JP2007206338A - 電子楽器に対するデータ割当て設定装置及びプログラム - Google Patents

電子楽器に対するデータ割当て設定装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 設定操作子の操作に応じて選択・設定される音楽関連データの割当てを、電子楽器外部から容易に設定できるようにする。
【解決手段】 任意の音楽関連データが割当て可能であり、割当てられた音楽関連データを選択・設定する設定操作子を有した電子楽器と接続され、該電子楽器から記憶済みの音楽関連データに関する情報を取得する。この音楽関連データに関する情報に基づき、電子楽器が有する設定操作子に対して電子楽器に記憶済みの音楽関連データの中から任意の音楽関連データを選択・設定するように割当て設定を行い、接続されている電子楽器に対して該割当て設定に従い、設定操作子に音楽関連データを割当てるように指示する。このようにすると、ユーザは電子楽器本体を操作することなく、電子楽器を接続するだけで、当該電子楽器外部から所望の設定操作子に対する音楽関連データの割当てを容易に行うことができるようになる。
【選択図】 図6

Description

この発明は、電子楽器が有する1乃至複数の設定操作子に対する、前記設定操作子の操作に応じて選択・設定される各種の音楽関連データの割当てを、当該電子楽器の外部から設定するデータ割当て設定装置及びプログラムに関する。
低価格の電子楽器、例えば初心者や子供向けあるいはおもちゃの電子楽器などにおいては、コストダウンを図ったり、演奏者自身による操作を簡略にするなどのために、パネル上に配置する設定操作子の数を一般的な普及タイプの電子楽器よりも少なくしている。一方、高価格の電子楽器や専門的な電子楽器などでは、パネル上の適宜の位置に配置されている多数の設定操作子各々に対して、前記各操作子の操作に応じて選択・設定される任意の内蔵音色データ(ボイスデータとも呼ぶ)、伴奏パターンデータ(あるいはスタイルデータ)、ソングデータなどの各種の音楽関連データを、演奏者自身の好みで所望の設定操作子に割当てることを可能としたデータ割当て設定機能を具えているが、前記低価格の電子楽器ではこうしたデータ割当て設定機能は省かれている。また、電子楽器内のROMに予め複数の初期設定を記録しておく一方で、仕向け地毎にそれぞれ異なる特有の設定情報(例えば、メイン音色やデモ曲等に関する設定情報)を記録したメモリーカードを工場出荷時に当該電子楽器に同梱しておき、電子楽器の電源投入時に同梱したメモリーカードが装着されていたら、前記設定情報に従って仕向け地それぞれに応じた初期設定を自動的に行うことのできるようにしている。これに関連するものとして、例えば下記に示す特許文献1に記載の電子音楽装置などがある。以上のようにして、低価格の電子楽器においては、演奏者自身が電子楽器本体の操作をなるべくしなくてすむように、演奏者が操作可能な楽器本体の機能を制限している。
特開2004-177638号公報
ところで、上記したような低価格の電子楽器において、工場出荷後に仕向け地毎に特有の音楽関連データを変更・追加するとともに、該変更・追加した音楽関連データをその操作に応じて選択・設定するようにいずれかの設定操作子に割当てを変更したいような場合がある。あるいは、音楽教室などで低価格の電子楽器を多数用いて楽器演奏の教習などを行っている場合などには、指導者が教習カリキュラムの進捗等に応じて、教習者が課題曲の演奏時に使用する例えば音色や伴奏スタイルあるいは手本とするソングなどを、全ての電子楽器について共通の設定操作子に予め割当てておきたいような場合がある。しかし、上記したような同梱されるメモリーカードに従って初期設定を行うようにした従来の電子楽器では、予め電子楽器内のROMに記録されていない音楽関連データを用いる初期設定に切り替えることは当然できないものであるし、また電子楽器に音楽関連データを変更・追加する際には新たなメモリーカードがメーカ等から供給されるのを待たなければならなかった。さらに、多数の電子楽器の全てについて、共通の操作子に同じ音楽関連データを割り当てていく場合には、設置されている電子楽器の数だけメモリカードを用意してそれぞれの電子楽器に装着しなければならず面倒であった。そこで、電子楽器本体を操作することなく、音楽関連データの変更・追加に加えて所望の設定操作子に対する音楽関連データの割当てを容易に行うことのできる装置が従来から望まれていた。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、電子楽器に対して、音楽関連データの変更・追加や、所望の音楽関連データをその操作に応じて選択・設定するように電子楽器の設定操作子へ割当てることが当該電子楽器の外部から容易に行うことのできる、データ割当て設定装置を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ割当て設定装置は、任意の音楽関連データが割当て可能であり、割当てられた音楽関連データを選択・設定する設定操作子を有した電子楽器を接続する接続手段と、前記接続された電子楽器に記憶済みの音楽関連データに関する情報を取得する取得手段と、前記取得した音楽関連データに関する情報に基づき、前記接続された電子楽器が有する設定操作子に対して、前記接続された電子楽器に記憶済みの音楽関連データの中から任意の音楽関連データを選択・設定するように割当て設定を行うデータ割当て設定手段と、前記接続された電子楽器に対して、前記割当て設定に従い設定操作子に音楽関連データを割当てるよう指示する割当て変更指示手段とを具える。
