JP2007201348A - パージセル - Google Patents

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Abstract


【課題】 酸化物、窒化物、塩化物、フッ化物などの化合物の薄膜を分子線エピタキシー装置で作製する場合、気体材料がチャンバ内に雰囲気ガスとして残留し、他方の材料の分子線セルのるつぼに進入し、気体材料との化合物を作る。化合物になった分は材料の損失となる。材料損失が大きいと、原料の補填のためにたびたび超高真空チャンバを大気圧に戻さなければならず作業能率が悪くなる。
【解決手段】 るつぼ底部または上部に到るようにパージガス導入管を設け、パージガス導入管を通して、不活性ガスをるつぼ内へ吹き込み雰囲気ガスがるつぼ内の材料と接触しないように遮断する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、分子線セルの内部にパージガスを導入して分子線エピタキシー装置チャンバ内部に存在する他原子、分子が分子線セルに侵入して分子線セルのるつぼ内材料と反応して反応生成物が発生するのを防ぐようにした分子線セルに関する。
分子線エピタキシャル成長法は超高真空にしたチャンバ内で材料を収容した分子線セルを加熱し材料を分子線として飛ばし、チャンバ内上方に下向きに設けられ加熱された基板の表面に照射して基板表面で反応を起こさせて反応生成物を基板に堆積させて薄膜を生成する方法である。チャンバ内を超高真空にするので原子、分子の平均自由行程が長くなるため、材料が液状または固体状から分子状になって直線状に飛翔し基板へ至る。材料を収納し加熱し分子線にする装置が分子線セルである。
分子線セルにも幾つかの種類がある。固体を原料として分子線セルとする場合はるつぼに材料を入れてヒータで加熱するようになっている。るつぼはPBNを使うことが多い。気体を原料とする場合はガスソースセルといい外部のガスボンベとつながったセルを使う。窒素や酸素など安定な気体分子線を必要とする場合にはラジカルセルが使用される。このセルはそのままでは安定性が高く、反応しにくいため、セル内部に放電機構を設けて導入した気体を励起してラジカルにし分子線とする。
ここでは固体原料を扱う分子線セルを対象とする。クヌーセンセルともいう。特許文献1〜9に本発明者らによる分子線セルを挙げた。目的や素材によっていろいろな変形例がある。ここでは最も普通の分子線セルを説明する。図1に典型的な従来例に係る分子線セルを示す。
PBN製の有底筒体であるるつぼ2の周囲に、コイルヒータ3があってるつぼ2内部の原料を加熱するようになっている。るつぼ2の周囲には側面反射板5が設けられる。これはヒータ3の熱を反射してるつぼ2へ戻すものである。るつぼ2の鍔部4の裏面を円筒形の側面反射板5の上端で支持している。側面反射板5は薄いタンタルの板を何重もの円筒状にしたものである。るつぼ2の下方には底面反射板6がある。これもタンタルの円盤状の薄板を重ねたものである。
円盤状のベース7がこれらの反射板5、6、るつぼ2を支えている。ベース7の外周の段部に側面反射板5がはまりこんでいる。ベース7の中央部には底面反射板6が設けられる。るつぼ2の底部には熱電対8の先端28が接触しており、るつぼ2の温度を検知できるようになっている。円筒形のフランジ9は分子線エピタキシー装置の分子線セルポートに分子線セルを取り付けるためのものである。これは分子線エピタキシー装置ポートフランジにボルトナットによって取り付けることができる。ベース7は支柱20によってフランジ9に固定される。
熱電対フィードスルー24がフランジ9に設けられる。ヒータ電流端子22、22が垂直にフランジ9の上に設けられる。これはコイルヒータ3の両端に接続されている。フランジ9には電流フィードスルー25、25があって真空を維持しながら電流をヒータへ導入するようになっている。ジャンクション23、23はフィードスルーからの電線をヒータ電流端子22、22に接続する。フランジ9には熱電対フィードスルー24があり、真空を維持しながら熱電対を接続している。
