JP5288724B2 - 回転電機の回転子及び回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、磁極として永久磁石を備えた回転電機の回転子及び回転電機に関する。
一般に、電気自動車やハイブリット車などの車両用モータのように使用電圧が高いところで使用される回転電機には、トルクリプル、鉄損及び高調波の低減が求められている。そのため、回転子鉄心の外周部に外周溝部を形成した回転電機の回転子が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図5には、従来の回転子を構成する回転子鉄心101の外周部の一部が示されている。回転子鉄心101は、円環状の多数の珪素鋼板を積層して構成されている。回転子鉄心101の外周部には、外周に向かうに従って対向距離が順次大となる一対の磁石挿入孔部102,102が複数対、周方向に一定の間隔を存して設けられている(図5では一対図示)。この場合、一対の磁石挿入孔部102,102は、外周側からみてハ字形になっている。
これらの磁石挿入孔部102には、磁極形成用の永久磁石103が夫々挿入固定され、これにより、磁石挿入孔部102の両端部に逃げ孔部104,105が形成される。ここで、逃げ孔部104は、一対の永久磁石103,103間(磁極)の中心部分、即ち、固定子鉄心(図示せず)側で生じる磁束の通り難い部分のd軸に近い側に位置し、逃げ孔部105は、外周側に位置する。又、近接する逃げ孔部104,104間にブリッジ部106が必然的に形成され、磁石挿入孔部102の逃げ孔部105の端部と回転子鉄心101の外周との間にチップ部107が必然的に形成される。尚、図示はしないが、d軸と周方向に隣合うd軸との間にあって、固定子鉄心側で生じた磁束が通り易い部分をq軸とする。
ここで、回転子鉄心101の外周部には、永久磁石103に対応して外周溝部108が形成されている。この外周溝部108の底部の範囲は、所定の角度(d軸に対して電気角φ)を存する位置から、所定の角度(d軸に対して電気角φ)を存する位置までである。電気角φに溝があると、トルクリプル及び鉄損の低減が可能になり、電気角φに溝があると、永久磁石103の磁束の立上がりが制限され、高調波の低減が可能になる。電気角φは、例えば、d軸より離れる方向側(q軸側)に存するチップ部107近傍(q軸に最も近い永久磁石103の短尺の端面103aの延長線と回転子鉄心101の外周と交差する位置)と回転子鉄心101の中心とを結ぶ直線と、d軸とのなす角である。
特開2004−328956号公報
回転子鉄心101の外周部に外周溝部108が形成されている回転子が回転すると、外周溝部108で空気抵抗が増加して損失となり、効率が悪くなる虞がある。
又、電気自動車やハイブリット車などの車両用モータとして使用される回転電機は、回転子や固定子の摩耗や発熱を防ぐために、潤滑油や冷却油に一部が浸漬されることがある。この場合、回転子鉄心101の外周部に外周溝部108が形成されていると、この外周溝部108によって潤滑油や冷却油等が攪拌される。そのため、潤滑油や冷却油等が抵抗となり、損失が増加して効率が悪くなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、トルクリプル、鉄損及び高調波の低減ができ、且つ、回転子の回転による抵抗の発生を抑制できて、効率の向上を図ることができる回転電機の回転子及び回転電機を提供することである。
本発明の回転電機の回転子は、回転子鉄心と、この回転子鉄心の外周部に周方向に一定の間隔を存して設けられた複数の磁石挿入孔部と、これらの磁石挿入孔部に夫々挿入固定された磁極形成用の永久磁石と、前記回転子鉄心の外周部に設けられ、対となる前記永久磁石間にある前記磁極の中心(d軸)に対する所定の角度位置(d軸に対して電気角φ1を存する位置)から前記中心(d軸)より離れる方向側の所定の角度位置(d軸に対して電気角φ2を存する位置)までの範囲にわたる外周孔部とを具備し、前記複数対の磁石挿入部は、夫々前記回転子鉄心の外周に向かうに従って対向距離が順次大となる対に構成され、前記外周孔部は、前記回転子鉄心の同心円上に位置する複数個の孔で構成され、これらの複数の孔は、前記d軸に最も近い側の孔がそのd軸に対して電気角φ1を存する位置に設けられ、前記d軸から最も離れる側の孔がそのd軸に対して電気角φ2を存する位置に設けられているとともに、前記d軸から離れる孔ほど周方向に長くなるように形成されていることを特徴としている(請求項1の発明)。