本発明によると、任意の音楽関連データが割当て可能であり、割当てられた音楽関連データを選択・設定する設定操作子を有した電子楽器と接続され、該接続された電子楽器から記憶済みの音楽関連データに関する情報を取得する。そして、前記取得した音楽関連データに関する情報に基づき、前記接続された電子楽器が有する設定操作子に対して、前記接続された電子楽器に記憶済みの音楽関連データの中から任意の音楽関連データを選択・設定するように割当て設定を行い、前記接続された電子楽器に対して、前記割当て設定に従い設定操作子に音楽関連データを割当てるよう指示する。このように、接続された電子楽器から取得した記憶済みの音楽関連データに関する情報に基づき、前記電子楽器が有する設定操作子に対して任意の音楽関連データを選択・設定するように割当て設定を行うことから、ユーザは電子楽器本体を操作することなく、電子楽器を接続するだけで、自機のみではその有する設定操作子に対し音楽関連データを割当てることのできない電子楽器に対しても、当該電子楽器外部から所望の設定操作子に対する音楽関連データの割当てを容易に行うことができるようになる。
本発明は装置の発明として構成し実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
この発明によれば、電子楽器本体を操作することなく、該電子楽器外部から各種の音楽関連データを電子楽器の設定操作子に対して割当てることが容易にできるようになる、という効果を得る。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、本発明に係るデータ割当て設定装置PCの実施態様を示す外観図である。本発明に係るデータ割当て設定装置PCは、詳しくは後述するようにCPU、ROM、RAM、通信インタフェース等を含む独立したコンピュータにより構成されてなり(後述する図2参照)、MIDI、USB、RS‐232C、IEEEE1394、10BaseTなどの通信ケーブルCを介して電子楽器EM(後述する図3参照)に接続されることで、データ割当て設定装置PCと該接続された電子楽器EMとの間において互いに、あるいはデータ割当て設定装置PCから電子楽器EMに対して一方的に、各種情報を送信又は受信することのできるようになっている。この実施例に示すデータ割当て設定装置PCから電子楽器EMに送信する各種情報としては、例えば工場出荷後に電子楽器EMに変更・追加したい仕向け地毎に特有の音楽関連データを電子楽器EMの不揮発メモリに記録するための「フラッシュ書き換えメッセージ情報(書き換え命令と書き換え対象の音楽関連データとを含む)」、あるいは音楽教室などにおける指導者が教習カリキュラムの進捗等に応じて、演奏者が電子楽器EMの鍵盤KBなどの演奏操作子を用いて課題曲を演奏する際に用いるべき音色データ、伴奏パターンデータ、ソングデータなどの音楽関連データを簡単な操作で選択・設定することのできるように、教習者が設定操作子BTに対し音楽関連データを割当てるための「割当て変更メッセージ情報(割当て変更命令と変更内容とを含む)」などがある(後述する図6参照)。
上記データ割当て設定装置PCと接続される電子楽器EMは演奏者の演奏操作に基づく楽音を発生するための鍵盤KBと、楽音演奏の際に用いるデータを選択・設定するボタンなどの設定操作子BTを有している。パネル上の適宜の位置に配置された設定操作子BTに対しては、その操作に応じて選択・設定される任意の内蔵音色(Voice)データ、伴奏パターン(Pattern)データ、ソング(Song)データなどの各種の音楽関連データがそれぞれ割当てられており、演奏者が任意の設定操作子BTを操作することによって、該設定操作子BTに割当てられている音楽関連データを用いた演奏を行うことができるようになっている。
なお、電子楽器EMの設定操作子BTに対して割当てすることが可能な音楽関連データは、電子楽器EMのROMや不揮発メモリ内に記録済みの音楽関連データのみであり、データ割当て設定装置PCのROMや外部記憶装置内に記録されている音楽関連データについてはそのままでは割当てすることができない。そこで、データ割当て設定装置PC内に記録されている音楽関連データを設定操作子BTに割当てしたいような場合には、当該音楽関連データそのものを電子楽器EMに記録しておく必要がある。
なお、データ割当て設定装置PCから音楽関連データの割当てを変更することが可能な設定操作子BTは、一部の専用の操作子のみとしてよい。例えば、図示において点線で示す範囲内にあるパネル上段に配置された設定操作子BT(例えば、エリア専用ボタンなどと呼ぶ)に対してのみ、外部接続されたデータ割当て設定装置PCによる音楽関連データの割当てを変更可能としてもよい。
