JP2007208423A - アナログデジタル変換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】アナログデジタル変換器の回路規模を削減する。
【解決手段】AD変換器100は、抵抗群116と、比較器群118と、エンコーダ121と、出力部98とを備える。出力部98は、補正回路124を含む。補正回路124は、インバータ126で構成される。エンコーダ121は、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを4ビットのバイナリコードに変換する場合と、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを2ビットのバイナリコードに変換する場合とにおいて共用される。補正回路124は、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを2ビットのバイナリコードに変換すべき場合に、エンコーダ121の出力を補正する。
【選択図】図2
【解決手段】AD変換器100は、抵抗群116と、比較器群118と、エンコーダ121と、出力部98とを備える。出力部98は、補正回路124を含む。補正回路124は、インバータ126で構成される。エンコーダ121は、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを4ビットのバイナリコードに変換する場合と、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを2ビットのバイナリコードに変換する場合とにおいて共用される。補正回路124は、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを2ビットのバイナリコードに変換すべき場合に、エンコーダ121の出力を補正する。
【選択図】図2
Description
本発明は、アナログデジタル変換器に関し、特に、入力されたアナログ信号を並列に設けられた複数の比較器によりリファレンス電圧と比較するアナログデジタル変換器に関する。
入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するための回路の例として、パイプライン型ADコンバータがある(例えば、特許文献1参照)。パイプライン型ADコンバータは、低ビットのサブADコンバータを複数段接続して構成される。入力されたアナログ信号は、それぞれのサブADコンバータにより段階的にAD変換される。サブADコンバータは、複数の比較器を備えており、入力されたアナログ信号を参照電圧と比較することにより、アナログ信号をデジタル信号に変換する。
特開平9−275342号公報
入力されたアナログ信号を参照電圧と比較して得られるデジタル信号は、エンコーダによりバイナリコードに変換される。エンコーダの構成は、生成すべきバイナリコードのビット数に応じて定められる。つまり、生成すべきバイナリコードのビット数が異なれば、エンコーダの構成も異なる。したがって、たとえば異なった2つのビット数のバイナリコードを生成する場合に入力されたアナログ信号を参照電圧と比較する回路を共有しても、エンコーダは、2つ用意する必要がある。このことは、アナログデジタル変換器の回路規模の削減を妨げる。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、アナログデジタル変換器の回路規模を削減することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のアナログデジタル変換器は、入力されたアナログ信号を所定のビット数のデジタル値に変換するアナログデジタル変換器であって、入力されたアナログ信号を所定のリファレンス電圧と比較する複数の比較器と、複数の比較器の出力をデジタル値に変換するエンコーダと、アナログデジタル変換器が使用される状況により、必要に応じてエンコーダの出力を補正する補正回路とを備える。
「使用される状況」とは、たとえば、アナログデジタル変換器が生成すべきデジタル値のビット数または比較器への信号の入力の仕様などにより定まる。この態様によると、補正回路を設けたことで、アナログデジタル変換器が使用される状況が異なってもエンコーダを共有することができるので、アナログデジタル変換器の回路規模を削減できる。
