JP2007200624A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】FPCとハード基板とを接続するコネクタにおいて、FPCへの押圧力を強化してFPCを抜け難くし、信頼性を高めると共に、FPC接続を行うユーザでの使い勝手のよいコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、ハード基板2の表面に左右両側部32が取着される4角形の枠状の受け部材3と、受け部材3に対応した枡状で受け部材3内に取着される押さえ部材6と、押さえ部材6を受け部材3に取着させた状態で、FPC接触部43をハード基板2の接触パット24に接触するように押し付ける突状部51を有する絶縁弾性体5とを備える。この枠状の受け部材3と枡状の押さえ部材6の構成により、コネクタとしての剛性を従来のコの字型に比べて高めることができるので、押さえ部材6によりFPC4を強く押圧でき、FPC4を抜け難くして信頼性を向上する。また、ユーザ側でFPCにバンプ接点を設ける必要がなく、使い勝手が良い。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話やノートパソコンやデジタルカメラ等に使用される、フレキシブルプリント基板(以下、FPCという)とハード基板とを接続するコネクタに関するものである。
小型軽量化が進む携帯電話、パソコン、デジタルカメラ、薄型ディスプレイのような電子機器にに使用されるハード基板と他の配線基板や部品等との電気的接続では、薄型化及び高密度接続の可能なフレキシブルプリント基板(以下、FPCという)が多く用いられている。このFPCをハード基板に接続する従来の方法は、FPCコネクタと呼ばれるコネクタを用いて行われていた。このFPCコネクタでは、ハウジングとコンタクトとスライダとを備え、ハウジングにFPCを挿入した後にスライダを挿入してFPCをコンタクトに押し付けるZIF(Zero Insertion Force)構造等があり、このコンタクトは、主にFPCと接触する接触部とハード基板等に接続する接続部とハウジングに固定される固定部とを備え、圧入等によってハウジングに固定されている。このようなコネクタにおける狭ピッチ化では、ハウジングに固定されるコンタクトを狭ピッチ化する必要がある。しかし、コンタクトが圧入されるハウジングは、電気絶縁性のプラスチック材料を使用するので加工性や強度などから微細化に限度があるため狭ピッチ化が難しく、さらにコンタクトの圧入に耐えるには、ハウジングに最低限の肉厚が必要とされるため低背化も困難であった。
このような従来のFPCの接続コネクにおいて、狭ピッチ・低背化を図ったものとして、特許文献1、2に示されるように、ハード基板上に受け部材を配置し、FPCの接触部上にバンプ接点を設け、このバンプ接点の反対側に弾性体を配置し、FPCと弾性体を押圧する押圧部材を受け部材に係合させることにより、FPCとハード基板とを接続するコネクタが知られている。
しかしながら、この特許文献1、2に示されるコネクタでは、接触信頼性確保のために、FPCの接続作業を行うユーザ側において、FPCにバンプ接点を設けなければならず、ユーザ側の使い勝手は好ましくなかった。また、FPCの押さえ部材が、略コの字形状のため両側面でしか押圧できないので中間部に発生する反りに対応できず、この反りに対する剛性の向上対策として、2部品の張り合わせる2重構造となっており、部品加工コストが高くなる。また、FPCの装着時の抜け止め手段がないので、外部引っ張り力によりFPCがコネクタから外れ易い。
また、特許文献3に示されるように、ハード基板にFPCを取付けるため、ハード基板に固定されるタブ部分と、相手物と係合する係合部とを有する複数の取付部を備え、この複数の取付部を連結部により一体構造に連結したコネクタ接続が知られている。このコネクタ接続では、上記と同様に、FPCの押さえ部材が両側面から成る略コの字形状のため、受け部材との固定リブが両側2箇所しか設けられないので反りに弱い。FPCとハード基板の接続の多芯化を図るためには、反りに対する押さえ部材の押え力のバラツキを抑制するために、FPCのピッチ方向に複数の固定リブを設ける必要があり、その分、余分なスペースが必要となり、使用基板のスペースロスが発生した。
