石23,24は、スロット21または22と永久磁石23または24との隙間に注入または充填される図示外のエポキシ樹脂等の熱硬化性の樹脂材料にていわゆる樹脂モールドのかたちで位置決め固定される。
くの字状の磁石穴22aよりも鋼板2の内周側には、小径穴26aと小径穴26aより径の大きい大径穴26bとを交互に備える樹脂充填穴26を、軸穴25aと軸心を同じくする同心円上に形成している。各樹脂充填穴26は、各くの字状の磁石穴22aの折れ曲り部の内周側に位置させて、鋼板2の八等分位置に形成されている。樹脂充填穴26を構成する小径穴26aと大径穴26bとは、連通する空間を形成していればよく、同芯状態に形成してもよく、また、同芯状態に形成されていなくてもよい。
各樹脂充填穴26は、図3に示すように、小径穴26aを備える電磁鋼板2と大径穴26bを備える電磁鋼板2とを交互に積層することにより、小径穴26aと大径穴26bとが交互に配置されるようにする。なお、各樹脂充填穴26を構成する小径穴26aと大径穴26bとは、各樹脂充填穴26の夫々において交互に配置されればよい。このため、小径穴26aのみを備える電磁鋼板2と大径穴26bのみを備える電磁鋼板2とを交互に積層する方法であってもよい。しかし、上記した方法に限定されるものでない。例えば、円周方向に配置される複数の樹脂充填穴26を小径穴26aと大径穴26bとが円周方向において交互に設けられた同一形状の電磁鋼板2を積層して上記した樹脂充填穴26を形成することもできる。即ち、上記した小径穴26aと大径穴26bとが円周方向において交互に設けられた同一形状の電磁鋼板2を、八等分位置の角度だけずらせたものと角度位置をずらせないものと、を交互に積層して各樹脂充填穴26を形成することができる。また、上記した小径穴26aと大径穴26bとが円周方向において交互に設けられた同一形状の電磁鋼板2を、八等分位置ずつずらせて順次積層することによっても、各樹脂充填穴26を形成することもできる。
このように、小径穴26aを備える電磁鋼板2と大径穴26bを備える電磁鋼板2を積層して形成した樹脂充填穴26に樹脂10を充填すると、充填された樹脂10は小径穴26aと、当該鋼板2の両側の鋼板2に設けた大径穴26bと、に充填される。このため、積層された電磁鋼板2と充填された樹脂10との接触面積が増加でき、鋼板2同士を強固に接着できるため、ロータの剛性を向上できる。また、大径穴26bを備える鋼板2を両側から挟んでいる小径穴26aを備える鋼板2同士は、大径穴26bに露出して互いに対面する側面(小径穴26aの周縁)同士が、充填された樹脂10を介して接着固定されるため、この点でも、ロータの剛性を向上できる。
ところで、このように小径穴26aを備える電磁鋼板2と大径穴26bを備える電磁鋼板2を積層して形成した樹脂充填穴26に樹脂10を充填した場合に、樹脂充填穴26に充填された樹脂10内に空気溜まりが生じる場合がある。この空気溜まりは、充填樹脂10の強度を低下させ、ロータの捩れ方向の剛性及び曲げ方向の剛性を低下させ、ロータ回転時の騒音・振動を悪化させる。また、複数ある樹脂充填孔26の一部に空気だまりが偏在する場合には、充填樹脂10と空気だまりとの質量の偏在による回転バランスが低下し、ロータ回転時の騒音・振動を悪化させる。
この空気溜まりは、下記のメカニズムにより生ずることを本出願人は確認した。即ち、注入された樹脂10は、小径穴26a、大径穴26bを順次満たして充填される。その際、図9(A)に示すように、小径穴26aから大径穴26bに充填される際に大径穴26b内を充填しつつ前方の小径穴26aも充填樹脂10により塞ぐ。このため、大径穴26b内の周辺領域には、排出されないで空気11が残留することとなる。そして、樹脂充填穴26への樹脂10の充填圧力により大径穴26bの全域に樹脂10が充填されると、図9(B)に示すように、大径穴26b内に残された空気11は充填された樹脂10内で気泡12として浮遊してくる。そして、これら気泡12が合体することにより、図9(C)に示すように、充填樹脂10内に空気溜まり13が形成されることとなる。
