JP2013123316A - ロータコアおよびその製造方法 - Google Patents

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Toshikatsu Hatakeyama
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Abstract

【課題】ロータコアを形成している鋼板積層体の鋼板同士の間に確実に接着剤あるいは樹脂材料を浸透させることができるように考慮されたロータコアを提供する。
【解決手段】磁石挿入穴3aが形成された多数の鋼板2を積層して鋼板積層体とするとともに、各鋼板2の磁石挿入穴3a,3a同士の積層・重合をもって鋼板積層方向に延在するスロット部3を形成し、このスロット部3に永久磁石4を挿入して樹脂材料5にて固定してあるロータコアの構造である。鋼板2に形成された磁石挿入穴3aの開口縁に予め薄肉部6を形成し、鋼板積体の状態で鋼板2,2同士の間に薄肉部6に相当する開口縁ギャップ7を具備させてある。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動機におけるロータコアとその製造方法に関し、特にロータコアに永久磁石を埋め込むことで内蔵したいわゆる永久磁石埋め込み型同期モータ等におけるロータコアとその製造方法に関する。
この種のロータコアの構造として、例えば特許文献1に記載されているように、電磁鋼板等の鋼板積層体からなるロータコアにその軸心方向に貫通するスロット部をロータコアの円周方向に沿って所定のピッチで複数個形成し、それらのスロット部に個々に永久磁石を挿入して、樹脂材料あるいは接着剤にて位置決め固定したものが知られている。
そして、かかる構造のロータコアの一層の剛性の向上を目的として、特許文献1には、接着剤が収容された液槽にロータコアを浸漬させることにより、ロータコアを形成している鋼板積層体の各層間に接着剤を積極的に含浸させて、それぞれの鋼板同士を互いに接着固定する技術が開示されている。
特開2002−191143号公報
しかしながら、ロータコアそのもの機能からしてそのロータコアを形成している鋼板積層体の鋼板同士の間の隙間が小さいために、特許文献1に記載されているように、ロータコアを単に接着剤が収容された液槽に浸漬させただけでは、鋼板積層体の鋼板同士の隙間に十分に接着剤を浸透させることは困難であり、接着によるロータコアの剛性の向上にも自ずと限界がある。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、いわゆる永久磁石埋め込み型のロータコアを形成している鋼板積層体の鋼板同士の隙間に確実に接着剤あるいは樹脂材料を浸透させることができるように考慮されたロータコアとその製造方法を提供するものである。
本発明は、磁石挿入穴が形成された多数の鋼板を積層して鋼板積層体とするにあたって、各鋼板に形成された磁石挿入穴の開口縁に薄肉部を形成し、上記鋼板積層体の状態で各鋼板同士の間に上記薄肉部に相当する開口縁ギャップを具備させた構造としたものである。
本発明によれば、各鋼板の磁石挿入穴同士の積層・重合をもって鋼板積層方向に延在するスロット部が形成されて、このスロット部に磁石を挿入して固定することになるが、各鋼板同士の間に上記薄肉部に相当する開口縁ギャップを具備しているため、スロット部と磁石との間に接着剤または樹脂材料を注入すれば、同時に各鋼板同士の間の開口縁ギャップにも確実に注入または含浸されることになり、ロータコアの剛性が向上する。
本発明に係るロータコアの第1の形態を示す斜視図。 図1の要部拡大平面図。 図1のA−A線に沿う拡大断面図。 図3のB部拡大図で、(A)は永久磁石が挿入されたスロット部に樹脂材料が注入または充填された状態を示す断面図、同図(B)はスロット部に永久磁石が挿入される前の状態を示す断面図。 図4に示した薄肉部をコイニングにて成形する際の工法例を示す要部断面図。 (A),(B)共に図4に示した薄肉部をコイニングにて成形する際の別の工法例を示す要部断面図。 (A),(B)共に図3に示したスロット部に樹脂材料を注入または充填する際の手順を示す要部断面図。 本発明に係るロータコアの第2の形態を示す図で、図4の(B)と同等部位の断面図。 本発明に係るロータコアの第3の形態を示す図で、図4の(B)と同等部位の断面図。