特開2005−11533号公報 特開2004−296419号公報 特開2004−327646号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、フレキシブルプリント基板(以下、FPCという)とハード基板とを接続する狭ピッチで低背位のコネクタにおいて、4側面を有する押さえ部材をハード基板に装着された受け部材に嵌合させることにより、FPCとハード基板の接触を強固にしてFPCを抜け難くすることができ、また、FPC接続を行うユーザ側において、FPCにバンプ接点を設ける必要がなく、ユーザ側での使い勝手の良いコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、フレキシブルプリント基板(以下、FPCという)とハード基板とを接続するコネクタにおいて、前記ハード基板の表面に左右両側部が取着される4角形の枠状であって、該ハード基板の表面に前記両側部を取り付けた状態でこの両側方向とは直交する側面側から前記FPCが挿通可能な隙間を有した受け部材と、前記受け部材に対応した枡状であって、前記ハード基板に取り付けられた受け部材の上面側から前記受け部材に取着される押さえ部材と、前記受け部材内にあって、前記FPCのハード基板側とは反対側の面に配設され、前記押さえ部材を受け部材に取着させた状態でFPCのFPC接触部をハード基板の基板接触部に接触するように押し付ける絶縁弾性体とを備え、前記押さえ部材を前記受け部材に取着させることにより、前記FPCとハード基板とを接続するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記押さえ部材は、前記受け部材の内面側に取着されるものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記絶縁弾性体は、前記FPCのFPC接触部に対応する位置に突状部を設けたものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載のコネクタにおいて、前記受け部材の両側に、前記FPCの両側に形成された抜け止め用の切欠部に対応する抜け止め用のリブを設けたものである。
請求項5の発明は、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記ハード基板の基板接触部に対応した位置で該基板接触部に接続されたバンプ接点を有する絶縁体シートをさらに備え、前記FPC接触部を前記バンプ接点に押し付けるものである。
請求項6の発明は、請求項5に記載のコネクタにおいて、前記押さえ部材の両側に、前記FPCの両側に形成された抜け止め用切欠部に対応する抜け止め用リブを設けたものである。
請求項1の発明によれば、枠状の受け部材と4側面を有する桝状の押さえ部材とを用いているので、コネクタとしての剛性を従来のコの字型構造等に比べて高めることができる。これにより、FPCを強く押圧できるので、反りがあっても、FPCのハード基板への押圧力を高めることができ、FPCが抜け難くなる。また、周囲に側面を持つ枠状の受け部材の内面に絶縁弾性体が位置するので、受け部材に絶縁弾性体及び押さえ部材を取着する作業が容易となる。また、FPC接続を行うユーザ側でFPCにバンプ接点を設ける必要がないので、ユーザ側での使い勝手が良い。
請求項2の発明によれば、受け部材内に押さえ部材が収納され、受け部材と押さえ部材とが上下方向で重なることがないので、薄型化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、フレキシブル基板のFPC接触部とハード基板の基板接触部との接触圧を確実に取り易くなり、フレキシブル基板とハード基板との接続信頼性が向上する。
請求項4の発明によれば、受け部材に押さえ部材を係止させた状態では、FPCが押さえ部材によってハード基板に押し付けられる力と共に、FPCの抜け止め用切欠部に抜け止め用リブが位置することにより、FPCが抜け難くなる。また、FPCを抜け止め用リブに仮止めした状態で押さえ部材を取着できるので、押さえ部材を受け部材に係止させ易くなる。
請求項5の発明によれば、FPCとハード基板の接続を、FPCのFPC接触部とハード基板の基板接触部に接続されたバンプ接点により行うことができるので、バンプ接点による接触圧が強化され、両者の接触が確実に取り易くなり、FPCとハード基板との接続信頼性が向上する。
