JP4848643B2 - 磁石固定方法およびロータ - Google Patents

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本発明は、磁石固定方法およびロータに関し、特に、接着剤を用いて磁石をロータに固定する磁石固定方法および該磁石を備えたロータに関する。
磁石が挿入されたロータが従来から知られている。
たとえば、特開2000−316243号公報においては、磁石収納部に接着剤を供給した状態でロータを回転させ、その状態で接着剤を固化させる磁石固定方法が開示されている。これにより、ロータに固定された各々の磁石の半径方向における位置のばらつきが低減され、ロータ回転時におけるアンバランスが低減される。
特開2000−316243号公報
しかしながら、上記のような磁石固定方法においては、ロータの軸方向において、接着剤が偏って分布する場合がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ロータの軸方向に沿って接着剤をより広い領域に分布させる磁石固定方法および該磁石を備えたロータを提供することにある。
本発明に係る磁石固定方法は、コア体に磁石を固定する磁石固定方法であって、コア体の一方の軸方向端部を覆い、かつ、一方の軸方向端部からエアを逃がすことができる隙間を形成するように板を設ける工程と、コア体の軸方向に設けられた孔部に接着剤を供給する工程と、孔部に磁石を挿入する工程と、コア体の他方の軸方向端部に他の板を設け、接着剤が供給され、かつ、磁石が挿入された状態でコア体を軸方向に反転させる工程と、コア体を軸方向に反転させた後に接着剤を硬化させる工程とを備え、コア体を軸方向に反転させた後、孔部内の空隙がコア体の一方の軸方向端部にまで移動してから接着剤の硬化工程を行なう。
上記磁石固定方法によれば、コア体を軸方向に反転させることで、コア体の軸方向に沿って接着剤をより広い領域に分布させることができる。結果として、コア体に磁石を強固に固定することができる
また、コア体を軸方向に反転させた後、孔部内の空隙がコア体の軸方向端部にまで移動してから接着剤の硬化工程を行なうことにより、コア体の軸方向端部からエアを逃がすことができるので、硬化工程時に空隙が膨張しても、コア体への影響を抑制しながらエアを逃がすことができる。
上記磁石固定方法において、好ましくは、コア体を軸方向に反転させた後、コア体の方向を維持した状態で接着剤の硬化工程を行なう。
これにより、孔部内の空隙を所定の位置に移動させてから該接着剤を硬化させることができる。したがって、硬化工程時に空隙が膨張しても、コア体への影響を抑制しながらエアを逃がすことができる。
上記磁石固定方法において、1つの例として、コア体は、板状部材が該コア体の軸方向に積層された構造を有する。
積層構造においては、各板状部材間から接着剤が漏れ出しやすい。上記磁石固定方法を用いることにより、この漏れ出しを抑制することができる。
本発明に係るロータは、軸方向に孔部が形成されたロータコアと、孔部に挿入された磁石と、ロータコアの双方の軸方向端部を覆うように設けられ、一方の軸方向端部においてエアを逃がすことができる隙間を形成するように設けられた板と、磁石と孔部の壁面との間に設けられる接着層とを備え、磁石の側面と孔部の内周面との隙間は相対的に幅が広い第1部分と相対的に幅が狭い第2部分とを有し、第1部分において、空隙はロータコアの一方の軸方向端部に集められ、第2部分において、接着層はロータコアの他方の軸方向端部から少なくとも軸方向の中央部近傍にまで達している。
隙間の第1部分における空隙がロータコアの軸方向端部に集められていることで、該空隙が膨張しても、ロータコアの軸方向端部からエアを逃がすことができる。したがって、硬化工程時にロータコアの積層鋼板の間から接着層が漏れ出すことが抑制される。また、接着層の硬化後においても、空隙の膨張によりロータコアに過大な応力が生じることを抑制することができる。さらに、隙間の第2部分において接着層がロータコアの軸方向の中央部近傍にまで達していることで、磁石がロータコアに強固に固定される。
本発明に係る磁石固定方法によれば、磁石の側面とロータに形成された孔部の内周面との隙間において、ロータの軸方向に沿って接着剤を比較的広い領域に分布させることができる。また、本発明に係るロータによれば、性能が安定した回転電機を得ることができる。
以下に、本発明に基づくロータおよび磁石固定方法の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係るロータを含む駆動ユニットの構造の一例を概略的に示す図である。図1に示される例では、駆動ユニット1は、ハイブリッド車両に搭載される駆動ユニットであり、モータジェネレータ100と、ハウジング200と、減速機構300と、ディファレンシャル機構400とドライブシャフト受け部500とを含んで構成される。
モータジェネレータ100は、電動機または発電機としての機能を有する回転電機であり、軸受120を介してハウジング200に回転可能に取付けられた回転シャフト110と、回転シャフト110に取付けられたロータ130と、ステータ140とを有する。
