JP2007201704A - レベルシフト回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力のレベルシフト回路の提供。
【解決手段】カレントミラー(HP1、HP2)を負荷とする差動対(HN1、HN2)は、入力信号INのローレベルおよびハイレベルにそれぞれ対応してローレベルおよびレベルシフトされたハイレベル(第2のハイレベル)となる出力信号OUTを非反転出力端子から出力する。非反転出力端子に接続されるプルアップ回路(HINV1、HP3)は、非反転出力信号が第2のハイレベルとなった場合に非反転出力端子をプルアップし、入力信号がローレベルである場合には開放となる。電流源制御回路(LNAND、HBUF)は、非反転出力信号が第2のハイレベルとなってから所定の時間経過後に差動対への動作電流を切断し、入力信号がローレベルになった時点で差動対への動作電流を供給するように、差動対と接地間に接続される電流源回路(LN1)を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レベルシフト回路に関して、特に電圧レベルの異なる二つのデジタル回路間で振幅レベルを変換するレベルシフト回路に関する。
LSIの内部における電源電圧とLSI外部における電源電圧とが異なる場合、内部と外部との間で信号を伝達する上でそれぞれの電圧レベルに適した振幅レベルに変換するレベルシフト回路(レベルシフタ)が用いられる。例えば、出力バッファ回路において、内部から入力される信号が1.2V、外部に出力する信号が3.3Vである場合に、1.2Vから3.3Vにレベル変換するレベルシフト回路が必要となる。近年、チップ間の通信では、高速で信号本数の少ないシリアル転送が主流になるなど、インタフェース回路の高速化が進んでおり、レベルシフト回路も高速動作のニーズが高まっている。
このような高速化に対応するレベルシフト回路は、カレントミラーを負荷とする差動対(カレントミラー型差動アンプ)(例えば非特許文献1参照)を用いることで構成可能である。
図7にPchカレントミラー型の差動アンプ回路をレベルシフト回路として用いた回路例を示す。この回路は、入力信号INを反転するインバータ回路LINV、差動対となるNMOSトランジスタHN1、HN2、カレントミラー接続されるPMOSトランジスタHP1、HP2、電流源となるNMOSトランジスタLN1によって構成される。ここで、NMOSトランジスタHN1とNMOSトランジスタHN2とは、同一のサイズを有し、PMOSトランジスタHP1とPMOSトランジスタHP2とは、同一のサイズを有する。
入力信号INは、NMOSトランジスタHN1のゲートに供給されると共に、インバータ回路LINVで反転されてNMOSトランジスタHN2のゲートに供給される。NMOSトランジスタHN1、HN2のソースは、それぞれNMOSトランジスタLN1のドレインに接続される。NMOSトランジスタLN1は、ソースを接地(GND)し、ゲートを低電圧側電源VDDLに接続する。PMOSトランジスタHP1、HP2のソースは、高電圧側電源VDDHに接続される。PMOSトランジスタHP1のゲートとドレインは、PMOSトランジスタHP2のゲートおよびNMOSトランジスタHN1のドレインと接続される。また、PMOSトランジスタHP2のドレインとNMOSトランジスタHN2のドレインとが接続され、出力信号OUTを出力する。
このように構成されるレベルシフト回路は、NMOSトランジスタHN1、HN2のゲートに入力される信号間に差電位が生じると、NMOSトランジスタHN1、HN2に流れる電流に差が生ずる。この差電流を負荷となるPchカレントミラーによって電圧に変換することで、小さな入力差電位から大きな出力振幅の電圧を得ることが可能となる。すなわち、レベルシフト回路は、小さなレベルの入力信号INからレベル変換された大きなレベルの出力信号OUTを出力することができる。
ところで、図7に示すレベルシフト回路は、電流源となるNMOSトランジスタLN1によって差動アンプに電流が常時流れる構成となっているために消費電流が多くなってしまう。