請求項6の発明によれば、受け部材に押さえ部材を係止させた状態で、FPCが押さえ部材によってハード基板に押し付けられる力と共に、FPCの抜け止め用切欠部に抜け止め用リブが位置することにより、FPCをより抜け難くすることができる。また、バンプ接点の厚みによってFPCがハード基板の表面から浮いた状態であっても、押さえ部材に形成された抜け止め用リブがFPCの上部からFPCの抜け止め用切欠部に位置しているので、FPCが抜け難くなる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るコネクタについて図1乃至図6を参照して説明する。本実施形態のコネクタ1は、ハード基板2と、ハード基板2に左右の両側部32が固定される受け部材3と、受け部材3に挿入されてハード基板2に接続されるFPC4と、押さえ部材6を受け部材3に取着させた状態でFPC4を押圧する絶縁弾性体5と、受け部材3に対応した枡状であって、受け部材3と係合する押さえ部材6と、を備えている。
図1及び図2に示すように、ハード基板2は、誘電体基板21より形成され、その表面に、受け部材3の両側部32におけるハード基板2との接合面38と半田付けで接触される接合ランド22と、配線23と配線23の先端に設けられたFPC4と接続する接触パッド24(基板接触部)とを有する。FPC4は、両側に形成された抜け止め用の切欠部41と、接続用の配線42と、配線42の先端にハード基板2の接触パッド24と接続するFPC接触部43とを有する。
受け部材3は、図4に示すように、四角形の枠型形状の金属製材質から成り、板金加工により四面を折り曲げて製作され、各折り曲げ面を側面として、押さえ部材6を取着するため、各側面に一箇所以上の係合する固定手投を有している。具体的には、受け部材3は、長手方向の側面部31と、これに直交し、ハード基板2に固着される短手方向の両側部32を有する。側面部31は、向かい合う側面31a、31bを備え、これら側面31a、31bの各側面には、押さえ部材6の係合部63と係合する2つの係合部33がそれぞれ設けられている。両側部32は、長手方向を正面に見て左右に対称に設けられ、この左右の両側部32には、両側面部31と直角で互いに平行する内側の側面34と外側の側面35を受け部材3の内外に有し、それらは天面となる接続面36で連設されている。内側の側面34には、押さえ部材6の側面62の係合口64と受け部材3内部で係合する係合爪37が設けられている。また、両側部32には、受け部材3の底面側に沿って、側面35から受け部材3の外側に直角に折り曲げられた接合面38が設けられている。この接合面38は、ハード基板2の接合ランド22に半田付けで接合され、これにより受け部材3が左右の両側部32においてハード基板2に固定される。
このとき、受け部材3とハード基板2の間には、ハード基板2の表面に両側部32を取り付けた状態で両側部32と直交する側面部31の少なくとも側面31a側にFPC4が挿通可能な挿入間隙dが形成される。さらに、両側部32には、接合面38の中央部から、接合面38と同平面上にあり、受け部材3の内部側に突出して、FPC4の両側に形成された抜け止め用の切欠部41に対応する抜け止め用のリブ39が設けられている。このリブ39により、受け部材3に押さえ部材6を係止させた状態では、FPC4が押さえ部材6によってハード基板2に押し付けられる力と共に、FP4Cの抜け止め用の切欠部41に抜け止め用のリブ39が位置することにより、FPC4が抜け難くなる。また、FPC4を抜け止め用のリブ39に仮止めした状態で押さえ部材6を取着できるので、押さえ部材6を受け部材3に係止させ易くなる。
絶縁弾性体5は、図3に示すように、受け部材3の内部平面と略同じ長方形の形状の絶縁弾性体シート51から成り、この絶縁弾性体シート51上にFPC接触部43及び接触パッド24に対応した位置に突状部52を有している。この絶縁弾性体5は、受け部材3内において、受け部材3と押さえ部材6との間の、FPC4のハード基板2側とは反対側の面に配設され、押さえ部材6を受け部材3に取着させた状態で、FPC4のFPC接触部43をハード基板2の接触パッド24に接触するように押し付ける。これにより、ハード基板2の接触パッド24とFPC接触部43との接触における接触面の高さのバラツキを吸収し、所要の接触圧を確保して、ハード基板2とFPC4を確実に接続する。