ロータ130は、ロータコア131と、ロータコア131に埋設された磁石132とを有する。ロータコア131は、鉄または鉄合金などの板状の磁性体を積層することにより構成される。永久磁石132は、たとえば、ロータコア131の外周近傍にほぼ等間隔を隔てて配置される。
ステータ140は、リング状のステータコア141と、ステータコア141に巻回されるコイル142と、コイル142に接続されるバスバー143とを有する。バスバー143は、ハウジング200に設けられた端子台210を介して給電ケーブル220と接続される。これにより、外部電源230とコイル142とが電気的に接続される。
ステータコア141は、鉄または鉄合金などの板状の磁性体を積層することにより構成される。ステータコア141の内周面上には複数のティース部(図示せず)および該ティース部間に形成される凹部としてのスロット部(図示せず)が形成されている。スロット部は、ステータコア141の内周側に開口するように設けられる。
3つの巻線相であるU相、V相およびW相を含むコイル142は、スロット部に嵌り合うようにティース部に巻き付けられる。コイル142のU相、V相およびW相は、互いに円周上でずれるように巻き付けられる。バスバー143は、それぞれコイル142のU相、V相およびW相に対応するU相、V相およびW相を含む。
給電ケーブル220は、U相ケーブルと、V相ケーブルと、W相ケーブルとからなる三相ケーブルである。バスバー143のU相、V相およびW相がそれぞれ給電ケーブル220におけるU相ケーブル、V相ケーブルおよびW相ケーブルに接続される。
モータジェネレータ100から出力された動力は、減速機構300からディファレンシャル機構400を介してドライブシャフト受け部500に伝達される。ドライブシャフト受け部500に伝達された駆動力は、ドライブシャフト(図示せず)を介して車輪(図示せず)に回転力として伝達されて、車両を走行させる。
一方、ハイブリッド車両の回生制動時には、車輪は車体の慣性力により回転させられる。車輪からの回転力によりドライブシャフト受け部500、ディファレンシャル機構400および減速機構300を介してモータジェネレータ100が駆動される。このとき、モータジェネレータ100が発電機として作動する。モータジェネレータ100により発電された電力は、インバータを介してバッテリに蓄えられる。
図2は、図1における矢印IIの方向からみたロータ130の縦断面図である。図2を参照して、ロータコア131には該コアの軸方向に延びる孔部133が設けられ、該孔部133内に磁石132が挿入される。磁石132の側面と孔部133の内周面の隙間には接着剤134が設けられ、接着剤134によって磁石132がロータコア131に固定されている。また、ロータコア131の双方の軸方向端面を覆うようにSUSプレート135およびエンドプレート136が設けられる。エンドプレート136は、たとえばアルミニウムなどから構成される。
図3は、図2における矢印IIIの方向からみたロータ130の平面図である。図3を参照して、ロータコア131に形成された孔部133の内周面と磁石132の側面との間には、隙間1330が形成される。隙間1330は、第1と第2部分1330A,1330Bを有する。第1部分1330Aは、磁石132の幅方向端面と孔部133の内周面との間に形成される隙間であり、その幅は比較的広い(たとえば5mm程度)。一方、第2部分1330Bは、磁石132の主表面と孔部133の内周面との間に形成される隙間であり、その幅は比較的狭い(たとえば50μm程度)。
次に、図1〜図3に示されるロータ130の製造プロセスについて、図4〜図10を用いて説明する。なお、図4〜図10において、矢印Gは重力方向を示す。
図4を参照して、ロータコア131の下側にSUSプレート135およびエンドプレート136が取付けられる。ロータコア131に形成された孔部133内に接着剤134を注ぎ込む。そして、磁石132が矢印DR1の方向に挿入される。
図5を参照して、図4に示されるステップの後、磁石132の側面と孔部133の内周面との間には、隙間1330が形成される。磁石132の挿入直後においては、図5に示すように、接着剤134の大部分は、隙間1330における幅広部分である第1部分1330Aに集められる。
図6を参照して、図5に示されるステップの後、ロータコア131の上側にもSUSプレート135およびエンドプレート136が取付けられる。この時点においても、接着剤134の大部分は、相対的に隙間の幅が広い第1部分1330Aに分布している。
図7を参照して、図6に示されるステップの後、ロータコア131を軸方向に反転させて、正姿勢から逆姿勢にする。これにより、隙間1330において、接着剤134が上側に、エアが下側に位置することになる。
図8を参照して、図7に示されるステップの後、第1部分1330Aにおいて、下側に溜まったエアが上昇し、接着剤134の領域内に空隙134A(気泡)が形成される。空隙134Aは、矢印DR2の方向(上方向)に向かって進行する。また、第2部分1330Bにおいては、接着剤134の領域が矢印DR1の方向(下方向)に向かって徐々に拡大する。