このような分子線セルを取り付けるポートが複数個分子線エピタキシー装置の壁面に設けられる。分子線セルの上には軸回りに回転するシャッターが設けられる。分子線セルに原料を入れ分子線エピタキシー装置のポートに取り付ける。基板をチャンバ内上方にあるマニピュレータに取り付ける。マニピュレータには抵抗加熱ヒータが内蔵される。
チャンバ内を超高真空に引いて基板をヒータで加熱し適当な温度にする。分子線セルのヒータに通電して適当な温度に加熱する。固体材料を加熱するので融点の低い材料は融液となる。さらに加熱すると蒸発し、分子線となる。融点の高い材料は融液にならず固体から昇華して気体となる。固体から昇華するものも分子線となる。これらの分子線をシャッターを開閉して制御し基板の上へ適宜供給する。それによって所望の組成の薄膜をエピタキシャル成長させる。
実開平04−013056 実開平04−013057 実開平04−013058 実開平03−022067
実開平03−038367 実開平04−018427 実開平04−025870 実開平04−133427 実開昭63−199172
酸化亜鉛(ZnO)は粉末多結晶を容易に作ることができさまざまな用途に用いられている。顔料、医薬、ガラス、ほうろう、陶磁器の上薬、ゴム加硫促進剤など広く利用される。高純度のZnOは紫外線吸収能が高く絶縁性が高いので、樹脂安定剤、電子写真感光材料、蛍光体などにも用いられている。
ZnOはバンドギャップ(Eg=3.37eV、λg=368nm)が広くて紫外・青色のエネルギーに対応する。ZnOによって良好な発光素子ができればGaN系の青色発光素子に取って代わることができるかも知れない。ZnOの方がGaNよりも原料は安価である。もしもZnOで青色発光素子ができればそれは望ましいことである。バンドギャップからいえば紫外線発光素子の可能性もある。
しかしいろいろ問題があって簡単には行かない。
難点はp型ZnOが作製しにくいということである。ワイドバンドギャップの半導体に共通の欠点である。様々の方法と様々のドーパントによってp型ZnOができたという報告はこれまでいくつかなされたが安定して大面積に成長できていない。
通常、サファイヤ基板の上にZnOを気相成長させる試みがなされている。サファイヤは三方晶系で、ZnOは六方晶系であるからC面やA面などを持つサファイヤの上にZnO単結晶薄膜を成長させる可能性がある。
液相にならないので気相からの成長になる。蒸着、スパッタリング、CVD法、MBE法などの可能性がある。
ここでは分子線エピタキシャル成長法(MBE)で基板の上にZnO単結晶を成長させることを考える。酸素(O)と亜鉛(Zn)が原料となる。分子線エピタキシャル成長法は材料の分子線を作る必要がある。
酸素は反応性を高めるため、分子から原子に分解しラジカルとして基板に供給する。ガスソースを分子線とする分子線セルは放電室などを設けてガスを励起するようなラジカルセルがある。ここでは酸素のセルについては述べない。
本発明が問題とするのはZnの分子線である。Znは融点419.58℃、沸点907℃、密度7.13g/cmの銀白色の光沢ある金属である。200℃以上で脆くなり粉末にすることができる。Znは加熱して融液とすることができるので図1のような分子線セルを用いて分子線を作るということは既になされている。あるいはより低い温度で固体から昇華させ分子線とすることもできる。
例えばGaAs、GaAlAs、GaP、InPなどの3−5族の半導体の薄膜を分子線エピタキシャル成長法(MBE)で作る場合にp型のドーパントとしてZnを用いることがある。Znをドーパントとして入れる場合は少量で良いし小さい分子線セルであっても長く連続して使用できる。
あるいはZnSeの薄膜を分子線エピタキシャル成長法(MBE)で作るということもある。その場合Znは主成分の一つであり消費量も多くなる。しかし他方の材料のセレン(Se)も常温で固体で蒸気圧が低く問題はなかった。図1のような通常の分子線セルでZnを飛ばすことができた。
ところがZnOの薄膜をMBE法で作ろうとすると新たな問題のあることが分かった。亜鉛(Zn)をるつぼのある分子線セルで分子線とし、酸素(O)をラジカルセルでラジカルにして飛ばすと基板上で酸素と亜鉛が反応してZnOができ薄膜が生成する。しかし薄膜成分になるのは分子線となって飛ばされた原料のうちのほんの一部にすぎない。大部分の原料は取り込まれずに基板から離れる。真空排気装置が常時働いているので未反応物を含む廃ガスはどんどん排出される。主成分が常温で固体になるものばかりであると蒸気圧が低くて問題にならない。