又、本発明の回転電機は、固定子鉄心と、この固定子鉄心に着装されたコイルと、請求項1に記載の回転子とを具備したことを特徴としている(請求項の発明)。
本発明によれば、回転子鉄心の外周部に、磁極の中心(d軸)に対する所定の角度位置(d軸に対して電気角φ1を存する位置)から中心(d軸)より離れる方向側の所定の角度位置(d軸に対して電気角φ2を存する位置)までの範囲にわたる外周孔部を設けたので、外周孔部でトルクリプル、鉄損及び高調波の低減が可能になる。
そして、外周孔部は、従来の外周溝部とは異なり、回転子鉄心の外周面に位置しないので、回転子鉄心の外周で空気、潤滑油或いは冷却油を攪拌することは無く、損失の発生を抑制できて、効率の向上を図ることができる。
更に、前記外周孔部は、前記回転子鉄心の同心円上に位置する複数個の孔で構成され、これらの複数の孔は、前記d軸に最も近い側の孔がそのd軸に対して電気角φ1を存する位置に設けられ、前記d軸から最も離れる側の孔がそのd軸に対して電気角φ2を存する位置に設けられているとともに、前記d軸から離れる孔ほど周方向に長くなるように形成されているので、永久磁石の磁束の立上がりを滑らかにすることができる。
以下、本発明を電気自動車、ハイブリット車等の車両に搭載された車両用回転電機に適用した第1の実施形態を、図1及び図2を参照して説明する。
図2に本実施形態に係る回転電機1の固定子2及び固定子2の内周側に位置する回転子3の概略構成を示す。
固定子2は、固定子鉄心4に、複数相、例えば三相コイルたるU相コイル5、V相コイル6、W相コイル7が着装されて構成される。
固定子鉄心4は、複数枚の鋼板が積層されて一体的に結着されて形成された円環形状をなしている。そして、固定子鉄心4の内周面には、各相のコイル5,6,7を配設させるためのスロット8が複数個所、例えば48箇所に形成されている。
回転子3は、円環状の多数の珪素鋼板を積層してなる回転子鉄心11と、回転子鉄心11の内部に設けたれた回転軸12を有している。
図1には、回転子鉄心11の外周部の一部が示されている。
回転子鉄心11の外周部には、外周に向かうに従って対向距離が順次大となる一対の磁石挿入孔部13,13が複数対、例えば八対、周方向に一定の間隔を存して設けられている(図1では一対図示)。この場合、一対の磁石挿入孔部13,13は、外周側からみてハ字形になっている。
これらの磁石挿入孔部13には、磁極形成用の永久磁石14が夫々挿入固定され、これにより、磁石挿入孔部13の両端部に逃げ孔部15,16が形成される。ここで、逃げ孔部15は、一対の永久磁石14,14間(磁極)の中心部分、即ち、固定子鉄心4側で生じた磁束が通り難い部分のd軸に近い側に位置し、逃げ孔部16は、外周側に位置する。この場合、近接する逃げ孔部15,15間にブリッジ部17が必然的に形成され、逃げ孔部16と回転子鉄心11の外周との間にチップ部18が必然的に形成される。チップ部18の厚さ寸法(逃げ孔部16から回転子鉄心11の外周部までの最短の長さ)は、回転子3の回転によって永久磁石14による遠心力を受けても破損しない強度を有し、且つ、永久磁石14の端部の磁束漏洩が大きくならないように設定されている。
尚、d軸と周方向に隣合うd軸との間にあって、固定子鉄心4側で生じる磁束の通り易い部分をq軸(図2参照)とする。
ここで、回転子鉄心11の一対の永久磁石14,14間の外周部には、永久磁石14に対応して外周孔部19が形成されている。外周孔部19の、回転子鉄心11の周方向の範囲は、d軸に対する所定の角度(d軸に対して電気角φ)を存する位置から、d軸に対する所定の角度(d軸に対して電気角φ)を存する位置まで、即ち、d軸より離れる方向側(q軸側)に存するチップ部18近傍までである。電気角φに孔があると、トルクリプル及び鉄損の低減が可能になり、電気角φに孔があると、永久磁石103の磁束の立上がりが制限され、高調波の低減が可能になる。この場合、電気角φは、例えば、q軸側に存するチップ部18近傍(例えば、外周孔部19のq軸側の円弧端部のうちの、回転子鉄心11の外周側の端部)と回転子鉄心11の中心とを結ぶ直線と、d軸とのなす角である。又、外周孔部19の、回転子鉄心11の径方向に対向して位置する二辺は、略平行の関係である。
