JP2007201046A - 化合物半導体及び発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 窒化ガリウム系化合物半導体に対して接触抵抗が小さく、さらに光反射性が高い電極を形成した化合物半導体、及び発光効率が高く、信頼性が高い発光素子を提供すること。
【解決手段】 窒化ガリウム系の化合物半導体20は、ゲルマニウムから成る層を有する電極が窒化ガリウム系の化合物半導体20の表面にゲルマニウムから成る層が接するようにして形成されている。具体的には電極は、ゲルマニウムから成る第1の層21、銀,アルミニウム及びロジウムのうちのいずれかから成る第2の層22、ニッケル,チタン,ニオブ及びモリブデンのうちのいずれかから成る第3の層23、及び金を含む第4の層24が順次積層されて成る構成である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、窒化ガリウム系の化合物半導体及びそれが積層されてなる発光素子に関するものであり、特に接触抵抗が低く、光反射率が高い電極を有する窒化ガリウム系の化合物半導体及び発光素子に関する。
例えば化学式InAlGa1−x−yN(ただし、0≦x+y≦1,0≦x≦1,0≦y≦1)で表される窒化ガリウム系の化合物半導体(以下、窒化ガリウム系化合物半導体ともいう)は、AlN,InN、GaN等により、AlGaN,InGaN,InGaAlN等の混晶を形成でき、このような混晶は、その組成を選択することによりバンドギャップを変化させることができ、可視光領域から紫外光領域までの発光が可能である。従って、このような窒化ガリウム系化合物半導体は、発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)等の発光素子の材料として検討されており、また一部実用化が図られている。
図1は、従来の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた発光素子、及びそれに形成された電極を示す断面図である。この発光素子は、例えばサファイア基板10上にバッファ層11を介して、n型半導体層12、発光層(活性層)13、p型半導体層14を順次積層し、n型電極15を形成するためにp型半導体層14の一部をエッチング除去し、n型半導体層12の一部を露出させている。p型電極16は、発光層13で発光した光をp型半導体層14の側に取り出すためにp型半導体層14の一主面(図1では上面)に形成された透明電極から成る。さらに、その透明電極上の一部にワイヤーボンディングのためのパッド電極17が形成されている。
透明電極から成るp型電極16としては、例えばニッケル(Ni)層と金(Au)層を積層した構成のものが提案されている(下記の特許文献1参照)。
また、特許文献2には、p型電極として、クロム及びニッケルの少なくとも一方を含む合金またはその金属を付着させた後、アニーリングしオーミック接触させて成る構成のものが開示されている。
また、ニッケル(Ni)以外の金属からなる電極を用いる窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光素子としては、金(Au)−ゲルマニウム(Ge)合金からなるp型電極を形成した構成のものが開示されている(下記の特許文献3参照)。
さらに、高周波電力デバイス等用の電極であって、ゲルマニウム(Ge)を主に含むゲルマニウム系電極としては、600℃以下で共晶反応を生ずる第1の電極材料と、アルミニウム(Al)からなる第2の電極材料とを含んでなり、第1の電極材料をゲルマニウム(Ge)としたp型SiC用電極が開示されている。(下記の特許文献4参照)。
また、図1の発光素子は、発光層13で発生した光をp型半導体層14側から主に取り出すために、p型電極16は発生した光に対して透明である構成となっているが、p型電極16を光反射性の材料で形成し、発光層13で発生した光をp型電極16で反射させてサファイア基板10側から取り出すことも可能である。この場合、p型電極16及びn型電極15を外部の実装基板の配線導体等に電気的に接続して発光素子を実装する、所謂フリップチップ実装が可能なフリップチップ構造の発光素子となる。