本実施形態では、充填樹脂10内に空気溜まり13が形成されることを防止するために、大径穴26bに連通させて大径穴26b内の空気11を外部(軸穴25a)に排出する空気排出通路27を形成することを特徴としている。この空気排出通路27は、図3に示すように、樹脂充填穴26の大径穴26bを備える鋼板2の大径穴26bと軸穴25aとの間の粗材に対して、薄肉部28を形成することにより、積層される小径穴26aを備える鋼板2との間に微少な隙間を形成することにより構成する。微少な隙間により空気排出通路27が形成されることにより、空気11などの気体の通過は許容するが、充填樹脂10等の液体は動粘度が増すことで、樹脂10の圧力損失が大きくなり、積層鋼板2内径側へ排出しにくい構造とできる。
薄肉部28は、図4に示すように、鋼板2の表面に対して、コイニング工具によりコイニング(Coining)加工30を施すことにより形成することにより得られる。また、薄肉部28は、図5に示すように、鋼板2の表面に対して、表面研磨加工31を施すことにより、表面粗さを粗くすることにより得られる。
コイニング加工30による薄肉部28は、鋼板2の表面に形成されているコーティングを剥がことなく、安価に形成することができる。表面研磨加工31による薄肉部28は、研磨加工により鋼板2の表面が粗くなることにより、液体の動粘度が増すことで、樹脂10の圧力損失が大きくなり、積層鋼板2内径側へ排出しにくいという機能を発揮させることができる。
このように、空気排出通路27は、鋼板2の表面に微少な深さの溝若しくは表面粗度を粗くする(低下させる)ことにより形成するものであり、樹脂充填穴26に充填される樹脂10の通過を阻止しつつ残留空気11のみを通過させるようにしている。このため、当該空気排出通路27の大きさ寸法は、充填樹脂10に含まれるフィラー(充填剤)の大きさ寸法より小さく形成している。また、樹脂充填穴26への樹脂10の充填圧力は、樹脂10が樹脂充填穴26に充填できる圧力範囲内において、樹脂充填穴26内の残留空気11を排出するに必要な最低圧力より大きく、樹脂10が当該空気排出通路27を通過する圧力よりも低く調整するようにしている。これら最低圧力及び通過圧力は、予め、空気排出通路27の大きさ寸法に応じて、実験などにより設定する。
以上のように、鋼板2間に樹脂充填穴26を構成する大径穴26bとロータシャフト5の軸穴25aとを連通させる空気排出通路27を形成している。このため、樹脂充填穴26へ樹脂10を充填した際に、大径穴26bへの樹脂10の充填に連れて、大径穴26b内に残留する空気11が空気排出通路27を経由して、磁気特性に影響の出ない部位へ排出される。このため、樹脂充填穴26に充填された樹脂10内に空気溜まり13が形成されることを防止できる。
また、空気排出通路27を充填樹脂10に含まれるフィラーの大きさ寸法より小さく形成すると、樹脂10が空気排出通路27を通過して排出されることを防止でき、樹脂充填穴26への樹脂10の充填圧力を増加でき、充填樹脂10の強度を高めることができる。
さらに、積層される鋼板2の表面に対してコイニング加工30若しくは表面研磨加工31を施し薄肉部28を形成することにより、積層された鋼板2間に空気排出通路27を形成するようにしている。このため、コイニング加工30による薄肉部28は、鋼板2の表面に形成されているコーティングを剥がすことなく、安価に形成することができる。また、表面研磨加工31による薄肉部28は、研磨加工により鋼板2の表面が粗くなることにより、液体の動粘度が増すことで、樹脂10の圧力損失が大きくなり、積層鋼板2内径側へ排出しにくいという機能を発揮させることができる。
以上のように、本実施形態においては、小径穴26aと大径穴26bとを備える電磁鋼板2を積層して形成した樹脂充填穴26を備えるものにおいて、大径穴26bと軸穴25aとを連通させる空気排出通路27を備える。このため、樹脂充填穴26に樹脂10を充填した場合に、樹脂充填穴26に残留する空気11を外部へ速やかに排出させることができる。このため、樹脂充填穴26に充填された樹脂10内に空気溜まり13が生じることを防止できる。