本発明の別の態様もまた、アナログデジタル変換器である。このアナログデジタル変換器は、入力されたアナログ信号を第1のビット数のデジタル値に変換するアナログデジタル変換器であって、第1のビット数により定められた数の比較器を並列に並べて構成され、入力されたアナログ信号を所定のリファレンス電圧と比較する比較器群と、比較器群の出力を第1のビット数のデジタル値に変換するエンコーダと、エンコーダにより変換されたデジタル値を出力する出力部とを備える。出力部は、アナログデジタル変換器が入力されたアナログ信号を第1のビット数よりも少ない第2のビット数のデジタル値に変換すべき場合に、エンコーダにより変換されたデジタル値をアナログデジタル変換器が生成すべき第2のビット数のデジタル値に補正して出力する。
この態様によると、出力部がエンコーダにより変換されたデジタル値を補正する機能を有するので、第1のビット数のデジタル値への変換および第2のビット数のデジタル値への変換において、エンコーダを共有できる。これにより、アナログデジタル変換器の回路規模を削減できる。
第1のビット数は4であり、第2のビット数は2であり、出力部は、エンコーダにより変換されたデジタル値のうちの下位から2ビット目の値を反転させるインバータを含んでもよい。インバータの出力と、エンコーダにより変換されたデジタル値のうちの最下位のビットの値とを、アナログデジタル変換器が生成すべき第2のビット数のデジタル値として出力してもよい。この場合、アナログデジタル変換器が生成すべき第2のビット数のデジタル値に補正するための構成をインバータ1つにて実現できるので、アナログデジタル変換器の回路規模を削減できる。
本発明のさらに別の態様もまた、アナログデジタル変換器である。このアナログデジタル変換器は、入力されたアナログ信号を所定のリファレンス電圧と比較する複数の比較器と、複数の比較器のそれぞれに第1の仕様にて入力されたアナログ信号および所定のリファレンス電圧を入力した場合に対応して構成され、複数の比較器の出力をデジタル値に変換するエンコーダと、複数の比較器のそれぞれに第1の仕様と異なった第2の仕様にて入力されたアナログ信号および所定のリファレンス電圧を入力した場合に、エンコーダにより変換されたデジタル値を補正する補正回路とを備える。
この態様によると、補正回路を設けたことで、複数の比較器のそれぞれに対するアナログ信号およびリファレンス電圧の入力の仕様が異なる場合にエンコーダを共有することができるので、アナログデジタル変換器の回路規模を削減できる。
第1の仕様にて入力されたアナログ信号および所定のリファレンス電圧を入力した場合と、第2の仕様にて入力されたアナログ信号および所定のリファレンス電圧を入力した場合とにおいては、複数の比較器のそれぞれにおける出力のレベルの大小関係が反転してもよい。補正回路は、エンコーダにより変換されたデジタル値を反転させるインバータを含んでもよい。この場合、補正回路を簡易な構成で実現できるので、アナログデジタル変換器の回路規模を削減できる。
本発明によれば、アナログデジタル変換器の回路規模を削減することができる。
実施の形態は、入力されたアナログ信号をリファレンス電圧と比較してデジタル値に変換するアナログデジタル変換器(以下、「AD変換器」という。)に関する。このAD変換器は、入力されたアナログ信号を第1のビット数のデジタル値に変換する構成を基本とする。そして、AD変換器が入力されたアナログ信号を第1のビット数よりも少ない第2のビット数のデジタル値に変換すべき場合に、リファレンス電圧との比較の結果としてエンコーダから得られた第1のビット数のデジタル値は、AD変換器が生成すべき第2のビット数のデジタル値に補正される。これにより、AD変換器が入力されたアナログ信号を第1のビット数のデジタル値に変換すべき場合と、AD変換器が入力されたアナログ信号を第2のビット数のデジタル値に変換すべき場合とにおいて、エンコーダを共有することが可能となる。したがって、上記の2つの場合のそれぞれのために、別々のエンコーダを設ける場合と比較して、AD変換器の回路規模を削減できる。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかるAD変換器100の概略構成を示す。AD変換器100は、入力されたアナログ信号をnビットのバイナリコードに変換することを前提として構成される。AD変換器100の概略構成は、比較器群118と、エンコーダ121と、出力部98とを備える。出力部98は、補正回路124を含む。
図1は、第1の実施の形態にかかるAD変換器100の概略構成を示す。AD変換器100は、入力されたアナログ信号をnビットのバイナリコードに変換することを前提として構成される。AD変換器100の概略構成は、比較器群118と、エンコーダ121と、出力部98とを備える。出力部98は、補正回路124を含む。
