JP2007215337A - 減速機構付モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】電動モータを駆動するための電流が流れる接点部の摺接を無くし、チャタリング現象等の導通不良の発生を抑制できる減速機構付モータの提供。
【解決手段】ウォームホイール20の回転位置に応じてモータ部への電源供給または遮断を行う自動定位置停止装置30を、ウォームホイール20の深底部材16aの底部との対向面に設けられる凸部31と、深底部材16aに設けられ凸部31との接触により深底部材16aに接触するコンタクトプレート34とから構成した。これにより、深底部材16aとコンタクトプレート34の接点37とからなる接点部を互いに摺接させずに、回転するウォームホイール20の凸部31によって接点部を接触させることができるので、摺接による接点部の磨耗が無くなって、チャタリング現象等の導通不良の発生を抑制できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、アーマチュアの回転を減速する減速機構を備えた減速機構付モータに係り、特に、車両等に設けられるワイパアームを揺動駆動するためのワイパ装置に用いられて好適な減速機構付モータに関する。
車両のリヤウィンドガラスを払拭するリヤワイパ装置等では、電動モータの回転を減速して高トルク化する減速機構と、減速機構によって高トルク化された回転運動を揺動運動に変換する動力変換機構とを有し、動力変換機構によって変換された揺動運動を出力軸から出力するワイパモータを用いている。このワイパモータの出力軸にはワイパアームが接続されており、出力軸の揺動運動に伴ってワイパアームが揺動運動するようになっている。
ワイパモータは、バスタブ状に形成された有底のギヤケースとギヤケースを閉塞するケースカバーとを有し、このギヤケース内には減速機構や動力変換機構等が収容され、ギヤケースは電動モータに固定されている。減速機構は電動モータの回転軸の外周面に形成されるウォームと、ウォームに噛み合うウォームホイールとを有している。また、動力変換機構はウォームホイールの回転中心から偏心した位置にある連結軸に回動自在に連結された動力伝達部材と、動力伝達部材に設けられたセクタギヤと、出力軸に固定されてセクタギヤが噛み合う出力ギヤと、セクタギヤの軸心にある歯車軸と出力軸とを互いに揺動自在に連結する連結板とを有している。これにより、電動モータが作動してウォームホイールが回転すると、その回転運動は減速機構および動力変換機構を介して出力ギヤの揺動運動に変換され、出力軸に固定されたワイパアームを予め定められた上反転位置と下反転位置との間、つまり、所定の払拭範囲で揺動駆動させることができる。
ワイパモータは、ウィンドガラスに埃や雨滴,雪等が付着した際、運転者等の操作者が車内に設けたワイパスイッチを操作したり、あるいは、車外に設けた雨滴センサからのセンサ信号を制御装置が検出したりすることによって駆動される。一方、ワイパモータの駆動中にワイパモータへの駆動信号が断たれると、ワイパアームは所定のストップ位置、つまり、ワイパアームによって視界が妨げられない位置(主に下反転位置)で自動的に停止されるようになっている。
このようにワイパアームを定位置に停止させるための、所謂、自動定位置停止装置を備えたワイパ装置として、例えば、特許文献1に示されるような技術が知られている。この特許文献1に記載された自動定位置停止装置はギヤケース内に収容されており、非導電体のウォームホイールに装着された導電体のリレープレートと、これらウォームホイールとリレープレートとに摺接して電動モータをON駆動またはOFF駆動させるコンタクトプレート等によって構成されている。
特開平10−157574号公報
しかしながら、特許文献1に示されるワイパ装置によれば、電動モータによって回転するウォームホイールおよびリレープレートに対してコンタクトプレートが摺接するとともに、電動モータを駆動するための電流がこれらの接点部を介して流れるため、両部材が早期に磨耗してチャタリング現象等の導通不良を引き起こし、ひいては、ワイパ装置の初期性能を長期に亘り維持することが難しい。そこで、このような問題点を解決するために、リレープレートに対するコンタクトプレートの接触圧を高めることで両部材の導電性を向上させることが考えられるが、この場合、両部材間の導電性は良好になるものの摺動性が悪化し、両部材をより早く磨耗させてしまう虞がある。また、摺動性を向上させるために両部材間に塗布するグリース量を増やすことが考えられるが、この場合、冬季等の雰囲気温度が低温になった場合にグリースが硬化し、両部材間の硬化したグリースが絶縁体として働いて導通不良を引き起こすことになる。つまり、上記問題点を解決するためには、導電性の向上および摺動性の向上を両立することが必要であるが、上記のように接点部が摺接するタイプのものにおいては、これらの相反する問題点を解決することは困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、電動モータを駆動するための電流が流れる接点部の摺接を無くし、チャタリング現象等の導通不良の発生を抑えることができる減速機構付モータを提供することにある。