次に、回転子3の作用及び効果について説明する。
上記構成の回転子3には、磁束の通り難い部分のd軸と、磁束の通り易い部分のq軸とが形成される(所謂磁気的凹凸が形成される)ので、これらd軸及びq軸と、固定子2との空隙部分で、固定子2に着装されたコイル5,6,7に電流を流すことにより蓄えられる磁気エネルギーが異なり、この磁気エネルギーの変化によりトルクが発生する。又、回転子3の回転子鉄心11には、永久磁石14が設けられているので、永久磁石14と固定子2の磁極との間の磁気吸引力及び磁気反発力によってもトルクは発生する。これにより、回転子3が回転するようになる。
このような本実施形態によれば、回転子鉄心11の外周部に、電気角φから電気角φの位置までの範囲にわたる外周孔部19を設けたので、外周孔部19でトルクリプル、鉄損及び高調波の低減が可能になる。
そして、外周孔部19は、従来の外周溝部108とは異なり、回転子鉄心11の外周面には位置していないので、回転子3が回転しても、例えば空気抵抗は少なく、損失の発生を抑制できて、効率の向上を図ることができる。
特に、回転子3の一部が、潤滑油、冷却油等の液体に浸漬される場合、従来では外周溝部108が液体を攪拌することになって、回転子の抵抗が著しく大きくなり、損失が増大するが、本実施形態では、外周孔部19が液体を攪拌することは無く、或いは、攪拌してもそれほどでも無く、従って、損失の発生を著しく抑制することができて、効率の向上を一層図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態の回転子を、図3を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同様な一部分には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3には、本発明の第2の実施形態の回転子を構成する回転子鉄心21の一部が示されている。回転子鉄心21の外周面には、第1の実施形態の回転子鉄心11の形状と同様に、溝部が形成されていない。
ここで、回転子鉄心21の永久磁石14より外周側の外周部には、第1の実施形態の回転子鉄心11と同様に、永久磁石14に対応して外周孔部22が形成されている。そして、第2の実施形態の外周孔部22は、複数個の孔、例えば3個の孔22a,22b,22cで構成され、これら孔22a,22b,22cは、回転子鉄心21の同心円上に位置している。孔22aは、d軸に対する所定の角度(d軸に対して電気角φ)を存する位置に設けられている。孔22cは、d軸に対する所定の角度(d軸に対して電気角φ)を存する位置、即ち、d軸より離れる方向側(q軸側)に存するチップ部18近傍に設けられている。孔22bは、孔22aと孔22cとの中間に設けられている。
孔22a,22b,22cは、d軸から離れる方向に向かうに従って、孔の形状が周方向に長く形成されており、孔22a,22b,22cのうちでは、孔22cが最も周方向に長い形状をなしている。尚、この場合、孔22cのd軸から最も離れた端部付近(例えば、外周孔部22のq軸側の円弧端部のうちの、回転子鉄心21の外周側の端部)に電気角φがある。
外周孔部22において、回転子鉄心21の径方向に対向して位置する二辺は、略平行の関係である。
第2の実施形態の回転子においても、第1の実施形態の回転子と同様の作用効果を奏する。又、外周孔部22の孔22a,22b,22cを、d軸から離れる方向に向かうに従って、孔の形状が周方向に長く形成したので、永久磁石14の磁束の立上がりを滑らかにすることができる。
次に、本発明の第3の実施形態の回転子を、図4を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同様な一部分には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第3の実施形態では、回転子を構成する回転子鉄心31の外周部に設けられる磁石挿入孔部32及び永久磁石33の形状及び配置が、上記第1の実施形態と異なる。即ち、本実施形態の磁石挿入孔部32は、回転子鉄心31のd軸に対応する箇所、本実施形態では8箇所に形成されている。この磁石挿入孔部32には、永久磁石33が挿入固定されている。この場合、永久磁石33の長尺方向の辺の一方が回転子鉄心31の外周と近接するように対向配置され、永久磁石33の長尺方向の辺の中心がd軸と一致して配置されている。又、永久磁石33の端面33aの延長線と後述する外周孔部34のq軸側の端部付近(例えば、外周孔部34のq軸側の円弧端部のうちの、回転子鉄心31の外周側の端部)との交点部分が電気角φになるように、永久磁石33の大きさが設定されている。尚、図示はしないが、d軸と周方向に隣合うd軸との間にあって、固定子鉄心4側で生じた磁束の通り易い部分をq軸とする。