このように、樹脂充填穴26に充填された樹脂10内に空気溜まり13が形成されることを防止できるため、充填樹脂10の強度の低下を防止でき、ロータの捩れ方向の剛性及び曲げ方向の剛性の低下を防止でき、ロータ回転時の騒音・振動の悪化を防止できる。また、複数ある樹脂充填孔26に空気だまり13を発生させないため、充填樹脂10と空気だまり13との質量の偏在による回転バランスの低下もなく、ロータ回転時の騒音・振動の悪化を防止できる。このため、小径穴26a及び大径穴26bからなる樹脂充填穴26内に充填した樹脂10と電磁鋼板2との接着面積の増加による鋼板2同士の強固な接着を確保でき、ロータの剛性を向上させることができる。
また、空気排出通路27は、表面をコイニングや研磨により鋼板2を薄肉化して形成するものであるため、充填樹脂10に含まれるフィラーの大きさ以下の寸法に設定することができる。このため、残留空気11を速やかに排出できるものの、樹脂10の排出を抑制することができ、樹脂10の充填密度を高めて、充填樹脂10の強度及び鋼板2への接着力を高めることができ、ロータの剛性を向上させることができる。さらに、空気排出通路27は、表面をコイニングや研磨により鋼板2を薄肉化して形成するものであるため、鋼板2への加工度合いを小さく抑えて、安価に形成することができる。
なお、以上説明した実施形態においては、積層した電磁鋼板2に対して、その樹脂充填穴26に樹脂10を充填し、大径穴26bに残留する空気11は空気排出通路27を経由して排出されるが、樹脂充填穴26に充填された樹脂10は空気排出通路27へ排出されないものについて説明した。しかし、積層した電磁鋼板2をロータシャフト5に装着して一体化した組立状態において、樹脂充填穴26に樹脂10を充填し、大径穴26bに残留する空気11を空気排出通路27を経由して排出させ、次いで、樹脂充填穴26に充填された樹脂10も空気排出通路27へ押出されるように、空気排出通路27の通路断面積を設定してもよい。この場合には、空気11が空気排出通路27及びロータシャフト5と軸穴25aとの隙間を通過して排出可能な最低圧力に比較して、樹脂10の充填圧力をより一層高めるよう、設備の樹脂10の充填圧力を調整する必要がある。こうすることにより、空気排出通路27を経由して押出された樹脂10が、ロータシャフト5と軸穴25aとの隙間に充填されることとなり、ロータコア1とロータシャフト5との締結力を増加でき、ロータの剛性を増加させることができる。
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
(ア)磁石23,24が挿入固定されるスロット21,22よりも内径側に樹脂10が充填される第1の穴26aを備える第1の鋼板2と、磁石23,24が挿入固定されるスロット21,22よりも内径側に第1の穴26aより大きい樹脂10が充填される第2の穴26bを備える第2の鋼板2と、を交互に積層し、第1,2の穴26a,26bを軸方向に連通した樹脂10が充填される樹脂充填穴26を備える。そして、第1の鋼板2と第2の鋼板2との間に、第2の穴26bとロータシャフト5の軸穴25aとを連通させる空気排出通路27を備えていることを特徴としている。このため、樹脂充填穴26へ樹脂10を充填した際に、大径穴26bへの樹脂10の充填に連れて、大径穴26b内に残留する空気11が空気排出通路27を経由して、磁気特性に影響の出ない部位へ排出される。このため、樹脂充填穴26に充填された樹脂10内に空気溜まり13が形成されることを防止できる。
その結果、樹脂充填穴26に充填された樹脂10内に空気溜まり13が形成されることを防止できるため、充填樹脂10の強度の低下を防止でき、ロータの捩れ方向の剛性及び曲げ方向の剛性の低下を防止でき、ロータ回転時の騒音・振動の悪化を防止できる。また、複数ある樹脂充填孔26に空気だまり13を発生させないため、充填樹脂10と空気だまり13との質量の偏在による回転バランスの低下もなく、ロータ回転時の騒音・振動の悪化を防止できる。結果として、小径穴26a及び大径穴26bからなる樹脂充填穴26内に充填した樹脂10と電磁鋼板2との接着面積の増加による鋼板2同士の強固な接着を確保でき、ロータの剛性を向上させることができる。
