JP2007207168A - Emiシミュレーションモデル、emiシミュレーションシステムと方法 - Google Patents

Emiシミュレーションモデル、emiシミュレーションシステムと方法 Download PDF

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Abstract

【課題】EMIシミュレーションの精度の向上。
【解決手段】本発明によれば、EMIシミュレーションに用いられ、LSIの電源系を表すモデルデータ1,30が提供される。そのモデルデータ1,30は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体10に記録されている。本発明に係るモデルデータ1,30は、複数の周波数と電源系の複素数電流i(f)との対応関係を示す電流テーブル11と、同じ複数の周波数と電源系の複素数インピーダンスZ(f)との対応関係を示すインピーダンステーブル12とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、EMI(Electro Magnetic Interference)シミュレーションに関する。特に、本発明は、LSIにおけるEMIをシミュレートするための技術に関する。
LSIから発生する電磁放射ノイズは、他の機器への電磁妨害(EMI:Electro Magnetic Interference)の原因となるばかりではなく、自身の回路動作へも悪影響を与える。従って、電源放射ノイズを可能な限り抑制することが望まれている。特に、LSIの高速化、高集積化に伴って、トランジスタの数や入出力ピンの数、及び動作周波数が増加しており、LSIからのノイズ量も必然的に増加してきている。また、プロセスの微細化に伴って、半導体素子は、同じレベルのノイズを受けてもより誤動作しやすくなってきている。従って、EMIの低減は、LSI設計において最重要の課題となってきている。
EMI対策のため、多くの設計者がEMIシミュレータを取り入れている。EMIシミュレータは、信号レベルやLSIの動作速度、プリント回路基板上の配線経路などを考慮し、LSIから発生する電磁放射ノイズを計算する。電磁放射ノイズの計算には、基板配線の伝送線路モデルと、プリント回路基板に実装されるLSIのモデルが必要である。
プリント回路基板から放射されるEMIの主な原因のひとつは、多くの高周波成分を含んでいる電源電流である。従って、LSIの電源系を流れる高周波電源電流により発生する放射電磁界を正確にシミュレートすることが特に重要である。正確なシミュレーションを行うためには、できる限り正確な「LSI電源系モデル」を提供することが必要である。そのようなLSIの電源系モデルに関連する従来技術として、以下のものが知られている。
特許文献1に記載された技術によれば、LSI電源電流波形に基づいて、LSI電源系が1個の可変抵抗、もしくはトランジスタとしてモデル化される。その抵抗値(電源系のインピーダンス)は、電源端子の「電圧」および「時間」によって変化し、対象となるLSIの電源系と同様の挙動を示す。そのようなLSI電源系モデルを用いることによって、電源系から発生する電磁界のシミュレーションが行われる。
非特許文献1には、デバイス電源系の線形マクロモデルであるLECCS(Linear Equivalent Circuit and Current Source)モデルが記載されている。LECCSモデルによれば、RLC直列回路が並列に数段つなげられた線形回路によって、デバイス電源系のインピーダンスが近似される。すなわち、並列に接続された複数段のRLC回路によって、電源系の内部インピーダンスが表現される。また、非特許文献1には、それらRLC直列回路の段数や各RLCパラメータ値を最適化するためのアルゴリズムが記載されている。
特開2000−137742号公報 野村洋平他,"IC/LSI電源系EMCマクロモデルLECCSのためのパラメータ最適化アルゴリズムの提案",電子情報通信学会技術研究報告,EMCJ2004−114,pp.71−76,Dec.2004.