本発明の減速機構付モータは、アーマチュアを有する電動モータと前記アーマチュアの回転を減速して出力する減速機構とを備えた減速機構付モータであって、前記アーマチュアの一端側を底部で回転自在に支持する有底のヨークと、前記アーマチュアの他端側に設けられるウォームと、前記ウォームと噛み合い前記減速機構を構成するウォームホイールと、前記ヨークの開口部に取り付けられ、少なくとも一部が導電性を有し、前記減速機構を収容する有底のギヤケースと、前記ウォームホイールの回転位置に応じて前記電動モータへの電源供給または遮断を行うスイッチ部とを有し、前記スイッチ部は、前記ウォームホイールの前記ギヤケースの底部との対向面に設けられる凸部と、前記ギヤケースに設けられ前記凸部との接触により前記ギヤケースに接触する導通部とを備えることを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記ウォームホイールに設けられる前記凸部を、前記ウォームホイールの回転方向に向かって所定の長さに形成したことを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記凸部の端部に、前記ウォームホイールの基準面と前記凸部の前記導通部との接触面とを接続する傾斜面を形成したことを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記導通部をばね性を有する導電体によって形成し、前記導通部の前記凸部への接触により、前記導通部のばね力に抗して前記導通部が前記ギヤケースに接触することを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記ギヤケースを導電体によって形成したことを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記導通部を絶縁部材を介して前記ギヤケースに装着したことを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記電動モータは、前記導通部に接続される制御手段によって制御されることを特徴とする。
本発明によれば、ウォームホイールの回転位置に応じて電動モータへの電源供給または遮断を行うスイッチ部を、ウォームホイールのギヤケースの底部との対向面に設けられる凸部と、ギヤケースに設けられ凸部との接触により少なくとも一部が導電性を有したギヤケースに接触する導通部とから構成したので、ギヤケースと導通部とからなる接点部を互いに摺接させずに、回転するウォームホイールの凸部によって接点部を接触させることができる。したがって、摺接による接点部の磨耗が無くなって、チャタリング現象等の導通不良の発生を抑制することができる。
本発明によれば、ウォームホイールに設けられる凸部を、ウォームホイールの回転方向に向かって所定の長さに形成したので、ウォームホイールの回転に対する接点部の接触保持時間を凸部の長さに応じて設定することができる。
本発明によれば、凸部の端部に、ウォームホイールの基準面と凸部の導通部との接触面とを接続する傾斜面を形成したので、凸部によって変形される導通部をウォームホイールの回転に応じて徐々に変形させることができ、したがって、導通部における異音の発生や、導通部が疲労して折損することを抑制することができる。
本発明によれば、導通部をばね性を有する導電体によって形成し、導通部の前記凸部への接触により、導通部のばね力に抗して導通部がギヤケースに接触するようにしたので、導通部の凸部との非接触時に、導通部の復元力によって接点部を速やかに非接触の状態に戻すことができる。
本発明によれば、ギヤケースを導電体によって形成したので、ウォームホイールに複数の凸部とギヤケースに複数の導通部とを設ければ、ウォームホイールの回転に応じて一の導通部と他の導通部とを、短絡させたり非短絡させたりすることができる。この場合、導通部を絶縁部材を介してギヤケースに装着することによって、導通部とギヤケースとを絶縁することができる。
本発明によれば、電動モータは、導通部に接続される制御手段によって制御されるようにすることもでき、したがって、導通部を介して制御手段に送られる電流は微少電流で済み、接点部の短絡による磨耗を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るワイパモータを正面から見た部分断面図を、図2は図1のワイパモータを側面から見たA−A線に沿う部分断面図を示している。
減速機構付モータとしてのワイパモータ10は、図示しない自動車等の車両におけるリヤウィンドガラスを払拭するためのリヤワイパ装置に用いられるもので、このワイパモータ10は、電動モータとしてのモータ部11とモータ部11の回転を減速するギヤユニット部12とを備えている。