特開平5−291621号公報 特開平6−275868号公報 特開2001−156335号公報 特開2004−152860号公報
窒化ガリウム系化合物半導体層上に形成される電極は、窒化ガリウム系化合物半導体層上に金属層を形成して電極としただけでは低い接触抵抗を得ることができず、通常熱処理を行って接触抵抗を下げている。特許文献1に開示されているニッケル(Ni)層と金(Au)層とを積層した構成のp型電極16においても、p型半導体層14との接触抵抗率は1×10−2〜1×10−3Ωcm程度であり、n型電極15とn型半導体層12との接触抵抗率1×10−5〜1×10−6Ωcmと比べると、2桁以上高い。熱処理を行ってもp型電極16の接触抵抗はn型電極15の接触抵抗に比べて高いため、p型半導体層14内での電流の広がりが悪く、パッド電極17付近でしか発光が見られない等、発光の均一性が悪い等の問題点があった。
また、接触抵抗が高いと、電極と窒化ガリウム系化合物半導体層との間で大きな電圧降下が生じ、発光素子の動作電圧の上昇、及び発光効率の低下を引き起こすという問題があった。
特許文献2に開示されているクロム及びニッケルの少なくとも一方を含む合金またはその金属によって形成された電極においても、基本的にニッケル(Ni)系の電極であり同様の問題があった。
さらに、特許文献3に開示されている金(Au)−ゲルマニウム(Ge)合金からなるP型電極も基本的には合金であり、さらに金(Au)ベースの接触であり、ゲルマニウムは共晶反応を起こす材料としての役割であり、接触抵抗を得る効果については記載されていない。また、特許文献3のP型電極は、透明電極を構成することを目的としている。
さらに、特許文献4に記載されているゲルマニウム(Ge)系電極は、p型SiC用電極であり、SiCと窒化ガリウム系化合物半導体(例えばGaN)とでは、バンドギャップは同程度であっても仕事関数や電子親和力が異なる。また、電極材料との反応性も全く異なる。従って、低接触抵抗を得るメカニズムは全く異なっており、同一電極材料であっても、それを形成する半導体層が異なれば、オーミック接触が得られるとは限らない。
従って、本発明は上記従来の技術における問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、窒化ガリウム系の化合物半導体との接触抵抗が小さい電極を用いた窒化ガリウム系の化合物半導体、及び発光効率が高く、信頼性の高い発光素子を提供することである。
本発明の化合物半導体は、ゲルマニウムから成る層を有する電極が窒化ガリウム系化合物半導体の表面に前記ゲルマニウムから成る層が接するようにして形成されていることを特徴とする。
また本発明の化合物半導体は、前記電極は、ゲルマニウム(Ge)から成る第1の層、銀(Ag),アルミニウム(Al)及びロジウム(Rh)のうちのいずれかから成る第2の層、ニッケル(Ni),チタン(Ti),ニオブ(Nb)及びモリブデン(Mo)のうちのいずれかから成る第3の層、及び金(Au)を含む第4の層が順次積層されて成ることを特徴とする。
本発明の発光素子は、基板上に、窒化ガリウム系化合物半導体から成る第1導電型半導体層、窒化ガリウム系化合物半導体から成る発光層、及び窒化ガリウム系化合物半導体から成る第2導電型半導体層を含むとともにこの順でこれらの層が積層されている半導体層が形成されており、前記第2導電型半導体層上に形成された第2導電型電極と、前記第2導電型半導体層の一部を前記第1導電型半導体層まで除去してなる前記第1導電型半導体層の露出部に形成された第1導電型電極とが設けられている発光素子において、前記第1及び第2導電型電極の少なくとも一方が、ゲルマニウム(Ge)から成る第1の層、銀(Ag),アルミニウム(Al)及びロジウム(Rh)のうちのいずれかから成る第2の層、ニッケル(Ni),チタン(Ti),ニオブ(Nb)及びモリブデン(Mo)のうちのいずれかから成る第3の層、及び金(Au)を含む第4の層が順次積層されて成ることを特徴とする。