比較器群118は、並列に並べられた複数の比較器を有して構成される。比較器群118は、入力されたアナログ信号をリファレンス電圧と比較して、比較結果をエンコーダ121に出力する。エンコーダ121は、比較器群118における比較結果をnビットのバイナリコードに変換する。エンコーダ121は、たとえば、ROM(Read Only Memory)にて構成される。エンコーダ121から出力されるnビットのバイナリコードは、スイッチSW91あるいはスイッチSW92を介して出力部98に出力される。スイッチSW91およびスイッチSW92は、排他的にオンオフされる。
スイッチSW91は、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinをnビットのバイナリコードに変換すべき場合にオンする。スイッチSW92は、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinをmビット(mは、m<nを満たす。)のバイナリコードに変換すべき場合にオンする。スイッチSW92は、エンコーダ121から出力されるnビットのバイナリコードのうちの補正回路124において使用すべき部分だけを補正回路124に入力するようにしてもよい。
出力部98はスイッチSW91を介して入力されたnビットのバイナリコードをそのまま出力する。一方、出力部98は、SW92を介して入力されたバイナリコードを、補正回路124においてAD変換器100が生成すべきmビットのバイナリコードに補正して出力する。以下、n=4、m=2として説明する。
図2は、図1のAD変換器100の全体構成を示す。図2に示されるAD変換器100は、全並列比較、すなわちフラッシュ方式である。図2において、図1と同一または同様の構成要素には同一または同様の符号を付して適宜説明を省略する。図2において、アナログ信号Vinおよびリファレンス電圧は、差動入力の一方のみを示し、他方の図示は省略している。
AD変換器100は、抵抗群116と、比較器群118と、エンコーダ121と、出力部98とを備える。抵抗群116は、高電位側基電圧VRTの端子と、低電位側基準電圧VRBの端子との間に直列に接続された14個の抵抗R1〜R14にて構成される。比較器群118は、並列に並べられた15個の比較器Cmp1〜Cmp15にて構成される。出力部98は、補正回路124を含む。補正回路124は、インバータ126で構成される。
抵抗R1〜R14の低電位側のノードをノードN1〜N14とする。抵抗R14の高電位側のノードをノードN15とする。ノードN1〜N15の電位VR(1)〜VR(15)は、比較器Cmp1〜Cmp15のリファレンス電圧となる。抵抗R1〜R14のそれぞれは、同じ抵抗値を有する。したがって、リファレンス電圧VR(1)〜VR(15)は、等しい電位の間隔を有する15個のリファレンス電圧である。
比較器Cmp1〜Cmp15の非反転入力端子には、アナログ信号Vinが入力される。比較器Cmp1〜Cmp15のそれぞれの反転入力端子には、ノードN1〜N15の電位であるリファレンス電圧VR(1)〜VR(15)が入力される。したがって、比較器Cmp1〜Cmp15の出力信号Vcmp1〜Vcmp15のそれぞれは、アナログ信号Vinがリファレンス電圧VR(1)〜VR(15)のそれぞれよりも大きい場合にはハイレベルとなる。逆に、比較器Cmp1〜Cmp15の出力信号Vcmp1〜Vcmp15のそれぞれは、アナログ信号Vinがリファレンス電圧VR(1)〜VR(15)のそれぞれよりも小さい場合にはローレベルとなる。
比較器Cmp1〜Cmp15の出力Vcmp1〜Vcmp15は、エンコーダ121に入力される。エンコーダ121は、入力された信号を4ビットのバイナリコード(D03〜D00)に変換する。エンコーダ121から出力される4ビットのバイナリコード(D03〜D00)は、スイッチSW81〜SW84を介して出力部98に出力される。あるいは、エンコーダ121から出力される4ビットのバイナリコード(D03〜D00)のうちの下位の2ビット(D01〜D00)は、スイッチSW85およびSW86を介して出力部98に出力される。