図9を参照して、図8に示されるステップの後、一定時間が経過することにより、第1部分1330Aにおいては、空隙134Aがロータコア131の上端部にまで移動し、第2部分1330Bにおいては、接着剤134の領域がより下側にまで拡大される。すなわち、ロータコア131を上下反転させたことで、ロータコア131の軸方向に沿って接着剤134をより広い範囲に分布させることができる。
図10を参照して、図9に示されるステップの後、ロータコア131を再度軸方向に反転させて、逆姿勢から正姿勢に戻す。これにより、第1部分1330Aにおいて、空隙134Aが矢印DR2の方向(上方向)に上昇する。また、第2部分1330Bにおいては、接着剤134が矢印DR2の方向(下方向)に向かって下降するが、その下降速度は空隙134Aの上昇速度に比べると小さい。すなわち、ロータコア131の再度の反転による第2部分1330Bにおける接着剤領域の広さへの影響は比較的小さい。
図11は、接着剤の温度と粘度との関係の一例を示した図である。図11に示す例では、接着剤の粘度ηは、該接着剤の温度がT1に達するまでは温度の上昇とともに低減され、それ以上の温度領域では温度上昇とともに増大する。接着剤をさらに加熱すると、最終的に該接着剤は硬化する。
上述した図4〜図10のステップにおいては、接着剤の流動性を高めるため、ロータコア131はプリヒート炉内に設置され、接着剤の温度が概ねT1になるように管理されている。図10に示されるステップの後、ロータコア131を硬化炉に投入して加熱し、接着剤134の温度を接着剤硬化温度まで上昇させて該接着剤を硬化させる(硬化工程)。
ここで、図10に示されるように、空隙134Aがロータコア131の上端部にまで移動していない状態で接着剤の硬化工程が施されると、温度上昇に伴なって空隙134Aが膨張し、ロータコア131を構成する磁性鋼板の隙間から接着剤134が矢印DR3の方向に漏れ出して回転電機の性能に影響を与える場合がある。
これに対し、本実施の形態においては、図10に示されるステップの後、空隙134Aがロータコア131の上端部にまで移動した後に接着剤の硬化工程が施される。これにより、温度上昇に伴なうエアの膨張が生じたとしても、該エアは磁性鋼板とSUSプレート135との隙間から排出されるので、磁性鋼板の隙間から接着剤が漏れ出すことが抑制される。結果として、回転電機の性能が向上する。
ここで、空隙(気泡)の上昇速度は、重力、浮力および抵抗力から決定される。気泡の抵抗係数は、一般に広く知られた式(たとえば、Hadamard−Rybczynskiの式など)を用いて近似的に求めることができる。気泡の上昇速度およびその移動距離から、該気泡がロータコア131の上端部に移動するまでの時間が求められる。
以上について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る磁石固定方法は、コア体としてのロータコア131に磁石132を固定する磁石固定方法であって、ロータコア131の軸方向に設けられた孔部133に接着剤134を供給する工程と、孔部133に磁石132を挿入する工程(以上、図4)と、接着剤134が供給され、かつ、磁石132が挿入された状態でロータコア131を軸方向に反転させる工程(図7,図10)と、ロータコア131を軸方向に反転させた後に接着剤134を硬化させる工程とを備える。
これにより、ロータコア131の軸方向において、接着剤134をより広い範囲に分布させることができる。なお、本実施の形態においては、ロータコア131を正姿勢から逆姿勢に反転させた後、再度正姿勢に戻してから接着剤の硬化工程を行なう例について説明したが、ロータコアを正姿勢から逆姿勢に反転させた後、逆姿勢のまま接着剤の硬化工程が行なわれてもよい。
また、本実施の形態においては、「コア体」の一例として、磁性鋼板(板状部材)が軸方向に積層された構造を有するロータコア131について説明したが、磁石を埋設する任意のコア体に同様の思想を適用することは、当然に予定される。
また、本実施の形態においては、ロータコア131を軸方向に反転(たとえば図9から図10)させた後、ロータコア131の方向を維持した状態(たとえば図10に示す状態)で接着剤134の硬化工程を行なう。より具体的には、ロータコア131を軸方向に反転(たとえば図9から図10)させた後、空隙134Aがロータコア131の上端部にまで移動してから接着剤134の硬化工程を行なう。
このように、ロータコア131を軸方向に反転させてからその姿勢を維持することにより、空隙134Aを所定の位置に移動させてから接着剤134を硬化させることができる。ロータコア131の上端部に空隙134Aを移動させることにより、該上端部からエアを逃がしやすくすることができる。したがって、硬化工程時の空隙の膨張により、磁性鋼板の間から接着剤が漏れ出すことが抑制される。
また、本実施の形態に係るロータ130は、軸方向に孔部133が形成されたロータコア131と、孔部133に挿入された磁石132と、磁石132と孔部133の壁面との間に設けられる接着剤134(接着層)とを備え、磁石132の側面と孔部133の内周面との隙間1330は相対的に幅が広い第1部分1330Aと相対的に幅が狭い第2部分1330Bとを有し、第1部分1330Aにおいて、空隙はロータコア131の上端部(一方の軸方向端部)に集められ、第2部分1330Bにおいて、接着層134はロータコア131の下端部(他方の軸方向端部)から少なくとも軸方向の中央部近傍にまで達している。