しかしもともと常温で気体であるような原料は蒸気圧が高くて真空排気装置が働いていてもある程度残留しチャンバ内の雰囲気ガスを形成する。それは他方の固体や液体の分子線セルの中へ侵入し固体、液体材料と化学反応する。材料の一部が反応生成物になる。反応生成物によっては昇華点や融点がセル内材料よりも高い場合がある。そうすると反応生成物は分子線として飛ばない。カスとなってるつぼに残留することになる。材料の一部が無駄になってしまう。どんどん雰囲気ガスとの反応が進行するとそのような無効材料の比率が高くなる。それは望ましくない。
ZnOの場合は、酸素が主成分の一つである。雰囲気ガスとして酸素がチャンバ内にかなりの分圧で存在する。それがZnの分子線セルのるつぼに入ると高温であるからすぐに反応してZnOを作る。ZnOはZnより昇華点が高いので分子線とならない。これは無駄なカスとなる。無駄なカスばかりでなく、Zn材料の表面を覆う様にして形成されるため、Znの蒸気圧によって決定される材料の取り出しレートが経時的にランダムに変化するという深刻な問題がある。
雰囲気ガスとして酸素の他に窒素、硫黄などもありうる。例えば窒化物の薄膜を作る場合、窒素が主成分の一つであり、それが真空チャンバ内の雰囲気ガスとなる。それが他方の固体材料と反応する。InGaN薄膜を作るというような場合、In分子線セル、Ga分子線セルに窒素が入り、化学反応してInNやGaNをInるつぼ、Gaるつぼ内に作る。これも無効物である。
例えばZnS薄膜を作る場合は、硫黄が雰囲気ガスとなる。これもZnのるつぼに入ってZnSを作ってしまう。
その他に塩化物、臭化物、フッ化物など7族の化合物薄膜を作るという場合も塩素ガス、臭素ガス、フッ素ガスなどが雰囲気ガスとなる。これが他方の材料と反応して化合物を作ることがある。
雰囲気ガスとの反応が起こると原料が一部無駄になるというだけでなくもっと根本的な問題がある。
分子線エピタキシー装置というのは初めは10−8〜10−9Paの超高真空にしてから分子線を飛ばす。分子線が飛んでいるときは10−3〜10−5Pa程度になっているがとにかく超高真空が必要である。チャンバを超高真空に引くには時間がかかる。一旦大気圧に戻すと超高真空を立ち上げて運転再開するまでの時間が長い。
そこでできるだけ真空を破らなくてもいいように、超高真空チャンバの前に予備真空室とか試料準備室とかを設けてゲートバルブで接続し真空を保持したままウエハを搬送、交換するようにしている。
大気に戻す頻度はできるだけ少ない方が良い。真空を破るのは分子線セルのるつぼの固形材料がなくなって新しく補充する時と点検修理の時だけである。
上に述べたように主成分の一方が雰囲気ガスと反応して反応生成物になってしまうとそれだけ材料が減ったと同じことになる。すると予定より速く材料交換のために真空を破るということになる。それは作業能率を著しく減殺し望ましくない。
それだけでなく、反応生成物が形成されることにより、Znなどの材料の蒸気圧によって決定される取り出しレートが経時的にランダムに変化するため、バッチ毎に材料の加熱温度を設定する必要があり、生産の再現性を著しく低下させ生産効率を低下させる。
本発明の分子線セルは、るつぼの下方あるいは上方にパージガス導入管を設け不活性ガスをるつぼへ吹き込み、周囲から雰囲気ガスが材料の中へ入るのを防ぐ。パージガスが雰囲気ガスの進入を妨げる。雰囲気ガスと材料は接触しない。パージガスのため雰囲気ガスと材料が反応しなくなる。純粋な状態で材料を保持できる。材料を最後まで使いきることができる。
加熱しても固体である材料の場合は固体から直接に昇華して分子線となる。その場合はるつぼの底に穴を設けてパージガス導入管に接続する。底の穴から固体材料が落ちないように複数の穴を設けた材料サポート板をるつぼの中に設けその上に粒状の材料を置く。パージガス導入管からパージガスがるつぼの底へ入り固形材料の隙間を通ってるつぼの上部開口へ抜ける。そのために雰囲気ガスが材料に接触しなくなる。材料が減ってくると小片となり材料サポート板の穴からるつぼ底へ落ちることもある。パージガス導入管へ小片が落ちると目詰まりする。それを防ぐためにるつぼ底の開口部を覆うような穴付きキャップを設ける。