なお、データ割当て設定装置PCと電子楽器EMとの接続態様は、上記したような通信ケーブルCによるものに限らず、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線等を利用した有線若しくは無線などの既存の通信ネットワークによるものであってもよい。既存の通信ネットワークを利用する場合には、一度に多数の電子楽器EMに対して同じ割当てを離れた場所から行うことができることから便利であってよい。
図2は、本発明に係るデータ割当て設定装置PCの全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。本実施例に示すデータ割当て設定装置は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される、例えばパーソナルコンピュータなどの制御機器である。CPU1は、このデータ割当て設定装置全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してROM2、RAM3、検出回路4,5、表示回路6、外部記憶装置7、MIDIインタフェース(I/F)8、USBインタフェース(I/F)9および通信インタフェース(I/F)10がそれぞれ接続されている。更に、CPU1には、タイマ割込み処理(インタラプト処理)における割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続されている。例えば、タイマ1Aはクロックパルスを発生し、発生したクロックパルスをCPU1に対して処理タイミング命令として与えたり、あるいはCPU1に対してインタラプト命令として与える。CPU1は、これらの命令に従って各種処理を実行する。
ROM2は、CPU1により実行される各種プログラムや各種データを格納するものである。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。操作子4Aはディスプレイ6Aに表示される所定のポインタを操作するためのマウスなどのポインティングデバイス等であり、他方、操作子(スイッチ等)5Aは数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード等である。検出回路4,5は、上記各操作子4A,5Aの操作状態をそれぞれ検出し、その操作状態に応じたスイッチ情報をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。
表示回路6は例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイ6Aに、「電子楽器フラッシュ(Flash)データ割当て画面」(後述する図4参照)や「電子楽器のボタンとデータを割当てる画面」(後述する図5参照)などの各種画面、あるいはCPU1の制御状態などを表示する。楽器店の店員や音楽教室の指導者などは該ディスプレイ6Aに表示される前記画面を用いて、接続された電子楽器EMを演奏する際に用いられる音色データ、伴奏パターンデータ、ソングデータなどの音楽関連データを簡単な操作で選択・設定できるように、電子楽器EMの設定操作子BTに音楽関連データを割当てたり、当該電子楽器EMに記録する音楽関連データの変更・追加などを容易に行うことができる。
外部記憶装置7は、音色データ、伴奏パターンデータ、ソングデータなどの音楽関連データ、あるいはCPU1が実行する各種制御プログラム等の制御に関するデータなどを記憶する。なお、上述したROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶装置7(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置7はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。あるいは、半導体メモリであってもよい。
MIDIインタフェース(I/F)8は電子楽器EMと接続するためのインタフェースであり、外部接続された電子楽器EMから各種情報を当該データ割当て設定装置PCへ入力したり、あるいは当該データ割当て設定装置PCから各種情報を電子楽器EMへ出力する。このMIDIインタフェース(I/F)8は電子楽器EMに限らず、ユーザによる操作に応じてMIDIデータを発生する他のMIDI機器などとも接続できる。なお、MIDIインタフェース8は専用のMIDIインタフェースを用いるものに限らず、RS-232C、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインタフェースを用いてMIDIインタフェース8を構成するようにしてもよい。この場合、MIDIデータ以外のデータをも同時に送受信するようにしてもよい。MIDIインタフェース8として上記したような汎用のインタフェースを用いる場合には、電子楽器EMはMIDIデータ以外のデータも送受信できるようにしてよい。勿論、送受信できるデータのデータフォーマットはMIDIに限らず他の形式であってもよく、その場合はMIDIインタフェース8と電子楽器EMはそれにあった構成とする。また、図示のように、前記MIDIインタフェース8とは別にUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)インタフェース(I/F)9などを具えていてよい。