図1〜7は本発明に係るロータコアの構造を実施するためのより具体的な第1の形態を示し、特に図1は例えば永久磁石埋め込み型同期モータのロータ(回転子)におけるロータコア(鉄心)の構造を示し、また図2は図1の要部の平面図を、図3は図1のA−A線に沿う拡大断面図をそれぞれ示している。
図1に示すように、ロータコア1は、鋼板素片としての薄板状の電磁鋼板、より具体的には例えば厚さが0.3mm程度の珪素鋼板等の鋼板2を素片としてこれを多段に積層した円筒状の鋼板積層体をもって構成してある。このロータコア1の円周方向の等分位置に磁石収納のための穴部として偏平矩形状の複数(本実施の形態では4個)のスロット部3を形成してある。それぞれのスロット部3は、ロータコア1における鋼板積層方向に延在して実質的にロータコア1をその軸心方向に貫通しつつロータコア1の両端面に開口していて、各スロット部3には当該スロット部3の形状よりも一回り小さな板状またはバー状の永久磁石4を挿入してある。なお、永久磁石4が挿入されるスロット部3は4個以上であっても良い。
そして、図2,3に示すように、各永久磁石4はスロット部3との隙間に溶融状態の熱硬化性の樹脂材料5を介装した上でこれを硬化させることにより、その樹脂材料5にていわゆる樹脂モールドのかたちで位置決め固定してある。樹脂材料5はスロット部3と永久磁石4との間の四周に介装され、同時に図3に示すようにスロット部3の高さよりも永久磁石4の高さの方がわずかに小さく設定されていることから、永久磁石4の上面も樹脂材料5にて被覆されている。
ここで、鋼板積層体であるロータコア1を形成しているそれぞれの鋼板2には当該鋼板2単独の状態で長方形の複数の磁石挿入穴3aが予め打ち抜き形成されていて、所定枚数の鋼板2を積層して各々の鋼板2,2同士を「ダボかしめ」等の公知の手法により機械的に結合することで鋼板積層体であるロータコア1として組み立てられ、同時に各鋼板2の磁石挿入穴3a,3a同士の積層・重合をもって鋼板積層方向に延在するスロット部3が形成されることになる。
なお、永久磁石4の高さはロータコア1の高さ(軸心方向長さ)と同等であっても良い。また、ロータコア1の中心には貫通穴であるシャフト穴2aが貫通形成されていて、このシャフト穴2aには図示外のシャフト(回転軸)が挿入固定されるほか、ロータコア1の両端面に円板状のエンドプレート(端板)を積層配置することもある。さらに、熱硬化性の樹脂材料5に代えて熱硬化性の接着剤を用いることもある。
図4は図3のB部の拡大図を示し、同図(A)はスロット部3に永久磁石4を挿入した上で樹脂材料5を注入または充填した後の状態を、同図(B)は永久磁石4が挿入される前の状態をそれぞれ示している。
図4の(A)および(B)に示すように、それぞれの鋼板2に形成された長方形の磁石挿入穴3aの周縁部には、その片面(表面)側の全周にわたって他の部位よりも相対的な板厚が小さい薄肉部6が、板厚が徐変する傾斜面6aとともに後述するコイニング等の手法により形成されている。この薄肉部6は磁石挿入穴3aよりも一回り大きく例えば当該磁石挿入穴3aと相似形のものとして形成されている。そして、先に述べたように各鋼板3の磁石挿入穴3a,3a同士の積層・重合をもって鋼板積層方向に延在するスロット部3が形成されることになるので、各鋼板2,2同士の間には所定の空間として上記薄肉部6に相当する開口縁ギャップ7が形成されて、この開口縁ギャップ7はスロット部3に連通または連続したものとなる。
また、先に述べたように、スロット部3に永久磁石4を挿入した上で、そのスロット部3と永久磁石4との間の隙間に例えば熱硬化性の樹脂材料5を注入または充填することで永久磁石4が固定されることになるが、同時に上記開口縁ギャップ7にも熱硬化性の樹脂材料5が注入または充填されて、当該開口縁ギャップ7も樹脂材料5が充満することになる。
なお、図4では鋼板2の板厚とともに薄肉部6の板厚を誇張して描いてある。また、上記薄肉部6に相当する開口縁ギャップ7は、各鋼板2に形成された磁石挿入穴3aの全周に形成されている必要はなく、例えば磁石挿入穴3aを鋼板2の外周端面に近い外周側とシャフト挿入穴2aに近い内周側とに二分した場合に、例えば上記外周側または内周側のみに形成しても良い。