モータ部11は、その外郭を形成するヨークとしての有底のモータケース13と、このモータケース13の底部に一端側が回転自在に支持されるとともに、他端側がモータケース13から突出され、モータ部11への電流の供給に応じて所定の回転スピードで回転するアーマチュアとしての回転軸14とを備えている。そして、回転軸14の突出端側(他端側)の外周面には、螺旋状の歯部15a(詳細図示せず)を有するウォーム15が一体的に設けられている。
ギヤユニット部12は、バスタブ状に形成された有底のギヤケース16と、ギヤケース16内に設けられる動力変換機構としてのギヤ機構17と、ギヤケース16を閉塞するケースカバー18とから構成されており、ギヤケース16は、モータケース13の開口部13aにネジ19によって取り付けられている。ギヤ機構17は、ウォームホイール20,動力変換部材21,摺動部材22,出力軸23および連結板24を有している。
ギヤケース16にはメインコネクタMCが一体的に設けられており、このメインコネクタMCには、図示しない車両側の電源やコントローラ等からのコネクタケーブルが接続されるようになっている。メインコネクタMCには、モータ部11に対して電流を供給するための配線等(図示せず)の端部が収納されている。ギヤケース16には、その底部側からギヤケース16の略全体を覆うようにしてコネクタカバー(図示せず)が設けられるようになっており、このコネクタカバーの内側に、メインコネクタMCからモータ部11への配線等が収納されるようになっている。
ギヤ機構17を構成するウォームホイール20は、ギヤケース16の底部面積の略半分を占める大径の平歯車よりなり、このウォームホイール20は、ギヤケース16の深底の部分を形成する深底部材16a内に収容されている。ウォームホイール20の外周壁には、回転軸14に一体的に設けられたウォーム15の歯部15aに噛み合う歯部20a(詳細図示せず)が形成されており、ウォームホイール20とウォーム15とによって、回転軸14の回転を減速する減速機構を構成している。ウォームホイール20の回転中心となる回転中心軸20bは、ギヤケース16の深底部材16aの底部を貫通するようにして装着され、これにより、ギヤケース16に対して回転自在となっている。ウォームホイール20の回転中心軸20bから径方向外側に所定量オフセットした位置、つまり、回転中心軸20bから偏心した位置には、連結軸となる有底の連結孔20cが形成されている。
動力変換部材21はリンク機構として機能する、所謂、セクタギヤであって、この動力変換部材21の一端側には、略扇形の平歯車(セクタギヤ)21aが設けられている。動力変換部材21のセクタギヤ21aにおける軸心には歯車軸21bが固定して設けられ、動力変換部材21の他端側には、ウォームホイール20の連結孔20cに回動自在に連結される連結ピン(連結軸)21cが固定して設けられている。動力変換部材21のケースカバー18側(図2中下方側)には、動力変換部材21の形状と略相似形状の摺動部材22が装着されている。摺動部材22は、ポリアセタール等の合成樹脂素材によって形成され、ケースカバー18に対して略抵抗無く摺接するようになっている。これにより動力変換部材21がギヤケース16内をスムーズに揺動することができる。
出力軸23の一端側には、動力変換部材21のセクタギヤ21aと噛み合う出力ギヤ23aが一体回転可能に設けられており、この出力ギヤ23aは平歯車によって構成されている。出力軸23の一端側には、摺動部材22と同様にポリアセタール等の合成樹脂素材によって形成された摺動キャップ23bが装着されており、これにより出力軸23はケースカバー18に対して略抵抗無く回転するようになっている。出力軸23の他端側は、ギヤケース16の底部を貫通して外部に延出されており、その延出部には雄ねじ部23cが形成されている。この雄ねじ部23cには、図2中破線で示すように、ワイパアームの端部となるアームヘッドWが図示しないナット等の締結手段によって取り付けられている。
動力変換部材21のセクタギヤ21aと出力軸23の出力ギヤ23aとは、その厚さ方向寸法が同一の寸法に設定されており、セクタギヤ21aと出力ギヤ23aとの噛み合い部Gに対向するように、図2中上側にセクタギヤ21aと出力ギヤ23aとの双方に対して摺接する連結板24が設けられている。この連結板24は、噛み合い部Gの噛み合い状態を保持、つまり、歯車軸21bと出力軸23との距離を一定に保持するとともに、各ギヤ21aおよび23aに作用する傾斜方向への外力によってギヤ抜け等が発生することを防止する役割も果たすようになっている。
図3は図2における破線円B部分の拡大断面図を、図4は図1におけるギヤケースからギヤ機構を取り除いた状態の正面図を、図5は図1におけるウォームホイールを深底部材側から見た正面図を、図6はウォームホイールの凸部,コンタクトプレートおよび深底部材の底部との位置関係を表す図をそれぞれ示している。