押さえ部材6は、図2に示すように、四角形の桝型形状の金属製材質から成り、前述の受け部材3と同様に、板金加工により四面を折り曲げて製作されて、各折り曲げ面を側面として、各側面に一箇所以上の係合する固定手投を設けて反りに対する剛性を高めたものである。具体的には、この押さえ部材6は、受け部材3に対応した枡状であって、受け部材3の内面側に取着される。この押さえ部材6の長手方向の両側面61には、受け部材3の係合部33と係合する2個所の係合部63がそれぞれ設けられ、短手方向の両側面62には、受け部材3の係合爪37と係合する係合口64がそれぞれ設けられている。そして、この押さえ部材6は、ハード基板2に取り付けられた受け部材3にFPC2が挿入され、絶縁弾性体5が装着された状態において、受け部材3の上面側から、その内部に取着され、前述の両者の各側面に設けられた係合部分において係合されて固定される。
次に、本実施形態におけるコネクタ1の組み立て方法について、図4、図5を参照して説明する。この組み立てにおいては、図4に示すように、先ず、ハード基板2に受け部材3が装着され、ハード基板2の接合ランド22と受け部材3の接合面38が半田付け接合されることにより、ハード基板2に受け部材3が固定される。このとき、ハード基板2と受け部材3の位置関係は、後で挿入されるFPC4のFPC接触部43とハード基板2の接触パッド24が重なる所定の位置になるように、正確に位置設定されて固定される。この固定された状態で、受け部材3の長手方向の両側面部31の一方の側面31aとハード基板2との間には、FPCが挿入できる挿入間隙dが形成される。この挿入間隙dを通してFPC4がハード基板2の上に挿入されると、FPC4に設けられた抜け止め用の切欠部41内に、受け部材3に設けられた抜け止め用のリブ39が嵌る形で位置するように配設される。これにより、FPC4を抜け止め用のリブ39に仮止めすることができる。
次に、図5に示されるように、上記のハード基板2に固定された受け部材3にFPC4を挿入して装着した後、受け部材3内のFPC4の上面側から先ず、絶縁弾性体5が挿入され、その突状部52がFPC4のFPC接触部43に対応して接触するように取着される。その後、絶縁弾性体5の上から押さえ部材6が取着され、押さえ部材6の係合部63及び係合口64がそれぞれ受け部材3の係合部33及び係合爪37に係合される。そして、図6(a)、(b)に示すように、押さえ部材6を受け部材3に取着させた状態で、FPC4のFPC接触部43をハード基板2の接触パッド24に押し付けて接触するように、絶縁弾性体5の厚み、及び押さえ部材6と受け部材3との係合する部分の位置関係が最適に設定されている。これにより押さえ部材6を受け部材3に取着することにより、絶縁弾性体5の突状部52からの押圧で、ハード基板2上の接触パッド24にFPC接触部43が強く接触され、ハード基板2とFPC4とを電気的に確実に導通することができる。
このように、本実施形態によるコネクタ1によれば、4角形の枠状の受け部材3と桝状の押さえ部材6とを用いているので、これらの形状によりコネクタとしての剛性を従来のコの字型構造等に比べて高めることができる。従って、4側面を有する押さえ部材6により、FPC4を強く押圧できるので、FPC4のハード基板2への押圧力を高めることができると共に、反りがあっても押圧で接触させ、FPC4を抜け難くすることができるので、接続の信頼性を向上することができる。また、枠状の受け部材3の内面に絶縁弾性体5が位置するので、受け部材3に絶縁弾性体5及び押さえ部材6を取着する作業が容易となる。さらに、受け部材3内に押さえ部材6が収納されることにより、受け部材3と押さえ部材6とが上下方向で重なることがないので、薄型化、小型化を図ることができる。
また、押圧する絶縁弾性体5をFPC4上に全面配置し、押さえ部材6の4側面で絶縁弾性体5が覆うFPC4の4周辺を押圧するので、FPC4のFPC接触部43とハード基板2の接触パット24との接触圧が確実に強固に取れ、FPC4とハード基板2との接続信頼性がさらに向上する。また、FP4Cの抜け止め用の切欠部41に受け部材3の抜け止め用のリブ39を配設したことにより、受け部材3に押さえ部材6を係止させた状態では、FP4Cが押さえ部材6によってハード基板2に押し付けられる力に加え、リブ39による抜け止め作用により、FPC4がさらに抜け難くなる。また、FPC4をリブ39に仮位置止めした状態で押さえ部材6を取着できるので、押さえ部材6を受け部材3に係止させ易くなる。