本発明の化合物半導体は、ゲルマニウムから成る層を有する電極が窒化ガリウム系化合物半導体の表面にゲルマニウムから成る層が接するようにして形成されていることから、低い接触抵抗値を得ることができる。
低い接触抵抗値が得られる作用、メカニズムは明確ではないが、以下の理由が考えられる。ゲルマニウムの仕事関数は約5eVであり、窒化ガリウム(GaN)の4.2eVと比較して大きい。マグネシウム等をドーピングしたp型GaNに対するオーミック材料としてよく用いられている他の金属、例えば金(Au:5.01eV)、ニッケル(Ni:5.2eV)、白金(Pt:5.65eV)、パラジウム(Pd:5.2eV)と同程度であり、これらの金属と同様に仕事関数が大きいことでp型GaNに対するバリアハイトが小さくなり、キャリアに対する障壁が小さくなり、低接触抵抗を得ることができる。
また、ゲルマニウムは周期律表で4族であり、シリコン(Si)同族である。シリコンは、GaNに対してドナー不加物となり、n型GaNを形成することができる。従って、同族であるゲルマニウムもGaNに対してドナー不純物となり、n型GaNを形成することができる。また、GaN層上にゲルマニウム層を積層した後にアニールを行うと、ゲルマニウム層とGaN層との界面においてGeがGaN層中へ拡散し、キャリア濃度の高いn型GaN領域を形成することができる。GaN層へのゲルマニウムの拡散層領域は厚いものではないと予想されるが、このようなn型GaN層が形成されることで、n型GaN層に対してもオーミック接触を得ることができる。
さらに、p型GaN層上にゲルマニウム層を積層した場合においても、ゲルマニウムが拡散しない場合は、上記の仕事関数によるメカニズムによりオーミック接触を得ることができ、またゲルマニウムが拡散してn型GaN領域がp型GaN層の表面に形成されても、n型GaN領域は薄いため、トンネル現象により電流は流れることができ、オーミック接触を得ることができる。
また、ゲルマニウムとGaNを構成するガリウム(Ga)とは共晶反応を生じ、固溶体を形成することが可能である。また、GaN層表面ではN抜けが生じやすく、GaN層表面にはGaと酸素(O)によるGa等の酸化物が形成されている。そして、GaN層表面から酸素を除去し、その酸素が除去された表面にゲルマニウム層を形成することにより、GaN層表面のガリウムとゲルマニウム層のゲルマニウムとにより固溶体を形成することによって、その固溶体層が界面中間層の役割を果たし、バンド不連続の緩衝層となり低接触抵抗を得ることが可能となる。
また、金属ゲルマニウムの熱膨張係数は6×10−6/Kであり、GaNの5.6×10−6/Kと非常に近いため、ゲルマニウム層の形成やアニールによってGaN層に歪等が生じにくいため、ゲルマニウム層の剥離等が起きにくい。
また、上記メカニズムは、ゲルマニウム層が金属層として積層された場合のものであるが、ゲルマニウム自体はバンドギャップが約0.8eVの半導体であり、シリコンと同様に真性半導体であるが、3族及び5族の不純物元素の添加によりp型半導体、n型半導体の制御が可能である。p型GaN層上にp型ゲルマニウム層が積層された場合、p型GaN層とp型ゲルマニウム層との界面では同じp型半導体同士となり接触抵抗は低くなる。逆に、p型GaN層上にn型ゲルマニウム層が積層された場合、n型ゲルマニウム層を薄く形成させることによってトンネル電流を生じさせることにより、低接触抵抗を得ることができる。また、n型GaN層上にn型ゲルマニウム層、またはp型ゲルマニウム層を形成された場合においても、p型層上のn型層およびp型層の場合と同様にして低接触抵抗を得ることが可能となる。半導体ゲルマニウム層上にさらに金属層を形成して電極として構成する場合においても、ゲルマニウム自体のバンドギャップが小さいため、半導体ゲルマニウム層と金属層との接触抵抗について、容易に低接触抵抗とすることができるため、電極全体としても低接触抵抗となる。