スイッチSW81〜SW84は、図1のスイッチSW91に相当する。スイッチSW85およびスイッチSW86は、図1のスイッチSW92に相当する。AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを4ビットのバイナリコードに変換すべき場合、スイッチSW81〜SW84がオンされ、SW85およびスイッチSW86はオフされる。AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを2ビットのバイナリコードに変換すべき場合、SW85およびスイッチSW86がオンされ、スイッチSW81〜SW84はオフされる。
出力部98は、スイッチSW81〜SW84を介して入力される4ビットのバイナリコード(D03〜D00)をそのまま出力する。一方、出力部98は、スイッチSW85およびスイッチSW86を介して入力される下位2ビットのバイナリコード(D01〜D00)を、補正回路124において補正したうえで出力する。図2の場合、補正回路124は、スイッチSW85に接続するインバータ126にて構成される。したがって、出力部98は、スイッチSW85を介して入力されるバイナリコード(D01)を反転して出力し、スイッチSW86を介して入力されるバイナリコード(D00)をそのまま出力する。
補正回路124における補正について説明する。図3は、図2のエンコーダ121から出力される4ビットのバイナリコード(D03〜D00)と、図2のAD変換器100が2ビットのバイナリコードを生成すべき場合の当該2ビットのバイナリコード(D1〜D0)との対応関係を示す。図3において、最も下のD03〜D00は、図2の比較器群118のうちの全ての比較器の出力がローレベルであった場合のエンコーダ121の出力である。下からi番目(2<i<15)のD03〜D00は、図2の比較器群118のうちの比較器Vcmp1〜Vcmp(i−1)の出力がハイレベルで、比較器Vcmpi〜Vcmp15の出力がローレベルであった場合のエンコーダ121の出力である。最も上のD03〜D00は、図2の比較器群118のうちの全ての比較器の出力がハイレベルであった場合のエンコーダ121の出力である。
本実施の形態では、図2のAD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを2ビットのバイナリコードに変換すべき場合、図2の比較器群118のうちの比較器Vcmp5〜Vcmp11を用いる。したがって、図3に示された16通りある4ビットのバイナリコード(D03〜D00)のうちの下から5番目〜12番目までが図2の補正回路124における補正の対象となる。
図3を参照すると、エンコーダ121から出力される4ビットのバイナリコード(D03〜D00)のうちのD00は、そのままAD変換器100が生成すべき2ビットのバイナリコード(D1〜D0)のうちのD0として出力してよいことが分かる。また、エンコーダ121から出力される4ビットのバイナリコード(D03〜D00)のうちのD01を反転すれば、AD変換器100が生成すべき2ビットのバイナリコード(D1〜D0)のうちのD1を得られることが分かる。したがって、補正回路124は、図2に示されるように、エンコーダ121から出力されるD01の経路上に設けられたインバータ126だけで構成できる。なお、図3に示されたD1〜D0のうちの上から2つおよび下から2つは、冗長レンジである。冗長レンジは、図2に示された構成が、たとえばパイプライン型のAD変換器に含まれる場合に、上位ビットの変換結果を補正するために設けられる。そのような補正が不要な場合は、冗長レンジを設ける必要はない。
本実施の形態によれば、出力部98に補正回路124を設けたことで、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを4ビットのバイナリコードに変換すべき場合と、AD変換器100が入力されたアナログ信号Vinを2ビットのバイナリコードに変換すべき場合とにおいて、エンコーダ121を共有可能とした。また、補正回路124は、図2に示されるように、たとえばインバータ126だけで構成できる。したがって、上記の2つの場合のそれぞれのために別々のエンコーダを設ける場合と比較して、AD変換器100の回路規模を削減できる。