そこで、消費電流を低減する方法として、特許文献1に高速サンプリングレシーバーが開示されている。このサンプリングレシーバーは、レベルを変換するデータ信号入力の他に、そのデータをサンプリングするためのクロック信号を入力する構成とされ、非サンプリング時の消費電流を削減する工夫がなされている。
図9は、クロック信号によるサンプリング機能を追加した差動アンプを用いたレベルシフト回路である。図9に示す回路は、特許文献1に開示されるサンプリングレシーバーをレベルシフト回路に応用した回路に相当する。このレベルシフト回路は、入力信号を反転するインバータ回路LINV、クロック信号CLKを反転するインバータ回路HINV、差動アンプを構成するPchの差動対となるPMOSトランジスタHP11、HP12、Nchの差動対となるNMOSトランジスタHN11、HN12、差動対の電流供給・遮断を行うPMOSトランジスタHP13およびNMOSトランジスタHN13、電流遮断時に差動アンプ内のデータをラッチするラッチ回路HLAT及びSRフリップフロップ回路HSRFFを備える。ここで、NMOSトランジスタHN11とHN12とは、同一サイズであり、PMOSトランジスタHP11とHP12とは、同一サイズである。
入力信号INは、NMOSトランジスタHN11のゲートとPMOSトランジスタHP11のゲートとに供給され、さらにインバータ回路LINVで反転されてNMOSトランジスタHN12のゲートとPMOSトランジスタHP12のゲートとに供給される。NMOSトランジスタHN11、HN12のソースは、NMOSトランジスタHN13のドレインと接続される。NMOSトランジスタHN13のソースは、接地(GND)され、ゲートにはクロック信号CLKが与えられる。また、クロック信号CLKは、ラッチ回路HLATの共通入力に供給されると共に、インバータ回路HINVで反転されてPMOSトランジスタHP13のゲートとに供給される。PMOSトランジスタHP11、HP12のソースは、PMOSトランジスタHP13のドレインと接続される。PMOSトランジスタHP13のソースは、高電圧側電源VDDHに接続される。
また、NMOSトランジスタHN11のドレインとPMOSトランジスタHP11のドレインとは、ラッチ回路HLATの一方の出力端(B1)に接続され、NMOSトランジスタHN12のドレインとPMOSトランジスタHP12のドレインとは、ラッチ回路HLATの他方の出力端(A1)に接続される。さらに、ラッチ回路HLATの一方の出力端は、SRフリップフロップ回路HSRFFの一方の入力端に接続され、ラッチ回路HLATの他方の出力端は、SRフリップフロップ回路HSRFFの他方の入力端に接続される。
このように構成されるレベルシフト回路は、貫通電流遮断用のトランジスタであるPMOSトランジスタHP13およびNMOSトランジスタHN13によってクロック信号CLKがローレベルの状態では貫通電流を遮断し、ラッチ回路HLATによって差動出力信号A1、B1を各々の出力状態からハイレベル(電源VDDHのレベル)にする。差動出力信号A1、B1を入力とするSRフリップフロップ回路HSRFFの入力は、両入力共にハイレベルとなり、前状態を保持したままとなる。
クロック信号CLKが立ち上がると、PMOSトランジスタHP13およびNMOSトランジスタHN13がオンし、差動対HP11、HP12、HN11、HN12のゲート入力の差電位によって、PMOSトランジスタHP11からNMOSトランジスタHN11へ流れる電流パスと、PMOSトランジスタHP12からNMOSトランジスタHN12へ流れる電流パスとの間で電流差が生じ、その差電流によって差動出力信号A1とB1間に差電位が発生する。この差電位をラッチ回路HLATによってさらに強調する。これらの動作によって差動出力信号A1もしくはB1が立下り、その立下りがトリガとなってSRフリップフロップ回路HSRFFの出力信号OUTが変化する。
特開2003−78407号公報 Behzad Razavi著、黒田忠広監訳、アナログCMOS集積回路の設計 基礎編、丸善株式会社、平成15年3月30日発行、P.185