通信インタフェース(I/F)10は、例えばLANやインターネット、電話回線等の有線あるいは無線の通信ネットワークXに接続されており、該通信ネットワークXを介してサーバコンピュータ10Aと接続され、該接続されたサーバコンピュータ10Aとの間で各種情報を送受信するためのインタフェースである。ROM2や外部記憶装置7(例えば、ハードディスク)等に制御プログラムや各種データが記憶されていない場合には、サーバコンピュータ10Aから制御プログラムや各種データをダウンロードすることができる。こうした通信インタフェース10は、有線あるいは無線のものいずれかでなく双方を具えていてよい。
図3は、本発明に係るデータ割当て設定装置PCの接続対象となる電子楽器EMの全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。ただし、この実施例に示す電子楽器EMは上記したデータ割当て設定装置PCと同じようなハード構成を用いるものとして説明することができることから、図3ではデータ割当て設定装置PCと異なる構成箇所に図2とは異なる符号を付し、以下ではこうした異なる構成箇所について主に説明する。
演奏操作子KBは楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えた例えば鍵盤等のようなものであって、各鍵に対応してキースイッチを有しており、この演奏操作子KB(鍵盤等)はユーザによるマニュアル(手弾き)演奏のために使用できるのは勿論のこと、当該電子楽器における各種設定を行う入力手段などとして使用することもできる。検出回路11は、演奏操作子KBの各鍵の押圧及び離鍵を検出することによって検出出力を生じる。設定操作子(ボタン等)BTは、演奏者が当該電子楽器EMを演奏する際に用いる音楽関連データを簡単な操作で選択・設定することのできるボタンなどである。勿論、こうしたボタン以外にも、音高、音色、効果等を選択・設定・制御するために用いる数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボードなどの各種操作子を含んでいてよい。検出回路12は、上記設定操作子BTの操作状態を検出し、その操作状態に応じたスイッチ情報をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。
音源回路13は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、データ及びアドレスバス1Dを経由して与えられた、演奏操作子KBの操作に応じて発生される、あるいは楽曲データの再生に基づき発生される各種演奏情報を入力し、これらの演奏情報に基づいて楽音信号を発生する。音源回路13から発生された楽音信号は、効果回路14を介して効果付与されてアンプやスピーカなどを含むサウンドシステム15から発音される。この音源回路13と効果回路14とサウンドシステム15の構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源回路13はFM、PCM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用してもよく、また専用のハードウェアで構成してもよいし、CPU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。電子楽器EMはMIDIインタフェース8やUSBインタフェース9などを介して上記したデータ割当て設定装置PCに接続されるようになっており、該接続されたデータ割当て設定装置PCから送られてきた当該電子楽器EMが有する設定操作子BTに対する音楽関連データの割当てを表すボタン割当て情報や音楽関連データなどを受信し、これらをRAM3や不揮発メモリ16に一時的に記憶する。
なお、上述した電子楽器EMにおいて、演奏操作子11は鍵盤楽器の形態に限らず、弦楽器や管楽器、あるいは打楽器等どのようなタイプの形態でもよい。また、電子楽器EMは演奏操作子KBやディスプレイ6Aあるいは音源回路13などを1つの装置本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、MIDIインタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたものであってもよいことは言うまでもない。
上記したデータ割当て設定装置PCにおいては、ユーザがディスプレイ6A上に表示される各種画面を参照しながらポインティングデバイス4Aやキーボード5A等を適宜に操作することで、該表示された画面上で電子楽器EMにおいて使用可能な音楽関連データの変更・追加や、電子楽器EMの設定操作子BTに対する音楽関連データの割当て設定などを簡単に行うことのできるようにしている。そこで、こうした電子楽器EMにおいて使用可能な音楽関連データの変更・追加を行うための画面について図4を用いて、電子楽器EMの設定操作子BTに対する音楽関連データの割当て設定を行うための画面について図5を用いて、それぞれ説明する。