また、ゲルマニウムが酸化した酸化ゲルマニウム(GeO)層により電極が形成された場合においても、GeO+4H+4e→Ge+2HOなる反応が生じる可能性があり、この反応によって、通常GaNのマグネシウム(Mg)によるp型化を阻害している要因である水素(H)を除去できる。従って、p型GaN層表面の水素によるパッシベーション現象がなくなり、その表面は高キャリア濃度状態になる。このように高キャリア濃度となったp型GaN層上に、水素(H)との反応後に生成したゲルマニウム金属層が積層される構造となるため、低接触抵抗を得ることができる。また、n型GaN層に対しては、酸化ゲルマニウム層の厚さが十分に薄ければ、トンネル電流により低接触抵抗を得ることができる。
以上、本発明の化合物半導体は、ゲルマニウムから成る層を有する電極が窒化ガリウム系化合物半導体の表面にゲルマニウムから成る層が接するようにして形成されていることにより、明確な作用、メカニズムの解明はできていないが、上記の作用、メカニズムが単独もしくは複合的に生じている可能性があり、それによって低い接触抵抗値を得ることができる。
また、本発明の化合物半導体は好ましくは、電極は、ゲルマニウム(Ge)から成る第1の層、銀(Ag),アルミニウム(Al)及びロジウム(Rh)のうちのいずれかから成る第2の層、ニッケル(Ni),チタン(Ti),ニオブ(Nb)及びモリブデン(Mo)のうちのいずれかから成る第3の層、及び金(Au)を含む第4の層が順次積層されて成ることから、窒化ガリウム系の化合物半導体の発光層で主に生じた光を電極で反射させて基板側(窒化ガリウム系の化合物半導体の電極形成面と反対側の主面)から取り出すことが可能なフリップチップ構造(窒化ガリウム系の化合物半導体の電極形成面と反対側の主面をフリップチップする構造)の発光素子に適するものとなる。
そして、第1の層は、窒化ガリウム系の化合物半導体に対して低い接触抵抗を得るためのコンタクト層として主に機能し、第2の層は、発光層で生じた光を窒化ガリウム系の化合物半導体の内部側へ反射する反射層として主に機能し、第3の層は、第4の層の元素の拡散を防止するための拡散防止層として主に機能し、さらに第4の層は、外部実装回路基板の配線導体等にハンダや導体バンプ等を介して電極を接続する際に、ハンダや導体バンプ等との密着性を高める接続層として主に機能する。
第1の層をゲルマニウム層とし、第2の層を銀,アルミニウム及びロジウムのうちのいずれかから成る層とすることにより、ゲルマニウム層により窒化ガリウム系の化合物半導体に対して低い接触抵抗値を得ることができる。
また、第1の層であるゲルマニウム層を薄く形成し、銀,アルミニウム及びロジウムのいずれかから成る第2の層を形成することにより、発光層で発生した光を第1の層では透過させ、第2の層で効果的に反射させることができる。ゲルマニウム層と第2の層との間では、発光素子をパッケージに実装する際のハンダリフロー時においても第1及び第2の層間の反応は起こることがないので、製造プロセス後においても純銀,純アルミニウム,純ロジウムの反射率に近い光反射性を得ることができ、発光素子として高い発光効率を得ることができる。
以上のように、ゲルマニウムから成る第1の層、銀,アルミニウム及びロジウムのうちのいずれかから成る第2の層を有することによって、低い接触抵抗と高い光反射率を両立した電極とすることができる。
さらに、第3の層をニッケル,チタン,ニオブ及びモリブデンのうちのいずれかから成る層とすることにより、第4の層に含まれる金が拡散するのを抑制することができる。電極の合金化熱処理やパッケージへの実装時のハンダ接続のための熱処理時において、第4の層に含まれる金は拡散し易く、その拡散により電極表面の荒れや接触抵抗の劣化、光反射率の低下を引き起こす。また、第4の層に含まれる金だけでなく、実装時のハンダに含まれる成分、例えば金−錫(Au−Sn)合金ハンダ等に含まれる金や錫の拡散も同様の問題を引き起こす。従って、第3の層をニッケル,チタン,ニオブ及びモリブデンのうちのいずれかから成る層とすることにより、金や錫の拡散を抑制することができ、熱処理等のプロセスによる発光特性の劣化を防ぐことが可能となる。