図7に示すレベルシフト回路は、入力信号INの信号レベルがハイレベル(電圧値VDDL)の場合、NMOSトランジスタHN1がオンとなり、常時オンしているNMOSトランジスタLN1、ダイオード接続されているPMOSトランジスタHP1により、高電圧側電源VDDHからGNDへ常に貫通電流が発生する。したがって、定常電流が発生し消費電力が一般的なCMOS回路に比べて数桁増加してしまう。
図8は、図7に示すレベルシフト回路の入力信号INの電圧波形、出力信号OUTの電圧波形、回路全体のGNDに流れるIGNDの電流波形を示す図である。図8に示すように、入力信号INがハイレベルのときに常に電流IGNDが流れ続ける状態となる。
一方、図9に示すレベルシフト回路は、クロック信号CLKがローレベルのときにはPMOSトランジスタHP13およびNMOSトランジスタHN13によって貫通電流が遮断される。しかし、クロック信号CLKがハイレベルの状態では、Pchの差動対であるPMOSトランジスタHP11、HP12のゲート入力が最大でも低電圧側電源VDDLの電位までしか引き上がらず、どちらも完全にカットオフしない。このため、高電圧側電源VDDHからGNDへの貫通電流が生じる。
例えば入力信号INがローレベル、クロック信号CLKがハイレベルの場合、差動出力A1がローレベル、差動出力B1がハイレベルとなる。このとき、NMOSトランジスタHN11は完全にオフ状態となり、ラッチ回路HLATによって差動出力B1は高電圧側電源VDDHの電位まで引き上がる。このためPMOSトランジスタHP11には電流が流れない。逆に差動出力A1はラッチ回路HLAT及びNMOSトランジスタHN12、HN13によってローレベルとなる。しかし、PMOSトランジスタHP12のゲート入力が低電圧側電源VDDLの電位であるため、完全にはオフ状態とならない。したがって、PMOSトランジスタHP13からPMOSトランジスタHP12を経由し、ラッチ回路HLAT、及びNMOSトランジスタHN12からNMOSトランジスタHN13へ貫通電流が流れ続ける。
図10は、図9に示すレベルシフト回路の入力信号INの電圧波形、クロック信号CLK電圧波形、出力信号OUTの電圧波形、回路全体のGNDに流れるIGNDの電流波形を示す図である。図10に示すように、クロック信号CLKがハイレベルのときに常に電流IGNDが流れ続ける状態となる。
従って、図9に示すレベルシフト回路においても消費電力が大きくなってしまう。なお、図9に示すレベルシフト回路は、クロック信号CLKを入力する必要があり、クロック信号が存在しない非同期回路には使用することは困難である。
本発明の1つのアスペクトに係るレベルシフト回路は、カレントミラーを負荷とする差動対を含み、入力信号の第1のレベルおよび第2のレベルにそれぞれ対応して第1のレベルおよび第3のレベルとなる出力信号を非反転出力端子から出力する。このレベルシフト回路は、非反転出力端子に接続されると共に、非反転出力信号が第3のレベルとなった場合に非反転出力端子を差動対の電源と短絡し、入力信号が第1のレベルである場合には開放となる第1のプルアップ回路と、差動対と接地間に接続されると共に、差動対への動作電流を供給する電流源回路と、非反転出力信号が第3のレベルとなってから所定の時間経過後に差動対への動作電流を切断し、入力信号が第1のレベルである場合には差動対への動作電流を供給するように電流源回路を制御する電流源制御回路と、を備える。
本発明によれば、クロック信号を用いることなく定常電流の発生しない構成とすることで、消費電力を低減することができる。