また、固体材料にパージガスが直接当たることにより材料の保持温度が変化することを防ぐため、るつぼ底部に複数の材料サポート板を設ける。複数設けた材料サポート板にはそれぞれ複数の穴を設けるが、光学的に穴が一致しないように穴を開け、かつ、るつぼ底のパージガス導入口とその穴がパージセル取り付けの傾斜角度も考え合わせて一致しないようにすれば、使用により小片になった材料がるつぼ底のパージガス導入口へ落ちて、パージガス導入管が目詰まりすることも防げる。
加熱して融液になり蒸発して分子線となる材料の場合はるつぼの上方からパージガスをるつぼへ吹き付ける。それによって融液材料が雰囲気ガスと接触するのを防ぐ。
パージガスとして利用できるのは不活性ガスである。ヘリウム(He)、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)などである。これらは材料と反応しない。だから雰囲気ガスと材料を遮断するのに用いることができる。
雰囲気ガスというのは主成分の一つであり蒸気圧の高いガスのことである。だから雰囲気ガスはどのような材料を分子線とし、どのような薄膜を作るかということによって変わる。
酸化物の薄膜を作る場合は酸素が一つの主成分となり分子線となって酸素を飛ばすのでチャンバ内に満ちる。つまり酸素が雰囲気ガスとなる。
窒化物の薄膜を作る場合は窒素が一つの主成分となる。窒素の分子線を飛ばすことになる。余分の窒素はチャンバに残留して雰囲気ガスとなる。
硫化物の薄膜を作る場合は硫黄が一方の主成分となる。これも蒸気圧が高くて雰囲気ガスとなる。
塩化物、フッ化物、臭化物の薄膜を作る場合は、塩素、フッ素、臭素などを分子線として飛ばすことになる。その場合塩素、フッ素、臭素などのガスが雰囲気に残留する。これらも雰囲気ガスになる。
るつぼの材料に不活性ガスを吹き付けて雰囲気ガスと材料が反応するのを防ぐようになっているので、るつぼ内の材料は純粋なものに保持される。純粋な材料を蒸発させ分子線とすることができる。雰囲気ガスとの反応によって材料が損耗しないので長時間真空を維持して薄膜形成を続けることができる。材料交換を頻繁に行う必要がなく材料効率を上げることができる。
チャンバは常に真空に引いており、雰囲気ガスの分圧は小さいので、パージガスの流量も少なくて良い。不活性ガスは高価なガスであるが消費量は多くない。
図2によって本発明の第1の実施例に係る分子線セルを説明する。
るつぼ2は鍔付き有底筒体の容器である。るつぼは、PBN(pyrolitic boron nitride)、石英(SiO)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)などで作製することができる。高融点金属材料のTa、Mo、Wは材料と反応しない場合にるつぼとして使うことができる。石英は分子線セルをあまり高熱に加熱しない場合に用いることができる。石英は加工性に優れており複雑な形状のものでも作ることができる。るつぼ材料としてもっとも頻用されるのはPBNである。これは気相反応で作るのであまりに複雑な形状のものはできない。
るつぼ2の周囲に、コイルヒータ3があってるつぼ2内部の原料を加熱するようになっている。ヒ−タはリボン状のヒ−タであってもよい。材料はタングステン(W))、タンタル(Ta)などである。るつぼ2の周囲には、ヒータ3の熱を反射してるつぼ2へ戻す側面反射板5が設けられる。これはタンタル(Ta)薄板で作る。複数の金属円筒を同心状に組み合わせたものである。たがねのようなもので薄板に多数の突起を作り円筒間に空隙を作るようになっている。円筒形の側面反射板5の上端でるつぼ2の鍔部4の裏面を支持している。
るつぼ2の下方には底面反射板6がある。これもタンタルの円盤状の薄板を重ねたものである。やはり多数の突起を作っておき薄板の間に空隙を形成する。隙間があるから金属板と空間の境界ができそれによって放射熱をるつぼ側へ反射することができる。