図4は、電子楽器EMに対し音楽関連データの変更・追加を行うための「電子楽器フラッシュ(Flash)データ割当て画面」の表示内容の一実施例を示す概略図である。図4に示すように、この「電子楽器フラッシュ(Flash)データ割当て画面」においては、ウィンドウ表示されるメイン画面FMの上部の表示領域FMaに、当該データ割当て設定装置PCと接続されている電子楽器EMのモデル名や機種名などを表示する(ここではモデル名「KBD−10」を表示している)。また、このメイン画面FMの表示領域FMbには、電子楽器EMの不揮発メモリ16における音楽関連データを記録するためのデータ種類毎に分けられた所定の記憶領域を表示する。ここでは、音色データを記憶する記憶領域として6個の記憶領域(Voice Flash Area No.1〜No.6)、伴奏パターンデータを記憶する記憶領域として2個の記憶領域(Pattern Flash Area NO.1及びNO.2)を表示している。メイン画面FMの表示領域FMcには、前記表示領域FMbに表示された不揮発メモリ16におけるそれぞれの記憶領域に現在記録されている音楽関連データのデータ名が表示される。例えば、「Voice Flash Area No.1」領域には「チャイニーズフルート(ChineseFlute)」の音色データ、「Voice Flash Area No.2」領域には「チャイニーズハープ(ChineseHarp)」の音色データ、「Voice Flash Area No.3」領域には「チャイニーズフィドレ(ChineseFidle)」の音色データがそれぞれ記録されている。音楽関連データが記録されていない記憶領域(例えば「Voice Flash Area No.4」領域等)に関しては、音楽関連データが記録されていない旨を表す「(No Data)」を表示する。上記表示領域FMb及びFMcの表示は、メイン画面FMの右端に表示されるスクロールバーSCを操作することにより変更することが可能となっている(ただし、メイン画面FMで一度に表示可能な数以上である場合)。
表示領域FMcには、上記したような各記憶領域に現在記録されている音楽関連データのデータ名が表示される他に、所定の表示態様の矢印アイコン(ここでは黒く塗りつぶした三角形の表示体で示す)を表示する。この矢印アイコンにポインタPが重ねられてクリックされると、該クリックされた表示領域を反転表示すると共に、サブ画面FSを新たに表示する。サブ画面FSは、データ割当て設定装置PCにおけるROM2や外部記憶装置7等に記録済みの音楽関連データの一覧を表示する。図示のように、メイン画面FMにおいて音色データ記憶領域「Voice Flash Area No.4」領域がクリックされたような場合には、サブ画面FSとして音色データの一覧を表示する。該サブ画面FSの表示領域FSaには、データ割当て設定装置PCのROM2や外部記憶装置7等における音楽関連データを記録済みのデータ種類毎に分けられた所定の記憶領域を表示する。ここでは、音色データを記憶済みである記憶領域(Voice No.1〜No.6)を表示している。サブ画面FSの表示領域FSbには、前記表示領域FSaに表示されたROM2や外部記憶装置7等におけるそれぞれの記憶領域に現在記録されている音楽関連データのデータ名が表示される。操作者により、該サブ画面FSに表示されたいずれかの記憶領域に記録されている音楽関連データのデータ名がポインタPでクリックされることにより、電子楽器EMに変更・追加する音楽関連データの指定を行うことができる。すなわち、該指定された音楽関連データが電子楽器EMの不揮発メモリ16に記録され、電子楽器EMにおいて使用することができるようになる。なお、サブ画面FSの表示についても右端のスクロールバーSCを操作することにより変更することができる(ただし、サブ画面FSで一度に表示可能な数以上である場合)。
図5は、電子楽器EMの設定操作子BT(ボタン等)に対する音楽関連データの割当て設定を行うための「電子楽器のボタンとデータを割当てる画面」の一実施例を示す概略図である。図5(a)は電子楽器EMのROM2内に記録されている多数の音色データ(ROM Voice)の中から任意のデータを割当てるよう指示した場合の表示例を、図5(b)は電子楽器EMの不揮発メモリ16内に記録されている多数の音色データ(Flash Voice)の中から任意のデータを割当てるよう指示した場合の表示例をそれぞれ示したものである。これらの図から理解できるように、図5(a)に示す第1のサブ画面WS1において「ROM Voice」が選択された場合と、図5(b)に示す第1のサブ画面WS1において「Flash Voice」が選択された場合とでは、第2のサブ画面WS2に表示する内容が電子楽器EMのROM2内に記憶されているデータであるか、不揮発メモリ16に記憶されているデータであるかの違いだけである。そこで、以下では図5(a)に示す第1のサブ画面WS1において「ROM Voice」が選択された場合について説明し、「Flash Voice」が選択された場合については「ROM」を「フラッシュ(Flash)」(又は不揮発メモリ)に読みかえればよいのでその説明を省略する。