本実施の形態の効果を明確にするために、異なった2種類のビット数のバイナリコードを生成するためにエンコーダを2つ設けたAD変換器について簡単に説明する。図4は、比較例にかかるAD変換器200の概略構成を示す。AD変換器200では、図1の構成と異なり、4ビットのバイナリコードを生成するための第1エンコーダ222と、2ビットのバイナリコードを生成するための第2エンコーダ223とがそれぞれ設けられている。一方、出力部99には補正回路は設けられていない。第2エンコーダ223は、図1の補正回路124と比較して大きい回路規模を要する。図2の構成においては、補正回路124はインバータ126だけで構成できたのであるから、本実施の形態による回路規模の削減の効果は明白である。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図2に示された第1の実施の形態の構成を、入力されたアナログ信号を複数回に分けて段階的にデジタル値に変換するAD変換器に搭載した場合を説明する。図5は、第2の実施の形態にかかるAD変換器101の構成を示す。図5において、図2と同一または同様の構成要素には同一または同様の符号を付して適宜説明を省略する。
第2の実施の形態では、図2に示された第1の実施の形態の構成を、入力されたアナログ信号を複数回に分けて段階的にデジタル値に変換するAD変換器に搭載した場合を説明する。図5は、第2の実施の形態にかかるAD変換器101の構成を示す。図5において、図2と同一または同様の構成要素には同一または同様の符号を付して適宜説明を省略する。
AD変換器101は、第3スイッチSW3と、第4スイッチSW4と、第2AD変換回路20と、第2DA変換回路21と、第2減算回路22と、第3増幅回路23と、第1スイッチSW1と、第2スイッチSW2と、第1増幅回路11と、第1AD変換回路92と、第1DA変換回路93と、第1減算回路94と、第2増幅回路15と、タイミング制御回路18と、増幅制御回路19と、出力部98とを備える。図2に示された構成のうちの抵抗群116、比較器群118およびエンコーダ121は、第2AD変換回路20に含まれる。
AD変換器101において、アナログ信号Vinは、第4スイッチSW4を介して、第2AD変換回路20に入力される。第2AD変換回路20は、入力されたアナログ信号をリファレンス電圧と比較して、比較結果のデジタル値を第2DA変換回路21に出力する。また、第2AD変換回路20は、比較結果のデジタル値を4ビットのバイナリコードに変換して出力部98に出力する。第2DA変換回路21は、第2AD変換回路20から出力されたデジタル値をアナログ信号に変換する。
第2減算回路22は、アナログ信号Vinから、第2DA変換回路21の出力を減算する。第3増幅回路23は、第2減算回路22の出力を増幅する。第3増幅回路23の出力は、第1スイッチSW1を介して第1増幅回路11および第1AD変換回路92に出力される。第3増幅回路23の増幅率は2倍である。なお、第2減算回路22および第3増幅回路23の代わりに、減算機能を備えた増幅回路である第2減算増幅回路24を用いてもよい。また、第2減算回路22の前段にサンプルホールド回路を挿入してもよい。図5の例は、第2減算増幅回路24への入力タイミングを調整して減算している。
第1AD変換回路92は、入力されたアナログ信号をリファレンス電圧と比較して、比較結果のデジタル値を第1DA変換回路93に出力する。また、第1AD変換回路92は、比較結果のデジタル値を2ビットのバイナリコードに変換して、出力部98に出力する。第1DA変換回路93は、第1AD変換回路92から出力されたデジタル値をアナログ信号に変換する。ここで、第1DA変換回路93から出力されたアナログ値は、第1増幅回路11の増幅率に対応して、2倍に増幅されている。
第1増幅回路11は、入力されたアナログ信号をサンプリングして保持し、2倍に増幅して第1減算回路94に出力する。第1減算回路94は、第1増幅回路11が出力するアナログ値から、第1DA変換回路93から出力されたアナログ値を減算する。第2増幅回路15は、第1減算回路94の出力を増幅する。第2増幅回路15の増幅率は、増幅制御回路19が出力する増幅制御信号Vcntにより制御される。第2増幅回路15の出力は、第2スイッチSW2を介して第1増幅回路11および第1AD変換回路92にフィードバックされる。あるいは、第2増幅回路15の出力は、第3スイッチSW3を介して第2AD変換回路20にフィードバックされる。なお、第1減算回路94および第2増幅回路15の代わりに、減算機能を備えた増幅回路である第1減算増幅回路96を用いてもよい。
増幅制御回路19は、第2増幅回路15が出力を第1AD変換回路92にフィードバック入力する場合、第2増幅回路15の増幅率を2倍とするように制御する。一方、増幅制御回路19は、第2増幅回路15が出力を第2AD変換回路20にフィードバック入力する場合、第2増幅回路15の増幅率を4倍とするように制御する。