ここで、各鋼板2における磁石挿入穴3aの周縁部に薄肉部6を形成するにあたっては、例えば図5に示すように、ピアス穴加工をもって複数の磁石挿入穴3aを打ち抜き形成した鋼板2をダイ8とパッド9とで加圧拘束し、磁石挿入穴3aの周縁部をコイニングパンチ10にて印圧してコイニングを施し、各磁石挿入穴3aの周縁部に板厚が漸次変化する徐変部としての傾斜面6aを含む薄肉部6を形成するものとする。なお、この場合にはコイニングを施す前の磁石挿入穴3aに対してコイニングを施した後の磁石挿入穴3aは若干縮径することが考えられる。このため、コイニングによる磁石挿入穴3aの縮径を考慮して、ピアス穴加工時には若干大き目の磁石挿入穴3aを形成しておくことが臨ましい。
あるいは、例えば図6の(A)に示すように、複数の磁石挿入穴3aが加工されていない鋼板2をダイ11とパッド12とで加圧拘束し、磁石挿入穴3aとなるべき部位の周縁部をコイニングパンチ13にて印圧してコイニングを施し、各磁石挿入穴3aとなるべき部位の周縁部に板厚が漸次変化する傾斜面6aを含む薄肉部6を先行して形成する。この場合、コイニングパンチ13の加圧面に予め半円状の逃げ凹部13aを形成しておき、コイニングに伴って発生する余剰材料が余肉部Qとして成長するのを上記逃げ凹部13aで受容するものとする。
この後、同図(B)に示すように、上記薄肉部6が先行して形成された鋼板2をピアス穴加工用のダイ14とパッド15とで加圧拘束した上で、ダイ14とピラスポンチ16とのせん断作用をもって傾斜面6aを含む薄肉部6の内側部分を打ち抜いて、図5と同様の磁石挿入穴3aを形成するものとする。
図6の工法によれば、図5の工法に比べて磁石挿入穴3aの形状精度が高く、且つ安定化する利点がある。
また、永久磁石4を固定するべくスロット部3に樹脂材料5を注入または充填するには、図7の(A)に示すように、各スロット部3に永久磁石4を挿入したロータコア1を鋼板積層方向に圧締するように上下一対の型板17,18にて加圧拘束して圧締保持する。この場合において、鋼板積層体からなるロータコア1は素片となる個々の鋼板2,2同士が「ダボかしめ」等の公知の手法により機械的に結合されてはいても、鋼板2,2同士の全面が完全密着しているものではないので、上記のように双方の型板17,18をもって鋼板積層体からなるロータコア1を軸心方向に加圧拘束して圧締保持した場合には、鋼板2,2同士が互いに密着するようにロータコア1全体が軸心方向に所定量だけ圧縮変形することになる。
こうして、双方の型板17,18をもって鋼板積層体からなるロータコア1を軸心方向に圧締保持したならば、その圧締保持状態を保ちながら、同図(B)に示すように、いわゆるトランスファ成形法の原理にて、上側の型板17に形成されたチャンバー部19に熱硬化性の樹脂材料のペレットPを挿入した上で、そのチャンバー部19に対するプランジャ20の圧入をもってペレットPを軟化溶融させて、スロット部3に対して、より具体的にはスロット部3と予め挿入してある永久磁石4との間の隙間にゲート部21を介して溶融状態の樹脂材料5を注入または充填して硬化を待つことになる。
なお、樹脂材料5の注入または充填に先立ち、双方の型板17,18およびロータコア1は予備加熱が施されているものとする。また、図7の(A),(B)では、ロータコア1を作図上一体のものとして描いてあるが、図3に示したように、ロータコア1は多数の鋼板2,2‥を素片とする鋼板積層体をもって構成してあることは言うまでもない。
上記樹脂材料5の注入または充填の際には、図4の(A),(B)に示したように、スロット部3を形成している各鋼板2の磁石挿入穴3aの周縁部には薄肉部6が形成されているとともに、各鋼板2,2同士の間には上記薄肉部6に相当する開口縁ギャップ7が所定の空間として確保されていて、しかもその開口縁ギャップ7は永久磁石4が挿入されたスロット部3と連通しているので、スロット部3に注入または充填された樹脂材料5は同時に各鋼板2,2同士の間の開口縁ギャップ7にも注入または充填されて充満することになる。