(イ)空気排出通路27は、樹脂充填穴26に充填される充填用樹脂10に含まれるフィラーの径寸法より小さい径寸法に形成されている。このため、樹脂10が空気排出通路27を通過して排出されることを防止でき、樹脂充填穴26への樹脂10の充填圧力・密度を増加でき、充填樹脂10の強度を高めることができる。
(ウ)空気排出通路27は、樹脂充填穴26とロータシャフト5の軸穴25aとの間の第1の鋼板2若しくは第2の鋼板2に対してコイニング若しくは研磨を施して薄肉化することにより形成する。即ち、多数の鋼板2の内の少なくとも一つ置きに積層される鋼板2に対して、樹脂充填穴26を構成する穴26a,26bとロータシャフト5が挿入される軸穴25aとの間の鋼板2部位に対してコイニング若しくは研磨を施して薄肉部28に形成する。そして、薄肉部28により、第1の鋼板2と第2の鋼板2との間に、第2の穴26bとロータシャフト5の軸穴25aとを連通させる空気排出通路27を形成する。言い換えれば、空気排出通路27は鋼板2の表面をコイニングや研磨により鋼板2を薄肉化して形成するものである。このため、鋼板2への加工度合いを小さく抑えて、安価に形成することができる。
(エ)第1の鋼板2と第2の鋼板2とを交互に積層して形成したロータコア1の軸穴25aにロータシャフト5を嵌合させた組立状態において、ロータコア1の樹脂充填穴26、及び、樹脂充填穴26に空気排出通路27を介して連通する軸穴25aとロータシャフト5間の空間に、樹脂10を充填してなる。即ち、ロータコア1の樹脂充填穴26に樹脂10を注入して、樹脂充填穴26に残留する空気11を空気排出通路27を介して軸穴25aに排出しつつ、樹脂10を樹脂充填穴26に充填し、次いで、樹脂10を樹脂充填穴26から空気排出通路27を経由させて軸穴25aへ押出し、樹脂10を軸穴25aとロータシャフト5間の空間に充填する。このため、空気排出通路27を経由して押出された樹脂10が、ロータシャフト5と軸穴25aとの隙間に充填されることとなり、ロータコア1とロータシャフト5との締結力を増加でき、ロータの剛性を増加させることができる。
(第2実施形態)
図6〜8は、本発明を適用した回転電機用ロータとその製造方法の第2実施形態を示し、図6は永久磁石を内蔵するロータコアの正面図、図7はカシメ部の平面図及びB−B断面図、図8は図7のC−C線に沿うカシメ部の断面図である。本実施形態においては、空気排出通路を当該部位の積層鋼板をかしめることにより形成する構成を第1実施形態に追加したものである。なお、第1実施形態と同一装置には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
図6において、本実施形態の回転電機用ロータは、樹脂充填穴26と軸穴25aとの間の鋼板2部分にカシメ突起35を設け、カシメ突起35を係合させることにより、隣接する鋼板2同士を結合するよう構成している。カシメ突起35は、図7、8に示すように、平行な一対の剪断面34を鋼板2の半径方向に形成しつつ、一対の剪断面34に挟まれる領域をいずれか一方の面側に打ち出して突起とすることにより形成している。このため、カシメ突起35は、剪断面34を両端に備える突起となる。カシメ突起35の打ち出し形状は、図示例では、台形状としているが、円弧状であってもよい。
カシメ突起35は、鋼板2をいずれかの面側に打ち出して形成するため、一対の剪断面34に挟まれる領域に連なる周辺領域の鋼板2をカシメ突起35側へ引込みつつ、一対の剪断面34に挟まれる領域の鋼板2が伸ばされる。このため、一対の剪断面34間の領域及びそれに連なる領域の鋼板2の厚さ寸法が、他の一般領域の鋼板2の厚さ寸法に比較して、僅かに薄くなる薄肉部28aとなる。
このカシメ突起35による鋼板2同士の結合は、既に積層されている鋼板2のカシメ突起35を構成する一対の剪断面34間に、積層しようとする鋼板2のカシメ突起35が合致するように、剪断面34同士を係合させて行う。カシメ突起35により結合された鋼板2は、カシメ突起35同士が背面と先端とを沿わせて重なり合い、また、剪断面34同士は互いに締り嵌め状態で嵌合して、一体化される。