初期の段階である第1段階では、第4スイッチSW4がオンされ、第3スイッチSW3がオフされる。第1段階において、第2AD変換回路20は、4ビットのバイナリコード(D03〜D00)を生成する。この4ビットのバイナリコードは、最終的にAD変換器101が出力する10ビットのバイナリコードのうちの上位から1〜4ビット(D9〜D6)として出力部98から出力される。第2段階では、第1スイッチSW1がオンされ、第2スイッチSW2がオフされる。第2段階において第1AD変換回路92は、最終的にAD変換器101が出力する10ビットのバイナリコードのうちの上位から5〜6ビット(D5〜D4)を生成する。第3段階では、第2スイッチSW2がオンされ、第1スイッチSW1がオフされる。第3段階において、第1AD変換回路92は、最終的にAD変換器101が出力する10ビットのバイナリコードのうちの上位から7〜8ビット(D3〜D2)を生成する。第4段階では、第3スイッチSW3がオンされ、第4スイッチSW4がオフされる。
本実施の形態では、第4段階において、第2AD変換回路20は、4ビットのバイナリコード(D03〜D00)を生成する。この4ビットのバイナリコードは、図2において説明したように、出力部98において最終的にAD変換器101が出力する10ビットのバイナリコードのうちの上位から9〜10ビット(D1〜D0)に補正されたうえで出力される。
図6は、図5の出力部98の構成を示す。図6において、図2と同一または同様の構成要素には同一または同様の符号を付して適宜説明を省略する。出力部98は、補正回路124と、デジタル補正部128とを含む。図5の第1AD変換回路92および第2AD変換回路20から順次出力されるバイナリコードは、デジタル補正部128に入力される。ただし、図5の第2AD変換回路20が上記の第4段階にて生成したバイナリコードD03〜D00は、補正回路124において最終的にAD変換器101が出力する10ビットのバイナリコードのうちの上位から9〜10ビット(D1〜D0)に補正されたうえでデジタル補正部128に入力される。デジタル補正部128は、入力されたバイナリコードに後述する冗長レンジにもとづく補正をし、当該補正をされたバイナリコード(D9〜D0)をパラレルに出力する。
第2段階および第3段階における第1AD変換回路92による変換と、第4段階における第2AD変換回路20による変換とにおいては、冗長レンジが設けられている。したがって、第1段階〜第3段階における変換の結果は、第2段階〜第4段階におけるAD変換回路12による変換の結果にもとづき補正可能である。冗長レンジにもとづく補正については、公知の技術なのでここでは詳細な説明を省略する。
以上のように構成されたAD変換器101の動作を説明する。図7は、図5のAD変換器101の全体の動作を示すタイムチャートである。2つの信号波形は、クロック信号CLK1およびスイッチ信号CLKSを示す。クロック信号CLK1は、第1増幅回路11、第1減算増幅回路96、第1AD変換回路92、第1DA変換回路93、第2減算増幅回路24、第2AD変換回路20、および第2DA変換回路21の動作を制御する。スイッチ信号CLKSは、第1スイッチSW1〜第4スイッチSW4および図6のスイッチSW81〜SW86のオンオフを制御する。
第1スイッチSW1、第3スイッチSW3および図6のスイッチSW85およびSW86は、スイッチ信号CLKSがハイレベルのときオンされ、スイッチ信号CLKSがローレベルのときオフされる。第2スイッチSW2、第4スイッチSW4および図6のスイッチSW81〜SW84は、スイッチ信号CLKSがローレベルのときオンされ、スイッチ信号CLKSがハイレベルのときオフされる。
第2減算増幅回路24は、クロック信号CLK1がローレベルからハイレベルに遷移するつど、入力されるアナログ信号を増幅する動作とオートゼロ動作とが切り換えられる。第2AD変換回路20は、クロック信号CLK1がハイレベルのときに変換動作をしてデジタル値を出力し、クロック信号CLK1がローレベルのときにオートゼロ動作をする。第2DA変換回路21は、クロック信号CLK1がローレベルからハイレベルに遷移するつど、DA変換を実行する状態と不定の状態とが切り換えられる。
第1増幅回路11は、クロック信号CLK1がハイレベルのときに入力されるアナログ信号を増幅して減算回路14に出力する。第1増幅回路11は、クロック信号CLK1がローレベルのときにオートゼロ動作をする。第1減算増幅回路96は、クロック信号CLK1がローレベルのときに入力されるアナログ信号を増幅する。第1減算増幅回路96は、クロック信号CLK1がハイレベルのときにオートゼロ動作をする。第1AD変換回路92は、クロック信号CLK1がハイレベルのときに変換動作をしてデジタル値を出力し、クロック信号CLK1がローレベルのときにオートゼロ動作をする。第1DA変換回路93は、クロック信号CLK1がローレベルのときにDA変換を実行し、クロック信号CLK1がハイレベルのときに不定となる。