本発明の実施形態に係るレベルシフト回路は、カレントミラー(図1のHP1、HP2)を負荷とする差動対(図1のHN1、HN2)、プルアップ回路(図1のHP3、HINV1)、電流源回路(図1のLN1)、電流源制御回路(図1のHBUF、LNAND)を備える。差動対は、入力信号(図1のIN)のローレベルおよびハイレベルにそれぞれ対応してローレベルおよびレベルシフトされたハイレベル(以下、第2のハイレベルという)となる出力信号(図1のOUT)を非反転出力端子から出力する。非反転出力端子に接続されるプルアップ回路は、非反転出力信号が第2のハイレベルとなった時点で動作して非反転出力端子をプルアップし、入力信号がローレベルである場合には開放となる。差動対と接地間に接続される電流源回路、より具体的にはトランジスタ(図1のLN1)は、差動対への動作電流を供給する。電流源制御回路は、非反転出力信号が第2のハイレベルとなってから所定の時間経過後に差動対への動作電流を切断し、入力信号がローレベルである場合には差動対への動作電流を供給するように電流源回路を制御する。
このような構成のレベルシフト回路は、カレントミラー型であるので、高速に動作する。その上で、従来のカレントミラー型レベルシフト回路の欠点である定常電流の防止のため、定常電流が流れる電流源回路であるトランジスタのゲート端子を入力信号のレベルによって制御する構成とされる。また、ゲート端子の制御は、レベルを変換する入力データ信号そのもので行う。つまりゲート端子の制御のために新たな制御信号や制御機構を必要とせず、制御信号の切り替えによって大きな遅延劣化が生じない構成とされる。このような構成によって定常電流が発生せず、低消費電力化を実現することができる。以下、実施例に即し、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るレベルシフト回路の回路図である。図1において、図7と同一の符号は同一物を表す。図1に示すレベルシフト回路は、図7に示すレベルシフト回路に対し、NMOSトランジスタLN1のゲート電圧を制御する2入力のNAND回路LNAND、出力信号OUTを低電圧側電源VDDL(図示されない)のレベルに変換してフィードバックするバッファ回路HBUF、出力信号OUTをラッチするインバータ回路HINV1およびPMOSトランジスタHP3を追加した構成である。ここで、インバータ回路LINV、NAND回路LNAND、NMOSトランジスタLN1は、低電圧側電源VDDLで動作する低耐圧の素子あるいは回路である。また、バッファ回路HBUFは、低電圧側電源VDDLで動作し高耐圧の回路である。さらに、インバータ回路HINV1、NMOSトランジスタHN1、HN2、PMOSトランジスタHP1〜HP3は、高電圧側電源VDDHで動作する高耐圧の素子あるいは回路である。
バッファ回路HBUFは、出力信号OUTを低電圧側電源VDDLの信号レベルに変換すると共に、所定の時間遅延してNAND回路LNANDの一つの入力端子に供給する。NAND回路LNANDの他の入力端子には、入力信号INが供給され、NAND回路LNANDの出力端子がNMOSトランジスタLN1のゲートに接続される。
インバータ回路HINV1は、入力端にPMOSトランジスタHP3のドレインを接続して出力信号OUTを与え、出力端をPMOSトランジスタHP3のゲート端子に接続する。PMOSトランジスタHP3は、ソースを高電圧側電源VDDHに接続し、ドレインをNMOSトランジスタHN2のドレインおよびPMOSトランジスタHP3のドレインに接続する。インバータ回路HINV1とPMOSトランジスタHP3とは、出力信号OUTがハイレベルとなった時に、ハイレベルを保持するためのラッチ回路を構成する。ここでPMOSトランジスタHP3の駆動能力は、カレントミラー回路そのものの動作を妨げないように十分小さなものとする。
図1に示すように、PMOSトランジスタHP1、HP2、NMOSトランジスタHN1、HN2、LN1で構成されるカレントミラー回路を負荷とする差動対におけるGNDへの電流パスは、必ずNMOSトランジスタLN1を通る。そこで、NAND回路LNANDとバッファ回路HBUFの動作によって、NMOSトランジスタLN1を制御することで定常電流を発生させない構成としている。
図2は、入力信号INと出力信号OUTのレベル状態に対応するNMOSトランジスタLN1のオンオフ状態を示す状態図である。入力信号INの変化時、つまり入力信号INと出力信号OUTの状態が異なる場合には、NMOSトランジスタLN1がオンしており、通常のカレントミラー回路に相当する動作となる。