円盤状のベース7がこれらの反射板5、6、るつぼ2を支えている。ベース7はモリブデン(Mo)で作ることができる。ベース7の外周の段部に側面反射板5の下端部がはまりこんでいる。ベース7の中央部には底面反射板6が積み重ねられている。るつぼ2の底部には熱電対8の先端28が接触している。これでるつぼ2の温度を検知できるようになっている。円筒形のフランジ9は分子線エピタキシー装置の分子線セルポートに分子線セルを取り付けるためのものである。ステンレスで製作する。これは分子線エピタキシー装置ポートフランジにボルトナットによって取り付けることができる。ベース7は複数の支柱20によってフランジ9に固定される。支柱20はステンレスである。
熱電対フィードスルーがフランジ9に設けられる(図2では省略)。ヒータ電流端子22、22が垂直にフランジ9の上に設けられる。ヒ−タ電流端子22はコイルヒータ3の両端に接続されている。フランジ9には電流フィードスルー25、25がある。真空を維持しながら電流をヒータへ導入するようになっている。ジャンクション23、23はフィードスルーからの電線をヒータ電流端子22、22に接続する。
ここまでは図1のものとほぼ同じである。るつぼ2の形状に工夫がある。図3にるつぼだけの拡大図を示す。るつぼ2の底に開口部43がありそこから下方に向かってパージガスを導入するガス導入管部44が伸びている。これはるつぼ2の他の部分と一体のものとして作る。るつぼがPBNならこれもPBNである。
BN(窒化ホウ素)も加熱して融液にならない材料だから自由な形状を与えるのは難しい。
PBNるつぼは傾斜円柱形の型に向かってCVD法により気相成長させ被覆部分を作り被覆が一定厚みになったらそれを型から抜くことによって作製する。図2のようなPBNるつぼを作るには傾斜円柱形の上に棒の付いた型を作ってその上に気体材料を吹き付けて積層し型を抜き取って作製できる。これは簡単でないが可能である。
るつぼを石英とする場合は素材を溶融できるのでこのような形状のものは容易に作製できる。金属材料のるつぼの場合は切削や溶接によって作ることができる。
導入管付きるつぼ2の内側壁面には通し穴42を有する材料サポート板40が設けられる。これは固形材料29を底から持ち上げた状態で保持するためのものである。有孔の材料サポート板40があるのでるつぼ2は上室50と下室52に分割される。
固体の材料29は上室50に収納される。下室52は空隙となる。下室52があるのはパージガスを均一に広げるためである。
るつぼのガス導入管部44の下端にはジョイント45があって、ステンレスなどの金属製パージガス管46の一端に接続される。パージガス管46はフランジ9を貫通して他端は外部にでている。パージガス管46の他端のガス導入口47はガス管などを介してガスボンベ(図示しない)と接続される。不活性ガス(Ar、Ne、Heなど)がパージガスとしてガス導入口47から供給される。
パージガスはパージガス管46からるつぼ2のガス導入管部44を通り開口部43からるつぼ内に吹き出す。塊状の固形材料29の隙間を抜け拡散パージガス48となりるつぼ2の上方開口から抜ける。固形材料29はヒータ3で加熱されており昇華して分子線32となって直進して基板(図示しない)に到り反応して基板の上に薄膜を形成する。他の主成分がガスである場合チャンバ内にそのガスがかなりの分圧で存在し雰囲気を形成する。
雰囲気ガス36はるつぼ2へ入る前に拡散するパージガス48で追い出される。それによって固形材料29が雰囲気ガス36から防御される。固形材は雰囲気ガス36と化学反応を起こさないため固形材料29の変質(酸化、窒化)を防ぐことができる。材料29の損耗がないため材料29を最後まで使いきることができる。また材料の取り出しレートが経時的に変化することを防ぐことができる。材料補給のためにたびたび真空チャンバを開く必要がない。分子線エピタキシー装置の真空持続時間を延ばすことができる。分子線エピタキシー装置の利用効率を高めることができる。
材料サポート板40はるつぼ2と一体に製造することが難しい場合は別部材として作って簀の子のようにるつぼへ入れるようにすればよい。通し穴42は塊材料が落ちないような寸法であればよい。固形材料の種類寸法などによって適当に決める。例えば、1mmφの穴を1mm間隔で開けたものとすることができる。