本願発明者は、次の点に着目した。上述の通り、正確なEMIシミュレーションを行うためには、できる限り正確な「LSI電源系モデル」を提供することが必要である。しかしながら、従来技術によるLSI電源系モデルの精度は、未だ充分であるとは言えなかった。特に、非特許文献1の場合、電源系の内部インピーダンスは複数段のRLC回路の接続によって近似されているので、EMIシミュレーションにおいて誤差が生じる。また、LSI電源系の内部インピーダンスの周波数特性がより複雑になると、従来のLSI電源系モデルでは対応しきれなくなる。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の第1の観点において、EMIシミュレーションに用いられ、LSIの電源系を表すモデルデータ(1,30)が提供される。そのモデルデータ(1,30)は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(10)に記録されている。本発明に係るモデルデータ(1,30)は、複数の周波数と電源系の複素数電流(i(f))との対応関係を示す電流テーブル(11)と、同じ複数の周波数と電源系の複素数インピーダンス(Z(f))との対応関係を示すインピーダンステーブル(12)とを有している。
このように、本発明によれば、内部インピーダンスの周波数特性が考慮されている。電源電流及び内部インピーダンスは、周波数に依存する関数(i(f),Z(f))で与えられる。従って、LSI電源系モデルの精度が向上する。また、従来技術によれば、内部インピーダンスは複数段のRLC回路で近似されていた。この近似が、EMIシミュレーションにおける誤差の原因となってしまう。特に、LSI電源系の内部インピーダンスの周波数特性が複雑になってくると、RLC回路による近似では対応しきれず、誤差は増大する。本発明によれば、RLC回路による近似は行われず、周波数の関数としてのインピーダンス関数(Z(f))がそのまま用いられる。従って、LSI電源系モデルの精度が向上する。
本発明の第2の観点において、EMIシミュレーション方法が提供される。そのEMIシミュレーション方法は、(A)LSIの電源系を表す上述のモデル(1,30)を提供するステップと、(B)そのモデル(1,30)を用いるシミュレータ(31)により、LSIに関するEMIをシミュレートするステップとを有する。
本発明によれば、このEMIシミュレーションの中間処理において、AC解析を用いることが可能となる。それは、LSI電源系モデルが周波数の関数(i(f),Z(f))により提供されるからである。EMIシミュレーションの中間処理に過渡解析ではなくAC解析が行われることによって、解析時間が短縮される。その理由は次の通りである。
過渡解析では、時間経過につれての回路応答が解析され、解析結果を示すグラフの横軸は時間となる。フーリエ変換により、周波数領域の波形が得られる。ここで、時間経過につれての回路応答を計算するためには、所定の時間ステップごとに計算を行う必要がある。このことが、計算時間の増大につながる。特に、高周波信号の場合、その時間ステップをかなり細かく設定することが必要となってくる。その場合、計算時間は膨大になってしまう。
一方、AC解析では、周波数毎の回路応答が解析され、解析結果を示すグラフの横軸は周波数となる。ただし、そのAC解析は、LSI電源系モデル(1)に対応している。本発明によれば、1つの周波数に対して、1つの電源電流(i(f))及び1つの内部インピーダンス(Z(f))が与えられる。つまり、1つの周波数に対する計算回数は1回だけである。よって、過渡解析よりもAC解析の方が格段に速くなる。
本発明に係るLSI電源系モデルによれば、モデル精度が向上する。従って、EMIシミュレーションの精度も向上する。また、本発明によれば、LSI電源系モデルが周波数の関数により提供されるため、EMIシミュレーションの中間処理においてAC解析を用いることが可能となる。その結果、EMIシミュレーションに要する時間が短縮される。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態に係るEMIシミュレーション用LSI電源系モデル、及びそれを用いたEMIシミュレーション方法を説明する。
1.EMIシミュレーション用LSI電源系モデル
図1は、本実施の形態に係るLSIの電源系モデル1を概念的に示している。図1に示されるように、LSI電源系モデル1は、電源電流を流す電流源と、電源系の内部インピーダンスを有している。電流源及び内部インピーダンスは、電源端子VDD,GND間に接続されている。
より詳細には、本実施の形態に係るLSI電源系モデル1において、電源電流は、周波数fの関数i(f)で与えられる。ここで、関数i(f)は、複数数電流を表している。このような関数i(f)は、以下「電流関数i(f)」と参照される場合がある。