さらに、FPC4にバンプ接点を必要としないので、ユーザ側において、FPC4の使い勝手が良い。さらに、4側面をもつ押さえ部材6の押え力が強いので、反りに対しても強い抑制ができるため、押さえ部材6を従来のように2重にする必要がなく、1部品で形成できるのでコスト的に安くできる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るコネクタについて図7乃至図12を参照して説明する。本実施形態のコネクタ1は、ハード基板2とFPC4の接続において、ハード基板2の接触ランド24(基板接触部)に対応した位置で接触ランド24に接続されたバンプ接点となる導電性バンプ72を有する絶縁体シート7をさらに備え、FPC4のFPC接触部43にこのハード基板2に接続された導電性バンプ72を押し付けることにより、ハード基板2とFPC4の接続を図るものである。
図7、図8に示すように、本実施形態のコネクタ1は、ハード基板2と、ハード基板2に左右の両側部32が固定される受け部材3と、受け部材3に挿入されてハード基板2に接続されるFPC4と、押さえ部材6を受け部材3に取着させた状態でFPC4を押圧する絶縁弾性体5と、受け部材3に対応した枡状であって、受け部材3と係合する押さえ部材6と、ハード基板2に接続された導電性バンプ72(バンプ接点)を有する絶縁体シート7とを備えている。この絶縁体シート7はハード基板2上に装着され、導電性バンプ72は、ハード基板2の接触ランド24と接続されている。
ハード基板2は、誘電体基板21より形成され、その表面上に、受け部材3の両側部32におけるハード基板2との接合面38と半田付けで接触される接合ランド22と、配線23と配線23の先端に設けられたFPC4と接続する接触パッド24(基板接触部)とを有している。FPC4は、両側に形成された抜け止め用の切欠部41と、配線42と、配線42の先端に接続されるハード基板2の接触パッド24に対応するFPC接触部43とを有している。
受け部材3は、図8に示すように、前記第1の実施形態と基本的に同じ構成を成すが、左右の両両側部32における受け部材3の内側の側面34において、係合爪37(図2参照)をなくし、代わりに押さえ部6の両側面62に設けられた2つの係合爪65に対応する2つの係合口34aが設けられている点が異なる。
絶縁弾性体5は、受け部材3の内部平面と略同じ長方形の形状の平板の絶縁弾性体シート51から成り、受け部材3内おいて、FPC4と押さえ部材6との間に配設される。そして、押さえ部材6を受け部材3に取着させた状態で、FPC4を、ハード基板2の接触パッド24に接続された導電性バンプ72を設けた絶縁体シート7側に押し付ける。これにより、導電性バンプ72とFPC接触部43とが接触させると共に、それらの接触面の高さのバラツキを吸収し、所要の接触圧を確保して、ハード基板2とFPC4を確実に接続する。また、この絶縁弾性体シート51の短手方向の側面53には、FPC4の両側に形成された抜け止め用の切欠部41に対応し、この切欠部41と略同形状の切欠口54を設けている。この切欠口54を設けたことにより、押さえ部材6の側面62に設けられた抜け止め用のリブ66が絶縁弾性体シート51の切欠口54を通って、FPC4の抜け止め用の切欠部41に配置される。これにより、FPC4がハード基板2から離れて浮いた状態でも係止することができる。
押さえ部材6は、図8に示すように、前記第1の実施形態と基本的に同じ構成を成すが、押さえ部材6の左右の側面62において、係合口64(図2参照)を無くし、受け部材3の両側部32の係合口34aに対応して、押さえ部材6の外側に向いた係合爪65を2箇所に設けている。さらに、FPC4の抜け止め用の切欠部41に対応して、押さえ部材6の側面62に設けられた側面62の上部から内部側に曲がる抜け止め用のリブ66を有している。このリブ66は、押さえ部材6が受け部材3に取着されたとき、FPC4の抜け止め用の切欠部41に対応して配設されることにより、FPC4を受け部材3から抜け難くすることができる。また、このリブ66は、押さえ部材6の上部から下部のFPC4側に伸びて配設されるので、FPC4がハード基板2から離れて浮いている場合でも、FPC4の抜け止め用の切欠部41の間に嵌っているので、FPC4の抜けを防止することができる。