ギヤケース16の深底部材16aとウォームホイール20との間には、ウォームホイール20の回転位置に応じてモータ部11へ電源供給または遮断を行うスイッチ部としての自動定位置停止装置30が設けられている。この自動定位置停止装置30は、ウォームホイール20に一体的に形成された凸部31,深底部材16aおよび深底部材16aに装着されたコンタクトプレートユニット32とから構成されている。
ウォームホイール20の深底部材16a側、つまり、ギヤケース16の底部との対向面には、後述するコンタクトプレートの背面側に摺接して、コンタクトプレートを深底部材16a側へ押圧変形させる凸部31が一体的に設けられており、この凸部31はウォームホイール20とともに比較的剛性の高い合成樹脂素材によって形成されている。
ウォームホイール20の深底部材16a側には、図5に示すように、その外周側から環状領域a,bおよびcとなっており、環状領域aにおけるウォームホイール20の周方向に沿う所定箇所には、ウォームホイール20の基準面Cから所定の高さ(例えば5mm)で突出する凸部31を形成する傾斜面31aおよび31bと、これらを接続する頭頂部31cとが設けられている。これにより、環状領域aにおける凸部31は、その周方向に沿う断面が略三角形形状に形成されている。
環状領域bにおけるウォームホイール20の周方向に沿う所定箇所には、環状領域aにおける凸部31と同一の高さで、略C字形状となるように周方向に所定の長さで延びて凸部31を形成するC字状凸部31dが設けられている。このC字状凸部31dの表面、つまり、コンタクトプレートの背面側が摺接する面(図5中網掛部分)の両端側には、ウォームホイール20の基準面Cに向かって傾斜する傾斜面31eおよび31fが設けられている。
ここで、傾斜面31bおよび31fにおけるウォームホイール20の基準面Cと接続される接続部分は、ウォームホイール20の周方向に対して一致する位置に設けられている。
深底部材16aの底部側(図3中上側)には、サブコネクタSCが深底部材16aに一体的に設けられ、このサブコネクタSCの内部には、平型端子32a,32bおよび32cを有するコンタクトプレートユニット32が装着されている。このコンタクトプレートユニット32の平型端子32a,32bおよび32cには、メインコネクタMCからの配線(図示せず)の端部が接続されており、この配線を介して平型端子32a,32bおよび32cは車内の電源やコントローラ等に接続されている。サブコネクタSCも図示しないコネクタカバーに覆われるようになっている。
コンタクトプレートユニット32には、導通部としての3つのコンタクトプレート34a,34bおよび34cの基端側が連結して設けられ、これらのコンタクトプレート34a,34bおよび34cの基端側は、コンタクトプレートユニット32の内部を介して平型端子32a,32bおよび32cにそれぞれ電気的に接続されている。
各コンタクトプレート34a,34bおよび34cの先端側は、これらのコンタクトプレート34a,34bおよび34cの基端側に対して所定角度分折り返されており、深底部材16aの底部に形成された略長方形形状の貫通孔35を介して深底部材16aの内側、つまり、ウォームホイール20側に延びて設けられている。深底部材16aと各コンタクトプレート34a,34bおよび34cとは、絶縁部材36によって絶縁されており、各コンタクトプレート34a,34bおよび34cの基端側での深底部材16aとの短絡を防止している。
ここで、各コンタクトプレート34a,34bおよび34cは、ばね性を有するとともに導電性に優れた銅系の素材よりなる薄板によって形成されている。また、深底部材16aは、導電性に優れたアルミ素材を鋳造成形等の成形手段を施すことによって形成され、この深底部材16aは車両のボディ(図示せず)に接地されるようになっている。
各コンタクトプレート34a,34bおよび34cの先端側には、断面が半円弧状の接点37a,37bおよび37cが図3中上方に膨らむようにして形成されており、これらの接点37a,37bおよび37cは、導電体である深底部材16aに接触可能となっている。各コンタクトプレート34a,34bおよび34cの先端側、つまり、各接点37a,37bおよび37cは、ウォームホイール20の環状領域a,bおよびcにそれぞれ対応して、ウォームホイール20の径方向に向かって等間隔で設けられており、したがって、各接点37a,37bおよび37cは、各環状領域a,bおよびc内に位置するようになっている。
各コンタクトプレート34a,34bおよび34cの先端側は、その基準状態、つまり、ウォームホイール20に設けられた凸部31によって押圧変形されていない状態において、凸部31の高さ方向に対して、凸部31の高さよりも低い位置にあり、深底部材16aに対して接触しない十分な距離を保つようになっている。また、各コンタクトプレート34a,34bおよび34cに形成された接点37a,37bおよび37cにおける半円弧の半径寸法(深さ寸法)は、ウォームホイール20の凸部31と深底部材16aとの間の隙間寸法と一致されており、これにより、各接点37a,37bおよび37cは、凸部31によって確実に深底部材16aに接触可能となっている。