入力信号INと出力信号OUTが共にローレベルとなった場合にも、NMOSトランジスタLN1はオンとなる。ただし、入力信号INがローレベルであることからNMOSトランジスタHN1がオフとなりダイオード接続されたPMOSトランジスタHP1の電流経路がなくなりA点の電圧が「VDDH−Vtp(VtpはPMOSトランジスタHP1のしきい値電圧)」となる。したがって、PMOSトランジスタHP2も完全にオフとなる。
また、PMOSトランジスタHP3は一時的にオンしていても、PMOSトランジスタHP3自体の駆動能力は、PMOSトランジスタHP2、NMOSトランジスタHN2、LN1に比べて非常に弱い駆動能力に設定されている。したがって、PMOSトランジスタHP2がオフ、NMOSトランジスタHN2とNMOSトランジスタLN1がオンとなると、PMOSトランジスタHP3のオン、オフに関わらず、出力信号OUTは必ずローレベルとなり、PMOSトランジスタHP3は最終的には完全にオフとなる。このように、カレントミラー内での高電圧側電源VDDHからGNDへの電流経路は、全て遮断される。したがって、入力信号INと出力信号OUTがともにローレベルで静止した状態での貫通電流は発生しない。
入力信号INと出力信号OUTがともにハイレベルとなった場合にのみ、NMOSトランジスタLN1のゲート電位をGNDレベルに落としてオフとする。入力信号INと出力信号OUTがローレベルのときと同様にPMOSトランジスタHP1の電流経路がなくなり、A点の電圧が「VDDH−Vtp」となってPMOSトランジスタHP2も完全にオフとなっている。
図3に、図1の回路動作時の入力信号INと出力信号OUT及びカレントミラーゲート(A点)とNMOSトランジスタLN1のドレイン(B点)の電圧波形を示す。A点は、入力信号INがローレベルまたはハイレベルで静止している状態では、「VDDH−Vtp」(図3では2.8V付近)となっている。B点は、入力信号INがローレベルで静止している状態ではローレベル、ハイレベルで静止している状態では、「VDDL−Vtn(VtnはNMOSトランジスタLN1のしきい値電圧)」(図3では0.7V付近)となっている。
以上の説明において、もしPMOSトランジスタHP3が存在しないとすると、出力信号OUTは、フローティング状態となり、出力信号OUTの電位が高電圧側電源VDDHもしくはGNDレベル以外の中間電位になる。この場合、出力信号OUTを入力とするCMOS回路が外部に存在する場合に、このCMOS回路に貫通電流が発生する虞がある。したがって、インバータ回路HINV1とPMOSトランジスタHP3とで構成されるプルアップ回路によって出力信号OUTを高電圧側電源VDDHの電位に引き上げる。このように、カレントミラー内での高電圧側電源VDDHからGNDへの電流経路は、全て遮断されることから、入力信号INと出力信号OUTがともにハイレベルで静止した状態であっても貫通電流は発生しない。
以上説明したように、図1に示すレベルシフト回路は、入力信号INがどのような静止状態においても、貫通電流が生じないような回路構成となっている。
次に、実際に流れる電流波形について説明する。図4は、図1のレベルシフト回路における動作時の入力信号INと出力信号OUT及びNMOSトランジスタLN1のゲート(C点)における各電圧波形と、回路全体のGNDに流れる電流波形IGNDとを示す図である。C点の電圧が低電圧側電源VDDLの電位(図4では1.2V)にある状態でNMOSトランジスタLN1がオンとなるが、図2に示したように、入力信号INと出力信号OUTがハイレベルで静止した状態のみ、NMOSトランジスタLN1がオフ、すなわちC点の電圧がGNDレベルとなっている。また、電流IGNDを見ると、入力信号INと出力信号OUTのスイッチング時に電流が発生しているが、入力信号INがローレベルまたはハイレベルで静止している状態では、電流が流れていないことがわかる。
従来例のレベルシフト回路においては、図8及び図10に示すように電流IGNDを見ると、入力信号のスイッチング時以外にも静止状態の一部で電流が流れ続けている。これらに対して図1に示すレベルシフト回路は、静止状態で電流が流れず、消費電流の面で改善されていることがわかる。