また、第2の層を成す銀,アルミニウム、特に銀は、熱処理によりマイグレーションが起こり易く、コンタクト抵抗の劣化、表面平坦性の劣化を招く。そこで、第3の層を成すニッケル,チタン,ニオブ,モリブデンは、第2の層を成す銀やアルミニウムと反応するため、第2及び第3の層間に反応層が形成される。すると、反応層の形成以上にはマイグレーションが進行することがなく、上記の劣化を抑制することができる。なお、反応層が形成されると、第2の層の主な機能である光反射特性が低下するおそれがあるが、第2の層を第3の層に対して十分に厚く形成するとよく、その場合、反応層が形成されても、その形成範囲は第2及び第3の層間の界面においてごく僅かの範囲でしかない。また、発光層で生じた光は第1の層の方向から入射されるため、反応層が反射率の低下を招くことはない。
金を含む第4の層を最上層として形成することにより、パッケージへの実装時の電気的接続に使用する金−錫合金ハンダとの接着性が向上し、発光素子をパッケージに強固に固定することが可能となる。これにより、発光素子の実装時の歩留まり向上を達成することができる。
さらに、最上層が金を含む第4の層であることから、電極の酸化を効果的に抑制することができる。
本発明の発光素子は、基板上に、窒化ガリウム系化合物半導体から成る第1導電型半導体層、窒化ガリウム系化合物半導体から成る発光層、及び窒化ガリウム系化合物半導体から成る第2導電型半導体層を含むとともにこの順でこれらの層が積層されている半導体層が形成されており、第2導電型半導体層上に形成された第2導電型電極と、第2導電型半導体層の一部を第1導電型半導体層まで除去してなる第1導電型半導体層の露出部に形成された第1導電型電極とが設けられている発光素子において、第1及び第2導電型電極の少なくとも一方が、ゲルマニウム(Ge)から成る第1の層、銀(Ag),アルミニウム(Al)及びロジウム(Rh)のうちのいずれかから成る第2の層、ニッケル(Ni),チタン(Ti),ニオブ(Nb)及びモリブデン(Mo)のうちのいずれかから成る第3の層、及び金(Au)を含む第4の層が順次積層されて成ることから、電極の接触抵抗が低いため電極での電圧降下が小さく、また光反射率が高いため効果的に光を取り出すことができる、発光効率の高い発光素子となる。
以下、本発明の窒化ガリウム系の化合物半導体及びそれを用いた発光素子についての実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の化合物半導体は、ゲルマニウムから成る層を有する電極が窒化ガリウム系化合物半導体の表面にゲルマニウムから成る層が接するようにして形成されている構成であり、これにより低い接触抵抗値を得ることができる。ゲルマニウムから成る層は、基本的にはゲルマニウム単体から成る層であるが、ガリウム,シリコン,マグネシウム等を若干含んでいてもよい。さらに、電極は、ゲルマニウムから成る層の単層から構成されていてもよいが、ゲルマニウムから成る層の保護、化学変化の防止、ハンダ接続性の向上等の目的のために、ゲルマニウムから成る層上に他の金属層、誘電体層等が積層されていてもよい。
また、本発明の化合物半導体は、発光ダイオード(LED),半導体レーザ(LD)等の発光素子、または電界効果トランジスター(FET;Field Effect Transistor),MESFET(Metal−Semiconductor FET),MISFET(Metal−Insulator−Semiconductor FET),高電子移動度トランジスター(HEMT;High Electron Mobility Transistor)等の電子デバイス等に適用できる。
図2は、本発明の窒化ガリウム系の化合物半導体上に形成される電極について好ましい実施の形態を示す断面図である。窒化ガリウム系の化合物半導体20上に、第1の層21、第2の層22、第3の層23、第4の層24が順次積層されている。
本発明の窒化ガリウム系の化合物半導体20は好ましくは、ゲルマニウムから成る第1の層21、銀,アルミニウム及びロジウムのうちのいずれかから成る第2の層22、ニッケル,チタン,ニオブ及びモリブデンのうちのいずれかから成る第3の層23、及び金を含む第4の層24が順次積層されて成る電極が形成されている構成である。