絶縁体シート7は、図9に示すように、樹脂等からなる絶縁性シート基板71を有し、この絶縁性シート基板71には、その表面に形成されるFPC4のFPC接触部43に対応する導電性バンプ72と、この導電性バンプ72と連結されて隣接し、裏面でハード基板2の接触パット24(又は配線23)と接続されるスルーホール73が設けられている。この導電性バンプ72は、押さえ部材6と受け部材3の取着されたとき、絶縁弾性体5から押圧されて、この導電性バンプ72の位置に対応するFPC4のFPC接触部43を押圧して接触する。これにより、FPC4とハード基板2が確実に接触される。
次に、本実施形態におけるコネクタ1の組み立て方法について、図10、図11を参照して説明する。この組み立てにおいては、図10に示すように、先ず、ハード基板2の接触パッド24(又は配線23)と絶縁体シート7の導電性バンプ72の裏面側がスルーホール73と通して半田付け等で接続される。次に、この絶縁体シート7が接続された状態のハード基板2に受け部材3が装着され、ハード基板2の接合ランド22と受け部材3の接合面38が半田付け接合されて、ハード基板2に受け部材3が固定される。このとき、ハード基板2上の絶縁体シート7と受け部材3の位置関係は、後で挿入されるFPC4のFPC接触部43と絶縁体シート7の導電性バンプ72が重なる所定の位置になるように、正確に位置設定されて固定される。この固定された状態で、受け部材3の長手方向の両側面部31の一方の側面31aとハード基板2との間には、FPCが挿入できる挿入間隙dが形成される。これにより、この挿入間隙dを通してFPC4がハード基板2の上に挿入される。
次に、図11に示されるように、上記のハード基板2に固定された受け部材3にFPC4を挿入して装着した後、受け部材3内のFPC4の上面側から先ず、絶縁弾性体5が挿入され、FPC接触部43の裏面からFPC4全体を覆い、このFPC4の切欠部41に絶縁弾性体5の切欠口54が対応するように取着される。その後、絶縁弾性体5の上から押さえ部材6が取着され、押さえ部材6の係合部63及び係合爪65がそれぞれ受け部材3の係合部33及び係合口34aに係合される。また、押さえ部材6の側面62に設けられた抜け止め用のリブ66がFPC4の抜け止め用の切欠部41に位置することにより、FPC4を受け部材3から抜け難くしている。そして、図12(a)、(b)に示すように、押さえ部材6を受け部材3に取着させた状態で、FPC4のFPC接触部43をハード基板2上の絶縁体シート7の導電性バンプ72に押し付けられるように、絶縁弾性体5の厚み、導電性バンプ72の高さ、及び押さえ部材6と受け部材3との係合する部位の位置関係を最適に設定している。これにより押さえ部材6を受け部材3に取着することにより、絶縁弾性体5からの押圧で、ハード基板2上の導電性バンプ72にFPC接触部43が強く接触され、ハード基板2とFPC4とを電気的に確実に導通することができる。
このように、本実施形態によるコネクタ1によれば、FPC4とハード基板2との接続において、ハード基板2上に接触パット24と接続された導電性バンプ72を持つ絶縁体シート7を装着することにより、FPC4のFPC接触部43とハード基板2の接触ランドとの接続を、FPC接触部と導電性バンプ72のバンプ接点により行うことができるので、接触圧が強化され、FPC4とハード基板2との接触が確実に取り易くなり、FPC4とハード基板2との接続信頼性が向上する。
また、受け部材3に押さえ部材6を係止させた状態で、FPC4が押さえ部材6によってハード基板2に押し付けられる力と、FPC4の抜け止め用の切欠部41に対応して、押さえ部材6に抜け止め用のリブ66を設けたことにより、FPC4を受け部材3から抜け難くすることができる。また、導電性バンプ72のバンプの厚みによってFPCがハード基板2の表面から浮いた状態であっても、押さえ部材6に形成された抜け止め用のリブ66がFPC4の上部からFPCの抜け止め用切欠部に位置しているので、FPCを抜け難くすることができる。