以上の通り、本発明のレベルシフト回路は、カレントミラー型の回路でありながら、定常電流が発生しない構成となっている。したがって、従来のカレントミラー型回路における消費電力が大きいという欠点を解決している。
一方、定常電流を発生させない回路構成にしたことで、カレントミラー型の利点である高速性が失われては、カレントミラー型にした意味がない。従来のカレントミラー型の回路に対して、図1に示すレベルシフト回路において追加した回路による遅延劣化の可能性の要因は、2つ考えられる。第1は、PMOSトランジスタHP3による出力信号OUT部分への負荷増加の影響である。第2は、入力信号INが立ち下がるときの初期状態においてNMOSトランジスタLN1がオフになっており、それをオンするまでの遅延の影響である。
まず、PMOSトランジスタHP3による負荷増加の影響について説明する。入力信号INが立ち下がる際、初期状態でPMOSトランジスタHP3はオンとなっている。そのため、出力信号OUTが立ち下がる際にPMOSトランジスタHP3が逆方向に働き、カレントミラーの動作を妨げる形となる。しかし、PMOSトランジスタHP3は、出力信号OUTがハイレベルになったときに、ハイレベルをラッチするためのものであって、出力信号OUTをスイッチングするためのものではない。したがって、PMOSトランジスタHP3は、出力信号OUTを駆動するPMOSトランジスタHP2、NMOSトランジスタHN1、LN1に対して十分小さい駆動能力として問題がない。このため、PMOSトランジスタHP3による遅延増加を十分小さくすることは可能である。
次に、入力信号INが立ち下がるときのNMOSトランジスタLN1がオフからオンになるまでの遅延の影響について説明する。入力信号INが立ち下がってからNMOSトランジスタHN1がオンするまでの遅延に比べて、入力信号INが立ち下がってからNMOSトランジスタLN1がオンしてNMOSトランジスタLN1のドレインをGNDレベルまで引き下げる遅延の方が大きければ、その分入力信号INから出力信号OUTまでの遅延が増加することになる。しかしながら、入力信号INからNMOSトランジスタLN1へのゲート段数は、NAND回路LNANDが一段しかないこと、NMOSトランジスタLN1は耐圧が低電圧側電源VDDLの電位以上あればよいためにNMOSトランジスタHN1に比べてNMOSトランジスタLN1はゲート面積が小さく高速なトランジスタを用いることが可能であること、という理由によってNMOSトランジスタLN1の制御による遅延増加を十分小さくすることが可能である。ただし、NMOSトランジスタHN1には耐圧が高電圧側電源VDDHの電位以上となるトランジスタを用いる必要がある。
以上のように本実施例のレベルシフト回路によれば、従来の回路構成では成しえなかった高速動作と低消費電力の両立を、レベルシフタ本来の機能として不要な制御信号や制御機構を用いることなく実現することが可能となる。
図5は、本発明の第2の実施例に係るレベルシフト回路の回路図である。図5において、図1と同一の符号は同一物を表す。図5に示すレベルシフト回路は、図1のレベルシフト回路に対し、インバータ回路HINV2、PMOSトランジスタHP4、低電圧側電源VDDLをソースとしたPMOSトランジスタLP1を追加した構成である。ここで、PMOSトランジスタLP1は、低電圧側電源VDDLで動作する低耐圧の素子である。また、インバータ回路HINV2、PMOSトランジスタHP4は、高電圧側電源VDDHで動作する高耐圧の素子あるいは回路である。
インバータ回路HINV2は、入力端にPMOSトランジスタHP1のドレイン(A点)を接続し、出力端をPMOSトランジスタHP4のゲート端子に接続する。PMOSトランジスタHP4は、ソースを高電圧側電源VDDHに接続し、ドレインをNMOSトランジスタHN1のドレインおよびPMOSトランジスタHP1のドレインに接続する。インバータ回路HINV2とPMOSトランジスタHP4とは、A点の電位がハイレベルとなった時に、ハイレベルを保持するためのラッチ回路を構成する。ここでPMOSトランジスタHP4の駆動能力は、実施例1で説明したPMOSトランジスタHP3と同様にカレントミラー回路そのものの動作を妨げないように十分小さなものとする。