材料サポート板40があるとパージガスが開口部43に吹き込んで下室52で広がり通し穴42を通って塊材料29の間の空間を抜けて行くようになり雰囲気ガス36(酸素、窒素など)を隅なく追い出すことができる。また材料サポート板40は小さい塊材料29がガス導入管部44に落ち込むのを防ぐこともできる。
PBNるつぼの場合はこのような有孔平板を着脱するようにするのが簡単である。少し上又は下に彎曲した有孔板であってもよい。
造形性のある石英るつぼの場合は、材料サポート板40は有孔半円球、半楕円球として開口部43を覆うものとすることができる。
薄膜生成工程を重ねると材料が減少し塊材料が小型になってくる。時として通し穴42を通って下室52へ一部の材料が落下するおそれがある。そのような材料の小片がガス導入管部44やパージガス管46を堰止める可能性もある。
図4は、材料の一部がガス導入管部44へ落ち込まないようにしたるつぼ2の例である。るつぼ2の廻りにはヒータ、反射板、熱電対などがあるが図示を省略した。このるつぼ2はるつぼ底の開口部43を覆うように吹き出し口キャップ53を設けたものである。側方に穴54があってパージガスは通るようになっている。材料の小さい塊が通し穴42から落下しても吹き出し口キャップ53のために開口部43から下方へ落下することがない。
図7は図4同様、材料の一部がガス導入管部44へ落ち込まないようにしたるつぼ2の例である。るつぼ2の底部に複数枚の材料サポート板を設ける。同図では材料サポート板38、40を2枚設けた例を示す。上下の材料サポート板38、40に開ける通し穴39、42は図7の例に示すように光学的に穴が一致しないようにする。図8、図9は材料サポート板38、40の拡大平面図である。るつぼ2内部は上室50、中室51、下室52に分割される。またるつぼ底の開口部43と通し穴42は、パージセル取り付けの傾斜角度も考え一致しないようにすれば、使用により小片になった材料がるつぼ底の開口部43に落ちてガス導入管部が目詰まりすることを防げる。図7の構造にすれば固体材料にパージガスが直接当たることも防げるため材料の保持温度が変化することも防げる。
固体材料から昇華して分子線となるものは図2、3、4のようなるつぼによってパージガスを導入することができる。加熱すると融液になり蒸発して分子線となる材料の場合はるつぼ底部に穴を開けるというわけに行かない。Mg、In、Ga、Al、Cu、Ag、Auなどそのような材料は多い。その場合はるつぼの上からパージガスを導入して材料の上部から雰囲気ガスが進入するのを防ぐように工夫する。
図5は加熱時液体となる材料用分子線セルのるつぼを示す。るつぼの周囲のヒータ、反射板、熱電対、支柱、ベース、フランジなどは図示を略した。このるつぼは通常の有底有鍔のるつぼ2である。加熱されて融液となった融液材料59がるつぼ2に入っている。材料59の一部が加熱され蒸発し表面から分子線32となって飛び出して行く。
るつぼの外部を迂回して縦方向に延びるパージガス導入管60が設けられる。これの上部は折れ曲がり部62を有しさらに下向きに折れ曲がっている。先端は開口しパージガス出口63はるつぼ2の内部下方に向いている。
Ar、Ne、Heなどの不活性ガスがパージガス61としてパージガス導入管60、折れ曲がり部62、パージガス出口63を通りるつぼ2の融液材料59に吹き付けられる。雰囲気ガスはそれによって排除される。融液材料が雰囲気ガスと接触しなくなる。融液材料は反応せず(酸化、窒化その他)劣化しない。これは融液材料の場合だけでなく、固体材料の場合にも用いることができる。
同じく融液材料の場合であるが、図5よりも均一にパージガスを融液面に吹き付けるようにする工夫をする。図6にそのようなパージガス均一吹き付けを可能にする例を示す。上下方向に延びるパージガス導入管66の上に折れ曲がり部67がありその先に管を輪状にした管状リング68が設けられる。管状リング68には幾つかの斜め内向き穴69が穿孔されている。