図5(a)に示すように、この「電子楽器のボタンとデータを割当てる画面」のメイン画面WMについては、上述した「電子楽器フラッシュ(Flash)データ割当て画面」のメイン画面FMと同じ構成の表示がなされる。表示領域WMaには、当該データ割当て設定装置PCと接続されている電子楽器EMのモデル名や機種名などを表示する(「KBD−10」)。表示領域WMb及びWMcについては、「電子楽器フラッシュ(Flash)データ割当て画面」においては電子楽器EMの不揮発メモリ16に記憶済みの音楽関連データに関する表示であったが、この「電子楽器のボタンとデータを割当てる画面」では電子楽器EMの設定操作子BTに対する現在の音楽関連データの割当て状況に関する表示を行う。すなわち、表示領域WMbには電子楽器EMのデータ割当て可能な設定操作子BTを表示し、表示領域WMcには各設定操作子BTに割当てられている音楽関連データのデータ名を表示する。ここでは、図1に示したような音色データを選択・設定するボタン(Voice Button No.1〜No.3)、伴奏パターンデータを選択・設定するボタン(Pattern Button NO.1及びNO.2)、ソングデータを選択・設定するボタン(Song Button NO.1及びNO.2)のそれぞれについて、現在割当てられている音楽関連データのデータ名を表示している。
表示領域WMcにおける所定の表示態様の矢印アイコン(ここでは黒く塗りつぶした三角形の表示体で示す)にポインタPが重ねられてクリックされると、該クリックされた表示領域を反転表示すると共に、第1のサブ画面WS1を新たに表示する。第1のサブ画面WS1は、電子楽器EMにおける音楽関連データの記憶装置(ROM2や不揮発メモリ16)を表示する。このサブ画面WS1における所定の表示態様の矢印アイコンにポインタPが重ねられてクリックされると、該クリックされた表示領域を反転表示すると共に、第2のサブ画面WS2を新たに表示する。第2のサブ画面WS2は、電子楽器EMにおけるROM2や不揮発メモリ16に記録済みの音楽関連データの一覧を表示する。該サブ画面WS2の表示領域WS2aには、電子楽器EMのROM2における音楽関連データを記録済みのデータ種類毎に分けられた所定の記憶領域を表示する。ここでは、音色データを記憶済みである記憶領域(ROM Voice No.1〜No.6)を表示している。サブ画面WS2の表示領域WS2bには、前記表示領域WS2aに表示されたROM2におけるそれぞれの記憶領域に現在記録されている音楽関連データのデータ名が表示される。操作者により、該サブ画面WS2に表示された音楽関連データのデータ名がポインタPでクリックされることにより、電子楽器EMの設定操作子BTに割当てる音楽関連データの指定を行うことができる。なお、サブ画面WS2の表示についても右端のスクロールバーSCを操作することにより変更することができる(ただし、サブ画面WS2で一度に表示可能な数以上である場合)。
次に、上記各画面を用いてのデータ割当て装置PCから電子楽器EMに対する、音楽関連データの変更・追加や、電子楽器EMの設定操作子BTに対する音楽関連データの割当て設定などを行う一連の処理について、説明する。図6は、データ割当て設定装置PC側で実行する「データ割当て設定処理」の一実施例を示すフローチャートである。図7は、電子楽器EM側で実行する「電子楽器処理」の一実施例を示すフローチャートである。これらの各処理を実際に処理する際には、データ割当て設定装置PCと電子楽器EMとの間において所定の情報を送受信しながら並行して各々の処理を行うのであるが、ここでは説明を理解しやすくするために、それぞれの装置で実行される処理について図を分けて別々に説明する。
まず、データ割当て設定装置PCで実行する「データ割当て設定処理」について、図6を用いて説明する。ステップS1は、「初期化処理」を実行する。この初期化処理については後述する(後述の図8又は図9参照)。ステップS2は、「電子楽器のフラッシュ(Flash)データ割当て画面」(図4参照)をディスプレイ6Aに表示する。ステップS3は、「電子楽器のボタンとデータを割当てる画面」(図5参照)をディスプレイ6Aに表示する。すなわち、上記両画面は当該データ割当て設定装置PCのディスプレイ6A上に同時に表示される。ステップS4は、「電子楽器のフラッシュ(Flash)データ割当て画面」を用いて、フラッシュデータの変更操作がされたか否かを判定する。すなわち、不揮発メモリ16の所定の記憶領域に書き込む音楽関連データ(これをフラッシュデータと呼ぶ)の変更・追加操作が行われたか否かを判定する。フラッシュデータの変更操作がされたと判定した場合には(ステップS4のYES)、接続されている電子楽器EMに対して「フラッシュ(Flash)書き換えメッセージ」を送る(ステップS5)。また、データ割当て設定装置PCのRAM3上に記憶されている、電子楽器EMに記憶済みの音楽関連データに関する情報(これを、以下ではコンテンツ情報と呼ぶ)を更新する(ステップS6)。このコンテンツ情報は、例えば音楽関連データの種類やデータ名などの情報である。そして、「電子楽器のフラッシュ(Flash)データ割当て画面」の表示を、上記フラッシュデータの変更操作にあわせて更新する(ステップS7)。