電流関数i(f)の一例が、図2Aに示されている。図2Aにおいて、縦軸は電源電流i(f)の実部及び虚部を示し、横軸は周波数fを示している。図2Aに示されるように、電流関数i(f)は、LSI電源系の複素数電流を、周波数fの関数として表している。また、電流関数i(f)をテーブル化することによって、図2Bに示されるような「複素数電流テーブル11」が得られる。複素数電流テーブル11において、周波数毎に複素数電流i(f)の実部と虚部が示されている。この複素数電流テーブル11は、複数の周波数fと複素数電流i(f)との対応関係を示していると言える。
また、本実施の形態に係るLSI電源系モデル1において、内部インピーダンスも、周波数fの関数Z(f)で与えられる。電流関数i(f)と同様に、関数Z(f)は、複素数インピーダンスを表している。このような関数Z(f)は、以下「インピーダンス関数Z(f)」と参照される場合がある。
インピーダンス関数Z(f)の一例が、図3Aに示されている。図3Aにおいて、縦軸はインピーダンスZ(f)の実部及び虚部を示し、横軸は周波数fを示している。図3Aに示されるように、インピーダンス関数Z(f)は、LSI電源系の複素数インピーダンスを、周波数fの関数として表している。また、インピーダンス関数Z(f)をテーブル化することによって、図3Bに示されるような「複素数インピーダンステーブル12」が得られる。複素数インピーダンステーブル12において、周波数毎に複素数インピーダンスZ(f)の実部と虚部が示されている。この複素数インピーダンステーブル12は、複数の周波数fと複素数インピーダンスZ(f)との対応関係を示していると言える。尚、上述の複素数電流テーブル11に現れる複数の周波数と、複素数インピーダンステーブル12に現れる複数の周波数は、同一である。
また、複素数インピーダンスZ(f)を、等価的に、抵抗及びインダクタンスで記載することも可能である。ここでは、インピーダンスZの等価回路として、抵抗RとインダクタンスLの直列回路が用いられる。図4には、等価的なLSI電源系モデル1が概念的に示されている。この等価的なLSI電源系モデル1によれば、インピーダンス関数Z(f)の代わりに、抵抗関数R(f)及びインダクタンス関数L(f)が用いられる。これら関数R(f)及びL(f)も周波数fの関数であり、それぞれ電源系の抵抗及びインダクタンスを表している。インピーダンス関数Z(f)と、抵抗関数R(f)及びインダクタンス関数L(f)とは、下記の関係で互いに等価的に結び付けられる。図1に示されたLSI電源系モデル1から、図4に示された等価的なLSI電源系モデル1への変換の際、変換誤差が無いことに留意されるべきである。
R(f)=Re{Z(f)}
L(f)=Im{Z(f)}/2πf
ここで、Re{Z(f)}は複素数インピーダンスZ(f)の実部であり、Im{Z(f)}は複素数インピーダンスZ(f)の虚部である。また、抵抗関数R(f)及びインダクタンス関数L(f)の値は、すべて実数である。
抵抗関数R(f)の一例が、図5Aに示されている。図5Aにおいて、縦軸は抵抗R(f)を示し、横軸は周波数fを示している。図5Aに示されるように、抵抗関数R(f)は、LSI電源系の抵抗を、周波数fの関数として表している。また、抵抗関数R(f)をテーブル化することによって、図5Bに示されるような抵抗テーブル13が得られる。抵抗テーブル13において、周波数毎に電源系の抵抗が示されている。この抵抗テーブル13は、複数の周波数fと抵抗R(f)との対応関係を示していると言える。尚、既出の各テーブル11,12に現れる複数の周波数と、抵抗テーブル13に現れる複数の周波数は、同一である。また、インダクタンス関数L(f)に対応するインダクタンステーブルの構成も同様である。
本実施の形態に係るLSI電源系モデル1を示すLSI電源系モデルデータは、好適には、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。図6には、LSI電源系モデルデータが記録された記録媒体10の内容が概念的に示されている。図6に示されるように、記録媒体10には、図2Bに示された電流テーブル11及び図3Bに示されたインピーダンステーブル12が格納されている。インピーダンステーブル12は、抵抗テーブル13とインダクタンステーブル14から構成されていてもよい(図5B参照)。
以上に説明されたように、本実施の形態に係るLSI電源系モデル1は、周波数fに依存する電流関数i(f)及びインピーダンス関数Z(f)を有している。それら関数i(f)、Z(f)は、テーブル群で与えられてもよい。尚、LSI電源系モデル1の作成方法は、後の第3節において述べられる。
2.EMIシミュレーション