るつぼ2内には融液の原料59があって加熱されると蒸発し分子線32となって飛び出す。周囲には雰囲気ガスがある。Ar、Ne、Heなど不活性ガスのパージガス70がパージガス導入管66、折れ曲がり部67、管状リング68の内部に導かれる。穴69からパージガス72はるつぼ内部に向かって吹き出す。それによって雰囲気ガスがるつぼ内部へ入るのを防ぐ。融液材料は雰囲気ガスと接触しない。反応がおこらず劣化しない。材料を最後まで使いきることができる。
これは融液材料の場合だけでなく、固体材料の場合にも用いることができる。
従来例に係る分子線セルの断面図。
るつぼ底部に到るパージガス導入管部を設けた本発明の第1の実施例に係る分子線セルの断面図。
図2に分子線セルのるつぼだけの拡大断面図。
るつぼ底部開口部を吹き出し口キャップで覆った第2の実施例に係るるつぼの断面図。
るつぼ上部に到るパージガス導入管を設けた第3の実施例に係るるつぼとるつぼ近傍の断面図。
るつぼ上部に到るパージガス導入管の終端に多数の内向き穴を有する管状リングを設けた第4の実施例に係るるつぼとるつぼ近傍の断面図。
るつぼ底部開口部を複数の材料サポート板で覆った第2の実施例に係るるつぼの断面図。
材料サポート板(上側)の平面図。
材料サポート板(下側)の平面図。
符号の説明
2るつぼ
3コイルヒータ
4鍔部
5側面反射板
6底面反射板
7ベース
8熱電対
9フランジ
20支柱
22ヒータ電流端子
23ジャンクション
24熱電対フィードスルー
25電流フィードスルー
28熱電対先端
29固形材料
32分子線
36雰囲気ガス
38材料サポート板
39通し穴
40材料サポート板
42通し穴
43開口部
44ガス導入管部
45ジョイント
46パージガス管
47ガス導入口
48パージガス
50上室
51中室
52下室
53吹き出し口キャップ
54穴
59融液材料
60パージガス導入管
61パージガス
62折れ曲がり部
63パージガス出口
64パージガス
66パージガス導入管
67折れ曲がり部
68リング
69穴
70パージガス
72パージガス

Claims (8)

  1. 材料を収容するるつぼ、材料を加熱するヒータ、熱を反射する反射板、るつぼ、ヒータ、反射板を支持するベース、ベースを支柱によって保持するフランジを含む分子線セルであって、るつぼの下方あるいは上方にパージガス導入管を設け、不活性ガスであるパージガスをパージガス導入管からるつぼへ吹き込み雰囲気ガスがるつぼ内の材料と反応することを防ぐようにしたことを特徴とするパージセル。
  2. るつぼ底部開口部に連通するパージガス導入管部をるつぼと一体に設け、るつぼ内部には通し穴を有する材料サポート板を設け、固体材料を材料サポート板の上に収容し、底部のパージガス導入管部からパージガスを導入し、材料の隙間にパージガスを通すようにしたことを特徴とする請求項1に記載のパージセル。
  3. 材料の小片が開口部へ落下するのを防ぐために、るつぼ底部開口部の上に、穴を有する吹き出し口キャップを設けたことを特徴とする請求項2に記載のパージセル。
  4. るつぼ外部を迂回してるつぼの上方に開口端を有するパージガス導入管を設け、るつぼ上方から不活性ガスであるパージガスをるつぼ内の融液状の原料に吹き込むようにしたことを特徴とする請求項1に記載のパージセル。
  5. るつぼ外部を迂回してるつぼの上方に到るパージガス導入管と、パージガス導入管に接続された複数の内向き穴を有する管状リングを設け、るつぼ上方周囲から不活性ガスであるパージガスをるつぼ内の融液状の原料に吹き込むようにしたことを特徴とする請求項1に記載のパージセル。
  6. るつぼ底部に複数の材料サポート板を設けパージガスが材料の外側部を流れるような構造としたことを特徴とする請求項2に記載のパージセル。
  7. るつぼ底部に複数の材料サポート板を設けかつ隣接する材料サポート板の通し穴がパージガスの流れ方向に対して同じ方向に向いていない構造としたことを特徴とする請求項6に記載のパージセル。
  8. 配置するパージセルの傾斜に合わせて材料サポート板の底部にパージガスの通し穴を設けない構造としたことを特徴とする請求項6および7に記載のパージセル。
























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