また、カシメ突起35により結合された鋼板2は、他の一般領域の鋼板2が密着していても、カシメ突起35及びそれに連なる領域においては、鋼板2の厚さ寸法が、他の一般領域の鋼板2の厚さ寸法に比較して、僅かに薄くなる薄肉部28aとなっている。このため、互いに僅かな隙間が発生する。この隙間は、「カシメ浮き」とも称される。この隙間は、鋼板2の樹脂充填穴26と軸穴25aとの間の領域において、一対の剪断面34が鋼板2の半径方向に設けられており、また、カシメ突起35及びそれに連なる領域が鋼板2の半径方向に位置している。このため、この隙間は、軸穴25aと樹脂充填穴26とを連通させる通路、即ち、空気排出通路27aを構成している。
本実施形態においても、小径穴26aと大径穴26bとを備える電磁鋼板2を積層して形成した樹脂充填穴26を備えるものにおいて、カシメ突起35の加工により鋼板2間に形成される隙間により形成した、大径穴26bと軸穴25aとを連通させる空気排出通路27aを備える。このため、樹脂充填穴26に樹脂10を充填した場合に、第1実施形態と同様に、樹脂充填穴26に残留する空気11を外部へ速やかに排出させることができる。このため、樹脂充填穴26に充填された樹脂10内に空気溜まり13が生じることを防止できる。結果として、充填樹脂10の強度低下を防止でき、ロータの剛性を向上させることができる。
また、空気排出通路27aは、鋼板2をプレス加工する際に、同時に加工できるカシメ突起35の加工により形成するものであるため、鋼板2への加工度合いを小さく抑えて、安価に形成することができる。
また、本実施形態においても、積層した電磁鋼板2をロータシャフト5に装着して一体化した組立状態において、樹脂充填穴26に樹脂10を充填し、大径穴26bに残留する空気11を空気排出通路27aを経由して排出させ、次いで、樹脂充填穴26に充填された樹脂10も空気排出通路27aへ押出されるようにしてもよい。こうすることにより、空気排出通路27aを経由して押出された樹脂10が、ロータシャフト5と軸穴25aとの隙間に充填されることとなり、ロータコア1とロータシャフト5との締結力を増加でき、ロータの剛性を増加させることができる。
本実施形態においては、第1実施形態における効果(ア)、(イ)、(エ)に加えて以下に記載した効果を奏することができる。
(オ)空気排出通路27aは、樹脂充填穴26とロータシャフト5の軸穴25aとの間の第1、2の鋼板2に対して、第1,2鋼板2同士を連結するカシメ突起35を形成することによる薄肉化により、形成する。即ち、樹脂充填穴26を構成する第1の穴26aを備えると共に第1の穴26aとロータシャフト5の軸穴25aとの間の鋼板2部位に対して隣接して積層される鋼板2と係合するカシメ突起35を形成することにより薄肉部28aとなった第1の鋼板2を用いる。また、第1の穴26aより大きく形成されて樹脂充填穴26を構成する第2の穴26bを備えると共に第2の穴26bとロータシャフト5の軸穴25aとの間の鋼板2に対して隣接して積層される鋼板2と係合するカシメ突起35を形成することにより薄肉部28aとなった第2の鋼板2を用いる。そして、第1,2の鋼板2をカシメ突起35同士を係合させて交互に積層して、樹脂10が充填される樹脂充填穴26を形成し、また、カシメ突起35の形成により得られた薄肉部28aにより、第1の鋼板2と第2の鋼板2との間に、第2の穴26bとロータシャフト5の軸穴25aとを連通させる空気排出通路27aを形成する。これにより、空気排出通路27aは、鋼板2をプレス加工する際に、同時に加工できるカシメ突起35により形成するものであるため、鋼板2への加工度合いを小さく抑えて、安価に形成することができる。
1 ロータコア
2 鋼板
5 ロータシャフト
10 樹脂
11 空気
12 気泡
13 空気溜まり
21,22 スロット
23,24 磁石
25a 軸穴
26 樹脂充填穴
26a 第1の穴としての小径穴
26b 第2の穴としての大径穴
27,27a 空気排出通路
28、28a 薄肉部
30 コイニング加工
31 表面研磨加工
34 剪断面
35 カシメ突起

Claims (8)

  1. 磁石が挿入固定されるスロットよりも内径側に樹脂が充填される第1の穴を備える第1の鋼板と、磁石が挿入固定されるスロットよりも内径側に前記第1の穴より大きい樹脂が充填される第2の穴を備える第2の鋼板と、を交互に積層して、前記第1,2の穴を軸方向に連通させて樹脂が充填される樹脂充填穴を形成した回転電機用ロータであって、