ウォームホイール20の回転に応じて環状領域a内を移動する頭頂部31c(凸部31)は、コンタクトプレート34aのばね力に抗して図6中矢印に示すように上方へ変形させて、これに伴い、接点37aを上方へ移動させて深底部材16aに接触させるようになっている。また、環状領域bに設けられたC字状凸部31d(凸部31)は、コンタクトプレート34bのばね力に抗して図6中矢印に示すように上方へ変形させて、これに伴い、接点37bを上方へ移動させて深底部材16aに接触させるようになっている。
なお、本実施の形態においては、環状領域cに上述したような機能を有する凸部31を設けておらず、したがって、コンタクトプレート34cの接点37cが深底部材16aに対して接触しない構造のワイパモータ10を採用している。つまり、接点37cは平型端子32cに接続された配線(図示せず)を介して車両のボディに接地されるようになっている。接点37cは、他の構造のワイパモータに対応すべく、部品の共通化を図るために設けられるものである。
接点37bは、C字状凸部31dによって深底部材16aに接触させられるので、頭頂部31cによって深底部材16aに接触させられる接点37aよりも長い時間深底部材16aに対して接触するようになっている。つまり、接点37の深底部材16aに対する接触保持時間は、凸部31の周方向への長さ寸法とウォームホイール20の回転数とで決定されることになるため、凸部31の周方向への長さ寸法を異ならせることで、仕様の異なる種々のワイパモータに対応することができるようになる。
次に、以上のように構成した本発明におけるワイパモータ10の動作について図7を用いて説明する。図7(a),(b)はウォームホイールの凸部とコンタクトプレートとの接触状態の変化を示す図である。
リヤウィンドガラスを払拭するために、運転者等の操作者が車内のワイパスイッチ(図示せず)をON操作すると、バッテリ等の電源からメインコネクタMCを介してモータ部11に駆動電流が供給されて回転軸14およびウォーム15が回転する。これに伴い、ウォームホイール20が減速されて回転し、この高トルク化された回転力が、動力変換部材21のセクタギヤ21aを介して出力ギヤ23aに伝達される。そして、出力軸23が揺動することによって、ワイパアームはリヤウィンドガラス上を所定の払拭範囲(上反転位置と下反転位置との間の範囲)で払拭する。
モータ部11の回転によるウォームホイール20の回転に伴い、ウォームホイール20の凸部31が所定の環状領域aまたはb内(図7では環状領域aのみを示す)を図7中矢印方向に回転する。この凸部31の回転に伴い、凸部31がコンタクトプレート34aを深底部材16a側へ押圧変形させるが、この場合、図7(a)で示した状態、つまり、凸部31によってコンタクトプレート34aの接点37aが深底部材16aに接触していない状態から、図7(b)で示した状態に移行する。
図7(b)に示すように、自動定位置停止装置30を構成する凸部31の頭頂部31cがコンタクトプレート34aのばね力に抗して深底部材16a側へ押圧し始めると、頭頂部31cはコンタクトプレート34aの接点37aに対して相対的に近づいて行く。そして、頭頂部31cが接点37a近傍に位置したときに図7(b)に示すように接点37aが深底部材16aに接触する。ワイパスイッチがONの状態である場合、つまり、モータ部11が継続して駆動され払拭動作が続いている場合には、凸部31は接点37aを深底部材16aに対して接触させる上記動作が繰り返される。また、接点37bについても接点37aと同様に、凸部31(C字状凸部31d)によって深底部材16aに対して接触される動作が繰り返される。本実施の形態におけるワイパモータ10を駆動する駆動回路は、上記のようにワイパスイッチがONの状態において、接点37aと接点37bとが深底部材16aに接触することによって、電流の流れ方が変わらないように構成されている。
一方、操作者が車内のワイパスイッチをOFF操作すると、このOFF操作の時点で接点37bがC字状凸部31dの表面上にある場合(図5参照)、つまり、接点37bが深底部材16aに接触した状態(接点37bがボディに短絡した状態)にある場合、この短絡によってモータ部11には駆動電流が供給されて回転が継続される。その後、接点37bがC字状凸部31dの表面上から外れて短絡が解除されると、モータ部11への駆動電流の供給が遮断されてワイパモータ10の動作が停止される。ワイパモータ10の動作が停止された後、その慣性力によってワイパモータ10は回転を続けるが、接点37bがC字状凸部31dの表面上から外れた後、頭頂部31cによって接点37aが深底部材16aに接触した状態(接点37aがボディに短絡した状態)となり、この接点37aの短絡によって、ワイパモータ10を駆動する駆動回路にモータ部11を挟む閉回路が形成されて、モータ部11には発電制動力が発生する。この発電制動力によってモータ部11を接点37aが短絡する位置で停止させ、ワイパアームを所定の停止位置(例えばワイパアームの下反転位置)に停止させることができる。