次に、上述のLSI電源系モデル1を用いるEMIシミュレーション、及びそれによる効果を説明する。EMIシミュレーションは、レイアウト設計の直後に行われてもよいし、LSIの実装段階で行われてもよい。
図7は、EMIシミュレーションを実行するEMIシミュレーションシステム20の構成例を示すブロック図である。図7に示されるように、EMIシミュレーションシステム20は、記憶装置21、演算処理装置22、入力装置23、及び表示装置24を備えている。記憶装置21としては、HDDやRAMが例示される。演算処理装置22は、記憶装置21にアクセス可能であり、ソフトウェア・プログラムの命令に従って各種処理を行う。入力装置23としては、キーボードやマウスが例示される。ユーザは、表示装置24に表示された情報を参照しながら、入力装置23を用いることによってデータやコマンドを入力することができる。
記憶装置21には、上述のLSI電源系モデル1を示すLSI電源系モデルデータ30が格納されている。LSI電源系モデルデータ30は、図2Bに示された電流テーブル11及び図3Bに示されたインピーダンステーブル12を含んでいる。インピーダンステーブル12は、抵抗テーブル13及びインダクタンステーブル14で置換されてもよい(図5B,図6参照)。
更に、記憶装置21には、EMIシミュレーションを実行するためのソフトウェアであるEMIシミュレータ31が格納されている。EMIシミュレータ31には、SPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)回路シミュレータが含まれている。EMIシミュレータ31は、演算処理装置22によって読み出され実行される。また、記憶装置21には、プリント回路基板の回路情報を表すボードモデルデータ32が格納されている。
このようなEMIシミュレーションシステム20の動作は、次の通りである。まず、演算処理装置22は、EMIシミュレータ31を記憶装置21から読み出し実行する。次に、EMIシミュレータ31の命令に従い、演算処理装置22は、LSI電源系モデルデータ30とボードモデルデータ32を記憶装置21から読み出す。図4に示された等価的なLSI電源系モデル1、すなわちR(f)及びL(f)で提供されるLSI電源系モデル1は、SPICEを利用したEMIシミュレータ31への入力に適している。
更に、EMIシミュレータ31の命令に従い、演算処理装置22は、LSI電源系モデルデータ30及びボードモデルデータ32に基づいて、EMIに関するシミュレーションを行う。具体的には、電流テーブル11やインピーダンステーブル12に示された複数の周波数毎に、放射される電界強度E(f)の計算が行われる。電界強度E(f)の計算において、周波数fに対応する複素数電流i(f)及び複素数インピーダンスZ(f)の値が用いられる。図8は、電界強度E(f)の計算結果の一例を示している。図8において、縦軸は算出された電界強度E(f)を示し、横軸は周波数fを示している。図8に示されるように、複数の周波数毎に電界強度E(f)が算出されている。
以上に説明されたLSI電源系モデル1及びそれを用いたEMIシミュレーションによる効果は、次の通りである。
特許文献1に記載された従来技術によれば、電源系の内部インピーダンスは、電源端子の「電圧」および「時間」に依存するようにモデル化されていた。しかしながら、内部インピーダンスは、周波数fに依存している。本発明によれば、内部インピーダンスの周波数特性が考慮されており、電源電流及び内部インピーダンスは、周波数fに依存する関数で与えられる。従って、LSI電源系モデルの精度が向上する。
また、非特許文献1に記載された従来技術によれば、内部インピーダンスは複数段のRLC回路で近似されていた。この近似が、EMIシミュレーションにおける誤差の原因となってしまう。特に、LSI電源系の内部インピーダンスの周波数特性が複雑になってくると、RLC回路による近似では対応しきれず、誤差は増大する。本発明によれば、RLC回路による近似は行われず、周波数の関数としてのインピーダンス関数Z(f)がそのまま用いられる。従って、LSI電源系モデルの精度が向上する。あるいは、そのインピーダンス関数Z(f)から等価的に算出される抵抗関数R(f)及びインダクタンス関数L(f)が用いられる。ここで、インピーダンス関数Z(f)から、抵抗関数R(f)及びインダクタンス関数L(f)への変換は、既出の関係式に基づいて行われ、変換誤差は生じない。変換誤差がないため、モデル精度向上の効果が得られる。
更に、本発明に係るLSI電源系モデル1は、電流関数i(f)やインピーダンス関数Z(f)から構成されており、LSI内部の機密情報を含んでいない。また、そのようなLSI電源系モデル1は、ユーザに提供しやすい。
更に、LSI電源系モデル1が周波数の関数i(f)、Z(f)等によって提供されることにより、EMIシミュレーションに要する計算時間が短縮されるという効果が得られる。計算時間の短縮について、以下に詳細に説明する。