本実施の形態も、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。すなわち、出力部98に補正回路124を設けたことで、第2AD変換回路20が4ビットのバイナリコードを生成すべき場合と、第2AD変換回路20が2ビットのバイナリコードを生成すべき場合とにおいて、エンコーダ121が共用可能となる。補正回路124が図6に示されるようにインバータ126のみで構成可能なため、上記の2つの場合のそれぞれのために2つのエンコーダを設ける場合と比較して回路規模を削減できる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、エンコーダ121をAD変換器が4ビットのバイナリコードを生成すべき場合と2ビットのバイナリコードを生成すべき場合とにおいて共用する場合を例に説明した。しかし、AD変換器が生成すべきビット数は4ビットおよび2ビットに限定されず、任意ビット数でよい。この場合、図3に示されるような対応関係を参照して補正回路を適宜設計すればよい。これによれば、実施の形態のAD変換器の適用範囲が広がるとともに、回路設計の自由度が増す。
また、AD変換器が生成すべきバイナリコードのビット数の種類は、2種類に限定されない。補正回路を複数設けることにより、AD変換器が3種類以上のビット数のバイナリコードを生成すべき場合にもエンコーダ121を共有可能に構成できる。この場合も、実施の形態のAD変換器の適用範囲が広がるとともに、回路設計の自由度が増す。
さらに、エンコーダ121は、AD変換器が異なったビット数への変換を実行する際に共用されることにも限定されない。同じビット数への変換を実行する場合であっても、たとえば、リファレンス電圧を比較器の反転入力端子に入力し、変換対象のアナログ信号を比較器の非反転入力端子に入力する第1のタイプと、変換対象のアナログ信号を反転入力端子に入力し、リファレンス電圧を非反転入力端子に入力する第2のタイプとにおいてエンコーダを共用する際にも実施の形態の技術は適用可能である。また、AD変換器が非動作期間の終わりに変換対象のアナログ信号をサンプルし、比較動作期間中にリファレンス電圧の入力を受ける第1モードで動作する場合と、AD変換器が非動作期間の終わりにリファレンス電圧をサンプルし、比較動作期間中に変換対象のアナログ信号の入力を受ける第2モードで動作する場合とにおいてエンコーダを共用する際にも実施の形態の技術は適用可能である。一般化すれば、変換対象のアナログ信号がリファレンス電圧よりも大きい場合に比較器の出力がハイレベルを示す第1の仕様と、変換対象のアナログ信号がリファレンス電圧よりも小さい場合に比較器の出力がハイレベルを示す第2の仕様とにおいてエンコーダを共用する際にも実施の形態の技術は適用可能である。
以下、実施の形態の変形例として、AD変換器が同じビット数への変換であって仕様が異なった変換を実行する際にエンコーダを共有する構成について説明する。図8は、変形例にかかるAD変換器102の全体構成を示す。図8において、図2と同一または同様の構成要素については同一または同様の符号を付して適宜説明を省略する。
図8のAD変換器102は、変換対象のアナログ信号がリファレンス電圧よりも大きい場合に比較器の出力がハイレベルを示す第1の仕様の構成を基本とする。そして、変換対象のアナログ信号がリファレンス電圧よりも小さい場合に比較器の出力がハイレベルを示す仕様の場合にもエンコーダ121を共用する。
図8のAD変換器102は、アナログ信号Vinを3ビットのデジタル値に変換する。したがって、図8のAD変換器102は、図2のAD変換器100と比較して、抵抗群116を構成する抵抗の数が6個である点と、比較器群118を構成する比較器の数が7個である点と、エンコーダ121が出力するバイナリコードが3ビットである点とが相違する。また、補正回路124は、第1インバータ126A〜第3インバータ126Cで構成される。第1インバータ126A〜第3インバータ126Cのそれぞれは、エンコーダ121から出力される3ビットのバイナリコード(D02〜D00)の経路のそれぞれに設けられる。
図9は、図8のエンコーダ121から出力される3ビットのバイナリコード(D02〜D00)と、第2の仕様において図8のAD変換器102が生成すべき3ビットのバイナリコード(D2〜D0)との対応関係を示す。