以上のように構成した本発明におけるワイパモータ10によれば、ウォームホイール20の回転位置に応じてモータ部11への電源供給または遮断を行う自動定位置停止装置30を、ウォームホイール20の深底部材16aの底部との対向面に設けられる凸部31と、深底部材16aに設けられ凸部31との接触により深底部材16aに接触するコンタクトプレート34とから構成したので、深底部材16aとコンタクトプレート34の接点37とからなる接点部を互いに摺接させずに、回転するウォームホイール20の凸部31によって接点部を接触させることができる。したがって、摺接による接点部の磨耗が無くなって、チャタリング現象等の導通不良の発生を抑制することができる。また、接点部の摺接を無くしたので、接点部の摺動性を考慮する必要が無くなり、上述したようなグリースに起因する問題を排除することができる。
さらに、本発明におけるワイパモータ10によれば、ウォームホイール20に設けられる凸部31を、ウォームホイール20の回転方向に向かって所定の長さに形成したので、ウォームホイール20の回転に対する接点37と深底部材16aとの接触保持時間を凸部31の長さに応じて設定することができ、ひいては、種々の仕様のワイパモータに対応することができる。
また、本発明におけるワイパモータ10によれば、凸部31の端部に、ウォームホイール20の基準面Cと凸部31のコンタクトプレート34との接触面とを接続する傾斜面を形成したので、凸部31によって変形されるコンタクトプレート34をウォームホイール20の回転に応じて徐々に変形させることができ、したがって、コンタクトプレート34における異音の発生や、コンタクトプレート34が疲労して折損することを抑制することができる。
さらに、本発明におけるワイパモータ10によれば、コンタクトプレート34をばね性を有する導電体によって形成し、コンタクトプレート34の凸部31への接触により、コンタクトプレート34のばね力に抗してコンタクトプレート34の接点37が深底部材16aに接触するようにしたので、コンタクトプレート34の凸部31との非接触時に、コンタクトプレート34の復元力によって接点部を速やかに非接触の状態に戻すことができる。
また、本発明におけるワイパモータ10によれば、深底部材16aを導電体によって形成したので、ウォームホイール20に複数の凸部31と深底部材16aに複数のコンタクトプレート34とを設ければ、ウォームホイール20の回転に応じて一のコンタクトプレート34と他のコンタクトプレート34とを、短絡させたり非短絡させたりすることができる。コンタクトプレート34を絶縁部材36を介して深底部材16aに装着したので、非短絡の状態においてコンタクトプレート34と深底部材16aとを絶縁することができる。
さらに、本発明におけるワイパモータ10によれば、モータ部11は、コンタクトプレート34に電気的に接続されるコントローラ(図示せず)によって制御される、所謂、マイコン制御型のワイパモータにも適用することもでき、したがって、コンタクトプレート34を介してコントローラに送られる電流は微少電流で済み、接点部の短絡による磨耗を抑制することができる。
次に、本発明におけるワイパモータ10の他の実施の形態について、図8を用いて説明する。図8(a),(b),(c)はウォームホイールに設けられる凸部の他の実施の形態を示す図であり、上述した実施の形態と同一の機能を有する部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8(a)に示すように、ウォームホイール20には、コンタクトプレート34aに対応して凸部31としての短円弧状凸部31gが、また、コンタクトプレート34bに対応して凸部31としての長円弧状凸部31hがそれぞれ設けられている。ギヤケース16に接触するコンタクトプレート34a,34bは図示しないコントローラに接続され、ワイパアームが休止位置にあるときに、それぞれギヤケース16と接触するようになっている。コンタクトプレート34aがギヤケース16に接触したとき、つまり、コンタクトプレート34aが短円弧状凸部31g上にあるとき、コンタクトプレート34a,34bはギヤケース16を介して短絡され、これによりコンタクトプレート34a,34b間に微小電流が流れる。コントローラはこの微少電流をLOW信号(位置検出信号)として検出し、このLOW信号を所定時間間隔で所定回数(例えば5ms間隔で3回)検出したときに、コントローラはワイパアームが休止位置にあることを認識してモータ部11を停止させ、これによりワイパアームを下反転位置で停止させることができる。なお、コンタクトプレート34cは、上述した実施の形態と同様の使われ方をするものである。