なお、本発明の窒化ガリウム系の化合物半導体20は、化学式InAlGa1−x−yN(0≦x≦1,0≦y≦1,0≦x+y≦1)で表されるものであるが、具体的には、窒化ガリウム(GaN),窒化インジウムガリウム(InGaN),窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)等の組成のものである。
第1の層21は好ましくは、ゲルマニウムから成る層であり、ゲルマニウム金属からなることも可能であり、また、ゲルマニウム半導体、または酸化ゲルマニウム(GeO)等の酸化物から構成されていてもよい。
また、第1の層21は、光を透過させる必要があるため、その厚さは光の透過率を低下させない厚さであることが好ましい。例えば波長400nmの光に対して80%以上の透過率を得るための厚さとしては、40Å以下とする必要があり、さらに好適には20Å以下がよく、その場合90%以上の透過率とすることができる。
第2の層22は好ましくは、銀,アルミニウム及びロジウムのうちのいずれかから成る。第2の層22は、銀,アルミニウムまたはロジウムのいずれかからなるが、その層中にネオジウム(Nd)やビスマス(Bi)等の元素が混入されていてもよい。このような元素を混入させることで、耐熱性がさらに向上し、電極形成のための熱処理時やパッケージへの実装時のハンダ接続のための熱処理時に生じる銀等のマイグレーションを抑制することができる。
また、第2の層22の厚さは、光を反射する必要があるため、例えば波長400nmの光に対して90%以上の反射率を得るための厚さとしては、700Å以上であることが好ましく、より好適には1000Å以上がよい。
第3の層23は好ましくは、ニッケル,チタン,ニオブ及びモリブデンのうちのいずれかから成る。第3の層23は、第4の層24に含まれる金の拡散を防止する機能を有するが、そのためにはニッケル,チタンを特に好適に使用することができる。特にチタンは、金の拡散だけでなく、パッケージへの実装時のハンダ(Au−Sn合金ハンダ等)に含まれることが多い錫の拡散も防止するため好ましい。また、ニオブやモリブデンを使用すると、電極形成後の熱処理を行っても表面平坦性に優れる。従って、これらの金属の層を組み合わせて積層して第3の層23を構成してもよい。
また、第3の層23の厚みは、第4の層24の金の拡散を抑制する目的から100Å以上であることが好ましく、さらに好ましくは200Å以上であればよく、効果的に金の拡散を抑制することができる。
第4の層24は好ましくは、金を含む層からなる。この第4の層24は、パッケージへの実装時に使用されるAu−Sn合金ハンダとの密着性を確保するため、また表面平坦性を得るために、その厚さは100Å以上であることが好ましい。上限は特にないが、金は貴金属であり、厚くすると材料コストが上がり、結果的には発光素子自体のコストアップにつながるため、厚みは600Å以下であることが好ましい。
以上の構成の電極を形成する方法としては、電子ビームや抵抗加熱による真空蒸着法、スパッタリング法を挙げることができるが、特に成膜方法は限定されるものではない。
図3は、本発明の窒化ガリウム系の化合物半導体を用いた発光素子の断面図である。
本発明の発光素子は、基板30上に、窒化ガリウム系化合物半導体から成る第1導電型(n型)半導体層32、窒化ガリウム系化合物半導体から成る発光層33、及び窒化ガリウム系化合物半導体から成る第2導電型(p型)半導体層34を含むとともにこの順でこれらの層が積層されている半導体層が形成されており、p型半導体層34上に形成されたp型電極36と、p型半導体層34の一部をn型半導体層32まで除去してなるn型半導体層32の露出部に形成されたn型電極35とが設けられている発光素子において、n型及びp型電極35,36の少なくとも一方が、ゲルマニウムから成る層からなる第1の層、銀,アルミニウム及びロジウムのうちのいずれかから成る第2の層、ニッケル,チタン,ニオブ及びモリブデンのうちのいずれかから成る第3の層、及び金を含む第4の層が順次積層されて成る構成である。