ステップS8は、「電子楽器のボタンとデータを割当てる画面」(図5参照)を用いて、ボタンとデータの割当て変更操作がされたか否かを判定する。すなわち、電子楽器EMの設定操作子BTに対する音楽関連データの割当て設定が行われたか否かを判定する。ボタンとデータの割当て変更操作がされたと判定した場合には(ステップS8のYES)、接続されている電子楽器EMに対して「割当て変更メッセージ」を送る(ステップS9)。そして、「電子楽器のボタンとデータを割当てる画面」の表示を、上記ボタンとデータの割当て変更操作にあわせて更新し(ステップS10)、またデータ割当て設定装置PCのRAM3上に記憶されている電子楽器の「ボタン割当て情報」を更新する(ステップS11)。この電子楽器のボタン割当て情報は、電子楽器EMの各設定操作子BTにどの音楽関連データが割当てられているかを示す情報である。ステップS12は、上記画面がクローズされたか否かを判定する。クローズされたと判定した場合には(ステップS12のYES)、当該処理を終了する。クローズされていないと判定した場合には(ステップS12のNO)、上記ステップS4の処理に戻ってステップS4〜ステップS12の処理を繰り返す。
ここで、上記した「データ割当て設定処理」で実行する「初期化処理」(図6のステップS1参照)について、図8又は図9を用いて説明する。図8は、「初期化処理」の一実施例を示したフローチャートである。図8に示す「初期化処理」では、まず「モデル情報要求メッセージ」を接続されている電子楽器EMに対して送り(ステップS41)、該メッセージに応じて電子楽器EMから送信された「モデル情報」を受け取る(ステップS42)。このモデル情報は、接続された電子楽器EMの例えばメーカ名、機種名、モデル名などである。ステップS43は、前記モデル情報に対応した「コンテンツ情報」(図6のステップS6参照)の初期設定を、データ割当て設定装置PCのRAM3上に作成する。ステップS44は、電子楽器EMの不揮発メモリ16(Flash)の初期設定をするよう指示する「フラッシュ(Flash)書き換えメッセージ」を電子楽器EMに対して送る。ステップS45は、前記モデル情報に対応した「電子楽器のボタン割当て情報」の初期設定を、データ割当て設定装置PCのRAM3上に作成する。ステップS46は、電子楽器EMの各設定操作子BTに対して割当てる音楽関連データの変更・追加を指示する「割当て変更メッセージ」を電子楽器EMに対して送る。なお、上記ステップS41及びステップS42の処理のかわりに、データ割当て設定装置PCに電子楽器EMの対応モデルリストを多数記憶しておき、該対応モデルリストを表示して接続されている電子楽器に関する「モデル情報」をユーザに適宜に選択させるようにしてもよい。このようにして、この初期化処理においては、割当て設定を行うための準備として、電子楽器EMの割当て状況をモデルにあった初期状態に設定するために、電子楽器EMの既存の割当て状況を初期化する。
図9は、「初期化処理」の別の実施例を示したフローチャートである。図9に示す「初期化処理」では、まず「割当て情報の要求メッセージ」を電子楽器EMに対して送る(ステップS51)。ステップS52は、該「割当て情報の要求メッセージ」に応じて電子楽器EMから送信された、現在の割当て状況を表す「ボタン割当て情報」を受け取り、データ割当て設定装置PCのRAM3上に保持する。ステップS53は、電子楽器EMのROM2と不揮発メモリ16(Flash)に記憶されている「コンテンツ情報」を要求する「コンテンツ情報の要求メッセージ」を電子楽器EMに対して送る。ステップS54は、電子楽器EMから送られたROM2不揮発メモリ16に記憶された「コンテンツ情報」を受け取る。このようにして、この初期化処理においては、割当て設定を行うための準備として、電子楽器EMから既存の割当て状況を取得する。
次に、データ割当て設定装置PCで実行する図6に示した「データ割当て設定処理」に並行して、電子楽器EM側で実行される「電子楽器処理」について、図7を用いて説明する。ステップS21は、データ割当て設定装置PCから「モデル情報の要求メッセージ」(図8のステップS41参照)があったか否かを判定する。「モデル情報の要求メッセージ」があった場合には(ステップS21のYES)、データ割当て設定装置PCに対して「モデル情報」を送る(ステップS22)。ステップS23は、データ割当て設定装置PCから「割当て情報の要求メッセージ」(図9のステップS51参照)があったか否かを判定する。「割当て情報の要求メッセージ」があった場合には(ステップS23のYES)、データ割当て設定装置PCに対して「ボタン割当て情報」を送る(ステップS24)。ステップS25は、メモリ(ROM2、不揮発メモリ16)上のコンテンツ情報のリクエスト、つまりデータ割当て設定装置PCから「コンテンツ情報の要求メッセージ」(図9のステップS53参照)があったか否かを判定する。メモリ上のコンテンツ情報のリクエストがあった場合には(ステップS25のYES)、データ割当て設定装置PCに対してメモリに記憶されている「コンテンツ情報」を送る(ステップS26)。ステップS27は、データ割当て設定装置PCから「割当て変更メッセージ」(図6のステップS9参照)があったか否かを判定する。「割当て変更メッセージ」があった場合には(ステップS27のYES)、ボタンとデータの割当て変更操作に応じた各ボタン(設定操作子BT)への音楽関連データの割当てに変更し、不揮発メモリ16に記録する(ステップS28)。ステップS29は、データ割当て設定装置PCから「フラッシュ(Flash)書き換えメッセージ」(図6のステップS5参照)があったか否かを判定する。「フラッシュ書き換えメッセージ」があった場合には(ステップS29のYES)、該メッセージに含まれる音楽関連データを不揮発メモリ16の指定された記憶領域に書き込む(ステップS30)。ステップS31は、上記以外の例えばノートオンイベント、ノートオフイベント、コントロールメッセージ等の通常の演奏メッセージがあったか否かを判定する。通常の演奏メッセージがあった場合には(ステップS31のYES)、通常の演奏処理を実行する(ステップS32)。この演奏処理の際には、操作されている設定操作子BTに割当てられた音色、パターン、ソングに従って演奏を実行する。