図9には、従来技術と本発明との間のEMIシミュレーション時間の比較が示されている。EMIシミュレーションにおいて、プリント回路基板とそれに実装されたLSIが用いられた。プリント回路基板の電源系は、約5000ネットのネットワーク伝送線でモデル化された。伝送線は、RLCマトリックスのモデルであった。
図9に示されるように、従来技術によれば、EMIシミュレーションの中間処理において「過渡解析」が行われる。すなわち、時間軸に沿って解析が行われる。その結果、計算時間(CPU Time)は約39.5時間であった。一方、本発明によれば、EMIシミュレーションの中間処理において「AC解析」が行われる。すなわち、周波数軸に沿って解析が行われる。その結果、計算時間は約3.8分である。このように、本発明によれば、EMIシミュレーションに要する計算時間が著しく短縮されている。
このように計算時間に大きな差が生じる理由は、EMIシミュレーションの中間処理において、「過渡解析」ではなく「AC解析」が行われたからである。過渡解析では、時間経過につれての回路応答が解析され、解析結果を示すグラフの横軸は時間となる。フーリエ変換処理により、周波数領域の波形が得られる。ここで、時間経過につれての回路応答を計算するためには、所定の時間ステップごとに計算を行う必要がある。このことが、計算時間の増大につながる。特に、高周波信号の場合、その時間ステップをかなり細かく設定することが必要となってくる。その場合、計算時間は膨大になってしまう。
一方、AC解析では、周波数毎の回路応答が解析され、解析結果を示すグラフの横軸は周波数となる。本発明によれば、1つの周波数fに対して、1つの電源電流i(f)及び1つの内部インピーダンスZ(f)が与えられる。つまり、1つの周波数fに対する計算回数は1回だけである。よって、過渡解析よりもAC解析の方が格段に速くなる。本発明によれば、LSI電源系モデルが周波数の関数により提供されるため、このAC解析が可能となる。その結果、解析時間が著しく短縮される。ただし、そのAC解析は、LSI電源系モデル1に対応している。
また、過渡解析の場合、応答が安定するまでに時間がかかる。一方、AC解析によれば、定常状態での回路応答が解析される。このことも、解析時間の短縮に寄与する。一方、本発明によれば、電流関数i(f)及びインピーダンス関数Z(f)が用いられるので、計算が単純になる。特に、電流テーブル11やインピーダンステーブル12(抵抗テーブル13,インダクタンステーブル14)が用いられる場合、計算は簡略化され、解析時間はより短縮される。更に、過渡解析の問題として特有の“収束性”が存在する。最悪の場合、収束せず、解析が不可能となる。AC解析の場合、過渡解析特有の“収束”に関する問題は発生しない。
以上に説明されたように、本発明に係るLSI電源系モデル1によれば、モデル精度が向上する。従って、EMIシミュレーションの精度も向上する。また、本発明に係るLSI電源系モデル1を利用することによって、EMIシミュレーションに要する時間が短縮される。
3.LSI電源系モデルの作成方法
次に、本実施の形態に係るLSI電源系モデル1の作成方法を説明する。
3−1.電流関数i(f)
実際のLSIを用いて、時間領域の電源電流i(t)が測定された後、その電源電流i(t)をフーリエ変換することにより電流関数i(f)が算出されてもよい。あるいは、SPICE回路シミュレータを用いることによって、電流関数i(f)が算出されてもよい。SPICE回路シミュレータは、図7に示されたようなEMIシミュレータ31に含まれる。図10は、SPICE回路シミュレータを用いた電流関数i(f)の算出方法を説明するための図である。図11は、その算出方法を要約的に示すフローチャートである。
図10において、LSIモデル41の電源端子には所定のDC電源42が接続されている。これにより、所定のDC電圧が電源端子に供給される(ステップS11)。また、LSIモデル41の出力端子OUTには負荷43が接続されている。また、LSIモデル41の入力端子INには、実動作信号RSが順番に入力される(ステップS12)。この実動作信号RSに応答して流れる電源電流i(t)が、過渡解析により計算される(ステップS13)。算出される電源電流i(t)は、時間領域の電源電流である。算出された電源電流i(t)の波形を表す波形データをフーリエ変換することによって、図2Aで示されたような周波数領域の電流関数i(f)が生成される(ステップS14)。
また、実測あるいはシミュレーションにより得られた電流関数i(f)をテーブル化すれば、図2Bで示されたような複素数電流テーブル11が得られる。
3−2.インピーダンス関数Z(f)