ここで、「軸方向の中央部近傍」は、軸方向中心からの距離が、軸長の10パーセント以下程度である領域を意味する。したがって、たとえば、ロータコア下端部からの距離がロータコア軸長の40パーセント程度である領域も、「ロータコアの軸方向の中央部近傍」に含まれる。
隙間1330の第1部分1330Aにおける空隙134がロータコア131の軸方向端部に集められていることで、硬化時の温度上昇により空隙134が膨張した場合にも、ロータコア131の軸方向端部からエアを逃がすことができる。したがって、ロータコア131を構成する磁性鋼板の間から接着剤134が漏れ出すことを抑制することができる。また、接着剤134の硬化後も、温度上昇等に伴なう空隙の膨張によりロータコア131に過大な応力が生じることを抑制することができる。さらに、隙間1330の第2部分1330Bにおいて接着剤134がロータコア131の軸方向の中央部分にまで達していることで、磁石132がロータコア131に強固に固定される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係るロータを含む駆動ユニットの構造の一例を概略的に示す図である。 図1における矢印IIの方向からみたロータの縦断面図である。 図2における矢印IIIの方向からみたロータの平面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る磁石固定方法の第1ステップを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る磁石固定方法の第2ステップを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る磁石固定方法の第3ステップを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る磁石固定方法の第4ステップを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る磁石固定方法の第5ステップを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る磁石固定方法の第6ステップを示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係る磁石固定方法の第7ステップを示す図である。 接着剤の温度と粘度との関係の一例を示した図である。
符号の説明
1 駆動ユニット、100 モータジェネレータ、110 回転シャフト、120 軸受、130 ロータ、131 ロータコア、132 磁石、133 孔部、134 接着剤、134A 空隙、135 SUSプレート、136 エンドプレート、140 ステータ、141 ステータコア、142 コイル、143 バスバー、200 ハウジング、210 端子台、220 給電ケーブル、230 外部電極、300 減速機構、400 ディファレンシャル機構、500 ドライブシャフト受け部、1330 隙間、1330A 第1部分、1330B 第2部分。

Claims (4)

  1. コア体に磁石を固定する磁石固定方法であって、
    前記コア体の一方の軸方向端部を覆い、かつ、前記一方の軸方向端部からエアを逃がすことができる隙間を形成するように板を設ける工程と、
    前記コア体の軸方向に設けられた孔部に接着剤を供給する工程と、
    前記孔部に磁石を挿入する工程と
    前記コア体の他方の軸方向端部に他の板を設け、前記接着剤が供給され、かつ、前記磁石が挿入された状態で前記コア体を軸方向に反転させる工程と、
    前記コア体を軸方向に反転させた後に前記接着剤を硬化させる工程とを備え、
    前記コア体を軸方向に反転させた後、前記孔部内の空隙が前記コア体の前記一方の軸方向端部にまで移動してから前記接着剤の硬化工程を行なう、磁石固定方法。
  2. 前記コア体を軸方向に反転させた後、前記コア体の方向を維持した状態で前記接着剤の硬化工程を行なう、請求項1に記載の磁石固定方法。
  3. 前記コア体は、板状部材が該コア体の軸方向に積層された構造を有する、請求項1または請求項2に記載の磁石固定方法。
  4. 軸方向に孔部が形成されたロータコアと、
    前記孔部に挿入された磁石と、
    前記ロータコアの双方の軸方向端部を覆うように設けられ、一方の軸方向端部においてエアを逃がすことができる隙間を形成するように設けられた板と、
    前記磁石と前記孔部の壁面との間に設けられる接着層とを備え、
    前記磁石の側面と前記孔部の内周面との隙間は相対的に幅が広い第1部分と相対的に幅が狭い第2部分とを有し、
    前記第1部分において、空隙は前記ロータコアの前記一方の軸方向端部に集められ、
    前記第2部分において、前記接着層は前記ロータコアの他方の軸方向端部から少なくとも軸方向の中央部近傍にまで達している、ロータ。
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