図8(b)に示すように、ウォームホイール20には、コンタクトプレート34bに対応する凸部31は上述した実施の形態と同様であり、コンタクトプレート34cに対応して凸部31としての環状凸部31iが設けられている。ギヤケース16に接触するコンタクトプレート34b,34cは図示しないコントローラに接続されている。各コンタクトプレート34b,34cのうち、コンタクトプレート34cは、環状凸部31iによって常にギヤケース16と接触するようになっている。ワイパアームを停止させる場合、コンタクトプレート34bがC字状凸部31d上にある間は、モータ部11に対する電源供給が継続されるが、コンタクトプレート34bがギヤケース16から離れることによってコンタクトプレート34bとギヤケース16との間に微小電流が流れなくなり、これをコントローラがOFF信号として検出する。そして、コントローラがOFF信号を検出したときにワイパアームが休止位置になったことを認識してモータ部11を停止させ、これによりワイパアームを下反転位置で停止させることができる。なお、コンタクトプレート34aは、上述した実施の形態におけるコンタクトプレート34cと同様の使われ方をするものである。
図8(c)に示すように、ウォームホイール20には、コンタクトプレート34aに対応して凸部31としての短凸部31jが、コンタクトプレート34bに対応して凸部31としての第1円弧状凸部31kが、コンタクトプレート34cに対応して凸部31としての第2円弧状凸部31lがそれぞれ設けられている。ギヤケース16に接触するコンタクトプレート34a,34bおよび34cは、図示しないコントローラに接続され、ワイパアームを間欠(INT)停止させる場合、コントローラはコンタクトプレート34a,34cがギヤケース16に接触することを認識するようになっている。すなわち、コンタクトプレート34aがギヤケース16に接触したとき、つまり、コンタクトプレート34aが短凸部31j上にあるとき、コンタクトプレート34a,34cはギヤケース16を介して短絡され、これによりコンタクトプレート34a,34cとギヤケース16との間に微小電流が流れて、コントローラによって位置検出信号としてLOW信号が検出される。そして、コントローラはLOW信号を所定時間間隔で所定回数(例えば5ms間隔で3回)検出したときに、ワイパアームが間欠停止位置になったことを認識してモータ部11を停止させ、これによりワイパアームを下反転位置で間欠停止させることができる。また、ワイパスイッチをOFF操作してワイパアームを下反転位置から下側に離間した格納位置で停止させる場合には、コントローラは、ワイパスイッチのOFF操作とコンタクトプレート34b,34cがギヤケース16に接触することとを認識するようになっている。ワイパスイッチがOFF操作され、かつ、コンタクトプレート34bがギヤケース16に接触したとき、つまり、コンタクトプレート34bが第1円弧状凸部31k上にあるとき、コンタクトプレート34b,34cはギヤケース16を介して短絡され、これによりコンタクトプレート34b,34c間に微小電流が流れて、コントローラによって位置検出信号としてLOW信号が検出される。そして、コントローラは、ワイパスイッチのOFF操作と、コンタクトプレート34bが第1円弧状凸部31k上に到達したこととを検出して、ワイパアームを下反転位置から離間した格納位置で停止させる(格納させる)ことができる。
なお、図8(a),(b),(c)に示した凸部31においても、その端部にはウォームホイール20の基準面Cと凸部31の表面(図8中網掛部分)との間に、それぞれ傾斜面が形成されている。
以上のように構成した本発明におけるワイパモータの他の実施の形態においても、上述した実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。そして、このように種々の異なる凸部31を有するウォームホイール20を準備しておくことによって、仕様の異なるワイパモータ(例えば、駆動回路や制御内容の異なるコントローラ(制御手段)によって作動するワイパモータ)に、適宜対応することが可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記実施の形態においては、ギヤケース16の深底部材16a全体をアルミ素材(導電体)で形成したものを示したが、本発明はこれに限らず、深底部材の全体を非導電体であるプラスチック等の合成樹脂で形成し、コンタクトプレート34の接点37が接触する深底部材の部分に、導電体よりなる導電板を埋め込むようにしても構わない。
また、上記実施の形態においては、ウォームホイール20に一体的に形成される凸部31の端部に平面形状の傾斜面を設けたものを示したが、本発明はこれに限らず、断面が凹円弧形状の傾斜面や凸円弧形状の傾斜面であっても構わない。