上述した各種実施形態に係るコネクタ1によれば、FPC4とハード基板2とを接続するコネクタ1において、4角形の枠状の受け部材3と桝状の押さえ部材6とを用いたコネクタ構成により、コネクタとしての剛性を従来のコの字型構造等に比べて高めることができる。これにより、押さえ部材6によって、FPC4を強く押圧できるので、FPC4のハード基板2への押圧力を高めることができると共に、反りがあっても押圧で接触させ、FPC4を抜け難くすることができ、接続の信頼性を向上することができる。また、枠状の受け部材3の内面に絶縁弾性体5が位置するので、受け部材3に絶縁弾性体5及び押さえ部材6を取着する作業が容易となる。さらに、受け部材3内に押さえ部材6が収納されることにより、受け部材3と押さえ部材6とが上下方向で重なることがないので、薄型化による低背化、及び小型化を図ることができる。
また、受け部材又は押さえ部材にFPCのFPC4の抜け止め用の切欠部41に対応して、抜け止め用のリブを設けることにより、さらにFPCを抜け難くすることができ、信頼性を高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係るコネクタの全体構成図。 上記コネクタの分解構成図。 (a)、(b)は上記コネクタにおける絶縁弾性体の平面図及び側面図。 上記コネクタにおけるハード基板、受け部材及びFPCの組立てを説明する図。 上記コネクタにおける受け部材、絶縁弾性体及び押さえ部材の組立てを説明する図。 (a)、(b)は図1の長手方向及び短手方向の断面図。 本発明の第2の実施形態に係るネクタの全体構成図。 上記コネクタの分解構成図。 (a)は上記コネクタにおける絶縁体シートの構成図、(b)は(a)の長手方向の側面図、(c)は(a)のY1−Y1断面図。 上記コネクタにおけるハード基板、受け部材、絶縁体シート及びFPCの組立てを説明する図。 上記コネクタにおける絶縁弾性体と押さえ部材の組立てを説明する図。 (a)、(b)は図7の長手方向及び短手方向の断面図。
符号の説明
1 コネクタ
2 ハード基板
3 受け部材
4 FPC(フレキシブル基板)
5 絶縁弾性体
6 押さえ部材
7 絶縁体シート
37 リブ(抜け止め用リブ)
41 切欠部(抜け止め用切欠部)
52 突状部
66 リブ(抜け止め用リブ)
72 導電性バンプ(バンプ接点)
d 挿入間隙(隙間)

Claims (6)

  1. フレキシブルプリント基板(以下、FPCという)とハード基板とを接続するコネクタにおいて、
    前記ハード基板の表面に左右両側部が取着される4角形の枠状であって、該ハード基板の表面に前記両側部を取り付けた状態でこの両側方向とは直交する側面側から前記FPCが挿通可能な隙間を有した受け部材と、
    前記受け部材に対応した枡状であって、前記ハード基板に取り付けられた受け部材の上面側から前記受け部材に取着される押さえ部材と、
    前記受け部材内にあって、前記FPCのハード基板側とは反対側の面に配設され、前記押さえ部材を受け部材に取着させた状態でFPCのFPC接触部をハード基板の基板接触部に接触するように押し付ける絶縁弾性体とを備え、
    前記押さえ部材を前記受け部材に取着させることにより、前記FPCとハード基板とを接続することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記押さえ部材は、前記受け部材の内面側に取着されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記絶縁弾性体は、前記FPCのFPC接触部に対応する位置に突状部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  4. 前記受け部材の両側に、前記FPCの両側に形成された抜け止め用の切欠部に対応する抜け止め用リブを設けたことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記ハード基板の基板接触部に対応した位置で該基板接触部に接続されたバンプ接点を有する絶縁体シートをさらに備え、
    前記FPC接触部を前記バンプ接点に押し付けることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  6. 前記押さえ部材の両側に、前記FPCの両側に形成された抜け止め用切欠部に対応する抜け止め用リブを設けたことを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
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