インピーダンス測定装置を用いることによって、内部インピーダンスが実際に測定されてもよい。あるいは、SPICE回路シミュレータを用いることによって、インピーダンス関数Z(f)が算出されてもよい。SPICE回路シミュレータは、図7に示されたようなEMIシミュレータ31に含まれる。図12は、SPICE回路シミュレータを用いたインピーダンス関数Z(f)の算出方法を説明するための図である。図13は、その算出方法を要約的に示すフローチャートである。
図12において、LSIモデル41の入力端子INには、所定のバイアスDC源44が接続されている。これにより、所定のバイアス電圧が入力端子INに供給される(ステップS21)。このバイアス電圧は、LSI中のトランジスタを動作させるために入力される。また、LSIモデル41の出力端子OUTには負荷43が接続されている。また、LSIモデル41の電源端子には所定のDC電源42及び発振源45が接続されている。これにより、様々な周波数の信号(正弦波信号)を電源端子に供給することが可能となる(ステップS22)。そして、それら入力信号に応答して発生する電圧Vz(f)及び電流iz(f)が、AC解析により計算される(ステップS23)。そして、計算された電圧Vz(f)及び電流i(f)を次式:Z(f)=Vz(f)/iz(f)に入力することによって、図3Aで示されたような周波数領域のインピーダンス関数Z(f)が算出される(ステップS24)。
実測あるいはシミュレーションによりインピーダンス関数Z(f)が得られると、次式に従って抵抗関数R(f)及びインダクタンス関数L(f)を導出することが可能である:
R(f)=Re{Z(f)}
L(f)=Im{Z(f)}/2πf
ここで、Re{Z(f)}は複素数インピーダンスZ(f)の実部であり、Im{Z(f)}は複素数インピーダンスZ(f)の虚部である。
また、インピーダンス関数Z(f)、抵抗関数R(f)及びインダクタンス関数L(f)をそれぞれテーブル化すれば、複素数インピーダンステーブル12(図3B参照)、抵抗テーブル13(図5B参照)及びインダクタンステーブル14が得られる。
インピーダンス関数Z(f)は、抵抗関数R(f)及び容量関数C(f)で等価的に置き換えることも可能である。この場合、上記説明において、すべてのインダクタンスを容量に、すべてのL(f)をC(f)に読み替えればよい。ただし、容量C(f)は、次式:C(f)=−1/(2πf・Im{Z(f)})により導出される。
4.まとめ
本発明に係るLSI電源系モデル1によれば、モデル精度が向上する。従って、EMIシミュレーションの精度も向上する。また、本発明によれば、LSI電源系モデル1が周波数fの関数により提供されるため、EMIシミュレーションの中間処理においてAC解析を用いることが可能となる。その結果、EMIシミュレーションに要する時間が短縮される。
図1は、本発明の実施の形態に係るLSI電源系モデルを示す概念図である。 図2Aは、本実施の形態に係るLSI電源系モデルの電流関数i(f)を示すグラフである。 図2Bは、本実施の形態に係るLSI電源系モデルの電流テーブルを示す図である。 図3Aは、本実施の形態に係るLSI電源系モデルのインピーダンス関数Z(f)を示すグラフである。 図3Bは、本実施の形態に係るLSI電源系モデルのインピーダンステーブルを示す図である。 図4は、本実施の形態に係るLSI電源系モデルを等価的に示す概念図である。 図5Aは、本実施の形態に係るLSI電源系モデルの抵抗関数R(f)を示すグラフである。 図5Bは、本実施の形態に係るLSI電源系モデルの抵抗テーブルを示す図である。 図6は、本実施の形態に係るLSI電源系モデルが格納された記録媒体を示すブロック図である。 図7は、本実施の形態に係るEMIシミュレーションシステムの構成を示すブロック図である。 図8は、本実施の形態に係るEMIシミュレーションの結果を示すグラフである。 図9は、EMIシミュレーションに関する従来技術と本発明との比較を表す図表である。 図10は、本実施の形態に係るLSI電源系モデルの電流関数i(f)の算出方法を説明するための概念図である。 図11は、本実施の形態に係るLSI電源系モデルの電流関数i(f)の算出方法を示すフローチャートである。 図12は、本実施の形態に係るLSI電源系モデルのインピーダンス関数Z(f)の算出方法を説明するための概念図である。 図13は、本実施の形態に係るLSI電源系モデルのインピーダンス関数Z(f)の算出方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 LSI電源系モデル
10 記録媒体
11 複素数電流テーブル
12 複素数インピーダンステーブル
13 抵抗テーブル
14 インダクタンステーブル
20 EMIシミュレーションシステム
21 記憶装置
22 演算処理装置
23 入力装置
24 表示装置
30 LSI電源系モデルデータ
31 EMIシミュレータ
32 ボードモデルデータ