したがって、本実施の形態によれば、ロータコア1のうち各スロット部3の近傍では、鋼板積層体たるロータコア1を形成している鋼板2,2同士の各層間であるところの開口縁ギャップ7に確実に樹脂材料5を注入または充填して浸透させることができるため、鋼板2,2同士の接合強度が向上し、それに伴ってロータコア1全体の剛性が一段と向上することになる。このロータコア1の剛性の向上は、ロータの回転に伴う音および振動を低減する上でも有利となる。
ここで、スロット部3および開口縁ギャップ7に樹脂材料5を注入または充填する方法としては、先に例示したいわゆるトランスファ成形法の原理以外に、溶融状態の樹脂材料が収容された液槽にスロット部3に予め永久磁石4を挿入した状態のロータコア1を浸漬させる方式としても良い。
図8,9は本発明に係るロータコアの第2,第3の形態を示し、いずれも図4の(B)と同等部位を示しているので、先の第1の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
図8に示す第2の形態では、図4の(B)と比較すると明らかなように、各鋼板2の磁石挿入穴3aの周縁部に形成される薄肉部6を図4の(B)とは板厚方向で反対側の裏面側に形成したものである。また、図9に示す第3の形態では、図4の(B)と比較すると明らかなように、各鋼板2の磁石挿入穴3aの周縁部に形成される薄肉部6を鋼板2の表裏両面(板厚方向両面)に形成したものである。なお、図8,9のいずれの場合にも鋼板積層状態における薄肉部6が図4と同様に開口縁ギャップ7となる。
これらの第2,第3の形態においても、先の第1の形態のものと同様に効果が得られることは言うまでもなく、特に図9の第3の形態では、開口縁ギャップ7が表裏両面の薄肉部6をもって形成されることになるので、その開口縁ギャップ7の容積、ひいてはその開口縁ギャップ7での樹脂材料5の保有量を大きく確保できる利点がある。
1…ロータコア
2…鋼板
3…スロット部
3a…樹脂挿入穴
4…永久磁石
5…樹脂材料
6…薄肉部
7…開口縁ギャップ

Claims (7)

  1. 磁石挿入穴が形成された多数の鋼板を積層して鋼板積層体とするとともに、各鋼板の磁石挿入穴同士の積層・重合をもって鋼板積層方向に延在するスロット部を形成し、このスロット部に磁石を挿入して固定してあるロータコアの構造であって、
    各鋼板に形成された磁石挿入穴の開口縁に、該開口縁以外の部位よりも板厚が薄い部位を形成し、
    上記鋼板積体の状態で各鋼板同士の間に上記薄肉部に相当する開口縁ギャップを具備させたことを特徴とするロータコア。
  2. 上記薄肉部は、各鋼板の板厚方向片面側または両面側の開口縁に形成してあることを特徴とする請求項1に記載のロータコア。
  3. 各鋼板に形成された磁石挿入穴の開口縁の全周に薄肉部を形成してあることを特徴とする請求項2に記載のロータコア。
  4. 上記スロット部と磁石との間の隙間とともに上記開口縁ギャップに接着剤または樹脂材料を注入して磁石を固定してあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のロータコア。
  5. 磁石挿入穴が形成された多数の鋼板を積層して鋼板積層体とするとともに、各鋼板の磁石挿入穴同士の積層・重合をもって鋼板積層方向に延在するスロット部を形成し、このスロット部に磁石を挿入して固定してあるロータコアの製造方法であって、
    各鋼板に形成された磁石挿入穴の開口縁に、該開口縁以外の部位よりも板厚が薄い薄肉部を予め形成し、
    上記鋼板積体の状態で各鋼板同士の間に上記薄肉部に相当する開口縁ギャップを具備させ、
    この状態で上記スロット部と磁石との間の隙間とともに上記開口縁ギャップに接着剤または樹脂材料を注入して磁石を固定することを特徴とするロータコアの製造方法。
  6. 上記薄肉部は、各鋼板の板厚方向片面側または両面側の開口縁に形成してあることを特徴とする請求項5に記載のロータコア。
  7. 各鋼板に形成された磁石挿入穴の開口縁の全周に薄肉部を形成することを特徴とする請求項6に記載のロータコアの製造方法。
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