    前記第1の鋼板の下面又は前記第2の鋼板の上面に、前記第2の穴とロータシャフト挿入用の軸穴とを連通させる空気排出通路を形成している
    ことを特徴とする回転電機用ロータ。
  2. 前記空気排出通路は、樹脂充填穴に充填される充填用樹脂に含まれるフィラーの径寸法より小さい径寸法に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機用ロータ。
  3. 前記空気排出通路は、前記樹脂充填穴とロータシャフト挿入用の軸穴との間の第1の鋼板若しくは第2の鋼板に対してコイニング若しくは研磨を施して薄肉化することにより形成する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機用ロータ。
  4. 前記空気排出通路は、前記樹脂充填穴とロータシャフト挿入用の軸穴との間の前記第1、2の鋼板に対して、第1,2鋼板同士を連結するカシメ突起を形成することによる薄肉化により、形成する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機用ロータ。
  5. 前記第1の鋼板と第2の鋼板とを交互に積層して形成したロータコアの軸穴にロータシャフトを嵌合させた組立状態において、前記ロータコアの樹脂充填穴、前記空気排出通路、及び前記軸穴と前記ロータシャフトとの間の空間に、樹脂を充填してなる
    ことを特徴とする請求項1、請求項3または請求項4のいずれか一つに記載の回転電機用ロータ。
  6. 多数の鋼板を積層して、磁石が挿入固定されるスロットよりも内径側に樹脂充填穴を備える回転電機用ロータの製造方法であって、
    前記多数の鋼板の内の少なくとも一つ置きに積層される鋼板に対して、樹脂充填穴を構成する穴とロータシャフトが挿入される軸穴との間の鋼板部位に対してコイニング若しくは研磨を施して薄肉部に形成し、
    前記樹脂充填穴を構成する第1の穴を備える第1の鋼板と、前記第1の穴より大きく形成されて樹脂充填穴を構成する第2の穴を備える第2の鋼板と、を交互に積層して、樹脂が充填される樹脂充填穴を形成し、
    前記薄肉部により、前記第1の鋼板の下面又は前記第2の鋼板の上面に、前記第2の穴とロータシャフト挿入用の軸穴とを連通させる空気排出通路を形成する
    ことを特徴とする回転電機用ロータの製造方法。
  7. 多数の鋼板を積層して、磁石が挿入固定されるスロットよりも内径側に樹脂充填穴を備える回転電機用ロータの製造方法であって、
    前記樹脂充填穴を構成する第1の穴を備えると共に第1の穴とロータシャフト挿入用の軸穴との間の鋼板部位に対して隣接して積層される鋼板と係合するカシメ突起を形成することにより薄肉部となった第1の鋼板と、
    前記第1の穴より大きく形成されて樹脂充填穴を構成する第2の穴を備えると共に第2の穴とロータシャフト挿入用の軸穴との間の鋼板に対して隣接して積層される鋼板と係合するカシメ突起を形成することにより薄肉部となった第2の鋼板と、をカシメ突起同士を係合させて交互に積層して、樹脂が充填される樹脂充填穴を形成し、
    前記カシメ突起の形成により得られた薄肉部により、前記第1の鋼板の下面又は前記第2の鋼板の上面に、前記第2の穴とロータシャフト挿入用の軸穴とを連通させる空気排出通路を形成した
    ことを特徴とする回転電機用ロータの製造方法。
  8. 前記第1の鋼板と第2の鋼板とを交互に積層して形成したロータコアの軸穴にロータシャフトを嵌合させた組立状態において、
    前記ロータコアの樹脂充填穴に樹脂を注入して、樹脂充填穴に残留する空気を空気排出通路を介して軸穴に排出しつつ、樹脂を樹脂充填穴に充填し、
    次いで、樹脂を樹脂充填穴から空気排出通路を経由させて軸穴へ押出し、樹脂を軸穴とロータシャフト間の空間に充填する
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の回転電機用ロータの製造方法。
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