即ち、図3で示す本発明の発光素子は、基板30上にバッファ層31を介してn型半導体層32、発光層33、p型半導体層34が順次積層されて成る。更にn型半導体層32の一部を露出させるために、p型半導体層34及び発光層33の一部が除去され、露出したn型半導体層32の表面上にn型半導体層32とオーミック接触するn型電極35が形成されており、p型半導体層34の表面にp型半導体層34とオーミック接触するp型電極36が形成されている。
n型半導体層32、発光層33、p型半導体層34を含む半導体層の成長方法は、有機金属気相成長(MOVPE)法が用いられるが、その他に分子線エピタキシー(MBE)法やハイドライド気相成長(HVPE)法、パルスレーザデポジション(PLD)法等が挙げられる。
n型電極35及びp型電極36は、半導体層の同じ主面側に形成されており、いずれも光反射性の電極から成る。発光層33で発生した光は、p型電極36で反射され、基板30側から取り出される。また、基板30側から取り出されずに戻ってきた一部の光は、再度n型電極35及びp型電極36で反射され、基板30側から取り出されることになる。なお、この場合、p型電極36及びn型電極35を外部の実装基板の配線導体等に電気的に接続して発光素子を実装する、所謂フリップチップ実装が可能なフリップチップ構造の発光素子となる。
本実施の形態では、基板30は、発光層33で発光する光、例えば波長365nm〜420nmの紫外光〜近紫外光に対して透明であることが好ましく、サファイア(Al),炭化シリコン(SiC),窒化ガリウム(GaN),酸化亜鉛(ZnO)等を挙げることができる。また、化学式XB(ただし、XはTi及びZrのうち少なくとも1種を含む。)で表される二硼化物単結晶である二硼化ジルコニウム(ZrB)等の不透明な基板であってもよく、この場合電極まで形成して発光素子を構成した後に基板30除去して、フリップチップ型の発光素子とすることが可能である。また、基板30を除去した後に、発光する光の波長に対して透明な樹脂等からなる透明保護層を、半導体層の光出射側の面に形成していてもよい。
また、バッファ層31は、窒化ガリウム(GaN),窒化アルミニウム(AlN),これらの混晶である窒化ガリウムアルミニウム(AlGaN)等から成るものを用いることができる。その際の形成温度は400℃〜800℃である。ただし、窒化ガリウム系化合物半導体と基板30の格子定数や熱膨張係数が近い場合は必ずしも形成する必要はなく、基板上に直接1000℃〜1500℃程度の高温でGaNやAlN及びAlGaNを成長してもよい。
バッファ層31の形成後に800℃〜1100℃に温度を上げ、n型半導体層32を引き続き形成する。図3では、n型半導体層32としてGaN層を成長させたが、AlN,窒化インジウム(InN)の混晶組成である、AlGaN,InGaN等から成るものであってもよい。
また、n型半導体層32はSi等が不純物元素として添加されるが、さらにその上にAlGaN層やInGaN層が形成されていてもよい。GaN層からなるn型半導体層32は、一部が露出しており、その露出部の表面上にn型電極35が形成されている。
また、発光層33は、禁制帯幅の広い障壁層と禁制帯幅の狭い井戸層とから成る量子井戸構造が複数回繰り返し規則的に積層された多層量子井戸構造(MQW:Multi Quantum Well)としている(図示せず)。その構成は、InN,GaN,AlN及びそれらの混晶から発光波長により適宜組み合わせて選ばれるものであり、例えば井戸層をInGaN層とし、障壁層をGaN層としたり、井戸層をInGa(1−x)N層とし、障壁層をInGa(1−y)N層(ただし、x>y)とするといった組み合わせが可能である。
発光層33の形成温度は、インジウム(In)を含む場合にはその組成にもよるが、700℃〜900℃である。また、発光層33を成す各層の厚みは、障壁層が5〜15nm、井戸層が3〜10nmであり、さらに量子井戸構造の繰返し回数は3〜5回が好ましく用いられるが、特に限定されるものではない。