この磁石挿入孔部32に永久磁石33が挿入固定されると、永久磁石33の両端部に逃げ孔部35,35が形成され、回転子鉄心31の外周部において、逃げ孔部35と回転子鉄心31の外周との間にチップ部36が必然的に形成される。
ここで、回転子鉄心31の永久磁石33より外周側の外周部には、前述したように、外周孔部34,34が形成されている。各外周孔部34の、回転子鉄心31の周方向の範囲は、d軸に対する所定の角度(d軸に対して電気角φ)を存する位置から、d軸に対する所定の角度(d軸に対して電気角φ)を存する位置まで、即ち、d軸より離れる方向側(q軸側)に存するチップ部36近傍までである。
上記構成の回転子(回転子鉄心31)には、上述したように、永久磁石33の長尺方向の辺の中心を通ようにd軸が形成され、又、周方向に隣合うd軸間にq軸が形成される(所謂磁気的凹凸が形成される)ので、第1の実施形態と同様に、トルクが発生する。又、回転子鉄心31には、永久磁石33が設けられているので、永久磁石33と固定子2(図2参照)の磁極との間の磁気吸引力及び磁気反発力によってもトルクは発生する。
又、外周孔部34を形成したので、第3の実施形態の回転子においても、第1の実施形態の回転子と同様の効果を奏する。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されず、次のような変形、拡張が可能である。
第2の実施形態の回転電機の回転子の外周孔部を、4個以上の孔で構成しても良い。
第3の実施形態の回転電機の回転子の外周孔部を、第2の実施形態の外周孔部のように、複数個の孔で構成しても良い。
本発明の回転電機の回転子及び回転電機は、三相コイルに適用して説明したが、三相コイル以外の複数相のコイルにも適用できる。更に、上記した構成部品の寸法等についても、適宜変更することができる。又、車両用回転電機に限定されない。
本発明の第1の実施形態を示す回転子の回転子鉄心の拡大図 回転電機の全体構成を概略的に示す側面図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 従来の回転子の回転子鉄心を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1は回転電機、3は回転子、4は固定子鉄心、5はU相コイル、6はV相コイル、7はW相コイル、11,21,31は回転子鉄心、13,32は磁石挿入孔部、14,33は永久磁石、19,22,34は外周孔部、22a,22b,22cは孔を示す。

Claims (2)

  1. 回転子鉄心と、
    この回転子鉄心の外周部に周方向に一定の間隔を存して設けられた複数の磁石挿入孔部と、
    これらの磁石挿入孔部に夫々挿入固定された磁極形成用の永久磁石と、
    前記回転子鉄心の外周部に設けられ、対となる前記永久磁石間にある前記磁極の中心(d軸)に対する所定の角度位置(d軸に対して電気角φ1を存する位置)から前記中心(d軸)より離れる方向側の所定の角度位置(d軸に対して電気角φ2を存する位置)までの範囲にわたる外周孔部とを具備し、
    前記複数対の磁石挿入孔部は、夫々前記回転子鉄心の外周に向かうに従って対向距離が順次大となる対に構成され、
    前記外周孔部は、前記回転子鉄心の同心円上に位置する複数個の孔で構成され、
    これらの複数の孔は、前記d軸に最も近い側の孔がそのd軸に対して電気角φ1を存する位置に設けられ、前記d軸から最も離れる側の孔がそのd軸に対して電気角φ2を存する位置に設けられているとともに、前記d軸から離れる孔ほど周方向に長くなるように形成されていることを特徴とする回転電機の回転子。
  2. 固定子鉄心と、
    この固定子鉄心に着装されたコイルと、
    請求項1記載の回転子とを具備したことを特徴とする回転電機。
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