PMOSトランジスタLP1は、ソースを低電圧側電源VDDLに接続し、ドレインをNMOSトランジスタLN1のドレインと接続し、ゲートをNMOSトランジスタLN1のゲートと接続する。
図6に、図5の回路動作時の入力信号INと出力信号OUT及びカレントミラーゲート(A点)とNMOSトランジスタLN1のドレイン(B点)の電圧波形を示す。A点は、入力信号INがローレベルまたはハイレベルで静止している状態では、「VDDH」(図6では3.3V)となっている。B点は、入力信号INがローレベルで静止している状態ではローレベル、ハイレベルで静止している状態では、「VDDL」(図6では1.2V)となっている。
図1に示すレベルシフト回路において、安定した状態ではNMOSトランジスタHN1あるいはNMOSトランジスタLN1のどちらかが必ずオフしていることと、PMOSトランジスタHP1がダイオード接続となっていることから、PchカレントミラーのゲートにあたるA点の電位は、「VDDH−Vtp」となる。A点が「VDDH−Vtp」近辺になるとPMOSトランジスタHP1は、高インピーダンス状態となるため、入力信号が変化してからA点が「VDDH−Vtp」に完全に収束するまでに長時間かかることになる。
図1のレベルシフト回路に対し、図5に示すようにインバータ回路HINV2、PMOSトランジスタHP4によるプルアップ回路を追加することで、PMOSトランジスタHP1が高インピーダンス状態になってもPMOSトランジスタHP4によってA点の電位を高電圧側電源VDDHまで引き上げることができる。したがって、A点の電位が収束するまでの時間を短縮することが可能となる。
また、図1に示すレベルシフト回路においては、入力信号が立ち上がりの後、PMOSトランジスタHP1がダイオード接続、NMOSトランジスタHN1がオン、NMOSトランジスタLN1がオフとなっていることで、B点の電位は、「VDDL−Vtn」となる。しかし、「VDDL−Vtn」近辺でNMOSトランジスタHN1が高インピーダンス状態となるために完全に収束するまでに長時間かかる。
これに対して図5に示すように、PMOSトランジスタLP1を追加することで、NMOSトランジスタHN1が高インピーダンス状態になってもPMOSトランジスタLP1によってB点の電位を電源VDDLの電位まで引き上げることができる。したがって、B点の電位が収束するまでの時間を短縮することが可能となる。
また、インバータ回路HINV2、PMOSトランジスタHP4、PMOSトランジスタLP1を追加しても、図1と同様の静止状態での貫通電流は発生しない。
図6に示す波形図と図3に示す波形図とにおけるA点、B点の波形を比較すると、A点は、図3では出力信号OUTが立ち上がりの後、A点の電位が「VDDH−Vtp」近辺から波形がなまりだし、入力信号INの変化から0.5ns経過しても電位が変動し続けている。これに対し、図6においては、INの変化から0.5ns経過した時点で高電圧側電源VDDHのレベルに安定している。B点も同様に、図3では、「VDDL−Vtn」近辺から電位が安定するまでに時間がかかっている。これに対し、図6では0.5ns経過後には低電圧側電源VDDLのレベルに安定している。
図5において追加したインバータ回路HINV2、PMOSトランジスタHP4、PMOSトランジスタLP1の働きによって、入力信号の変化時にA点及びB点の電圧が収束するまでの時間を短縮することができる。この収束するまでの時間において、入力信号のパルス幅が小さい場合と大きい場合とでは、入力信号変化時のA点、B点電圧の初期値が異なるために信号遅延に差が生じる。入力信号の周波数によって遅延が異なることは、ランダムデータ信号が入力された時のジッタ増加に繋がる。従って、この収束時間を抑えることでジッタの増加を抑えることが可能となり、より高周波での動作が可能となる。