さらにその上に形成されるp型半導体層34は、AlGaN層,GaN層,InGaN層等の複数の層からなっている(図示せず)。p型半導体層34に添加されるp型不純物元素としては、マグネシウム(Mg),亜鉛(Zn)等が用いられる。
以上のような窒化ガリウム系化合物半導体から成る各層を積層した半導体層の表面に、第1〜第4の層から成るn型電極35及びp型電極36が形成されている。n型電極35とp型電極36はそれぞれ異なる構成でもよいが、同じ構成とすることが好ましい。
n型電極35及びp型電極36が、上記のような同一の本発明の構成からなる電極からなることにより、n型電極35とp型電極36を同時に形成することができ、発光素子の製造においてその製造工程を簡略化することができる。
また、p型電極36を本発明の構成の電極とし、n型電極35をチタン層,アルミニウム層,ニッケル層,金層が順次積層された電極として、別々の構成にしても良い。即ち、n型電極35及びp型電極36のうちの少なくとも一方を本発明の構成のものとすることができる。
そして、発光素子となる半導体層が多数形成された基板(母基板)を、スクライバ等を用いて各発光素子に分割し、セラミックス,金属,樹脂等から成るパッケージの配線導体等に、Au−Sn合金等からなるハンダにより発光素子のn型電極35、p型電極36を接続し、蛍光体の入った透明樹脂等により封止することにより、発光装置や照明装置を得ることができる。また、発光素子のパッケージ等への実装は、発光素子をSi等からなるサブマウントに固定した後、パッケージ内に固定して行ってもよい。
以上のような本発明の構成とすることにより、窒化ガリウム系化合物半導体を用いた発光素子において、接触抵抗が小さく、さらに光反射性が高い電極を用いることができ、さらにその電極を形成した発光素子とすることにより、発光効率の向上や信頼性の向上を図ることができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を施すことは何等差し支えない。
従来の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた発光素子の断面図である。 本発明の化合物半導体に形成された電極について実施の形態の1例を示し、窒化ガリウム系化合物半導体上に形成された電極の断面図である。 本発明の発光素子について実施の形態の1例を示す断面図である。
符号の説明
20:窒化ガリウム系の化合物半導体
21:第1の層
22:第2の層
23:第3の層
24:第4の層
30:基板
32:n型半導体層
33:発光層
34:p型半導体層
35:n型電極
36:p型電極

Claims (3)

  1. ゲルマニウムから成る層を有する電極が窒化ガリウム系化合物半導体の表面に前記ゲルマニウムから成る層が接するようにして形成されていることを特徴とする化合物半導体。
  2. 前記電極は、ゲルマニウムから成る第1の層、銀,アルミニウム及びロジウムのうちのいずれかから成る第2の層、ニッケル,チタン,ニオブ及びモリブデンのうちのいずれかから成る第3の層、及び金を含む第4の層が順次積層されて成ることを特徴とする請求項1記載の化合物半導体。
  3. 基板上に、窒化ガリウム系化合物半導体から成る第1導電型半導体層、窒化ガリウム系化合物半導体から成る発光層、及び窒化ガリウム系化合物半導体から成る第2導電型半導体層を含むとともにこの順でこれらの層が積層されている半導体層が形成されており、前記第2導電型半導体層上に形成された第2導電型電極と、前記第2導電型半導体層の一部を前記第1導電型半導体層まで除去してなる前記第1導電型半導体層の露出部に形成された第1導電型電極とが設けられている発光素子において、前記第1及び第2導電型電極の少なくとも一方が、ゲルマニウムから成る第1の層、銀,アルミニウム及びロジウムのうちのいずれかから成る第2の層、ニッケル,チタン,ニオブ及びモリブデンのうちのいずれかから成る第3の層、及び金を含む第4の層が順次積層されて成ることを特徴とする発光素子。

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