なお、上記した各処理はコンピュータソフトウエアの形態に限らず、DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)によって処理されるマイクロプログラムの形態でも実施可能であり、また、この種のプログラムの形態に限らず、ディスクリート回路又は集積回路若しくは大規模集積回路あるいはゲートアレイ等を含んで構成された専用ハードウエア装置の形態で実施してもよい。
本発明に係るデータ割当て設定装置の実施態様を示す外観図である。 本発明に係るデータ割当て設定装置の全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。 本発明に係るデータ割当て設定装置の接続対象となる電子楽器の全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。 電子楽器フラッシュ(Flash)データ割当て画面の表示内容の一実施例を示す概略図である。 電子楽器のボタンとデータを割当てる画面の一実施例を示す概略図である。 データ割当て設定処理の一実施例を示すフローチャートである。 電子楽器処理の一実施例を示すフローチャートである。 初期化処理の一実施例を示したフローチャートである。 初期化処理の別の実施例を示したフローチャートである。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4,5,11,12…検出回路、4A…操作子(ポインティングデバイス等)、5A…操作子(キーボード等)、6…表示回路、6A…ディスプレイ、7…外部記憶装置、8…MIDIインタフェース、9…USBインタフェース、10…通信インタフェース、10A…サーバコンピュータ、13…音源回路、14…効果回路、15…サウンドシステム、16…不揮発メモリ、KB…演奏操作子(鍵盤等)、BT…設定操作子(ボタン等)、X…通信ネットワーク、1D…通信バス(データ及びアドレスバス)、PC…データ割当て設定装置、EM…電子楽器、C…通信ケーブル

Claims (4)

  1. 任意の音楽関連データが割当て可能であり、割当てられた音楽関連データを選択・設定する設定操作子を有した電子楽器を接続する接続手段と、
    前記接続された電子楽器に記憶済みの音楽関連データに関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得した音楽関連データに関する情報に基づき、前記接続された電子楽器が有する設定操作子に対して、前記接続された電子楽器に記憶済みの音楽関連データの中から任意の音楽関連データを選択・設定するように割当て設定を行うデータ割当て設定手段と、
    前記接続された電子楽器に対して、前記割当て設定に従い設定操作子に音楽関連データを割当てるよう指示する割当て変更指示手段と
    を具えるデータ割当て設定装置。
  2. 音楽関連データを記憶する記憶手段と、前記記憶した音楽関連データの中から所望の音楽関連データを選択するデータ選択手段とを有してなり、
    前記データ割当て設定手段は、前記接続された電子楽器が有する設定操作子に対して、前記選択した音楽関連データを選択・設定するように割当て設定を行い、
    前記割当て変更指示手段は、前記接続された電子楽器に対して、前記割当て設定に従い設定操作子に前記選択した音楽関連データを割当てるよう指示すると共に、前記選択した音楽関連データを送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ割当て設定装置。
  3. 前記接続手段に接続する電子楽器は、自機のみではその有する設定操作子に対し音楽関連データを割当てることのできない電子楽器であることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ割当て設定装置。
  4. コンピュータに、
    任意の音楽関連データが割当て可能であり、割当てられた音楽関連データを選択・設定する設定操作子を有した電子楽器を接続する手順と、
    前記接続された電子楽器に記憶済みの音楽関連データに関する情報を取得する手順と、
    前記取得した音楽関連データに関する情報に基づき、前記接続された電子楽器が有する設定操作子に対して、前記接続された電子楽器に記憶済みの音楽関連データの中から任意の音楽関連データを選択・設定するように割当て設定を行う手順と、
    前記接続された電子楽器に対して、前記割当て設定に従い設定操作子に音楽関連データを割当てるよう指示する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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