さらに、上記実施の形態においては、ワイパモータ10を、リヤウィンドガラスを払拭するリヤワイパ装置に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、運転席側および助手席側に設けられる複数のワイパアームを、リンク機構を介して駆動するフロントワイパ装置にも適用することができる。なお、ワイパ装置の形式(例えば、タンデム型やオーバーラップ型等)は問わないものである。
本発明の一実施の形態に係るワイパモータを正面から見た部分断面図である。 図1のワイパモータを側面から見たA−A線に沿う部分断面図である。 図2における破線円B部分の拡大断面図である。 図1におけるギヤケースからギヤ機構を取り除いた状態の正面図である。 図1におけるウォームホイールを深底部材側から見た正面図である。 ウォームホイールの凸部,コンタクトプレートおよび深底部材の底部との位置関係を表す図である。 (a),(b)は、ウォームホイールの凸部とコンタクトプレートとの接触状態の変化を示す図である。 (a),(b),(c)は、ウォームホイールに設けられる凸部の他の実施の形態を示す図である。
符号の説明
10 ワイパモータ(減速機構付モータ)
11 モータ部(電動モータ)
12 ギヤユニット部
13 モータケース(ヨーク)
13a 開口部
14 回転軸(アーマチュア)
15 ウォーム(減速機構)
15a 歯部
16 ギヤケース
16a 深底部材(ギヤケース)
17 ギヤ機構
18 ケースカバー
19 ネジ
20 ウォームホイール(減速機構)
20a 歯部
20b 回転中心軸
20c 連結孔
21 動力変換部材
21a セクタギヤ
21b 歯車軸
21c 連結ピン(連結軸)
22 摺動部材
23 出力軸
23a 出力ギヤ
23b 摺動キャップ
23c 雄ねじ部
24 連結板
30 自動定位置停止装置(スイッチ部)
31 凸部
31a,31b,31e,31f 傾斜面
31c 頭頂部(凸部)
31d C字状凸部(凸部)
31g 短円弧状凸部(凸部)
31h 長円弧状凸部(凸部)
31i 環状凸部(凸部)
31j 短凸部(凸部)
31k 第1円弧状凸部(凸部)
31l 第2円弧状凸部(凸部)
32 コンタクトプレートユニット
32a,32b,32c 平型端子
34,34a,34b,34c コンタクトプレート(導通部)
35 貫通孔
36 絶縁部材
37,37a,37b,37c 接点
C 基準面
G 噛み合い部
MC メインコネクタ
SC サブコネクタ
W アームヘッド
a 環状領域
b 環状領域
c 環状領域

Claims (7)

  1. アーマチュアを有する電動モータと前記アーマチュアの回転を減速して出力する減速機構とを備えた減速機構付モータであって、
    前記アーマチュアの一端側を底部で回転自在に支持する有底のヨークと、
    前記アーマチュアの他端側に設けられるウォームと、
    前記ウォームと噛み合い前記減速機構を構成するウォームホイールと、
    前記ヨークの開口部に取り付けられ、少なくとも一部が導電性を有し、前記減速機構を収容する有底のギヤケースと、
    前記ウォームホイールの回転位置に応じて前記電動モータへの電源供給または遮断を行うスイッチ部とを有し、
    前記スイッチ部は、
    前記ウォームホイールの前記ギヤケースの底部との対向面に設けられる凸部と、前記ギヤケースに設けられ前記凸部との接触により前記ギヤケースに接触する導通部とを備えることを特徴とする減速機構付モータ。
  2. 請求項1記載の減速機構付モータにおいて、前記ウォームホイールに設けられる前記凸部を、前記ウォームホイールの回転方向に向かって所定の長さに形成したことを特徴とする減速機構付モータ。
  3. 請求項2記載の減速機構付モータにおいて、前記凸部の端部に、前記ウォームホイールの基準面と前記凸部の前記導通部との接触面とを接続する傾斜面を形成したことを特徴とする減速機構付モータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の減速機構付モータにおいて、前記導通部をばね性を有する導電体によって形成し、前記導通部の前記凸部への接触により、前記導通部のばね力に抗して前記導通部が前記ギヤケースに接触することを特徴とする減速機構付モータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の減速機構付モータにおいて、前記ギヤケースを導電体によって形成したことを特徴とする減速機構付モータ。
  6. 請求項5記載の減速機構付モータにおいて、前記導通部を絶縁部材を介して前記ギヤケースに装着したことを特徴とする減速機構付モータ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の減速機構付モータにおいて、前記電動モータは、前記導通部に接続される制御手段によって制御されることを特徴とする減速機構付モータ。
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