図9を参照すると、図8のエンコーダ121から出力される3ビットのバイナリコード(D02〜D00)のそれぞれを反転すれば、第2の仕様においてAD変換器102が生成すべき3ビットのバイナリコード(D2〜D0)を得られることが分かる。したがって、補正回路124は、図8に示されるように、3ビットのバイナリコード(D02〜D00)のそれぞれの経路上に設けられた第1インバータ126A〜第3インバータ126Cにより実現される。
本変形例によれば、AD変換器が異なった仕様により同じビット数への変換を実行する場合にもエンコーダを共用することができ、AD変換器の回路規模を削減できる。これにより、本技術の適用範囲が広がる。
本変形例ではAD変換器102が3ビットのデジタル値を生成すべき場合を例に説明したが、任意のビット数のデジタル値を生成すべき場合に本変形例の技術が有効であることはいうまでもない。また、AD変換器が生成すべきビット数が異なり、かつ、AD変換器における変換の仕様が異なる場合も、本実施の形態および本変形例を組み合わせることで、エンコーダを共有することができることは明らかである。
11 第1増幅回路、 15 第2増幅回路、 18 タイミング制御回路、 19 増幅制御回路、 20 第2AD変換回路、 21 第2DA変換回路、 22 第2減算回路、 23 第3増幅回路、 24 第2減算増幅回路、 92 第1AD変換回路、 93 第1DA変換回路、 94 第1減算回路、 96 第1減算増幅回路、 98 出力部、 101 AD変換器、 121 エンコーダ、 124 補正回路。
Claims (5)
- 入力されたアナログ信号を所定のビット数のデジタル値に変換するアナログデジタル変換器であって、
入力されたアナログ信号を所定のリファレンス電圧と比較する複数の比較器と、
前記複数の比較器の出力をデジタル値に変換するエンコーダと、
前記アナログデジタル変換器が使用される状況により、必要に応じて前記エンコーダの出力を補正する補正回路と、
を備えることを特徴とするアナログデジタル変換器。 - 入力されたアナログ信号を第1のビット数のデジタル値に変換するアナログデジタル変換器であって、
前記第1のビット数により定められた数の比較器を並列に並べて構成され、入力されたアナログ信号を所定のリファレンス電圧と比較する比較器群と、
前記比較器群の出力を前記第1のビット数のデジタル値に変換するエンコーダと、
前記エンコーダにより変換されたデジタル値を出力する出力部とを備え、
前記出力部は、前記アナログデジタル変換器が入力されたアナログ信号を前記第1のビット数よりも少ない第2のビット数のデジタル値に変換すべき場合に、前記エンコーダにより変換されたデジタル値を前記アナログデジタル変換器が生成すべき前記第2のビット数のデジタル値に補正して出力することを特徴とするアナログデジタル変換器。 - 前記第1のビット数は4であり、
前記第2のビット数は2であり、
前記出力部は、
前記エンコーダにより変換されたデジタル値のうちの下位から2ビット目の値を反転させるインバータを含み、
前記インバータの出力と、前記エンコーダにより変換されたデジタル値のうちの最下位のビットの値とを、前記アナログデジタル変換器が生成すべき前記第2のビット数のデジタル値として出力することを特徴とする請求項2に記載のアナログデジタル変換器。 - 入力されたアナログ信号を所定のリファレンス電圧と比較する複数の比較器と、
前記複数の比較器のそれぞれに第1の仕様にて前記入力されたアナログ信号および前記所定のリファレンス電圧を入力した場合に対応して構成され、前記複数の比較器の出力をデジタル値に変換するエンコーダと、
前記複数の比較器のそれぞれに前記第1の仕様と異なった第2の仕様にて前記入力されたアナログ信号および前記所定のリファレンス電圧を入力した場合に、前記エンコーダにより変換されたデジタル値を補正する補正回路と、
を備えることを特徴とするアナログデジタル変換器。 - 前記第1の仕様にて前記入力されたアナログ信号および前記所定のリファレンス電圧を入力した場合と、前記第2の仕様にて前記入力されたアナログ信号および前記所定のリファレンス電圧を入力した場合とにおいては、前記複数の比較器のそれぞれにおける出力のレベルの大小関係が反転し、
前記補正回路は、前記エンコーダにより変換されたデジタル値を反転させるインバータを含むことを特徴とする請求項4に記載のアナログデジタル変換器。
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