41 LSIモデル
42 DC電源
43 負荷
44 バイアスDC源
45 発振源

Claims (10)

  1. EMI(Electro Magnetic Interference)シミュレーションに用いられ、LSIの電源系を表すモデルデータが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記モデルデータは、
    複数の周波数と前記電源系の複素数電流との対応関係を示す電流テーブルと、
    前記複数の周波数と前記電源系の複素数インピーダンスとの対応関係を示すインピーダンステーブルと
    を有する
    記録媒体。
  2. 請求項1に記載の記録媒体であって、
    前記インピーダンステーブルは、
    前記複数の周波数に対する抵抗を示す抵抗テーブルと、
    前記複数の周波数に対するインダクタンスまたは容量を示すテーブルと
    を含む
    記録媒体。
  3. (A)LSIの電源系を表すモデルを提供するステップと、
    ここで、前記モデルは、前記電源系の複素数電流を周波数の関数として示す電流関数と、前記電源系の複素数インピーダンスを周波数の関数として示すインピーダンス関数とを含み、
    (B)前記モデルを用いるシミュレータにより、前記LSIに関するEMIをシミュレートするステップと
    を有する
    EMIシミュレーション方法。
  4. 請求項3に記載のEMIシミュレーション方法であって、
    前記電流関数は、複数の周波数と前記複素数電流との対応関係を示す電流テーブルで与えられ、
    前記インピーダンス関数は、前記複数の周波数と前記複素数インピーダンスとの対応関係を示すインピーダンステーブルで与えられる
    EMIシミュレーション方法。
  5. 請求項4に記載のEMIシミュレーション方法であって、
    前記インピーダンステーブルは、
    前記複数の周波数に対する抵抗を示す抵抗テーブルと、
    前記複数の周波数に対するインダクタンスまたは容量を示すテーブルと
    を含む
    EMIシミュレーション方法。
  6. 請求項3乃至5のいずれかに記載のEMIシミュレーション方法であって、
    前記(A)ステップは、
    (a1)前記LSIをシミュレートする回路シミュレータを用い、所定のバイアス電圧を前記LSIの入力端子に供給し、また、所定のDC電圧及び周波数可変の正弦波信号を前記LSIの電源端子に供給するステップと、
    (a2)前記ステップ(a1)に応答して発生する電圧Vz(f)及び電流iz(f)を計算するステップと、
    (a3)次式:Z(f)=Vz(f)/iz(f)により得られる関数Z(f)を、前記インピーダンス関数として算出するステップと
    を含む
    EMIシミュレーション方法。
  7. 請求項3乃至6のいずれかに記載のEMIシミュレーション方法であって、
    前記(A)ステップは、
    (a4)前記LSIをシミュレートする回路シミュレータを用い、所定のDC電圧を前記LSIの電源端子に供給し、また、実動作信号を前記LSIの入力端子に入力するステップと、
    (a5)前記実動作信号に応答して流れる電源電流i(t)を計算するステップと、
    (a6)前記電源電流i(t)の波形を表す波形データをフーリエ変換することによって、前記電流関数を生成するステップと
    を含む
    EMIシミュレーション方法。
  8. LSIの電源系を表すモデルデータを記憶した記憶装置と、
    前記記憶装置から前記モデルデータを読み込み、前記モデルデータを用いてEMIシミュレーションを実行する演算処理装置と
    を備え、
    前記モデルデータは、
    前記電源系の複素数電流を周波数の関数として示す電流関数と、
    前記電源系の複素数インピーダンスを周波数の関数として示すインピーダンス関数と
    を含む
    EMIシミュレーションシステム。
  9. 請求項8に記載のEMIシミュレーションシステムであって、
    前記電流関数は、複数の周波数と前記複素数電流との対応関係を示す電流テーブルであり、
    前記インピーダンス関数は、前記複数の周波数と前記複素数インピーダンスとの対応関係を示すインピーダンステーブルである
    EMIシミュレーションシステム。
  10. 請求項9に記載のEMIシミュレーションシステムであって、
    前記インピーダンステーブルは、
    前記複数の周波数に対する抵抗を示す抵抗テーブルと、
    前記複数の周波数に対するインダクタンスまたは容量を示すテーブルと
    を含む
    EMIシミュレーションシステム。
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