また、図5に示すレベルシフト回路によれば、A点及びB点に対する充放電電流を高速に遮断するように動作するため、遮断による一層の低消費電力化が可能となる。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施例に係るレベルシフト回路の回路図である。 本発明の第1の実施例に係るレベルシフト回路の入出力レベル状態を表す表である。 本発明の第1の実施例に係るレベルシフト回路の各部の電圧波形を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るレベルシフト回路の電圧電流特性を示す波形図である。 本発明の第2の実施例に係るレベルシフト回路の回路図である。 本発明の第2の実施例に係るレベルシフト回路の各部の電圧波形を示す図である。 従来のレベルシフト回路の回路図である。 従来のレベルシフト回路の電圧電流特性を示す波形図である。 従来の他のレベルシフト回路の回路図である。 従来の他のレベルシフト回路の電圧電流特性を示す波形図である。
符号の説明
HBUF バッファ回路
HINV1、HINV2、LINV インバータ回路
HN1、HN2、LN1 NMOSトランジスタ
HP1〜HP4、LP1 PMOSトランジスタ
LNAND NAND回路
VDDH 高電圧側電源
VDDL 低電圧側電源

Claims (6)

  1. カレントミラーを負荷とする差動対を含み、入力信号の第1のレベルおよび第2のレベルにそれぞれ対応して第1のレベルおよび第3のレベルとなる出力信号を非反転出力端子から出力するレベルシフト回路であって、
    前記非反転出力端子に接続されると共に、前記非反転出力信号が第3のレベルとなった場合に前記非反転出力端子を前記差動対の電源と短絡し、前記入力信号が第1のレベルである場合には開放となる第1のプルアップ回路と、
    前記差動対と接地間に接続されると共に、前記差動対への動作電流を供給する電流源回路と、
    前記非反転出力信号が第3のレベルとなってから所定の時間経過後に前記差動対への動作電流を切断し、前記入力信号が第1のレベルである場合には前記差動対への動作電流を供給するように前記電流源回路を制御する電流源制御回路と、
    を備えることを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 前記差動対と前記第1のプルアップ回路には、高電源電圧が供給され、前記電流源回路と前記電流源制御回路には、低電源電圧が供給されることを特徴とする請求項1記載のレベルシフト回路。
  3. 前記電流源回路は、ドレインが前記差動対と接続され、ソースが接地され、ゲートが前記電流源制御回路の出力に接続される第1導電型のMOSトランジスタで構成されることを特徴とする請求項2記載のレベルシフト回路。
  4. 前記電流源回路は、ドレインが前記第1導電型のMOSトランジスタのドレインと接続され、ソースに前記低電源電圧が供給され、ゲートが前記第1導電型のMOSトランジスタのゲートに接続される第2導電型のMOSトランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項3記載のレベルシフト回路。
  5. 前記差動対の反転出力端子に接続されると共に、該反転出力端子が第3のレベルとなった場合に前記反転出力端子を前記差動対の電源と短絡し、前記入力信号が第2のレベルである場合には開放となる第2のプルアップ回路をさらに備え、
    前記第2のプルアップ回路には、前記高電源電圧が供給されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一に記載のレベルシフト回路。
  6. 請求項1〜5のいずれか一に記載のレベルシフト回路を含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
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